JP2014002582A - ポイント管理装置及びポイント管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポイントサービスに関するユーザの満足度を向上させることが可能なポイント管理装置、ポイント管理方法、ポイント管理プログラム、及びポイント管理システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るポイント管理装置は、企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理する管理部と、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する受信部と、第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するポイント変換部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、企業がユーザに対して付与するサービスポイントを有効に利用するための技術に関する。
近年、各種業界において、ポイントサービス事業に参入する企業が増加している。ポイントサービスを提供する企業は、対象店舗でポイントカードを提示して商品を購入したユーザに対し、購入額に応じたポイントを付与する(例えば、特許文献1参照)。所定のポイントを貯めたユーザは、そのポイントを希望の商品と交換したり、ポイントに応じた値引きを受けたりといった特典を企業に対して要求することができる。
特開2003−323675号公報
上述したように、ポイントサービスを提供する企業は、ポイントと引き換えにユーザから特典を要求されることとなるため、企業にとってはユーザに付与したポイントが負債となる。このため、企業がポイントサービス事業を拡大することは難しく、ポイントサービスに関するユーザの満足度を向上させることはできなかった。
一方、ユーザは、ポイントサービスの対象となる店舗を繰り返し利用しない場合、所定のポイントを貯めることができず、実質的に利用することができない不要なポイントを保有することになる。また、企業がポイントサービス事業から撤退あるいは倒産した場合、ユーザは、せっかく獲得したポイントを利用することができなくなり、ポイントサービスによって満足感を得られないという問題があった。
そこで、本発明は、ポイントサービスに関するユーザの満足度を向上させることが可能なポイント管理装置、ポイント管理方法、ポイント管理プログラム、及びポイント管理システムを提供することを課題とする。
本発明に係るポイント管理装置は、上記課題を解決するためのものであり、企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理する管理部と、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する受信部と、前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するポイント変換部と、を備える。
上記ポイント管理装置は、ポイント変換部によりサービスポイントをコンテンツポイントに変換するよう構成されているため、ユーザは、店舗等で利用する予定のないサービスポイントであってもコンテンツポイントとして有効に利用することができ、その結果、ポイントサービスに関するユーザの満足度を向上させることができる。また、ユーザに対して付与されたサービスポイントがコンテンツポイントとして消費されることにより、サービスポイントによる企業の負債が減少する。このため、企業は、ポイントサービス事業をさらに拡大し、ポイントサービスに関するユーザの満足度を向上させることができる。
なお、本発明における「コンテンツ」とは、ネットワークを介してユーザに提供可能なものであれば特に限定されず、例えば、映画、音楽、及び電子書籍等の他、オンラインゲーム用のプログラム等をも含む概念である。また、ユーザがコンテンツを利用する際にコンテンツポイントを使用する場合としては、特に限定されるものではないが、例えば、コンテンツポイントと引き換えに映画、音楽、及び電子書籍等をダウンロードする場合、オンラインゲーム上でコンテンツポイントと引き換えにアイテムを取得する場合、あるいは、ユーザがオンラインゲーム上でコンテンツポイントを賭けて他のユーザと対戦したことにより、ユーザがコンテンツポイントを獲得又は喪失する場合等が挙げられる。
上記ポイント管理装置において、ポイント変換部は、サービスポイントを所定の変換レートでコンテンツポイントに変換するよう構成されていてもよい。
また、上記ポイント管理装置において、受信部は、コンテンツポイントからサービスポイントへの変換を指示する第2の変換指示情報を受信し、ポイント変換部は、第2の変換指示情報に基づいて、コンテンツポイントをサービスポイントへと変換するよう構成されていてもよい。この構成によれば、ユーザは、不要になったコンテンツポイントをサービスポイントに変換することもでき、ポイントサービスに関するユーザの満足度をより向上させることができる。
ポイント変換部は、コンテンツポイントを所定の変換レートでサービスポイントに変換するよう構成されていてもよい。
また、上記ポイント管理装置において、管理部は、ユーザがコンテンツを利用する際のコンテンツポイントの使用情報に基づき、コンテンツポイント情報を更新するコンテンツポイント情報更新部、を有していてもよい。
管理部は、コンテンツポイント情報更新部を有する場合、セキュリティの観点から、ユーザの認証情報に基づき、ユーザによるコンテンツポイントの使用を承認する承認部をさらに有することが好ましい。コンテンツポイント情報更新部は、承認部による承認があった場合に、コンテンツポイント情報を更新する。
また、本発明に係るポイント管理プログラムは、上記課題を解決するためのものであり、企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理する機能と、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する機能と、前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換する機能と、をコンピュータに実現させる。
