JP2014009857A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアガラス近傍に隙間が生じる可能性を低減できる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、加熱庫の開口部を開閉するドア3を備えている。ドア3は、ドアガラス301と、ドアガラス301によって塞がれる開口部を有すると共に、ドアガラス301の周縁部に重なり合う部分を有する枠体と、ドアガラス301に設けられたフック部307とを有する。フック部307の先端部の係合部322は、枠体に設けられた左貫通孔333の下縁部に係合する。これにより、枠体の厚さ方向の変形を規制することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特開2007−225150号公報(特許文献1)に開示されているように、前側に開口部を有する加熱庫と、この加熱庫の開口部を開閉するドアとを備えたものがある。
上記ドアは、耐熱樹脂製のドア本体と、このドア本体の中央部に取り付けられたドアガラスと、ドア本体の上部に取り付けられたハンドルとを有している。ユーザは、加熱庫内へ被加熱物を出し入れするとき、ハンドルを握ってドアを開閉する。
上記ドアガラスはドア本体およびハンドルによって支持されている。より詳しくは、上記ドアガラスの上縁部はハンドルとドア本体の上部とで挟持されている。一方、上記ドアガラスの下縁部は、ドア本体の下部に設けられた溝に嵌合している。
特開2007−225150号公報
ところで、上記従来の加熱調理器では、加熱調理時、加熱庫内が非常に高温になるため、ドア本体が加熱庫からの熱で変形する。このとき、ドアガラスの上縁部および下縁部が支持されているだけだから、ドア本体の厚さ方向の変形によって、ドア本体とドアガラスとの間に隙間が生じる可能性があるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、ドアガラス近傍に隙間が生じる可能性を低減できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられて、前側に開口部を有する加熱庫と、
上記加熱庫の上記開口部を開閉するドアと、
上記加熱庫内の被加熱物を加熱するための加熱部と
を備え、
上記ドアは、
ドアガラスと、
上記ドアガラスによって塞がれる開口部を有すると共に、上記ドアガラスの周縁部に重なり合う部分を有する枠体と、
上記ドアガラスに設けられ、上記ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の上記枠体に係合して、上記枠体の厚さ方向の変形を規制する変形規制部と
を有することを特徴としている。
上記構成によれば、上記加熱庫内の被加熱物を加熱することにより、加熱庫内は高温になる。このとき、上記枠体が加熱庫からの熱を受けて厚さ方向に変形しようとしても、変形規制部が、ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の枠体に係合して、枠体の厚さ方向の変形を規制するので、枠体の厚さ方向の変形量を縮小できる。したがって、上記ドアガラス近傍に隙間が生じる可能性を低減できる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記ドアは、
上記ドアガラスの一方の側方に位置するように設けられた操作パネルと、
上記ドアガラスに設けられ、上記ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の上記枠体に係合して、上記ドアガラスの他方の側方への移動を規制する移動規制部と
を有する。
上記実施形態によれば、上記移動規制部が、ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の枠体に係合して、ドアガラスの他方の側方への移動を規制するので、操作パネルとドアガラスの間に隙間が生じることによる美観の低下を防ぐことができる。また、操作パネルとドアガラスの間に隙間が生じることによる清掃性の低下も防ぐことができる。
仮に、上記操作パネルとドアガラスの間に小さい隙間が生じたなら、その隙間からゴミを取り出すのは困難である。すなわち、清掃性が悪くなる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記枠体は、上記変形規制部を挿通可能な第1の貫通孔と、上記移動規制部を挿通可能な第2の貫通孔とを有し、
上記第1の貫通孔は、上下方向に延びていて、上下方向の長さが上記変形規制部の上下方向の長さよりも長く、
