JP2014005620A - 便器付設型小便排出装置 - Google Patents

便器付設型小便排出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014005620A
JP2014005620A JP2012140583A JP2012140583A JP2014005620A JP 2014005620 A JP2014005620 A JP 2014005620A JP 2012140583 A JP2012140583 A JP 2012140583A JP 2012140583 A JP2012140583 A JP 2012140583A JP 2014005620 A JP2014005620 A JP 2014005620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urine
toilet
pipe
urine discharge
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012140583A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Sumoto
勝昌 洲本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012140583A priority Critical patent/JP2014005620A/ja
Publication of JP2014005620A publication Critical patent/JP2014005620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】排泄時に小便が便器から飛散等することを防止可能で、各部を清潔に維持する作業を容易に実施可能で、小便の残存等に伴う異臭、及び小便の排出先である下水等から立ち上がる臭気を最小限に抑制可能な便器付設型小便排出装置を提供する。
【解決手段】小便排出装置10は、小便排出管20と、洗浄管30を有する。小便排出管20には、男性器を受容可能な受容部22と、小便排出路24とが設けられている。小便排出管20は、便器50の排水管路54に設けられた水封トラップ部56に沿って挿通することができる。また、受容部22に対して洗浄管30を接続することで、洗浄水供給系統を介して洗浄水を供給し、小便排出管20を洗浄することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排泄時に小便が便器から飛散等することを防止可能な便器付設型小便排出装置に関する。
従来、排泄時に小便が便器から飛散することを防止するために、下記特許文献1,2に開示されているような機器類が提供されている。下記特許文献1の洋式専用男性小便器は、便座に対して脱着可能とされた支持部材に、小便用筒材を取り付けたものである。この洋式専用男性小便器によれば、小便用筒材に対して男性器を挿入した状態で小便を排泄することで、小便の飛散等を防止できる。
また、下記特許文献2の洋式便器用小便機器は、小便受け部と、小便受け部で受けた小便を小便受け部から洋式便器に接続するパイプ部とからなるものである。この洋式便器用小便機器においては、小便受け部が男性器を充分内包出来る容量を持つものとすることで、より一層小便の飛散等を確実に防止可能としている。
特開2007−285104号公報 特開平5−339973号公報
上述した特許文献1,2に開示されている従来技術のように、小便用筒材あるいは小便受け部を設け、これらに対して男性器を挿入した状態で小便を排泄することとすれば、小便の飛散等を最小限に抑制できる。しかしながら、従来技術においては、小便用筒材あるいは小便受け部のような男性器が挿入される部位や、これに小便排出用として接続されたパイプ部を清潔な状態に維持するための方策が十分施されているとは言えない。すなわち、特許文献1においては、小便用筒材を着脱自在とする旨の示唆はなされているものの、男性器が挿入される部分を使用の度に清潔に維持するには手間を要する。また、特許文献2のように小便排出用のパイプ部を設けた場合には、パイプ部に小便が残存することにより、時間経過と共に異臭が発生するという問題がある。
また、上記特許文献1,2に開示されている従来技術においては、小便の飛散等を防止するための方策が採られているが、小便の排出先である下水等から立ち上がる臭気がパイプ部を介して逆流してくることに対する対策が講じられていない。
そこで本発明は、排泄時に小便が便器から飛散等することを防止可能であると共に、各部を清潔に維持する作業を容易に実施可能でありつつ、小便の残存等に伴う異臭、及び小便の排出先である下水等から立ち上がる臭気を最小限に抑制可能な便器付設型小便排出装置の提供を目的とした。
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の便器付設型小便排出装置は、性器を受容可能な受容部、及び前記受容部において放出された小便を通過させることが可能な小便排出路を備えた小便排出管と、一端側が洗浄水を供給する洗浄水供給系統に接続可能であり、他端側が前記受容部に対して接続可能な洗浄管とを有し、前記小便排出管が、便器に接続された排水管路とは別系統として設けられており、前記排水管路まで到達させることが可能であると共に、中途において屈曲させることにより水封可能なトラップ構造部を形成可能であり、前記受容部に対して前記洗浄管を接続し、前記洗浄水供給系統を介して洗浄水を供給可能であることを特徴とするものである。
