JP2021069482A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を改善した電気掃除機を提供すること。【解決手段】ハンドル部を有する掃除機本体を備え、前記ハンドル部は、グリップ部と、前記グリップ部に設けられたグリップセンサとを有し、前記グリップ部は、前記グリップ部を握る使用者の手の人差し指側に配置される一端および小指側に配置される他端を有し、前記一端から前記他端までが把持可能範囲として規定されており、前記把持可能範囲内において、前記一端を握ったときの一端側把持範囲と前記他端を握ったときの他端側把持範囲とが重なる範囲内に、前記グリップセンサが配置されていることを特徴とする電気掃除機。【選択図】図5

Description

本発明は、電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、特許文献1では、掃除機本体と、掃除機本体に接続される一端を有する可撓性ホースと、可撓性ホースの他端に設けられた手元操作部と、手元操作部の後端から後方へ片持ち梁状に突出するハンドル部と、手元操作部に接続される一端を有する延長管と、延長管の他端に接続される吸込口体とを備え、発光素子および受光素子を含むグリップセンサをハンドル部に設けたキャニスター型電気掃除機が提案されている。
この電気掃除機は、ハンドル部が使用者に握られていない状態では発光素子からの光は受光素子に到達せず受光素子はOFFし、ハンドル部が使用者に握られることで発光素子からの光が受光素子に到達し受光素子がONする、あるいはハンドル部が使用者に握られている状態では発光素子からの光は受光素子に到達せず受光素子はOFFし、ハンドル部が使用者に握られていないとき発光素子からの光が受光素子に到達し受光素子がONするようにグリップセンサが構成されており、グリップセンサの出力に応じて、吸込口体に設けられた回転ブラシ用モータの出力を制御可能としている。
特許第3427405号公報
前記従来の電気掃除機では、使用者がハンドル部を握る位置や握り方によってはグリップセンサが正常に動作しないことがあった。
例えば、ハンドル部の長さ方向の中間部にグリップセンサを設け、ハンドル部を握ったときにグリップセンサがONする構成の場合、使用者がグリップセンサよりも後方のハンドル部の後端を握るとグリップセンサがONしない。また、グリップセンサの発光素子をハンドル部の後端(または前端)に設けると共に、受光素子をハンドル部の前端(または後端)に設け、ハンドル部を握らないときにグリップセンサがONする構成の場合、ハンドル部を握る手を少し緩めた程度では発光素子の光が指で遮られたままとなることが想定され、そうすると受光素子が受光せずグリップセンサがONしない。
本発明は、このような事情に鑑みなされた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明によれば、塵埃を吸引するための電動送風機および制御部を収納する電気部品収納部と、前記電気部品収納部の後方に設けられ使用者に支持されるハンドル部とを有する掃除機本体を備え、
前記ハンドル部は、使用時に使用者によって握られるグリップ部と、前記グリップ部を握る使用者の手の指を検知して電気的な検知信号に変換して前記制御部へ出力するように前記グリップ部に設けられたグリップセンサとを有し、
前記制御部は、前記検知信号に基づいて前記電動送風機の出力を制御可能であり、
前記グリップ部は、前記グリップ部を握る使用者の手の人差し指側に配置される一端および小指側に配置される他端を有し、前記一端から前記他端までが把持可能範囲として規定されており、
前記把持可能範囲内において、前記一端を握ったときの一端側把持範囲と前記他端を握ったときの他端側把持範囲とが重なる範囲内に、前記グリップセンサが配置されている電気掃除機が提供される。
本発明の電気掃除機によれば、グリップ部の握り位置によっては電動送風機が動作しないという可能性を低減することができる。
本発明の電気掃除機の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態の電気掃除機の中央縦断面図である。 第1実施形態の電気掃除機の制御系を説明するブロック図である。 第1実施形態の電気掃除機における掃除機本体を示す斜視図である。 図4の掃除機本体の中央縦断面図である。 図4の掃除機本体のグリップ部のグリップセンサを示す拡大断面図である。 図4の掃除機本体のグリップ部の上側把持可能範囲を説明する図である。 図4の掃除機本体のグリップ部の下側把持可能範囲を説明する図である。 グリップ部を握る手を広げた状態を示す図7対応図である。 グリップ部を握る手を広げた状態を示す図8対応図である。 第4実施形態の電気掃除機であって掃除機本体からハンディノズルを取り外した状態を示す斜視図である。 掃除機本体にハンディノズルを取り付けた第4実施形態の電気掃除機の部分的に拡大した左側面図である。 (A)〜(C)は第4実施形態の電気掃除機の被清掃面に対する傾斜角度を変化させたときのハンディノズルと被清掃面との間に形成される隙間の位置を説明する図である。
