JP2014003001A - フラットケーブル及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで作成可能で断線の虞がないフラットケーブルを提供する。
【解決手段】フラットケーブル1は、複数の導体2と、導体2に貼り付けられた絶縁フィルム3a,3bとを有し、導体2の長手方向端部が絶縁フィルム3a,3bの長手方向端部から延出されているケーブル本体10と、ケーブル本体10の長手方向端部11の一方側の面に貼り付けられた接続部材21と、を有し、接続部材21は、導体2と導電性ペースト15を介して電気的に接続された接続導体23と、接続導体23の一方側の面に貼り付けられた接続基材22と、接続基材22よりも剛性が高く、接続基材22における接続導体23がある面と反対側の面に貼り付けられた補強板24とを有し、補強板24の一部は、絶縁フィルム3bの長手方向端部と接続基材22の絶縁フィルム3b側とを跨ぐように、絶縁フィルム3bに貼り付けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器などの配線に用いられるフラットケーブル及びその製造方法に関する。
限られたスペースで高密度の配線が可能な配線部材として、所定の間隔を隔てて配列された複数の錫メッキ軟銅箔からなる導体と、導体を両面から挟むように一体的に固定する絶縁性テープとからなる被覆部を有するフラットケーブルが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
日本国特開2012−28745号公報
ところでこのようなフラットケーブルを使用する際には、フラットケーブル内の導体を露出させて、接続相手の端子に電気的に接続する必要がある。このため、特許文献1のフラットケーブルは、その端部で導体が露出され、被接続端子列を備えた他の基板と接続されている。フラットケーブル内の導体は、この被接続端子列を介して接続相手の端子と電気的に接続される。
ところで上記のフラットケーブルにおいては、導体を挟み込む絶縁性テープの少なくとも一方側に所定間隔を隔てて窓部を設け、この窓部で導体および絶縁性テープを切断することにより、端部で導体が露出された接続電極部を形成していた。しかし、この方法では予め所望のフラットケーブルの長さを決定し、フラットケーブルの長さに応じて絶縁性テープに設ける窓部の間隔を決定しなければならない。このため、長さの相異なる多品種のフラットケーブルを作成するためには、品種毎に、窓部の間隔の異なる絶縁性テープを用意する必要があり、製造コストが嵩んでいた。
また、上記のフラットケーブルでは、補強板がない場合には、絶縁性テープの端で導体が折れ曲がりやすく、断線してしまう虞があった。
本発明の目的は、低コストで作成可能で断線の虞がないフラットケーブル、およびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明のフラットケーブルは、
平面上に配列された複数の導体と、前記導体の配列面の両側から導体に貼り付けられた絶縁フィルムとを有し、前記導体の長手方向端部が前記絶縁フィルムの長手方向端部から延出されている、ケーブル本体と、
前記ケーブル本体の長手方向端部の一方側の面に貼り付けられた接続部材と、を有し、
前記接続部材は、
前記導体と同数の接続導体と、
前記接続導体の一方側の面に貼り付けられた接続基材と、
前記接続基材よりも剛性が高い補強板と、を有し、
前記導体と前記接続導体とは導電性ペーストを介して電気的に接続され、
前記補強板は、前記接続基材における前記接続導体がある面と反対側の面と、前記絶縁フィルムとに跨って貼り付けられていることを特徴とする。
上記本発明において、前記導体の他方側の面を覆う保護フィルムが設けられていてもよい。
また、上記課題を解決することのできる本発明のフラットケーブルの製造方法は、
平面上に配列された複数本の導体に、前記導体の配列面の両側から前記導体に絶縁フィルムを貼り合わせて長手方向に延びる長尺フラットケーブルを作成し、
長尺フラットケーブルを所望長さに切り分けて短尺フラットケーブルを作成し、
短尺フラットケーブルの長手方向端部において、前記絶縁フィルムを剥離して前記導体を露出させてケーブル本体を作成し、
接続基材と、前記接続基材よりも剛性が高く一部が前記接続基材よりも突き出るように前記接続基材の一方側の面に貼り付けられた補強板と、前記接続基材の他方側の面に設けられた前記導体と同数の接続導体と、を有する接続部材を作成し、
