JP2014001699A - 往復動圧縮装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低振動・低騒音化を図ると共に冷却効率を高めることで、消費電力の少ない長寿命高効率の往復動圧縮装置を実現すること。
【解決手段】往復動圧縮装置1では、クランクシャフト14の軸端部14aを支持している軸受部15が取り付けられている圧縮機ケース端板12に隣接して吸入側空気室4を設け、この吸入側空気室4に形成した吸入孔7a、7bから圧縮対象の空気を外部から導入し、この吸入側空気室4から第1、第3連通用配管8(1)、8(3)を介して、第1〜第4気筒部21〜24の吸入側にそれぞれ空気を導入している。軸受部15が装着されている圧縮機ケース端板12は常に新鮮な吸入空気に晒され、圧縮機2の内部の温度上昇を効率良く抑えることができ、外部への振動騒音の漏れも抑制できる。
【選択図】図4

Description

本発明は4気筒の往復動圧縮装置に関し、特に、振動および騒音が少なく、冷却性能に優れた小型でコンパクトな往復動圧縮装置に関する。
医療用機器、食品機械等の産業機械においては酸素などの流体を濃縮、圧縮するために往復動圧縮装置が広く用いられている。近年においては組み込み対象の機器の小型化等に対応するために、往復動圧縮装置に対する小型軽量化および低振動低騒音化の要求が益々高まっている。
特許文献1に開示の往復動圧縮機においては、モータ軸回りに4組のシリンダを等角度間隔で放射状に配置し、圧縮機ケーシングの四隅の部分に流路を形成して、全体として圧縮機の小型化を図っている。特許文献2に開示のコンプレッサにおいては、原料空気を吸込むための吸気孔から騒音が外部に漏れることを防止すると共に吸入しようとする原料空気の塵埃などの不純物を除去するために、フィルタを介して原料空気を吸い込むようにしている。特許文献3に開示のエアポンプでは、吐出される圧縮空気の脈動の抑制および振動・騒音の抑制のために吐出側にエアータンクを備えた構成となっている。
ここで、往復動圧縮装置においては空気等の流体の圧縮動作に伴って発熱し、圧縮比が高くなるとそれに伴う発熱によって内部温度も上昇する。内部が過熱状態になると、グリースなどの劣化により各部の寿命の低下、各部の消費動力の上昇を招き、効率が低下してしまう。特に、往復動圧縮装置の小型化を図る場合には、狭いスペースに各部品を密に配置する必要があるので冷却あるいは放熱を効率良く行う必要がある。例えば、クランクシャフトの軸受部分は大きな発熱源であるので、この部分を効率良く冷却する必要がある。クランクシャフトの軸受部分の冷却に関しては、特許文献4において、冷却ファンを用いて外気を流通させることで、クランクシャフトの軸受部分を冷却する構成が提案されている。
特許第4872938号公報 特開2010−209764号公報 特開2010−174798号公報 特開2010−209764号公報
上記のように、往復動圧縮装置においては、その小型軽量化および低振動低騒音化を図るための提案がなされている。しかしながら、小型化に伴う内部温度の上昇を抑制するための対策が十分ではない。例えば、往復動圧縮装置の小型化を図るためには、特許文献4に開示されているような軸受部分を冷却するための冷却ファンを設定するスペースを確保できない場合がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、低振動・低騒音化を図ると共に冷却効率を高めることで、消費電力の少ない長寿命高効率の往復動圧縮装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、吸入口から吸入した吸入流体を、クランクシャフトを中心として放射状に配列されている第1〜第4気筒部によって一段圧縮あるいは二段圧縮し、圧縮後の圧縮流体を吐出口から吐出する往復動圧縮装置において、
前記クランクシャフトが内蔵されている筒状の圧縮機ケースと、
前記圧縮機ケースにおける軸線方向の一方の端に隣接配置され、前記吸入口が形成されている吸入側流体室と、
前記吸入側流体室における前記圧縮機ケースとは反対側の端に隣接配置され、前記吐出口に連通している吐出側流体室と、
前記圧縮機ケースおよび前記吸入側流体室の間を仕切っている圧縮機ケース端板と、
前記圧縮機ケースの外周面における前記第1〜第4気筒部の間に位置する部位にそれぞれ取り付けた第1〜第4連通用配管とを有し、
前記圧縮ケース端板には前記クランクシャフトの軸端部を支持している軸受部が取り付けられており、
前記第1〜第4連通用配管のうちの少なくとも1つの連通用配管は、前記吸入側流体室から前記第1〜第4気筒部のうちの2つの気筒部の吸入側に前記吸入流体を導く吸入側配管であり、
