JP2014006572A - 電子機器の操作方法、操作プログラム及び操作装置 - Google Patents

電子機器の操作方法、操作プログラム及び操作装置 Download PDF

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啓太 牛田
Daisuke Komoriya
大介 小森谷
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Abstract

【課題】操作デバイスを用いた操作性に優れたタッチパネル用の操作装置でありながら、汎用性の高い操作装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、操作デバイスである操作部30を備えた操作装置50をタッチパネル22の入力操作領域に載置することで、操作装置50と入力操作領域への入力操作とを関連付けることができる。これにより、他のプログラム10の入力操作を操作性の高い操作デバイスを用いて高精度に行うことができる。また、操作装置50を載置する入力操作領域を変えることで、操作装置50に関連付ける入力操作を変更することができる。このため、操作装置50の操作対象、操作内容の自由度が高く、広い汎用性を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルによる入力操作が可能な電子機器の操作方法、操作プログラム及び操作装置に関するものである。
近年、携帯通信機器やタブレット型端末、AV機器、車載用電気機器、産業用機械機器等、様々な分野の電子機器において、入力手段にタッチパネルを採用した製品が多く商品化されている。このタッチパネルは画面に表示された操作表示をユーザが直接触れることで電子機器に対する入力操作を行うことができる。そして、このタッチパネルの操作表示を適宜変えることで多岐に亘る汎用性の高い入力操作を行うことができる。しかしながら、タッチパネルによる入力操作は視覚に依存するため、操作の実感が乏しく細かな入力操作には不向きであるという問題点がある。
一方、スイッチやボリューム等の従来の操作デバイスは、ユーザが実際に手指で動かし触覚を頼りに入力操作を行うことができる。このため、タッチパネルよりも操作性が高く細かな入力操作が可能である。この操作デバイスの利点をタッチパネルに活用するため、下記[特許文献1]では、タッチパネルに表示されたソフトウェアキーボード上に操作デバイスとしてのキーボード入力補助部を設置してキー入力を行う発明が開示されている。
特開平6−332602号公報
しかしながら、操作デバイスによる操作はその操作対象、操作内容が限定され汎用性に乏しいという問題点がある。例えば[特許文献1]のキーボード入力補助部は特定のキー配列のソフトウェアキーボードにしか用いることができず、その適用範囲は極めて限定的である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、操作デバイスを用いた操作性に優れたタッチパネル用の操作装置でありながら、汎用性の高い操作装置を提供することを目的とする。また、この操作装置を用いた電子機器の操作方法、及び操作プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、
(1)タッチパネル22を備えた電子機器20の操作方法であって、前記タッチパネル22を介して操作可能な他のプログラム10が動作している状態で、
前記タッチパネル22への入力情報を取得するステップと、
前記入力情報から得られる識別情報が、予め設定されている装置識別情報と一致するか否かを判別するステップと、
前記識別情報と前記装置識別情報とが一致した場合、前記識別情報に対応する操作装置50と前記入力情報に対応する前記他のプログラム10の入力操作とを関連付けるステップと、
前記操作装置50からの操作情報に基づいて前記入力操作に対する操作指示を前記他のプログラム10側に出力するステップと、
を有することを特徴とする電子機器の操作方法を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)タッチパネル22を備えた電子機器20に対する操作プログラムであって、前記タッチパネル22を介して操作可能な他のプログラム10が動作している状態で、
前記タッチパネル22への入力情報を取得する手順と、
前記入力情報から得られる識別情報が、予め設定されている装置識別情報と一致するか否かを判別する手順と、
前記識別情報と前記装置識別情報とが一致した場合、前記識別情報に対応する操作装置50と前記入力情報に対応する前記他のプログラム10の入力操作とを関連付ける手順と、
