JP2007016366A - スポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア - Google Patents

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Abstract

【課題】スキーのダウンヒル、スピードスケート等において競技中に疲れがでてくると基本の前傾姿勢を維持できなくなり、基本姿勢が変わると投影面積が増えることにより空気抵抗が増大して良い記録が生じない。
【解決手段】伸縮性を有する競技用ウェア3の生地本体1よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2を競技用ウェアの生地裏面5に縫製または接着し、該姿勢制御用生地2が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽にとれるようよう縫製したスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェアを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、選手が着用することにより当該スポーツ競技の基本姿勢を維持して制御できる競技用ウェア、より詳細には、競技用アンダーウェア、競泳用水着、スピードスケート競技用ウェア、ダウンヒル等のスキー競技用ウェア、等を広く含む競技用ウェア、に関するものである。
スポーツ競技の中でも、殊にスキーのダウンヒル、スピードスケート等においては、例えば、競技中に疲れがでてくると基本の前傾姿勢を維持できなくなり、基本姿勢が崩れて変わると投影面積が増えることにより空気抵抗が増大して良い記録が生じないことが明らかである。
また、競泳のクロール、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎ等の場合には、競泳中に疲労してくると足が下がり、流水抵抗が増大して良い記録が生じないことも明らかである。
而して、本発明は、特にスキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、競技用ウェアの中に当該スポーツ競技のプレイにおける最良の基本姿勢を維持して制御するための機構を備え、選手が競技中に同一基本姿勢を維持できるように補助して疲労の軽減を図り、該最良の基本姿勢を維持することにより低抵抗の最良の姿勢を維持できるよう制御可能とする競技用ウェアを提供するものである。
従来、スポーツウェアにおいて、被服圧を加えることにより、筋力の補強や筋力を強化して運動機能の増大を促すものが、特許文献1(特許第3012819号公報)や特許文献2(特開2005−146450号公報)にて開示されている。
更に、特許文献3(特開2001−32104号公報)には、女子の競泳用水着において、体幹部から大腿部や下腿部まで連続的に生地で覆い、男子の競泳用水着においては、ウエスト部から大腿部や下腿部まで覆うか、もしくは体幹部から大腿部や下腿までを連続的に生地で覆うことで、該競泳水着に用いられる伸縮性生地の作用に由来する体長方向のサポート力により、競技者は競泳中に頭部の位置に対して腰、膝、足先の位置を水面に対して平行な姿勢を保つことが容易になり、該姿勢の保持により抵抗を軽減する技術が開示されている。
然しながら、本発明の如く、スキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、競技用ウェアの中に当該スポーツ競技のプレイにおける最良の基本姿勢を維持して制御するための機構を備え、選手が競技中に同一基本姿勢を維持できるように補助して疲労の軽減を図り、該基本姿勢を維持することで低抵抗の最良の姿勢を維持できるように制御するような競技用ウェアを提供するものは皆無であった。
特許第3012819号公報 特開2005−146450号公報 特開2001−32104号公報
スポーツ競技の中でもスキーのダウンヒル、スピードスケート等においては、例えば、競技中に疲れがでてくると基本の前傾姿勢を、競技選手は最早維持できなくなり、基本姿勢が変わってしまい投影面積が増えることにより空気抵抗が増大して良い記録が生じないことは明らかである。
また、競泳のクロール、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎ等の場合においても、競泳中に疲労してくると必然的に足が下がってしまい、その結果流水抵抗が増大してしまい良い記録が生じないことも明らかである。
而して、本発明は、スキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、競技用ウェアの中に当該スポーツ競技のプレイにおける最良の基本姿勢を維持し制御するための機構を備え、選手が競技中に同一基本姿勢を常時維持できるように補助して疲労の軽減を図り、該基本姿勢を維持することで低抵抗の最良の姿勢を維持できるよう制御する競技用ウェアを提供するものである。
本発明は、伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を、競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競技時に前傾姿勢を採ったときには背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたことをもってその要旨とする。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用ウェアの生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたことにも要旨がある。
更には、本発明は、伸縮性を有する競技用アンダーウェアに該アンダーウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地をアンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたことを要旨とする。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用アンダーウェアの生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されていることを要旨ともしている。