上記(1)のように、小便排出管に性器を受容可能な受容部を設けることにより、排泄時に小便が便器から飛散等することを回避しうる。また、上記(1)のように、洗浄水供給系統に接続される洗浄管を設けることにより、小便の排泄後に洗浄管を受容部に接続して洗浄水を供給するだけで洗浄水によって小便排出管を洗浄し、清潔に維持することができる。これにより、小便が小便排出管の各部に残存する等して発生する異臭を最小限に抑制することができる。
上記(1)の便器付設型小便排出装置は、小便排出管を排水方向下流側まで到達させることにより、小便排出管を介して排出された小便が便器内に留まることを防止できる。また、上記(1)の便器付設型小便排出装置小便排出管を排水管路の中途において屈曲させることによりトラップ構造部を形成することができる。そのため、小便の排泄後に洗浄管を介して小便排出管に導入された洗浄水をトラップ構造部に溜め、小便の排出先(下水側)から立ち上がる臭気を遮断することができる。
(2)上述した本発明の便器付設型小便排出装置は、前記トラップ構造部が、前記小便排出路を前記排水管路の中途に設けられた水封トラップ部に沿って挿通することにより形成可能であることを特徴とするものであることが望ましい。
上記(2)のような構成とすることにより、排水管路に設けられた水封トラップに沿って小便排出路を挿通するだけで、小便排出路にトラップ構造部を形成することができる。
(3)上述した本発明の便器付設型小便排出装置は、前記受容部が、前記小便排出管の軸心周りに回動自在に設置されていることを特徴とするものであることが望ましい。
上記(3)に係る発明は、身長等の身体的特性、あるいは男性器が勃起状態であるか否か等の条件により、性器を無理なく受容させうる角度が相違することを想定したものである。本発明のような構成とした場合、小便排出管に対して性器を挿入する際に性器の角度等に応じて受容部を適宜回動させることにより、受容部に対して無理なく性器を受容させることができる。これにより、小便を快適に排泄可能とすると共に、性器が受容部にうまく受容されずに小便が飛散する等の不具合を回避することができる。
(4)本発明の便器付設型小便排出装置は、前記小便排出路の一部又は全部が、便器に内蔵されているものであることが好ましい。
上記(4)のような構成とすることにより、便器付設型小便排出装置を便器に対してすっきりとした状態で設置可能となる。
(5)本発明の便器付設型小便排出装置は、気流を発生させることが可能な気流発生装置を有し、前記気流発生装置が、前記小便排出路に対して小便の流れ方向上流側から下流側に向かう方向に気流を発生させることが可能なように接続されているものであることが望ましい。
上記(5)のような構成とした場合には、小便排出管を介して小便を排泄した後、気流発生装置の作動に伴い発生する気流によって小便排出管の各部に残存している小便を下流側に向けて強制的に押し流し、排出させうる。これにより、小便排出管をより一層清潔に維持することが可能となる。また、洗浄水によって小便排出管を洗浄した後、気流発生装置を作動させて発生させた気流によって、小便排出管内を比較的早期に乾燥させることが可能となるので、使用後でも雑菌の繁殖を防止することができ、小便排出管をさらに清潔な状態とすることができる。
(6)本発明の便器付設型小便排出装置は、前記小便排出管及び前記洗浄管が、洋式便器の便座の裏面側に着脱自在に設置されていることが望ましい。
上記(6)のような構成とした場合には、便座を降ろした状態とすることにより、小便排出管及び洗浄管を便座の裏側に隠したすっきりとした状態とすることができる。また、便座を上げて小便排出管及び洗浄管を取り外すことにより、小便の排泄及び洗浄を容易に実施しうる。
(7)本発明の便器付設型小便排出装置は、前記受容部が、洋式便器の便座に対して着座した状態において男性器が到来する位置に着脱自在に設置されており、前記便座内を通過するように形成された便座内流路を介して前記小便排出路と前記受容部とが連通しているものであっても良い。
上記(7)の便器付設型小便排出装置は、受容部が洋式便器の便座に対して着座した状態において男性器が到来する位置に着脱自在に設置されている。そのため、小便を排泄する際に、便座に着座した状態で男性器を受容部に挿入することで、便器の外に小便が飛散することを防止できる。
また、上記(7)の便器付設型小便排泄装置は、受容部が便座に対して着脱可能とされている。そのため、男性が起立した状態で小便を排泄する場合、あるいは女性が小便を排泄する際に受容部を取り外すことで、小便を受容部内に排泄することができる。
本発明は、排泄時に小便が便器から飛散等することを防止可能としつつ、各部を清潔に維持する作業を容易に実施可能でありつつ、小便の残存等に伴う異臭、及び小便の排出先である下水等から立ち上がる臭気を最小限に抑制可能な便器付設型小便排出装置を提供することができる。
