JP2014001476A - スノーボードパンツ - Google Patents

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和美 中田
Takako Sawada
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Abstract

【課題】ルーズフィットのパンツデザインを損なわずに、雪がパンツの裾口からパンツの内部に侵入することを抑制できるスノーボードパンツを提供する。
【解決手段】本発明は、表地および裏地を股下部60,70に含むスノーボードパンツ1であって、股下部60,70において、裏地は、表地と裾口近傍76のみで接合し、股下部60,70の裾の部分70の裏地は、弾性を有し、伸ばした状態で裾の部分の裏地に接合された、裾口74周りの方向に延びる弾性ベルト132を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、スノーボードをするときに着用するパンツであるスノーボードパンツに関する。
スノーボード競技には、ハーフパイプに代表されるフリースタイル系競技とスラロームに代表されるアルペン系競技とがある。フリースタイル系競技とアルペン系競技とでは、使用されるブーツおよびボードの材質や形状などが異なる。また、フリースタイル系競技とアルペン系競技とでは、スノーボーダーのスタンディングスタイルも異なる。アルペン系競技はスキーに近い競技であり、使用されるブーツは樹脂性のハードブーツであり、競技者用パンツには、空気の抵抗が少ない体に密着したものが用いられる。一方、フリースタイル系競技では、エアーターン時のグラブ(空中でボードを手で掴む姿勢のこと。)に代表される技をスノーボーダーが行えるようにするために、足首が深く曲がるソフトブーツが用いられ、着用されるウェアとしてウェア全体は動きやすい緩やかなものが用いられ、ゆとりをもってスノーボーダーがパンツを着用できるようにするために、パンツの脚部がスノーボーダーの足の長さよりも長くなっている。しかし、何れのスタイルにしても、スノーボーダーとスキーヤーの大きな違いは、リフトに乗るときに、スキーヤーはスキーを装着したまま、リフトに着席するのに対し、スノーボーダーは、片足をバインディング(ドイツから日本に入ってきたスキーでは、ビンディングと呼ばれるが、同じものである。)から外して、雪面を蹴ってリフト乗車位置まで進んでリフトに着席し、リフトから降りてからバインディングにブーツを取り付ける動作を繰り返す。ルーズフィット(体に密着させず、余裕を持たせて着用する衣服。)を着用するフリースタイル系のスノーボードパンツでは、スノーボードパンツの脚部がスノーボーダーの足の長さよりもかなり長いため、ボードからブーツを外すと、スノーボードパンツの裾は雪面に引きずられることになる。アルペン系競技の場合もスノーボードパンツの脚部は長めになっていており、アルペン系競技はスピードを求める競技なので、転倒時だけでなく、急なブレーキングでも雪がパンツの裾の内側に舞い上げられる。
リフトに乗るために、スノーボーダーが片足をバインディングから外したとき、スノーボードパンツの裾が雪面に引きずられないようにし、雪がパンツの裾からパンツの内部に入り込まないようにするための方法として、たとえば、特許文献1に示すズボンのように、ズボンの膝下部位の内壁面に上部接続部によってつり下げた管状部をスノーボードパンツに設ける方法がある。管状部はスノーボードブーツの筒部と密着し、これにより、裾口からスノーボードパンツの内部に雪が侵入することを防止できるとともに、スノーボーダーが片足をバインディングから外したときに、スノーボードパンツの裾が雪面に引きずられないようにすることができる。
実開2002−212807号公報
しかしながら、競技者は別として、一般のスノーボーダーは、スノーボードパンツにファッション性を求める。特許文献1に記載の管状部を設けたスノーボードパンツ着用した場合、スノーボードブーツの筒部と密着した管状部によって、スノーボードパンツの表地が引っ張られ、スノーボードパンツのゆったりとした外観が損なわれる場合がある。
本発明は、スノーボードパンツにファッション性を求めるスノーボーダーの要求に鑑み、ルーズフィットのパンツデザインを損なわずに、雪がパンツの裾口からパンツの内部に侵入することを抑制できるスノーボードパンツを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の構成を採用した。