(第1実施形態)
<電気掃除機の全体構成>
図1は本発明の電気掃除機の第1実施形態を示す斜視図であり、図2は第1実施形態の電気掃除機の中央縦断面図であり、図3は第1実施形態の電気掃除機の制御系を説明するブロック図である。
図1〜図3に示すように、この電気掃除機1は、掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能に装着されるバッテリ40と、掃除機本体10に着脱可能に接続される一端61aを有する延長管60と、延長管60の他端61bと着脱可能に接続される吸込口体70とを備える。また、電気掃除機1においては、延長管60を介さずに、掃除機本体10に吸込口体70を直接接続して使用することもできる。
なお、本実施形態では、掃除機本体に集塵装置が設けられたタイプのスティック型コードレス電気掃除機のハンドル部のグリップ部にグリップセンサを設けた場合を例示するが、本発明は延長管側に集塵装置が設けられたタイプのスティック型コードレス電気掃除機、アップライト型電気掃除機または布団掃除機などのハンディタイプの電気掃除機のハンドル部のグリップ部にグリップセンサを設けた場合にも適用可能である。
掃除機本体10は、電動送風機22、制御部23およびグリップセンサ21bsが設けられる駆動装置20と、駆動装置20に着脱可能に装着される集塵装置30とを備える。なお、掃除機本体10について詳しくは後述する。
延長管60は、管本体61と、管本体61に沿って設けられた複数の導電ケーブル62とを備える。
また、複数の導電ケーブル62は、一端61a側に設けられたピン形端子62aと、他端61b側に設けられたクリップ形端子62bとをそれぞれ有する。
吸込口体70は、吸込口本体71と、前後方向の第1軸心を中心として回動可能に吸込口本体71と結合した関節部72と、第1軸心と直交する第2軸心を中心として回動可能に関節部72と結合した接続管部73とを備える。
吸込口本体71は、底部に図示しない吸込口を有する筐体71aと、筐体71a内の吸込口近傍に回転可能に設けられた回転ブラシ74と、回転ブラシ74を回転させる回転ブラシ用モータ75と、回転ブラシ用モータ75と電気的に接続された図示しないモータ駆動回路と、先端にピン形端子76aを有しモータ駆動回路と電気的に接続された複数の導電ケーブル76と、回転ブラシ用モータ75の回転力を回転ブラシ74に伝達する回転力伝達機構77(例えば、プーリ・ベルト機構)とを備える。
吸込口体70と延長管60とが接続された状態において、吸込口体70の複数の導電ケーブル76のピン形端子76aは、延長管60の複数の導電ケーブル62のクリップ形端子62bに差し込まれて電気的に接続されている。
また、延長管60と掃除機本体10とが接続された状態において、延長管60の複数の導電ケーブル62のピン形端子62aは、掃除機本体10の後述する複数の導電ケーブル26のクリップ形端子26aに差し込まれて電気的に接続されている。
なお、延長管60を介さずに、掃除機本体10に吸込口体70を直接接続して使用する場合、クリップ形端子26aにピン形端子76aが差し込まれて電気的に接続される。
<掃除機本体の構成>
図4は第1実施形態の電気掃除機における掃除機本体を示す斜視図であり、図5は図4の掃除機本体の中央縦断面図である。なお、図4および図5中に、掃除機本体10(後述するパイプ部21d)を水平状に構えた使用者から視た場合の前後左右上下方向を矢印にて示しており、掃除機本体の構造はこの前後左右上下方向に基づいて説明される。
図3〜図5に示すように、掃除機本体10の駆動装置20は、電動送風機22および制御部23を収納する電気部品収納部21aと、電気部品収納部21aの後方に設けられたハンドル部21bと、電気部品収納部21aの下端に設けられたバッテリ装着部21cと、電気部品収納部21aの上部の前方に設けられたパイプ部21dとを含む筐体21を備える。
筐体21の電気部品収納部21aは、略円筒形の部分であり、前方へ開口する円筒形の空気導入口21aaが設けられており、空気導入口21aa内には格子部材21ab(図5参照)が嵌め込まれている。
また、電気部品収納部21aの右側壁には複数の小孔からなる排気口21acが設けられている。
電動送風機22は、電気部品収納部21a内の空気導入口21aaの後方であって、空気導入口21aaの中心を通る中心線Pよりも電動送風機22の回転軸が平行上方位置となるように配置されている。
制御部23は回路基板23aを含み、回路基板23aは電動送風機22の後方に配置されている。なお、制御部23の回路基板23aは、図5で示した位置以外の位置に設けてもよい。