(a)は本発明の第一実施形態に係る便器付設型小便排出装置を便器に取り付け、便座を上げた状態を示す図面、(b),(c)は受容部の使用状態を示す説明図である。 図1に示す便器及び便器付設型小便排出装置を示す側面図である。 図1に示す便器及び便器付設型小便排出装置を示す正面図である。 (a)は本発明の第二実施形態に係る便器付設型小便排出装置を便器に取り付け、便座を上げた状態を示す図面、(b)は変形例に係る受容部の構成を示す図面である。 図4に示す便器及び便器付設型小便排出装置を示す側面図である。 本発明の第三実施形態に係る便器付設型小便排出装置を便器に取り付け、便座を降ろした状態を示す図面である。 図6に示す便器及び便器付設型小便排出装置を示す正面図である。
≪第一実施形態≫
以下、本発明の第一実施形態に係る便器付設型小便排出装置10(以下、単に「小便排出装置10」とも称す)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1〜図3に示すように、小便排出装置10は、水洗式の便器50(洋式便器)に付属するように設置され、主として男性が小便を排泄する際に使用されるものである。小便排出装置10は、小便排出管20と、洗浄管30とに大別される。小便排出管20及び洗浄管30は、便器50の便座52の裏面側(使用者が着座する面とは反対側)に着脱自在に配置される。
図1に示すように、小便排出管20は、受容部22及び小便排出路24を具備している。受容部22は、男性器を受容可能とされた筒状の部材である。受容部22は、樹脂や金属等によって形成することが可能であるが、男性器が直接接触する部分であるため、寒冷期に接触しても冷たくなく、肌触りの良い材質で作成されることが望ましい。具体的には、受容部22は、シリコン樹脂、ポリエチレン樹脂、あるいはポリスチレン樹脂等によって構成されることが望ましい。また、受容部22は、排泄された小便が接触する部分でもあるため、雑菌等が繁殖しにくい材質を選定することが望ましい。具体的には、前述したような樹脂に対して、抗菌剤等を配合したものを受容部22の材質として選定することが望ましい。
受容部22は、単一の筒体によって形成することも可能であるが、本実施形態では、2つの筒体22a,22bを互いに連通させつつ回動自在に接続した構成とされている。そのため受容部22は、小便排出路24との接続部に加え、筒体同士の接続部分(中間部)においても回動させることができる。具体的には、受容部22をなす筒体22a,22bは、それぞれ湾曲した形状とされている。そのため、筒体22a,22bを相対回転させることにより、図1(b)に示すように筒体22a,22bが同一方向に湾曲した状態、図1(c)に示すように筒体22a,22bが反対方向に湾曲した状態、あるいはこれらの中間の状態とすることができる。男性器が勃起状態である場合には、受容部22を図1(b)に示すような状態とすることで、図中に矢印で示すように下方から上方に向けて無理なく男性器を挿入することが可能となる。また、男性器が非勃起状態である場合には、受容部22を図1(c)に示すような状態とすることで、図中に矢印で示すように上方から下方に向けて無理なく男性器を挿入することが可能となる。受容部22は、着脱や交換が不可能なものであっても良いが、衛生上の問題等を考慮し、適宜着脱や交換が可能なものであることが望ましい。
小便排出路24は、受容部22に対して連通し、受容部22において放出された小便が通過可能なパイプ状の部材である。小便排出路24は、可撓性を有する素材によって形成されている。そのため、便座52の裏面側に装着されている小便排出管20を便座52から取り外すことで、受容部22と共に小便排出路24を任意の位置まで到達させることができる。また、図2に示すように、小便排出路24は、便器50に接続された排水管路54において、逆U字型に屈曲させる等して形成された水封トラップ部56、あるいは水封トラップ部56を越えてさらに下流側まで挿通可能な長さとされている。
図1に示すように、小便排出路24において、便座52の裏面側に配置される部分(以下、「上流部24a」とも称す)は外部に露出している。一方、図2や図3に示すように、上流部24aよりも小便排出路24における小便の流れ方向下流側であって、排水管路54に挿通される部分(以下、「下流部24cとも称す)、及び上流部24aと下流部24cとの間の部分(以下、「中流部24b」とも称す)は、便器50に内蔵されている。具体的には、便器50において上端側が開口した鉢状のボウル部58と、便器50の外側面60との間に形成された空間62内に小便排出路24の中流部24bが内蔵されている。また、小便排出路24の下流部24cは、水封トラップ部56に沿うように屈曲させた状態で挿通される。従って、小便排出装置10の設置状態において、小便排出路24の下流部24cは、水封トラップ部56と同様に、上流部24a側から水を導入することにより水封可能なように屈曲した状態となり、トラップ構造部26を形成することができる。
図1に示すように、洗浄管30は、一端側に上流側接続部32を有し、他端側に下流側接続部34を有するパイプ状の部材である。上流側接続部32は、小便排出管20の洗浄に用いるための洗浄水の供給源たる洗浄水供給系統に接続される部分である。具体的には、上流側接続部32は、水道をなす配管に接続可能とされている。また、下流側接続部34は、小便排出管20の受容部22に接続される部分である。下流側接続部34の形状等はいかなるものであっても良いが、受容部22に対して水密状態となるように接続可能なように、パッキン等を配したものであることが望ましい。洗浄管30をなす配管は、小便排出管20の小便排出路24と同様に可撓性を有する素材によって形成されている。洗浄管30は、小便排出管20と同様に、便器50をなす便座52の裏面側に着脱自在に設置されている。
