JP2014002567A - 遠隔管理システムとその被管理装置および管理情報の通知方法 - Google Patents

遠隔管理システムとその被管理装置および管理情報の通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置等の被管理装置に高負荷がかかっている時に管理情報の通知が実行されることを回避できるようにする。
【解決手段】 画像形成装置では、自己の各状態とその状態が遷移した時刻との関係を時系列で示すログ情報をNVRAM又はHDDに保存する。そして、その保存したログ情報を各時間帯(単位時間)毎に区切り、その各時間帯毎に自己の各状態であった時間を集計する加工処理を行う。そして、その加工結果に基づいて、自己が管理装置の管理に必要な管理情報を前記管理装置へ通知するのに適した時間帯を判断する。そして、その時間帯を管理装置の管理に必要な管理情報の通知時間帯として決定し、その通知時間帯に管理情報を管理装置へ通知する。
【選択図】 図7

Description

この発明は、被管理装置、その被管理装置とそれを遠隔管理する管理装置とを備えた遠隔管理システム、および上記被管理装置における管理情報の通知方法に関する。
例えば、顧客環境にある通信機能を備えた画像形成装置を被管理装置とし、サービスセンタ(管理センタ)の管理装置が公衆回線又はインタネット等の通信回線(ネットワーク)経由でこれらの被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムが既に知られている。
また、被管理装置が通信機能を備えていない場合や、通信機能を備えていてもその機能が管理装置と通信するための機能を持っていない場合には、その被管理装置に管理装置と通信可能な通信機能を有する仲介装置を通信回線経由で接続し、管理装置が通信回線および仲介装置経由で被管理装置を遠隔管理する遠隔管理システムも既に知られている。
これらの遠隔管理システムでは、管理装置が、被管理装置を管理するため、その管理に必要な管理情報を被管理装置から定期的に取得する必要がある。管理情報としては、被管理装置のシステム構成や動作条件等の設定内容を示す情報、積算画像形成枚数の情報などがある。
そこで、被管理装置又は仲介装置は、予め指定された時刻(定時)になったとき、定時通知対象となっている管理情報を管理装置へ通知する機能を備えている。
しかし、このような機能を有する遠隔管理システムでは、管理装置が管理情報の通知時刻を指定しているが、その通知時刻になった時の被管理装置の負荷状態(稼動有無等)を確認していないため、次のような問題がある。
すなわち、被管理装置に高負荷がかかっている時(例えば稼動時)でも管理情報通知の処理を実行してしまい、被管理装置に更に負荷をかけてしまうことがある。例えば、被管理装置が複写機やデジタル複合機(以下「MFP」ともいう)等の画像形成装置であった場合、画像形成(以下「印刷」ともいう)処理の実行中でも管理情報通知の処理を実行してしまい、画像形成装置に更に負荷をかけてしまうことがある。その場合、印刷処理の完了が通常の印刷処理より遅れてしまう。
そこで、例えば特許文献1には、被管理装置(管理対象システム)が、管理装置(管理システム)からのスケジュール変更コマンドにより設定された接続スケジュールに従って管理装置とのコネクションを確立することにより、管理装置が被管理装置を適切なタイミングで遠隔管理する仕組みについて開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、被管理装置の負荷状態に応じて接続スケジュールの設定を変更することは行っていない。そのため、被管理装置に高負荷がかかっている時でも管理情報通知の処理を実行してしまい、被管理装置に更に負荷をかけてしまうことがあるという問題を解消することはできない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、被管理装置が管理装置への管理情報の通知に適した時間帯にその通知を行えるようにすることを目的とする。
この発明は、管理装置により管理される被管理装置であって、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
すなわち、上記被管理装置の各状態とその状態が遷移した時刻との関係を時系列で示すログ情報を保存するログ情報保存手段を設ける。
また、上記ログ情報保存手段によって保存されたログ情報に基づいて、当該被管理装置が前記管理装置の管理に必要な管理情報を前記管理装置へ通知するのに適した時間帯を判断し、その時間帯を上記管理装置の管理に必要な管理情報の通知時間帯として決定する通知時間帯決定手段を設ける。
さらに、上記通知時間帯決定手段によって決定した通知時間帯に、上記管理情報を上記管理装置へ通知する管理情報通知手段を設けたものである。
この発明の被管理装置によれば、管理情報を管理装置への通知に適した時間帯に通知することができるので、例えば高負荷がかかっている時間帯に管理情報を通知するようなことを減らすことができる。