露出されたそれぞれの前記導体と前記接続部材の接続導体とが導電性ペーストを介して電気的に接続されるように、前記ケーブル本体の長手方向端部に前記接続部材を貼り付け、
前記補強板が前記絶縁フィルムと前記接続基材とに跨るように、前記接続基材から突き出た前記補強板の一部を前記絶縁フィルムに貼り付けることを特徴とする。
上記本発明において、前記接続導体に金メッキしてもよい。
さらに、前記ケーブル本体の長手方向端部に前記接続部材を貼り付ける前に、複数の前記接続導体の上にそれぞれ導電性ペーストを盛ってもよい。
前記接続導体の上に前記導電性ペーストを盛った後に、並列する前記接続導体の間の前記接続基材の上に接着剤を盛ってもよい。
あるいは、前記接続導体を前記接続基材に固定している熱可塑性接着剤を加熱してもよい。また、前記接続基材を前記絶縁フィルムに貼り合せてもよい。さらに、前記導体の他方側の面を覆うように保護フィルムを貼り付けてもよい。
また、前記保護フィルムが基層と接着層からなり、前記接続導体を前記接続基材に固定している熱可塑性接着剤および前記保護フィルムの接着層を加熱し、前記導体を覆うように前記保護フィルムを前記接続部材と貼り合せてもよい。
本発明に係るフラットケーブルによれば、補強板が絶縁フィルムと接続基材を跨ぐように設けられているため、導体が折れ曲がりにくく断線しにくいフラットケーブルを提供することができる。
また、本発明に係るフラットケーブルの製造方法によれば、長尺フラットケーブルを所望長さに切り分けてから接続部材を長手方向端部に貼り付けることにより、接続導体を介して導体を接続相手に電気的に接続可能な状態としている。これにより、長さの異なる多品種のフラットケーブルを作成する場合でも、所望長さに切り分けられたフラットケーブルの材料を予めストックしておく必要が無く、製造コストを低減することができる。また、補強板を絶縁フィルムと接続基材を跨ぐように貼り付けるため、折れ曲がりにくく断線しにくいフラットケーブルを提供することができる。
フラットケーブルの一実施形態を示す平面図である。 フラットケーブルの側断面図である。 フラットケーブルの一端における横断面図である。 フラットケーブルとコネクタとの接続部分の側断面図である。 フラットケーブルとコネクタとの接続部分の他の例の上面図である。 長尺フラットケーブルの製造方法を説明する斜視図である。 製造途中のケーブル本体の側断面図である。 製造途中のケーブル本体の側断面図である。 製造途中のケーブル本体の平面図である。 長尺接続部材の作製方法を説明する斜視図である。 製造途中の接続部材の平面図である。 製造途中の接続部材の斜視図である。 製造途中の接続部材の斜視図である。 ケーブル本体と接続部材の貼り付け工程を説明する斜視図である。 ケーブル本体と接続部材の貼り付け工程を説明する斜視図である。 ケーブル本体と接続部材の貼り付け工程を説明する斜視図である。 ケーブル本体と接続部材の貼り付け工程を説明する断面図である。 他の実施形態に係る、ケーブル本体と接続部材の貼り付け工程を説明する断面図である。
以下、本発明に係るフラットケーブル及びその製造方法の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、フラットケーブル1は、長尺のケーブル本体10と、ケーブル本体10の長手方向端部11に貼り付けられた接続部材21とを備えている。
ケーブル本体10は、例えば、銅(メッキされた銅を含む)または銅合金の圧延銅箔からなる複数本の平角導体2を備えている。これらの平角導体(導体)2は、所定の並列ピッチで配列面上に複数本が配列されており、平角導体2の配列面の上下両面にそれぞれ絶縁フィルム3a,3bが貼着(ラミネート)されている。なお、図1では平角導体2を4本有する例を示しているが、平角導体2の本数は適宜変更される。例えば、平角導体2を20本とすることもできる。また、平角導体2の幅寸法、厚さ寸法及び並列ピッチは電流値等に合わせて設定される。
絶縁フィルム3a,3bは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリイミドあるいはポリフェニレンサルファイド等の樹脂から形成された基材部分とポリエステル系接着剤または難燃ポリ塩化ビニル系の絶縁性接着剤や難燃ポリオレフィンなどからなる接着層を有している。平角導体2に対して、接着層の面を対向させて2枚の絶縁フィルム3a,3bが貼り合わされている。これにより、平角導体2同士の電気的絶縁を図っている。この絶縁フィルム3a,3bの厚さは、それぞれ0.02mm以上0.15mm以下とすることが好ましい。