また、本発明に係るポイント管理方法は、上記課題を解決するためのものであり、管理部により、企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理するステップと、受信部により、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信するステップと、ポイント変換部により、前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するステップと、を備える。
また、本発明に係るポイント管理システムは、上記課題を解決するためのものであり、企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を記憶するデータベースと、前記データベースに記憶されている前記サービスポイント情報及び前記コンテンツ情報を管理するポイント管理装置と、を備え、前記ポイント管理装置は、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する受信部と、前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するポイント変換部と、を有する。
上記ポイント管理システムは、ポイント管理装置とネットワークを介して通信可能であるとともに、ネットワークを介してユーザ端末に提供するためのコンテンツを管理するコンテンツ管理装置、をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、ポイントサービスに関するユーザの満足度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るポイント管理システムの機能ブロック図である。 上記実施形態における第1の変換指示情報の一例を示す図である。 上記実施形態における第2の変換指示情報の一例を示す図である。 上記実施形態における新規サービスポイント情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるコンテンツポイント使用情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるユーザ情報の一例を示す図である。 上記実施形態における企業情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるサービスポイント情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるコンテンツポイント情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるポイント変換情報の一例を示す図である。 上記実施形態における変換レート情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるポイント変換処理のシーケンス図である。 上記実施形態におけるサービスポイント変換画面の一例を示す図である。 上記実施形態におけるサービスポイント変換処理前後のサービスポイント情報、コンテンツポイント情報、及びポイント変換情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるコンテンツポイント変換画面の一例を示す図である。 上記実施形態におけるコンテンツポイント変換処理前後のサービスポイント情報、コンテンツポイント情報、及びポイント変換情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるサービスポイント付与処理のシーケンス図である。 上記実施形態におけるサービスポイント付与処理前後のサービスポイント情報の一例を示す図である。 上記実施形態におけるコンテンツポイント使用処理のシーケンス図である。 上記実施形態において承認部が行う処理の一部を示すフローチャートである。 上記実施形態におけるコンテンツポイント使用処理前後のコンテンツポイント情報の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るポイント管理システム100は、図1に示すように、ポイント管理サーバ(ポイント管理装置)1と、データベースサーバ2と、を備えており、ポイント管理団体によって管理されている。また、ポイント管理団体は、1つ以上のコンテンツ管理サーバ(コンテンツ管理装置)3を管理している。本実施形態においては、ポイント管理システム100及びコンテンツ管理サーバ3は、ポイント管理団体によって管理されているが、コンテンツ管理サーバ3は、ポイント管理団体とは別の団体又は企業によって管理されていてもよい。
ポイント管理サーバ1及びコンテンツ管理サーバ3は、各ユーザが使用するユーザ端末4とネットワークN1を介して通信可能となっている。ユーザ端末4としては、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、及びパーソナルコンピュータ等が挙げられる。また、ポイント管理サーバ1は、ポイントサービスを提供する各企業が個別に所有する1以上の企業別ポイント管理サーバ5ともネットワークN1を介して通信可能となっている。ポイントサービスを提供する企業は、個別のサービスポイントをユーザに対して付与する企業であってもよいし、共通のサービスポイントを付与する複数の提携企業を統括する企業であってもよい。各企業別ポイント管理サーバ5は、ユーザが商品を購入する店舗に設置されている各店舗端末6とネットワークN2を介して通信可能となっている。
(ポイント管理サーバ1)
ポイント管理サーバ1は、各企業によりユーザに対して付与されるサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理する。サービスポイントは、各企業が個別に発行するサービスポイントであってもよいし、複数の提携企業が共通して発行するサービスポイントであってもよい。ユーザがコンテンツポイントを使用する場合としては、例えば、コンテンツポイントと引き換えに映画、音楽、及び電子書籍等をダウンロードする場合、オンラインゲーム上でコンテンツポイントと引き換えにアイテムを取得する場合、あるいは、ユーザがオンラインゲーム上でコンテンツポイントを賭けて他のユーザと対戦したことにより、ユーザがコンテンツポイントを獲得又は喪失する場合等が挙げられる。
