JP2014007862A - 給電装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器の状態に応じて、無線通信のための認証を行うようにすることを目的とする。
【解決手段】 給電装置は、電子機器に無線給電する給電手段と、データを前記電子機器に送信し、データを前記電子機器から受信する通信手段と、前記電子機器の状態に応じて、前記通信手段のための認証処理を開始するように制御する制御手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、給電を行う給電装置に関する。
近年、ICカードの機能を持つ電子機器と、リーダライタの機能を持つパーソナルコンピュータとを含むシステムが知られている。このパーソナルコンピュータは、ユーザが電子機器をパーソナルコンピュータに近づけた場合、電子機器からデータを読み取ったり、電子機器にデータの書き込みを行ったりする。
このようなシステムにおいて、ユーザが電子機器をパーソナルコンピュータに近づけた場合、電子機器から識別情報を取得し、取得した識別情報を用いてBlue Tooth(登録商標)による通信を行うパーソナルコンピュータが知られている(特許文献1)。
特開2003−32261号公報
ICカードの機能を持つ電子機器は、電池から供給される電力を用いて動作を行う場合がある。このような電子機器は、リーダライタの機能を持つパーソナルコンピュータに電機器の識別情報を送信することができたとしても、電池の残容量の低下に伴って、Blue Toothに準拠した通信を行うことができないような事態があった。この場合、電子機器がBlue Toothに準拠した通信によってパーソナルコンピュータに対して映像データの送信を開始したとしても、電子機器の電池の残容量の低下によって、映像データの送信が中断されてしまう場合があった。この場合、映像データの送信を電子機器に再び行わせる必要があり、ユーザにとって負担となっていた。
そこで、本発明は、電子機器の状態に応じて、無線通信のための認証を行うようにすることを目的とする。
本発明に係る給電装置は、電子機器に無線給電する給電手段と、データを前記電子機器に送信し、データを前記電子機器から受信する通信手段と、前記電子機器の状態に応じて、前記通信手段のための認証処理を開始するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る制御方法は、データを前記電子機器に送信し、データを前記電子機器から受信する通信手段を有する給電装置を制御する方法であって、電子機器に無線給電するステップと、前記電子機器の状態に応じて、前記通信手段のための認証処理を開始するように制御するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の状態に応じて、無線通信のための認証を行うようにすることができる。
実施例1における給電システムの一例を示した図である。 実施例1における給電装置の一例を示すブロック図である。 実施例1における電子機器の一例を示すブロック図である。 実施例1における給電装置によって行われる認証処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1における給電装置によって行われる制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例の説明は図面を参照しながら行う。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
以下、本発明の実施例1について、図面を参照して詳細に説明する。実施例1に係る給電システムは、図1に示すように給電装置100と、電子機器200とを有する。実施例1における給電システムにおいて、給電装置100と電子機器200との距離が所定の範囲内に存在する場合、給電装置100は、電子機器200に無線給電を行う。また、電子機器200が給電装置100からの所定の範囲内に存在する場合、電子機器200は、給電装置100から出力される電力を無線により受け付ける。また、電子機器200が給電装置100からの所定の範囲内に存在しない場合、電子機器200は、給電装置100から電力を受け付けることができない。なお、所定の範囲とは、給電装置100と電子機器200とが通信を行うことができる範囲であるものとする。なお、給電装置100は、複数の電子機器に対して、無線給電を行うものであってもよいものとする。また、給電装置100は、電子機器200に画像データ及び音声データの少なくとも一つを送信したり、電子機器200から画像データ及び音声データの少なくとも一つを受信する通信装置であってもよい。なお、画像データは、静止画データであってもよく、動画データであってもよい。
電子機器200は、カメラ等の撮像装置であってもよく、音声データや画像データの再生を行う再生装置であってもよい。また、電子機器200、携帯電話やスマートフォンのような通信装置であってもよいものとする。また、電子機器200は、電池212を含む電池パックであってもよい。また、電子機器200は、給電装置100から供給される電力によって駆動する車のような装置であってもよい。また、電子機器200は、テレビジョン放送を受信する装置、画像データを表示するディスプレイ、またはパーソナルコンピュータであってもよいものとする。また、電子機器200は、電池212が装着されていない場合であっても、給電装置100から供給される電力を用いて動作する装置であってもよい。
図2は、実施例1に係る給電装置100のブロック図を示す。給電装置100は、図2に示すように、変換部101、発振器102、電力生成部103、整合回路104、NFC通信部105、給電アンテナ106、CPU107、ROM108、RAM109、表示部110、操作部111及び無線通信部112を含む。
変換部101は、不図示のAC電源と給電装置100とが接続されている場合、不図示のAC電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を給電装置100に供給する。
発振器102は、変換部101から供給される電力をCPU107によって設定された目標電力に変換するように電力生成部103を制御するために用いられる周波数を発振する。なお、発振器102は、水晶振動子等を用いる。
電力生成部103は、変換部101から供給される電力と、発振器102によって発振される周波数とに基づいて、給電アンテナ106を介して外部に出力するための電力を生成する。電力生成部103は、内部にFET等を有し、発振器102によって発振される周波数に応じて、外部に出力するための電力を生成する。なお、電力生成部103によって生成された電力は、整合回路104に供給される。また、電力生成部103によって生成される電力には、第1の電力と、第2の電力とがある。
給電装置100は、給電装置100と電子機器200との間でNFC(Near Field Communication)規格に準拠した無線通信を行う。第1の電力は、給電装置100がNFC(NFCIP−1(ISO/IEC 18092)または、NFCIP−2(ISO/IEC 21481)))規格に準拠した無線通信を行うために電子機器200に供給する電力である。第2の電力は、給電装置100が電子機器200に電池212の充電を行わせるために電子機器200に供給する電力である。例えば、第1の電力は、1W以下の電力であり、第2の電力は、2W以上の電力である。なお、第1の電力は、第2の電力よりも低い電力であるものとする。また、第1の電力は、給電装置100がNFC規格に準拠した無線通信を行うために用いられる電力であれば、1W以下の電力に限られないものとする。また、第2の電力は、給電装置100が電子機器200に充電を行わせるために用いられる電力であれば、2W以上の電力に限られないものとする。
整合回路104は、給電アンテナ106と、電子機器200の受電アンテナ201との間で共振を行うための共振回路である。また、整合回路104は、電力生成部103と給電アンテナ106との間のインピーダンスマッチングを行うための回路を含む。整合回路104には、不図示のコイルや不図示のコンデンサが含まれる。
給電装置100が第1の電力及び第2の電力のいずれか一つを出力する場合、CPU107は、給電アンテナ106と、電子機器200の受電アンテナ201との間で共振を行うために、給電アンテナ106の共振周波数fが所定の周波数になるように制御する。この場合、CPU107は、整合回路104に含まれるインダクタンスの値や、整合回路104に含まれるキャパシタンスの値を制御することで、給電アンテナ106の共振周波数fを変更するようにする。なお、所定の周波数は、給電装置100と電子機器200との間で、NFC規格に準拠した無線通信を行うために用いられる周波数である。さらに所定の周波数は、給電装置100と電子機器200との間で共振を行うために用いられる周波数でもある。所定の周波数は、例えば、13.56MHzの周波数である。
さらに、整合回路104は、給電アンテナ106に流れる電流を検出し、給電アンテナ106に供給される電圧を検出することもできる。整合回路104は、検出した給電アンテナ106の電流の値をCPU107に通知し、検出した給電アンテナ106の電圧の値をCPU107に通知する。さらに、整合回路104は、検出した給電アンテナ106の電流の値をNFC通信部105に通知する。