この発明の一実施形態である被管理装置を含む遠隔管理システムの構成例を示す概念図である。 図1に示した遠隔管理システムの一例である画像形成装置遠隔管理システムの構成例を示す概念図である。 図2の画像形成装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1の管理装置102のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2の画像形成装置100の主要な機能構成の一例を示すブロック図である。 図1の管理装置102の主要な機能構成の一例を示すブロック図である。 図2の画像形成装置100が通知時間帯を決定して管理装置102へ管理情報を通知するまでの通信シーケンスの一例を示す図である。 図3および図5のNVRAM203もしくはHDD204に保存された加工前のログ情報の一例を示す説明図である。 図5のログ情報加工手段505による加工後のログ情報の一例を示す説明図である。 図5の通知時間帯決定手段506が行う管理情報の通知時間帯を決定する処理の一例を示すフローチャートである。 図10のステップS11のソート処理の説明に供する説明図である。 同じくステップS12のソート処理の説明に供する説明図である。 同じくステップS13のソート処理の説明に供する説明図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明の一実施形態である被管理装置を含む遠隔管理システムの構成例について説明する。
図1は、その遠隔管理システムの構成例を示す概念図である。なお、ここでは、通信機能を持ち、管理装置によって管理される電子装置を説明の便宜上「被管理装置」と云う。
この遠隔管理システムは、通信機能を有する電子装置を被管理装置10(10a,10b,10c,10d,10e,10f)とする管理システムである。
そして、被管理装置10と接続される(被管理装置側から見た)外部装置として、被管理装置10と図示しないLAN(ローカルエリアネットワーク)によって接続された遠隔管理仲介装置である仲介装置101(101a,101b,101c)を備えている。更に、仲介装置101とインタネット103(図示しない公衆回線等の他のネットワークでもよい)を介して接続されるサーバ装置として機能する管理装置102を備えている。
管理装置102は、仲介装置101を介して各被管理装置10を集中的に遠隔管理できるようにしている。
被管理装置10および仲介装置101は機器利用者(ユーザ)側の設置環境(オフィス等)に、管理装置102はサービスセンタ(管理センタ)にそれぞれ設置されている。
なお、被管理装置10としては、種々の電子装置に通信機能を設けた通信装置が考えられ、例えば、プリンタ,FAX(ファクシミリ)装置,デジタル複写機,デジタル複合機(MFP)等の画像形成装置やスキャナ装置等の画像読取装置などの画像処理装置や、ネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせた通信装置が考えられる。
ところで、この遠隔管理システムにおいて、設置環境A,B内の仲介装置101と被管理装置10は、互いにLANによって接続し、これを介して通信可能としている。また、設置環境A,B,Cには、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール104(104a,104b,104c)を設置する。このファイアウォール104は、プロキシサーバによって構成する。
ここで、管理装置102が新たな方式を用いて遠隔管理するサービス(NRS)を実現するために、機器利用者側のLANに、NRSに対応するプログラムを実装した仲介装置101および被管理装置10が接続されている。その仲介装置101および被管理装置10には、管理装置102が従来の方式を用いて遠隔管理するサービス(CSS)も実現するために、CSSに対応するプログラムも実装している。NRSを実現するためには、CSSを実現する場合と同様に、仲介装置101および被管理装置10を初期設置すればよい。
公衆回線(又は専用回線)としては、アナログ回線,ADSL回線,デジタル回線(ISDN回線),光ファイバー利用回線等の固定電話回線や、携帯電話回線,PHS回線等の移動電話回線がある。
なお、仲介装置101と被管理装置10との接続は、LANに限らず、RS−485規格等に準拠したシリアル接続や、SCSI(Small Computer System Interface)規格等に準拠したパラレル接続等によって行ってもよい。例えば、RS−485規格の場合には、仲介装置101に直列に5台までの被管理装置10を接続することができる。
仲介装置101および被管理装置10は、その利用環境に応じて多様な階層構造を成す。
例えば、図1に示す設置環境Aでは、管理装置102とHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による直接的なコネクションを確立できる仲介装置101aが被管理装置10aおよび10bを従える単純な階層構造になっている。しかし、同図に示す設置環境Bでは、4台の被管理装置10を設置するため、1台の仲介装置101を設置しただけでは負荷が大きくなる。
そのため、管理装置102とHTTPによる直接的なコネクションを確立できる仲介装置101bが、被管理装置10cおよび10dだけでなく、他の仲介装置101cを従え、この仲介装置101cが被管理装置10eおよび10fを更に従えるという階層構造を形成している。この場合、被管理装置10eおよび10fを遠隔管理するために管理装置102から発せられた情報は、仲介装置101bとその下位のノードである仲介装置101cとを経由して、被管理装置10e又は10fに到達することになる。
また、設置環境Cのように、被管理装置10に仲介装置101の機能を併せ持たせた仲介機能付被管理装置(以下単に「被管理装置」ともいう)11a,11bを、別途仲介装置101を介さずにインタネット103によって管理装置102に接続するようにしてもよい。
なお、図示はしていないが、仲介機能付被管理装置11の下位に更に被管理装置10と同等の被管理装置を接続することもできる。
また、各被管理装置10,11に、LAN経由でパーソナルコンピュータ等の端末装置や他の電子装置(外部装置)を接続することもできる。
このような遠隔管理システムにおいて、仲介装置101は、これに接続された被管理装置10の制御管理のためのアプリケーションプログラム(以下「アプリケーション」と略称する)を実装している。
