JP2014001024A - ロール状連続袋体用袋切取器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のタイミーロール用袋切取器1は、タイミーロール6の巻き出し端部の袋体61を挿通可能なスリット31が形成されたリップ部材3と、開口21を有し、その開口21にリップ部材3が取り付けられる基板2とを備える。スリット31の幅寸法がリップ部材3の裏面側から表面側にかけて次第に狭くなるように形成される。スリット31に裏面側から挿通された巻き出し端部の袋体61を、リップ部材3の表面側から引き出した際に、袋体61とスリット31の内周側面32との間の摩擦抵抗力によって、巻き出し端部の袋体61が、後続の袋体61との間のミシン目の位置で切断されて切り取られるようになっている。
【選択図】図4
Description
前記タイミーロールの巻き出し端部の袋体を挿通可能なスリットが形成され、かつ弾力性を有する板状のリップ部材と、
貫通状の開口を有し、その開口に前記スリットが位置するように前記リップ部材が取り付けられる基板とを備え、
前記スリットの幅寸法が前記リップ部材の裏面側から表面側にかけて次第に狭くなるように形成され、
前記スリットに前記リップ部材の裏面側から挿通された前記巻き出し端部の袋体を、前記リップ部材の表面側から引き出した際に、袋体と前記スリットの内周側面との間の摩擦抵抗力によって、前記巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置で切断されて切り取られるようになっていることを特徴とするタイミーロール用袋切取器。
前記スリットの内周側面における片面のテーパー角度である傾斜角度が15°〜70°に設定されている前項1に記載のタイミーロール用袋切取器。
前記スリットが横方向に延びる直線状に形成されている前項1または2に記載のタイミーロール用袋切取器。
その開口の横方向寸法が25mm〜55mmに設定されるとともに、縦方向寸法が15mm〜35mmに設定されている前項1〜5のいずれか1項に記載のタイミーロール用袋切取器。
図4に示す上記実施形態と同様なタイミーロール用袋切取器1を作製した。このとき、表1に示すように、基板2として、開口21が長円形でその開口寸法が縦20mm、横30mmのステンレス板製のものを準備した。またリップ部材3としては、厚さ1.0mmの合成ゴム製のものを準備した。さらにこのリップ部材3には、長さLが36mm、袋引出側端部(外面側端部)の幅Wbが0.5mmの直線状のスリット31が形成されている。さらにこのスリット31は、内周側面32の傾斜角度θが35°のテーパー面に構成されて、袋引込側端部から袋引出側端部にかけて次第に幅が狭くなるように調整されている。
表1に示すように、リップ部材3のスリット31における内側面32が、テーパー面に形成されておらず、スリット31の開口軸と平行(傾斜角度θが0°)に形成されている。それ以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。つまり、スリット31の内周側面32を、テーパー面に形成しない場合には、良好な評価を得ることが困難である。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、実験例1とほぼ同様な評価が得られた。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、実験例2とほぼ同様な評価となった。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ3.0mmの合成ゴムを用いた。さらにリップ部材3として、長さLが30mm、袋引出側端部(表面側端部)の幅Wbが1.0mmの直線状のスリット31が形成されているものを用いた。さらにこのスリット31は、内側面32の傾斜角度θが25°のテーパー面に形成されている。これ以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法にかかわらず、全て良好な評価を得ることができた。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ3.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合に関しては、全て良好な評価を得ることができたが、切断性に関しては、時折、破れが発生していた。表1において、「破れ発生」とは、切断不良に相当するもので、端部のポリ袋61を引き出した際に、後続のポリ袋61とのミシン目に達する前に、端部のポリ袋61が途中で引き裂かれてしまう場合である。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ4.0mmの合成ゴムを用いた。さらにリップ部材3として、長さLが40mm、袋引出側端部(表面側端部)の幅Wbが1.0mmの直線状のスリット31が形成されているものを用いた。さらにこのスリット31は、内側面32の傾斜角度θが55°のテーパー面に形成されている。これ以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法にかかわらず、全て良好な評価を得ることができた。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ4.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表2に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmのエラストマーを用いた以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が、20mm×40mmのものと、30mm×40mmのものとは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。また基板2の開口寸法が、20mm×30mmのものと、30mm×50mmのものとは、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表2に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ1.0mmのエラストマーを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断の具合のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表2に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmのエラストマーを用いた以外は、上記実験例12と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(a)に示すように星形(米印形)のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が、30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。また基板2の開口寸法が、20mm×30mmのものと、20mm×40mmのものと、30mm×50mmのものとは、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(a)に示すように星形(米印形)のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(b)に示すように櫛形のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例3と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が、30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。また基板2の開口寸法が、20mm×30mmのものと、20mm×40mmのものと、30mm×50mmのものとは、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(b)に示すように櫛形のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例4と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表4に示すように、リップ部材3として、袋引出側端部(外側側端部)の幅Wbが0.05mmのスリット31が形成されているものを使用した。