JP2014008360A - 放射線発生装置及び放射線撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】収納容器101内に設けられた放射線発生管103から出射される放射線を収納容器101に設けられた窓部104を介して放出する放射線発生ユニット100と、可視光を反射して放射線を透過させる反射面106と、放射線発生ユニット100から放出された放射線による放射線照射野を反射面106に反射させた可視光による可視光照射野として模擬表示する可視光の光源109とを備えた放射線発生装置について、放射線照射野を可視光照射野として模擬表示することで目視で事前に確認することが可能で、しかも軽量かつ小型化できるようにする。
【解決手段】反射面106を窓部104に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、事前に目視等で確認できるようにするために、放射線照射野を可視光照射野として模擬表示する投光照準機構を備えた放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影システムに関する。
放射線発生装置では、放射線の照射領域を事前に知るために、放射線照射野を目視等で確認できるようにする装置が設けられている。放射線照射野を目視等で確認できるようにするための装置として、例えば特許文献1に記載されているような装置が知られている。この装置を図7に基づいて以下に簡単に説明する。
収納容器101は、放射線の発生源となる焦点102を有する放射線発生管103と、焦点102から照射される放射線の照射範囲を制限する窓部104を有している。窓部104の外側には反射ミラー105が設けられている。この反射ミラー105は、片面(光源109側の面)に可視光に対する反射面106を有しており、可視光を反射し放射線を透過させるものとなっている。反射ミラー105は、窓部104から照射される放射線照射範囲を全て覆い、かつ、反射面106が、窓部104から照射される放射線の中心軸107と約45°の角度となるように設置されている。光源ユニット108は、光源109から放射される可視光の放射範囲を制限し、光源109から放射された可視光が、反射面106を介して、窓部104から照射される放射線の放射線照射野に対応した可視光照射野を形成するよう設置されている。これによって、放射線の照射前に、放射線照射野を可視光照射野として目視等によって確認することが可能となる。
ところで、上記従来の放射線発生装置の場合、放射線が窓部104を通過した後、その外側に設けられている反射ミラー105に照射されて透過する際に、その一部が散乱放射線として放射線照射野外に拡散照射される。従来の放射線発生装置では、この散乱放射線による無用な被曝を防止するために、反射ミラー105の周辺部を、放射線照射野に照射される放射線と干渉しない範囲で、鉛等で構成された放射線遮蔽体(不図示)で囲んでいる。
特開平7−148159号公報
上記従来の放射線発生装置では、上記のように、反射ミラー105での散乱放射線を遮蔽するために、放射線遮蔽体が必要となる。そして、これによって装置の重量やサイズが増えるため、これを軽量かつ小型にすることが課題となっている。
上記課題に対して、放射線照射時に、反射ミラー105を放射線照射野に照射される放射線の経路から退避させることにより、放射線遮蔽体の設置を省略できるようにすることも可能である。しかし、ミラー退避機構を別途設ける必要があり、構造が複雑になる。また、散乱放射線の発生源である反射ミラー105を設置しなければ放射線遮蔽体の設置を省略できるが、放射線照射野を目視等で事前に確認することができなくなる。
そこで、本発明の目的は、放射線照射野を可視光照射野として模擬表示することで目視等で事前に確認することが可能で、しかも軽量かつ小型化できる放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的のために、収納容器内に設けられた放射線発生管から出射される放射線を前記収納容器に設けられた窓部を介して放出する放射線発生ユニットと、可視光を反射して放射線を透過させる反射面と、前記放射線発生ユニットから放出された放射線による放射線照射野を前記反射面に反射させた可視光による可視光照射野として模擬表示する可視光の光源とを備えた放射線発生装置において、
