JP2014002581A - データ出力装置、制御方法、および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】アプリケーションの実行に従って当該装置において再生されるデータをWi−Fi(登録商標)による無線LANなどを利用して外部出力する際に、出力不可のデータの送信を禁止することのできるデータ出力装置を提供する。
【解決手段】データ出力装置では、実行するアプリケーションが当該アプリケーションの実行に従ってデータ出力装置において再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するものであるか否かを判定し(S103)、そうである場合には再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを予め記憶している代替データに切り替えて出力する(S105〜S115)。
【選択図】図4
【解決手段】データ出力装置では、実行するアプリケーションが当該アプリケーションの実行に従ってデータ出力装置において再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するものであるか否かを判定し(S103)、そうである場合には再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを予め記憶している代替データに切り替えて出力する(S105〜S115)。
【選択図】図4
Description
この発明はデータ出力装置、制御方法、および制御プログラムに関し、特に、外部装置にデータを出力するデータ出力装置、制御方法、および制御プログラムに関する。
データ出力装置としての携帯端末においてアプリケーションを実行することで再生された画像および/または音声などのデータをテレビジョン受像機(以下、テレビ)やプロジェクタなどの外部装置に出力する方法として、携帯端末を外部装置に有線接続し、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やMHL(Mobile High-definition Link)などのデジタルインタフェースを利用して出力する方法が挙げられる。
また、Wi−Fi(登録商標)と称される無線LAN(Local Area Network)を利用した無線通信を行なってデータを外部装置に対して出力する方法もある。
外部装置にデータを出力する際には、HDMIやMHLなどのデジタルインタフェースではHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)を利用して暗号化したデータが外部装置に出力され、対象のデータが出力不可のものである場合には切断動作が行なわれていた。これにより、出力不可の条件が付されているデータの出力を禁止することができる。
この技術として、たとえば、特開2010−79007号公報(以下、特許文献1)は、画像データと出力禁止情報とを紐付け(関連付け)ておき、画像データを無線通信を介してプロジェクタに出力する際に、当該画像データに禁止条件が付されている場合には代替画像を出力する技術を開示している。
予め起動しているコンテンツにおいてプラットフォームの仕組みやデータ形式などによって画像または音声データなどのコンテンツと出力禁止情報とを関連付けられて管理している場合には特許文献1に開示された技術を利用することで、出力が禁止されているコンテンツデータの出力を防止することができる。
しかしながら、市販されているアプリケーションなど、実行しているアプリケーションにおいて再生された画像および/または音声などのデータに出力禁止が設定されていない場合には、特許文献1の技術ではその出力が禁止されないという問題がある。
また、Wi−Fi(登録商標)による無線LANを利用してパーソナルコンピュータ(以下、PC)などでアプリケーションを実行することで再生された画像や音声などのデータをそのまま、表示装置などの外部装置に出力するミラーリングと呼ばれる出力の場合には、次のような動作が行なわれる:
1)Wi−Fi(登録商標)による無線LANを接続する、
2)ディスプレイに表示する画像データをキャプチャし、H.264符号化技術によって圧縮された画像データをエンコード(暗号化)し、送信する画像データを生成する、
3)スピーカに出力する音声データをキャプチャし、LPCM(Linear Pulse Code Modulation)方式でデジタル化して送信する音声データを生成する、
4)上記2)および3)で生成された画像データと音声データとを多重化してTS(Transport Stream)データにし、表示装置等に接続された外部機器に対して出力する。
1)Wi−Fi(登録商標)による無線LANを接続する、
2)ディスプレイに表示する画像データをキャプチャし、H.264符号化技術によって圧縮された画像データをエンコード(暗号化)し、送信する画像データを生成する、
3)スピーカに出力する音声データをキャプチャし、LPCM(Linear Pulse Code Modulation)方式でデジタル化して送信する音声データを生成する、
4)上記2)および3)で生成された画像データと音声データとを多重化してTS(Transport Stream)データにし、表示装置等に接続された外部機器に対して出力する。