前記第1〜第4連通用配管のうちの残りの3つの連通用配管のうちの少なくとも1つの連通用配管は、前記吐出側流体室に連通していると共に、前記第1〜第4気筒部のうちの残りの2つの気筒部から吐出される圧縮流体を前記吐出口に導く吐出側配管であることを特徴としている。
本発明の往復動圧縮装置では、クランクシャフトの軸端部を支持している軸受部が取り付けられている圧縮機ケース端板によって吸入側流体室の一部を形成し、圧縮対象の流体を外部から吸入口を介してこの吸入側流体室に導入し、この吸入側流体室を介して各気筒の吸入側に流体を供給している。
軸受部からの発熱は圧縮機ケース端板を介して吸入側流体室の側に放出され、圧縮機ケース端板は吸入側流体室に外部から導入された流体によって冷却される。よって、軸受部を効率良く冷却することができる。また、吸入側流体室を所定の容積としておくことで、当該吸入側流体室がバッファとなって、圧縮機内部で発生する振動騒音が外部に漏れてしまうことを防止あるいは抑制できる。さらに、吸入側流体室にガラスファイバーなどの断熱材からなるフィルタを配置しておくことで、吸入流体から異物を除去して清浄な流体を圧縮機内部に供給することもできる。
また、吸入側流体室に隣接して、圧縮流体の吐出口に連通した吐出側流体室が設けられている。吐出側流体室は、吐出される圧縮流体の脈動を防止あるいは抑制するためのダンパーとして機能し、これによって、振動騒音の発生を抑制できる。吐出側流体室は、圧縮機の端に配置されており、外部から流体が導入される吸入側流体室に接している部分以外の外周面部分は外部に露出した状態とすることができる。したがって、圧縮流体による発熱を効率良く放出することができる。
さらに、各連通用配管が圧縮機ケースの外側に取り付けられているので、各気筒部を経由して圧縮される流体は、これらの連通用配管を通過する間に効率良く放熱される。したがって、圧縮機ケースの内部に連通路が形成されている場合等に比べて、圧縮機内部の温度上昇を効率良く抑えることができる。
次に、本発明の往復動圧縮装置では、
前記圧縮機ケースの前記外周面は、等角度間隔に形成された4つの平坦面部分を備えた矩形輪郭をしており、これらの平坦面部分の4つの角部分には前記軸線方向に延びる凹面状部分が形成されており、
前記第1〜第4気筒部は前記クランクシャフトを中心として等角度間隔で放射状態に配列されており、当該第1〜第4気筒部のシリンダヘッドのそれぞれは、前記圧縮機ケースの前記平坦面部分のそれぞれに取り付けられており、
前記凹面状部分には、当該凹面状部分に沿って、前記第1〜第4連通用配管のそれぞれが配置されて、当該第1〜第4連通用配管のそれぞれは、隣に位置する前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドのそれぞれに当接しており、
前記第1〜第4連通用配管と前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドの間の連通は、これらの間の当接部に形成されており、
前記吸入側配管は、前記圧縮機ケース端板に形成した吸入側連通孔を介して、前記吸入側流体室に連通しており、
前記吐出側配管は、前記圧縮機ケース端板に形成した吐出側連通孔、および、前記吸入側流体室と前記吐出側流体室を仕切っている仕切板に形成した吐出側連通孔を介して、前記吐出側流体室に連通していることを特徴としている。
このように、4つの気筒部を等角度間隔で放射状に配列し、これを覆っている矩形筒状の圧縮機ケースにおける四隅を凹状にして連通用配管を配置することで、連通用配管を圧縮機ケースに外付けしても装置外径寸法の増加を抑制している。また、各気筒部と各連通用配管の間の連通は相互の当接部を利用しているので、これらの間の連通構造をシンプルでコンパクトに構成できる。さらに、連通用配管と吸入側流体室および吐出側流体室との間の連通も、圧縮機ケース端板、仕切板に開けた連通孔を利用しているので、連通構造をシンプルでコンパクトに構成できる。よって、小型でコンパクトな往復動圧縮装置を実現できる。
次に、本発明の往復動圧縮装置は、
前記圧縮機ケースの外周面および当該外周面に取り付けられている前記第1〜第4連通用配管を、所定の隙間を開けて取り囲んでいる金属板からなるヒートシンクパッケージを有し、
前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドの表面はそれぞれ凹凸状の放熱面となっており、
前記第1〜第4連通用配管の外周面には凹凸状の放熱面が形成されており、