さらにタイミーロール6として、厚みが0.3ミクロンの極薄タイプのものを用いた。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.1mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が30mm×50mm以外のものは全て、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.2mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が20mm×30mm、30mm×50mmのものは切断性において不良であったものの、基板2の開口寸法が20mm×40mm、30mm×40mmのものはシワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.3mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができたが、それ以外のものは、切断性において不良であった。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.5mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができたが、それ以外のものは、切断性において不良であった。
表等には掲載していないが、リップ部材3として、スリット幅Wbが1.0mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行ったところ、切断性において良好な評価が得られなかった。この結果から、厚みが3μm〜4μmの極薄タイプのタイミーロールを使用する場合、厚みが6μm程度の標準タイプのタイミーロールを使用する場合と比べて、スリット幅Wbも小さくするのが良いことが判明した。
表5に示すように、リップ部材3として、厚さ1.0mm、1.5mm、2.0mmのポリカーボネート製のものを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良と評価された。
表6に示すように、スリット31の形状が図6(a)に示すように星形(米印形)のリップ部材3を用いた以外は、上記参考例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表6に示すように、スリット31の形状が図6(b)に示すように櫛形のリップ部材3を用いた以外は、上記参考例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
2:基板
21:開口
3:リップ部材
31:スリット
32:内周側面
6:タイミーロール
61:ポリ袋(袋体)
H:開口の縦方向寸法
S:開口の横方向寸法
Wb:表面側端部の開口幅
θ:傾斜角度
前記ロール状連続袋体の巻き出し端部の袋体を挿通可能なスリットが形成され、かつ弾力性を有する板状のリップ部材と、
貫通状の開口を有し、その開口に前記スリットが位置するように前記リップ部材が取り付けられる基板とを備え、
前記スリットの幅寸法が前記リップ部材の裏面側から表面側にかけて次第に狭くなるように形成され、
前記スリットに前記リップ部材の裏面側から挿通された前記巻き出し端部の袋体を、前記リップ部材の表面側から引き出した際に、袋体と前記スリットの内周側面との間の摩擦抵抗力によって、前記巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置で切断されて切り取られるようになっていることを特徴とするロール状連続袋体用袋切取器。
前記スリットの内周側面における片面のテーパー角度である傾斜角度が15°〜70°に設定されている前項1に記載のロール状連続袋体用袋切取器。
前記スリットが横方向に延びる直線状に形成されている前項1または2に記載のロール状連続袋体用袋切取器。
その開口の横方向寸法が25mm〜55mmに設定されるとともに、縦方向寸法が15mm〜35mmに設定されている前項1〜5のいずれか1項に記載のロール状連続袋体用袋切取器。
図4に示す上記実施形態と同様なロール状連続袋体用袋切取器1を作製した。このとき、表1に示すように、基板2として、開口21が長円形でその開口寸法が縦20mm、横30mmのステンレス板製のものを準備した。またリップ部材3としては、厚さ1.0mmの合成ゴム製のものを準備した。さらにこのリップ部材3には、長さLが36mm、袋引出側端部(外面側端部)の幅Wbが0.5mmの直線状のスリット31が形成されている。さらにこのスリット31は、内周側面32の傾斜角度θが35°のテーパー面に構成されて、袋引込側端部から袋引出側端部にかけて次第に幅が狭くなるように調整されている。
表1に示すように、リップ部材3のスリット31における内側面32が、テーパー面に形成されておらず、スリット31の開口軸と平行(傾斜角度θが0°)に形成されている。それ以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。つまり、スリット31の内周側面32を、テーパー面に形成しない場合には、良好な評価を得ることが困難である。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、実験例1とほぼ同様な評価が得られた。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、実験例2とほぼ同様な評価となった。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ3.0mmの合成ゴムを用いた。さらにリップ部材3として、長さLが30mm、袋引出側端部(表面側端部)の幅Wbが1.0mmの直線状のスリット31が形成されているものを用いた。さらにこのスリット31は、内側面32の傾斜角度θが25°のテーパー面に形成されている。これ以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法にかかわらず、全て良好な評価を得ることができた。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ3.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合に関しては、全て良好な評価を得ることができたが、切断性に関しては、時折、破れが発生していた。表1において、「破れ発生」とは、切断不良に相当するもので、端部のポリ袋61を引き出した際に、後続のポリ袋61とのミシン目に達する前に、端部のポリ袋61が途中で引き裂かれてしまう場合である。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ4.0mmの合成ゴムを用いた。さらにリップ部材3として、長さLが40mm、袋引出側端部(表面側端部)の幅Wbが1.0mmの直線状のスリット31が形成されているものを用いた。さらにこのスリット31は、内側面32の傾斜角度θが55°のテーパー面に形成されている。これ以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法にかかわらず、全て良好な評価を得ることができた。