また、本発明は、伸縮性を有するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着において、該水着の生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を前記水着の生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競泳時に背中側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように縫製されたことを要旨とする。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織されるクロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部にて競泳時に背中側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように構成されたことにも要旨がある。
更に、本発明は、伸縮性を有する背泳ぎの競泳用水着において、該水着の生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を前記水着の生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競泳時に腹部側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように縫製されたことに要旨がある。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される背泳ぎ競泳用水着の生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部にて競泳時に腹部側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように構成されたことに要旨がある。
また、本発明において、競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着される伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部が緊締された状態にて競技用ウェアの生地裏側に縫製または接着されていることに要旨がある。
また、本発明において、競技用ウェアの生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部を緊締された状態に交編または交織されていることにも要旨がある。
更に、本発明において、競技用アンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部が緊締された状態にてアンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着されていることに要旨がある。
また、本発明において、競技用アンダーウェアの生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部を緊締された状態に交編または交織されていることに要旨がある。
また、本発明において、クロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体の生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地は、肩掛けした形状で背中部方向に帯状に延びて両大腿部、脚部足首上部に周着され前記帯状の背中部が緊締された状態にて水着生地裏面に縫製または接着されていることにも要旨がある。
更には、本発明において、クロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、肩掛けした形状で背中部方向に帯状に延びて両大腿部、両脚部足首上部に周着され、前記帯状の背中部を緊締した状態に交編または交織されていることに要旨がある。
また、本発明において、背泳ぎ競泳用水着の生地本体の生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地は、肩掛けした形状で腹部方向に延びて両大腿部、脚部足首上部に周着され前記腹部が緊締された状態にて水着生地裏面に縫製または接着されていることに要旨がある。
また、本発明において、背泳ぎ競泳用水着の生地本体の中に切り替えしにより形成される生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は肩掛けした形状で腹部方向に延びて両大腿部、両脚部足首上部に周着され、前記腹部が緊締された状態に交編または交織されていることに要旨がある。
また、本発明において、姿勢制御用生地、または姿勢制御用生地部は、ナイロン、ポリウレタン系の伸縮度の強い伸縮性繊維をメッシュ状に交編または交織したパワーメッシュにより構成されていることにも要旨がある。
更にまた、本発明は、競技用ウェアにおいて、伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地表面に縫製または接着し、または該姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地表面に縫製または接着した後、該姿勢制御用生地を前記競技用ウェアの生地本体で覆うよう構成したことに要旨がある。
而して、本発明は、上述の課題の解決手段を用いることにより、スキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、競技用ウェアの中に当該スポーツ競技のプレイにおける最良の基本姿勢を維持して制御するための機構を備え、選手が競技中に同一基本姿勢を維持できるように補助して疲労の軽減を図り、該基本姿勢を維持することで低抵抗の最良の姿勢を維持できるよう制御する競技用ウェアを提供することができた。