管理装置102は、各仲介装置101の制御管理、更にはこの仲介装置101を介した被管理装置10の制御管理を行うためのアプリケーションを実装している。そして、被管理装置10も含め、この遠隔管理システムにおけるこれら各ノードは、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリケーションのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を送信し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
すなわち、管理装置102は、被管理装置10や仲介装置101への要求(管理装置側要求)を生成してこれを被管理装置10や仲介装置101へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できる。一方、被管理装置10は、管理装置102への要求(被管理装置側要求)を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。また、仲介装置101も、管理装置102への要求(仲介装置側要求)を生成してこれを管理装置102へ引き渡し、この要求に対する応答を取得できるようになっている。
この要求には、仲介装置101に被管理装置10に対して各種要求を送信させ、被管理装置10からの応答を仲介装置101を介して取得することも含まれる。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol),HTTP,FTP(File Transfer Protocol),COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格),技術,仕様などを利用することができる。
以下、図1に示した遠隔管理システムのより具体的な例として、画像形成装置を被管理装置とする遠隔管理システムである画像形成装置遠隔管理システムについて説明する。
図2は、その画像形成装置遠隔管理システムの構成例を示す概念図であるが、被管理装置10を画像形成装置100に、仲介機能付被管理装置11を仲介機能付画像形成装置(以下単に「画像形成装置」ともいう)110に変更した点が図1と相違するのみであるので、システムの全体構成についての説明は省略する。
画像形成装置100は、コピー,プリンタ,ファクシミリ,スキャナ等の機能および外部装置と通信を行う機能を備えたデジタル複合機であり、それらの機能に係るサービスを提供するためのアプリケーションを実装しているものである。また、仲介機能付画像形成装置110は、画像形成装置100に仲介装置101の機能を併せ持たせたものである。
ここで、この画像形成装置100が実行する画像形成動作として、コピー機能によるコピー動作(原稿画像を読み取ってそれを用紙等の記録媒体上にコピーする動作)がある。また、プリンタ機能によるプリント動作(パーソナルコンピュータ等の端末装置から受信した画像データにより用紙上に画像をプリントする動作)もある。更に、ファクシミリ機能によるファクス動作(原稿画像を読み取ってその画像データを外部のファクシミリ装置等へファクス送信する動作および外部のファクシミリ装置等からファクス受信した画像データにより用紙等の記録媒体上に画像をプリントする動作)もある。更にまた、スキャナ機能によるスキャン動作(原稿画像を読み取ってその画像データをメモリに記憶する動作)がある。
次に、このような画像形成装置100のハードウェア構成について具体的に説明する。
図3は、図2の画像形成装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この画像形成装置100は、図2の管理装置102によって遠隔管理される被管理装置であり、例えば図3に示すように、コントローラ部(制御装置)200、操作部(オペレーションパネル)220、ファクス制御部230、およびエンジン部240を備えている。そして、コントローラ部200のASIC(Application Specific Integrated Circuit)201と、操作部220、ファクス制御部230、およびエンジン部240とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バス251,252によって接続している。
コントローラ部200は、ASIC201に、RAM202、NVRAM(Non Volatile RAM)203、およびHDD(ハードディスクドライブ)204を接続すると共に、このASIC201とCPUチップセットのNB(North Bridge)205を介してCPU206とRAM207を接続している。このようにNB205を介して接続する理由は、CPU206自体のインタフェース(以下「I/F」ともいう)が公開されていないためである。
ここで、このASIC201とNB205は、単にPCIバスを介して接続されているのではなく、AGP(Accelerated Graphics Port)208を介して接続されている。このようにAGP208を介して接続する理由は、この画像形成装置100がアプリケーション等のプログラム(ソフトウェア)を形成する複数のプロセスを実行制御する関係上、低速のPCIバスを接続したのでは、パフォーマンスが低下してしまうためである。
NB205は、CPU206と、RAM207、シリアルバス209、ASIC201、LANポート210とを接続するためのノースブリッジである。
CPU206は、この画像形成装置100全体の制御を行うものである。
RAM207は、CPU206が実行するプログラムを展開するためのプログラムメモリや、画像データを描画(生成)するための描画用メモリ等として用いるシステムメモリである。
