JP2014008225A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液透過性シートからなるトップシート2と、トップシート2の下側に配置された略Ω形状をしたSAPシート11aと、SAPシート11aの下側に配置されたSAPシート11aの略Ω形状に沿うように構成されたパルプ含有親水性シート12aと、からなる吸収体1aと、吸収体1aの下側に配置された液不透過性のバックシート3と、からなる吸収複合体4aにおいて、SAPシート11aの略Ω形状の頂部両端部は、長手方向複数個所においてそのSAPシートの幅方向の略Ω形状の両底部に接合され、SAPシート11aの略Ω形状の両底部の端部は、パルプ含有親水性シート12aの略Ω形状の底部の端部によって包み込まれている吸収性物品7a。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の実施形態に係る吸収性物品の外観図であり、図2(a)は本発明の第1実施形態に係る吸収体の分解斜視図であり、図2(b)は本発明の第1実施形態に係る吸収性物品の平面図であり、図3は本発明の第1実施形態に係る吸収性物品の幅方向断面図である。図3は略Ω形状のSAPシート11aとパルプ含有親水性シート12aとの構成がよくわかるように、接合部14は図示していない。
詳細には、20g/m2の親水性エアースルー不織布の間にSAPを300g/m2の坪量で散布し、ホットメルト接着剤で固定したSAPシート11aの下部にパルプ含有親水性シート12aとしてキンバリークラーク社製の40g/m2 のハイドロニットを配し、幅方向が略Ω形状になるように折り込む。このとき頂部の幅は50mm、屈曲部Aの幅は15mm、包み込み部Bの幅は10mmであり、全体の幅が150mmであり、長さは300mmの吸収体1aとすることができる。ハイドロニットがSAPシート11aから剥がれない様、適宜ホットメルト接着剤で一体化する。また、図2(b)に示すように、長手方向にわたる複数の接合部14を吸収体1aの長手中心線から前後それぞれ50mm離間した所に熱エンボスにて左右2箇所ずつ設ける。
さらに20g/m2のエアースルー不織布からなるトップシート2と20g/m2のポリエチレンフィルムからなるバックシート3の間に吸収体1aを配し、ホットメルト接着剤で接着一体化する。このとき屈曲部Aが着用時に身体側へ開く様に頂部の下部はバックシート3と接着せず、トップシートと屈曲部A及びその近傍も接着していない。
吸収体1a外周と吸収性物品の外周との間は、トップシートとバックシートもしくは立体ギャザーとバックシートとのホットメルト接着剤による貼り合わせにて前後左右のフラップ部を設け、吸収体1aを封止する。このようにして幅200mm、長さ360mmの吸収性物品7aを得ることができる。
また、SAPシート11aの略Ω形状の頂部11tは、トップシートとホットメルトで接着され、少なくともSAPシート11aの略Ω形状屈曲部A及びその近傍においては、トップシートはホットメルトで接合されないことが好ましい。SAPシート11aの略Ω形状の頂部のバックシート側の面とその下部は、着用時に空間13を形成するように互いに接合されていないことが好ましい。
図4は本発明の第2実施形態に係る吸収性物品の幅方向断面図である。略Ω形状のSAPシート11aとパルプ含有親水性シート12aとの構成がよくわかるように、接合部14は図示していない。
図5は本発明の第3実施形態に係る吸収性物品の幅方向断面図である。略Ω形状のSAPシート11aとパルプ含有親水性シート12aとの構成がよくわかるように、接合部14は図示していない。
図6は本発明の第4実施形態に係る吸収性物品の幅方向断面図である。略Ω形状のSAPシート11aとパルプ含有親水性シート12aとの構成がよくわかるように、接合部14は図示していない。
(イ)ハイドロニット、エアレイド不織布等からなるパルプ含有親水性シート12aを略Ω形状に成形して、SAPシート11aの下面に沿わせることにより、SAPシート11aの折くせがつきにくくなり、ヨレが防止できる。
(ロ)パルプ含有親水性シート12aの幅方向両端部の包み込み部Bにて膨潤したSAPの横方向への脱落が防止でき、初期にSAPシート11aで吸液できなかった液をパルプ含有親水性シート12aが吸収し前後方法に拡散させるので、横漏れが防止できる。
(ハ)トップシート2側が身体に接触するように取り付けられた吸収性物品7a、7bにおいて、トップシート2が身体側に沿うように湾曲すると、トップシート2とSAPシート11aの接合部の間隔が狭まり、SAPシート11aが身体側へ押し上がることでフィット感が増すとともに、初期吸収を助けるので、液取り込みが強化される。
(ニ)過剰な液が排出された場合でも、SAPシート11a、パルプ含有親水性シート12aを通過した過剰液は、屈曲部Aで囲まれた空間13が有効な導液路となって、前後方向へ流れるため、吸収性物品7a、7bの外に漏れることはない。
2 トップシート
3 バックシート
4a 吸収複合体
5 立体ギャザー
6 弾性伸縮部材
7a、7b、7c、7d
吸収性物品
11a、11b、11c、11d
SAPシート
11t 略Ω形状頂部
12a、12b パルプ含有親水性シート
13 空間
14 接合部
A 屈曲部
B 包み込み部
Claims (10)
- 液透過性シートからなるトップシートと、
前記トップシートの下側に配置された、2層の親水性不織布の間に高吸水性樹脂(SAP)粒子がホットメルトで固定され、幅方向断面が略Ω形状をしたSAPシートと、前記SAPシートの下側に配置された、幅方向断面形状が前記SAPシートの略Ω形状に沿うように構成されたパルプ含有親水性シートと、からなる吸収体と、
前記吸収体の下側に配置された液不透過性のバックシートと、
からなる吸収複合体において、前記吸収複合体の幅方向両端部に長手方向に沿って、撥水性不織布からなる立体ギャザーが配設され、
前記SAPシートの幅方向の略Ω形状の頂部両端部は、長手方向にわたって複数個所において前記SAPシートの幅方向の略Ω形状の両底部に接合され、
前記SAPシートの幅方向の略Ω形状の両底部の端部はそれぞれ、前記パルプ含有親水性シートの幅方向の略Ω形状の底部の対応する端部によって包み込まれていることを特徴とする吸収性物品。 - 前記SAPシートと前記パルプ含有親水性シートからなる吸収体の幅方向断面が略Ω形状であり、前記吸収体が略Ω形状の屈曲部で囲まれた空間を有することを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記SAPシートの前記親水性不織布は、合成繊維系の不織布からなり、20g/m2以上の目付けを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記SAPシートと前記パルプ含有親水性シートの略Ω形状の底部の間に、さらに平板状の第2のSAPシートが配置されて吸収体が構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収体と前記バックシートの間にさらに平板状の第3のSAPシートが長手方向にわたって積層され、前記第3のSAPシートは幅方向両端部において内側に折り返されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収体と前記バックシートの間に、さらに平板状の第4のSAPシートと第2のパルプ含有親水性シートが前記吸収体側から順に長手方向にわたって積層され、前記第4のSAPシートの幅方向両端部が前記第2のパルプ含有親水性シートによって包みこまれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記SAPシートにおける前記SAP粒子の含有量は100〜1000g/m2であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記SAPシートにおける前記SAP粒子の含有量は100〜500g/m2であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記SAPシートにおける前記SAP粒子の含有量は100〜300g/m2であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記パルプ含有親水性シートは、ハイドロニット又はエアレイド不織布からなり、30g/m2以上の目付けを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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Cited By (3)
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