JP2014005735A - 排気ガス浄化システム - Google Patents

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Yukihiro Kawashima
幸博 川島
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Abstract

【課題】排気ガスの浄化性能を低下させることなく、従来よりも製造コストを削減することができる排気ガス浄化システムを提供する。
【解決手段】ディーゼルエンジンの排気管1に、下流側へ向けて直列に接続された第1DOC5、CSF6及びSCR8を備えた排気ガス浄化システムにおいて、CSF6の後段の直後に新たに第2DOC7を配置するとともに、それら2台のDOC5、7及びCSF6を筒状の第1ケーシング2内に格納して一体的に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は排気ガス浄化システムに関し、更に詳しくは、排気ガスの浄化性能を低下させることなく、従来よりも製造コストを削減することができる排気ガス浄化システムに関する。
ディーゼルエンジンの排気ガス浄化システムの例として、図3に示すように、排気ガスGが流れる排気管20に、酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)21及び触媒付きフィルタ(CSF:Catalyzed Soot Filter)22からなるDPD(Diesel Particulate Deduser)23と、選択触媒還元方式(SCR:Selective Catalytic Reduction)24とを直列に接続したものが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。
この排気ガス浄化システムにおいて、ディーゼルエンジンの排気ガスGは、DPD23において炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)を分解除去されてから粒子状物質(PM)を捕集除去されるとともに、窒化酸化物(NOx)の大半を占める一酸化窒素(NO)が酸化されて二酸化窒素(NO2)が生成される。そして、SCR24において尿素噴射ノズル25から供給された尿素水から生成されるアンモニア(NH3)の還元作用によりNOxが浄化される。なお、NOxと反応しきれなかったNH3が大気に放出されるNH3スリップに備えて、SCR24の後段にはDOC26が配置されている。
DPD23を構成するCSF22は、フィルタ部に白金、パラジウムやロジウムなどの貴金属からなる酸化触媒と、酸化セリウム等からなるPM酸化触媒とを担持することで形成される。このように、CSF22は白金等の高価な貴金属を大量に使用するので、排気ガス浄化システムの製造コストを押し上げる主な要因となっている。しかしながら、コストダウンを目的としてCSF22の貴金属の担持量を減少させると、CO/HCの酸化機能と、SCRでの還元反応に必要なNO2の生成反応とが低下してしまう。
そのため、排気ガスの浄化性能を低下させることなく、従来よりも低コストで製造することができる排気ガス浄化システムの実現が求められている。
特許4175281号公報
本発明の目的は、排気ガスの浄化性能を低下させることなく、従来よりも製造コストを削減することができる排気ガス浄化システムを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の排気ガス浄化システムは、ディーゼルエンジンの排気管に、下流側へ向けて直列に接続されたDOC、触媒付きフィルタ及びSCRを備えた排気ガス浄化システムにおいて、前記触媒付きフィルタの後段の直後に新たにDOCを配置するとともに、前記2台のDOC及び触媒付きフィルタを筒状のケーシング内に格納して一体的に構成したことを特徴とするものである。
上記の排気ガス浄化システムにおいて、ケーシングを触媒付きフィルタと2台のDOCとの間でそれぞれ分離可能な構造にすることで、メンテナンスを容易にすることができる。
また、SCRの後段の直後に更にDOCを配置するとともに、そのDOC及びSCRを筒状のケーシング内に格納して一体的に構成することで、更に省スペース化を図ることができる。
本発明の排気ガス浄化システムによれば、触媒付きフィルタ(CSF)の後段の直後に新たにDOCを一体的に配置したので、そのDOCがCSFの機能の一部を代用して、CSFに担持する貴金属量を低減することができるため、排気ガスの浄化性能を低下させることなく、従来よりも製造コストを削減することができる。