ポイント管理サーバ1は、図1に示すように、通信部11と、ポイント変換部12と、サービスポイント情報更新部13と、承認部14と、コンテンツポイント情報更新部15と、を備えている。なお、本実施形態において、通信部11は、本発明の「受信部」を含み、サービスポイント情報更新部13、承認部14、及びコンテンツポイント情報更新部15は、本発明の「管理部」に相当する。
通信部11は、コンテンツ管理サーバ3、ユーザ端末4、及び企業別ポイント管理サーバ5と通信を行うためのものである。この通信部11は、第1及び第2の変換指示情報をユーザ端末4から受信し、ポイント変換部12に引き渡す。第1の変換指示情報は、ユーザが現在保有するサービスポイントをコンテンツポイントに変換することを指示する情報であり、第2の変換指示情報は、ユーザが現在保有するコンテンツポイントをサービスポイントに変換することを指示する情報である。
図2に、第1の変換指示情報71の一例を示す。図2における第1の変換指示情報71には、変換指示を行ったユーザを特定するためのユーザID、及びこのユーザIDに関連付けられる複数のサービスポイント変換情報711が含まれている。各サービスポイント変換情報711には、サービスポイントを付与した企業を特定するための企業コード、各企業が個別に管理している企業別ユーザID、及びコンテンツポイントに変換するサービスポイント(変換サービスポイント)が含まれている。
図3に、第2の変換指示情報72の一例を示す。図3における第2の変換指示情報72には、ユーザID、及びこのユーザIDに関連付けられる複数のコンテンツポイント変換情報721が含まれている。各コンテンツポイント変換情報721には、企業コード、企業別ユーザID、及びサービスポイントに変換するコンテンツポイント(変換コンテンツポイント)が含まれている。
また、通信部11は、新規サービスポイント情報を企業別ポイント管理サーバ5から受信し、サービスポイント情報更新部13に引き渡す。新規サービスポイント情報は、企業がユーザに対して新たに付与したサービスポイントに関する情報である。例えば、図4に示すように、新規サービスポイント情報73には、企業コード、企業別ユーザID、及びユーザに対して新たに付与されたサービスポイント(新規サービスポイント)が含まれる。
通信部11は、さらに、コンテンツポイント使用情報をコンテンツ管理サーバ3から受信し、承認部14に引き渡す。コンテンツポイント使用情報は、コンテンツを利用するためにユーザが使用を希望するコンテンツポイントに関する情報である。例えば、図5に示すように、コンテンツポイント使用情報74には、ユーザID、パスワード、ユーザが使用を希望するコンテンツポイント(使用コンテンツポイント)が含まれる。なお、コンテンツポイント使用情報のユーザID及びパスワードが、本発明における「ユーザの認証情報」に相当する。
ポイント変換部12は、通信部11から受け取った第1の変換指示情報71(図2)に基づいて、サービスポイントを所定の変換レートでコンテンツポイントに変換する。また、ポイント変換部12は、通信部11が受信した第2の変換指示情報72(図3)に基づいて、コンテンツポイントを所定の変換レートでサービスポイントに変換する。ポイント変換部12が行う処理の詳細については後述する。
サービスポイント情報更新部13は、通信部11から受け取った新規サービスポイント情報73(図4)に基づいてサービスポイント情報を更新する。サービスポイント情報更新部13が行う処理の詳細については後述する。
承認部14は、通信部11から受け取ったコンテンツポイント使用情報74(図5)に基づき、コンテンツポイントの使用を承認するか否かを判断する。承認部14は、コンテンツポイントの使用を承認しないと判断した場合、コンテンツポイントの使用を承認しない旨の承認結果を、通信部11を介してコンテンツ管理サーバ3に送信する。承認部14は、コンテンツポイントの利用を承認すると判断した場合、コンテンツポイント情報更新部15にコンテンツポイント使用情報74を引き渡す。承認部14が行う処理の詳細については後述する。
コンテンツポイント情報更新部15は、承認部14から受け取ったコンテンツポイント使用情報74に基づいてコンテンツポイント情報を更新する。コンテンツポイント情報更新部15が行う処理の詳細については後述する。
(データベースサーバ2)
データベースサーバ2は、図1に示すように、ポイント管理DB21を備えており、ポイント管理DB21は、ユーザ情報、企業情報、サービスポイント情報、コンテンツポイント情報、サービスポイント及びコンテンツポイントの相互の変換情報、及び変換レート情報を記憶する。ポイント管理DB21は、例えば、図6〜図11に示すように、ユーザマスタ81、企業マスタ82、サービスポイント管理テーブル83、コンテンツポイント管理テーブル84、ポイント変換履歴テーブル85、及び変換レートマスタ86を記憶している。
図6に、ユーザマスタ81に格納されているユーザ情報の一例を示す。図6に示すユーザマスタ81は、ポイント管理サーバ1においてユーザを一意に識別するためのユーザID811、並びにユーザID811に関連付けられるユーザ名及びパスワードを格納している。このユーザマスタ81において、パスワードは暗号化された状態で格納されていてもよく、また、住所、電話番号、及び性別等のユーザID811に関連付けられる属性情報がさらに格納されていてもよい。
図7に、企業マスタ82に格納されている企業情報の一例を示す。図7に示す企業マスタ82は、ポイントサービスを提供する企業を特定するための企業コード、及び各企業が発行するポイントカード名を格納している。企業マスタ82には、上記の他、企業名、住所、及び電話番号等の企業コードに関連付けられる属性情報が格納されていてもよい。企業マスタ82に登録されている企業は、ポイントサービス提供企業(図1)に対応している。
図8に、サービスポイント管理テーブル83に格納されているサービスポイント情報の一例を示す。図8に示すサービスポイント管理テーブル83は、企業コード及び各企業が管理する企業別ユーザID毎に、サービスポイントを格納している。また、サービスポイント管理テーブル83は、企業コード及び企業別ユーザIDに関連付けられるユーザID811を格納している。
図9に、コンテンツポイント管理テーブル84に格納されているコンテンツポイント情報の一例を示す。図9に示すコンテンツポイント管理テーブル84は、ユーザID811毎にコンテンツポイントを格納している。