ケーブル本体10の長手方向端部11では、絶縁フィルム3a,3bから平角導体2の一部が突き出して延出している。これらの突き出た平角導体2が接続電極12とされている。また、ケーブル本体10の長手方向端部11には、接続電極12の配列面の一方側(図2の例では上側)の面に接続部材21が貼り付けられている。
接続部材21は、平角導体2と同数の接続導体23と、接続基材22と、補強板24とを備えている。接続導体23は、フラットケーブル1の長手方向に沿って延びた導体であり、接続基材22の他方側(図2の例では下側)の面に一列に配列されている。接続導体23は、接続基材22の長手方向の一端から他端に亘って形成されている。接続導体23は、長手方向端部11の接続電極12と略同一幅寸法W1で同一ピッチに配列されている。これらの接続導体23は、銅または銅合金の圧延銅箔からなる。接続導体23の接続基材22に接している部分以外の表面には金メッキが施されている。
この接続部材21は、ケーブル本体10の長手方向端部11に貼り合わされている。接続電極12と接続導体23とが導電性ペースト15によって電気的に接続され、また、絶縁フィルム3aと接続基材22とが接着剤16によって接着されている。
導電性ペースト15は、導電粒子と接着剤とから構成されている。導電粒子としては、例えば、銀粉末、カーボン粉末、銅粉末、ニッケル粉末、あるいはこれらの混合粉末などが使用可能である。この導電性ペースト15を構成する接着剤としては、例えば、ポリエステル系接着剤、ポリウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤等のいずれかが使用可能である。特に、導電性ペースト15としては、平均粒径0.5〜5μmの鱗片状銀粉末と、表面に有機物がコーティングされた、平均粒径20nm以下の球状銀粉末とを含む銀ペーストを採用するのが好ましい。銀ペースト中にナノ銀粒子を含有させることにより、接続抵抗が下がり、また、表面の凹凸も小さくなって接続面積が大きくなる。このため、電気的接続の信頼性が向上する。
また、接着剤16としては、例えば、約100〜170℃の溶融温度を備えるポリエステル系やポリアミド系ホットメルト接着剤が用いられている。この接着剤16としては、十条ケミカル株式会社製JELCONAD−HM6、東亜合成株式会社製PES310S30、同社製PES375S40、帝国インキ製造株式会社製EGシリーズ、同ERXシリーズ等を採用することができる。
図3に示したように導電性ペースト15は、接続電極12及び接続導体23の配列方向の幅寸法W2が接続電極12及び接続導体23の幅寸法W1よりも小さくなるように塗布されている。これにより、接続電極12または接続導体23の幅方向の端部(肩部12a,23a)は導電性ペースト15が塗布されていない。接着剤16の一部は、導電性ペースト15が塗布されていない肩部12aまたは23aにも行き渡る。これにより、接続電極12及び接続導体23が導電性ペースト15と接触する部分は、それぞれの幅寸法以下の範囲となる。そして、接続電極12間および接続導体23間には接着剤が充填され、それらが導電性ペースト15を介して短絡することがない。
図4に示すように、ケーブル本体10の長手方向端部11から露出された接続電極12の他方側の面、すなわち接続電極12の接続部材21とは反対側の面には、保護フィルム14が貼り付けられている。保護フィルム14は、接続電極12を覆うように貼り付けられており、接続電極12や接着剤16、導電性ペースト15が剥離することを防止している。また、保護フィルム14の一部は、絶縁フィルム3aにも貼り付けられていることが好ましい。これにより、接続電極12の折れ曲がりを更に確実に防止できる。
上記実施形態に係るフラットケーブル1では、図4に示すように、長手方向端部11に接続された接続部材21をコネクタ27へ挿し込むことにより、コネクタ27のハウジング28内に収容された接続端子29が接続部材21の接続導体23を介して導通する。
そして、このフラットケーブル1では、接続部材21の接続導体23の接続基材22に接している部分以外は金メッキで覆われているので、コネクタ27の接続端子29から圧縮応力を受けても接続導体23の表面に針状結晶体(ウィスカ)が発生して隣接する接続導体23間で短絡するような不具合は発生しない。つまり、コネクタ27との電気接続の信頼性が良好である。