前記ヒートシンクパッケージは、前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドの前記放熱面のそれぞれに取り付けられていることを特徴としている。
この構成によれば、各気筒部での発熱がシリンダヘッドの放熱面、ヒートシンクパッケージを介して効率良く外部に放出される。また、各連通用配管の放熱面を介して圧縮流体の熱が外部に効率良く放出される。よって、小型でありながら放熱性に優れた往復動圧縮装置を実現できる。
本発明の実施の形態に係るインナーロータモータを備えた一段圧縮型の往復動圧縮装置を示す斜視図である。 図1の往復動圧縮装置のヒートシンクパッケージの一部を取り外した状態で示す斜視図である。 図1の往復動圧縮装置の吸入吐出経路を示す説明図である。 図1の往復動圧縮装置をその中心軸線を含む平面で切断した状態での斜視図である。 図1の往復動圧縮装置の縦断面図である。 図1の往復動圧縮装置の縦断面図である。 図1の往復動圧縮装置の圧縮機内部の主要部分を示す分解斜視図である。 本発明を適用したアウターロータモータを備えた一段圧縮型の往復動圧縮装置を示す斜視図である。 図8の往復動圧縮装置のヒートシンクパッケージを取り外した状態で示す斜視図である。 図8の往復動圧縮装置をその中心軸線を含む平面で切断した状態での斜視図である。 図1、図8の往復動圧縮装置を二段圧縮型にした場合の吸入吐出経路の一例を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した往復動圧縮装置の実施の形態を説明する。
(全体構造)
図1は本発明の実施の形態に係る一段圧縮型の4気筒の往復動圧縮装置を示す斜視図であり、図2は上面ヒートシンクパッケージを取り外した状態の往復動圧縮装置を示す斜視図である。また、図3は往復動圧縮装置の吸入吐出経路を示す説明図である。
これらの図を参照して説明すると、往復動圧縮装置1は、4気筒の圧縮機2と、この圧縮機2における中心軸線1aの方向の一方の端に隣接配置されたインナーロータモータ3と、圧縮機2における中心軸線1aの方向の他方の端に隣接配置された吸入側空気室4と、この吸入側空気室4における圧縮機2とは反対側の端に隣接配置された吐出側空気室5を有している。吸入側空気室4は消音機能を備えており、内部の一部にはガラスファイバー等の断熱素材からなるフィルタ(図示せず)が充填されており、吸入空気をろ過して清浄にしている。吐出側空気室5は所定の容量を備えた室であり、主として、吐出される圧縮空気の脈動、振動騒音を抑制するためのダンパーとして機能する。
圧縮機2の外周面、吸入側空気室4の外周面およびインナーロータモータ3の外周面の一部は、金属板を折り曲げ加工して製作したヒートシンクパッケージ6によって取り囲まれている。本例のヒートシンクパッケージ6は、U状に折り曲げた上ヒートシンクパッケージ6aおよび下ヒートシンクパッケージ6bを備えており、図2は上ヒートシンクパッケージ6aを取り外した状態で示してある。
吸入側空気室4の外周面には圧縮対象の流体である空気の吸入口、本例では2個の吸入孔7a、7bが形成されており、ここを介して圧縮対象の流体、例えば空気が吸入側空気室4の内部に導入される。圧縮機2の外周面は等角度間隔で形成された4つの平坦面部分2a(1)〜2a(4)を備えた全体として矩形の輪郭形状をしている。各平坦面部分2a(1)〜2a(4)の4つの角部分には中心軸線1aの方向に延びる凹面状部分2b(1)〜2b(4)が形成されている。各凹面状部分2b(1)〜2b(4)には、これらに沿って延びる状態で、第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)が取り付けられている。これらのうちの1本の連通用配管、例えば第2連通用配管8(2)には吐出用配管9が接続されており、その先端開口が吐出口9aとなっている。
本例では、図3に示す経路に沿って、吸入孔7a、7bから導入された吸入空気が流れて圧縮機2によって1段圧縮された後に吐出口9aから吐出される。すなわち、空気は、吸入孔7a、7bから吸入側空気室4に導入され、ここを介して第1連通用配管8(1)に流れ込む。吸入空気は第1連通用配管8(1)から圧縮機2内に配置されている第1気筒部21および第2気筒部22の吸入側に供給されて圧縮される。同様に、吸入側空気室4から第3連通用配管8(3)を介して、第3気筒部23および第4気筒部24の吸入側に供給されて圧縮される。したがって、第1、第3連通用配管8(1)、8(3)が吸入側配管として機能する。