上記第2の貫通孔は、上下方向に延びていて、上下方向の長さが上記移動規制部の上下方向の長さよりも長く、
上記変形規制部の先端部は屈曲しており、上記第1の貫通孔の周縁部に係合可能である。
上記実施形態によれば、上記枠体にドアガラスを組み付ける場合、まず、枠体の第1の貫通孔に変形規制部を挿通させると共に、枠体の第2の貫通孔に移動規制部を挿通させる。そして、上記枠体に対してドアガラスを上下方向に移動させるだけで、第1の貫通孔の周縁部に変形規制部の先端部を係合させることができる。したがって、上記第1の貫通孔の周縁部への変形規制部の先端部の係合を簡単にすることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記第1の貫通孔の左右方向の長さは上記変形規制部の左右方向の長さよりも長い。
上記実施形態によれば、上記第1の貫通孔の左右方向の長さは変形規制部の左右方向の長さよりも長いので、枠体の厚さ方向の変形を効果的に防ぐことができる。
仮に、上記第1の貫通孔の左右方向の長さが変形規制部の左右方向の長さと同じなら、枠体の左右方向の変形が抑制されることにより、枠体の厚さ方向に変形する可能性がある。
本発明の加熱調理器は、ケーシングと、このケーシング内に設けられて、前側に開口部を有する加熱庫と、この加熱庫の開口部を開閉するドアと、この加熱庫内の被加熱物を加熱するための加熱部とを備え、ドアは、ドアガラスと、このドアガラスによって塞がれる開口部を有すると共に、ドアガラスの周縁部に重なり合う部分を有する枠体と、ドアガラスに設けられ、ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の枠体に係合して、枠体の厚さ方向の変形を規制する変形規制部とを有することによって、枠体が加熱庫からの熱を受けて厚さ方向に変形しようとしても、変形規制部が枠体の厚さ方向の変形を規制するので、枠体の厚さ方向の変形量を縮小できる。したがって、上記ドアガラス近傍に隙間が生じる可能性を低減できる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の斜視図である。 図2は上記加熱調理器の模式縦断面図である。 図3は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図4は上記加熱調理器の 図5は図4のV−V線矢視の断面図である。 図6は図4のVI−VI線矢視の断面図である。 図7は上記加熱調理器のドアガラスの正面図である。 図8は上記ドアガラスの背面図である。 図9は図8のIX−IX線矢視の断面図である。 図10は図8のX−X線矢視の断面図である。 図11は上記ドアガラスの平面図である。 図12は上記加熱調理器のドア本体の正面図である。 図13は上記加熱調理器の左貫通孔およびフック部の模式背面図である。 図14は上記加熱調理器の第1右貫通孔、第2右貫通孔、第1突起および第2突起の模式背面図である。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の加熱調理器の前側を斜め上方から見た斜視図である。
上記加熱調理器は、直方体形状のケーシング1と、このケーシング1内に設けられ、前側に開口部を有し加熱庫2(図2参照)と、この加熱庫2の開口部を開閉するドア3とを備えている。このケーシング1の上部の右側かつ後側には排気ダクト4を設けている。また、ケーシング1にはドア3の下端部を回動可能に取り付けている。このドア3の下側には露受容器5を配置している。
図2は、上記加熱調理器を左右方向に平行な鉛直面で切った断面を模式的に示す図である。
上記加熱調理器では、水タンク6から供給された水を蒸気発生装置7で加熱して飽和水蒸気を生成する。この蒸気発生装置7で生成された飽和水蒸気は、蒸気供給通路(図示せず)を介して、加熱庫2の右側面に取り付けられた循環ユニット8の蒸気吸込口9の加熱庫2側に供給される。なお、蒸気発生装置7は加熱部の一例である。
上記蒸気供給通路に接続された蒸気供給管10を、加熱庫2の右側面と平行になるように、循環ユニット8の蒸気吸込口9の近傍に取り付けている。また、循環ユニット8内には、蒸気吸込口9に対向するように循環ファン11を配置している。循環ファン11は、ファンモータ12によって回転駆動される。
上記加熱庫2の上面および左側面を覆うように、L字状に屈曲した蒸気ダクト13を取り付けている。この蒸気ダクト13は、加熱庫2の上面側に固定された第1ダクト部131と、第1ダクト部131の左側方から下側に屈曲する屈曲部132と、加熱庫2の左側面側に固定され、屈曲部132を介して第1ダクト部131に連なる第2ダクト部133とを有している。