給電アンテナ106の共振周波数fが13.56MHzである場合、NFC通信部105は、NFC規格に準拠した無線通信を行う。給電アンテナ106の共振周波数fが13.56MHzである場合で、給電装置100が第1の電力を電子機器200に供給している場合、NFC通信部105は、給電アンテナ106を介して電子機器200とNFC規格に準拠した無線通信を行うことができる。発振器102により発振される周波数が13.56MHzである場合で、給電装置100が第2の電力を電子機器200に供給している場合、NFC通信部105は、給電アンテナ106を介して電子機器200とNFC規格に準拠した無線通信を行えない。
NFC規格に準拠した通信を行うためのモードは、カードエミュレーション(NFC Card Emulation)モード、リーダ・ライタ(Read・Write)モード及び双方向通信(Peer to Peer)モードである。カードエミュレーションモード、リーダ・ライタモード及び双方向通信モードは、NFC規格に準拠した無線通信を行うためのモードである。なお、双方向通信モードは、「P2Pモード」と言い換えても良く、「Peerモード」と言い換えても良いものとする。
カードエミュレーションモードとは、電子決済等の特定のサービスを受けられるICカードの機能を用いるためのモードである。なお、カードエミュレーションモードである装置は、リーダ・ライタモードである装置からコマンドを受信した場合、受信したコマンドに対する応答データを送信することができる。しかし、カードエミュレーションモードである装置は、第1の電力を出力することができないので、リーダ・ライタモードである装置にコマンドを送信することができない。さらに、カードエミュレーションモードである装置は、リーダ・ライタモードである装置から第1の電力が出力されていない場合、リーダ・ライタモードである装置に応答データを送信することができない。
リーダ・ライタモードとは、NFC規格に対応するデバイスからデータを読み出したり、NFC規格に対応するデバイスに対してデータの書き込みを行うためのモードである。なお、リーダ・ライタモードである装置は、第1の電力を出力しながら、カードエミュレーションモードである装置にコマンドを送信することができる。また、リーダ・ライタモードである装置は、第1の電力を出力しながら、カードエミュレーションモードである装置からコマンドに対応する応答データを受信することができる。
双方向通信モードとは、複数の装置間でコマンドによる双方向の通信を行うためのモードである。双方向通信モードは、例えば、無線LAN(Wireless Local Area NetWork)やBlue toothのペアリングの設定に関するデータの伝送を行うために用いられる。なお、双方向通信モードである装置は、第1の電力を出力しながら、双方向通信モードである他の装置にコマンドを送信することができる。また、双方向モードである装置は、第1の電力を出力していない状態において、双方向通信モードである他の装置から第1の電力の供給を受けながらコマンドを受信することができる。
なお、実施例1における給電装置100は、NFC規格に準拠した無線通信を行うためのモードとして、リーダ・ライタモード及び双方向通信モードを有するものとする。また、実施例1における電子機器200は、NFC規格に準拠した無線通信を行うためのモードとして、カードエミュレーションモード及び双方向通信モードを有するものとする。
給電装置100がリーダ・ライタモード及び双方向通信モードのいずれか一つである場合、NFC通信部105は、コマンドを第1の電力に重畳させて給電アンテナ106を介して電子機器200に送信する。この場合、NFC通信部105は、NFC規格に対応するプロトコルに基づいて、電力生成部103によって生成された第1の電力に対してASK(Amplitude Shift Keying)変調を行う。なお、ASK変調は、振幅変位を利用した変調であり、ICカードと、カードリーダとの間の通信で用いられる。NFC通信部105は、電子機器200に送信するコマンドに対応するパルス信号を生成するために、電力生成部103によって生成された第1の電力に対してASK変調を行う。その後、NFC通信部105は、生成されたパルス信号をコマンドとして、給電アンテナ106を介して電子機器200に送信する。
電子機器200は、給電装置100から受信したパルス信号を解析することで、「1」の情報と、「0」の情報とを含むビットデータを取得し、ビットデータによって示される処理を行う。電子機器200がカードエミュレーションモードである場合で、給電装置100がリーダ・ライタモードである場合、電子機器200は、電子機器200に含まれる負荷を変調させることにより、受信したコマンドに対応する応答データを給電装置100に送信する。電子機器200において負荷の変調が行われる場合、給電アンテナ106に流れる電流が変化する。このため、NFC通信部105は、整合回路104から供給される給電アンテナ106の電流の値をNFC通信部105に含まれる不図示の復調回路によって復調することによって、電子機器200から応答データを受信することができる。
給電装置100が双方向通信モードである場合で、電子機器200が双方向通信モードである場合、電子機器200は、第1の電力を出力し、コマンドを第1の電力に重畳させて給電装置100に送信することができる。この場合、給電装置100は、第1の電力に重畳されたコマンドを不図示の復調回路によって復調し、電子機器200からコマンドを受信することができる。なお、給電装置100が双方向通信モードである場合に、電子機器200からコマンドを受信する場合、第1の電力が給電アンテナ106を介して出力されないようにする。
給電アンテナ106は、電力生成部103により生成された電力を外部に出力するためのアンテナである。給電装置100は、給電アンテナ106を介して電子機器200に電力を供給したり、給電アンテナ106を介して電子機器200にコマンドを送信する。また、給電装置100は、給電アンテナ106を介して、電子機器200からコマンド及び電子機器200に送信したコマンドに対応する応答データを受信する。
CPU(Central Processing Unit)107は、ROM108に記憶されているコンピュータプログラムを実行することによって、給電装置100を制御する。CPU107は、電力生成部103を制御することによって電子機器200に供給する電力を制御する。
ROM108は、給電装置100を制御するコンピュータプログラム及び給電装置100に関するパラメータ等の情報を記憶する。
RAM109は、書き換え可能なメモリであり、給電装置100を制御するコンピュータプログラム、給電装置100に関するパラメータ等の情報、NFC通信部105によって電子機器200から受信されたデータ等を記録する。
表示部110は、RAM109及びROM108のいずれか一つから供給される映像データを表示する。
操作部111は、給電装置100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部111は、給電装置100の電源ボタン及び給電装置100のモード切換ボタン等を有し、各ボタンはスイッチ、タッチパネル等により構成される。CPU107は、操作部111を介して入力された入力信号に従って給電装置100を制御する。
無線通信部112は、NFC規格に準拠した無線通信と異なる無線通信を行う。無線通信部112は、NFC規格に準拠した無線通信よりも通信距離が長い無線通信を行うものとする。また、無線通信部112は、NFC規格に準拠した無線通信と異なる周波数の帯域を用いて無線通信を行うものとする。例えば、無線通信部112は、無線LAN規格に準拠した無線通信を行うものとする。
次に、図3を参照して、電子機器200の構成の一例について説明を行う。電子機器200は、受電アンテナ201、整合回路202、整流平滑回路203、NFC通信部204、レギュレータ205、CPU206、ROM207及びRAM208を有する。さらに電子機器200は、第1の接続部209、第2の接続部210、充電制御部211、電池212及び発振器213、電力生成部214、操作部215、システム216及び切換部220を有する。
受電アンテナ201は、給電装置100から供給される電力を受電するためのアンテナである。電子機器200は、受電アンテナ201を介して、給電装置100から電力を受電したり、給電装置100とNFC規格に準拠した無線通信を行う。また、電子機器200は、受電アンテナ201を介して給電装置100からコマンドを受信した場合、給電装置100から受信したコマンドに対応する応答データを受電アンテナ201を介して給電装置100に送信する。また、電子機器200は、受電アンテナ201を介して給電装置100にコマンドを受電アンテナ201を介して送信する。
整合回路202は、給電アンテナ106の共振周波数fと同じ周波数に応じて、給電アンテナ106と受電アンテナ201との間で共振するための共振回路である。また、整合回路202は、受電アンテナ201と整流平滑回路203との間のインピーダンスマッチングを行うための回路を含む。整合回路202には、不図示のコイルや不図示のコンデンサが含まれる。CPU206は、給電アンテナ106の共振周波数fと同じ周波数で受電アンテナ201が発振するように整合回路202に含まれるコイルの値やコンデンサの値を制御する。また、整合回路202は、受電アンテナ201によって受電される電力を整流平滑回路203に供給する。