前記操作装置50からの操作情報に基づいて前記入力操作に対する操作指示を前記他のプログラム10側に出力する手順と、
を有することを特徴とする操作プログラム38を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)タッチパネル22を介して操作可能な他のプログラム10を有する電子機器20の操作装置であって、
前記電子機器20側に記録された上記(2)記載の操作プログラム38と、ユーザが操作する操作部30と、前記操作部30の操作情報を前記電子機器20側に出力するデータ出力手段32と、操作装置50の特定に用いる識別情報を前記電子機器20側に出力する識別情報出力手段34と、を有することを特徴とする操作装置50を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)識別情報出力手段34が、操作装置50のケーシング40に設置された導電部42と、前記導電部42と電気的に接続し且つ特定のパターンで配置された導電脚部44と、を有し、
ユーザが前記導電部42に触れることで前記導電脚部44がユーザ電位となり、この状態で前記導電脚部44をタッチパネル22に接触させることで、前記導電脚部44の配置パターンを識別情報として電子機器20側に出力することを特徴とする上記(3)記載の操作装置50を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、操作デバイスによる入力操作をタッチパネル上の様々な入力操作に対して行うことができる。
本発明に係る操作装置のブロック図である。 本発明に係る操作装置の例を示す図である。 操作画面の例を示す図である。 本発明に係る電子機器の操作方法、操作プログラム及び操作装置の動作を説明するフローチャートである。
本発明に係る電子機器の操作方法、操作プログラム及び操作装置について図面に基づいて説明する。図1に示す本発明に係る操作装置50は、タッチパネル22を備えた電子機器20に対する入力操作装置であり、ユーザが操作する操作部30と、操作部30の操作情報を電子機器20側に出力するデータ出力手段32と、操作装置50の特定に用いる識別情報を電子機器20側に出力する識別情報出力手段34と、これら操作装置50の動作を制御する制御部36と、を有している。
操作装置50の操作部30は、図2に示すように、可変抵抗器やスイッチ、スライダクス等の周知の操作デバイスが用いられる。尚、図2(a)に示す操作装置50aは、操作部30にロータリ型の可変抵抗器を用いた例である。また、図2(b)に示す操作装置50bは、操作部30にプッシュスイッチを用いた例である。
また、入力操作の行われる電子機器20は、画面表示を行うとともにパネル面への接触を感知出力するタッチパネル22と、タッチパネル22への接触を入力情報として処理部26に出力する入力情報処理部24と、各プログラムを実行するとともに電子機器20の各部を制御する処理部26と、処理部26の指示によりタッチパネル22の表示画面を制御する画像処理部12と、処理部26の指示によりスピーカ等の出力デバイス16を制御するデバイス制御部14と、他のプログラム10及び操作プログラム38を含む電子データが記録される記録部18と、を有している。尚、図1においては処理部26内に他のプログラム10及び操作プログラム38を図示したが、これは他のプログラム10及び操作プログラム38の実行を意味し、実際は記録部18から適宜プログラムが読み出されて実行される。
次に、本発明に係る電子機器の操作方法、操作プログラム38及び操作装置50の動作を図3及び図4のフローチャートを用いて説明する。尚ここでは、操作装置50と電子機器20との間の操作情報の伝達を無線通信を用いて行う例を示す。よって、操作装置50のデータ出力手段32は無線送信手段を備え、また電子機器20は無線によるデータの送受信が可能な無線通信手段28を備えている。
先ず、電子機器20の処理部26が他のプログラム10を起動する。ここで、他のプログラム10とはタッチパネル22を介して操作する1つ以上の入力操作を有するプログラムであり、各種アプリケーションプログラムもしくはOSプログラムである。ここでは他のプログラム10として、音声データに対して所定のエフェクトを加える電子イコライザプログラムを例として用いる。
他のプログラム10(電子イコライザプログラム)が起動すると、処理部26は画像処理部12を介して、例えば図3に示すような操作画面をタッチパネル22に表示させる。ここで、図3の操作画面には、他のプログラム10へ入力操作を行うための複数の入力操作領域66、68が設定されている。そして、入力操作領域66内には操作表示であるボリューム表示64がそれぞれ表示されている。また、入力操作領域68内には操作表示であるミュートボタン表示62がそれぞれ表示されている。