第1気筒部21および第4気筒部24の吐出側からは圧縮空気が第4連通用配管8(4)に吐出される。同様に、第2気筒部22および第3気筒部23の吐出側からは圧縮空気が第2連通用配管8(2)に吐出される。第2連通用配管8(2)および第4連通用配管8(4)は吐出側空気室5を介して連通している。圧縮空気は、第2連通用配管8(2)から、そこに接続されている吐出用配管9を介して、その先端の吐出口9aから吐出される。したがって、第2、第4連通用配管8(2)、8(4)が吐出側配管として機能する。
ここで、第1〜第4気筒部21〜24は、圧縮機2の外周面の各平坦面部分2a(1)〜2a(4)に取り付けた一定厚さの偏平なシリンダヘッド28を備えている。各シリンダヘッド28の表面は多数列の凹凸が形成された放熱面28aとなっている。また、第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)における外周面にも、多数列の凹凸が形成された放熱面8aが設けられている。
ヒートシンクパッケージ6は、各シリンダヘッド28の放熱面28aに取り付けられている。放熱面28aは、圧縮機2の外周面の各平坦面部分2a(1)〜2a(4)から一定の高さの位置にあり、ここに取り付けられたヒートシンクパッケージ6は一定の隙間6cを開けて、圧縮機2および第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)を取り囲んでいる。各気筒部21〜24で発生した熱は、それらのシリンダヘッド28からヒートシンクパッケージ6を介して効率良く放出される。また、隙間6cを介して空気が流通するので圧縮機外周面、第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)の外周面の放熱面8a等からも放熱が効率良く行われる。
(内部構造)
図4は往復動圧縮装置1を図1のIV−IV線に沿って切断した場合の内部構造を示す斜視図である。図5は図1のV−V線に沿って切断した場合の縦断面図であり、図6は図1のVI−VI線に沿って切断した場合の縦断面図である。
これらの図も参照して説明すると、往復動圧縮装置1の圧縮機2は筒状の圧縮機ケース11を備え、この圧縮機ケース11の中心軸線1aの方向の両端には圧縮機ケース端板12および13が取り付けられている。圧縮機ケース11の内部には同軸状態でクランクシャフト14が延びており、クランクシャフト14の一方の軸端部14aは、圧縮機ケース端板12の内側面における中心部に形成した凹部に装着した軸受部15によって、回転自在の状態で支持されている。クランクシャフト14の他方の軸端部14bは、他方の圧縮機ケース端板13に形成した中心穴に装着した軸受部16によって、回転自在の状態で支持されている。また、この軸端部14bは軸受部16を貫通して延びており、その先端側の部分がモータ軸14cとなっている。
圧縮機ケース11には、第1〜第4気筒部21〜24がクランクシャフト14を中心として等角度間隔で放射状に配列されている。本例では、第1〜第4気筒部21〜24がこの順序で、円周方向に90度の角度間隔で配列されている。また、中心軸線1aの方向に沿って見た場合には、第1気筒部21、第3気筒部23、第2気筒部22および第4気筒部24の順に配列されている(図7参照)。
第1〜第4気筒部21〜24は同一構成であり、それぞれ、クランクシャフト14に連結されたコンロッド25、このコンロッド25の先端に取り付けたピストン26、シリンダ27およびシリンダヘッド28を備えている。円環状のシリンダ27は圧縮機ケース11に形成した円形開口部に装着されており、その先端開口がシリンダヘッド28によって封鎖されている。シリンダ27の内部にはピストン26が摺動可能に挿入されており、これらシリンダ27、シリンダヘッド28およびピストン26によって作動室29が形成されている。
次に、インナーロータモータ3は、クランクシャフト14の軸端部14bから連続して延びているモータ軸14cと、このモータ軸14cの外周に同軸に固定されている円環状のインナーロータアセンブリ31と、この外側を一定のギャップを開けて取り囲んでいる円環状のステータアセンブリ32を備えている。ステータアセンブリ32の外周側の部位は、その中心軸線1aの一方の側が圧縮機ケース端板13に一体形成されている円筒状ケース部分13aに連結固定されており、他方の側にはカップ状端板33が連結固定されている。これら円筒状ケース部分13a、ステータアセンブリ32の外周側部分およびカップ状端板33によってモータケースが構成されている。また、モータ軸14cの軸端部14dは、カップ状端板33の中心部に取り付けた軸受部34によって回転自在の状態で支持されており、当該軸受部34の軸線方向の外側は、カップ状端板33に取り付けた円板状カバー35によって覆われている。