整流平滑回路203は、整合回路202から供給される電力からコマンド及びノイズを取り除き、直流電力を生成する。さらに、整流平滑回路203は、生成した直流電力をレギュレータ205に供給する。整流平滑回路203は、受電アンテナ201によって受電される電力から取り除いたコマンドをNFC通信部204に供給する。
NFC通信部204は、NFC規格に準拠した無線通信を行う。電子機器200がカードエミュレーションモード及び双方向通信モードのいずれか一つである場合、NFC通信部204は、整流平滑回路203から供給されたコマンドをNFC規格のプロトコルに応じて解析し、コマンドの解析結果をCPU206に供給する。電子機器200がカードエミュレーションモードである場合で、給電装置100から電子機器200に第1の電力が供給されている場合、CPU206は、受信したコマンドに対する応答データを給電装置100に送信する。この場合、CPU206は、受信したコマンドに対する応答データを給電装置100に送信するためにNFC通信部204に含まれる負荷を変動させるようにNFC通信部204を制御する。
レギュレータ205は、整流平滑回路203、電池212、第1の接続部209及び第2の接続部210のいずれか一つから供給される電力を電子機器200に供給するように制御する。レギュレータ205は、CPU206からの指示に応じて、整流平滑回路203を介して給電装置100から供給される電力を電子機器200に供給する。レギュレータ205は、CPU206からの指示に応じて、充電制御部211を介して電池212から供給される放電電力を電子機器200に供給する。レギュレータ205は、CPU206からの指示に応じて、第1の接続部209を介して供給される電力を電子機器200に供給する。レギュレータ205は、CPU206からの指示に応じて、第2の接続部210を介して供給される電力を電子機器200に供給する。
CPU206は、NFC通信部204から供給されたコマンドの解析結果に応じて、NFC通信部204が受信したコマンドがどのコマンドであるかを判定し、受信したコマンドによって指定されている処理や動作を行うように電子機器200を制御する。また、CPU206は、ROM207に記憶されているコンピュータプログラムを実行することによって、電子機器200を制御する。
ROM207は、電子機器200を制御するコンピュータプログラムを記憶する。また、ROM207には、電子機器200に関する情報等が記録される。RAM208は、書き換え可能なメモリであり、電子機器200を制御するコンピュータプログラム、給電装置100から送信されたデータ等を記録する。
第1の接続部209は、不図示の商用電源を接続するための端子を含む。第1の接続部209と商用電源とが接続された場合、第1の接続部209は、電子機器200と商用電源とが接続されたことを検出する。第1の接続部209と商用電源とが接続されていない場合、第1の接続部209は、電子機器200と商用電源とが接続されていないことを検出する。第1の接続部209と商用電源とが接続された場合、第1の接続部209は、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換された直流電力をレギュレータ205に供給する。
第2の接続部210は、外部電源装置を接続するための端子を含む。実施例1において、第2の接続部210は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して外部電源装置と接続されるものとする。なお、この場合、外部電源装置は、USBケーブルを介して電子機器200に電力を供給することができるホストデバイスである。例えば、外部電源装置は、パーソナルコンピュータである。
第2の接続部210と外部電源装置とがUSBケーブルを介して接続された場合、第2の接続部210は、電子機器200と外部電源装置とが接続されたことを検出する。第2の接続部210と外部電源装置とがUSBケーブルを介して接続されていない場合、第2の接続部210は、電子機器200と外部電源装置とが接続されていないことを検出する。第2の接続部210と外部電源装置とが接続された場合、第2の接続部210は、外部電源装置から供給される電力をレギュレータ205に供給する。
充電制御部211は、整流平滑回路203、第1の接続部209、第2の接続部210のいずれか一つからの電力がレギュレータ205から供給される場合、レギュレータ205から供給される電力を用いて、電池212の充電を行う。また、充電制御部211は、電池212から電力が放電される場合、電池212から供給される放電電力をレギュレータ205に供給する。充電制御部211は、電池212の残容量を示す情報及び電池212の充電に関する情報を定期的に検出し、検出した情報をCPU206に通知する。
電池212は、電子機器200に着脱可能な電池である。また、電池212は、充電可能な二次電池であり、例えば、リチウムイオン電池等である。また、電池212は、リチウムイオン電池以外のものであっても良いものとする。
発振器213は、電子機器200が双方向通信モードである場合、切換部220を介してレギュレータ205から供給される電力をCPU206によって設定された目標電力に変換するように電力生成部214を制御するために用いられる周波数を発振する。なお、発振器213は、水晶振動子等を用いる。なお、CPU206は、電子機器200がカードエミュレーションモードである場合、発振器213とレギュレータ205とを接続しないように切換部220を制御し、発振器213の動作を停止させる。
電力生成部214は、電子機器200が双方向通信モードである場合、レギュレータ205から供給される電力と、発振器213によって発振される周波数とに基づいて、受電アンテナ201を介して外部に出力するための電力を生成する。電力生成部214は、内部にFET等を有し、発振器213によって発振される周波数に応じて、外部に出力するための電力を生成する。なお、電力生成部214によって生成された電力は、NFC通信部204に供給される。また、電力生成部214によって生成される電力は、第3の電力であるものとする。第3の電力は、電子機器200がNFC規格に準拠した無線通信を行うために給電装置100に供給する電力である。なお、CPU206は、電子機器200がカードエミュレーションモードである場合、発振器213とレギュレータ205とを接続しないように切換部220を制御し、電力生成部214の動作を停止させる。電子機器200が双方向通信モードである場合、NFC通信部204は、電力生成部214から供給される第3の電力にコマンドを重畳させ、受電アンテナ201を介して給電装置100に第3の電力に重畳されたコマンドが送信されるようにする。
操作部215は、電子機器200を操作するためのユーザインターフェースである。操作部215は、電子機器200を操作するための電源ボタン及び電子機器200のモードを切り換えるモード切換ボタン等を有し、各ボタンはスイッチ、タッチパネル等により構成される。ユーザによって操作部215が操作された場合、操作部215は、ユーザによって行われた操作に対応する信号をCPU206に供給する。なお、操作部215は、不図示のリモートコントローラから受信したリモコン信号に応じて電子機器200を制御するものであってもよい。
システム216は、撮像部217、無線通信部218及び記録部219を有する。撮像部217は、被写体の光学像から画像データを生成するための撮像素子、撮像素子で生成された画像データに対して画像処理を行う画像処理回路及び映像データを圧縮したり、圧縮された画像データを伸長したりするための圧縮伸長回路等を有する。撮像部217は、被写体の撮影を行い、撮影の結果により得られた静止画像や動画像等の画像データを記録部219に供給する。記録部219は、撮像部217から供給された画像データを記録媒体219aに記録する。撮像部217は、被写体の撮影を行うために必要な構成をさらに有していてもよい。
無線通信部218は、ROM207や記録媒体219aに記録されている画像データや音声データを給電装置100に送信したり、給電装置100から画像データや音声データを受信することができる。
無線通信部218は、無線通信部112と共通する通信プロトコルに応じて、画像データや音声データの送信や受信を行う。例えば、無線通信部218は、無線通信部112と同様に無線LAN規格に準拠した無線通信を行うものとする。
記録部219は、無線通信部218及び撮像部217のいずれか一つから供給された画像データや音声データ等のデータを記録媒体219aに記録する。
また、記録部219は、画像データや音声データ等のデータを記録媒体219aから読み出し、RAM208及び無線通信部218のいずれか一つに供給することもできる。なお、記録媒体219aは、ハードディスクやメモリカード等であってもよく、電子機器200に内蔵されていても、電子機器200に着脱可能な外部の記録媒体であってもよい。