図4を用いて接続部材21の補強板24を説明する。補強板24は、接続基材22の接続導体23のある面と反対側の面に貼り合わされている。この補強板24は接続基材22よりも剛性の高い材料で形成されている。例えば補強板24は、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂から形成することができ、その厚さは0.03mm以上0.30mm以下とすることが好ましい。
この補強板24は、絶縁フィルム3b側の端部24aが接続基材22よりも突き出した状態で、接続基材22に貼り合わされている。つまり、補強板24の端部24aは、接続基材22の端部22aおよび接続導体23の端部23aよりも絶縁フィルム3b側に突き出ている。また、この接続基材22から絶縁フィルム3b側に突き出た端部24aが絶縁フィルム3bに貼り付けられている。このように補強板24は、接続部材21の接続基材22とケーブル本体10の絶縁フィルム3bとに跨って貼り付けられている。補強板24の接続基材22と貼り合わせる面には、熱可塑性の接着剤(例えばポリエステル系接着剤)が塗布されていることが好ましい。この接着剤で補強板24を絶縁フィルム3bに貼り付けることができる。
ところで、平角導体2が絶縁フィルム3a,3bから露出された境界Bにおいて、平角導体2は外力により折れ曲がりやすく、断線する虞がある。そこで図4に示すように、本実施形態におけるフラットケーブル1では、この境界Bを跨ぐように補強板24が接続基材22に貼り付けられている。これにより境界Bにおいて平角導体2の折れ曲がりを抑制し断線を防止している。これにより、平角導体2が断線しにくいフラットケーブル1を提供することができる。
なお接続部材21は、図5に示したように、接続導体23のピッチがフラットケーブル1側とコネクタ27側とで変換するように形成された、ピッチ変換型の接続部材21としてもよい。これにより、フラットケーブル1の平角導体2の並列ピッチと、コネクタ27の端子のピッチとが異なっている場合でも、フラットケーブル1とコネクタ27とを電気的に接続することができる。なお、図5ではフラットケーブル1から接続部材21にかけてピッチが狭くなる例を図示したが、フラットケーブル1から接続部材21にかけてピッチが広くなるように構成してもよい。
次に、上記構造のフラットケーブル1を製造する方法について説明する。
まずケーブル本体10を作成する。図6に示すように、それぞれ長尺の平角導体2が巻き取られている複数のリール30から平角導体2を送り出して所定の並列ピッチで同一平面上に配列する。そして、これらの平角導体2の配列面の両側に、リール31から長尺の絶縁フィルム3a,3bを送り出す。絶縁フィルム3a,3bのそれぞれの片面には熱可塑性の接着剤が塗布されている。
そして平角導体2とこれを挟む絶縁フィルム3a,3bを重ねたまま一対のヒータローラ32間に通し、絶縁フィルム3a,3bを加熱し、同時に圧着して貼り合わせて長尺フラットケーブル10aとする。この長尺フラットケーブル10aを巻き取りローラ33に巻き取る。
このようにして得られた長尺フラットケーブル10aを所望の長さで切断して短尺フラットケーブル10bを得る。図7で示すように、短尺フラットケーブル10bの両端近傍部分における絶縁フィルム3a,3bを、その両側からカッタやレーザなどの切断器37で切断する。さらに、図8に示すように、切断箇所よりも端部側の絶縁フィルム3a,3bを引き抜いて除去し、短尺フラットケーブル10bの両端において平角導体2を露出させて接続電極12とし、図9に示すようなケーブル本体10を得る。
次に接続部材21の作成方法を説明する。
図10に示すように、接続導体23となる複数本の長尺の平角導体61が巻き取られている複数のリール62から平角導体61を送り出して所定の並列ピッチで同一平面上に配列する。
そして、これらの平角導体61(接続導体23)の一方側に、リール63からポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の長尺の接続基材22を送り出して重ね合わせる。接続基材22と平角導体61とを重ね合わせた状態でこれらをヒータローラ64間に通し、接続基材22を加熱すると同時に平角導体61へ圧着して貼り付ける。接続基材22にも上記絶縁フィルム3a,3bと同様に片面に熱可塑性の接着剤が塗布されている。このようにして長尺接続部材21aを作製し、この長尺接続部材21aを巻き取りローラ66に巻き取る。さらに接続基材22に貼り付けられた平角導体61(接続導体23)の露出面に金メッキを施し、接続導体23の接続基材22に接している部分以外に金メッキする。
