JP2014008140A - 電気掃除機 - Google Patents

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裕介 阿部
Akihiro Ishizawa
明弘 石澤
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Abstract

【課題】操作性が良好で、かつ、電動送風機の駆動を一時的に容易に可変できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機11は、電動送風機16を備えた掃除機本体を有する。電気掃除機11は、使用者が把持する操作用の把持部を有する。電気掃除機11は、把持部の所定位置を把持したかどうかを検出する把持検出手段38を有する。電気掃除機11は、電動送風機16の駆動状態で把持検出手段38により把持部の所定位置の把持を離したことを検出したときに、電動送風機16の駆動を所定時間変化させる制御手段17を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、使用者が把持する把持部を備えた管部を有する電気掃除機に関する。
従来、例えばいわゆるキャニスタ型の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体と、この掃除機本体に着脱可能に接続される管部とを備えている。この管部は、例えば可撓性を有するホース体と、このホース体の先端側に接続される延長管と、この延長管の先端側に接続される吸込口体としての床ブラシとを有している。そして、ホース体の先端側には、使用者が把持する把持部が設けられている。この把持部の上部には、電動送風機の動作モードを設定するための設定ボタンが配置されている。
そして、電気掃除機を使用する際には、把持部を把持し、所望の設定ボタンを操作することで電動送風機を所望の動作モードで駆動させ、床ブラシを被掃除面としての床面上で前後に走行させながら、電動送風機の駆動により生じた負圧によって塵埃を空気とともに吸い込む。
特開平5−317225号公報
例えば床面上に、局所的に塵埃量が多い場所や、塵埃が強くこびりついている場所などがある場合には、これらの場所を掃除する際に、他の場所を掃除する場合よりも電動送風機の入力を増加させて強く吸い込めるようにするなど、掃除中に電動送風機の吸込力を一時的に変化させたい場合がある。
しかしながら、把持部の上部に配置した設定ボタンを、電動送風機の吸込力を変える毎に操作するのは煩雑である。
この点、上記特許文献1記載の構成では、把持部にレバーを設け、把持部を把持することによってレバーが押し込まれて電動送風機が動作するようにしている。しかしながら、この構成では、電動送風機の入力の一時的な切り換えができず、また、電動送風機を動作させている間は把持部とともにレバーを握り続けている必要があり、操作性が良好とは言えない。
本発明が解決しようとする課題は、操作性が良好で、かつ、電動送風機の駆動を一時的に容易に可変できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を備えた掃除機本体を有する。また、この電気掃除機は、使用者が把持する操作用の把持部を有する。さらに、この電気掃除機は、把持部の所定位置を把持したかどうかを検出する把持検出手段を有する。そして、この電気掃除機は、電動送風機の駆動状態で把持検出手段により把持部の所定位置の把持を離したことを検出したときに、電動送風機の駆動を所定時間変化させる制御手段を有する。
第1の実施形態の電気掃除機の内部構造を示すブロック図である。 同上電気掃除機の把持部近傍を示す斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 同上電気掃除機の制御を示すフローチャートである。 第2の実施形態の電気掃除機の制御を示すフローチャートである。 第3の実施形態の電気掃除機の内部構造を示すブロック図である。 同上電気掃除機の制御を示すフローチャートである。 第4の実施形態の電気掃除機の制御を示すフローチャートである。
以下、第1の実施形態の構成を、図面を参照して説明する。
図1ないし図3において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に着脱可能に接続され内部に風路Wを区画する風路形成体としての連通管13とを有している。
掃除機本体12は、被掃除面としての床面上を旋回および走行可能であり、電動送風機16、この電動送風機16の動作状態(例えば電動送風機16の吸込力を強くする強モード、電動送風機16の吸込力を弱くする弱モード、あるいは電動送風機16の吸込力をそれらの中間とする中モードなどの動作モードおよび切モード(停止モード)など)を制御する例えばマイコンなどの制御手段17の少なくとも一部、および、これら電動送風機16および制御手段17などに商用交流電源eから給電するためのコードリール装置などの電源部などを収容しているとともに、電動送風機16の吸込側に連通する集塵カップなどの集塵部18を備えている。また、掃除機本体12の前部には、集塵部18に連通するとともに連通管13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。