なお、システム216は、電子機器200が電源オンである場合にレギュレータ205から電力が供給される手段を含むものである。そのため、システム216は、撮像部217、無線通信部218、記録部219及び記録媒体219a以外に画像データを表示するための表示手段やメールの送受信を行うための手段等をさらに含むものであってもよい。
切換部220は、発振器213とレギュレータ205とを接続するためのスイッチを含む。切換部220がオンである場合、発振器213とレギュレータ205とが接続される。切換部220がオンでない場合、発振器213とレギュレータ205とは接続されない。電子機器200がカードエミュレーションモードである場合、CPU206は、切換部220がオフになるように制御する。電子機器200が双方向通信モードである場合、CPU206は、切換部220がオンになるように制御する。
なお、給電アンテナ106及び受電アンテナ201は、ヘリカルアンテナであっても、ループアンテナであってもよく、メアンダラインアンテナ等の平面状のアンテナであってもよいものとする。
実施例1において、給電装置100は、磁界共鳴方式に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしたが、これに限られるものではない。
例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、電界結合に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。この場合、給電装置100に電極を設け、電子機器200に電極を設ける必要があり、給電装置100の電極から電子機器200の電極に電力が供給される。
また、例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、電磁誘導に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。
また、例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、WPC(Wireless Power Consortium)に規定されている規格(「Qi」規格)に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。
また、例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、WPT(Wireless Power Transmisson)に規定されている規格に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。
また、例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、CEA(Consumer Electronics Association)に規定されている規格に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。
また、例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、BWF(Broadband Wireless Fourum)に規定されている規格に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。
また、例えば、給電装置100は、磁界共鳴方式の代わりに、TTA(Telecommunications Technology Association)に規定されている規格に基づいて、電子機器200に無線給電を行うようにしてもよい。
給電装置100は、無線により電力を電子機器200に供給するようにした。しかし、「無線」を「非接触」や「無接点」と言い換えてもよいものとする。
実施例1において、給電装置100は、NFC規格に準拠した無線通信を電子機器200と行うものとする。このため、CPU107は、給電装置100において、給電アンテナ106の共振周波数fが13.56MHzになるように制御するものとする。
(認証処理)
実施例1において、給電装置100によって行われる認証処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4の認証処理は、CPU107がROM108に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。なお、図4の認証処理が行われる場合、電子機器200は、カードエミュレーションモードであり、切換部220はオフであるものとする。また、図4の認証処理が行われる場合、電子機器200と電池212とが接続されているものとする。
S401において、CPU107は、給電装置100をリーダ・ライタモードに設定する。この場合、本フローチャートはS401からS402に進む。
S402において、CPU107は、所定の範囲内に電子機器200が存在するか否かを検出するために第1の電力を給電アンテナ106を介して出力するように発振器102、電力生成部103及び整合回路104を制御する。この場合、本フローチャートはS402からS403に進む。
S403において、CPU107は、電子機器200を所定の範囲内に検出したか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲内に検出されたと判定された場合(S403でYes)、本フローチャートは、S403からS404に進む。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲内に検出されていないと判定された場合(S403でNo)、本フローチャートは、S403からS403に戻る。
S404において、CPU107は、NFC規格に準拠した認証処理を行う。NFC規格に準拠した認証処理は、ISO/IEC 18092やISO/IEC 14443に規定されている処理を含む。また、NFC規格に準拠した認証処理は、ISO/IEC 21481に規定されている処理を含む。また、NFC規格に準拠した認証処理は、NFC−DEPプロトコルに準拠する処理を含む。また、NFC規格に準拠した認証処理は、ISO−DEPプロトコルに準拠する処理を含んでいていてもよい。CPU107は、所定の範囲内に複数の電子機器が存在する場合、アンチコリジョン処理を行い、選択した電子機器と認証を行うようにする。NFC規格に準拠した認証処理は、例えば、NFCID(Near Field Communication Identifier)を電子機器200から取得するための処理である。
NFCIDが電子機器200から取得された場合、CPU107は、取得したNFCIDをRAM109に記録する。さらに、CPU107は、取得したNFCIDから電子機器200のNFC規格におけるデバイスの種類を判定し、電子機器200のデバイスの種類に応じた無線通信を行うようにNFC通信部105を制御する。この場合、本フローチャートは、S404からS405に進む。
S405において、CPU107は、電子機器200が無線給電に対応した機器であるかを確認するための第1のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第1のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第1のコマンドに対応する応答データを用いて、電子機器200が無線給電に対応している機器であるか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が無線給電に対応している機器であると判定された場合(S405でYes)、本フローチャートは、S405からS406に進む。CPU107によって、電子機器200が無線給電に対応している機器でないと判定された場合(S405でNo)、本フローチャートは、S405からS413に進む。
S406において、CPU107は、電子機器200が商用電源及び外部電源装置の少なくとも一つから電力を供給されているかを確認するための第2のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第2のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第2のコマンドに対応する応答データを用いて、電子機器200が商用電源及び外部電源装置の少なくとも一つから電力を供給されているか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が商用電源及び外部電源装置の少なくとも一つから電力を供給されていると判定された場合(S406でYes)、本フローチャートは、S406からS413に進む。CPU107によって、電子機器200が商用電源及び外部電源装置から電力を供給されていないと判定された場合(S406でNo)、CPU107は、電子機器200は、電池212から電力を供給されていると判定する。この場合(S406でNo)、本フローチャートは、S406からS407に進む。