すなわち、本発明は、表地および裏地を股下部に含むスノーボードパンツであって、股下部において、裏地は、表地と裾口近傍のみで接合し、股下部の裾の部分の裏地は、弾性を有し、伸ばした状態で裾の部分の裏地に接合された、裾口周りの方向に延びる弾性ベルトを含む。
本発明によれば、ルーズフィットのパンツデザインを損なわずに、雪がパンツの裾口からパンツの内部に侵入することを抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態のスノーボードパンツの外観の正面図である。 図2は、本発明の一実施形態のスノーボードパンツの裏地を説明するための図である。 図3は、本発明の一実施形態のスノーボードパンツを作製するときの裾部裏地と弾性ベルトとの間の接合を説明するための図である。 図4は、本発明の一実施形態のスノーボードパンツを着用した着用者がスノーボード用ブーツを履いたときのスノーボートパンツを説明するための図である。 図5は、本発明の一実施形態のスノーボードパンツを着用した着用者がスノーボード用ブーツをバインディングに装着したときのスノーボードパンツを説明するための図である。 図6は、本発明の一実施形態のスノーボードパンツの裾開閉部を開放したときの外観を示す図である。
以下、図を参照して、本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツを説明する。図1は、スノーボードパンツの外観の正面図である。スノーボードパンツ1は、股止まり10より上の股上部20と股止まり10より下の股下部50とからなる。
股上部20は、スノーボートパンツ1のウエスト口22のウエスト口周りに沿って設けられたスノーカフ24と、ウエスト口22のウエスト口周りに沿って、スノーカフ24の下に設けられたウエストバンド26と、ウエストバンド26の下に設けられ、着用者の腰周りおよびヒップ周りを覆う腰部28とを有する。スノーカフ24は、スノーボードパンツ1の中にウエスト口22から雪が侵入することを防止する。スノーカフ24の上部には、ウエスト口周りの方向に延設された、伸縮性を有する弾性バンド32が設けられている。この弾性バンド32により、スノーカフ24を着用者の腰周りに密着させることができる。また、スノーカフ24の前には、たとえば、面ファスナにより構成されたスノーカフ開閉部34が設けられている。これにより、スノーカフ24の前は開閉自在になる。なお、スノーボードパンツの中にウエスト口から雪が侵入することを上着によって防止できる場合、上述のようなスノーカフをスノーボードパンツに設けなくてもよい。
ウエストバンド26には、ベルト通し36と、ウエストバンド26のウエスト口周りの方向の長さを調整するアジャスタ部38とが設けられている。腰部28には、両脇側には脇ポケット42が、および前には前開閉部44が設けられている。前開閉部44は、たとえばスライドファスナから構成される。これにより、腰部28の前は開閉自在になる。
股下部50は、着用者のもも周りおよびひざ周りを覆う脚部60と、股下部50の裾の部分の裾部70とを有する。裾部70の脇側には、裾開閉部72が設けられている。裾開閉部72は、たとえば、スノーボートパンツ1の丈の方向に延び、裾口74に至るスライドファスナから構成される。これにより、裾部の脇側は開閉自在になる。なお、裾部70の内股側に裾開閉部を設けて、裾部の内股側を開閉自在にしてもよい。
スノーボードパンツ1の表地には、伸縮性を有し、撥水性および/または防水性を有する生地を使用してもよい。撥水性とは、表面で水をはじく性質であり、防水性とは、水が中にしみ込まない性質である。
次に、図2を参照して、スノーボードパンツ1の裏地を説明する。図2は、スノーボードパンツ1の裏地を説明するための図である。
スノーカフ24の生地は、ウエストバンド26の領域まで延在しており、スノーカフ24の生地がウエストバンド26の裏地になる。このスノーカフ24およびウエストバンド26の裏地(以下、2つを合わせて、ウエスト口ウエストバンド裏地110と呼ぶ)は、撥水性および/または防水性を有する。これにより、雪が溶けることによって形成された水によってスノーボードパンツ1の中が濡れることを抑制できる。ウエスト口ウエストバンド裏地110は、たとえば、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン繊維、ポリオレフィン繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維などの撥水性および/または防水性を有する繊維またはフッ素加工などの撥水および/または防水処理された繊維などから作製される。また、樹脂フィルムを使用してウエスト口ウエストバンド裏地を作製してもよい。ウエスト口ウエストバンド裏地110は、ウエストバンド26の部分で表地と縫合される。