このため、再生されているデータに出力が禁止されているデータが含まれている場合には再生されている画像データや音声データは出力が禁止されているデータと禁止されていないデータとが合成(多重化)されたデータとなるため、実行しているアプリケーションにおいて出力禁止情報との関連付けの管理が難しくなり、特許文献1の技術をそのまま応用しても適切に出力が禁止されなくなる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、アプリケーションの実行に従って当該装置において再生されるデータをWi−Fi(登録商標)による無線LANなどを利用して外部出力する際に、出力不可のデータの送信を禁止することのできるデータ出力装置、制御方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、データ出力装置は外部装置にデータを出力可能なデータ出力装置であって、指定されたアプリケーションを実行するための実行手段と、アプリケーションの実行に従ってデータを再生するための再生手段と、再生手段で再生しているデータまたはアプリケーション画面のデータを外部装置に送信するための送信手段と、送信手段でのデータの送信を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、実行手段で実行するアプリケーションに応じてデータの送信が禁止されているか否かを判定するための判定手段を含み、制御手段は、アプリケーションがデータの送信を禁止するものである場合には、データに替えて予め記憶している代替データを外部装置に送信するよう制御する。
好ましくは、データ出力装置は再生手段で再生しているデータまたはアプリケーション画面のデータから送信用データを生成する処理を行なうための処理手段をさらに備え、処理手段は、外部装置に代替データを送信する場合には、再生手段で再生しているデータまたはアプリケーション画面のデータを代替データに変更して送信用データを生成する処理を行なう。
より好ましくは、再生手段で再生するデータは画像データと音声データとを含み、処理手段は、再生手段で再生している画像データに対する処理と再生手段で再生している音声データに対する処理とを行ない、外部装置に代替データを送信する場合には、画像データと音声データとのうち、送信を禁止されているデータを代替データに変更して各々を暗号化した上で多重化して送信用データを生成する。
好ましくは、データ出力装置はアプリケーションごとに、再生手段で再生するデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するか否かを記憶するための記憶手段をさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、制御方法は外部装置に対してデータを出力可能なデータ出力装置の制御方法であって、指定されたアプリケーションを実行するステップと、アプリケーションの実行に従ってデータを再生するステップと、アプリケーションが再生するステップで再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するものであるか否かを判定するステップと、判定するステップにおいてアプリケーションがデータの送信を禁止するものでないと判定された場合には再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを外部装置に対して送信し、データの送信を禁止するものと判定された場合には、再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを予め記憶している代替データに切り替えて外部装置に対して送信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムはデータ出力装置に外部装置に対してアプリケーションの実行に従って再生されるデータを出力する処理を行なわせるための制御プログラムであって、アプリケーションを実行するステップと、アプリケーションの実行に従ってデータを再生するステップと、アプリケーションが再生するステップで再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するものであるか否かを判定するステップと、判定するステップにおいてアプリケーションがデータの送信を禁止するものでないと判定された場合には再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを外部装置に対して送信し、データの送信を禁止するものと判定された場合には、再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを予め記憶している代替データに切り替えて外部装置に対して送信するステップとをデータ出力装置に実行させる。
この発明によると、アプリケーションの実行に従って当該装置において再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータをWi−Fi(登録商標)による無線LANなどを利用して外部出力する際に、実行しているアプリケーションにおいてデータの出力の許可、禁止が管理されていない場合であっても、出力不可のデータの送信を禁止することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかるデータ出力装置システムの構成の具体例を示す図である。
図1は、本実施の形態にかかるデータ出力装置システムの構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態にかかるデータ出力装置システムは、データ出力装置100とその外部装置である表示装置200とを含み、これらの間でWi−Fi(登録商標)と称される無線LAN(Local Area Network)を利用した通信が行なわれる。
データ出力装置100は指定されたアプリケーションを実行し、その実行によって再生された画像や音声などのデータを外部装置である表示装置200に出力可能である。
データ出力装置100としては、たとえば携帯電話機やノート型パソコンやDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ、ゲーム機、デジタルカメラ、などが該当する。
<装置構成>
図2は、データ出力装置100の装置構成の具体例を示すブロック図である。