上記蒸気ダクト13の第1ダクト部131に、過熱蒸気生成ヒータ14を収納している。この蒸気ダクト13の第1ダクト部131と、過熱蒸気生成ヒータ14とが、加熱部の一例である過熱蒸気生成装置15を構成している。なお、蒸気ダクトとは別に設けた過熱蒸気生成装置を用いてもよい。
そして、上記蒸気ダクト13の第1ダクト部131の右側は、循環ユニット8の上部に設けられた蒸気供給口16に連通している。加熱庫2の天面には、複数の第1蒸気吹出口17が設けられており、蒸気ダクト13の第1ダクト部131は、第1蒸気吹出口17を介して加熱庫2内に連通している。一方、蒸気ダクト13の第2ダクト部133は、加熱庫2の左側面に設けられた複数の第2蒸気吹出口18A,18B,18Cを介して加熱庫2内に連通している。
上記加熱庫2と蒸気ダクト13との隙間は、耐熱樹脂などによりシールされている。また、加熱庫2と蒸気ダクト13は、加熱庫2の前面開口を除いて断熱材により覆われている。
上記循環ユニット8と過熱蒸気生成装置15と加熱庫2とそれらを接続する接続部材とによって、蒸気の循環経路が形成されている。そして、この循環経路における循環ユニット8の加熱庫2との境界部に、蒸気発生装置7で生成された飽和水蒸気が供給される。
また、上記加熱庫2の下部にはマグネトロン34(図3参照)が配置されている。このマグネトロン34で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)によって加熱庫2の下部中央に導かれ、モータ19によって駆動される回転アンテナ20によって攪拌されながら加熱庫2内の上方に向かって放射されて被加熱物21を加熱する。この場合、被加熱物21は、トレイ22や網23を使わずに加熱庫2内の下側または底面近傍に配置する。なお、マグネトロン34は加熱部の一例である。
また、上記ケーシング1内の下側には、冷却ファン部(図示せず)と、電装部品24とを配置している。電装部品24は、加熱調理器の各部を駆動する駆動回路やこの駆動回路を制御する制御回路等を有している。
なお、図2において、25は加熱庫2内に供給された過熱蒸気を循環ユニット8内に吸い込むための吸込口であり、26A,26B,26Cはトレイ22の両端部を係止する係止部であり、27は吸込口25から循環ユニット8へ向かう加熱蒸気が通過する蒸気導入室である。
図3は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなる制御装置100を電装部品24(図2参照)内に備えている。この制御装置100には、過熱蒸気生成ヒータ14,循環ファン用モータ12,冷却ファン用モータ28,給気ダンパ用モータ29,排気ダンパ用モータ30,操作部311,庫内温度センサ31,解凍センサ32,赤外線センサ348,給水ポンプ33,蒸気発生装置7およびマグネトロン34が接続されている。操作部311からの信号および庫内温度センサ31,解凍センサ32からの検出信号に基づいて、制御装置100は、過熱蒸気生成ヒータ14,循環ファン用モータ12,冷却ファン用モータ28,給気ダンパ用モータ29,排気ダンパ用モータ30,操作部311,給水ポンプ33,蒸気発生装置7およびマグネトロン34などを制御する。
図4は、上記ドア3を前側から見た図である。
上記ドア3は、耐熱ガラス製のドアガラス301と、このドアガラス301を保持するための耐熱樹脂製のドア本体302と、ドアガラス301上に位置する耐熱樹脂製の化粧パネル303と、ドア本体302にネジ(図示せず)で固定された耐熱樹脂製のハンドル304とを備えている。
上記ドア本体302は、ドアガラス301の右側方に位置すべき操作部311を有している。この操作部311には、加熱種類、料理名、加熱時間、温度、料理写真などを表示する液晶表示部312を設けている。また、操作部311の液晶表示部312の上側には、受光部313を設けている。この受光部313の後側には、携帯電話などからの赤外線を受光部313を介して受ける赤外線センサ348(図3参照)を配置している。一方、操作部311の液晶表示部312の下側にはボタン群314を設けている。このボタン群314を操作することにより、液晶表示部312の表示を切り替えたり、加熱種類などを選択したりすることができるようになっている。
図5は、図4のV−V線から見た断面を示す図である。また、図6は、図4のVI−VI線から見た断面を示す図である。
上記ドア3は、図5,図6に示すように、ドア本体302の上部に取り付けられた耐熱樹脂製の中間パネル305と、ドア本体302の後部に取り付けられた耐熱樹脂製のカバーパネル306とを備えている。
上記中間パネル305は、ドア3の上部となる上部315と、化粧パネル303で覆われる前部316とを有している。この前部315および化粧パネル303は、ドア本体302とハンドル304とによって挟持されている。