また、連通管13は、管部としてのホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の延長管22と、この延長管22に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ23とを備えている。
ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。
手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者が把持する把持部28が基端側に突出して形成されている。この把持部28は、使用者が連通管13(床ブラシ23など)を操作して掃除作業をするための操作用、すなわち掃除作業用のものであり、例えば合成樹脂などの硬質の部材により手元操作部27と一体に成形されており、手元操作部27の基端側(ホース部25側)から突出する突出部31と、この突出部31の先端側である後端から下方へと屈曲し使用者が実質的に把持する握り部32と、この握り部32の下端と手元操作部27の基端側とを連結する連結部33とを備え、握り部32を把持した使用者の手の指先側が挿入される空間部である孔部34を囲むループ状となっている。
突出部31は、把持部28の最上部に位置する部分であり、手元操作部27(ホース体21)の長手方向に沿って突出する長尺状に形成されている。また、この突出部31の上部は、把持部28(握り部32)を把持した使用者の頭部側に対向する、把持部28の表面側となる部分であり、この突出部31の上部には、電動送風機16の動作モードを設定するための設定手段としての設定ボタン36が配置されている。
また、握り部32は、把持部28の最後部に位置する部分であり、手元操作部27(ホース体21)の長手方向に対して交差する上下方向に沿って長尺状に形成されている。すなわち、この握り部32は、突出部31の下方に延びて位置している。さらに、この握り部32は、下方へと後側に徐々に傾斜している。また、この握り部32の孔部34側、すなわち手元操作部27側に臨む前部には、把持検出手段38が配置されている。この把持検出手段38は、把持部28(握り部32)の所定位置を使用者が把持しているかどうか、換言すれば、握り部32を把持している使用者の指の面積を検出することで握り部32を把持している使用者の指の本数などを検出するものであり、例えば握り部32に沿って上下方向に長尺状となっている。この把持検出手段38は、接触型のものでも非接触型のものでも構わないが、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式、超音波(表面弾性波)方式、あるいは赤外線走査方式などの非接触型のタッチセンサとすれば、把持部28の外郭を構成する合成樹脂などの硬質の部材の内方に埋め込むことなどにより、把持部28の握り部32の前部と面一、または略面一とすることができる。
また、連結部33は、把持部28の最下部に位置する部分であり、突出部31の下方にて手元操作部27(ホース体21)の長手方向に沿って突出する長尺状に形成されている。
また、床ブラシ23は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体46と、このケース体46に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される接続管47とを備えている。そして、ケース体46には、床面に対向する下面に、図示しない吸込口が開口されている。この吸込口は、接続管47と連通しており、この接続管47を介して延長管22、ホース体21、本体吸込口19、集塵部18および電動送風機16の吸込側と連通している。この吸込口には、回転清掃体としての回転ブラシ48が回転可能に配置されている。この回転ブラシ48は、ケース体46内に収容された駆動手段としての電動機49により回転駆動されるように構成されている。なお、このケース体46には、制御手段17の一部(電動機49を制御する制御部)を配置してもよい。
次に、上記第1の実施形態の内部構造を説明する。
制御手段17は、設定ボタン36および把持検出手段38と電気的に接続されており、これら設定ボタン36および把持検出手段38により出力される信号によって、設定ボタン36の操作や把持部28(握り部32)の把持状態を監視している。例えば把持検出手段38は、商用交流電源eからの給電により生成された直流電源が供給されることで動作するように構成されている。
そして、制御手段17は、例えばトライアックなどの制御素子51,52の制御端子とそれぞれ電気的に接続されており、設定ボタン36の操作結果および把持検出手段38の検出結果に対応した信号を受信し、これら受信した信号に対応して、制御素子51,52によって電動送風機16あるいは電動機49の入力を導通角制御することにより、電動送風機16および電動機49の動作状態を切り換えるように構成されている。