従って、スポーツ競技の中でもスキーのダウンヒル、スピードスケート等においては、例えば、競技中に競技者が疲労してくると基本の前傾姿勢が維持できなくなり、該基本姿勢が崩れて姿勢が変わってしまうと、投影面積が増え空気抵抗が増大するので好記録は期待できなくなるが、本発明は、この点を防止して好記録が期待できる競技用ウェアを提供することができた。
また、競泳のクロール、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎの場合等では、競泳中に競泳者が疲労してくると足が下がり、流体抵抗が増大することになり、この競技においても、好記録が期待できなくなるが、本発明は、この点を防止して好記録が期待できる競技用水着を提供することができた。
本発明は、伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されていることが好ましい。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用ウェアの生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されていることが好ましい。
また、本発明は、伸縮性を有する競技用アンダーウェアに該アンダーウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地をアンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されていることが好ましい。
更には、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用アンダーウェアの生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されていることが好ましい。
また、本発明は、伸縮性を有するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着において、該水着の生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を前記水着の生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競泳時に背中側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように縫製されていることが好ましい。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織されるクロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部にて競泳時に背中側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように構成されていることが好ましい。
更には、本発明は、伸縮性を有する背泳ぎの競泳用水着において、該水着の生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を前記水着の生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競泳時に腹部側より大腿部を引っ張り足が下がらないように縫製されていることが好ましい。
また、本発明は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される背泳ぎ競泳用水着の生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部にて競泳時に腹部側より大腿部を引っ張り、足が下がらないように構成されていることが好ましい。
また、本発明において、競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着される伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし、前記帯状の背中部が緊締された状態にて競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着されていることも好ましい。
また、本発明において、競技用ウェアの生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし、前記帯状の背中部を緊締された状態に交編または交織されていることが好ましい。
また、本発明において、競技用アンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし、前記帯状の背中部が緊締された状態にてアンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着されていることも好ましい。
また、本発明において、競技用アンダーウェアの生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延びて両大腿部を覆う形状となし、前記帯状の背中部を緊締された状態に交編または交織されていることが好ましい。
更に、本発明において、クロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体の生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地は、肩掛け形状部で背中部方向に帯状に延びて両大腿部、両脚部足首上部に周着され前記帯状の背中部が緊締された状態にて水着の生地裏面に縫製または接着されていることが好ましい。
また、本発明において、クロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、肩掛け形状部で背中部方向に帯状に延びて両大腿部、両脚部足首上部に周着され、前記帯状の背中部を緊締した状態に交編または交織されていることも好ましい。
また、本発明において、背泳ぎ競泳用水着の生地本体の生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地は、肩掛け形状部で腹部方向に延びて両大腿部、両脚部足首上部に周着され前記腹部が緊締された状態にて水着生地裏面に縫製または接着されていることが好ましい。