AGP208は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、RAM(システムメモリ)207に高スループットで直接アクセスすることにより、図示しないグラフィックスアクセラレータカードを高速にする。
シリアルバス209は、NB205とPCIバス211を介して接続し、NB205を介してASIC201やCPU206と、図示しないPCIデバイスやその他の周辺デバイスとを接続するためのバスである。
LANポート210は、NB205とPCIバス211を介して接続し、NB205を介してASIC201やCPU206と図示しないLANおよび図2の仲介装置101を介して他の画像形成装置100と通信するためのLANケーブルを接続するためのI/Fである。
ASIC201は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けの集積回路(IC)である。
RAM202は、コピー用画像バッファや符号バッファとして用いるローカルメモリである。
NVRAM203は、この画像形成装置100に設定されている情報、および後述する管理情報やログ情報等の各種情報を保存(保持)するための不揮発性メモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このNVRAM203の代わりに、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMを使用してもよい。
HDD204は、NVRAM203と同様の情報を保存したり、画像データやプログラム、フォントデータ、フォームデータ等の各種データを蓄積するためのストレージである。
したがって、ASIC201には、RAM202を接続するためのRAMインタフェースと、NVRAM203を接続するためのNVRAMインタフェースと、HDD204を接続するためのハードディスクインタフェースが設けられている。そして、RAM202又はHDD204に対して画像データの入出力を行う場合には、その入出力先がRAMI/F又はハードディスクI/Fに切り替えられる。
ここで、HDD204内のプログラムには、NRSやCSS等のサービスに対応するプログラムが含まれている。なお、そのようなプログラムをNVRAM203に記憶してもよい。また、そのようなプログラムのみを格納する専用メモリを備えてもよい。NRSおよびCSSはそれぞれ、互いに異なる方式による遠隔管理に関する機能(管理装置102との通信に係わる機能)をまとめたモジュールである。
ASIC201は、PCIバス251を介して操作部220を、PCIバス252を介してファクス制御部230とエンジン部240を接続している。
操作部220は、操作者からの入力操作の受け付け並びに操作者に向けた表示を行うオペレーションパネルである。
ファクス制御部230は、G3ファクス通信制御部230aとG4ファクス通信制御部230bとを備え、この画像形成装置100と他の画像形成装置100との間で公衆回線を含む通信回線を介したG3又はG4のファクス送受信の制御を行う。
エンジン部240は、印刷部であるプロッタ部241と画像読取部であるスキャナ部242とを有し、プロッタ部241による画像データの印刷(プリント)とスキャナ部242による原稿の画像読み取りの制御を行う。プロッタ部241およびスキャナ部242は、それぞれがこの画像形成装置100におけるハードウェア資源であり、内部に異常等の事象を検出するためのセンサを備えている。
ここで、電源投入(電源オン)により、CPU206は、NB205およびASIC201経由でHDD204内のブートローダを起動させ、そのブートローダに従い、HDD204内のOS(オペレーティングシステム)イメージを読み出し、それをRAM207にロードして使用可能なOSに展開する。そして、OSの展開が完了すると、そのOSを起動させる。その後、HDD204内のアプリケーション等のプログラムを必要に応じて読み出し、それらをRAM207にロードして展開し、起動させる。なお、ブートローダをHDD204に記憶せず、ブートローダを記憶したROMを備えてもよい。
次に、図1の管理装置102のハードウェア構成について具体的に説明する。なお、仲介装置101のハードウェア構成も管理装置102と略同様なので、図示を省略する。
図4は、図1の管理装置102のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この管理装置102は、図1の被管理装置10,11(図2の画像形成装置100,110等)から定期的に取得する管理情報に基づいて、被管理装置10,11を遠隔管理するものである。
この管理装置102は、例えば図4に示すように、それぞれバス300で相互に接続されている、HDD301と、メモリ装置302と、CPU303と、インタフェース装置304と、表示装置305と、入力装置306とを備えている。
管理装置102での処理を実現するプログラムは、例えば、HDD301に導入される。HDD301は、導入されたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納して保存する。そのデータとしては、管理装置102で受信するメッセージ(管理情報)がある。
メモリ装置302は、プログラムの起動指示があった場合に、HDD301からプログラムを読み出して展開する。
CPU303は、メモリ装置302に格納されたプログラムに従って管理装置102に係る機能を実現する。
インタフェース装置304は、図1のインタネット103に接続するためのインタフェースとして用いられる。
表示装置305は、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等のユーザインタフェースを表示する。