図10に、ポイント変換履歴テーブル85に格納されているサービスポイント及びコンテンツポイントの相互の変換情報の一例を示す。図10に示すポイント変換履歴テーブル85には、企業コード及び企業別ユーザID毎に、コンテンツポイントに変換されたサービスポイント、及びコンテンツポイントから変換されたサービスポイント(変換ポイント)の履歴が格納されている。ポイント変換履歴テーブル85において、負の値の変換ポイントは、サービスポイントがコンテンツポイントに変換された結果、サービスポイントが減少したことを意味しており、正の値の変換ポイントは、コンテンツポイントがサービスポイントに変換された結果、サービスポイントが増加したことを意味している。また、ポイント変換履歴テーブル85には、ポイント変換情報を企業別ポイント管理サーバ5に送信したかどうかを示す送信済フラグも格納されている。なお、各図面においては、送信済フラグのフィールド名を単に「送信済」と表示している。
図11に、変換レートマスタ86に格納されている変換レート情報の一例を示す。図11に示す変換レートマスタ86は、サービスポイント及びコンテンツポイントを相互に変換する際の変換レートを企業コード毎に格納している。図11の変換レートマスタ86において、第1の変換レートは、サービスポイントをコンテンツポイントに変換する場合の変換レートであり、第2の変換レートは、コンテンツポイントをサービスポイントに変換する場合の変換レートである。
(コンテンツ管理サーバ3)
コンテンツ管理サーバ3は、ユーザ端末4に提供する各種コンテンツを管理するものであり、ユーザ端末4からコンテンツポイント使用情報74(図5)を受信した場合に、このコンテンツポイント使用情報74をポイント管理サーバ1に送信する。なお、コンテンツとしては、例えば、映画、音楽、電子書籍、又はオンラインゲーム用のプログラム等を挙げることができる。
次に、上述のように構成されたポイント管理システム100における各処理について説明する。
(サービスポイント変換処理)
以下、サービスポイントをコンテンツポイントに変換する処理について説明する。
ユーザは、ユーザ端末4からポイント管理サーバ1にユーザID、パスワード等を送信してログインした上で、図12に示すように、ポイント管理サーバ1に対してサービスポイント変換画面データを要求する(ステップS101)。ポイント管理サーバ1はユーザ端末4にサービスポイント変換画面データを返し、図13に示すサービスポイント変換画面41がユーザ端末4に表示される(ステップS102及びステップS103)。サービスポイント変換画面データには、ユーザ端末4を使用するユーザのユーザID、このユーザIDに関連付けられるユーザ名、コンテンツポイント、及び企業毎のサービスポイント情報が含まれている。各サービスポイント情報には、企業コード、企業別ユーザID、サービスポイント、サービスポイントカード名、及びサービスポイントからコンテンツポイントへの変換レートが含まれている。
次に、図13に示すサービスポイント変換画面41において、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換指示情報をユーザが入力する(ステップS104)。サービスポイント変換画面41は、図13に示すように、各ポイントカードについて、サービスポイント残高411、コンテンツポイントに変換するサービスポイント(変換サービスポイント)を入力するためのテキストボックス412、及びサービスポイントからコンテンツポイントへの変換レート413を表示する。なお、図7に示す企業情報からわかるように、サービスポイント変換画面41におけるポイントカード名「AAA」のポイントカードは企業Aにより発行され、ポイントカード名「BBB」のポイントカードは企業Bにより発行される。
また、サービスポイント変換画面41は、ユーザの便宜のため、変換サービスポイントがテキストボックス412に入力された場合に、この変換サービスポイントに変換レート413を乗じてコンテンツポイントに変換した結果414を表示する。
ユーザは、サービスポイント変換画面41での入力が完了すると、確定ボタン415をクリックする。これにより、ユーザ端末4において第1の変換指示情報71(図2)が生成され、この第1の変換指示情報71がユーザ端末4からポイント管理サーバ1へと送信される(ステップS105)。
ポイント管理サーバ1において、第1の変換指示情報71(図2)は、通信部11(図1)を介してポイント変換部12に引き渡される。ポイント変換部12は、図12に示すように、第1の変換指示情報71の内容に応じたサービスポイント情報、コンテンツポイント情報、及び変換レート情報の抽出をデータベースサーバ2に要求し(ステップS106)、データベースサーバ2はポイント変換部12の要求に応じて抽出結果を返す(ステップS107)。
具体的には、第1の変換指示情報71(図2)の各企業コード及び企業別ユーザIDを抽出条件として、ポイント管理DB21のサービスポイント管理テーブル83(図8)よりサービスポイント情報が抽出される。また、第1の変換指示情報71のユーザIDを抽出条件として、コンテンツポイント管理テーブル84(図9)よりコンテンツポイント情報が抽出される。さらに、第1の変換指示情報71の各企業コードを抽出条件として、変換レートマスタ86(図11)より変換レート情報が抽出される。
次に、ポイント変換部12は、ポイント管理DB21より抽出された各種情報及び第1の変換指示情報71(図2)を用いてサービスポイントからコンテンツポイントへの変換演算を行い、ポイント変換情報の登録をデータベースサーバ2に要求する(ステップS108及びステップS109)。データベースサーバ2は、ポイント変換部12の要求に応じてポイント変換情報を登録し、登録が完了した旨の情報をポイント管理サーバ1に返す(ステップS110及びステップS111)。
より詳細には、ポイント変換部12は、企業コード及び企業別ユーザID毎に、サービスポイント管理テーブル83(図8)より抽出したサービスポイントから第1の変換指示情報71(図2)の変換サービスポイントを減算する。サービスポイント管理テーブル83のサービスポイントは、この減算後の値で更新される。