ウエスト口ウエストバンド裏地110の下には、本体部裏地120が設けられている。本体部裏地120は、スノーボードパンツ1の腰部26および脚部60の裏地である。本体部裏地120は、上述のウエスト口ウエストバンド裏地110および後述の裾部裏地130に比べて、高い保温性および吸湿性を有する。保温性とは、着用者から発生した熱が外部へ逃げることを抑制する性質である。吸湿性とは、着用者から排出された汗などの水分を吸収する性質である。本体部裏地120には、たとえば、ウール、セラミックを練り込んだ繊維、中空繊維、絹(シルク)、綿などの繊維が用いられる。また、パイル編みなど繊維の編み方または織り方によって本体部裏地120に用いる生地の中の空気層を増加させて、本体部裏地120の保温性および吸湿性を高めてもよい。これにより、スノーボーディングを行っているときにスノーボートパンツ1の中が蒸れることを抑制でき、スノーボーディングを行った後、着用者の下半身が冷えるのを抑制できる。本体部裏地120のウエスト口22側の端は、ウエスト口ウエストバンド裏地110の裾口74側の端と縫合している。通気性を良好にするために、本体部裏地120は、メッシュ構造を有していてもよい。本体部裏地120は、前開閉部44において、腰部28の表地と縫合し、接合している。
本体部裏地120の下には、裾部70の裏地である裾部裏地130が設けられている。裾部裏地130は、撥水性および/または防水性を有する。これにより、雪が溶けることによって形成された水によってスノーボードパンツ1の中が濡れることを抑制できる。裾部裏地130は、たとえば、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、ポリプロピレン繊維、ポリオレフィン繊維、ポリアミド系繊維、ポリウレタン系繊維、中空繊維などの撥水性および/または防水性を有する繊維またはフッ素加工などの撥水および/または防水処理された繊維などから作製される。裾部裏地130のウエスト口22側の端は、本体部裏地120の裾口74側の端と縫合している。裾部裏地130は、裾口近傍76で裾部70の表地と縫合し、接合している。
裾部裏地130には、裾口周りの方向に延びている弾性ベルト132が設けられている。弾性ベルト132は、弾性を有し、たとえば、イソプレンゴム、ブタジエンゴムおよびスチレン/ブタジエンゴムなどの汎用ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレン/プロピレンゴムおよびクロロスルホン化ポリエチレンなどの準汎用ゴム、アクリルゴム、多硫化系ゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴムおよびポリウレタンエラストマなどの特殊ゴムおよび天然ゴムなどから形成される。弾性ベルト132は、縫着(縫合)または熱圧着により裾部裏地130に接合される。
図3(a)に示すように、弾性ベルト132は、伸ばした状態で裾部裏地130に接合される。したがって、弾性ベルト132が収縮することによって、図3(b)に示すように、弾性ベルト132が設けられた裾部裏地130における、弾性ベルト132が延びる方向の長さは、弾性ベルト132が設けられていない裾部裏地130における、弾性ベルト132が延びる方向の長さに比べて小さくなる。このため、図2に示すように、弾性ベルト132が設けられている部分における裾部裏地130の裾口周りの方向の長さは、弾性ベルト132が設けられていない場合の長さに比べて小さくなる。
図2に示すように、股下部50において、裏地120,130は、裾口近傍76以外で表地と接合していないので、裾口近傍76以外では、股下部50において、裏地120,130は、表地から剥離自在になる。また、上述したように、弾性ベルト132が設けられている部分における裾部裏地130の裾口周りの方向の長さは小さくなっている。このため、図4に示すように、スノーボートパンツ1の着用者がスノーボードブーツ200を履いたとき、弾性ベルト132がスノーボードブーツ200の筒部210と密着して、裾口74からスノーボードパンツ1の内部に雪が侵入することを抑制するとともに、表地152のルーズな状態は維持される。