ここで他のプログラム10の動作を簡単に説明する。例えばユーザが手指もしくは操作具等でタッチパネル22上に表示された特定の音域のボリューム表示64aに触れ、これをスライドさせる入力操作を行った場合、入力情報処理部24はこの入力操作を入力情報に変換して処理部26に出力する。処理部26はこの入力情報からボリューム表示64aの表示された入力操作領域66aに対して入力操作が行われたことを認識する。そして、処理部26はデバイス制御部14を介して再生中の音楽データにおける入力操作領域66aと対応する音域の音量を入力情報に応じて変化させる。また、画像処理部12を介してボリューム表示64aのツマミ表示が入力操作とともに移動する表示をタッチパネル22に行わせる。
また、ユーザがミュートボタン表示62aに対する例えばタップ(短時間の接触操作)等の入力操作を行うと、入力情報処理部24はこの入力操作の入力情報を処理部26に出力する。処理部26はこの入力情報からミュートボタン表示62aの表示された入力操作領域68aに対して入力操作が行われたことを認識する。そして、処理部26はデバイス制御部14を介して入力操作領域68aと対応する音域の音量をミュートする。また、画像処理部12を介してミュートボタン表示62aをミュート表示とする。
次に、処理部26が操作プログラム38を起動する(ステップS100)。この操作プログラム38の起動は、ユーザがタッチパネル22等を操作して起動指示を行っても良いし、処理部26がスタートアップで自動的に起動するようにしても良い。次に、操作プログラム38はタッチパネル22に対する入力操作が行われるまで待機する(ステップS102)。また、入力操作の待機中に所定の終了操作が行われた場合(ステップS300 Yes)、処理部26は操作プログラム38を終了する(ステップS320)。尚、操作プログラム38はタッチパネル22に対する入力操作にのみ関与するため、他のプログラム10は操作プログラム38の動作とは無関係に所定の動作を継続して行う。
次に、ユーザが例えば操作装置50aをタッチパネル22の入力操作領域66bに載置する。入力情報処理部24はこの入力操作(操作装置50aの載置)の入力情報を処理部26に出力する。尚、操作装置50が載置された時の入力情報は操作装置50を認識特定するための識別情報を有している。
処理部26に入力情報が入力すると、操作プログラム38側がこの入力情報を取得する(ステップS103)。尚、操作プログラム38の起動中はタッチパネル22への入力情報は全て操作プログラム38側が取得し、他のプログラム10側に直接伝達することはない。
次に、操作プログラム38は入力情報から識別情報を取得する。そして、取得した識別情報が予め操作プログラム38内に記録されている装置識別情報と一致するか否かを判別する(ステップS104)。また、入力情報から識別情報が取得できない場合、もしくは、識別情報と装置識別情報とが一致しない場合(ステップS104 No)、操作プログラム38はこの入力操作を操作装置50以外のものによる入力操作として認識し、入力情報をそのまま他のプログラム10側に出力する(ステップS105)。これにより、他のプログラム10は前述の手指もしくは操作具による入力操作と同様の動作を処理部26を介して電子機器20の各部に行わせる。
ここで、操作装置50の識別情報に関して説明を行う。操作装置50の識別情報としては、例えば操作装置50をタッチパネル22に載置した時の接触面積や接触パターン、接触部の形状等を、単独、もしくは組み合わせて用いることができる。この場合、操作装置50をタッチパネル22に載置した時の入力情報が識別情報を兼ねることとなる。また、電子機器20が操作具のIDを認識する構成を備えている場合には、操作装置50にこの操作具のIDに準拠したIDを付与し、このIDを識別情報とするようにしても良い。ただしこの構成では操作装置50及び操作プログラム38が特定の電子機器20に限定されるため、識別情報としては汎用性の高い操作装置50の接触パターンを用いることが好ましい。
ここで、接触パターンを識別情報とする操作装置50の好適な一例を図2を用いて説明する。尚、図2に示す操作装置50は、多点入力が可能な静電容量型のタッチパネル22に好適なものである。ただし、タッチパネル22に触れる脚部の接触パターンが判別可能であれば、これ以外の方式のタッチパネル22に適用しても良い。
図2に示す操作装置50a、50bの識別情報出力手段34は、操作装置50a、50bのケーシング40に設置された導電部42と、導電部42と電気的に接続した導電脚部44と、を有している。導電部42の設置個所に特に限定はないが、ユーザが操作装置50を持った時に触れる部位とすることが好ましく、よって、導電部42はケーシング40の側面や稜線、ケーシング40の上側の4つのコーナ部等に設けることが好ましい。また、導電部42をケーシング40の全面に設けても良い。