S407において、CPU107は、電子機器200に接続されている電池212の残容量が所定値P以上であるか否かを判定する。この場合、CPU107は、電子機器200に接続されている電池212の残容量を要求するための第3のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第3のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第3のコマンドに対応する応答データを用いて、電池212の残容量が所定値P以上であるか否かを判定する。所定値Pは、電子機器200がシステム216を起動させるために必要な電力を示す値である。さらに、所定値Pは、無線通信部218によって無線通信を行うために必要な電力を示す値である。所定値Pは、NFC通信部105が電子機器200から取得したものであってもよく、予めROM108に記録されているものであっても良いものとする。
CPU107によって、電池212の残容量が所定値P以上であると判定された場合(S407でYes)、CPU107は、電子機器200が電池212から供給される電力を用いてシステム216を起動させることができると判定する。例えば、無線通信部218を動作させるための指示が電子機器200に入力された場合、電池212の残容量が所定値P以上であるとき、電子機器200は、給電装置100からの給電を受けなくても、電池212を用いて無線通信部218を動作させることができる。このため、電子機器200は、電池212の残容量が所定値P以上である場合、システム216を起動させるための指示を操作部215を介して受け付け、操作部215を介して入力された指示に対応する動作を行う。そのため、電池212の残容量が所定値P以上であると判定された場合(S407でYes)、本フローチャートは、S407からS412に進む。CPU107によって、電池212の残容量が所定値P以上でないと判定された場合(S407でNo)、CPU107は、電子機器200が電池212から供給される電力を用いてシステム216を起動させることができないと判定する。例えば、無線通信部218を動作させるための指示が電子機器200に入力された場合でも、電池212の残容量が所定値P以上でないとき、電子機器200は、電池212を用いて無線通信部218を動作させることができない。このため、電子機器200は、電池212の残容量が所定値P以上でない場合、システム216を起動させるための指示が操作部215を介して入力されたとしても、操作部215を介して入力された指示に対応する動作を行わない。そのため、電池212の残容量が所定値P以上でないと判定された場合(S407でNo)、本フローチャートは、S407からS408に進む。
S408において、CPU107は、第1の電力の出力を停止し、第2の電力を給電アンテナ106を介して出力するように発振器102、電力生成部103及び整合回路104を制御する。なお、CPU107は、電池212の残容量に基づいて、第2の電力の値を設定するものとする。さらに、CPU107は、第2の電力が給電アンテナ106を介して出力されてから経過した時間を計測するようにタイマー107aを制御する。タイマー107aによって計測される時間が所定の時間T以上である場合、本フローチャートは、S408からS409に進む。
タイマー107aによって計測される時間が所定の時間T以上でない場合、タイマー107aによって計測される時間が所定の時間T以上になるまで、CPU107は、第2の電力が給電アンテナ106を介して出力されるようにする。
S409において、CPU107は、第2の電力の出力を停止し、第1の電力を給電アンテナ106を介して出力するように発振器102、電力生成部103及び整合回路104を制御する。この場合、CPU107は、電子機器200から電池212の残容量を示す情報や電子機器200の状態を示す情報を取得するために、第1の電力を出力し、NFC規格に準拠した無線通信を行うようにする。この場合、本フローチャートは、S409からS410に進む。
S410において、CPU107は、電子機器200が所定の範囲から取り除かれたか否かを検出する。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲から取り除かれたと判定された場合(S410でYes)、本フローチャートは、S410からS411に進む。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲から取り除かれていないと判定された場合(S410でNo)、本フローチャートは、S410からS406に戻る。
S411において、CPU107は、第1の電力及び第2の電力を給電アンテナ106を介して出力しないように、発振器102、電力生成部103及び整合回路104の少なくとも一つを制御する。この場合、本フローチャートは、終了する。
S412において、CPU107は、制御処理を行う。制御処理については後述する。制御処理が行われた場合、本フローチャートは、S412からS411に進む。
S413において、CPU107は、無線LANに準拠した無線通信を行うことができる機器であるかを確認するための第4のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第4のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第4のコマンドに対応する応答データを用いて、電子機器200が無線LANに準拠した無線通信を行うことができる機器であるか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が無線LANに準拠した無線通信を行うことができる機器であると判定された場合(S413でYes)、本フローチャートは、S413からS414に進む。CPU107によって、CPU107によって、電子機器200が無線LANに準拠した無線通信を行うことができない機器であると判定された場合(S413でNo)、本フローチャートは、S413からS411に進む。
S414において、CPU107は、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されたか否かを判定する。例えば、操作部111を介して給電装置100に無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が入力された場合、CPU107は、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されたと判定する。また、給電アンテナ106を介して無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示をNFC通信部105が受信したと判定された場合、CPU107は、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されたと判定する。
CPU107によって、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されたと判定された場合(S414でYes)、本フローチャートは、S414からS415に進む。CPU107によって、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されていないと判定された場合(S414でNo)、本フローチャートは、S414からS411に進む。
S415において、CPU107は、電子機器200が双方向通信モードに対応しているかを確認するための第5のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第5のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第5のコマンドに対応する応答データを用いて、電子機器200が双方向通信モードに対応しているか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が双方向通信モードに対応していると判定された場合(S415でYes)、本フローチャートは、S415からS419に進む。CPU107によって、電子機器200が双方向通信モードに対応していないと判定された場合(S415でNo)、本フローチャートは、S415からS416に進む。
S416において、CPU107は、無線LANに準拠した無線通信のための認証を行うようにNFC通信部105を制御する。この場合、CPU107は、無線通信部112と無線通信部218との間で無線通信を行うために用いられる第1の情報を要求するための第6のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第6のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第6のコマンドに対応する応答データに含まれる第1の情報をRAM109に記録する。第1の情報には、無線通信部218のIPアドレスを示す情報と、無線通信部218のSSID(Service Set Identifier)を示す情報と、無線通信部218の暗号化に関する情報とが含まれる。さらに、第1の情報には、無線通信部218のESSID(Extended Service Set Identifier)を示す情報が含まれていてもよい。