また、図5に示すように、着用者がスノーボード310に乗って雪上を滑走するために、バインディング320にスノーボードブーツ200を装着した場合も、弾性ベルト132が、バインディング320が取り付けられているスノーボードブーツ200の筒部220と密着して、裾口74からスノーボードパンツ1の内部に雪が侵入することを抑制するとともに、表地152のルーズな状態は維持される。
次に、図6を参照して、裾部70に設けられた裾開閉部72を説明する。図6は、裾部70の裾開閉部72を開放したときの外観を示す図である。
たとえば、図6に示すようにスライドファスナで裾開閉部72を構成することができる。また、裾開閉部72を開放したとき、すなわち、スライダ134をエレメント136の端まで移動させて、スライドファスナを開放したとき、開放された2つのエレメント136の間の開放部分を隠すマチ部144を2つのエレメント136に縫合してもよい。マチ部144は、裾口74まで延在していることが好ましい。これにより、裾開閉部72を開放したときに雪がスノーボードブーツの中に侵入することを抑制できる。
裾開閉部72を開放したときに、マチ部144が表地152と同じように見えるようにするために、マチ部144の色、柄などは、表地152の色、柄などと同一であることが好ましい。また、マチ部144の生地は、表地152の生地と同一でもよいし、異なっていてもよい。マチ部144の生地には、撥水性および/または防水性を有する生地を使用することが好ましい。
裾開閉部72を裾部70に設けることによって裾口74の裾周りの長さを調整することができる。たとえば、リフトに乗るために、着用者が片足をバインディングから外したとき(図4参照)、スノーボードパンツの裾74が雪面にさらに引きずられないようにするために、裾開閉部72を閉じて裾口74の裾周りの長さを小さくすることができる。
一方、着用者がスノーボード310に乗って雪上を滑走するために、バインディング320にスノーボードブーツ200を装着したとき(図5参照)、バインディング320が取り付けられているスノーボードブーツ200の筒部220は、バインディング320が取り付けられていないときのスノーボードブーツ200の筒部210に比べて太くなる。このとき、裾口74の裾周りの長さが小さいと、スノーボードパンツ1の裾がバインディング320にスノーボードブーツ200を装着するときに邪魔になったり、バインディング320が取り付けられているスノーボードブーツ200の筒部220に、スノーボードパンツ1の裾部70を被せることが難しくなったりする場合がある。
本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツ1では、着用者がバインディング320にスノーボードブーツ200を装着するときは、裾開閉部72を開放して裾口74の裾周りの長さを大きくすることができる。したがって、裾開閉部72を開放することによって、スノーボードパンツ1の裾がバインディング320にスノーボードブーツ200を装着するときに邪魔にならないようにしたり、バインディング320が取り付けられているスノーボードブーツ200の筒部220に、スノーボードパンツ1の裾部70を被せることを容易にしたりすることができる。
とくにスノーボードでは、着用者は、リフトに乗り降りするたびに、バインディング320にスノーボードブーツ200を装着したり、バインディング320からスノーボード200を外したりしなくてはならないので、裾開閉部72を開閉することで裾口74の裾周りの長さを調整することができる、本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツ1は、非常に便利である。
また、裾開閉部72を開閉することで裾口74の裾周りの長さを調整することができるので、多様な太さの筒部210を有するスノーボードブーツ200に本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツ1は対応できる。たとえば、スノーボードブーツに設けられた紐をきつく締めるためのボタンが設けられ、筒部が見かけ上、太くなったスノーボードブーツに対しても本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツ1は対応することができる。
以上の一実施形態によるスノーボードパンツ1は、次のような作用効果を奏する。
(1)股下部50において、裏地120,130は、表地と裾口近傍76のみで接合し、股下部50の裾部70の裏地130は、弾性を有し、伸ばした状態で裾部70の裏地130に接合された、裾口74周りの方向に延びる弾性ベルト130を含むようにした。これにより、スノーボードパンツ1におけるルーズフィットのパンツデザインを損なわずに、雪がスノーボードパンツ1の裾口74からスノーボードパンツ1の内部に侵入することを抑制できる。