上記ドアガラス301の上縁部は、ハンドル304とドア本体302とによって挟持されている。一方、ドアガラス301の下縁部は、ドア本体302の下縁部の保持部346と下リブ341とによって挟持されている。
図7は、上記ドアガラス301を前側から見た図である。また、図8は、ドアガラス301を後側から見た図である。
上記ドアガラス301は、図7,図8に示すように、塗装されずに透明に維持された透明部317と、この周囲に設けられて塗装されて不透明になった不透明部318とを有している。ユーザは、ドア2を閉じられていても、透明部317から加熱庫2内を見ることができるようになっている。
また、上記ドアガラス301の左側部には、上下方向に延びる耐熱樹脂性のレール部319が固着されている。このレール部319の上下方向の略中央部には耐熱樹脂性のフック部307が一体に設けられている。また、フック部307の左側面(位置決め部材308とは反対側の側面)には、ドアガラス301の後面に対して垂直方向に延びる第1リブ320、第2リブ321が設けられている。なお、フック部307は変形規制部の一例である。
図9は、図8のIX−IX線から見た断面を示す図である。
上記フック部307は、ドアガラス301の後面(枠体328側の表面)に固着されていて、先端部が下方に向かって屈曲している。より詳しくは、フック部307は、ドア本体302の左貫通孔333(図5参照)に挿通されるものであって、ドア本体302の左貫通孔333の下縁部に係合可能な係合部322を先端部に有している。なお、左貫通孔333は第1の貫通孔の一例である。
図10は、図8のX−X線から見た断面を示す図である。
上記位置決め部材308は、ベース323と、ベース323と一体に設けられた棒状の第1突起324と、ベース323と一体に設けられた棒状の第2突起325とを有している。このベース323、第1突起324および第2突起325は耐熱性樹脂で形成されている。また、ベース323は、ドアガラス301の後面に両面テープまたは接着剤などで固定されている。また、第1突起324はベース323の上端部からドアガラス301とは反対側に向かって延びていて、ドア本体302の第1右貫通孔336(図6参照)にされるものである。一方、第2突起325はベース323の下端部からドアガラス301とは反対側に向かって延びていて、ドア本体302の第2右貫通孔337(図6参照)に挿通されるものである。また、第1突起324および第2突起325のそれぞれの先端部にはテーパ面が設けられている。なお、第1突起324および第2突起325は移動規制部の一例である。また、第1右貫通孔336および第2右貫通孔337は第2の貫通孔の一例である。
図11は、上記ドアガラス301を上側から見た図である。
上記レール部319は、ドアガラス301の左側端面と、ドアガラス301の左側縁部の後面とを覆っている。レール部319の後面には上下方向(図11では紙面に対して垂直な方向)に延びる溝部326を設けている。この溝部326にはドア本体302の突部347(図12参照)が嵌合する。
図12は、上記ドア本体302を前側から見た図である。
上記ドア本体302は、枠体328と、この枠体328の右側方に設けられた操作パネル329とを有している。このドア本体302の左側部330、右側部331および下部332がドア3の左側部、右側部および下部になる。
上記枠体328は、ドアガラス301によって塞がれる開口部327を有すると共に、ドアガラス301の周縁部に重なり合う部分を有する。この部分には、フック部307を挿通可能な左貫通孔333と、第1突起324を挿通可能な第1右貫通孔336と、第2突起325を挿通可能な第2右貫通孔337とが設けられている。
また、上記枠体328には、第1左リブ334、第2左リブ335、第1右リブ338、第2右リブ339、上リブ340および下リブ341が一体に設けられている。
上記第1左リブ334は、開口部327の左縁に連なる部分を有して、左貫通孔333の右側方に位置している。
上記第2左リブ335は、開口部327の左縁に沿って延びる部分と、開口部327の右縁に対して略垂直な方向に延びる部分とを有して、左貫通孔333の左側方に位置している。
上記第1右リブ338は、開口部327の右縁に対して略垂直な方向に延びると共に、第1右貫通孔336の上側に位置している。
上記第2右リブ339は、開口部327の右縁に対して略垂直な方向に延びて第2右貫通孔337の下側に位置する部分と、開口部327の右縁に沿って延びて第1右貫通孔336および第2右貫通孔337の右側に位置する部分とを有している。
上記上リブ340は、開口部327の上縁に連なる部分と、開口部327の上縁に対して略垂直な方向に延びる部分とを有している。