次に、上記第1の実施形態による掃除動作を、図4に示すフローチャートも参照しながら説明する。
掃除の際には、掃除機本体12の本体吸込口19に対してホース体21(接続管部26)を接続するとともに、このホース体21の先端側(手元操作部27)に延長管22の基端側を接続し、さらに、この延長管22の先端側に床ブラシ23(接続管47)を接続する。
そして、商用交流電源eに対して電源部を接続した状態(電源部により電動送風機16などに給電可能な状態)で、使用者は把持部28(握り部32)を把持し、所望の設定ボタン36を操作すると、電動送風機16が設定された動作モードで起動する。
より詳細には、制御手段17は、設定ボタン36により送信された信号によって、使用者により設定ボタン36が操作された(ステップ1)ことを検出すると、まず、把持検出手段38により送信された信号によって、使用者が把持部28(握り部32)を把持しているかどうかを判断する(ステップ2)。このステップ2において、使用者が把持部28(握り部32)を把持していないと判断した場合には、制御手段17は、電動送風機16を動作させない、または制御素子51によって電動送風機16の入力を0にしてこの電動送風機16を停止させて(ステップ3)、制御を終了する。また、ステップ2において、使用者が把持部28(握り部32)を把持していると判断した場合には、制御手段17は、制御素子51によって電動送風機16の入力を制御し、この電動送風機16を使用者によって設定された動作モードで動作させる(ステップ4)。
この状態で、電動送風機16の駆動により生じた負圧は、集塵部18、本体吸込口19、ホース体21、延長管22および床ブラシ23と作用し、把持部28(握り部32)を使用者が前後に動かして床面上で床ブラシ23を前後に往復走行させることで、床ブラシ23のケース体46の吸込口から負圧の作用によって空気とともに床面上の塵埃を吸い込む。また、使用者は、必要に応じて、設定ボタン36を操作することで電動機49を介して回転ブラシ48を回転駆動させ、床面に入り込んだ塵埃を掻き出す。そして、吸い込まれた塵埃は、空気とともに床ブラシ23、延長管22、ホース体21、本体吸込口19および集塵部18と吸い込まれ、この集塵部18において空気から分離されて捕集される。塵埃が捕集された空気は、電動送風機16に吸い込まれ、この電動送風機16を冷却した後、図示しない排気孔を介して掃除機本体12の外部へと排気される。
この掃除中、電動送風機16の所望の動作モードを切り換える場合には、設定ボタン36を操作することで、電動送風機16の動作モードを切り換えできる。また、床面にこびりついた塵埃を吸い込みたい場合などには、把持部28(握り部32)の握りを変え、所定位置、例えば握っている人差し指を離すことで、電動送風機16の吸込力を一時的に増加させることができる。さらに、例えば吸い込みたくないもの(小物など)を誤って吸い込んでしまった場合などには、使用者が把持部28(握り部32)から手を離すことで、電動送風機16を強制的に停止させることができる。
より詳細には、制御手段17は、設定ボタン36により送信された信号によって、使用者により設定ボタン36が操作されたかどうかを判断し(ステップ5)、使用者が電動送風機16の動作モードを切り換える操作をしたと判断した場合には、制御素子51によって電動送風機16の入力を制御し、電動送風機16を使用者によって設定された動作モードに切り換え(ステップ6)、以下のステップ7に進む。また、ステップ5において、使用者が電動送風機16を停止させる操作をしたと判断した場合には、ステップ3に進んで制御手段17が電動送風機16を停止させる。さらに、ステップ5において、使用者が設定ボタン36を操作していない(非操作)と判断した場合には、把持検出手段38により送信された信号によって、制御手段17は使用者が把持部28(握り部32)の所定位置(人差し指に対応する位置)を離したかどうかを判断する(ステップ7)。そして、このステップ7において、使用者が把持部28(握り部32)の所定位置を離していない、換言すれば、使用者が把持部28(握り部32)の握りを変えていないと判断した場合には、ステップ2に戻り、使用者が把持部28(握り部32)の所定位置を離したと判断した場合には、制御手段17は、制御素子51によって電動送風機16の入力(吸込力)を一定時間増加させ(ステップ8)、ステップ2に戻る。なお、このステップ8で電動送風機16の入力を増加させる一定時間とは、例えば床ブラシ23を床面上で前後に所定回数(例えば2、3回)往復させる時間(2〜3秒)に設定されており、この一定時間の経過後は、電動送風機16の入力を一時的に増加させる直前の入力に戻す。
なお、例えば狭い隙間などの掃除の際には床ブラシ23を用いずに掃除することもできる。さらに、テーブルの上などの掃除の際には、床ブラシ23および延長管22を用いずに掃除することもできる。