その後、図11に示すように、長尺接続部材21aを所定長さ毎に切断器で切断して短尺接続部材21bを作成する。次に、図12に示したように、短尺接続部材21bの一方の面(図12において下面)に、端部24aが接続基材22の端部22aおよび接続導体23の端部23aよりも長手方向に突き出るように補強板24を貼り付けて、接続部材21を作成する。なお、図12〜図17は、説明のために、図1〜4で示した図とは上下が入れ替わっている。すなわち、図12〜図17においては、図中の下方が図1〜4では上方となっている。
図13に示すように、接続部材21の接続導体23の他方の面(図12において上面)に導電性ペースト15を塗布し、さらに接続部材21の上面のうち導電性ペースト15を除く領域に接着剤16を塗布する。また、補強板24の接続基材22から突き出た部分の上面(接続導体23と同じ側の面)にも必要に応じて接着剤16aを塗布する。補強板24にすでに接着剤が付けられている場合は、接着剤16aをさらに塗布する必要はない。
次に図14に示すように、接続電極12と接続導体23とが導電性ペースト15を介して導通するように、ケーブル本体10の長手方向端部に接続部材21を貼り付ける。またこのとき、補強板24が絶縁フィルム3bと接続基材22とに跨るように、接続基材22から突き出た補強板24の一部を、接着剤16aまたは補強板24に塗布された熱可塑性の接着剤によって、絶縁フィルム3bに貼り付ける。これにより、図4に示したように、補強板24によって、折れ曲がりやすい絶縁フィルム3a,3bから露出された平角導体2が保護される。なおこのとき、接続基材22が透明部材で形成されていると、接続導体23と接続電極12との位置合わせが容易となるので好ましい。
さらに図15に示すように、絶縁フィルム3aから露出されている接続電極12を覆うように、保護フィルム14を接続電極12に貼り付ける。これにより、接続電極12と接続導体23とを導通させている導電性ペースト15の剥離を防止することができ、接続電極12と接続導体23との導通状態が良好に維持される。以上の工程により、図16に示すようなフラットケーブル1が完成する。
このとき図17の(a)に示すように、接続部材21の接続導体23の上面に、導電性ペースト15を接着剤16よりも高く盛ることが好ましい。これにより、図17の(b)導電性ペースト15が接続電極12に接触した後に、接着剤16が接続電極12の間に回りこむ。これにより、接着剤16が広がっても接続電極12と接続導体23との導通が阻害されることがない。したがって、接続電極12と接続導体23とを確実に導通させたまま、ケーブル本体10と接続部材21とを貼り合せることができる。
またこのとき、導電性ペースト15の幅寸法W2が接続電極12及び接続導体23の幅寸法W1よりも小さい(図3参照)ので、導電性ペースト15が押し潰されて側方へ広がったとしても、接続電極12または接続導体23の幅の範囲内にあるか、多少はみ出たとしても接着剤16に押さえ込まれて隣接する接続電極12または接続導体23に至らない。つまり、隣接する接続電極12間や隣接する接続導体23間を導電性ペースト15が短絡させるような不具合も防止される。
上記の本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法によれば、補強板24が絶縁フィルム3bと接続基材22とに跨るように貼り付けられている。これにより、図4に示したように、補強板24によって、折れ曲がりやすい絶縁フィルム3a,3bから露出された平角導体2が保護される。したがって、平角導体2の断線しにくいフラットケーブル1を提供することができる。
なお、上述した本実施形態に係る製造方法のほかに、導体を挟み込む絶縁フィルムの少なくとも一方側に所定間隔を隔てて窓部を設け、この窓部で導体および絶縁フィルムを切断することにより、端末で導体が露出されたケーブル本体を作成することができる。しかし、このような方法では、あらかじめ所望のフラットケーブルの長さを決定し、この長さに応じて窓部の間隔を決定しなければならない。このため、長さの異なる多品種のフラットケーブルを作成するためには、品種ごとに窓部の間隔の異なる絶縁フィルムを用意する必要がある。したがってこのような方法では、フラットケーブルの製造コストが嵩んでしまう。