前記反射面が前記窓部に形成されていることを特徴とする放射線発生装置を提供するものである。
また、本発明は、上記放射線発生装置と、
前記放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出装置と、前記放射線発生装置と前記放射線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えることを特徴とする放射線撮影システムを提供するものでもある。
本発明の放射線発生装置によれば、反射面が収納容器の窓部に形成され、窓部が反射ミラーをも兼ねた構造で、窓部の外側に別途反射ミラーを設ける必要がない。このため、反射ミラーを設けた場合に生じる散乱放射線を遮蔽するための放射線遮蔽体を省略することが可能となり、装置を軽量化することが可能となる。また、斜めに反射ミラーを設置するために必要となる広い空間も不要となるため、小型化が可能となる。また、反射ミラーは設けられていないが、反射面が設けられた窓部がその役割をも兼ねるので、可視光照射野で放射線照射野を模擬表示することで、放射線照射野を目視等で事前に確認することが可能である。
本発明に係る放射線発生装置の第一の例を示す説明図である。 本発明に係る放射線発生装置の第二の例を示す説明図である。 本発明に係る放射線発生装置の第三の例を示す説明図である。 本発明に係る放射線発生装置の第四の例を示す説明図である。 本発明に用いる窓部の他の例を示す拡大断面図である。 本発明に係る放射線撮影システムの一例を示す説明図である。 従来例の説明図である。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に参照する図面において、おなじ符号は同様の構成要素を示す。
<放射線発生装置の第一の例>
図1において、100は放射線発生ユニットで、この放射線発生ユニット100の収納容器101の中には、放射線発生管103、駆動制御部110が設置されていて、これらの冷却媒体として、絶縁性液体111が内包されている。絶縁性液体111は、電気絶縁性を有していれば良く、例えば鉱油、シリコーン油等の電気絶縁油や、フッ素系の絶縁性液体等が用いられる。放射線発生管103は、駆動制御部110により駆動される。放射線発生管103では、発生させた電子を高電圧によって加速して、放射線を発生するターゲット部(不図示)に衝突させることにより放射線を発生させる。放射線発生管103の焦点102で発生した放射線は、収納容器101に設けられた窓部104に向かって出射される。放射線発生管103の焦点102は、放射線の発生箇所で、ターゲット部への電子線照射位置の中心をいう。
収納容器101は、放射線発生管103内部の焦点102から照射される放射線の照射範囲を制限しながら放出するための窓部104を有している。この窓部104の外面には、可視光を反射して放射線を透過させる反射面106が形成されている。
本例における窓部104は、窓部104が設けられている収納容器101の壁面に対して傾斜して設けられている。また、放射線発生管103は、窓部104が設けられている収納容器101の壁面に対して放射線の中心軸107が直交する方向から放射線を照射する向きで設けられている。つまり、放射線発生管103と窓104部は、放射線発生管103から出射される放射線の中心軸107と窓部104の反射面106とが互いに斜めになるように配置されている。また、放射線の中心軸107と反射面106の交点Aは、反射面106の中心に位置していることが好ましい。ここで、放射線の中心軸107とは、放射線発生管103の焦点102と、放射線照射野の中心を結ぶ直線をいう。放射線照射野の中心とは、放射線照射野と同じ形状と大きさで厚さが均一な板材を想定した場合に、この板材の重心位置に対応する位置をいう。更に、反射面106の中心とは、反射面106と同じ形状と大きさで厚さが均一な板材を想定した場合に、この板材の重心位置に対応する位置をいう。
光源ユニット108は、光源109から放射される可視光の放射範囲を制限し、光源109から放射された可視光が、反射面106を介して、窓部104から照射される放射線の放射線照射野に対応した可視光照射野を形成するよう設置されている。具体的には、放射線と同様の指向性を持って照射されるように可視光の放射範囲を制限しており、光源109は反射面106に対して放射線発生管103の焦点102と対称となる位置に設けられている。これによって、放射線の照射に先立って、放射線照射野を目視等によって確認することが可能となる。