上記下リブ341は、開口部327の下縁に対して略垂直な方向に延びている。また、下リブ341の前後方向の長さ(枠体328に対する下リブ341の高さ)は、開口部327の下縁から離れるにつれて高くなっている(図6参照)。
また、上記ドア本体302の下端部には、下リブ341に対して所定の間隔を有する保持部346が設けられている。この保持部346と下リブ341との間にドアガラス301の下縁部が挿入される。これにより、ドアガラス301の下縁部は保持部346と下リブ341とで挟持される。
上記操作パネル329は、ドア本体302にドアガラス301を搭載したときに、ドアガラス301の右側方に位置するものである。また、操作パネル329には、赤外線センサ348の設置のための小孔342と、液晶表示部312の設置のための大孔343と、ボタン群314の設置のための孔群344とが設けられている。操作パネル329の前面と枠体328の右側部の前面との間には段差が生じており、操作パネル329の前面と枠体328の右側部の前面とが段差面345を介して接続されている。
図13は、上記左貫通孔333およびフック部307を後側から見た模式図である。
上記左貫通孔333は上下方向に延びていている。左貫通孔333の上下方向の長さは、フック部307の上下方向の最大長さよりも長くなっている。また、左貫通孔333は左右方向の長さはフック部307の左右方向の最大の長さよりも長くなっている。
図14は、上記第1右貫通孔336、第2右貫通孔337、第1突起324および第2突起325を後側から見た模式図である。
上記第1右貫通孔336の上下方向の長さは、第1突起324の最大径より長くなっている。また、第1右貫通孔336の左右方向の長さは、第1突起324の最大径と略同じになっている。
上記第2右貫通孔337の上下方向の長さは、第2突起325の最大径より長くなっている。また、第2右貫通孔337の左右方向の長さは、第2突起325の最大径と略同じになっている。
上記構成の加熱調理器によれば、加熱庫2内の被加熱物21を加熱することにより、加熱庫2内は高温になる。このとき、枠体328が加熱庫2からの熱を受けて厚さ方向に変形しようとしても、フック部307の係合部322が左貫通孔333の下縁部に係合して枠体328の厚さ方向の変形を規制するので、枠体328の厚さ方向の変形量を縮小できる。したがって、ドアガラス301近傍に隙間が生じる可能性を低減できる。具体的には、ドア本体302とドアガラス301の上下方向の中央部との間に隙間が生じる可能性を低減できる。
また、上記第1突起324,第2突起325を第1右貫通孔336,第2右貫通孔337に挿通することにより、第1突起324,第2突起325の外周面と第1右貫通孔336,第2右貫通孔337の周面との係合でドアガラス301の左方向(操作パネル329から離れる方向)への移動を規制することができる。したがって、操作パネル329とドアガラス301の間に隙間が生じることによる美観の低下を防ぐことができる。また、操作パネル329とドアガラス301の間に隙間が生じることによる清掃性の低下も防ぐことができる。
また、上記枠体328にドアガラス301を組み付ける場合、まず、左貫通孔333にフック部307を挿通させると共に、第1右貫通孔336,第2右貫通孔337に第1突起324,第2突起325を挿通させる。このとき、フック部307は図13の二点鎖線で示すように位置させる一方、第1突起324および第2突起325は図14の二点鎖線で示すように位置させる。そして、枠体328に対してドアガラス301を下方向に移動させるだけで、フック部307の係合部322を左貫通孔333の下縁部に係合させることができる。したがって、左貫通孔333の下縁部へのフック部307の係合部322の係合を簡単に行える。
また、上記枠体328に対してドアガラス301を下方向に移動させることにより、ドアガラス301の下縁部は保持部346と下リブ341とで挟持される。したがって、ドアガラス301の下縁部の保持を簡単に行える。
また、上記ドア本体302にハンドル304をネジで固定するだけで、ドアガラス301の上縁部はハンドル304とドア本体302とによって挟持される。したがって、ドアガラス301の上縁部の保持を簡単に行える。
このように、上記ドア本体302へのドアガラス301の取付作業は簡単であるが、ドアガラス301の上縁部、中央部および下縁部の保持を確実に行うことができる。
また、上記左貫通孔333の左右方向の長さはフック部307の左右方向の最大長さよりも長いので、枠体328の左右方向の変形が左貫通孔333で吸収されて、枠体328の厚さ方向の変形を効果的に防ぐことができる。
上記実施形態では、ドアガラス301の後面にフック部307および位置決め部材308を設けていたが、ドアガラス301の後面に、フック部307を設けるが、位置決め部材308を設けないようにしてもよい。