これに対して本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法によれば、端末で絶縁フィルム3a,3bを除去して平角導体2を露出させてケーブル本体10を作成し、このケーブル本体10に接続部材21を貼り付けることによりフラットケーブル1を作成している。このため、長さの異なる多品種のフラットケーブル1を作成する場合でも、所望の長さにケーブル本体10を切り分けてからその端末に接続部材21を貼り付ければよい。つまり、フラットケーブルの品種ごとに異なる絶縁フィルムなどを用意する必要がない。したがって本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法によれば、低コストで多品種のフラットケーブル1を提供できる。
また、本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法によれば、接続基材22に貼り付けられた平角導体61の露出面に金メッキすることにより、接続導体23の接続基材22に接している部分以外に効率的に金メッキすることができる。これとは異なり、平角導体61に金メッキしてから平角導体61を接続基材22に貼り合せる場合は、接続導体23の接続基材22に接している部分の金メッキが無駄になる。あるいは、ケーブル本体10の長手方向端部11の接続電極12に金メッキしようとする場合には、接続電極12のみを連続的にメッキ槽に浸すことができず、非効率的である。したがって、本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法によれば、低コストで電気接続の信頼性の高いフラットケーブル1を提供することができる。なお、フラットケーブル1に高い通信品質が要求されない場合には、金メッキのかわりに錫メッキなどを接続導体23に適用しても良い。
また、本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法によれば、剛性の高い補強板24を接続基材22に貼り付けて接続部材21を作成している。これにより、接続基材22および接続導体23が補強板24によって補強される。このため接続部材21をケーブル本体10に貼り付ける際に、接続部材21が変形しにくく、接続部材21をケーブル本体10に貼り付けやすい。
以上、本発明のフラットケーブル1およびその製造方法を実施形態を挙げて説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
上述の実施形態では、接続部材21に接着剤16を塗布し、この接着剤16によって接続部材21とケーブル本体10とを貼り合せる例を挙げて説明したが、本発明はこの例に限られない。
図18は、他の実施形態に係る、接続部材21をケーブル本体10の長手方向端部11に貼り付ける様子を長手方向から見た断面図である。図18の(a)は接続部材21を貼り付ける前、図18の(b)は接続部材21を貼り付けた後を示している。
図18に示すように、接続基材22が基層22bと熱可塑性の接着剤からなる接着層22cとを備えていて、保護フィルム14が基層14bと接着層14cとからなる場合、接着層14cと接着層22cとを利用して、接続電極12を覆うように保護フィルム14を接続部材21に貼り付けても良い。
まず、導電性ペースト15を接続部材21の接続導体23の上に塗布する。一方で、ケーブル本体10の接続電極12の接続部材21と貼り合せる面とは反対側に保護フィルム14を貼り付ける。そして、接続部材21の接続導体23とケーブル本体10の接続電極12とが導電性ペースト15を介して電気的に接続されるように、ケーブル本体10の長手方向端部11に接続部材21を貼り付ける。
このとき、接続部材21とケーブル本体10の長手方向端部11とを重ね合わせて、加熱圧着する。すると、保護フィルム14の接着層14cと接続基材22の接着層22cが加熱されて軟化し、接着層22cに沈み込んで、軟化した接着層14cと接着層22cとが接触する。この状態で接着層14cと接着層22cを硬化させると、接続電極12と接続導体23とが導電性ペースト15で電気的に接続され、また、保護フィルム14と接続基材22とが接着層22cによって貼り合わされる。