続いて、小便排出装置10の使用態様について説明する。小便排出装置10を使用して小便を排出する場合には、先ず小便排出管20の受容部22に男性器を挿入する。男性器の挿入に際し、小便排出管20を便座52の裏面側から取り外して使用者の身体に近づけるようにする他、便座52に小便排出管20を取り付けたままの状態で受容部22を回動させて使用者の側に向けることが可能である。また、小便排出管20に対する男性器の挿入に際し、男性器の角度等に応じて受容部22を適宜回動させることで、受容部22に対して無理なく男性器を挿入し、受容させることができる。このようにして男性器を受容部22に挿入した状態において小便を排泄すると、小便は小便排出路24を介して便器50に接続された排水管路54に向けて排出される。そのため、小便排出管20内に排泄された小便は、便器50のボウル部58や、ボウル部58の底面に形成された開口部64内に溜まることなく、下水側に排出される。
上述したようにして小便の排泄が完了すると、小便排出管20の受容部22に対して、洗浄管30の下流側接続部34を接続する。この状態において、洗浄管30を介して小便排出管20に洗浄水(上水)を導入することにより、小便排出管20内を洗浄することができる。また、小便排出管20内に導入された上水が、小便排出路24の下流部24cに形成されたトラップ構造部26に溜まり、小便排出路24を水封した状態になる。これにより、下水側から立ち上る臭気をトラップ構造部26において遮断し、小便排出路24を介してトイレ内に臭気が漂うことを防止できる。
上述したように、本実施形態の小便排出装置10によれば、小便排出管20の受容部22に男性器を挿入して排泄することにより、小便が便器50の外側に飛散等することを防止できる。また、洗浄管30を設け、小便の排泄後に洗浄管30を受容部22に接続して洗浄水を供給可能とすることにより、簡単な作業により小便排出管20を洗浄し、清潔に維持することができる。これにより、小便が小便排出管20の各部に残存する等して発生する異臭を最小限に抑制することができる。
また、本実施形態の小便排出装置10は、受容部22が、小便排出管20の軸心周りに回動可能とされている。そのため、使用者の身長等の身体的特性、あるいは男性器が勃起状態であるか否か等の使用条件の相違があったとしても、受容部22を適宜回動させることにより、受容部22に対して無理なく性器を受容させることができる。これにより、小便を快適に排泄可能とすると共に、性器が受容部22にうまく受容されずに小便が飛散する等の不具合を回避することができる。
上述した小便排出装置10は、受容部22を回転可能としたものであるが、回転可能とすることに代えて、あるいは回転可能とすることに加えて、受容部22を伸縮可能なものとしても良い。これにより、体格差を考慮しつつ受容部22の長さを調整することが可能となり、より一層使用感を向上させうる。
上述した小便排出装置10においては、小便排出管20及び洗浄管30が、洋式便器50の便座の裏面側に着脱自在に設置されている。そのため、便座52を降ろした状態とすると、小便排出管20及び洗浄管30が便座の裏側に隠れ、外観をすっきりさせることができる。また、便座52を上げて小便排出管20及び洗浄管30を取り外すことにより、小便の排泄及び洗浄を容易に実施しうる。
また、便座52がヒーターを具備したものである場合には、小便排出管20を洋式便器50の便座52の裏面側に取り付けることにより、ヒーターにおいて発生する熱を利用して受容部22を保温することが可能である。これにより、寒冷期においても、冷たさを感じることなく受容部22に男性器を挿入することが可能となり、より一層使用感を向上させうる。
また、小便排出装置10においては、小便排出路24の中流部24bよりも下流側の部位が便器50に内蔵されている。また、洗浄管30についても、一部が便器50内に収容されている。そのため、小便排出装置10は、便器50に対してすっきりとした状態で設置することができる。なお、本実施形態においては、小便排出路24及び洗浄管30について一部を便器50内に内蔵させた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、小便排出路24あるいは洗浄管30の一方又は双方について便器50の外側に露出した状態で設置されるものとしても良い。かかる構成とすることにより、便器50に対する小便排出装置10の取り付け等を一層容易なものとすることができる。また、小便排出路24あるいは洗浄管30の一方又は双方について、全部を便器50内に収容させ、必要に応じて小便排出路24を便器50から取り出し可能としても良い。かかる構成とすることにより、小便排出装置10をより一層すっきりと設置することが可能となる。さらに、小便排出路24あるいは洗浄管30の一方又は双方について、その一部又は全部を便座52内に収容あるいは嵌め込み、必要に応じて便座52から引き出して使用可能とすることも可能である。これにより、小便排出装置10を外観を損なうことなくすっきりと設置することが可能となる。