一方、圧縮機2の他方の圧縮機ケース端板12には、その外側の外周縁部分から外方に突出した円筒部12aが形成されている。この円筒部12aの円環状端面には、外方に開口しているカップ状の仕切板36が同軸状に連結固定されている。これら圧縮機ケース端板12と仕切板36によって吸入側空気室4が形成されており、圧縮機ケース端板12の円筒部12aには、ここを貫通して延びる2個の吸入孔7a、7bが形成されている。また、仕切板36の開口部には端板37取り付けられて封鎖されており、これら仕切板36と端板37によって吐出側空気室5が形成されている。
ここで、図5に示すように、第1連通用配管8(1)は連通孔8bを介して第1、第2気筒部21、22の吸入側に連通している。同様に、第3連通用配管8(3)は連通孔8cを介して第3、第4気筒部23、24の吸入側に連通している。また、これら第1、第3連通用配管8(1)、8(3)は、それぞれ、圧縮機ケース端板12に形成した連通孔12b、12cを介して吸入側空気室4に連通している。
一方、図6に示すように、第2連通用配管8(2)は連通孔8dを介して第2、第3気筒部22、23の吐出側に連通しており、第4連通用配管8(4)は連通孔8eを介して第1、第4気筒部21、24の吐出側に連通している。また、第2、第4連通用配管8(2)、8(4)は、それぞれ、圧縮機ケース端板12に形成した連通孔12d、12eおよび仕切板36に形成した連通孔36a、36bを介して、吐出側空気室5に連通している。
第1〜第4連通用配管と第1〜第4気筒部の間の連通は次のように構成されている。第2連通用配管8(2)を例に挙げて説明すると、図2から分かるように、第2連通用配管8(2)の外周面において、その放熱面8aの両側には平坦面部分8f、8gが形成されている。これらの平坦面部分8f、8gは、両側に位置する第1気筒部21、第3気筒部23のシリンダヘッド28の両側の裏面部分28bに面接触状態で当接している。これら当接部に連通孔(図示せず)が形成されており、ここを介して、双方が連通している。他の連通用配管も同様な連通構造となっている。このように、連通構造がシンプルでコンパクトに形成されている。
(気筒部の構造)
次に、図7は圧縮機2の内部の主要部品を示す分解斜視図である。この図を参照して各気筒部21〜24の構造を説明する。各気筒部21〜24は同一構造であり、先に述べたように、コンロッド25、ピストン26、シリンダ27およびシリンダヘッド28から構成されている。
コンロッド25およびピストン26は相互に分離可能な分割構造となっており、圧縮機ケース11の外周面における4つの平坦面部分2a(1)〜2a(4)のそれぞれに形成したシリンダ取り付け用の開口部2c(1)〜2c(4)のそれぞれを通して、ピストン26を外側からコンロッド25に組み付け可能となっている。シリンダ27は、圧縮機ケース11の開口部2c(1)〜2c(4)のそれぞれの外側から装着して組み付け可能である。シリンダ27を圧縮機ケース11の開口部に装着した状態では、圧縮機ケース11の平坦面部分2a(1)〜2a(4)と同一面上に位置する。この状態で、シリンダヘッド28が取り付けられてシリンダ先端開口が封鎖される。
シリンダヘッド28は、シリンダ先端開口を包含する大きさのヘッド本体板41と、この裏面側にシール部材42を介して積層された板状の上バルブ座43と、このバルブ座43にシール部材44を介して積層された板状の下バルブ座45を備えている。ヘッド本体板41と上バルブ座43の間には、シール部材42によって仕切られた空気吸入通路46および空気吐出通路47が形成されている。空気吸入通路46は、上バルブ座43と下バルブ座45の間に配置したフラッパ弁からなる吸入バルブ48を介して作動室29に連通可能である。空気吐出通路47は、ヘッド本体板41と上バルブ座43の間に配置したフラッパ弁からなる吐出バルブ49を介して作動室29に連通可能である。
シリンダヘッド28は、このように、吸入吐出バルブ機構が組み込まれた一定厚さの偏平なユニット構成となっており、その平坦な下バルブ座45の表面が、圧縮機ケース11の平坦面部分2a(1)〜2a(4)に面接触状態で取り付けられている。また、図7においては図示を省略してあるが、ヘッド本体板41の表面が放熱面28aとなっている(図1、図2参照)。
(往復動圧縮装置1による作用効果)
以上のように構成された往復動圧縮装置1では、第1〜第4気筒部を等角度間隔で放射状に配列し、圧縮機外周面における各気筒部21〜24の間の部位に凹状面部分を形成し、これらの部位に第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)を配置した構成を採用しているので、装置の小型化、コンパクト化を実現できる。