図14に示す例では、サービスポイント管理テーブル83において、「企業A」及び「企業別ユーザA01」について、元のサービスポイント「1000pt」から第1の変換指示情報71(図2)の変換サービスポイント「500pt」を減じた値「500pt」で、サービスポイントが更新されている。「企業B」及び「企業別ユーザB01」については、元のサービスポイント「500pt」から第1の変換指示情報71における変換サービスポイント「300pt」を減じた値「200pt」で、サービスポイント管理テーブル83のサービスポイントが更新されている。
また、ポイント変換部12は、企業コード及び企業別ユーザID毎に、第1の変換指示情報71(図2)の変換サービスポイントに企業コードに対応した変換レートを乗じ、コンテンツポイント管理テーブル84(図9)より抽出したコンテンツポイントにこれらを加算する。コンテンツポイント管理テーブル84のコンテンツポイントは、この加算後の値で更新される。
図14に示す例では、「ユーザ01」について、第1の変換指示情報71(図2)における「企業A」及び「企業別ユーザA01」の変換サービスポイント「500pt」に変換レート「0.85」を乗じた値「425pt」と、第1の変換指示情報71における「企業B」及び「企業別ユーザB01」の変換サービスポイント「300pt」に変換レート「0.80」を乗じた値「240pt」と、を元のコンテンツポイント「1550pt」に加算した値「2215pt」で、コンテンツポイント管理テーブル84のコンテンツポイントが更新されている。
さらに、ポイント変換履歴テーブル85(図10)には、サービスポイントがコンテンツポイントに変換されたことを示す情報が登録される。
図14に示す例では、「企業A」及び「企業別ユーザA01」について、履歴番号「4」、且つ変換ポイント「−500pt」のレコードがポイント変換履歴テーブル85に追加されている。これは、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換が行われたことにより、企業Aにおける企業別ユーザA01のサービスポイントが500ポイント減少したことを意味している。また、図14に示す例では、「企業B」及び「企業別ユーザB01」について、履歴番号「2」、且つ変換ポイント「−300pt」のレコードが追加されている。これは、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換が行われたことにより、企業Bにおける企業別ユーザB01のサービスポイントが300ポイント減少したことを意味している。この時点では、ポイント変換履歴テーブル85の送信済フラグには、ポイント変換情報が企業別ポイント管理サーバ5に送信されていないことを示す「0」が登録されている。
図12に戻って、サービスポイント変換処理の説明を続ける。ポイント変換部12は、続いて、各企業別ポイント管理サーバ5に対して、対応するポイント変換情報を送信する(ステップS112)。ポイント変換情報には、企業別ユーザID、及びコンテンツポイントへと変換されたサービスポイントの情報が含まれている。すなわち、図14に示す変換の場合、「企業A」の企業別ポイント管理サーバ5には、「企業別ユーザA01」のサービスポイント「500pt」がコンテンツポイントに変換された(サービスポイント「500pt」が減少した)旨の情報が送信され、「企業B」の企業別ポイント管理サーバ5には、「企業別ユーザB01」のサービスポイント「300pt」がコンテンツポイントに変換された(サービスポイント「300pt」が減少した)旨の情報が送信される。企業別ポイント管理サーバ5は、ポイント変換情報の受信を完了した旨の情報をポイント管理サーバ1に返す(ステップS113)。また、企業別ポイント管理サーバ5は、ポイント変換情報に基づき、自己が管理するサービスポイント情報を適当なタイミングで更新する。
ポイント変換部12は、通信部11(図1)を介してポイント変換情報の受信を完了した旨の情報を受け取ると、データベースサーバ2に対してポイント変換履歴情報の更新を要求する(ステップS114)。データベースサーバは、ポイント変換履歴テーブル85の送信済フラグを「0」から「1」に更新し、更新を完了した旨の情報をポイント管理サーバ1に返す(ステップS115及びステップS116)。
ポイント変換部12は、通信部11(図1)を介して更新を完了した旨の情報を受け取った後、ユーザ端末4に対してポイント変換が完了した旨の情報を送信する(ステップS117)。ユーザ端末4では、この情報を受け取った際、ポイント変換が完了した旨のメッセージが表示される。
なお、ポイント管理サーバ1から企業別ポイント管理サーバ5へのポイント変換情報の連携(ステップS112〜ステップS116)については、リアルタイムで行う必要はなく、例えば、1日に数回や数時間に1回等、定期的に行うようにしてもよい。この場合、ポイント管理サーバ1は、データベースサーバ2からポイント変換情報の登録が完了した旨の情報を受け取った後(ステップS111)、すぐにユーザ端末4に対してポイント変換が完了した旨の情報を送信する(ステップS117)。
(コンテンツポイント変換処理)
次に、コンテンツポイントをサービスポイントに変換する処理について説明する。コンテンツポイント変換処理は、サービスポイント変換処理と同様の流れ(図12)で行われる。
ユーザは、ユーザ端末4からポイント管理サーバ1にユーザID、パスワード等を送信してログインした上で、図12に示すように、ポイント管理サーバ1に対してコンテンツポイント変換画面データを要求する(ステップS101)。ポイント管理サーバ1は、コンテンツポイント変換画面データを送信し、図15に示すコンテンツポイント変換画面42がユーザ端末4に表示される(ステップS102及びステップS103)。コンテンツポイント変換画面データには、ユーザ端末4を使用するユーザのユーザID、このユーザIDに関連付けられるユーザ名、コンテンツポイント、及び企業毎のサービスポイント情報が含まれている。各サービスポイント情報には、企業コード、企業別ユーザID、サービスポイント、サービスポイントカード名、及びコンテンツポイントからサービスポイントへの変換レートが含まれている。
次に、図15に示すコンテンツポイント変換画面42において、コンテンツポイントからサービスポイントへの変換指示情報をユーザが入力する(ステップS104)。コンテンツポイント変換画面42は、図15に示すように、各ポイントカードについて、サービスポイント残高421、サービスポイントに変換するコンテンツポイント(変換コンテンツポイント)を入力するためのテキストボックス422、及びコンテンツポイントからサービスポイントへの変換レート423を表示する。