制御部23は、図示しない導電ケーブルを介してバッテリと電気的に接続されると共に、導電ケーブル25を介して電動送風機22と電気的に接続されている(図3参照)。
ハンドル部21bは、電気部品収納部21aの上部から後方へ延びる上端部21baと、電気部品収納部21aの下部から後方へ延びる下端部21bbと、上端部21baと下端部21bbとを連結するグリップ部21bcとからなる。グリップ部21bcには、グリップ部21bcを握る使用者の手の指を検知して検知信号を制御部23へ出力するようにグリップ部21bcに設けられたグリップセンサ21bsが設けられている。また、ハンドル部21bの下部には、バッテリ用ロック機構21bdが設けられている。なお、グリップセンサ21bsについて詳しくは後述する。
電動送風機収納部21aの上部には、ハンドル部21bの上端部21baと連続的に繋がる連結部21aeが設けられており、この連結部21aeの上面とハンドル部21bの上端部21baの上面に、電源スイッチを含む操作部21eが設けられている。
バッテリ用ロック機構21bdは、グリップ部21bcの下部に設けられたロック解除ボタン部21bdaと、ロック解除ボタン部21bdaと摺接可能な傾斜面部を有する爪部21bdbと、爪部21bdbを下方へ付勢する付勢部材21bdc(例えば、圧縮コイルバネ)とを有する。
このバッテリ用ロック機構21bdによれば、ロック解除ボタン部21bdaを前方へ押すと、ロック解除ボタン部21bdaの前端が爪部21bdbの傾斜面部を押圧し、それによって付勢部材21bdcの付勢力に抗して爪部21bdbが上方へ移動する。この状態からロック解除ボタン部21bdaの押圧を解除すると、付勢部材21bdcにて爪部21bdbが押圧されて下方へ移動し、それによってロック解除ボタン部21bdaが後方の初期位置(図5で示した位置)へ移動する。
バッテリ装着部21cは、下方および後方へ開口する凹部を有し、凹部は後方から前方へ向かうにつれて少し(例えば、10°前後)上昇する傾斜状に設けられている。また、バッテリ装着部21cの凹部の奥部には、バッテリ40の給電端子(不図示)と電気的に接続可能な受電端子(不図示)が設けられている。
また、凹部内の左右側面には前後長手方向に沿って延びる図示しないリブが設けられており、バッテリ装着時にはバッテリ40の左右に沿って設けられた溝部41(図4参照)がバッテリ装着部21cの左右のリブにスライドしながら嵌り込むようになっている。このとき、バッテリ用ロック機構21bdの爪部21bdbがバッテリ40の後部上面の切欠凹部42に係止することにより、バッテリ装着部21cにバッテリ40が装着状態でロックされる(図5参照)。
パイプ部21dは、電気部品収納部21aの上部に設けられて空気導入口21aaよりも前方へ突出した突出部21adから前方へ突出しており、先端に吸引口21daが設けられている。
また、パイプ部21dにおいて、空気導入口21aaより下の閉鎖空間21dd(図5参照)内に複数の導電ケーブル26のクリップ形端子26a(図3参照)が設けられると共に、複数のクリップ形端子26aと連通する複数の挿入孔21db(図4参照)を有する仕切り板が閉鎖空間21ddの前端に設けられている。
導電ケーブル26は、制御部23と電気的に接続されている(図3参照)。
延長管60の一端61aを駆動装置20のパイプ部21dの吸引口21daに挿入して接続すると、延長管60の複数のピン形端子62aがパイプ部21dの複数の挿入孔21dbに挿入されて複数のクリップ形端子26aと電気的に接続する。
図5に示すように、集塵装置30は、集塵容器31と、集塵容器31と着脱可能なフィルタ部32とを有するサイクロン方式の集塵装置であり、駆動装置20のパイプ部21dの下端に沿って横向きに装着される。すなわち、駆動装置20におけるパイプ部21dの下端と電気部品収納部21aの空気導入口21aaとの間のスペースが集塵装置の装着部として構成されている。
集塵容器31の周壁部の一部に流入口31a(図5参照)が設けられており、一方、駆動装置20のパイプ部21dの下端には集塵容器31の流入口31aと接続可能な流出口21dc(図5参照)が設けられている。よって、掃除機本体10の駆動時において、駆動装置20のパイプ部21d内に流入した塵埃含有空気は、流出口21dcおよび流入口31aを介して集塵容器31内に流入する。
集塵装置30のフィルタ部32は、集塵容器31の開口部に着脱可能に嵌め込まれるカップ部32aと、カップ部32aの中心孔と接続されて集塵容器31内に収納される内筒部32bと、カップ部32aの内筒部32bとは反対側に設けられるフィルタ本体32cとを有する。
掃除機本体10の駆動時において、集塵容器31内に流入した塵埃含有空気のうち、比較的大きな第1の塵埃の一部は集塵容器31内を旋回して遠心分離され、他の第1の塵埃は内筒部32bに設けられたメッシュ部にて捕獲される。メッシュ部を通過した比較的微細な第2の塵埃は、フィルタ本体32cにて捕獲される。フィルタ本体32cを通過することにより塵埃が除去された空気は、駆動装置20内へ空気導入口21aaから流入し、電動送風機22を通過して排気口21acから排気される。