また、圧縮機ケース端板12は、吸入側空気室4に導入される新鮮な空気によって絶えず晒されるので、軸受部15の部分の発熱は圧縮機ケース端板12を介して効率良く放出され、軸受部15の部分を効率良く冷却することができ、圧縮機2の内部の温度上昇を抑えることができる。吸入側空気室4を所定の容積としておくことで、当該吸入側空気室4がバッファとなって吸気に伴う振動騒音が外部に漏れることを抑制できる。さらに、吸入側空気室4にガラスファイバーなどの断熱材からなるフィルタを配置しておくことで、吸入空気から異物を除去し、清浄な空気を圧縮して供給先に吐出することができる。
さらに、第1〜第4気筒部21〜24のシリンダヘッド28の放熱面28aに取り付けたヒートシンクパッケージ6によって圧縮機2の外周が取り囲まれている。圧縮機2の各気筒部21〜24で発生した熱はシリンダヘッド28を介してヒートシンクパッケージ6の側に効率良く伝達され、ヒートシンクパッケージ6から外部に効率良く放出される。ヒートシンクパッケージ6によって騒音振動が外部に漏れることを抑制する効果も得られる。
これに加えて、圧縮機2の外周には、圧縮機ケース11とは別体の第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)が取り付けられている。これらの第1〜第4連通用配管8(1)〜8(4)を介しても効率良く熱を外部に放出することができる。
また、吸入側空気室4の外側には圧縮空気の吐出口9aに連通している吐出側空気室5を設けてある。吐出側空気室5は、吐出される圧縮流体の脈動を防止あるいは抑制するためのダンパーとして機能し、これによって、振動騒音の発生を抑制できる。吐出側空気室は、圧縮機2の端に配置されており、外部から流体が導入される吸入側空気室4に接していると共に、それ以外の外周面部分は外部に露出した状態となっている。したがって、ここを経由して吐出される圧縮流体による発熱を効率良く外部に放出することもできる。
よって、小型で、振動騒音が小さく、冷却性能に優れた往復動圧縮装置1を実現できる。
(その他の実施の形態)
図8はモータとしてアウターロータモータを用いた場合の往復動圧縮装置の例を示す斜視図であり、図9はヒートシンクパッケージを取り外した状態の往復動圧縮装置を示す斜視図である。また、図10は往復動圧縮装置を中心軸線を含む平面で切断した状態の斜視図である。
これらの図に示す往復動圧縮装置1Aは基本的な構成は上記の往復動圧縮装置1と同一である。したがって、図8〜図10においては往復動圧縮装置1の各部に対応する部位には、図1〜図7において付した符号と同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
往復動圧縮装置1Aは、圧縮機2に連結されているモータとしてアウターロータモータ3Aを採用している。すなわち、アウターロータモータ3Aでは、モータ軸14cの軸端部14dに、カップ形状のアウターロータアセンブリ31Aが同心状態に固定されている。モータ軸14cとアウターロータアセンブリ31Aの間には、圧縮機ケース端板13に形成したフランジ13Aに同軸に固定したステータアセンブリ32Aが配置されている。
また、アウターロータアセンブリ31Aの円形外周面には冷却ファン50が一体形成されている。冷却ファン50によって冷却風が圧縮機2と、これを取り囲んでいるヒートシンクパッケージ6の間の隙間6cを通って流れ、圧縮機2が効率良く冷却されるようになっている。
さらに、ヒートシンクパッケージ6Aは、圧縮機2、吸入側空気室4およびアウターロータモータ3Aの外周を覆う状態に配置されており、吐出用配管9AはL形の管であり、その先端の吐出口9aがヒートシンクパッケージ6Aに形成した開口から突出している。なお、第1〜第4気筒部21〜24のシリンダヘッド28の表面は多数の凹凸からなる放熱面28aとなっているが、図9、図10においては凹凸の表示を省略してある。
次に、上記の各例は1段圧縮式の往復動圧縮装置であるが、本発明は多段圧縮式の往復動圧縮装置にも同様に適用可能である。
上記の往復動圧縮装置1、1Aを二段圧縮式のものにする場合には、例えば、図11に示すように、吸入吐出経路を変更すればよい。図11に示すように、二段圧縮式の往復動圧縮装置1Bでは、吸入側空気室4から第4連通用配管8(4)(吸入側配管)に吸入空気を導入する。第4連通用配管8(4)から両側の第1気筒部21および第4気筒部24の吸入側に吸入空気を供給して一段圧縮する。第1気筒部21から一段圧縮後の圧縮空気を、第1連通用配管8(1)を介して第2気筒部22の吸入側に供給する。また、第4気筒部24から一段圧縮後の圧縮空気を、第3連通用配管8(3)を介して、第3気筒部23の吸入側に供給する。