また、コンテンツポイント変換画面42は、ユーザの便宜のため、テキストボックス422に変換コンテンツポイントが入力された場合に、この変換コンテンツポイントに変換レート423を乗じてサービスポイントに変換した結果424、及びサービスポイント残高421に変換結果424を加算したポイント合計425を表示する。さらに、コンテンツポイント変換画面42は、現在のコンテンツポイント残高から各ポイントカードの変換結果424の合計を減じたコンテンツポイント残高426を表示する。
コンテンツポイント変換画面42での入力が完了し、ユーザが確定ボタン427をクリックすると、ユーザ端末4は、第2の変換指示情報72(図3)を生成してポイント管理サーバ1に送信する(ステップS105)。
ポイント管理サーバ1において、通信部11(図1)は、第2の変換指示情報72(図3)を受信し、これをポイント変換部12に引き渡す。その後、サービスポイント変換処理と同様にして、第2の変換指示情報72の内容に応じたサービスポイント情報、コンテンツポイント情報、及び変換レート情報第1の変換指示情報71がデータベースサーバ2のポイント管理DB21より抽出される(ステップS106及びステップS107)。
次に、ポイント変換部12は、ポイント管理DB21より抽出された各種情報及び第2の変換指示情報72(図3)を用いてコンテンツポイントからサービスポイントへの変換演算を行い、ポイント変換情報の登録をデータベースサーバ2に要求する(ステップS108及びステップS109)。データベースサーバ2は、ポイント変換部12の要求に応じてポイント変換情報を登録し、登録が完了した旨の情報をポイント管理サーバ1に返す(ステップS110及びステップS111)。
より詳細には、ポイント変換部12は、企業コード及び企業別ユーザID毎に、第2の変換指示情報72(図3)の変換コンテンツポイントに変換レートを乗じたものを、サービスポイント管理テーブル83(図8)より抽出したサービスポイントに加算する。サービスポイント管理テーブル83のサービスポイントは、この加算後の値で更新される。
図16に示す例では、「企業A」及び「企業別ユーザA01」について、第2の変換指示情報72(図3)の変換コンテンツポイント「1000pt」に変換レート「0.80」を乗じた値「800pt」と、元のサービスポイント「1000pt」と、を足した値「1800pt」で、サービスポイント管理テーブル83のサービスポイントが更新されている。「企業B」及び「企業別ユーザB01」については、第2の変換指示情報72(図3)における変換コンテンツポイント「500pt」に変換レート「0.75」を乗じた値「375pt」と、元のサービスポイント「500pt」と、を足した値「875pt」で、サービスポイント管理テーブル83のサービスポイントが更新されている。
また、ポイント変換部12は、コンテンツポイント管理テーブル84(図9)より抽出したコンテンツポイントから第2の変換指示情報72(図3)の各変換コンテンツポイントの合計を減算する。コンテンツポイント管理テーブル84のコンテンツポイントは、この減算後の値で更新される。
図16に示す例では、「ユーザ01」について、元のコンテンツポイント「1550pt」から第2の変換指示情報72(図3)の各変換コンテンツポイントの合計「1500pt」(「1000pt」+「500pt」)を減じた値「50pt」で、コンテンツポイント管理テーブル84のコンテンツポイントが更新されている。
さらに、ポイント変換履歴テーブル85(図10)には、コンテンツポイントがサービスポイントに変換されたことを示す情報が登録される。
図16に示す例では、「企業A」及び「企業別ユーザA01」について、履歴番号「4」、且つ変換ポイント「800pt」のレコードが追加されている。これは、コンテンツポイントからサービスポイントへの変換が行われたことにより、企業Aにおける企業別ユーザA01のサービスポイントが800ポイント増加したことを意味している。また、図16に示す例では、「企業B」及び「企業別ユーザB01」について、履歴番号「2」、且つ変換ポイント「375pt」のレコードが追加されている。これは、コンテンツポイントからサービスポイントへの変換が行われたことにより、企業Bにおける企業別ユーザB01のサービスポイントが375ポイント増加したことを意味している。この時点では、ポイント変換履歴テーブル85の送信済フラグには、ポイント変換情報が企業別ポイント管理サーバ5に送信されていないことを示す「0」が登録されている。
ステップS112〜ステップS117の処理については、サービスポイント変換処理と同様である。ただし、ステップS112で各企業別ポイント管理サーバ5に対して送信されるポイント変換情報には、コンテンツポイントへと変換されたサービスポイントの情報ではなく、コンテンツポイントから変換されたサービスポイントの情報が含まれている。すなわち、図16に示す変換の場合、コンテンツポイントからサービスポイントへの変換が行われた結果、「企業A」の企業別ポイント管理サーバ5には、「企業別ユーザA01」のサービスポイント「800pt」が増加した旨の情報が送信され、「企業B」の企業別ポイント管理サーバ5には、「企業別ユーザB01」のサービスポイント「375pt」が増加した旨の情報が送信される。
(サービスポイント付与処理)
次に、ユーザに対して新たにサービスポイントが付与された場合に行われる処理について説明する。
図17に示すように、対象店舗においてユーザがポイントカードを提示して商品を購入すると、その購入額に応じたサービスポイント付与情報が店舗端末6において入力され、サービスポイント付与情報が企業別ポイント管理サーバ5に送信される(ステップS201)。企業別ポイント管理サーバ5は、サービスポイント付与情報の受信が完了した旨の情報を店舗端末6に返す(ステップS202)。
企業別ポイント管理サーバ5は、サービスポイント付与情報を受信すると、自己が管理するサービスポイント情報を更新し、新規サービスポイント情報73(図4)を生成してポイント管理サーバ1に送信する(ステップS203)。ポイント管理サーバ1は、新規サービスポイント情報73の受信が完了した旨の情報を企業別ポイント管理サーバ5に返す(ステップS204)。