<ハンドル部のその他の構成およびグリップセンサについて>
図6は図4の掃除機本体のグリップ部のグリップセンサを示す拡大断面図である。また、図7は図4の掃除機本体のグリップ部の上側把持可能範囲を説明する図であり、図8は図4の掃除機本体のグリップ部の下側把持可能範囲を説明する図である。また、図9はグリップ部を握る手を広げた状態を示す図7対応図であり、図10はグリップ部を握る手を広げた状態を示す図8対応図である。
図3〜図8に示すように、ハンドル部21bのグリップ部21bcは、下端から上端へ向かうにつれて前方へ傾斜している。このグリップ部21bcにおいて、電気部品収納部21aに面する内側面には、電気部品収納部21aの方へ開口する窓部21bcaが設けられると共に、窓部21bcaの周縁部に枠部材21bxが設けられている(図6参照)。また、窓部21bcaと枠部材21bxとの間は絶縁性シール材によってシールされている。これにより、グリップ部21bcの外面にて生じた静電気が枠部材21bxを介してグリップセンサ21bsに伝わりにくくなり、グリップセンサ21bsが静電気から保護される。なお、本実施形態では、窓部21bcaの周縁部と枠部材21bxとの間は絶縁性シール材によってシールされているが、絶縁性シール材は、窓部21bcaと枠部材21bxとの間でシール可能な位置であれば、どこに配置してもよい。
また、グリップセンサ21bsは、電動送風機22の後方に位置するように、このグリップ部21bcに設けられている。
グリップセンサ21bsは、一体化された発光素子S1および受光素子S2(図6参照)を有してなり、枠部材21bxにおけるグリップ部21bc内に配置された平坦面に取り付けられている。
グリップセンサ21bsは、使用者がグリップ部21bcを握る手Hの指に向けて発光素子が光L1を照射し、手Hの指を反射した発光素子の光L2を受光素子が受光することにより検知信号が出力されるよう構成されている(図7参照)。
なお、枠部材21bxとグリップセンサ21bsとの間も絶縁性シール材によってシールされてもよい。また、枠部材21bxのリブr2をグリップ部21bc内に設けられるリブr1にて押さえるようにしてもよい。
枠部材21bxは、発光素子S1の光L1、L2を通過させる孔部21bxaを有すると共に、電気部品収納部21aと対面しかつグリップ部21bcの外面21bcb(内側面)よりも電気部品収納部21a側へ突出した端面21bxbを有している。このとき、外面21bcbからの端面21bxbの突出寸法としては、例えば、0.1〜0.3mm程度が適当である。
また、枠部材21bxの孔部21bxaは、グリップ部21bcの内部から外部へ向かうにつれて広がっている(図6参照)。
また、グリップ部21bcを握った手の人差し指から小指までは互いに自然と密着し、枠部材21bxに位置する指の内側(手のひら側)が孔部21bxaにめり込むため、孔部21bxaに外光が入りにくくなるとともに、指で孔部21bxaを塞いでいるか否かを認識しやすくなる。
このようにグリップセンサ21bsをグリップ部21bcに取り付けたことにより、グリップ部21bcを握る使用者の手の指によって枠部材21bxの出っ張りを認識することができる。また、指がグリップセンサ21bs(発光素子S1および受光素子S2)に触れることがないため、指の汚れや皮脂等がグリップセンサ21bsに付着することによって生じる誤検知を防止することができる。なお、グリップセンサ21bsの表面に透明の保護フィルムを設けてもよい。
また、枠部材21bxの孔部21bxaが外に向かって広がっているため、使用者がグリップ部を握った手の指に発光素子S1からの光が当たる面積が増加するため、グリップセンサ21bsによる指の検知範囲が拡大する。
図3に示すように、グリップセンサ21bsは、導電ケーブル27を介して制御部23と電気的に接続されており、検知信号を制御部23へ出力するようになっている。
また、制御部23は、グリップセンサ21bsからの検知信号に基づいて電動送風機22および回転ブラシ用モータ75の出力を制御するようになっている。
この掃除機本体10において、グリップ部21bcに設けられるグリップセンサ21bsの位置は、次のように設定されている。
すなわち、図7と図8に示すように、グリップ部21bcは、グリップ部21bcを握る使用者の手Hの人差し指F2側に配置される一端および小指F5側に配置される他端を有し、一端から他端までが把持可能範囲として規定されている。この把持可能範囲内において、一端を握ったときの図7に示す一端側把持範囲R1と他端を握ったときの図8に示す他端側把持範囲R2とが重なる範囲R3(図5参照)内に、グリップセンサ21bsが配置されている。