また、本発明において、背泳ぎ競泳用水着の生地本体の中に切り替えしにより形成される生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部は、肩掛け形状部で腹部方向に延びて両大腿部、両脚部足首上部に周着され、前記腹部が緊締された状態に交編または交織されていることをも要旨とする。
また本発明において、姿勢制御用生地、または姿勢制御用生地部は、ナイロン、ポリウレタン系の伸縮度の強い伸縮性繊維をメッシュ状に交編または交織したパワーメッシュにより構成されていることをもまた要旨とする。
更にまた、本発明は、競技用ウェアにおいて、伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地表面に縫製または接着し、または該姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地表面に縫製または接着した後、該姿勢制御用生地を前記競技用ウェアの生地本体で覆うよう構成したことを要旨としている。
尚、本発明に於いて乃至明細書に於いて単に競技用ウェアと言う場合は、既に(0001)に於いて述べたように、競技用アンダーウェアあるいは競技用水着等をも広く含むものであることを改めて付言しておく。
また、本発明は、主として前述のような1/100秒を争う競技に最適であるが、それに限らず一般的な競技ウェア、あるいは練習用ウェア等、としても広く用い得ることも当然である。
また、本文中に言う「生地本体よりも強い伸縮度」を、身体に対応する部位毎に変え一律の伸縮度とはしないこと、もまた可能であることをも念のため付け加えておきたい。
図1乃至図2は、本発明の実施例1を説明するもので、図1はスピードスケートの競技用ウェアの断面形状を示す説明図、図2(a)、(b)、(c)は実施例1の具体的な構成を説明するもので、スピードスケートの競技用ウェアの姿勢制御用生地の形状と配置を示している。そして、図2(a)は本発明のスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェアを示す正面図であり、図2(b)は図2(a)の側面図、図2(c)は図2(a)の背面図を示している。
図1において、1は競技用ウェアの生地本体、2は姿勢制御用生地で、該競技用生地本体1と姿勢制御用生地2は縫製または接着にて一体化されており本発明のスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア3が構成されている。
尚、図1において、4は生地表面、5は生地裏面として図示している。
而して、図2(a)、(b)、(c)は前記競技用ウェアの生地本体1の生地裏面5に縫製または接着されている姿勢制御用生地2の形状並びに配置を示している。
而して、実施例1は、特にスキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、競技用ウェアの中に当該スポーツ競技のプレーにおける最良の基本姿勢を維持して制御するための機構を備え、選手が競技中に同一基本姿勢を維持できるように補助して疲労の軽減を図り、該基本姿勢を維持することで低抵抗の最良の姿勢を維持できるよう制御する競技用ウェア、並びに競技用アンダーウェアに関して説明する。
図2に基づいて、実施例例1を順次説明すれば、伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体1よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2を競技用ウェアの生地裏面5に縫製または接着し、該姿勢制御用生地2が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア3を提供している。
前記競技用ウェア3の、生地1裏面5に縫製または接着される伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2は、胸部6と肩部7を覆い背中部8は帯状に延びて両大腿部9を覆う形状となし、前記帯状の背中部8が緊締された状態にて競技用ウェア3の生地裏面5に縫製、または一般的手法による所謂スポット接着やパウダー接着手法にて固着されている。
また、図2において、他の実施例1を説明すれば、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用ウェアの生地本体1において、該生地本体1は一枚の生地で構成され、且つ、該生地1の中に切り替えしにより生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部2’となし、該姿勢制御用生地部2’が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中部8より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア3を提供している。
前記競技用ウェア3の生地本体1の中に切り替えしにより形成され生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部2’は、胸部6と肩部7を覆い背中部8は帯状に延びて両大腿部9を覆う形状となし前記帯状の背中部8を緊締された状態に交編または交織されている。
更にまた、実施例1の応用例として、伸縮性を有する競技用アンダーウェア10に該アンダーウェアの生地本体1よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2をアンダーウェアの生地表面4、または生地裏面5に縫製または接着し、該姿勢制御用生地2が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中部8より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたスポーツ競技姿勢を制御する競技用アンダーウェアを提供している。
前記競技用アンダーウェア10の生地表面4または生地裏面5に縫製または接着される姿勢制御用生地2は、胸部6と肩部7を覆い背中部8は帯状に延びて両大腿部9を覆う形状となし前記帯状の背中部8が緊締された状態にてアンダーウェア10の生地表面4、または生地裏面5に縫製、またはスポット接着やパウダー接着にて固着されている。