ポイント管理サーバ1において、サービスポイント情報更新部13は、通信部11(図1)を介して新規サービスポイント情報73(図4)を受け取り、この新規サービスポイント情報73に基づいてサービスポイント情報を更新することをデータベースサーバ2に要求する(ステップS205)。データベースサーバ2はこの要求に応じてサービスポイント管理テーブル83を更新し、更新が完了した旨の情報をサービスポイント情報更新部13に返す(ステップS206及びステップS207)。
すなわち、新規サービスポイント情報73(図4)の企業コード及び企業別ユーザIDについて、サービスポイント管理テーブル83のサービスポイントに、新規サービスポイント情報73の新規サービスポイントが加算される。図18に示す例では、サービスポイント管理テーブル83において、「企業A」及び「企業別ユーザA01」のサービスポイントが、元のサービスポイント「1000pt」に新規サービスポイント情報73の新規サービスポイント「500pt」が加算された値「1500pt」で更新されている。
(コンテンツポイント使用処理)
次に、コンテンツ利用のためにユーザがコンテンツポイントを使用する場合に行われる処理について説明する。
まず、ユーザ端末4の入力画面(図示省略)においてユーザが入力したユーザID、パスワード、及び使用するコンテンツポイントが、ユーザ端末4からコンテンツ管理サーバ3に送信される(ステップS301)。コンテンツ管理サーバ3は、ユーザ端末4から送信された情報に基づいてコンテンツポイント使用情報74(図5)を生成し、コンテンツポイント使用情報74をポイント管理サーバ1に送信する(ステップS302)。なお、コンテンツポイント使用情報74(図5)のパスワードは暗号化されていてもよい。
ポイント管理サーバ1において、通信部11(図1)は、コンテンツポイント使用情報74(図5)を受信して承認部14に引き渡す。承認部14は、データベースサーバ2に対し、コンテンツポイント使用情報74のユーザIDを抽出条件としてユーザマスタ81(図6)よりユーザ情報を抽出することを要求し、データベースサーバ2は、ユーザマスタ81から抽出したユーザ情報をユーザ情報抽出結果としてポイント管理サーバ1に返す(ステップS303及びステップS304)。
承認部14は、次に、ユーザ情報抽出結果に基づいて、コンテンツポイントの使用を承認するか否かの判断を行う(ステップS305)。以下、承認部14が行う承認判断の処理について、図20を参照しつつ説明する。
図20に示すように、承認部14は、まず、通信部11(図1)を介してユーザ情報抽出結果を取得する(ステップS3051)。
ユーザ情報抽出結果が空の場合、すなわち、コンテンツポイント使用情報74(図5)のユーザIDに合致するユーザ情報がユーザマスタ81に存在しなかった場合、承認部14は、「コンテンツポイントの使用を承認しない」と判断する(ステップS3052及びステップS3055)。
ユーザ情報抽出結果が空ではない場合、すなわち、コンテンツポイント使用情報74(図5)のユーザIDに合致するユーザ情報がユーザマスタ81に存在した場合、承認部14は、ユーザマスタ81のユーザ情報におけるパスワードとコンテンツポイント使用情報74のパスワードとを比較する(ステップS3052及びステップS3053)。ユーザ情報のパスワード又はコンテンツポイント使用情報74のパスワードが暗号化されている場合、承認部14は、暗号化されたパスワードを復元した上で、ユーザ情報のパスワードとコンテンツポイント使用情報74のパスワードとを比較する。承認部14は、両パスワードが一致した場合、「コンテンツポイントの使用を承認する」と判断し(ステップS3054)、両パスワードが一致しなかった場合、「コンテンツポイントの使用を承認しない」と判断する(ステップS3055)。
図19に戻ってコンテンツポイント使用処理の説明を続ける。承認部14が「コンテンツポイントの使用を承認しない」と判断した場合、その旨の承認結果が、通信部11(図1)を介して、承認部14からコンテンツ管理サーバ3に送信される(ステップS306)。コンテンツ管理サーバ3は、この承認結果をユーザ端末4に送信し(ステップS307)、ユーザ端末4では、コンテンツポイントを使用することができない旨のメッセージが表示される。
承認部14が「コンテンツポイントの使用を承認する」と判断した場合、承認部14からコンテンツポイント情報更新部15にコンテンツポイント使用情報74(図5)が引き渡される。コンテンツポイント情報更新部15は、コンテンツポイント使用情報74に基づきコンテンツポイント情報を更新するよう、データベースサーバ2に要求する(ステップS308)。データベースサーバ2はこの要求に応じてコンテンツポイント管理テーブル84を更新し、更新結果をコンテンツポイント情報更新部15に返す(ステップS309及びステップS310)。
すなわち、コンテンツポイント使用情報74(図5)のユーザIDについて、コンテンツポイント管理テーブル84のコンテンツポイントから、コンテンツポイント使用情報74の使用コンテンツポイントが減算される。図21に示す例では、コンテンツポイント管理テーブル84において、「ユーザ01」のコンテンツポイントが、元のコンテンツポイント「1550pt」からコンテンツポイント使用情報74の使用コンテンツポイント「1000pt」が減算された値「550pt」で更新されている。
以上のように、本実施形態に係るポイント管理システム100は、ポイント管理サーバ1のポイント変換部12によりサービスポイントをコンテンツポイントに変換することができるため、ユーザは、不要なサービスポイントをコンテンツポイントとして有効に利用することができる。また、サービスポイントがコンテンツポイントとして消費されることにより、サービスポイントによる各企業の負債が減少するため、各企業はポイントサービス事業を拡大することが可能となる。これらの結果、ポイントサービスに対するユーザの満足度を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係るポイント管理システム100は、ポイント変換部12によりコンテンツポイントをサービスポイントに変換することもできるため、ユーザは、不要なコンテンツポイントをサービスポイントとして有効に利用することも可能となる。これにより、ポイントサービスに対するユーザの満足度はより向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態のポイント変換部12は、サービスポイント変換処理において、サービスポイントに所定の変換レートを乗じたものを変換後のコンテンツポイントとしていたが、サービスポイントに変換レートを乗じず、サービスポイントをそのまま変換後のコンテンツポイントとしてもよい。ポイント変換部12は、コンテンツポイント変換処理においても同様に、コンテンツポイントに変換レートを乗じず、コンテンツポイントをそのまま変換後のサービスポイントとすることができる。