より具体的に、本実施形態の場合、ハンドル部21bの上端部21baおよび下端部21bbは、グリップ部21bcの把持可能範囲を規定しており、一端側把持範囲R1は上端部21baに使用者の手Hが接触した状態でグリップ部21bcを握ることができる上側把持範囲R1であり、他端側把持範囲R2は下端部21bbに使用者の手Hが接触した状態でグリップ部21bcを握ることができる下側把持範囲R2である。この上側把持範囲R1と下側把持範囲R2とが重なる範囲R3内にグリップセンサ21bsが配置されている。
さらに、本実施形態の場合、図5に示すように、グリップセンサ21bsは、前記重なる範囲R3内におけるグリップ部21bcの長さ方向の中間よりも上方にずれた位置に配置されている。これにより、使用者がグリップ部21bcの高さ範囲の概ね中間位置を握ったときの手の中指または薬指と対向する位置に、グリップセンサ21bsが配置されやすくなる。
また、図9と図10に示すように、グリップ部21bcと電気部品収納部21aとの間の開口の幅Wは、グリップセンサ21bsが設けられた位置において最も広くなっている。これにより、図9のように使用者がグリップ部21bcの上側把持範囲R1を握る指を伸ばしても、あるいは図10のように下側把持範囲R2を握る指を伸ばしても、グリップセンサ21bsの位置にある指が電気部品収納部21aに当たりにくくなり、グリップセンサ21bsのONとOFFの切り替え操作性が良好となる。すなわち、グリップを握った状態のまま、グリップセンサ21bsの前にある指(例えば、中指)だけを開いて、電動送風機22および回転ブラシ用モータ75を停止させた状態で、電気掃除機1を移動させることができるため、使用性がよい。
このように構成された電気掃除機1による床面清掃時において、図7と図6に示すように、使用者がグリップ部21bcのどこを握ってもグリップセンサ21bsにて指が検知され、グリップセンサ21bsから検知信号が制御部23に出力される(図3参照)。これにより、制御部23は検知信号に基づいて電動送風機22および回転ブラシ用モータ75を駆動させる。
また、図9と図10に示すように、使用者がグリップ部21bcを握る手Hを開くと、グリップセンサ21bsが指を検知しなくなり、検知信号が制御部23へ出力されなくなる。これにより、制御部23は電動送風機22および回転ブラシ用モータ75を停止させる。
(第2実施形態)
本発明において、掃除機本体のハンドル部の形状は第1実施形態のような屈曲形に限定されず、例えば、円弧形であってもよい。この場合、円弧形ハンドル部全体がグリップ部となり、電気部品収納部21a(図4参照)の上部によってグリップ部の上側把持範囲が規定され、電気部品収納部21aの下部によってグリップ部の下側把持範囲が規定され、上側把持範囲と下側把持範囲とが重なった範囲内にグリップセンサが設けられる。
(第3実施形態)
本発明において、吸込口体は第1実施形態のものに限定されず、例えば、回転ブラシ用モータにて回転ブラシが回転する構成に加えて、別のモータにて走行ローラが回転して自走する方式の吸込口体であってもよい。この場合、グリップセンサがONすると走行ローラが回転し、グリップセンサがOFFすると走行ローラが停止するように制御部が制御する。なお、回転ブラシ用モータが走行ローラの回転駆動も兼ねるようにしてもよい。
あるいは、吸込口体は、モータを備えていないものであってもよい。この場合、グリップセンサのON・OFFで駆動制御されるのは電動送風機のみとなる。
(第4実施形態)
図11は第4実施形態の電気掃除機であって掃除機本体からハンディノズルを取り外した状態を示す斜視図であり、図12は掃除機本体にハンディノズルを取り付けた第4実施形態の電気掃除機の部分的に拡大した左側面図である。また、図13(A)〜(C)は第4実施形態の電気掃除機の被清掃面に対する傾斜角度を変化させたときのハンディノズルと被清掃面との間に形成される隙間の位置を説明する図である。なお、図11〜図13において、図1〜図10中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。また、図11および図12中に、掃除機本体10(パイプ部21d)を水平状に構えた使用者から視た場合の前後左右上下方向を矢印にて示しており、ハンディノズルの構造はこの前後左右上下方向に基づいて説明される。
図11、図12および図13に示すように、第4実施形態の電気掃除機101は、第1実施形態で説明した掃除機本体10と、掃除機本体10に着脱可能なハンディノズル80とを備え、例えば、棚の上面、家具の上面、階段面等の清掃時に使用性がよい。
以下、掃除機本体10の説明は省略し、ハンディノズル80の構成および電気掃除機101の使用状態について説明する。
ハンディノズル80は、掃除機本体10のパイプ部21dの前端(吸引口21da側)を着脱可能に挿入する挿入口81を後端に有すると共に、塵埃を含む空気を吸い込む吸込口82を前端に有する。