また、操作装置50a、50bは導電脚部44の他に導電部42とは絶縁した絶縁脚部46を有している。そして、導電脚部44と絶縁脚部46との配置パターンが操作装置50の接触パターン、即ち操作装置50の識別情報となる。例えば、図2の操作装置50aでは導電脚部44が横に2本並び、他の2本が絶縁脚部46となっている。また、操作装置50bでは、導電脚部44が斜めに2本並び、他の2本が絶縁脚部46となっている。尚、図2では脚部を4本としたが、脚部を4本以上(例えば5本、6本、7本、9本)とすれば、導電脚部44の数や遠近の違いにより導電脚部44と絶縁脚部46との配置パターンの組み合わせを増やすことができる。これにより、多数の操作装置50に対して固有の識別情報(配置パターン)を付与することが可能となる。
操作装置50a、50bの識別情報の伝達は以下のようにして行う。先ず、ユーザが操作装置50を載置する際、ユーザの手指は導電部42と接触する。これにより、導電部42及び導電脚部44はユーザ電位となる。この状態で操作装置50をタッチパネル22上に載置すると、電位の異なる導電脚部44と絶縁脚部46とがタッチパネル22に接触する。タッチパネル22の入力情報処理部24は例えばユーザ電位の導電脚部44の入力情報のみを処理部26に出力する。処理部26(操作プログラム38)はこの複数の導電脚部44の入力情報から導電脚部44の配置パターンを取得し、この配置パターンを識別情報として認識する。そして、この識別情報と予め記録されている装置識別情報とを照合し、タッチパネル22上に載置されたものが操作装置50であるか否かを判別する(ステップS104)。上記のようにして取得した識別情報が装置識別情報と一致する場合(ステップS104 Yes)、操作プログラム38はこの識別情報(装置識別情報)に基づいてタッチパネル22上に載置された操作装置50を特定する(ステップS110)。ここでは、操作装置50をロータリ型の可変抵抗器の操作装置50aとして特定する。
またこの時、特定した操作装置50が実際に使用されているか否かを確認するステップを設けても良い。この確認ステップとしては、例えば無線通信を用いて特定した操作装置50の導電部42が実際にユーザ電位であるか否かを確認する手法等が挙げられる。この構成によればユーザの手指等による入力操作が偶然、操作装置50の配置パターンと一致した場合でも操作プログラム38の誤動作を防止することができる。
操作装置50aが特定されると、処理部26(操作プログラム38)は操作装置50aと関連付ける入力操作を特定する。ここでは、操作装置50aの載置された位置を入力情報から確認し、操作装置50aが入力操作領域66b内に載置されたことを認識する。そして、操作プログラム38は操作装置50aと入力操作領域66bへの入力操作とを関連付ける(ステップS114)。そして、操作装置50aから操作情報が入力するまで待機する(ステップS116)。
次に、ユーザが操作装置50aの操作部30を操作する。操作部30が操作されると、操作装置50aの制御部36は操作部30の抵抗値の変化を操作情報に変換し、データ出力手段32を介して無線送信する。
電子機器20の無線通信手段28は操作装置50aからの操作情報を受信して処理部26に出力する。処理部26(操作プログラム38)は操作情報が入力すると(ステップS116 Yes)、この操作情報をあたかもユーザがタッチパネル22のボリューム表示64bに触れこれをスライドさせたような入力情報に変換する。尚、操作情報を変換して生成した入力情報を本願では操作指示と記述し、タッチパネル22からの入力情報と区別する。そして、処理部26(操作プログラム38)は生成された操作指示を他のプログラム10側に伝達する(ステップS118)。
これにより、他のプログラム10は操作指示に基づいて、再生中の音楽データの入力操作領域66bと対応する音域の音量を操作指示に応じて変化させるとともに、ボリューム表示64bのツマミ表示を移動させる。
尚、関連付けに対するリセット操作が行われると(ステップS120 Yes)、処理部26(操作プログラム38)は操作装置50aと入力操作領域66bとの関連付けを解除する(ステップS122)。そして、ステップS102に帰還する。
また、操作装置50bをミュートボタン表示62aの表示された入力操作領域68aに載置すると、操作プログラム38は前述と同様の手順に沿って操作装置50bと入力操作領域68aとを関連付ける。そして、操作装置50bの操作部30の押下により入力操作領域68aと対応するミュートのON/OFF操作が行われる。