さらに、CPU107は、無線通信部112と無線通信部218との間で無線通信を行うために用いられる第2の情報を通知するための第7のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第2の情報は、予めRAM109またはROM108に記録されているものとする。なお、第2の情報には、無線通信部112のIPアドレスを示す情報と、無線通信部112のSSIDを示す情報と、無線通信部112の暗号化に関する情報とが含まれる。さらに、第2の情報には、無線通信部112のESSIDを示す情報が含まれていてもよい。この場合、本フローチャートは、S416からS417に進む。
S417において、CPU107は、電子機器200から取得した第1の情報を用いて、無線LAN規格に準拠した無線通信を行うように無線通信部112を制御する。例えば、CPU107は、給電装置100が取得していない画像データ及び音声データの少なくとも一つを電子機器200から取得するように無線通信部112を制御する。また、例えば、CPU107は、ユーザによって選択された画像データ及び音声データの少なくとも一つを電子機器200から取得するように無線通信部112を制御する。例えば、CPU107は、電子機器200が取得していない画像データ及び音声データの少なくとも一つを電子機器200に送信するように無線通信部112を制御する。また、例えば、CPU107は、ユーザによって選択された画像データ及び音声データの少なくとも一つを電子機器200に送信するように無線通信部112を制御する。この場合、本フローチャートは、S417からS418に進む。
S418において、CPU107は、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させるか否かを判定する。例えば、ユーザから無線LAN規格に準拠した無線通信を終了するための指示が給電装置100に入力された場合、CPU107は、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定する。また、無線通信部112による画像データ及び音声データの少なくとも一つの送信が完了した場合、CPU107は、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定する。また、無線通信部112による画像データ及び音声データの少なくとも一つの受信が完了した場合、CPU107は、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定する。CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定された場合(S418でYes)、本フローチャートは、S418からS411に進む。この場合(S418でYes)、CPU107は、無線通信部112の動作を停止させる。CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定されていない場合(S418でNo)、本フローチャートは、S418からS418に戻る。この場合(S418でNo)、無線LAN規格に準拠した無線通信は、継続して行われる。
S419において、CPU107は、給電装置100をリーダ・ライタモードから双方向通信モードに切り替える。さらに、CPU107は、電子機器200を双方向通信モードに切り替えるための第8のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第8のコマンドを受信した場合、CPU206は、切換部220をオンにすることによって、発振器213とレギュレータ205を接続し、電子機器200を双方向通信モードに変更する。第8のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、電子機器200が双方向通信モードに切り替えられたと検出する。この場合、本フローチャートは、S419からS420に進む。
S420において、CPU107は、S404と同様に、NFC規格に準拠した認証処理を行う。この場合、本フローチャートは、S420からS416に進む。
S419の処理が行われた後に、S416の処理が行われる場合、S416において、CPU107は、第7のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第7のコマンドが送信された後、CPU107は、第1の電力の出力を停止するように、発振器102、電力生成部103及び整合回路104を制御する。この場合、CPU107は、電子機器200から第1の情報を通知するための第9のコマンドを受信するまで待機する。第9のコマンドを受信した場合、第9のコマンドに含まれる第1の情報を取得し、RAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S416からS417に進む。
S401において、CPU107は、給電装置100をリーダ・ライタモードになるように設定したが、これに限られないものとする。例えば、S401において、CPU107は、給電装置100を双方向通信モードに設定するようにしてもよい。この場合、図4の認証処理が行われる場合、電子機器200は、双方向通信モードであってもよい。また、CPU107は、S404の処理が行われる前に、S401の処理を行わず、S404の処理が行われた後にS401の処理を行うようにしてもよい。
S420において、NFC規格に準拠した認証処理を行うようにした。しかし、CPU107は、S420の処理が行われる前に、一旦、第1の電力の出力を停止させて、再び第1の電力の出力を開始した後に、S420の処理を行うようにしてもよい。
(制御処理)
実施例1において、給電装置100によって図4の認証処理のS412において行われる制御処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5の制御処理は、CPU107がROM108に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。CPU107は、給電装置100がリーダ・ライタモードである場合において、図5に示す制御処理を行うものとする。なお、図5の制御処理が行われる場合、電子機器200は、カードエミュレーションモードであり、切換部220はオフであるものとする。また、図5の制御処理が行われる場合、電子機器200と電池212とが接続されているものとする。
S501において、CPU107は、第1の電力を給電アンテナ106を介して出力するように発振器102、電力生成部103及び整合回路104を制御する。この場合、本フローチャートはS501からS502に進む。
S502において、CPU107は、S413と同様に、電子機器200が無線LANに準拠した無線通信を行うことができる機器である否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が無線LANに準拠した無線通信を行うことができる機器であると判定された場合(S502でYes)、本フローチャートは、S502からS503に進む。CPU107によって、電子機器200が無線LANに準拠した無線通信を行うことができない機器であると判定された場合(S502でNo)、本フローチャートは、S502からS505に進む。
S503において、CPU107は、S406と同様に、電子機器200が商用電源及び外部電源装置の少なくとも一つから電力を供給されているか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200が商用電源及び外部電源装置の少なくとも一つから電力を供給されていると判定された場合(S503でYes)、本フローチャートは終了する。その後、CPU107は、図4の認証処理のS413〜S420の処理を行うようにする。CPU107によって、電子機器200が商用電源及び外部電源装置から電力を供給されていないと判定された場合(S503でNo)、本フローチャートは、S503からS504に進む。
S504において、CPU107は、S414と同様に、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されたか否かを判定する。CPU107によって、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されたと判定された場合(S504でYes)、本フローチャートは、S504からS510に進む。CPU107によって、無線LANに準拠した無線通信を開始するための指示が検出されていないと判定された場合(S504でNo)、本フローチャートは、S504からS505に進む。
S505において、CPU107は、電子機器200に接続されている電池212が満充電であるか否かを判定する。この場合、CPU107は、第3のコマンドを給電アンテナ106を介して電子機器200に送信するようにNFC通信部105を制御する。第3のコマンドに対応する応答データが電子機器200から受信された場合、CPU107は、第3のコマンドに対応する応答データを用いて、電池212が満充電であるか否かを判定する。CPU107によって、電池212が満充電であると判定された場合(S505でYes)、本フローチャートは、S505からS506に進む。CPU107によって、電池212が満充電でないと判定された場合(S505でNo)、本フローチャートは、S505からS507に進む。