更にまた、実施例1は、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用アンダーウェア10の生地本体1において、該生地本体1の中に切り替えしにより生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部2’となし、該姿勢制御用生地部2’が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたスポーツ競技姿勢を制御する競技用アンダーウェア10を提供している。
前記競技用アンダーウェア10の生地本体1の中に切り替えしにより形成され生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部2’は、胸部6と肩部7を覆い背中部8は帯状に延びて両大腿部9を覆う形状となし前記帯状の背中部8を緊締された状態に交編または交織されている。
斯くして、上記、実施例1においては、前記競技用ウェア3や競技用アンダーウェア10の生地表面4や生地裏面5等に、縫製または接着にて、伸縮度の強い素材からなる姿勢制御用生地2を配置して、競技時に競技者が前傾姿勢を採ると、伸縮度の強い素材、即ち、姿勢制御用生地部2が背中部8側から引っ張ることにより前傾姿勢が楽に採れるように配置した。
また、伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用ウェア3や競技用アンダーウェア10の生地本体1において、該生地本体1の中に切り替えしにより生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部2’となし、該姿勢制御用生地部2’が競技時に競技者が前傾姿勢を採ると、伸縮度の強い素材部、即ち、姿勢制御用生地部2’が背中部8側から引っ張ることにより前傾姿勢が楽に採れるように配置した。従って通常の直立時には、前傾姿勢を採りやすくしているために、逆に苦しくなるが、着用している選手にとっては格別違和感がなく問題はない。
図3(a)、(b)は本発明の実施例2を説明するもので、クロール、バタフライ、平泳ぎの競泳用水着を示している。そして、図3(a)は実施例2の競泳用水着を示す正面図であり、図3(b)は図5(a)の背面図を示している。
図3において、11はクロール、バタフライ、平泳ぎの競泳用水着、2は水着の生地裏面5に縫製または接着されている姿勢制御用生地、或いは、上記競泳用水着11の生地本体1の中に切り替えしにより形成され生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部2’を示している。
而して、実施例2は、伸縮性を有するクロール、バタフライ、平泳ぎの競泳用水着11において、該水着11の生地本体1よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2を前記水着11の生地裏面5に縫製または接着し、該姿勢制御用生地2が競泳時に背中部8より両大腿部9、両脚部足首上部13を引っ張り、足が下がらないようにしたスポーツ競技姿勢を制御するフリースタイル競技用水着11を提供している。
前記クロール、バタフライ、平泳ぎの競泳用水着11の生地本体1の生地裏面5に縫製または接着される姿勢制御用生地2は、肩掛け形状部12で背中部8方向に帯状に延びて両大腿部9、両脚部足首上部13に周着され前記帯状の背中部8が緊締された状態にて水着11の生地裏面5に縫製、またはスポット接着やパウダー接着にて固着されている。
また、他の実施例2は、伸縮性を有する素材にて交編または交織されるクロール、バタフライ、平泳ぎの競泳用水着11の生地本体1において、該生地本体1の中に切り替えしにより生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部2’となし、該姿勢制御用生地部2’にて競泳時に背中部8より両大腿部9、両脚部足首上部13を引っ張り、競泳中に足が下がらないようにしたスポーツ競技姿勢を制御するクロール、バタフライ、平泳ぎの競技用水着11を提供している。
前記競泳用水着11の生地本体1の中に切り返しにより形成され生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部2’は、肩掛け形状部12で背中部8方向に帯状に延びて両大腿部9、両脚部足首上部13に周着され、前記帯状の背中部8を緊締した状態に交編または交織されている。
図4(a)、(b)、は本発明の実施例3を説明するもので、背泳ぎの競泳用水着を示している。そして、図4(a)は実施例3の競泳用水着を示す正面図であり、図4(b)は図4(a)の背面図を示している。
図4において、14は背泳ぎの競泳用水着、2は水着の生地裏面5に縫製または接着されている姿勢制御用生地、或いは、背泳ぎ競泳用水着14の生地本体1の中に切り替えしにより形成され生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部2’を示している。
而して実施例3は、伸縮性を有する背泳ぎの競泳用水着14において、該水着14の生地本体1よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2を、前記水着14の生地裏面5に縫製、または接着し、該姿勢制御用生地2が競泳時に腹部側15より両大腿部9を引っ張り、競泳中に足が下がらないようにしたスポーツ競技姿勢を制御する背泳ぎ競技用水着を提供している。
前記背泳ぎ競泳用水着14の生地本体1の生地裏面5に縫製または接着される姿勢制御用生地2は、肩掛け形状部12で腹部15方向に延びて両大腿部9、両脚部足首上部13に周着され前記腹部15が緊締された状態にて水着14の生地裏面5に縫製、または所謂スポット接着やパウダー接着にて固着されている。
また、実施例3においては、伸縮性を有する素材にて交編または交織される背泳ぎ競泳用水着14の生地本体1において、該生地本体1の中に切り替えしにより、生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部2’となし、該姿勢制御用生地部2’にて競泳時に腹部側15より両大腿部9を引っ張り、足が下がらないようにしたスポーツ競技姿勢を制御する背泳ぎ競技用水着を提供している。