(2)裾部70の脇側または内股側を開閉自在にする裾開閉部72を含み、裾部70は、裾開閉部72を開放したときの開放部分を隠す、裾口74まで延在するマチ部144をさらに含むようにした。これにより、裾口74の裾周りの長さを調整することができるとともに、裾開閉部72を開放したときに雪がスノーボードブーツの中に侵入することを抑制できる。
(3)表地および裏地を含み、着用者の腰周りおよびヒップ周りを覆う腰部28を含み、股下部50は、着用者のもも周りおよびひざ周りを覆う脚部60を有し、腰部28および脚部60の本体部裏地120は、裾部裏地130よりも高い保温性および吸湿性を有し、裾部裏地130は、撥水性および/または防水性を有するようにした。これにより、雪が溶けることによって形成された水によってスノーボードパンツ1の中が濡れることを抑制できるとともに、スノーボーディングを行っているときにスノーボートパンツ1の中が蒸れることを抑制でき、スノーボーディングを行った後、着用者の下半身が冷えることを抑制できる。すなわち、これにより、スノーボードパンツ1のはき心地が良好になる。
以上の一実施形態によるスノーボードパンツ1を、次のように変形することができる。
(1)股下部50において、表地の強度の高い部分で裏地を表地とさらに接合するようにしてもよい。これにより、股下部50において、裏地が表地に対してねじれてしまうことを抑制できる。表地の強度の高い部分としては、たとえば裾開閉部72がある。裾開閉部72は、裾部72を開閉させるための構成要素、たとえば、スライドファスナのエレメントを設けたテープが表地に逢着されているので、表地の強度は高くなっている。股下部50の裏地を、表地からできるだけ剥離自在にするために、裾開閉部72全体ではなく、裾開閉部72の一部で、裏地を表地と接合することが好ましい。たとえば、図6に示すようにスライドファスナを全開させたときのスライダ134近傍の領域で、裏地を表地と逢合することにより、裏地を表地と接合してもよい。
(2)本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツ1は、スキー競技を行うときに着用してもよい。すなわち、本発明の一実施形態におけるスノーボードパンツ1をスキーパンツとして使用してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明は上記実施形態の構成になんら限定されるものではない。
1 スノーボードパンツ
10 股止まり
20 股上部
22 ウエスト口
24 スノーカフ
26 ウエストバンド
28 腰部
32 弾性バンド
50 股下部
60 脚部
70 裾部
72 裾開閉部
74 裾口
76 裾口近傍
110 ウエスト口ウエストバンド裏地
120 本体部裏地
130 裾部裏地
132 弾性ベルト
134 スライダ
136 エレメント
144 マチ部
152 表地
200 スノーボードブーツ
210 筒部
310 スノーボード
320 バインディング

Claims (4)

  1. 表地および裏地を股下部に含むスノーボードパンツであって、
    前記股下部において、前記裏地は、前記表地と裾口近傍のみで接合し、
    前記股下部の裾の部分の裏地は、弾性を有し、伸ばした状態で前記裾の部分の裏地に接合された、裾口周りの方向に延びる弾性ベルトを含む、スノーボードパンツ。
  2. 前記裾の脇側または内股側を開閉自在にする裾開閉部を含み、
    前記裾の部分は、前記裾開閉部を開放したときの開放部分を隠す、前記裾口まで延在するマチ部をさらに含む、請求項1に記載のスノーボードパンツ。
  3. 前記股下部において、前記裏地は、前記裾開閉部で前記表地とさらに接合する、請求項2に記載のスノーボードパンツ。
  4. 表地および裏地を含み、着用者の腰周りおよびヒップ周りを覆う腰部を含み、
    前記股下部は、着用者のもも周りおよびひざ周りを覆う脚部を有し、
    前記腰部および前記脚部の裏地は、前記裾の部分の裏地よりも高い保温性および吸湿性を有し、
    前記裾の部分の裏地は、撥水性および/または防水性を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスノーボードパンツ。
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