本実施形態においては、小便排出路24の中流部24bを便器50内の空間62に収容させた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、空間62内に収容させないこととしても良い。すなわち、小便排出路24の中流部24bをボウル部58内に挿入し、下流部24cを開口部64を介して排水管路54内に挿入するようにしても良い。かかる構成とした場合についても、小便の飛散を防止し、ボウル部58内を小便により汚すことを回避しつつ、小便排出装置10を容易に設置することが可能となる。
本実施形態においては、小便排出路24をなす配管を排水管路54内に直接挿入することによって水封トラップ部56に沿うように屈曲させ、トラップ構造部26を形成した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、小便排出路24をなす配管が排水管路54の水封トラップ部56を通過することなく、便器50の内部あるいは外部において水封トラップ部56と同様に屈曲した状態とすることにより、トラップ構造部26と同様のトラップ構造部を形成しても良い。また、水封トラップ56内に小便排出路24をなす配管を通過させずにトラップ構造部26を形成する場合には、小便排出路24をなす配管を、水封トラップ部56をなす配管部分に沿わせて固定等しても良い。
本実施形態においては、洗浄管30の上流側接続部32を、水道をなす配管に対して接続した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜の水源に接続することが可能である。具体的には、便座52が温水洗浄便座である場合には、この便座52に対して洗浄水を供給するための水源に対して上流側接続部32を接続した構成としても良い。
≪第二実施形態≫
以下、本発明の第二実施形態に係る小便排出装置100について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施形態の小便排出装置100において、上述した第一実施形態の小便排出装置10、及び小便排出装置10が設置される便器50と構成が共通する構成部材については、第一実施形態において各構成部材に付した符号に100を付加したものを符号として用い、詳細の説明については省略する。
図4に示すように、小便排出装置100は、小便排出装置10と同様に、便器150に付属するように設置されるものである。小便排出装置100は、小便排出管120と、洗浄管130とに大別される。小便排出管120及び洗浄管130は、第一実施形態において説明した小便排出管20及び洗浄管30と構成が同一であるため、詳細の説明については省略する。
図4及び図5に示すように、小便排出装置100は、気流発生装置140を備えている点において、上述した小便排出装置10と構成が相違している。気流発生装置140は、例えば便器150の側方あるいは便器150の内部等の適宜の場所に設置されており、小便排出管120の小便排出路124をなす配管に対して接続されている。本実施形態において、気流発生装置140は、便器150の側方に設置されている。気流発生装置140は、小便排出管120内に小便の流れ方向上流側から下流側に向かう方向に気流を発生させうる。
続いて、小便排出装置100の使用態様について説明する。小便排出装置100は、第一実施形態の小便排出装置10と同様に、小便排出管120の受容部122に男性器を挿入した状態とすることにより、排泄された小便を排水管路154側(下水側)に向けて排出させることができる。
小便排出装置100においては、小便排出管120を介して小便を排泄した後、気流発生装置140の作動に伴い発生する気流により、小便排出管120の各部に残存している小便を下流側に向けて強制的に押し流し、確実に排水管路154側(下水側)に排出させることができる。
気流発生装置140を作動させることによる小便の強制排出が完了した後は、上述した小便排出装置10の場合と同様に、小便排出管120の受容部122に対して洗浄管130を接続することで、容易に小便排出管120内を洗浄することができる。また、小便排出管120内に導入された洗浄水(上水)が小便排出路124の下流部124cに形成されたトラップ構造部126に溜まることで小便排出路124が水封され、下水側から立ち上る臭気が小便排出路124を介して室内に放出されることを防止できる。また、洗浄水によって小便排出管120を洗浄した後に、気流発生装置140を作動させて発生させた気流によって、小便排出管120内を比較的早期に乾燥させる場合には、使用後でも雑菌の繁殖を防止することができ、小便排出管120をさらに清潔な状態とすることができる。
上述したように気流発生装置140を設ける場合には、気流によって小便を確実に下流側に押し切るべく、気流が小便排出管120内において上流側に向けて逆流すること、あるいは滞留することを防止できるように、気流発生装置140の設置位置等を調整することが望ましい。また、気流発生装置140により発生する気流を確実に下流側に向けて流すべく、気流を下流側に案内するための気流案内部材等を小便排出管120内に設けること、あるいは気流の逆流を防止するための逆流防止部材等を小便排出管120内に設けることも可能である。