上記実施形態では、位置決め部材308は、ベース323と一体に設けられた棒状の第1突起324と、ベース323と一体に設けられた棒状の第2突起325とを有していたが、ベース323と一体に設けられた板状の第1突起と、ベース323と一体に設けられた板状の第2突起とを有するようにしてもよい。
上記実施形態では、第1右貫通孔336の上下方向の長さは、第1突起324の最大径より長くなっていたが、第1突起324の最大径と略同じにしてもよい。
上記実施形態では、第2右貫通孔337の上下方向の長さは、第2突起325の最大径より長くなっていたが、第2突起325の最大径と略同じにしてもよい。
上記実施形態では、左貫通孔333の上下方向の長さは、フック部307の上下方向の最大長さよりも長くしていたが、フック部307の上下方向の最大長さと略同じにしてもよい。
上記実施形態では、左貫通孔333の左右方向の長さは、フック部307の左右方向の最大長さよりも長くしていたが、フック部307の左右方向の最大長さと略同じにしてもよい。
上記実施形態では、ドア本体302、フック部307、第1突起324および第2突起325は、耐熱樹脂で形成していたが、耐熱樹脂以外の材料(例えば金属)で形成してもよい。
上記実施形態では、ドアガラス301の左側縁部の後面に1個のフック部307を設けていたが、複数個のフック部を設けてもよい。
上記実施形態では、位置決め部材308は、第1突起324および第2突起325を有していたが、棒状または板状の突起を1個または3個以上有してもよい。
本発明の加熱調理器としては、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、過熱水蒸気を使用しないオーブンなどがある。
本発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱室内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
1 ケーシング
2 加熱庫
3 ドア
7 蒸気発生装置
15 過熱蒸気生成装置
34 マグネトロン
301 ドアガラス
302 ドア本体
307 フック部
308 位置決め部材
322 係合部
324 第1突起
325 第2突起
327 開口部
328 枠体
333 左貫通孔
336 第1右貫通孔
337 第2右貫通孔

Claims (4)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に設けられて、前側に開口部を有する加熱庫と、
    上記加熱庫の上記開口部を開閉するドアと、
    上記加熱庫内の被加熱物を加熱するための加熱部と
    を備え、
    上記ドアは、
    ドアガラスと、
    上記ドアガラスによって塞がれる開口部を有すると共に、上記ドアガラスの周縁部に重なり合う部分を有する枠体と、
    上記ドアガラスに設けられ、上記ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の上記枠体に係合して、上記枠体の厚さ方向の変形を規制する変形規制部と
    を有することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記ドアは、
    上記ドアガラスの一方の側方に位置するように設けられた操作パネルと、
    上記ドアガラスに設けられ、上記ドアガラスの周縁部に重なり合う部分の上記枠体に係合して、上記ドアガラスの他方の側方への移動を規制する移動規制部と
    を有することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項2に記載の加熱調理器において、
    上記枠体は、上記変形規制部を挿通可能な第1の貫通孔と、上記移動規制部を挿通可能な第2の貫通孔とを有し、
    上記第1の貫通孔は、上下方向に延びていて、上下方向の長さが上記変形規制部の上下方向の長さよりも長く、
    上記第2の貫通孔は、上下方向に延びていて、上下方向の長さが上記移動規制部の上下方向の長さよりも長く、
    上記変形規制部の先端部は屈曲しており、上記第1の貫通孔の周縁部に係合可能であることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項3に記載の加熱調理器において、
    上記第1の貫通孔の左右方向の長さは上記変形規制部の左右方向の長さよりも長いことを特徴とする加熱調理器。
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