このように構成された放射線発生装置において、放射線を照射した際に窓部104で散乱され、反射面106とは異なる方向に散乱された散乱放射線は、収納容器101の内部方向に散乱されるため、これらに対応する放射線遮蔽体を新たに設置する必要はない。また、本発明の放射線発生装置は、窓部104の外側に別途反射ミラーが設けられていないので、そのスペースを確保する必要がない。これらにより、放射線発生装置を小型、軽量化することが可能となる。
収納容器101は、容器としての十分な強度を有し、焦点102で発生した放射線及び窓部104で収納容器101内部に散乱される放射線を十分に遮蔽可能となるよう構成されている。例えば、材質については、鉛、タングステン、スズ、タンタル、チタン、銅、アルミ等の金属、それらの合金、あるいはそれら複数の材料で構成することができる。また、その他の金属やプラスチック材料等で構成し、放射線の遮蔽が必要となる部位に放射線遮蔽効果の高い材料のシートや板材等を配置することで放射線の遮蔽効果を得ることもできる。
放射線管103は、焦点102を有する放射線源として、目的の性能を有するものであればよく、透過型でも反射型でもよい。
窓部104は、放射線の遮蔽性能の小さい材料から構成されている。例えば、材質については、アルミニウム、ベリリウム、ガラス、ダイヤモンド等を用いることができる。厚さは材料の放射線遮蔽性能や容器の一部を構成する材料として要求される強度等に基づいて選択すればよい。厚さは、例えば100μm〜10mm程度とすることができるが、これに限定するものではない。また、窓部104の正面形状に関しては、目的とする放射線照射野の形状となるように設定すればよく、円形、楕円形、四角形その他の多角形等とすることができる。
反射面106に関しては、可視光の反射特性がよく、放射線の透過性がよい薄板、もしくは薄膜等で構成すればよく、例えば、アルミや銀等の金属光沢を有す材料等で構成することができる。
光源109に関しては、放射線照射野と同等の範囲を十分な明るさで照射可能な可視光を照射できるものであればよく、例えば、白熱ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、発光ダイオード(LED)等を用いることができる。
<放射線発生装置の第二の例>
図2に示されるように、本例の放射線発生装置においては、放射線照射野の大きさを調整するための制限羽根114を備えており、この制限羽根114が光源109を有する光源ユニット108と共に外囲器116の中に収容されて可動絞りユニット117を構成している。本例の放射線発生装置は、この点以外は第一の例と同様である。
制限羽根114は、放射線遮蔽性材料で構成されており、放射線の通過を許容する開口部115を形成している。放射線発生ユニット100から放出される放射線は、この開口部115から外部に照射され、開口部115を通過した放射線が放射線照射野を形成する。制限羽根114の開口部115は、その大きさを調整可能で、制限羽根114の開口部115の大きさを調整することで放射線照射野の大きさを調整することができるようになっている。
制限羽根114は、例えば切欠き又は孔を有する二枚の板材を、切欠き同士又は孔同士が重なるようにして相互にスライド移動可能に重ね合せたものを用いることができる。この場合、切欠き又は孔の重なり部分として開口部115が形成され、二枚の板材を相互にスライドさせることでこの開口部115を形成できるよう、位置をずらせてスライド移動可能に重ね合せたものや、カメラのシャッター状の構造のものを用いることもできる。
上記制限羽根114は、光源109を有する光源ユニット108と共に外囲器116内に収納されて可動絞りユニット117を構成している。外囲器116は、制限羽根114で散乱される放射線を十分に遮蔽可能となるよう、放射線発生ユニット100の収納容器101と同様に、放射線遮蔽効果が得られるように構成されている。
本例の放射線発生装置によれば、制限羽根114によって放射線の照射範囲を調整できると共に、可視光照射野による模擬表示により、目視等での放射線照射野の事前確認が可能となる。また、斜めに設置されることで場所をとる反射ミラーを設置するスペースが不要であるので、その分可動絞りユニット117を小型化でき、その外囲器116も小型なもので済むので、従来の可動絞りユニットを備えた装置に比して軽量化することができる。