第2気筒部22から2段圧縮後の圧縮空気を、第2連通用配管8(2)を介して吐出口9aから吐出する。同様に、第3気筒部23から2段圧縮後の圧縮空気を、第2連通用配管8(2)を介して吐出口9aから吐出する。この場合には、吐出側空気室5を第2連通用配管8(2)(吐出側配管)に連通させておけばよい。
この構成の二段圧縮式の往復動圧縮装置1Bにおいても、吸入側空気室4によって効率良く圧縮機2の温度上昇を抑制することができる。また、吸入側空気室4および吐出側空気室5によって振動騒音の発生を抑制できる。
なお、上記の各例は空気を圧縮する場合の例であるが、本発明は空気以外の流体を圧縮する場合にも同様に適用可能なことは勿論である。
1、1A、1B 往復動圧縮装置
1a 中心軸線
2 圧縮機
2a(1)〜2a(4) 平坦面部分
2b(1)〜2b(4) 凹面状部分
2c(1)〜2c(4) 開口部
3 インナーロータモータ
3A アウターロータモータ
4 吸入側空気室
5 吐出側空気室
6、6A ヒートシンクパッケージ
6a 上ヒートシンクパッケージ
6b 下ヒートシンクパッケージ
6c 隙間
7a、7b 吸入孔
8(1)〜8(4) 連通用配管
8a 放熱面
8b、8c、8d、8e 連通孔
8f、8g 平坦面部分
9、9A 吐出用配管
9a 吐出口
11 圧縮機ケース
12、13 圧縮機ケース端板
12a 円筒部
12b、12c、12d、12e 連通孔
14 クランクシャフト
14a、14b 軸端部
14c モータ軸
14d 軸端部
15、16 軸受部
21〜24 第1〜第4気筒部
25 コンロッド
26 ピストン
27 シリンダ
28 シリンダヘッド
28a 放熱面
28b 裏面
29 作動室
31 インナーロータアセンブリ
31A アウターロータアセンブリ
32 ステータアセンブリ
32A ステータアセンブリ
33 カップ状端板
34 軸受部
35 円板状カバー
36 仕切板
37 端板
41 ヘッド本体板
42 シール部材
43 上バルブ座
44 シール部材
45 下バルブ座
46 空気吸入通路
47 空気吐出通路
48 吸入バルブ
49 吐出バルブ
50 冷却ファン

Claims (6)

  1. 吸入口から吸入した吸入流体を、クランクシャフトを中心として放射状に配列されている第1〜第4気筒部によって一段圧縮あるいは二段圧縮し、圧縮後の圧縮流体を吐出口から吐出する往復動圧縮装置において、
    前記クランクシャフトが内蔵されている筒状の圧縮機ケースと、
    前記圧縮機ケースにおける軸線方向の一方の端に隣接配置され、前記吸入口が形成されている吸入側流体室と、
    前記吸入側流体室における前記圧縮機ケースとは反対側の端に隣接配置され、前記吐出口に連通している吐出側流体室と、
    前記圧縮機ケースおよび前記吸入側流体室の間を仕切っている圧縮機ケース端板と、
    前記圧縮機ケースの外周面における前記第1〜第4気筒部の間に位置する部位にそれぞれ取り付けた第1〜第4連通用配管とを有し、
    前記圧縮機ケース端板には前記クランクシャフトの軸端部を支持している軸受部が取り付けられており、
    前記第1〜第4連通用配管のうちの少なくとも1つの連通用配管は、前記吸入側流体室から前記第1〜第4気筒部のうちの2つの気筒部の吸入側に前記吸入流体を導く吸入側配管であり、
    前記第1〜第4連通用配管のうちの残りの3つの連通用配管のうちの少なくとも1つの連通用配管は、前記吐出側流体室に連通していると共に、前記第1〜第4気筒部のうちの残りの2つの気筒部から吐出される圧縮流体を前記吐出口に導く吐出側配管であることを特徴とする往復動圧縮装置。
  2. 請求項1において、
    前記圧縮機ケースの前記外周面は、等角度間隔に形成された4つの平坦面部分を備えた矩形輪郭をしており、これらの平坦面部分の4つの角部分には前記軸線方向に延びる凹面状部分が形成されており、
    前記第1〜第4気筒部は前記クランクシャフトを中心として等角度間隔で放射状態に配列されており、当該第1〜第4気筒部のシリンダヘッドのそれぞれは、前記圧縮機ケースの前記平坦面部分のそれぞれに取り付けられており、
    前記凹面状部分には、当該凹面状部分に沿って、前記第1〜第4連通用配管のそれぞれが配置されて、当該第1〜第4連通用配管のそれぞれは、隣に位置する前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドのそれぞれに当接しており、
    前記第1〜第4連通用配管と前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドの間の連通は、これらの間の当接部に形成されており、