また、ハンディノズル80の吸込口82を構成する前端縁は、前方から視て逆U字形の上縁部83aと、上縁部83aの左右両端と繋がる左側縁部83bおよび右側縁部83cと、左側縁部83bの下端および右側縁部83cの下端と繋がる下縁部83dとを有する。また、左側縁部83bの下端と下縁部83dとは正面視ほぼ90度の角度で丸角部を介してつながっており、右側縁部83cと下縁部83dとは正面視ほぼ90度の角度で丸角部を介してつながっている。これにより、下縁部83d周辺の強度がまし、押し付けられた際に変形しにくくなる。
この吸込口82の前端縁において、上縁部83aは下縁部83dよりも前方へ突出している。そのため、左側縁部83bおよび右側縁部83cは、左右方向から視て(図12参照)、下から上に向かって前方へ傾斜しているが、直線的ではなく、前方へ緩やかに膨らむ円弧状に湾曲しながら傾斜している。
この電気掃除機101によれば、ハンディノズル80の前端縁の左側縁部83bおよび右側縁部83cは湾曲しているため、図13(A)〜(C)に示すように、清掃時に被清掃面Fに対してハンディノズル80の前端縁全体が密着しにくくなるため、ハンドル操作性がよい。
詳しく説明すると、図12と図13(A)に示すように、ハンディノズル80の上縁部83aを被清掃面Fに当接させると、ハンディノズル80の下縁部83d側と被清掃面Fとの間に隙間G1が形成される。
また、図12と図13(B)に示すように、ハンディノズル80の左側縁部83bおよび右側縁部83cを被清掃面Fに当接させると、ハンディノズル80の下縁部83dの隙間G1が小さくなり、かつ、上縁部83a側と被清掃面Fとの間に隙間G2が形成される。
また、図12と図13(C)に示すように、ハンディノズル80の下縁部83dを被清掃面Fに当接させると、ハンディノズル80の下縁部83d側の隙間G1がなくなり、かつ、上縁部83a側の隙間G2が大きくなる。
このように、このハンディノズル80によれば、前端縁の一部と被清掃面Fとがどのように接触しても、前端縁の一部と被清掃面Fとの間に隙間が形成されるため、その隙間からハンディノズル80内に被清掃面F上の塵埃が空気とともに流入して除去される。そのため、ハンディノズル80の前端縁全体が被清掃面Fに密着して吸い付いつき、それによって電気掃除機101をスムーズに移動させることができなくなる、という不具合も生じにくくなり、ハンドル操作性がよい。なお、ハンディノズル80は、全体を同じ樹脂材料で形成してもよいが、吸込口82側の前端縁部分を他の部分よりも軟質の樹脂材料またはゴム等で形成してもよい。なお、本実施形態のハンディノズル80は、通常使用で想定される力で被清掃面Fに押し付けられても、ハンディノズル80の前端縁全体が被清掃面Fに密着しない(隙間が存在する)強度を有している。
また、ハンディタイプ状態で使用する際に、ハンドル21bを握りながらグリップセンサ21bsの前の指だけを開いたり閉じたりすることで、電動送風機のONとOFFの切り替えができるので、使用性がよい。特に、ごみが散見される際に、電動送風機をONのままにしておくのではなく、ごみを吸い込むときだけONにするとい使い方が容易となる。そのため、このような使い方をした場合、消費電力を低減する(バッテリ40の使用可能時間を伸ばす)ことに貢献できる。
また、第4実施形態の電気掃除機101によれば、ハンディノズル80を掃除機本体10に取り付けた状態のときに、ハンディノズル80の吸込口82に延長管60(図1参照)を差し込み、延長管60を掃除機本体10のパイプ部21dの吸引口21daに接続することができる。したがって、ハンディノズル80を取り外すことなく、延長管60を介して吸込口体70を掃除機本体10に接続して床面清掃することができ、また、棚上面、家具上面、階段面等を清掃するときは延長管60を取り外せばよく、使用性がよい。
(他の実施形態)
本発明において、グリップセンサは、第1実施形態のような光学式センサに限定されず、例えば、グリップ部を握る指と接触することによりONする接触式センサであってもよい。
(まとめ)
本発明の電気掃除機は、塵埃を吸引するための電動送風機および制御部を収納する電気部品収納部と、前記電気部品収納部の後方に設けられ使用者に支持されるハンドル部とを有する掃除機本体を備え、
前記ハンドル部は、使用時に使用者によって握られるグリップ部と、前記グリップ部を握る使用者の手の指を検知して電気的な検知信号に変換して前記制御部へ出力するように前記グリップ部に設けられたグリップセンサとを有し、
前記制御部は、前記検知信号に基づいて前記電動送風機の出力を制御可能であり、
前記グリップ部は、前記グリップ部を握る使用者の手の人差し指側に配置される一端および小指側に配置される他端を有し、前記一端から前記他端までが把持可能範囲として規定されており、
前記把持可能範囲内において、前記一端を握ったときの一端側把持範囲と前記他端を握ったときの他端側把持範囲とが重なる範囲内に、前記グリップセンサが配置されている。