なお、後述する第三の例及び第四の例は制限羽根114を有さない例となっている。しかし、これらについても制限羽根114を設け、光源109を有する光源ユニット108と共に外囲器116内に収容して構成した可動絞りユニット117を備えた装置とすることができる。
<放射線発生装置の第三の例>
図3に示されるように、本例における窓部104は、窓部104が設けられている収納容器101の壁面と平行に設けられている。また、放射線発生管103は、反射型で、窓部104が設けられている収納容器101の壁面に対して放射線の中心軸107が斜めになる方向から放射線を照射する向きで設けられている。つまり、本例は、窓部104が設けられている収納容器101の壁面に対して斜めになっているのが、窓部104ではなく、放射線発生管103の放射線の中心軸107となっている点が第一の例と相違する。しかし、放射線発生管103と窓部104が、放射線発生管103から出射される放射線の中心軸107と窓部104の反射面106とが互いに斜めになるように配置されている点では同様である。
上記のような配置としても、第一の例と同様の効果を得ることができる。
<放射線発生装置の第四の例>
図4に示される第四の例は、透過型の放射線発生管103を用いている点以外は上記第三の例と同様である。
<窓部の他の例>
放射線のエネルギーが約10keV以下の軟放射線は透過力が小さいため、撮影や透視等には不要となるが、被照射体で吸収されやすい。そのため、軟放射線を利用するような場合を除き、放射線照射の際には軟放射線を遮断することが好ましい。窓部104は、その肉厚内に、軟放射線を遮蔽するためのろ過板113を挿入可能な隙間部112を有している。ろ過板113の材料や構成は、目的に応じて設定すればよく、例えばアルミ、銅、鉄、鉛等の金属板等が考えられるが、これに限定するものではない。この隙間部112に、ろ過板113を着脱可能に挿入することで、小型、軽量化を維持したまま、軟放射線を遮蔽することが可能となる。
<放射線撮影システムの例>
システム制御装置202は、放射線発生装置200と放射線検出装置201とを連携制御する。駆動回路7は、システム制御装置202による制御の下に、放射線発生管6に各種の制御信号を出力する。この制御信号により、放射線発生装置1から放出される放射線の放出状態が制御される。放射線発生装置200から放出された放射線は、被検体204を透過して検出器206で検出される。検出器206は、検出した放射線を画像信号に変換して信号処理部205に出力する。信号処理部205は、システム制御装置202による制御の下に、画像信号に所定の信号処理を施し、処理された画像信号をシステム制御装置202に出力する。システム制御装置202は、処理された画像信号に基づいて、表示装置203に画像を表示させるための表示信号を表示装置203に出力する。表示装置203は、表示信号に基づく画像を、被検体204の撮影画像としてスクリーンに表示する。放射線の代表例はX線であり、本発明の放射線発生装置200と放射線撮影システムは、X線発生装置とX線撮影システムとして利用することができる。X線撮影システムは、工業製品の非破壊検査や人体や動物の病理診断に用いることができる。
実施例1
図1のように構成された放射線発生装置を作製した。
放射線発生管103には透過型放射線管を用い、窓部104が、放射線の中心軸107に対して30°傾けた状態で配置されるよう、収納容器101の構造を調整した。また、窓部104には、必要とする放射線照射野内の放射線が窓部104を通過するよう、1辺の長さが3cmの正方形状で、3mm厚のガラス板を用いた。また、窓部104の片面(外面)に、厚さ5μmのアルミ蒸着した反射面106を設置し、放射線の中心軸107と反射面106の交点Aと、放射線発生管103の焦点102との距離が80mmとなるように位置調整した。更に、光源ユニット108は、光源109と、放射線の中心軸107と反射面106の交点Aとの距離が80mm離間し、かつ、光源109から放射された光が、反射面106を介して、窓部104から照射される放射線照射野に対応した放射範囲となるよう、位置調整して設置した。また、この時、光源ユニット108が、必要とする放射線照射野に照射される放射線と干渉しないようにサイズを調整した。
上記のように構成することにより、従来構造で設置されていた反射ミラーを使用しない構成とすることができ、反射ミラー周辺部に必要であった放射線遮蔽体を設置する必要がなくなり、従来に比べて軽量、小型化を図ることが可能となった。