本発明の実施形態からなる排気ガス浄化システムの構成図である。 第1ケーシングの別の例を示す組立図である。 従来の排気ガス浄化システムの構成図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態からなる排気ガス浄化システムを示す。
この排気ガス浄化システムは、ディーゼルエンジンの排気ガスGが流れる排気管1に、下流側へ向けて直列に接続された筒状の第1ケーシング2及び第2ケーシング3と、その第2ケーシング3の入口に設けられた尿素噴射ノズル4とから主に構成されている。
第1ケーシング2内には、従来の第1DOC5及びCSF6に加えて、CSF6の後段の直後に新たに第2DOC7が配置されている。この第2DOC7は、第1DOC5と同じく、排気ガスGの混合機能を有する構造に成形した金属製の担持体に、ロジウム、酸化セリウム、白金、酸化アルミニウム等の触媒を担持して形成される。
また、CSF6は、多孔質のセラミックのハニカムのチャンネルの入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型ウォールフロータイプのフィルタに、白金、パラジウム及びロジウムなどの貴金属からなる酸化触媒と、酸化セリウム等からなるPM酸化触媒とを担持して形成される。
第2ケーシング3内には、SCR8及び第3DOC9が直列に配置されている。SCR8は、コージェライト、酸化アルミニウムや酸化チタン等で形成されるハニカム構造等の担持体に、チタニア−バナジア、β型ゼオライト、酸化クロム、酸化マンガン、酸化モリブデン、酸化チタン、酸化タングステン等を担持して形成される。また、第3DOC9は、前出の第1DOC5及び第2DOC7と同様に形成される。また、第3DOC9は、NH3スリップに備えるものである。
尿素噴射ノズル4は、第1ケーシング2を通過した排気ガスGに尿素水を噴霧する。噴霧された尿素水は加水分解されて、SCR8での還元反応に用いられるNH3を生成する。
このように、従来の排気ガス浄化システム(図3参照)におけるCSF6の後段の直後に新たに第2DOC7を配置することで、CSF6におけるCO及びHCの酸化機能及びNO2の生成機能の一部を、第2DOC7で代用させることができるので、CSF6に担持する貴金属量を低減することができる。この貴金属量の削減によるコストの低下は、貴金属の単価が非常に高いため、第2DOC7を追加することによるコストの増加を補って余りあるものとなる。従って、従来の排気ガス浄化システムの排気ガス浄化性能を低下させることなく、製造コストを削減できるのである。
なお、第2DOC7が担持する触媒量は、必ずしも第1DOC5と同じにすることはなく、排気ガス浄化システムの浄化性能を維持する上から必要とされるCO、NO及びNO2の排出量が確保されるように調整すればよい。そのため、第2DOC7の触媒量を減少させることで、上述の製造コストの削減効果が更に大きくなる可能性がある。
また、第1DOC5、CSF6及び第2DOC7を第1ケーシング2内に格納して一体的に構成しているので、排気ガス浄化システムの省スペース化を図ることができる。
上記の第1ケーシング2は、図2に示すように、CSF6と第1DOC5及び第2DOC7との間でそれぞれ分離可能に構成することが望ましい。具体的には、第1ケーシング2を、第1DOC5を格納する前段部2Aと、CSF6を格納する中段部2Bと、第2DOC7を格納する後段部2Cとに分離し、それらをフランジ10を介して機械的に接続する。
このように第1ケーシング2を構成することにより、第1DOC5、CSF6及び第2DOC7のメンテナンスを容易にすることができる。
1 排気管
2 第1ケーシング
3 第2ケーシング
4 尿素噴射ノズル
5 第1DOC
6 CSF
7 第2DOC
8 SCR
9 第3DOC
10 フランジ

Claims (3)

  1. ディーゼルエンジンの排気管に、下流側へ向けて直列に接続されたDOC、触媒付きフィルタ及びSCRを備えた排気ガス浄化システムにおいて、
    前記触媒付きフィルタの後段の直後に新たにDOCを配置するとともに、前記2台のDOC及び触媒付きフィルタを筒状のケーシング内に格納して一体的に構成したことを特徴とする排気ガス浄化システム。
  2. 前記ケーシングが、前記触媒付きフィルタと前記2台のDOCとの間でそれぞれ分離可能である請求項1に記載の排気ガス浄化システム。
  3. 前記SCRの後段の直後に更にDOCを配置するとともに、そのDOC及びSCRを筒状のケーシング内に格納して一体的に構成した請求項1又は2に記載の排気ガス浄化システム。
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