入力装置306は、キーボードおよびマウス等のポインティングデバイスなどで構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、仲介装置101でも、HDD301に相当するHDDに前述したNRSやCSS等のサービスに対応するプログラムを格納している。また、仲介装置101にNVRAM等の他の不揮発性メモリを備えている場合には、そこにNRSやCSS等のサービスに対応するプログラムを格納してもよい。あるいは、そのようなプログラムのみを格納する専用メモリを備えてもよい。
次に、図2の画像形成装置100(図1の被管理装置10)の主要な機能構成について説明する。
図5は、その画像形成装置100の主要な機能構成の一例を示すブロック図であり、特にこの発明に関わる特徴的な部分のみ抽出して示している。
この画像形成装置100は、メッセージ受信手段501、メッセージ解析実行手段502、システム制御手段503、ログ情報保存手段504、ログ情報加工手段505、通知時間帯決定手段506、通知時間帯設定手段507、およびメッセージ送信手段508としての機能を持っている。これらの機能は、図3のCPU206が、RAM207上のプログラムを実行し、ASIC201、NVRAM203、HDD204、LANポート210、および操作部220を含む各部を制御することによって果すことができる。
メッセージ受信手段501は、管理装置102から送信される管理メッセージを受信する。
メッセージ解析実行手段502は、メッセージ受信手段501において受信した管理メッセージを解析する。
システム制御手段503は、メッセージ解析実行手段502において解析されたメッセージに従って処理を実行する。また、画像形成装置100による処理の実行タイミングを決定する。
ログ情報保存手段504は、画像形成装置100のログ(履歴)情報をNVRAM203もしくはHDD204に保存する。
ここで、画像形成装置100のログ情報とは、画像形成装置100の各状態とその状態が遷移した時刻との関係を時系列で示す情報である。
ログ情報加工手段505は、通知時間帯決定手段506が管理情報を管理装置102へ通知するのに適した時間帯である画像形成装置100の負荷が少ない時間帯(少なくとも画像形成装置100に高負荷がかかっていない時間帯)を決定できるように、NVRAM203もしくはHDD204に保存されたログ情報の加工処理を行う。
通知時間帯決定手段506は、ログ情報加工手段505が加工処理した情報に基づいて、画像形成装置100の負荷が少ない時間帯を判断し、その時間帯を管理情報の通知時間帯として決定(判定)する。
通知時間帯設定手段507は、通知時間帯決定手段506によって決定された管理情報の通知時間帯をNVRAM203もしくはHDD204に記憶して設定する。
メッセージ送信手段508は、管理装置102へのメッセージを送信(通知)する。そのメッセージは、仲介装置101に送信されるため、その仲介装置101から管理装置102へ送信される。管理装置102へ送信するメッセージは、管理装置102が、画像形成装置100(被管理装置)を管理するため、画像形成装置100からなるべく定期的に取得する必要がある管理情報に相当する。管理情報としては、画像形成装置100のシステム構成や動作条件等の設定内容を示す情報、積算画像形成枚数の情報などがある。このメッセージ送信手段508は、この発明に関わる管理情報通知手段に相当する。
次に、図1の管理装置102の主要な機能構成について説明する。
図6は、その管理装置102の主要な機能構成の一例を示すブロック図であり、特にこの発明に関わる特徴的な部分のみ抽出して示している。
この管理装置102は、メッセージ受信手段601、メッセージ解析実行手段602、システム制御手段603、被管理装置情報管理手段604、およびメッセージ送信手段605としての機能を持っている。これらの機能は、図4のCPU303が、メモリ装置302上のプログラムを実行し、HDD301およびインタフェース装置304を含む各部を制御することによって果すことができる。
メッセージ受信手段601は、画像形成装置100又は110から送信される(実際には仲介装置101経由で送信される)メッセージを受信する。
メッセージ解析実行手段602は、メッセージ受信手段601において受信したメッセージを解析する。
HDD301は、管理装置102が受信したメッセージやメッセージ解析実行手段602によって解析したメッセージを保持する。
システム制御手段603は、メッセージ解析実行手段602において解析されたメッセージ(管理情報)に従って処理を実行する。また、画像形成装置100への要求を通知する。
被管理装置情報管理手段604は、管理装置102が管理している全ての画像形成装置100,110から送信(通知)されるメッセージ(管理情報)を管理している。その管理により、全ての画像形成装置100,110を遠隔管理することができる。
メッセージ送信手段605は、HDD301に保存しているメッセージの取得要求や設定要求を管理メッセージとして送信する。
次に、図2の画像形成装置100が通知時間帯を決定して管理装置102へ管理情報を通知するまでの通信シーケンスについて説明する。
図7は、その通信シーケンスの一例を示す図である。
画像形成装置100では、ステップS1において、図5のシステム制御手段503で通知時間帯を決定するタイミングになったことを判断(検知)すると、ステップS2へ進んでログ情報の加工を行う。
すなわち、システム制御手段503がログ情報加工手段505に対してログ情報の加工依頼をする。その加工依頼を受けたログ情報加工手段505は、通知時間帯決定手段506が画像形成装置100の負荷が少ない時間帯を決定できるように、例えば次のような処理を行う。つまり、NVRAM203又はHDD204に保存されたログ情報を各時間帯(例えば1時間等の一定時間)毎に区切り、その各時間帯毎に各状態、例えば後述する電源オフ状態,動作状態,待機状態,省電力状態であった時間を集計する加工処理を行う。各状態についての説明は後述する。