S506において、CPU107は、S411と同様に、第1の電力及び第2の電力を給電アンテナ106を介して出力しないように、発振器102、電力生成部103及び整合回路104の少なくとも一つを制御する。この場合、本フローチャートは、終了する。
S507において、CPU107は、S408と同様に、第1の電力の出力を停止し、第2の電力を給電アンテナ106を介して出力するようにする。この場合、第2の電力が給電アンテナ106を介して出力されてから経過した時間が所定の時間T以上である場合、本フローチャートは、S507からS508に進む。
S508において、CPU107は、S409と同様に、第2の電力の出力を停止し、第1の電力を給電アンテナ106を介して出力するようにする。この場合、本フローチャートは、S508からS509に進む。
S509において、CPU107は、S410と同様に、電子機器200が所定の範囲から取り除かれたか否かを検出する。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲から取り除かれたと判定された場合(S509でYes)、本フローチャートは、S509からS506に進む。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲から取り除かれていないと判定された場合(S509でNo)、本フローチャートは、S509からS503に戻る。
S510において、CPU107は、S416と同様に、CPU107は、無線LANに準拠した無線通信のための認証を行うようにNFC通信部105を制御する。この場合、本フローチャートは、S510からS511に進む。
S511において、CPU107は、S505と同様に、電子機器200に接続されている電池212が満充電であるか否かを判定する。CPU107によって、電池212が満充電であると判定された場合(S511でYes)、本フローチャートは、S511からS512に進む。CPU107によって、電池212が満充電でないと判定された場合(S511でNo)、本フローチャートは、S511からS514に進む。
S512において、CPU107は、S417と同様に、無線LAN規格に準拠した無線通信を行うように無線通信部112を制御する。この場合、本フローチャートは、S512からS513に進む。
S513において、CPU107は、S418と同様に、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させるか否かを判定する。CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定された場合(S513でYes)、本フローチャートは、S513からS506に進む。CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定されていない場合(S513でNo)、本フローチャートは、S513からS513に戻る。
S514において、CPU107は、S417と同様に、無線LAN規格に準拠した無線通信を行うように無線通信部112を制御する。この場合、本フローチャートは、S514からS515に進む。
S515において、CPU107は、S408と同様に、CPU107は、第1の電力の出力を停止し、第2の電力を給電アンテナ106を介して出力するようにする。なお、CPU107は、電池212の残容量と、無線通信部218を動作させるための電力とに基づいて、第2の電力の値を設定するものとする。この場合、第2の電力が給電アンテナ106を介して出力されてから経過した時間が所定の時間T以上である場合、本フローチャートは、S515からS516に進む。
S516において、CPU107は、S409と同様に、第2の電力の出力を停止し、第1の電力を給電アンテナ106を介して出力するようにする。この場合、本フローチャートは、S516からS517に進む。
S517において、CPU107は、S410と同様に、電子機器200が所定の範囲から取り除かれたか否かを検出する。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲から取り除かれたと判定された場合(S517でYes)、本フローチャートは、S517からS506に進む。CPU107によって、電子機器200が所定の範囲から取り除かれていないと判定された場合(S517でNo)、本フローチャートは、S517からS518に進む。
S518において、CPU107は、S418と同様に、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させるか否かを判定する。CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定された場合(S518でYes)、本フローチャートは、S518からS503に戻る。CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定されていない場合(S518でNo)、本フローチャートは、S518からS511に戻る。
なお、CPU107によって、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定されていない場合(S513でNo)に、電池212の残容量が所定値P以上でないことが検出された場合、CPU107は、本フローチャートを終了する。その後、CPU107は、電池212の残容量が所定値P以上であると検出されるまで、図4の認証処理のS406〜S411までの処理を行うようにしてもよい。
なお、S514において、無線通信部112により行われた無線LAN規格に準拠した無線通信は、無線LAN規格に準拠した無線通信を終了させると判定されるまでの間、継続して行われるものとする。
このように、実施例1における給電装置100は、NFC規格等に準拠した近接無線通信によって、電子機器200の状態を検出するようにした。この場合、給電装置100は、電子機器200の電力供給の状態に応じて、無線LAN規格等に準拠した無線通信のための認証を行うようにした。
電子機器200が給電装置100以外の電力供給装置から給電されている場合、給電装置100は、電子機器200の電池212が満充電でない場合であっても、無線通信の認証のための近接無線通信を行うようにした。これにより、給電装置100は、電子機器200に対する給電よりも、給電装置100と電子機器200とによるデータの伝送を優先して行うようにすることができる。なお、この場合、給電装置100は、給電装置100及び電子機器200を双方向通信モードになるように制御する。このため、給電装置100は、コマンドを用いて電子機器200を制御することができ、電子機器200は、コマンドを用いて給電装置100を制御することができる。
また、電子機器200が給電装置100から給電される場合、給電装置100は、電子機器200の電池212が無線通信を行うための電力を電子機器200に供給することができることを確認してから、無線通信の認証のための近接無線通信を行うようにした。これにより、給電装置100は、電子機器200の電池212が満充電になる前であっても、給電装置100と電子機器200とによるデータの伝送を行うことができる。さらに、この場合、給電装置100は、電子機器200への給電と、給電装置100と電子機器200とによるデータの伝送とを並行して行うことができる。このため、電子機器200は、給電装置100へのデータの伝送を給電装置100から供給される電力を用いて行うことができる。さらに、電子機器200は、給電装置100から送信されたデータの受信を給電装置100から供給される電力を用いて行うことができる。
また、電子機器200が給電装置100から給電される場合に、電子機器200の電池212が無線通信を行うための電力を電子機器200に供給できない場合、給電装置100は、電子機器200に対する給電を優先して行う。
したがって、給電装置100は、電子機器の状態に応じて、無線通信のための認証を行うようにすることができる。
電子機器200が給電装置100から給電される場合、給電装置100は、リーダ・ライタモードとなり、電子機器200は、カードエミュレーションモードとになる。このため、給電装置100は、電子機器200の電池212に蓄積されている電力を消費させないようにしながら、電子機器200と近接無線通信を行うことができる。
実施例1において、給電装置100及び電子機器200は、NFC規格に準拠した無線通信を行うものとした。しかし、給電装置100及び電子機器200は、近接無線通信を行うものであれば、NFC規格に準拠した無線通信以外の近接無線通信を行うものであっても良いものとする。給電装置100及び電子機器200は、NFC規格に準拠した無線通信の代わりに、FeliCa(登録商標)規格に準拠した近接無線通信を行うものであってもよいものとする。また、給電装置100及び電子機器200は、NFC規格に準拠した無線通信の代わりに、RFID(Radio Frequency IDentificationに準拠した近接無線通信を行うものであってもよいものとする。また、給電装置100及び電子機器200は、NFC規格に準拠した無線通信の代わりに、MIFARE(登録商標)規格(ISO/IEC 14443)に準拠した近接無線通信を行うものであってもよいものとする。また、給電装置100及び電子機器200は、NFC規格に準拠した無線通信の代わりに、TransferJet(登録商標)規格に準拠した無線通信を行うものであってもよいものとする。