また、小便排出装置100において用いる気流発生装置140は、送風により小便排出管120内に気流を発生させるものに限定されない。具体的には、気流発生装置140として、ポンプ等の吸引装置を用いることにより、小便排出管120の上流側から下流側に向かう方向への気流と共に、小便排出管120内に存在する小便を排出させるようにしても良い。
本実施形態の小便排出装置100は、上述したように小便排出管120を介して小便を排泄した後に気流発生装置140を作動させる使用方法の他、小便排出管120の受容部122に男性器を挿入している状態において気流発生装置140を作動させて使用することも可能である。このように受容部122に男性器を挿入しつつ気流発生装置140を作動させる方法で使用する場合には、小便排出管120内が負圧になり、男性器に吸引力が作用してしまい、使用感が損なわれる可能性がある。そこで、かかる不具合を解消すべく、図4(b)に示すように、男性器が挿入される受容部122の適所(図示例においては、筒体122b)に通気経路170を一又は複数設けることが望ましい。
具体的には、通気経路170は、受容部122の外側に向けて開口した外壁開口172と、受容部122の内側に向けて開口した内壁開口174とを、筒体122bをなす壁面内に形成された管状の連通路176によって連通させたものである。外壁開口172は、受容部122の入口近傍に設けられている。内壁開口174は、外壁開口172に対して受容部122の入口から下流側に離れた位置に設けられている。従って、通気経路170は、受容部122をなす筒体122bの壁中を通過する細い空気の通り道を形成している。かかる構成とすることにより、気流発生装置140を作動させた場合であっても、各通気経路170を介して外気が受容部122内に導入され、男性器に作用する吸引力を最小限に抑制することができる。これにより、使用者に与える不快感を最小限に抑制しうる。なお、通気経路170の構造あるいは配置については、前述したものに限定されず、受容部122の外側から内側に向けて外気をスムーズに導入可能であると共に、受容部122の内側から小便等の水分が漏洩を回避しうるものであればいかなるものであっても良い。
≪第三実施形態≫
以下、本発明の第三実施形態に係る小便排出装置200について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施形態の小便排出装置200において、上述した第一実施形態の小便排出装置10、及び小便排出装置10が設置される便器50と構成が共通する構成部材については、第一実施形態において各構成部材に付した符号に200を付加したものを符号として用い、詳細の説明については省略する。
図6及び図7に示すように、小便排出装置200は、小便排出装置10と同様に、便器250に付属するように設置されるものである。小便排出装置200は、小便排出装置10と同様に、小便排出管220及び洗浄管230を有する。また、小便排出装置200は、受容部260(以下、受容部220と区別して「着座用受容部260」とも称す)を備えている。小便排出管220及び洗浄管230は、第一実施形態において説明した小便排出管20及び洗浄管30と構成が同一であるため、詳細の説明については省略する。
本実施形態の小便排出装置200においては、男性器用として受容部222が設けられているのに加えて、着座用受容部260が設けられている。着座用受容部260は、便器25の便座252に対して着座した状態において男性器が到来する位置に着脱自在に設置されている。着座用受容部260は、便座252に着座した状態で使用するものであり、男女を問わず小便の排泄に使用することができる。
着座用受容部260は、箱形の容器によって形成されており、便座252内を通過するように形成された便座内流路264を介して小便排出管220と連通している。そのため、着座用受容部260に排泄された小便を、便座内流路264を介して小便排出路224に合流させることができる。また、着座用受容部260をなす箱体は、図6に矢印で示すように、便座252に着座した状態において側方(便座252の開口部側)から男性器を挿入することができる。また、着座用受容部260は、天面を開閉可能することができる。そのため、着座用受容部260を取り外し、天面を開いた状態として女性器にあてがうことにより、女性も着座用受容部260に対して小便を排泄することができる。
着座用受容部260は、受容部222と同様に樹脂や金属等によって形成することが可能であるが、男性器あるいは女性器が直接接触する部分であるため、寒冷期に接触しても冷たくなく、肌触りの良い材質で作成されることが望ましい。従って、着座用受容部260において、特に性器が接触する部位については、シリコン樹脂、ポリエチレン樹脂、あるいはポリスチレン樹脂等によって構成されることが望ましい。また、着座用受容部260は、排泄された小便が接触する部分でもあるため、雑菌等が繁殖しにくい材質を選定することが望ましい。具体的には、前述したような樹脂に対して、抗菌剤等を配合したものを着座用受容部260の材質として選定することが望ましい。
洗浄管230は、小便排出管220の端部に設けられた受容部222に対して下流側接続部234を接続可能とされている。洗浄管230と受容部222との接続は、上記第一実施形態において示したのと同様にして接続することができる。また、洗浄管230の中途において分岐された分岐洗浄管232が、便座252内を通過するように配され、着座用受容部260に接続されている。そのため、洗浄管230を介して上水を供給することにより、着座用受容部260についても洗浄することができる。