図2は、データ出力装置100の装置構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、データ出力装置100は、全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラム(アプリケーション)などを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)12と、画像データや音声データなどを記憶するためメモリ13と、当該データ出力装置100に対する操作入力を受け付けるための操作部14と、画像出力部としてのディスプレイ15と、音声出力部としてのスピーカ16と、外部装置である表示装置200との間でWi−Fi(登録商標)による無線LANを利用した無線通信を行なうための通信部17とを含む。
上の例は一例であって、たとえば、操作部14とディスプレイ15とが一体となってタッチパネルで構成されていてもよいし、スピーカ16に替えて(または加えて)イヤフォン用のインタフェースを含み、イヤフォンに音声出力するようにしてもよい。
<動作概要>
本実施の形態にかかるデータ出力装置100では、アプリケーションの実行によって当該データ出力装置100で出力(再生)される画像や音声などのデータまたはアプリケーションの実行画面をキャプチャして多重化し、外部装置である表示装置200に対して出力(送信)する。以降の説明において、外部装置に送信するデータを再生される画像や音声などのデータであるものとするが、そのデータには、上述の、データ出力装置100に表示されるアプリケーションの実行画面のデータも含まれるものとする。
本実施の形態にかかるデータ出力装置100では、アプリケーションの実行によって当該データ出力装置100で出力(再生)される画像や音声などのデータまたはアプリケーションの実行画面をキャプチャして多重化し、外部装置である表示装置200に対して出力(送信)する。以降の説明において、外部装置に送信するデータを再生される画像や音声などのデータであるものとするが、そのデータには、上述の、データ出力装置100に表示されるアプリケーションの実行画面のデータも含まれるものとする。
データ出力装置100では、アプリケーションごとに、その実行によって当該データ出力装置100において再生される画像や音声などのデータを外部装置に出力(送信)することの可否を管理しておく。そして、実行するアプリケーションが画像や音声などのデータの出力を許可しないアプリケーションである場合には、該アプリケーションの実行によって表示される画像データおよび出力される音声データをそれぞれ代替のデータに変更し、それを多重化して表示装置200に対して出力する。
<機能構成>
図3は、上記動作を行なうためのデータ出力装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図3の各機能は、データ出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図3は、上記動作を行なうためのデータ出力装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図3の各機能は、データ出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図3を参照して、メモリ13には、アプリケーションごとに実行によって当該データ出力装置100において再生される画像や音声などのデータの外部装置への出力(送信)を許可するか禁止するかを規定した情報(以下、規定リスト)を記憶するための記憶領域である規定リスト記憶部131が設けられる。規定リストは、ホワイトリスト形式でもブラックリスト形式でも構わない。つまり、上記データの出力を許可するアプリケーションを規定するものであってもよいし、上記データの出力を禁止するアプリケーションを規定するものであってもよい。また、その形式はリスト形式に限定されるものではない。また、上記データが画像データおよび音声データである場合、規定リストによって一方のデータの出力のみが禁止され、他方のデータの出力は許可されていてもよい。つまり、一部のデータの出力のみが禁止されていてもよい。規定リストは予め規定リスト記憶部131に記憶されているものであってもよいし、所定の操作によって新規に登録したり変更したりすることができてもよい。
さらに図3を参照して、CPU10は、ユーザ操作に従った操作部14からの操作信号または図示しない他の装置から受け取った操作信号に従って指定されたアプリケーションを実行するためのアプリケーション実行部102と、アプリケーション実行部102でのアプリケーションの起動や終了、規定リストを管理するためのアプリケーション管理部101と、実行されるアプリケーションからの指示に従って複数の音声データを合成し、スピーカ16に出力するための音声合成部103と、実行されるアプリケーションからの指示に従って複数の画像データを合成し、ディスプレイ15に出力するための画像合成部104と、ユーザ操作に従った操作部14からの操作信号または図示しない他の装置から受け取った操作信号に従って表示装置200への画像データおよび音声データの出力を制御するための外部出力制御部105と、外部出力制御部105からの指示に従って音声合成部103から音声データを受け取り、音声データの圧縮や暗号化処理を行なうための音声処理部106と、外部出力制御部105からの指示に従って画像合成部104から画像データを受け取り、画像データの圧縮や暗号化処理を行なうための画像処理部107と、外部出力制御部105からの指示に従って音声処理部106で処理された音声データおよび画像処理部107で処理された画像データ等を多重化するための多重化部108と、多重化されたデータを表示装置200に送信するためのデータ送信部109とを含む。
外部出力制御部105は、さらに、規定リストを参照して、実行するアプリケーションが画像データおよび音声データの出力を許可するものであるか禁止するものであるかを判定するための判定部1051を含む。