この構成によれば、使用者がグリップ部の一端から他端までのどの位置を握ったとしても、グリップセンサが手の指を検知することができるため、グリップセンサによる高精度な検知を実現することができる。すなわち、グリップ部の握り位置によっては電動送風機が動作しないという可能性を低減することができる。したがって、この電気掃除機による掃除中に、使用者がグリップ部を握ることにより制御部が電動送風機を駆動させるよう制御し、グリップ部を握らないときは制御部が電動送風機を停止させるよう制御するといった、制御部による電動送風機の制御を高精度に行うことが可能となる。
また、この構成によれば、電動送風機のみならず、掃除機本体と接続される吸込口体の回転ブラシ用モータの高精度な制御も可能となる。
本発明の電気掃除機は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
・前記ハンドル部は、前記電気部品収納部の上部から後方へ突出した上端部と、前記電気部品収納部の下部から後方へ突出した下端部と、前記上端部と前記下端部とを連結する上下方向に延びる前記グリップ部とを有し、
前記ハンドル部の前記上端部および前記下端部は、前記グリップ部の前記把持可能範囲を規定しており、
前記一端側把持範囲は、前記上端部に使用者の手が接触した状態で前記グリップ部を握ることができる上側把持範囲であり、
前記他端側把持範囲は、前記下端部に使用者の手が接触した状態で前記グリップ部を握ることができる下側把持範囲であってもよい。
すなわち、上端部とグリップ部との間および下端部とグリップ部との間が屈曲した閉形状(円弧状ではない閉形状)のハンドル部が構成され、このようなデザインのハンドル部においては、上端部に人差し指が当たるようにグリップ部を握ったときに上側把持範囲が規定され、下端部に小指が当たるようにグリップ部を握ったときに下側把持範囲が規定され、グリップ部の上側把持範囲と下側把持範囲とが重なる範囲内にグリップセンサが設けられる。このようなデザインのハンドル部においても、グリップセンサの高精度な検知と、それに伴う制御部による電動送風機等の電気部品の高精度な制御を行うことができる。
・前記グリップセンサは、前記重なる範囲内における前記グリップ部の長さ方向の中間よりも上方にずれた位置に配置されてもよい。
この構成によれば、使用者がグリップ部の高さ範囲の概ね中間位置を握ったときの手の中指または薬指と対向する位置に、グリップセンサが配置されやすくなる。
・前記グリップ部は、前記電気部品収納部の方へ開口する窓部と、前記窓部の周縁部に設けられた枠部材とを有し、
前記グリップセンサは、前記枠部材に取り付けられた発光素子および受光素子を有してなり、使用者が前記グリップ部を握る手の指に向けて前記発光素子が光を照射し、前記手の指を反射した前記発光素子の光を前記受光素子が受光することにより前記検知信号が出力されるよう構成されており、
前記枠部材は、前記光を通過させる孔部を有すると共に、前記電気部品収納部と対面しかつ前記グリップ部の外面よりも前記電気部品収納部側へ突出した端面を有しており、
前記グリップセンサは、前記枠部材の前記端面よりも前記グリップ部の内部側へ配置されてもよい。
この構成によれば、使用者はグリップ部を握ることにより枠部材の突出した端面に指が接触し、それによってグリップセンサの位置を認識することができる。よって、使用者はグリップ部の握り具合を調整してグリップセンサのONとOFFの切り替えを意識的に行うことができる。
・前記枠部材の前記孔部は、前記グリップ部の内部から外部へ向かうにつれて広がっていてもよい。
この構成によれば、使用者がグリップ部を握った手の指に発光素子からの光が当たる面積が増加するため、グリップセンサによる指の検知範囲が拡大する。
・前記グリップ部の前記窓部の前記周縁部と前記枠部材との間が、絶縁性シール材によってシールされてもよい。
この構成によれば、使用者の手とグリップ部との摩擦によってグリップ部の外面に静電気が生じたとしても、絶縁性シール材によって静電気がグリップ外面から枠部材を通じてグリップセンサへ伝わり難くなり、グリップセンサを静電気から保護することができる。
・前記グリップ部と前記電気部品収納部との間の開口の幅は、前記グリップセンサが設けられた位置において最も広くなってもよい。
この構成によれば、使用者がグリップ部を握る手を広げたとき、グリップセンサの位置の指を電気部品収納部に当たりにくくすることができる。換言すると、グリップセンサをOFFするときに指を延ばす動作を大きくすることができる。これにより、指を延ばすことができるスペースが小さいためにグリップセンサがOFFしないといった誤検知を抑制することができる。
・前記掃除機本体に直接または接続パイプを介して接続される吸込口体をさらに備え、
前記吸込口体は、回転ブラシと、前記回転ブラシを回転させる回転ブラシ用モータとを有し、