このとき、接着層22cが接着層14cと接触する前に、導電性ペースト15によって接続導体23と接続電極12とが電気的に接続される。このため、接着層14cが接続電極12同士の間に入り込んでも、接続電極12と接続導体23との間に入り込まない。接着層22cも接続電極12と接続導体23の間に入り込まない。したがって、接続電極12と接続導体23とを確実に導通させたまま、ケーブル本体10と接続部材21とを貼り合せることができる。
また、このようなフラットケーブル1の製造方法によれば、接着剤16を用いることがなく、接着剤16の塗布工程を省略できるので、低コストでフラットケーブル1を提供することができる。
1:フラットケーブル、2:導体、3a,3b:絶縁フィルム、10:ケーブル本体、10a:長尺フラットケーブル、10b:短尺フラットケーブル、12:接続電極、14:保護フィルム、15:導電性ペースト、16:接着剤、21:接続部材、22:接続基材、23:接続導体、24:補強板

Claims (9)

  1. 平面上に配列された複数の導体と、前記導体の配列面の両側から導体に貼り付けられた絶縁フィルムとを有し、前記導体の長手方向端部が前記絶縁フィルムの長手方向端部から延出されている、ケーブル本体と、
    前記ケーブル本体の長手方向端部の一方側の面に貼り付けられた接続部材と、を有し、
    前記接続部材は、
    前記導体と同数の接続導体と、
    前記接続導体の一方側の面に貼り付けられた接続基材と、
    前記接続基材よりも剛性が高い補強板と、を有し、
    前記導体と前記接続導体とは導電性ペーストを介して電気的に接続され、
    前記補強板は、前記接続基材における前記接続導体がある面と反対側の面と、前記絶縁フィルムとに跨って貼り付けられていることを特徴とするフラットケーブル。
  2. 前記導体の他方側の面を覆う保護フィルムが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフラットケーブル。
  3. 平面上に配列された複数本の導体に、前記導体の配列面の両側から前記導体に絶縁フィルムを貼り合わせて長手方向に延びる長尺フラットケーブルを作成し、
    長尺フラットケーブルを所望長さに切り分けて短尺フラットケーブルを作成し、
    短尺フラットケーブルの長手方向端部において、前記絶縁フィルムを剥離して前記導体を露出させてケーブル本体を作成し、
    接続基材と、前記接続基材よりも剛性が高く一部が前記接続基材よりも突き出るように前記接続基材の一方側の面に貼り付けられた補強板と、前記接続基材の他方側の面に設けられた前記導体と同数の接続導体と、を有する接続部材を作成し、
    露出されたそれぞれの前記導体と前記接続部材の接続導体とが導電性ペーストを介して電気的に接続されるように、前記ケーブル本体の長手方向端部に前記接続部材を貼り付け、
    前記補強板が前記絶縁フィルムと前記接続基材とに跨るように、前記接続基材から突き出た前記補強板の一部を前記絶縁フィルムに貼り付けることを特徴とするフラットケーブルの製造方法。
  4. 前記接続導体に金メッキすることを特徴とする請求項3に記載のフラットケーブルの製造方法。
  5. 前記ケーブル本体の長手方向端部に前記接続部材を貼り付ける前に、複数の前記接続導体の上にそれぞれ導電性ペーストを盛ることを特徴とする請求項3または4に記載のフラットケーブルの製造方法。
  6. 前記接続導体の上に前記導電性ペーストを盛った後に、並列する前記接続導体の間の前記接続基材の上に接着剤を盛ることを特徴とする請求項5に記載のフラットケーブルの製造方法。
  7. 前記接続導体を前記接続基材に固定している熱可塑性接着剤を加熱し、前記接続基材を前記絶縁フィルムに貼り合せることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のフラットケーブルの製造方法。
  8. 保護フィルムを前記導体の他面側の面を覆うように、前記接着剤で貼り付けた請求項6または7に記載にフラットケーブルの製造方法。
  9. 前記保護フィルムが基層と接着層からなり、前記接続導体を前記接続基材に固定している熱可塑性接着剤および前記保護フィルムの接着層を加熱し、前記導体を覆うように前記保護フィルムを前記接続部材と貼り合せることを特徴とする請求項8に記載のフラットケーブルの製造方法。
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