また、実施例1において、給電装置100と電子機器200との間で共振を行うために、給電アンテナ106の共振周波数及び受電アンテナ201の共振周波数が13.56MHzになるようにした。しかし、これに限られないものとする。例えば、給電装置100及び電子機器200が、NFC規格に準拠した無線通信の代わりに、TransferJet規格に準拠した無線通信を行う場合、給電アンテナ106の共振周波数及び受電アンテナ201の共振周波数が4.48GHzになるようにする。また、給電装置100が磁界共鳴方式の代わりに、Qi規格に対応する無線給電を行う場合、給電アンテナ106の共振周波数及び受電アンテナ201の共振周波数が100kHz〜250kHzの間のいずれか一つの周波数になるようにしてもよい。また、給電アンテナ106の共振周波数及び受電アンテナ201の共振周波数が6.78MHz、または数百kHz以下の周波数になるようにしてもよい。また、第1の電力が伝送される期間における給電アンテナ106の共振周波数及び受電アンテナ201の共振周波数と、第2の電力が伝送される期間における給電アンテナ106の共振周波数及び受電アンテナ201の共振周波数とが異なっていてもよい。
また、実施例1において、無線通信部112及び無線通信部218は、無線LAN規格に準拠する無線通信を行うものとした。しかし、これに限られないものとする。例えば、無線通信部112及び無線通信部218は、無線LAN規格に準拠する無線通信の代わりに、Blue Tooth(登録商標)規格に準拠する無線通信を行うようにしてもよい。この場合、第1の情報及び第2の情報は、Blue Tooth規格に関連する情報を含むものとなる。
また、例えば、無線通信部112及び無線通信部218は、無線LAN規格に準拠する無線通信の代わりに、WirelessHD(登録商標)規格に準拠する無線通信を行うようにしてもよい。この場合、第1の情報及び第2の情報は、WirelessHDに関連する情報を含むものとなる。また、例えば、無線通信部112及び無線通信部218は、無線LAN規格に準拠する無線通信の代わりに、WHDI(Wireless Home Digital Interface)(登録商標)規格に準拠する無線通信を行うようにしてもよい。この場合、第1の情報及び第2の情報は、WHDI規格に関連する情報を含むものとなる。例えば、給電装置100は、無線通信部112の代わりに有線通信部を有し、給電装置100は、無線通信部112の代わりに有線通信部を有し、電子機器200は、無線通信部218の代わりに有線通信部を有するようにしてもよい。この場合、給電装置100における有線通信部及び電子機器200における有線通信部は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)規格に準拠した通信を行うようにしてもよい。この場合、第1の情報及び第2の情報は、HDMI規格に関連する情報を含むものとなる。また、この場合、給電装置100における有線通信部及び電子機器200における有線通信部は、Display Port(登録商標)規格に準拠した通信を行うようにしてもよい。この場合、第1の情報及び第2の情報は、Display Port規格に関連する情報を含むものとなる。
給電装置100は、リーダ・ライタモード及び双方向通信モードを有するものとしたが、給電装置100は、さらに、カードエミュレーションモードを有するものであってもよいものとする。電子機器200は、カードエミュレーションモード及び双方向通信モードを有するものとしたが、電子機器200は、さらに、リーダ・ライタモードを有するものであってもよいものとする。
(他の実施例)
本発明に係る給電装置100は、実施例1において説明した給電装置100に限定されるものではない。また、本発明に係る電子機器200も実施例1において説明した電子機器200に限定されるものではない。例えば、本発明に係る給電装置100及び電子機器200は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能である。
また、実施例1において説明した様々な処理及び機能は、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ(CPU等を含む)で実行可能であり、実施例1で説明した様々な機能を実現することになる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)などを利用して、実施例1で説明した様々な処理及び機能を実現してもよいことは言うまでもない。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体から読み出され、コンピュータで実行されることになる。コンピュータ読取可能な記録媒体には、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM等を用いることができる。また、本発明に係るコンピュータプログラムは、通信インターフェースを介して外部装置からコンピュータに提供され、当該コンピュータで実行されるようにしてもよい。
100 給電装置
200 電子機器

Claims (14)

  1. 電子機器に無線給電する給電手段と、
    データを前記電子機器に送信し、データを前記電子機器から受信する通信手段と、
    前記電子機器の状態に応じて、前記通信手段のための認証処理を開始するように制御する制御手段とを有することを特徴とする給電装置。
  2. 前記給電装置と異なる装置から前記電子機器が給電される場合、前記制御手段は、前記認証処理を開始するための制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記電子機器に接続される電池の残容量に応じて、前記制御手段は、前記認証処理を開始するための制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の給電装置。
  4. 前記電子機器に接続される電池の残容量が所定の残容量よりも少なくない場合、前記制御手段は、前記認証処理を開始するための制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の給電装置。
  5. 前記電池の残容量が前記所定の残容量よりも少ない場合、前記制御手段は、前記電池の残容量が前記所定の残容量よりも少なくないと検出されるまでの間、前記認証処理を開始するための制御を行わないことを特徴とする請求項4に記載の給電装置。
  6. 前記電池の残容量が前記所定の残容量よりも少ない場合、前記制御手段は、前記電池の残容量が所定値よりも少なくないと検出されるまでの間、前記電子機器に電力を供給するための制御を行うことを特徴とする請求項4または5に記載の給電装置。
  7. 前記電池の残容量が前記所定の残容量よりも少なくない場合、前記制御手段は、前記電子機器に電力を供給するための制御を行い、データの送信を前記通信手段に行わせるための制御を行うことを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の給電装置。
  8. 前記電池の残容量が前記所定の残容量よりも少なくない場合、前記制御手段は、前記電子機器に電力を供給するための制御を行い、データの受信を前記通信手段に行わせるための制御を行うことを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の給電装置。
  9. 前記電池の残容量が前記所定の残容量よりも少なくない場合、前記制御手段は、前記電池が満充電であることが検出されるまでの間、前記電子機器に電力を供給するための制御を行うことを特徴とする請求項4から8のいずれか1項に記載の給電装置。
  10. 近接無線通信を行う近接無線通信手段をさらに有し、
    前記認証処理は、前記近接無線通信手段を用いて、前記電子機器に関する第1の情報を前記電子機器から取得するための処理と、前記近接無線通信手段を用いて、前記通信手段に関する第2の情報を前記電子機器に送信するための処理とを含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の給電装置。
  11. 前記通信手段は、前記第1の情報及び前記第2の情報を用いて、データを前記電子機器に送信することを特徴とする請求項10に記載の給電装置。
  12. 前記通信手段は、前記第1の情報及び前記第2の情報を用いて、データを前記電子機器から受信することを特徴とする請求項10または11に記載の給電装置。
  13. 前記制御手段は、前記電池の残容量に応じて、前記電子機器に供給される電力を制御することを特徴とする請求項4から12のいずれか1項に記載の給電装置。
  14. データを前記電子機器に送信し、データを前記電子機器から受信する通信手段を有する給電装置を制御する方法であって、
    電子機器に無線給電するステップと、
    前記電子機器の状態に応じて、前記通信手段のための認証処理を開始するように制御するステップとを有することを特徴とする制御方法。
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