前記背泳ぎ競泳用水着14の生地本体1の中に切り替えしにより形成される生地本体1よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部2’は肩掛け形状部12から腹部15方向に延びて両大腿部9、両脚部足首上部13に周着され、前記腹部15が緊締された状態に交編または交織されている。
図5(a)、(b)、(c)は本発明の実施例4を説明するもので、スピードスケートの競技用ウェアの外観を示している。そして、図5(a)は本発明のスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェアの生地表面側を示す正面図であり、図5(b)は図5(a)の側面図、図5(c)は図5(a)の背面図を示している。
図5において、16はスピードスケート競技用の競技用ウェアであって、17は競技用ウェアの生地表面、2は該競技用ウェア16の生地表面17に縫製または接着されたされた伸縮性を有する姿勢制御用生地である。
而して、実施例4は、スピードスケートの競技用ウェア16等において、伸縮性を有する競技用ウェア16の生地表面17よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地2を競技用ウェアの生地表面17に縫製、または接着し、或いは、該姿勢制御用生地2を競技用ウェア16の生地表面17に縫製または接着した後、該姿勢制御用生地2を前記競技用ウェア16の生地表面17で覆うよう構成したスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェアを提供している。
本発明の実施例1乃至4に使用された姿勢制御用生地2、または姿勢制御用生地部2’は、ナイロン、ポリウレタン系の伸縮度の強い伸縮性繊維をメッシュ状に交編または交織した所謂パワーメッシュにより構成されている。
Figure 2007016366
而して上記表1は、スピードスケート選手、男子25人、女子、20人に通常のスケートウェアと本発明のウェアの比較着用試験をした結果を示している。
表1において、解らないと答えた選手は、種目が長距離のため、解らないとの答えであるに過ぎず、スプリントの選手では、全員この機能を確実に認識でき、前傾姿勢をとることが極めて楽でありまた疲労感が著しく少ないとの回答を得た。
斯くして、本発明は、スキーのダウンヒル、スピードスケート、競泳等、1/100秒を競うスポーツ競技において、競技用ウェアの中に当該スポーツ競技のプレイにおける最良の基本姿勢を維持して制御するための機構を備え、選手が競技中に同一基本姿勢を維持できるように補助して疲労の軽減を図り、該基本姿勢を維持することで低抵抗の最良の姿勢を維持できるよう制御する競技用ウェアを提供するものであると言える。そして該新素材を用いた新規な技術思想を有する競技用ウェアの製造は、産業上頗る利用価値の大きいものである。
本発明の実施例1を説明する競技用ウェアの部分拡大断面図である。 本発明の実施例1を説明する正面図、側面図、背面図である。 本発明の実施例2を説明する正面図及び背面図である。 本発明の実施例3を説明する正面図及び背面図である。 本発明の実施例4を説明する正面図、側面図、背面図である。
符号の説明
1 競技用ウェアの生地本体
2 姿勢制御用生地
2’姿勢制御用生地部
3 競技用ウェア
4 生地表面
5 生地裏面
6 胸部
7 肩部
8 背中部
9 大腿部
10 競技用アンダーウェア
11 クロール、バタフライ、平泳ぎの競泳用水着
12 肩掛け形状部
13 脚部足首上部
14 背泳ぎの競泳用水着
15 腹部側
16 スピードスケート競技用の競技用ウェア
17 スピードスケート競技用ウェアの生地表面

Claims (18)

  1. 伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア。
  2. 伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用ウェアの生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部が競技時に前傾姿勢を採ったとき背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア。
  3. 伸縮性を有する競技用アンダーウェアに該アンダーウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地をアンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する競技用アンダーウェア。
  4. 伸縮性を有する素材にて交編または交織される競技用アンダーウェアの生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部が競技時に前傾姿勢を採ったときに背中側より前傾姿勢を引っ張り、該前傾姿勢が楽に採れるよう縫製されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する競技用アンダーウェア。
  5. 伸縮性を有するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着において、該水着の生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を前記水着の生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競泳時に背中側より大腿部を引っ張り足が下がらないよう縫製されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競技用水着。
  6. 伸縮性を有する素材にて交編または交織されるクロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部にて競泳時に背中側より大腿部を引っ張り足が下がらないよう構成されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競技用水着。