続いて、小便排出装置200の使用態様について説明する。小便排出装置200は、男性が小便を排泄する場合に加え、女性が小便を排泄する場合にも使用できる。小便排出装置200を男性が起立した状態で小便を排泄するために使用する場合には、第一実施形態の小便排出装置10と同様に、小便排出管220の受容部222に男性器を挿入した状態で小便を排泄することにより、排水管路254側(下水側)に向けて排出させることができる。
また、小便排出装置200を用いて便座252に着座した男性あるいは女性が小便を排泄する場合には、図6に示すように便座252を降ろした状態とされる。この状態において、男性が便座252に着座している場合には、着座用受容部260に対して側方から男性器を挿入することで、小便を着座用受容部内に排泄することができる。また、着座用受容部260を便座250から取り外し、天面を開いた状態とすることで、男女を問わず、性器を着座用受容部260内に受容させ、小便を排泄することができる。着座用受容部260内に排泄された小便は、便座内流路264を介して小便排出路224に合流し、下水側に排出される。
上述したようにして小便の排泄が完了した後、受容部222については、上述した小便排出装置10の場合と同様に洗浄管230を接続することにより、各部を洗浄することができる。また、着座用受容部260については、洗浄管230、及び便座252内を通過するように配された分岐洗浄管232を介して着座用受容部260に上水を供給することにより洗浄することができる。小便排出管220内に導入された洗浄水(上水)が小便排出路224により形成されたトラップ構造部226に溜まって小便排出路224を水封した状態になる。これにより、下水側から立ち上る臭気が、小便排出路224を介して室内に放出されることを防止できる。
また、本実施形態の小便排出装置200は、男性が小便を排泄する場合に加え、女性が小便を排泄する際にも使用することができ、利便性の面において優れている。また、女性が小便を使用する際にも小便排出装置200を使用可能であるため、便器250内に小便を排泄する場合に比べて排泄後に使用する水量を抑制でき、節水に資することが可能となる。
本発明の便器付設型小便排出装置は、従来公知の便器全般において排泄時に小便が便器から飛散等することを防止するために利用可能であり、一般家庭における利用に加え、病院や老人ホーム、介護施設等における小便の飛散の懸念が高い場所に設置される便器において有効利用可能である。
10,100,200 便器付設型小便排出装置(小便排出装置)
20,120,220 小便排出管
22,122,222 受容部
24,124,224 小便排出路
26,126,226 トラップ構造部
30,130,230 洗浄管
50,150,250 便器
52,152,252 便座
54,154,254 排水管路
56,156,256 水封トラップ部
140 気流発生装置
260 受容部(着座用受容部)
262 開口部
264 便座内流路

Claims (7)

  1. 性器を受容可能な受容部、及び前記受容部において放出された小便を通過させることが可能な小便排出路を備えた小便排出管と、
    一端側が洗浄水を供給する洗浄水供給系統に接続可能であり、他端側が前記受容部に対して接続可能な洗浄管とを有し、
    前記小便排出管が、便器に接続された排水管路とは別系統として設けられており、前記排水管路まで到達させることが可能であると共に、中途において屈曲させることにより水封可能なトラップ構造部を形成可能であり、
    前記受容部に対して前記洗浄管を接続し、前記洗浄水供給系統を介して洗浄水を供給可能であることを特徴とする便器付設型小便排出装置。
  2. 前記トラップ構造部が、前記小便排出路を前記排水管路の中途に設けられた水封トラップ部に沿って挿通することにより形成可能であることを特徴とする請求項1に記載の便器付設型小便排出装置。
  3. 前記受容部が、前記小便排出路の軸心周りに回動自在に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の便器付設型小便排出装置。
  4. 前記小便排出管の一部又は全部が、便器に内蔵されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の便器付設型小便排出装置。
  5. 気流を発生させることが可能な気流発生装置を有し、
    前記気流発生装置が、前記小便排出路に対して小便の流れ方向上流側から下流側に向かう方向に気流を発生させることが可能なように接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の便器付設型小便排出装置。
  6. 前記小便排出管及び前記洗浄管が、洋式便器の便座の裏面側に着脱自在に設置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の便器付設型小便排出装置。
  7. 前記受容部が、洋式便器の便座に対して着座した状態において男性器が到来する位置に着脱自在に設置されており、
    前記便座内を通過するように形成された便座内流路を介して前記小便排出路と前記受容部とが連通していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の便器付設型小便排出装置。