表1に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ4.0mmの合成ゴムを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表2に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmのエラストマーを用いた以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が、20mm×40mmのものと、30mm×40mmのものとは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。また基板2の開口寸法が、20mm×30mmのものと、30mm×50mmのものとは、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表2に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ1.0mmのエラストマーを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断の具合のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表2に示すように、リップ部材3の素材として、厚さ2.0mmのエラストマーを用いた以外は、上記実験例12と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(a)に示すように星形(米印形)のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が、30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。また基板2の開口寸法が、20mm×30mmのものと、20mm×40mmのものと、30mm×50mmのものとは、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(a)に示すように星形(米印形)のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(b)に示すように櫛形のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例3と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が、30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。また基板2の開口寸法が、20mm×30mmのものと、20mm×40mmのものと、30mm×50mmのものとは、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表3に示すように、スリット31の形状が図6(b)に示すように櫛形のリップ部材3を用いた以外は、上記実験例4と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表4に示すように、リップ部材3として、袋引出側端部(外側側端部)の幅Wbが0.05mmのスリット31が形成されているものを使用した。さらにロール状連続袋体6として、厚みが0.3ミクロンの極薄タイプのものを用いた。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.1mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が30mm×50mm以外のものは全て、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.2mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が20mm×30mm、30mm×50mmのものは切断性において不良であったものの、基板2の開口寸法が20mm×40mm、30mm×40mmのものはシワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができた。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.3mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができたが、それ以外のものは、切断性において不良であった。
表4に示すように、リップ部材3として、スリット幅Wbが0.5mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行った。その結果、基板2の開口寸法が30mm×40mmのものは、シワの発生具合および切断性共に良好な評価を得ることができたが、それ以外のものは、切断性において不良であった。
表等には掲載していないが、リップ部材3として、スリット幅Wbが1.0mmのものを使用した以外は、上記実施例31と同様にして、同様の評価を行ったところ、切断性において良好な評価が得られなかった。この結果から、厚みが3μm〜4μmの極薄タイプのロール状連続袋体を使用する場合、厚みが6μm程度の標準タイプのロール状連続袋体を使用する場合と比べて、スリット幅Wbも小さくするのが良いことが判明した。
表5に示すように、リップ部材3として、厚さ1.0mm、1.5mm、2.0mmのポリカーボネート製のものを用いた以外は、上記実験例2と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良と評価された。
表6に示すように、スリット31の形状が図6(a)に示すように星形(米印形)のリップ部材3を用いた以外は、上記参考例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
表6に示すように、スリット31の形状が図6(b)に示すように櫛形のリップ部材3を用いた以外は、上記参考例1と同様にして、同様の評価を行った。その結果、シワの発生具合、切断性のうち少なくともいずれか一方で不良の評価となった。
2:基板
21:開口
3:リップ部材
31:スリット
32:内周側面
6:ロール状連続袋体
61:ポリ袋(袋体)
H:開口の縦方向寸法
S:開口の横方向寸法
Wb:表面側端部の開口幅
θ:傾斜角度
Claims (6)
- ミシン目を介して連続して設けられた袋体がロール状に巻回されたタイミーロールから袋体を順次切り取るためのタイミーロール用袋切取器であって、
前記タイミーロールの巻き出し端部の袋体を挿通可能なスリットが形成され、かつ弾力性を有する板状のリップ部材と、
貫通状の開口を有し、その開口に前記スリットが位置するように前記リップ部材が取り付けられる基板とを備え、
前記スリットの幅寸法が前記リップ部材の裏面側から表面側にかけて次第に狭くなるように形成され、
前記スリットに前記リップ部材の裏面側から挿通された前記巻き出し端部の袋体を、前記リップ部材の表面側から引き出した際に、袋体と前記スリットの内周側面との間の摩擦抵抗力によって、前記巻き出し端部の袋体が、後続の袋体との間のミシン目の位置で切断されて切り取られるようになっていることを特徴とするタイミーロール用袋切取器。 - 前記スリットの内周側面がテーパー状に形成されるとともに、
前記スリットの内周側面における片面のテーパー角度である傾斜角度が15°〜70°に設定されている請求項1に記載のタイミーロール用袋切取器。 - 前記基板の開口が、タイミーロールの軸心方向に対応する方向である横方向に長い長孔形状に形成されるとともに、
前記スリットが横方向に延びる直線状に形成されている請求項1または2に記載のタイミーロール用袋切取器。 - 前記スリットにおける表面側端部の開口幅が0.05mm〜1.5mmに設定されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイミーロール用袋切取器。
- 前記リップ部材は、厚みが1.0mm〜4.0mmの合成ゴムによって構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイミーロール用袋切取器。
- 前記基板の開口は、横方向に長い長円形状に形成され、
その開口の横方向寸法が25mm〜55mmに設定されるとともに、縦方向寸法が15mm〜35mmに設定されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイミーロール用袋切取器。
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JPH04506950A (ja) * | 1990-02-13 | 1992-12-03 | フォラーク アクチェンゲゼルシャフト フォリエンヴェルケ | 袋のディスペンサ |
JPH05338630A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-12-21 | Tanahashi Kogyo Kk | フイルムの切断具 |
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JPH05338630A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-12-21 | Tanahashi Kogyo Kk | フイルムの切断具 |
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