このように、電動送風機16の駆動状態で把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離したことを把持検出手段38により検出したときに、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間上げることで、煩雑な操作を要することなく、局所的に吸い込みたい塵埃があるときなど、必要なときにのみ素早く、かつ、容易に電動送風機16の入力を一定時間増加させて塵埃を掃除しやすくすることができ、省エネルギー化が可能になる。
次に、第2の実施形態を図5を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、電動送風機16の駆動状態で、把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離したことを把持検出手段38により検出したときに、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間下げるものである。
具体的に、上記第1の実施形態のステップ7において、使用者が把持部28(握り部32)の所定位置を離したと判断した場合には、制御手段17は、制御素子51によって電動送風機16の入力(吸込力)を一定時間低下させ(ステップ11)、ステップ2に戻る。なお、このステップ11において、電動送風機16の入力の低下とは、電動送風機16の入力を0として電動送風機16を一時的に停止させる制御も含むものとする。
このように、電動送風機16の駆動状態で、把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離したことを把持検出手段38により検出したときに、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間下げることで、煩雑な操作を要することなく、吸い込みたくないものを誤って吸い込みそうになったときなど、必要なときにのみ素早く、かつ、容易に電動送風機16の入力を一定時間低下させてこのような吸い込みを防止でき、使い勝手が良好になる。
次に、第3の実施形態を図6および図7を参照して説明する。なお、上記各実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第3の実施形態は、上記第1の実施形態において、電動送風機16の駆動状態で把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離したことを把持検出手段38により検出したときに、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間上げるのと連動して電動機49の回転数を上げるものである。
具体的に、上記第1の実施形態のステップ5において、使用者が設定ボタン36を操作していない(非操作)と判断した場合には、制御手段17は、使用者が設定ボタン36により回転ブラシ48の動作(回転と停止)を切り換える操作をしたかどうかを判断する(ステップ15)。このステップ15において、回転ブラシ48の動作を切り換える操作をしていないと判断した場合には、ステップ7に進み、回転ブラシ48の動作を切り換える操作をしたと判断した場合には、制御手段17は、制御素子52により電動機49の入力を切り換えることで、電動機49のオンオフ、換言すれば回転ブラシ48の回転/停止を切り換え(ステップ16)、ステップ7に進む。
また、ステップ7において、使用者が把持部28(握り部32)の所定位置を離したと判断した場合には、制御手段17は、電動機49が動作中かどうか、換言すれば回転ブラシ48が回転しているかどうかを判断する(ステップ17)。このステップ17において、電動機49が動作中でない、換言すれば回転ブラシ48が停止していると制御手段17が判断した場合には、ステップ8に進む。また、ステップ17において、電動機49が動作中である、換言すれば回転ブラシ48が回転していると判断した場合には、制御手段17は、制御素子51,52によって電動送風機16および電動機49の入力(吸込力)を一定時間増加させ(ステップ18)、ステップ2に戻る。なお、ステップ3において、電動送風機16を停止させる際、電動機49(回転ブラシ48)が動作しているときには、この電動機49(回転ブラシ48)も一緒に停止させる。
このように、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間上げるのと連動して、(駆動中の)電動機49の回転数を上げることで、煩雑な操作を要することなく、局所的に吸い込みたい塵埃があるときなど、必要なときにのみ素早く、かつ、容易に電動送風機16および電動機49の入力を増加させて塵埃をより吸い込みやすくすることができ、省エネルギー化が可能になる。
次に、第4の実施形態を図8を参照して説明する。なお、上記各実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第4の実施形態は、上記第2の実施形態において、電動送風機16の駆動状態で把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離したことを把持検出手段38により検出したときに、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間下げるのと連動して電動機49の回転数を下げるものである。