このとき、ログ情報に対する加工処理を行う範囲(期間)である加工対象範囲(加工対象期間)は、管理情報の通知タイミングが、例えば1日1回であれば過去1日分のログ情報を、1週間に1回であれば過去1週間分のログ情報とする。つまり、管理情報の通知の頻度に応じて、NVRAM203又はHDD204に保存されたログ情報に対する加工対象範囲を変更する。
ログ情報に対する加工処理が完了すると、ステップS3へ進み、通知時間帯決定手段506が、加工処理されたログ情報から画像形成装置100の負荷が少ない時間帯を判断し、その時間帯を管理情報の通知時間帯として決定する。
そして、ステップS4へ進み、通知時間帯設定手段507が、通知時間帯決定手段506で決定された管理情報の通知時間帯をNVRAM203もしくはHDD204に記憶して設定する。
その後、ステップS5へ進み、システム制御手段503が、通知時間帯設定手段507で設定された管理情報の通知時間帯に入ると、管理情報の通知タイミングになったことを判断する。
そして、ステップS6へ進み、メッセージ送信手段508によって管理情報を通知(送信)させる。
すなわち、管理情報の通知をメッセージ送信手段508へ依頼する。その依頼を受けたメッセージ送信手段508は、NVRAM203もしくはHDD204から管理情報を読み出し、それをメッセージとして仲介装置101へ送信する。
仲介装置101は、画像形成装置100からメッセージを受け取ると、それをインタネット103もしくは他のネットワーク経由で管理装置102へ送信する。
なお、画像形成装置110は、仲介装置101と同様の機能を有しているため、管理情報をメッセージとして直接管理装置102へ送信することができる。
次に、図3および図5のNVRAM203もしくはHDD204に保存された加工処理前のログ情報について説明する。
図8は、そのログ情報の一例を示す説明図である。
この例のログ情報は、画像形成装置100の各状態である電源オフ(OFF)状態,動作状態,待機状態,省電力状態(低電力状態又は省エネルギー状態ともいう)とその状態が遷移した時刻との関係を時系列(年/月/日 時:分の順)で示す情報の一部を示すものである。
図5のログ情報加工手段505は、NVRAM203もしくはHDD204に保存された加工処理前のログ情報のうちの加工対象範囲内のログ情報(図8に示したログ情報を含む)に基づいて、そのログ情報を図9に示すログ情報に加工処理する。
また、画像形成装置100の状態が遷移した場合に、その時刻とどのような状態に遷移したのかをログ情報保存手段504をNVRAM203もしくはHDD204に保存してログ情報を更新する。
次に、図5のログ情報加工手段505による加工処理後のログ情報について説明する。
図9は、そのログ情報の一例を示す説明図である。
この例のログ情報は、図8に示したログ情報を含む加工対象範囲内のログ情報を0時(0H)から各時間帯である1時間(単位時間)毎に区切り、その1時間毎に各状態である電源オフ状態,動作状態,待機状態,省電力状態であった時間を集計する加工処理を行ったものである。
図9において、Time/index欄の「0H〜23H」は、それぞれ0時台〜23時台の1時間毎の各時間帯を示している。また、その各時間帯毎の各状態欄の「60」や「0」等の数字は分単位の時間を示している。
「電源(OFF)オフ状態」とは、画像形成装置100の電源スイッチがオフになっている状態(画像形成装置100に電源が投入されていない状態)に相当する。この状態では、画像形成装置100の全てのハードウェアの各部に電力が供給されないので、画像形成装置100は動作できない。なお、「電源オフ状態」の0分とは、画像形成装置100の電源スイッチがオンになっている状態が60分であることを示している。
「動作状態」とは、画像形成装置100が印刷処理を実施している状態(稼動状態)に相当する。この場合、画像形成装置100の電源スイッチがオンになっている(画像形成装置100に電源が投入されていて画像形成装置100の全てのハードウェアの各部に電力が供給されている)。そのため、操作部220から画像形成装置100に対して印刷キャンセル等の指示を入力するための操作を行うことができる。
「待機状態」とは、画像形成装置100が印刷処理を実施していないが、画像形成装置100の電源スイッチがオンになっており、操作部220やエンジン部240が起動している状態に相当する。この状態では、操作部220から画像形成装置100に対して印刷に関する条件設定やネットワークに関する条件設定等を行わせるための指示を入力するための操作を行うことができ、この画像形成装置100は印刷処理を直ちに実施できる。そのため、例えば、図3のエンジン部240のプロッタ部241が電子写真方式を用い、記録媒体に形成されたトナー画像を熱定着するための定着手段としてヒータ内蔵の定着ローラを用いる場合、定着ローラの表面温度を目標温度に保持するか、すぐに目標温度になるようにそれに近い温度に保持しておく必要がある。
「省電力状態」とは、画像形成装置100の電源スイッチはオンになっているが、図3のコントローラ部200のみに電力が供給され、そのコントローラ部200のみが動作している状態に相当する。この状態では、操作部220やエンジン部240が起動しておらず、操作部220から画像形成装置100に対して各種指示を入力するための操作を行うことができない。この省電力状態では、操作部220やエンジン部240が起動していないので、待機状態より電力の消費量が少ない。