前記制御部は、前記検知信号に基づいて前記回転ブラシ用モータの出力を制御可能であってもよい。
この構成によれば、掃除機本体での吸引力(電動送風機)の制御に加えて、吸込口体での回転ブラシによる塵埃の掻き込み力の制御も行うことができる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 電気掃除機
10 掃除機本体
21a 電気部品収納部
21b ハンドル部
21ba 上端部
21bb 下端部
21bc グリップ部
21bca 窓部
21bs グリップセンサ
21bx 枠部材
21bxa 孔部
21bxb 端面
22 電動送風機
23 制御部
60 延長管(接続パイプ)
70 吸込口体
74 回転ブラシ
75 回転ブラシ用モータ
F2 人差し指
F5 小指
H 手
L1、L2 光
R1 上側把持範囲(一端側把持範囲)
R2 下側把持範囲(他端側把持範囲)
R3 重なる範囲
S1 発光素子
S2 受光素子
W 開口の幅

Claims (8)

  1. 塵埃を吸引するための電動送風機および制御部を収納する電気部品収納部と、前記電気部品収納部の後方に設けられ使用者に支持されるハンドル部とを有する掃除機本体を備え、
    前記ハンドル部は、使用時に使用者によって握られるグリップ部と、前記グリップ部を握る使用者の手の指を検知して電気的な検知信号に変換して前記制御部へ出力するように前記グリップ部に設けられたグリップセンサとを有し、
    前記制御部は、前記検知信号に基づいて前記電動送風機の出力を制御可能であり、
    前記グリップ部は、前記グリップ部を握る使用者の手の人差し指側に配置される一端および小指側に配置される他端を有し、前記一端から前記他端までが把持可能範囲として規定されており、
    前記把持可能範囲内において、前記一端を握ったときの一端側把持範囲と前記他端を握ったときの他端側把持範囲とが重なる範囲内に、前記グリップセンサが配置されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記ハンドル部は、前記電気部品収納部の上部から後方へ突出した上端部と、前記電気部品収納部の下部から後方へ突出した下端部と、前記上端部と前記下端部とを連結する上下方向に延びる前記グリップ部とを有し、
    前記ハンドル部の前記上端部および前記下端部は、前記グリップ部の前記把持可能範囲を規定しており、
    前記一端側把持範囲は、前記上端部に使用者の手が接触した状態で前記グリップ部を握ることができる上側把持範囲であり、
    前記他端側把持範囲は、前記下端部に使用者の手が接触した状態で前記グリップ部を握ることができる下側把持範囲である請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記グリップセンサは、前記重なる範囲内における前記グリップ部の長さ方向の中間よりも上方にずれた位置に配置されている請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記グリップ部は、前記電気部品収納部の方へ開口する窓部と、前記窓部の周縁部に設けられた枠部材とを有し、
    前記グリップセンサは、前記枠部材に取り付けられた発光素子および受光素子を有してなり、使用者が前記グリップ部を握る手の指に向けて前記発光素子が光を照射し、前記手の指を反射した前記発光素子の光を前記受光素子が受光することにより前記検知信号が出力されるよう構成されており、
    前記枠部材は、前記光を通過させる孔部を有すると共に、前記電気部品収納部と対面しかつ前記グリップ部の外面よりも前記電気部品収納部側へ突出した端面を有しており、
    前記グリップセンサは、前記枠部材の前記端面よりも前記グリップ部の内部側へ配置されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気掃除機。
  5. 前記枠部材の前記孔部は、前記グリップ部の内部から外部へ向かうにつれて広がっている請求項4に記載の電気掃除機。
  6. 前記グリップ部の前記窓部の前記周縁部と前記枠部材との間が、絶縁性シール材によってシールされている4または5に記載の電気掃除機。
  7. 前記グリップ部と前記電気部品収納部との間の開口の幅は、前記グリップセンサが設けられた位置において最も広くなっている請求項1〜6のいずれか1つに記載の電気掃除機。
  8. 前記掃除機本体に直接または接続パイプを介して接続される吸込口体をさらに備え、
    前記吸込口体は、回転ブラシと、前記回転ブラシを回転させる回転ブラシ用モータとを有し、
    前記制御部は、前記検知信号に基づいて前記回転ブラシ用モータの出力を制御可能である請求項1〜7のいずれか1つに記載の電気掃除機。
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