実施例2
図3のように構成されたた放射線発生装置を作製した。
本実施例では、放射線管103には反射型放射線管を用い、窓部104が、放射線の中心軸107に対して30°傾けた状態で配置されるよう、放射線管103の配置を調整した。それ以外の部分は実施例1と同様とした。これにより、収納容器101の構造をより簡易にすることができ、装置をより小型化することが可能となった。
実施例3
図4のように構成された放射線発生装置を作製した。
本実施例では、窓部104が、放射線の中心軸107に対して30°傾けた状態で配置されるよう、窓部104の設置位置を調整した。それ以外の部分は実施例1と同様とした。これにより、収納容器101の構造をより簡易にすることができる他、焦点102から放射される放射線の焦点サイズを小さくできるため、より高解像度な放射線像を作ることが可能となった。
実施例4
図5のように構成された窓部104を有する放射線発生装置を作製した。
本実施例では、窓部104の構造の他は図1と同様とした。
窓部104は、1辺の長さが4cmの正方形状で、5mm厚のガラスを用い、中間部に2mmの間隙112を有している。また、窓部104の片面に、厚さ5μmのアルミ蒸着した光反射面106を設置した。上記隙間部112に、厚さ1.8mmのろ過板113を挿入することにより、小型、軽量化を維持したまま、軟放射線を遮蔽することが可能であった。
実施例5
図1に示されるような放射線発生装置を用い、図6のように構成された放射線撮影システムを作製した。図1の放射線発生装置を用いていることにより、放射線を照射することなく、放射線照射野を目視等によって事前に確認することが可能で、かつ小型、軽量の放射線撮影システムを構築することができた。
100:放射線発生ユニット、101:収納容器、102:焦点、103:放射線発生管、104窓部、106:反射面、107:放射線の中心軸、108:光源ユニット、109:光源、110:駆動制御部、111:絶縁性液体、112:隙間部、113、ろ過板、114:制限羽根、115:開口部、116:外囲器、117:可動絞りユニット、200:放射線発生装置、201:放射線検出装置、202:システム制御装置、203:表示装置、204:被検体、205:信号処理部、206:検出器、A:放射線の中心軸と反射面の交点

Claims (6)

  1. 収納容器の中に設けられた放射線発生管から出射される放射線を前記収納容器に設けられた窓部を介して放出する放射線発生ユニットと、可視光を反射して放射線を透過させる反射面と、前記放射線発生ユニットから放出された放射線による放射線照射野を前記反射面に反射させた可視光による可視光照射野として模擬表示する可視光の光源とを備えた放射線発生装置において、
    前記反射面が前記窓部に形成されていることを特徴とする放射線発生装置。
  2. 前記放射線発生管と前記窓部とが、放射線の中心軸が前記窓部の反射面に対して斜めになるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の放射線発生装置。
  3. 前記光源が、前記反射面に対して前記放射線発生管の焦点と対称となる位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線発生装置。
  4. 前記光源が、前記放射線照射野の大きさを調整するための制限羽根と共に外囲器の中に収納されて可動絞りユニットを構成していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の放射線発生装置。
  5. 前記窓部の肉厚内に形成された隙間部に、着脱可能にろ過板が挿入されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の放射線発生装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出装置と、前記放射線発生装置と前記放射線検出装置とを連携制御する制御装置とを備えることを特徴とする放射線撮影システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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