  7. 伸縮性を有する背泳ぎの競泳用水着において、該水着の生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を前記水着の生地裏面に縫製または接着し、該姿勢制御用生地が競泳時に腹部側より大腿部を引っ張り足が下がらないよう縫製されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する背泳ぎ競技用水着。
  8. 伸縮性を有する素材にて交編または交織される背泳ぎ競泳用水着の生地本体において、該生地本体の中に切り替えしにより生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部を加え、該交編部または交織部を姿勢制御用生地部となし、該姿勢制御用生地部にて競泳時に腹部側より大腿部を引っ張り足が下がらないよう構成されたこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する背泳ぎ競技用水着。
  9. 前記競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着される伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地が、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延び両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部が緊締された状態にて競技用ウェアの生地裏面に縫製または接着されていること、
    を特徴とする請求項1記載のスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア。
  10. 前記競技用ウェアの生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地が、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延び両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部を緊締された状態に交編または交織されていること、
    を特徴とする請求項2記載のスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア。
  11. 前記競技用アンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地が、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延び両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部が緊締された状態にてアンダーウェアの生地表面または生地裏面に縫製または接着されていること、
    を特徴とする請求項3記載のスポーツ競技姿勢を制御する競技用アンダーウェア。
  12. 前記競技用アンダーウェアの生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部が、胸部と肩部を覆い背中部は帯状に延び両大腿部を覆う形状となし前記帯状の背中部を緊締された状態に交編または交織されていること、
    を特徴とする請求項4記載のスポーツ競技姿勢を制御する競技用アンダーウェア。
  13. 前記クロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体の生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地が、肩掛け形状部で背中部方向に帯状に延び両大腿部、脚部足首上部に周着され前記帯状の背中部が緊締された状態にて水着生地裏面に縫製または接着されていること、
    を特徴とする請求項5記載のスポーツ競技姿勢を制御するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競技用水着。
  14. 前記クロール、バタフライ、または平泳ぎの競泳用水着の生地本体の中に切り替えしにより形成され生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部が、肩掛け形状部で背中部方向に帯状に延び両大腿部、両脚部足首上部に周着され、前記帯状の背中部を緊締した状態に交編または交織されていること、
    を特徴とする請求項6記載のスポーツ競技姿勢を制御するクロール、バタフライ、または平泳ぎの競技用水着。
  15. 前記背泳ぎ競泳用水着の生地本体の生地裏面に縫製または接着される姿勢制御用生地が、肩掛け形状部で腹部方向に延び両大腿部、脚部足首上部に周着され前記腹部が緊締された状態にて水着生地裏面に縫製または接着されていること、
    を特徴とする請求項7記載のスポーツ競技姿勢を制御する背泳ぎ競技用水着。
  16. 前記背泳ぎ競泳用水着の生地本体の中に切り替えしにより形成される生地本体よりも伸縮度の強い交編部または交織部から成る姿勢制御用生地部が肩掛け形状部で腹部方向に延び両大腿部、両脚部足首上部に周着され、前記腹部が緊締された状態に交編または交織されていること、
    を特徴とする請求項8記載のスポーツ競技姿勢を制御する背泳ぎ競技用水着。
  17. 前記姿勢制御用生地、または姿勢制御用生地部が、ナイロン、ポリウレタン系の伸縮度の強い伸縮性繊維をメッシュ状に交編または交織したパワーメッシュにより構成されていること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項16の何れかに記載された競技用ウェア。
  18. 競技用ウェアにおいて、伸縮性を有する競技用ウェアの生地本体よりも伸縮度の強い素材から成る姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地表面に縫製または接着し、または該姿勢制御用生地を競技用ウェアの生地表面に縫製または接着した後、該姿勢制御用生地を前記競技用ウェアの生地本体で覆うよう構成したこと、
    を特徴とするスポーツ競技姿勢を制御する競技用ウェア。
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