また、上記実施形態においては、ポイント変換部12は、サービスポイント及びコンテンツポイントを相互に変換できるよう構成されていたが、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換のみを行うよう構成されていてもよい。
なお、上記実施形態のポイント管理サーバ1は、サービスポイント及びコンテンツポイントを相互に変換する機能と併せて、サービスポイント又はコンテンツポイントを換金するための機能を有していてもよい。
また、上記実施形態においては、承認部14及びコンテンツ情報更新手段15は、ポイント管理サーバ1に設けられていたが、コンテンツ管理サーバ3に設けられていてもよい。なお、ポイント管理サーバ1又はコンテンツ管理サーバ3において、承認部14を省略することもできる。
また、上記実施形態においては、ポイント管理サーバ1及びコンテンツ管理サーバ3が別々に設けられていたがこれに限定されず、一台のホストコンピュータで上記実施形態におけるポイント管理サーバ1及びコンテンツ管理サーバ3の機能を実現することもできる。
また、上記実施形態においては、ポイント管理サーバ1とは別のデータベースサーバ2にポイント管理DB21が設けられていたが、ポイント管理サーバ1にポイント管理DB21を設けることもできる。
また、上記実施形態では、サービスポイントは、ユーザが店舗等でポイントカードを提示して商品を購入した場合に付与されるものとして説明したが、オンラインショッピングにより付与されるものであってもよく、この場合は、ユーザ端末4と企業別ポイント管理サーバ5又は店舗端末6とがネットワークを介して通信可能に構成される。
100 ポイント管理システム
1 ポイント管理サーバ(ポイント管理装置)
11 通信部(受信部)
12 ポイント変換部
14 承認部
15 コンテンツポイント情報更新部
2 データベース
3 コンテンツ管理サーバ(コンテンツ管理装置)
71 第1の変換指示情報
72 第2の変換指示情報
74 コンテンツポイント使用情報

Claims (10)

  1. 企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理する管理部と、
    サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する受信部と、
    前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するポイント変換部と、
    を備える、ポイント管理装置。
  2. 前記ポイント変換部は、前記サービスポイントを所定の変換レートで前記コンテンツポイントに変換する、請求項1に記載のポイント管理装置。
  3. 前記受信部は、コンテンツポイントからサービスポイントへの変換を指示する第2の変換指示情報を受信し、
    前記ポイント変換部は、前記第2の変換指示情報に基づいて、コンテンツポイントをサービスポイントへと変換する、請求項1又は2に記載のポイント管理装置。
  4. 前記ポイント変換部は、前記コンテンツポイントを所定の変換レートで前記サービスポイントに変換する、請求項3に記載のポイント管理装置。
  5. 前記管理部は、
    ユーザがコンテンツを利用する際のコンテンツポイントの使用情報に基づき、コンテンツポイント情報を更新するコンテンツポイント情報更新部、
    を有する、請求項1から4のいずれかに記載のポイント管理装置。
  6. 前記管理部は、
    ユーザの認証情報に基づき、前記ユーザによるコンテンツポイントの使用を承認する承認部、
    をさらに有し、
    前記コンテンツポイント情報更新部は、前記承認部による承認があった場合に、前記コンテンツポイント情報を更新する、請求項5に記載のポイント管理装置。
  7. 企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理する機能と、
    サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する機能と、
    前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換する機能と、
    をコンピュータに実現させる、ポイント管理プログラム。
  8. 管理部により、企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を管理するステップと、
    受信部により、サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信するステップと、
    ポイント変換部により、前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するステップと、
    を備えるポイント管理方法。
  9. 企業がユーザに対して付与するサービスポイント情報、及びユーザがコンテンツを利用する際に使用可能なコンテンツポイント情報を記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶されている前記サービスポイント情報及び前記コンテンツ情報を管理するポイント管理装置と、
    を備え、
    前記ポイント管理装置は、
    サービスポイントからコンテンツポイントへの変換を指示する第1の変換指示情報を受信する受信部と、
    前記第1の変換指示情報に基づいてサービスポイントをコンテンツポイントへと変換するポイント変換部と、
    を有する、ポイント管理システム。
  10. 前記ポイント管理装置とネットワークを介して通信可能であるとともに、ネットワークを介してユーザ端末に提供するためのコンテンツを管理するコンテンツ管理装置、
    をさらに備える、請求項9に記載のポイント管理システム。
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