    前記吸入側配管は、前記圧縮機ケース端板に形成した吸入側連通孔を介して、前記吸入側流体室に連通しており、
    前記吐出側配管は、前記圧縮機ケース端板に形成した吐出側連通孔、および、前記吸入側流体室と前記吐出側流体室を仕切っている仕切板に形成した吐出側連通孔を介して、前記吐出側流体室に連通している往復動圧縮装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記圧縮機ケースの外周面および当該外周面に取り付けられている前記第1〜第4連通用配管を、所定の隙間を開けて取り囲んでいる金属板からなるヒートシンクパッケージを有し、
    前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドの表面はそれぞれ凹凸状の放熱面となっており、
    前記第1〜第4連通用配管の外周面には凹凸状の放熱面が形成されており、
    前記ヒートシンクパッケージは、前記第1〜第4気筒部の前記シリンダヘッドの前記放熱面のそれぞれに取り付けられている往復動圧縮装置。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記クランクシャフトにおける前記クランクシャフト軸受によって支持されている軸端部とは反対側の軸端部には、アウターロータモータあるいはインナーロータモータのモータ軸が同軸に連続しており、
    前記ヒートシンクパッケージは、前記アウターロータモータあるいは前記インナーロータモータの外周の少なくとも一部を覆う状態に配置されている往復動圧縮装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記第1〜第4気筒部は、前記クランクシャフトを中心として、この順序で周方向に等角度間隔に配列され、
    前記第1および第2気筒部の間に前記第1連通用配管、前記第2および第3気筒部の間に前記第2連通用配管、前記第3および第4気筒部の間に前記第3連通用配管、前記第4および前記第1気筒部の間に前記第4連通用配管が、それぞれ位置しており、
    前記第1連通用配管および前記第3連通用配管は前記吸入側流体室に連通している前記吸入側配管であり、前記第1連通用配管は前記第1気筒部および前記第2気筒部の吸入側にそれぞれ連通しており、前記第3連通用配管は前記第3気筒部および前記第4気筒部の吸入側にそれぞれ連通しており、
    前記第2連通用配管および前記第4連通用配管は前記吐出側流体室に連通している前記吐出側配管であり、前記第2連通用配管は前記第2気筒部および前記第3気筒部の吐出側にそれぞれ連通しており、前記第4連通用配管は前記第1気筒部および前記第4気筒部の吐出側にそれぞれ連通しており、
    前記第1〜第4気筒部を経由して1段圧縮された後の前記圧縮流体が前記吐出口から吐出される往復動圧縮装置。
  6. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記第1〜第4気筒部は、前記クランクシャフトを中心として、この順序で周方向に等角度間隔に配列され、
    前記第1および第2気筒部の間に前記第1連通用配管、前記第2および第3気筒部の間に前記第2連通用配管、前記第3および第4気筒部の間に前記第3連通用配管、前記第4および前記第1気筒部の間に前記第4連通用配管が、それぞれ位置しており、
    前記第4連通用配管は前記吸入側流体室に連通している前記吸入側配管であり、当該第4連通用配管は前記第1および第4気筒部の吸入側にそれぞれ連通しており、
    前記第1連通用配管は、前記第1気筒部の吐出側および前記第2気筒部の吸入側にそれぞれ連通しており、
    前記第3連通用配管は、前記第4気筒部の吐出側および前記第3気筒部の吸入側にそれぞれ連通しており、
    前記第2連通用配管は前記吐出側流体室に連通している前記吐出側配管であり、当該第2連通用配管は、前記第2気筒部および前記第3気筒部の吐出側にそれぞれ連通しており、
    前記第1気筒部および前記第4気筒部から吐出される1段圧縮流体が、前記第2気筒部および前記第3気筒部で圧縮されて2段圧縮流体となって、前記吐出口から吐出される往復動圧縮装置。
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WO2016084137A1 (ja) * 2014-11-26 2016-06-02 株式会社日立産機システム 圧縮機

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