JP2012140583A 2012-06-22 2012-06-22 便器付設型小便排出装置 Pending JP2014005620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012140583A JP2014005620A (ja) 2012-06-22 2012-06-22 便器付設型小便排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012140583A JP2014005620A (ja) 2012-06-22 2012-06-22 便器付設型小便排出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014005620A true JP2014005620A (ja) 2014-01-16

Family

ID=50103587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012140583A Pending JP2014005620A (ja) 2012-06-22 2012-06-22 便器付設型小便排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014005620A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249803A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nakajima Tekkosho:Kk 洋式便器または和式便器
JP2007070995A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Yuko Mizuno リップ付き洋風大便器
JP2007167599A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Shusuke Ota 男性用小型便器収納便座
US20110113541A1 (en) * 2009-11-14 2011-05-19 William Tillman Water Conserving Improved Toilet

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249803A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nakajima Tekkosho:Kk 洋式便器または和式便器
JP2007070995A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Yuko Mizuno リップ付き洋風大便器
JP2007167599A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Shusuke Ota 男性用小型便器収納便座
US20110113541A1 (en) * 2009-11-14 2011-05-19 William Tillman Water Conserving Improved Toilet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5364853B2 (ja) 回転可能な小便器が装着された一体型洋式便器
KR101410360B1 (ko) 양변기 커버형 소변기
KR100777165B1 (ko) 남자용 소변기가 설치된 좌변기
KR101492182B1 (ko) 소변기가 장착된 절수양변기
JP5029225B2 (ja) 水栓装置
KR101059127B1 (ko) 다기능 소변수집 배출기
KR200443599Y1 (ko) 남성용 소변장치
KR20140108038A (ko) 비데기능을 가지는 양성용 소변기
JP2002047715A (ja) 洋式大便器の脱臭装置
JP2014005620A (ja) 便器付設型小便排出装置
JP5720929B2 (ja) 汚物流しユニット
JP2007167599A (ja) 男性用小型便器収納便座
US20170035600A1 (en) Disposable urinary funnel
CN104314156A (zh) 方便排泄的坐便器
JP5865574B2 (ja) 多目的トイレユニット
JP5305541B2 (ja) ハンディートイレ
JP6067086B2 (ja) 多目的トイレユニット
JP2005105576A (ja) トイレユニット
CN205369474U (zh) 男士小便器
JP2007218063A (ja) 男女兼用便器
JP7428844B1 (ja) 洋式便器用簡易小便器
JP2010229814A (ja) 小便受け付洋式便器
JP4341855B1 (ja) 洋式便器補助用小便器
KR20080113003A (ko) 회전형 남녀 공용 변기
JP3187411U (ja) 男性専用尿器付きトイレ便座

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160929