判定部1051は、アプリケーション管理部101がアプリケーション実行部102においてアプリケーションが起動されたことを検出すると、規定リストを参照して、そのアプリケーションがデータの出力を許可するものであるか禁止するものであるかを判定する。その結果、データの出力を禁止するものであると判定された場合には、音声処理部106、画像処理部107、およびデータ送信部109に制御信号を出力する。
音声処理部106および画像処理部107は、予め代替データとする音声データおよび画像データを記憶しておき、外部出力制御部105からの制御信号に従って対象とする音声データおよび画像データを代替データに変更して圧縮や暗号化処理を行なう。規定リストにおいて一方のデータの出力のみが禁止されている場合には、音声処理部106および画像処理部107のうちの該当する側の処理部が再生するデータを代替データに変更して圧縮や暗号化処理を行なうことになる。
<動作フロー>
図4は、データ出力装置100での動作の流れを表わすフローチャートである。図4のフローチャートに表わされた動作は、データ出力装置100においてアプリケーションを実行し、その実行によって当該データ出力装置100に再生される画像データおよび音声データを同時に外部装置である表示装置200に送信する、いわゆるミラーリングと呼ばれるデータ出力を指示された場合の動作である。この動作は、データ出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行し、図3の各機能を発揮させることによって実現される。
図4は、データ出力装置100での動作の流れを表わすフローチャートである。図4のフローチャートに表わされた動作は、データ出力装置100においてアプリケーションを実行し、その実行によって当該データ出力装置100に再生される画像データおよび音声データを同時に外部装置である表示装置200に送信する、いわゆるミラーリングと呼ばれるデータ出力を指示された場合の動作である。この動作は、データ出力装置100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムを読み出してRAM12上に展開しつつ実行し、図3の各機能を発揮させることによって実現される。
図4を参照して、CPU10はアプリケーションの起動が指示されたか否かを監視する(ステップS101)。アプリケーションが起動したことが検出されると(ステップS101でYES)、CPU10は、規定リストを参照して、起動したアプリケーションがデータの出力を禁止するものであるか否かを判定する(ステップS103)。その結果、データの出力を禁止するものである場合には(ステップS103でYES)ステップS105〜S115の動作を行ない、データの出力を禁止しないものである場合には(ステップS103でNO)ステップS119〜S129の動作を行なう。
すなわち、ステップS105に分岐すると、CPU10はアプリケーションの実行によって現在再生中の画像データを予め記憶している代替データに変更する。また、ステップS107でアプリケーションの実行によって現在再生中の音声データも予め記憶している代替データに変更する。そして、これらデータに対してそれぞれ圧縮、暗号化処理を施し(ステップS109、S111)、処理後のデータを多重化して(ステップS113)、多重化されたデータを表示装置200に対して送信する(ステップS115)。
上記ステップS105〜S115の動作はステップS101で起動が検出されたアプリケーションが終了するまで繰り返され(ステップS117でNO)、アプリケーションが終了すると(ステップS117でYES)、動作を最初に戻す。
なお、ステップS119〜S129の動作は、通常のミラーリング時の動作である。すなわち、CPU10はアプリケーションの実行によって再生中の画像データおよび音声データをキャプチャし(ステップS119、S121)、それぞれデータを圧縮、暗号化処理して(ステップS123、S125)、処理後のデータを多重化し(ステップS127)、多重化されたデータを表示装置200に対して送信する(ステップS129)。
上記ステップS119〜S129の動作は、起動したアプリケーションがコンテンツの出力を禁止するものでないとき(ステップS103でNO)に行なわれる。
<実施の形態の効果>
上述のように、本実施の形態にかかるデータ出力装置100では、アプリケーションの起動、終了に基づいて当該アプリケーションの実行によってデータ出力装置100で再生される画像や音声のデータの外部装置への出力の許否を制御する。このため、たとえば市販のアプリケーションのように、データごとにその出力の許可/禁止を管理するものでない場合でなくても、出力不可の画像や音声を再生するアプリケーションについて予めデータの出力を禁止しておくことで、そのアプリケーションによって再生される画像や音声が外部装置に出力されることを禁止することができる。たとえば携帯電話機などの端末装置において家庭内の消費電力を表示させるようなアプリケーションを規定リストにおいてデータの出力を禁止するアプリケーションと規定しておくことで、消費電力などの情報は端末装置においては表示されるものの外部装置に出力することは禁止することができる。
上述のように、本実施の形態にかかるデータ出力装置100では、アプリケーションの起動、終了に基づいて当該アプリケーションの実行によってデータ出力装置100で再生される画像や音声のデータの外部装置への出力の許否を制御する。このため、たとえば市販のアプリケーションのように、データごとにその出力の許可/禁止を管理するものでない場合でなくても、出力不可の画像や音声を再生するアプリケーションについて予めデータの出力を禁止しておくことで、そのアプリケーションによって再生される画像や音声が外部装置に出力されることを禁止することができる。たとえば携帯電話機などの端末装置において家庭内の消費電力を表示させるようなアプリケーションを規定リストにおいてデータの出力を禁止するアプリケーションと規定しておくことで、消費電力などの情報は端末装置においては表示されるものの外部装置に出力することは禁止することができる。