具体的に、上記第3の実施形態のステップ17において、電動機49が動作中でない、換言すれば回転ブラシ48が停止していると制御手段17が判断した場合には、ステップ11に進む。また、ステップ17において、電動機49が動作中である、換言すれば回転ブラシ48が回転していると判断した場合には、制御手段17は、制御素子51,52によって電動送風機16および電動機49の入力(吸込力)を一定時間低下させ(ステップ19)、ステップ2に戻る。なお、このステップ19において、電動送風機16および電動機49の入力の低下とは、電動送風機16と電動機49との少なくともいずれか一方の入力を0として電動送風機16あるいは電動機49を一時的に停止させる制御も含むものとする。
このように、制御手段17が電動送風機16の入力を所定時間下げるのと連動して、(駆動中の)電動機49の回転数を下げることで、煩雑な操作を要することなく、吸い込みたくないものを誤って吸い込みそうになったときなど、必要なときにのみ素早く、かつ、容易に電動送風機16および電動機49の入力を一定時間低下させてこのような吸い込みを防止でき、使い勝手が良好になる。
そして、以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、電動送風機16の駆動状態で把持検出手段38により把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離したことを検出したときに、制御手段17が電動送風機16の駆動を所定時間変化させることで、例えば局所的に塵埃量が多い場所や、塵埃が強くこびりついている場所などを掃除したい場合、あるいは、吸い込みたくないものを誤って吸い込みそうになってしまった場合など、一時的に電動送風機の入力を増加させたり低下させたりしたいときに、設定ボタン36を逐一操作するなどの煩雑な作業を必要とすることなく、把持部28(握り部32)の所定位置の把持を離すだけの容易な操作で、電動送風機16の駆動を素早く可変させることができる。したがって、操作性が良好で、かつ、電動送風機16の駆動を一時的に容易に可変できる電気掃除機11を提供できる。
なお、上記各実施形態において、把持検出手段38により検出する把持部28(握り部32)の所定位置は、一般的な使用者が把持する範囲であれば、人差し指に対応する位置以外の任意の位置としてもよい。
また、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、上下方向に長手状の掃除機本体12の下部に床ブラシ23を接続した、いわゆるアップライト型のものでも対応して用いることができる。この場合、把持部は、掃除機本体12の上部などに突設され掃除機本体12とともに床ブラシ23を操作する操作用(掃除作業用)のハンドルなどでもよい。
そして、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
16 電動送風機
17 制御手段
23 吸込口体としての床ブラシ
28 把持部
38 把持検出手段
48 回転清掃体としての回転ブラシ
49 電動機

Claims (5)

  1. 電動送風機を備えた掃除機本体と、
    使用者が把持する操作用の把持部と、
    この把持部の所定位置を把持したかどうかを検出する把持検出手段と、
    前記電動送風機の駆動状態で前記把持検出手段により前記把持部の所定位置の把持を離したことを検出したときに、前記電動送風機の駆動を所定時間変化させる制御手段と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. 制御手段は、電動送風機の駆動状態で把持検出手段により把持部の所定位置の把持を離したことを検出したときに、前記電動送風機の入力を所定時間上げる
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 制御手段は、電動送風機の駆動状態で把持検出手段により把持部の所定位置の把持を離したことを検出したときに、前記電動送風機の入力を所定時間下げる
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  4. 回転清掃体およびこの回転清掃体を駆動させる電動機を備え、電動送風機の吸込側に連通する吸込口体を具備し、
    制御手段は、前記電動送風機の入力を所定時間上げるのと連動して前記電動機の回転数を上げる
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
  5. 回転清掃体およびこの回転清掃体を駆動させる電動機を備え、電動送風機の吸込側に連通する吸込口体を具備し、
    制御手段は、前記電動送風機の入力を所定時間下げるのと連動して前記電動機の回転数を下げる
    ことを特徴とした請求項3記載の電気掃除機。
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