尚、関連付けに対するリセット操作としては、例えばユーザが操作装置50を手から離した動作や、タッチパネル22に対する操作装置50以外の操作具による入力操作、または操作装置50に設置されたリセットボタンの押下等の特別な操作が挙げられる。ここで、ユーザが手から離す動作を操作装置50のリセット操作とする例を以下に説明する。先ず、図2に示す操作装置50a、50bは、片方の手で操作装置50a、50bをタッチパネル22に載置した状態で、もう片方の手を使って操作部30を操作する構成となっている。よって、操作装置50a、50bの操作中は導電部42及び導電脚部44が常にユーザ電位となる。前述のように操作プログラム38はこの導電脚部44の配置パターンを識別情報として認識し、操作装置50の特定と関連付けを行う。ここで、ユーザが操作部30に対する操作を止め、操作装置50から手を離す。これにより、導電部42及び導電脚部44は絶縁電位となる。この場合、操作プログラム38は識別情報を取得できず操作装置50の認識ができなくなる。これにより、操作装置50の関連付けが解除される。この構成によれば、ユーザが操作装置50を操作する度に識別情報の取得と特定及び関連付が必要となるものの、操作プログラム38の構成を単純化することができる。
また、特別な操作をリセット操作とする構成では、操作装置50をタッチパネル22から離しても関連付けが維持される。よって、操作装置50を電子機器20から離して手元に置いた状態で他のプログラム10への入力操作を行うことができる。また、この構成では複数の操作装置50を同時に使用することができる。例えば、識別情報の異なる操作装置50aをそれぞれ異なる入力操作と関連付けて同時に使用することができる。
また、操作装置50には操作部30の値を維持する例えばホールドボタンを設けても良い。このホールドボタンの使用例としては、例えば操作部30の値を他のプログラム10の別の入力操作にコピーするときに、ホールドボタンを押下した状態で操作装置50を別の入力操作と関連付ける。これにより、新たに関連付けられた入力操作に先の入力操作でホールドされた値がコピーされる。
また、上記の例では他のプログラム10として電子イコライザプログラムを用いた。これ以外の他のプログラム10としては、例えば各素子の値等をタッチパネル22への入力操作で変えることが可能な回路シミュレータが挙げられる。本願発明をこの回路シミュレータに適用した場合、例えば回路表示の可変抵抗器やスイッチ、各素子の値等と操作装置50とを関連付け、これらの値を操作装置50を用いて変化させることができる。
また、本願発明は楽器パートの移動や音量をタッチパネル22への入力操作で変えることが可能なオーケストラシミュレータに適用することも可能である。この場合、例えば楽器パート表示上に操作装置50を載置して関連付け、この楽器パートの音量を操作装置50を用いて変化させることができる。また、操作装置50自体のタッチパネル22上の移動をタッチパネル22への通常の入力操作として処理する構成とすれば、関連付けた楽器パートの移動を操作装置50のタッチパネル22上の移動で行うことができる。
また、本願発明は照明設備や音響設備の移動、方向、照度、音量等をタッチパネル22への入力操作で変えることが可能な舞台装置制御プログラムもしくは舞台装置制御シミュレータに適用することも可能である。この場合、オーケストラシミュレータへの適用例と同様、関連付けた照明設備もしくは音響設備の照度もしくは音量を操作部30の操作で行い、関連付けた照明設備もしくは音響設備の移動を操作装置50のタッチパネル22上での移動で行うことができる。また、例えば配置パターンの角度の変化を操作装置50の回転として認識可能とし、これを第2の操作情報として出力可能な構成とすれば、関連付けた照明設備や音響設備の方向を操作装置50の回転により変化させることができる。
また、携帯電話端末などの比較的小型のタッチパネル22を備えた電子機器20では、ゲームやメディアプレーヤ、その他のアプリケーションプログラムの操作性を操作装置50により向上させることができる。
また、本願発明を例えば描画プログラムに適用した場合、例えば3色ボールペンのように操作部30を複数備えたペンタブレット型の操作装置50を用い、この操作装置50の各操作部30に色や消しゴム機能を関連付けるようにしても良い。この構成によれば、1つの操作装置50で複数の入力操作を操作部30を切替えて行うことができる。
また、複数のユーザに識別情報の異なる操作装置50を割り振り、操作プログラム38が各操作装置50の操作履歴を記録する構成とすれば、操作装置50を用いて誰がいつどのような入力操作を行ったかを記録することができる。この構成は大型のタッチパネル22を備え複数のユーザが同時に入力操作を行うことが可能な大規模施設等の制御機器に好適である。