さらに、上述の動作をデータ出力装置100のCPU10に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 メモリ、14 操作部、15 ディスプレイ、16 スピーカ、17 通信部、100 データ出力装置、101 アプリケーション管理部、102 アプリケーション実行部、103 音声合成部、104 画像合成部、105 外部出力制御部、106 音声処理部、107 画像処理部、108 多重化部、109 データ送信部、131 規定リスト記憶部、200 表示装置、1051 判定部。
Claims (6)
- 外部装置にデータを出力可能なデータ出力装置であって、
指定されたアプリケーションを実行するための実行手段と、
前記アプリケーションの実行に従ってデータを再生するための再生手段と、
前記再生手段で再生しているデータまたはアプリケーション画面のデータを前記外部装置に送信するための送信手段と、
前記送信手段での前記データの送信を制御するための制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記実行手段で実行するアプリケーションに応じて前記データの送信が禁止されているか否かを判定するための判定手段を含み、
前記制御手段は、前記アプリケーションが前記データの送信を禁止するものである場合には、前記データに替えて予め記憶している代替データを前記外部装置に送信するよう制御する、データ出力装置。 - 前記再生手段で再生しているデータまたはアプリケーション画面のデータから送信用データを生成する処理を行なうための処理手段をさらに備え、
前記処理手段は、前記外部装置に前記代替データを送信する場合には、前記再生手段で再生しているデータまたはアプリケーション画面のデータを前記代替データに変更して前記送信用データを生成する処理を行なう、請求項1に記載のデータ出力装置。 - 前記再生手段で再生するデータは画像データと音声データとを含み、
前記処理手段は、前記再生手段で再生している画像データに対する処理と前記再生手段で再生している音声データに対する処理とを行ない、前記外部装置に前記代替データを送信する場合には、前記画像データと前記音声データとのうち、送信を禁止されているデータを前記代替データに変更して各々を暗号化した上で多重化して前記送信用データを生成する、請求項2に記載のデータ出力装置。 - アプリケーションごとに、前記再生手段で再生するデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するか否かを記憶するための記憶手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載のデータ出力装置。
- 外部装置に対してデータを出力可能なデータ出力装置の制御方法であって、
指定されたアプリケーションを実行するステップと、
前記アプリケーションの実行に従ってデータを再生するステップと、
前記アプリケーションが前記再生するステップで再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するものであるか否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて前記アプリケーションが前記データの送信を禁止するものでないと判定された場合には前記再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを前記外部装置に対して送信し、前記データの送信を禁止するものと判定された場合には、前記再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを予め記憶している代替データに切り替えて前記外部装置に対して送信するステップとを備える、制御方法。 - データ出力装置に外部装置に対してアプリケーションの実行に従って再生されるデータを出力する処理を行なわせるための制御プログラムであって、
前記アプリケーションを実行するステップと、
前記アプリケーションの実行に従ってデータを再生するステップと、
前記アプリケーションが前記再生するステップで再生されるデータまたはアプリケーション画面のデータの送信を禁止するものであるか否かを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて前記アプリケーションが前記データの送信を禁止するものでないと判定された場合には前記再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを前記外部装置に対して送信し、前記データの送信を禁止するものと判定された場合には、前記再生するステップで再生されているデータまたはアプリケーション画面のデータを予め記憶している代替データに切り替えて前記外部装置に対して送信するステップとを前記データ出力装置に実行させる、制御プログラム。
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JP2012137773A JP2014002581A (ja) | 2012-06-19 | 2012-06-19 | データ出力装置、制御方法、および制御プログラム |
PCT/JP2013/066079 WO2013191037A1 (ja) | 2012-06-19 | 2013-06-11 | データ出力装置、制御方法、および制御プログラム |
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WO (1) | WO2013191037A1 (ja) |
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