なお、「待機状態」から「省電力状態」への移行を、図3の操作部220上の所定のスイッチの操作によって行ったり、「待機状態」が予め設定された所定時間継続した時に自動的に「省電力状態」に移行する等が一般的である。また、「省電力状態」から「待機状態」への移行は、図3の操作部220上のいずれかのスイッチの操作によって行うことが一般的である。
通知時間帯決定手段506は、ログ情報加工手段505が加工処理した情報に基づいて、画像形成装置100の負荷が少ない時間帯を判断し、その時間帯を管理情報の通知時間帯として決定する。このとき、画像形成装置100の負荷が最も少ない時間帯を判断するのが望ましい。但し、その時間帯に電源オフ状態が含まれていると、コントローラ部200にも電力が供給されず、管理情報が送信されない場合も考えられるので、電源オフ状態の時間が長い時間帯は、管理情報の通知時間帯として決定しないようにする。
次に、図5の通知時間帯決定手段506が行う管理情報の通知時間帯を決定する処理について説明する。
図10は、その処理の一例を示すフローチャートである。
図11〜図13は、その処理の説明に供する説明図である。
通知時間帯決定手段506は、ログ情報加工手段505が加工処理したログ情報における画像形成装置100の単位時間毎の状態に基づいて、管理情報の通知時間帯を決定する処理を行う。
すなわち、図10に示すように、まずステップS11において、ログ情報加工手段505が加工処理したログ情報を電源オフ状態の時間が短い順にソートする。例えば、加工処理したログ情報を図9に示したログ情報とした場合、そのログ情報を図11に示すようにソートする。
次のステップS12においては、ステップS11でソートしたログ情報を、その電源オフ状態の時間が短い順を維持したまま、画像形成装置100の負荷が最も高い状態(図9に示したログ情報の例では「動作状態」)に着目して、その状態の時間が短い順にソートする。例えば、ステップS11でソートしたログ情報を図11に示したログ情報とした場合、そのログ情報を図12に示すようにソートする。
次のステップS13においては、ステップS11でソートしたログ情報を、そのソート順(前回のソート順)を維持したまま、画像形成装置100の負荷が次に高い状態(図9に示したログ情報の例では「待機状態」)に着目して、その状態の時間が短い順にソートする。例えば、ステップS12でソートしたログ情報を図12に示したログ情報とした場合、そのログ情報を図13に示すようにソートする。
次のステップS14においては、画像形成装置100の負荷が次に高い状態があるか否かをチェックし、その状態があると判断した場合にはステップS13に戻る。図9に示したログ情報の例では、前回(1回目)のステップS13において、ステップS11でソートしたログ情報を待機状態の時間が短い順にソートしたので、画像形成装置100の負荷が次に高い状態として、省電力状態がある。よって、画像形成装置100の負荷が次に高い状態があると判断して、ステップS13に戻ることになる。
そのため、今回(2回目)のステップS13においては、前回のステップS13でソートしたログ情報を、上記のソート順を維持したまま、画像形成装置100の負荷が次に高い状態である省電力状態に着目して、その省電力状態の時間が短い順にソートする。但し、図19に示したログ情報の例では、前回のステップS13でソートしたログ情報のうち、「待機状態が最も短い0分」の各時間帯の情報の「省電力状態」が全て60分になっている。そのため、前回のステップS13でソートしたログ情報を今回のステップS13でソート処理を行っても、そのログ情報は前回と変らない。
その後、再びステップS14へ進み、画像形成装置100の負荷が次に高い状態があるか否かをチェックし、その状態があると判断した場合には再びステップS13に戻り、上述と同様の処理を行うが、その状態がないと判断した場合にはステップS15へ進む。図9に示したログ情報の例では、画像形成装置100の負荷が「省電力状態」より低い状態はない。よって、画像形成装置100の負荷が次に高い状態がないと判断して、ステップS15へ進むことになる。
ステップS15では、ステップS14での結果として、最後にソートしたログ情報の先頭に位置する時間帯「12H」が、電源スイッチがオンになって(電源が投入されて)いて且つ画像形成装置100の負荷が最も低い時間帯であるため、その時間帯を管理情報の通知時間帯として決定し、図10の処理を終了する。
よって、その処理で決定した管理情報の通知時間帯を通知時間帯設定手段507がNVRAM203もしくはHDDに保存して設定する。
なお、画像形成装置100の各状態は、電源オフ状態,動作状態,待機状態,省電力状態の4つの状態に限らず、電源オフ状態,動作状態,待機状態の3つの状態、あるいは電源オフ状態,動作状態,省電力状態の3つの状態であってもよい。あるいはまた、上記4つの状態のうちの省電力状態等を消費電力が異なる複数の異なる状態に分け、画像形成装置100の各状態を5つ状態以上にすることもできる。
また、この実施形態では、管理情報の通知時間帯を決定する際に、ログ情報を各時間帯(単位時間)毎に区切り、その各時間帯毎に画像形成装置100の各状態であった時間を集計する加工処理を行い、その加工処理の結果から画像形成装置100の負荷が少ない時間帯を判断するようにしたが、次のようにしてもよい。例えば、加工処理前の元のログ情報をそのまま参照して、各時間帯毎に画像形成装置100の各状態であった時間を計算し、その計算結果から画像形成装置100の負荷が少ない時間帯を判断してもよい。
この実施形態によれば、以下の(1)〜(4)に示す作用効果を得ることができる。
(1)画像形成装置等の被管理装置が、自己の各状態とその状態が遷移した時刻との関係を時系列で示すログ情報を保存する。そして、その保存したログ情報に基づいて管理情報を管理装置102へ通知するのに適した時間帯(画像形成装置100の負荷が少ない時間帯)を判断して、その時間帯を管理装置の管理に必要な管理情報の通知時間帯として決定し、その通知時間帯に管理情報を管理装置へ通知する。