また、他のプログラム10側に操作プログラム38と連動するプログラムを設けて、例えば操作装置50をタッチパネル22上に載置した場合に、その位置に入力操作領域と所定の操作表示とを表示設定するようにしても良い。また、操作装置50がタッチパネル22上に載置された時のみ、入力操作を可能とするようにして、操作装置50に簡易的なセキュリティ機能を付与しても良い。
以上のように、本発明に係る電子機器の操作方法、操作プログラム、及び操作装置50によれば、操作デバイスである操作部30を備えた操作装置50をタッチパネル22の入力操作領域に載置することで、操作装置50と入力操作領域への入力操作とを関連付けることができる。これにより、他のプログラム10の入力操作を操作性の高い操作デバイスを用いて高精度に行うことができる。また、操作装置50を載置する入力操作領域を変えることで、操作装置50に関連付ける入力操作を変更することができる。このため、操作装置50の操作対象、操作内容の自由度が高く、広い汎用性を有している。
尚、本発明は電子機器20のコンピュータ(処理部26)に上記の入力操作を実現させるためのプログラムを含むものである。これらのプログラムは、CD−ROM等の他の記録媒体から読み取って電子機器20に取り込んでも良いし、通信ネットワークを介した伝送により電子機器20に取り込んでも良い。
また、上記の例は本発明の具体的な一例であるから、フローチャートの内容、操作装置50の構成、動作等はこれに限定されるものではなく、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
10 他のプログラム
20 電子機器
22 タッチパネル
30 操作部
32 データ出力手段
34 識別情報出力手段
38 操作プログラム
40 ケーシング
42 導電部
44 導電脚部
50 操作装置

Claims (4)

  1. タッチパネルを備えた電子機器の操作方法であって、
    前記タッチパネルを介して操作可能な他のプログラムが動作している状態で、
    前記タッチパネルへの入力情報を取得するステップと、
    前記入力情報から得られる識別情報が、予め設定されている装置識別情報と一致するか否かを判別するステップと、
    前記識別情報と前記装置識別情報とが一致した場合、前記識別情報に対応する操作装置と前記入力情報に対応する前記他のプログラムの入力操作とを関連付けるステップと、
    前記操作装置からの操作情報に基づいて前記入力操作に対する操作指示を前記他のプログラム側に出力するステップと、
    を有することを特徴とする電子機器の操作方法。
  2. タッチパネルを備えた電子機器に対する操作プログラムであって、
    前記タッチパネルを介して操作可能な他のプログラムが動作している状態で、
    前記タッチパネルへの入力情報を取得する手順と、
    前記入力情報から得られる識別情報が、予め設定されている装置識別情報と一致するか否かを判別する手順と、
    前記識別情報と前記装置識別情報とが一致した場合、前記識別情報に対応する操作装置と前記入力情報に対応する前記他のプログラムの入力操作とを関連付ける手順と、
    前記操作装置からの操作情報に基づいて前記入力操作に対する操作指示を前記他のプログラム側に出力する手順と、
    を有することを特徴とする操作プログラム。
  3. タッチパネルを介して操作可能な他のプログラムを有する電子機器の操作装置であって、
    前記電子機器側に記録された請求項2記載の操作プログラムと、
    ユーザが操作する操作部と、
    前記操作部の操作情報を前記電子機器側に出力するデータ出力手段と、
    操作装置の特定に用いる識別情報を前記電子機器側に出力する識別情報出力手段と、を有することを特徴とする操作装置。
  4. 識別情報出力手段が、
    操作装置のケーシングに設置された導電部と、前記導電部と電気的に接続し且つ特定のパターンで配置された導電脚部と、を有し、
    ユーザが前記導電部に触れることで前記導電脚部がユーザ電位となり、この状態で前記導電脚部をタッチパネルに接触させることで、前記導電脚部の配置パターンを識別情報として電子機器側に出力することを特徴とする請求項3記載の操作装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5901736B1 (ja) * 2014-12-18 2016-04-13 三精テクノロジーズ株式会社 操作装置

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