JP2014001712A - ラジアルタービンロータ、及びこれを備えた可変容量ターボチャージャ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラジアルタービンロータ12は、ロータ軸部16と、複数の動翼40とを備えている。複数の動翼40は、ロータ軸部16から延出すると共に隣り合う翼間に、ロータ軸部16の径方向外側から流入する排気ガスをロータ軸部16の軸方向一方側へ流出させる流路42を形成している。この動翼40は、当該動翼40の上流側を構成する流路減少部40Fを有している。この流路減少部40Fによって流路42の流路断面積が、流入口42Aから排気ガスの流れ方向の下流側へ向うに従って減少している。
【選択図】図1
Description
図1には、一実施形態に係る可変容量ターボチャージャ(以下、単に「ターボチャージャ」という)10の一部を構成するラジアルタービン12が示されている。ターボチャージャ10は、例えば、自動車用のエンジンに好適に搭載されるものである。そして、ラジアルタービン12は、流体としての排気ガス(気体)を動力としてターボチャージャ10の一部を構成する図示しないコンプレッサ部を動作させるものである。このラジアルタービン12は、ラジアルタービンロータ14と、タービンハウジング20と、可変ノズルベーン機構30とを備えている。
図1に示されるように、ラジアルタービンロータ14は、ロータ軸部16と、複数の動翼40を備えている。ロータ軸部16は、図示しないコンプレッサ部のコンプレッサロータと一体に回転可能に連結されている。複数の動翼40は、ロータ軸部16の回転軸Oを中心としてロータ軸部16の外周面16Aから後述するシュラウド部22の内周面22Aへ向けて放射状に延出している。
タービンハウジング20は、シュラウド部22を有している。このシュラウド部22の内部には、ラジアルタービンロータ14が回転可能に収容されたタービン室24が形成されている。このタービン室24の上流側には、ロータ軸部16の径方向外側へ向けて開口したタービン室入口24Aが形成されている。一方、タービン室24の下流側には、ロータ軸部16の軸方向一方側(下流側)へ向けて開口したタービン室出口24Bが形成されている。
可変ノズルベーン機構30は、タービン室入口24Aからタービン室24に流入する排気ガスの流量を調節するものであり、複数のノズルベーン32と、ノズルベーン32を支持する支持部材34とを有している。ノズルベーン32は、ノズル通路28内に配置された羽根状のベーン本体32Aと、支持部材34に対してベーン本体32Aを回転可能に支持する回転軸部32Bとを有している。
図3(A)には、動翼40を回転方向から見た側面が示されており、図3(B)には、動翼40の延出方向に沿った断面(図3(A)の3B−3B線断面)が示されている。なお、図3(A)には、排気ガスの流れ方向が矢印Vで示されている。また、図4(A)には、動翼40の延出方向の基端部40Bにおける排気ガスの流れ方向(以下、「流線方向」ともいう)に沿った断面(図3(A)の4A−4A線断面)が示されている。
図7(A)に示されるように、比較例に係る動翼90に所定量(中流量)の排気ガスが供給される場合は、流入口92Aに対する排気ガス(相対速度ベクトルW)の流入角度が小さくなり、排気ガスが流路92に沿って流れ易くなる。一方、図7(B)に示されるように、ベーン流路36の開度を小さくし、動翼90に供給される排気ガスを所定量よりも少なくした場合は、流入口92Aに対する排気ガス(相対速度ベクトルW)の流入角度が大きくなる。このように動翼90に供給される排気ガスの流量が少ない少流量時には、流路92の上流側において動翼90の負圧面90S1側に渦Xが発生し易くなる。
次に、比較例に係る動翼90では、大流量時に、流路92内の排気ガスの流れが以下のようになる。即ち、図7(C)に示されるように、ベーン流路36の開度を大きくし、動翼90に供給される排気ガスを所定量よりも多くした場合は、流入口92Aに対して排気ガス(相対速度ベクトルW)が動翼90の回転方向と反対方向から流入する可能性がある。このように動翼90に供給される排気ガスの流量が多い大流量時には、流路92の上流側において動翼90の正圧面90S2側に排気ガスの低速領域が発生し易くなり、渦Xが発生する。
14 ラジアルタービンロータ
16 ロータ軸部
20 タービンハウジング
30 可変ノズルベーン機構
40 動翼
40B 基端部(動翼の延出方向の基端部)
40F 流路減少部
40S1 負圧面
40S2 正圧面
42 流路
42A 流入口
44 上流側端部(動翼の上流側の端部)
48 湾曲部
50 動翼
50B 基端部(動翼の延出方向の基端部)
50F 流路減少部
50S1 負圧面
50S2 正圧面
52 流路
52A 流入口
54 湾曲面
R 動翼の回転方向
Claims (5)
- ロータ軸部と、
前記ロータ軸部から延出すると共に隣り合う翼間に、前記ロータ軸部の径方向外側から流入する流体を該ロータ軸部の軸方向一方側へ流出させる流路を形成する複数の動翼と、
前記動翼の上流側を構成し、前記流路の流入口から流体の流れ方向の下流側へ向うに従って該流路の流路断面積を減少させる流路減少部と、
を備えたラジアルタービンロータ。 - 前記流路減少部の延出方向の基端部の翼厚は、前記流入口から前記流れ方向の下流側へ向うに従って増加し、前記動翼の前記流れ方向の中央部よりも上流側で最大となっている、
請求項1に記載のラジアルタービンロータ。 - 前記動翼は、前記動翼の回転方向を向く負圧面と、該動翼の回転方向と反対側を向く正圧面と、を有し、
前記流路減少部の延出方向の基端部における前記負圧面は、前記流れ方向に沿った断面形状が前記回転方向へ凸を成す湾曲面とされている、
請求項1又は請求項2に記載のラジアルタービンロータ。 - 前記流路減少部の上流側の端部における前記動翼の回転方向側の縁部が、該回転方向へ凸を成す湾曲部とされている、
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のラジアルタービンロータ。 - タービンハウジングと、
前記タービンハウジングに回転可能に収容された請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のラジアルタービンロータと、
前記タービンハウジングに設けられ、前記ラジアルタービンロータの前記流入口へ流入する流体の流量を増減する可変ノズルベーン機構と、
を備えた可変容量ターボチャージャ。
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