したがって、被管理装置に高負荷がかかっている時(例えば他の処理を実行中)の管理装置への管理情報の通知を確実に減らすことができる。つまり、被管理装置に高負荷がかかっていない時に管理装置へ管理情報を通知することを極力回避することができる。よって、被管理装置の負荷を低減させることができるため、被管理装置が管理情報を通知することができなかったり、その通知が遅れるような事態を回避することができる。つまり、管理情報の通知を短時間で確実に行うことが可能になる。
(2)被管理装置が、電源が投入されていて(自己の電源スイッチがオンになっていて)且つ自己の負荷が最も低い時間帯を、管理情報を管理装置102へ通知するのに適した時間帯として判断する。そうすれば、管理情報の通知をより確実に行うことが可能になる。
(3)被管理装置が、管理情報の通知時間帯を決定する際に、保存したログ情報を各時間帯毎に区切り、その各時間帯毎に自己の各状態であった時間を集計する加工処理を行う。そして、管理情報を管理装置102へ通知するのに適した時間帯を、上記加工処理の結果に基づいて行う。このようにすれば、管理情報の通知時間帯を決定する際の処理に要する負担を軽減することができるため、管理情報の通知をより短時間で確実に行うことが可能になる。
(4)被管理装置が、管理情報の通知の頻度に応じて、NVRAM203又はHDD204に保存されたログ情報に対する加工処理を行う範囲を変更する。このようにすれば、管理情報の通知時間帯を決定する際の処理に要する負担をより軽減することができるため、管理情報の通知をより一層短時間で確実に行うことが可能になる。
なお、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜他の機能を追加したり、一部の機能を省略したりすることができる。また、上述した各実施例を矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施しても良い。
10:被管理装置 11:仲介機能付被管理装置 100:画像形成装置
101:仲介装置 102:管理装置 103:インタネット
104:ファイアウォール 200:コントローラ部 201:ASIC
202,207:RAM 203:NVRAM 204,301:HDD
205:NB 206,303:CPU 208:AGP 209:シリアルバス
210:LANポート 211,251,252:PCIバス 220:操作部
230:ファクス制御部 230a:G3ファクス通信制御部
230b:G4ファクス通信制御部 240:エンジン部 241:プロッタ部
242:プロッタ部 300:バス 302:メモリ装置
304:インタフェース装置 305:表示装置 306:入力装置
501,601:メッセージ受信手段 502,602:メッセージ解析実行手段
503,603:システム制御手段 504:ログ情報保存手段
505:ログ情報加工手段 506:通知時間帯決定手段
507:通知時間帯設定手段 508,605:メッセージ送信手段
604:被管理装置情報管理手段
特開2010−198620号公報

Claims (6)

  1. 管理装置により管理される被管理装置であって、
    該被管理装置の各状態とその状態が遷移した時刻との関係を時系列で示すログ情報を保存するログ情報保存手段と、
    該ログ情報保存手段によって保存されたログ情報に基づいて、当該被管理装置が前記管理装置の管理に必要な管理情報を前記管理装置へ通知するのに適した時間帯を判断し、該時間帯を前記管理情報の通知時間帯として決定する通知時間帯決定手段と、
    該通知時間帯決定手段によって決定した通知時間帯に前記管理情報を前記管理装置へ通知する管理情報通知手段とを設けたことを特徴とする被管理装置。
  2. 前記通知時間帯決定手段は、当該被管理装置の電源が投入されていて且つ負荷が最も低い時間帯を、前記管理情報を管理装置へ通知するのに適した時間帯と判断することを特徴とする請求項1に記載の被管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の被管理装置において、
    前記ログ情報保存手段によって保存したログ情報を各時間帯毎に区切り、該各時間帯毎に前記各状態であった時間を集計する加工処理を行うログ情報加工手段を設け、
    前記通知時間帯決定手段は、前記管理情報を管理装置へ通知するのに適した時間帯の判断を、前記ログ情報加工手段による加工処理の結果に基づいて行うことを特徴とする被管理装置。
  4. 前記ログ情報加工手段は、前記管理情報通知手段による通知の頻度に応じて、前記ログ情報保存手段によって保存したログ情報に対する加工処理を行う範囲を変更する手段を有することを特徴とする請求項3に記載の被管理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の被管理装置と、該被管理装置を管理する管理装置とを備えたことを特徴とする管理システム。
  6. 管理装置により管理される被管理装置における管理情報の通知方法であって、
    前記被管理装置の各状態とその状態が遷移した時刻との関係を時系列で示すログ情報を保存するログ情報保存工程と、
    該ログ情報保存工程で保存したログ情報に基づいて、当該被管理装置が前記管理装置の管理に必要な管理情報を前記管理装置へ通知するのに適した時間帯を判断し、該時間帯を前記管理情報の通知時間帯として決定する通知時間帯決定工程と、
    該通知時間帯決定工程で決定した通知時間帯に前記管理情報を前記管理装置へ通知する管理情報通知工程とを有することを特徴とする管理情報の通知方法。
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