JP2013544848A5

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Info

Publication number: JP2013544848A5
Application number: JP2013542221A
Authority: JP
Filing date: 2011-12-02
Publication date: 2015-01-29
Anticipated expiration: 2031-12-02

Claims

肺炎球菌ＰｈｔＸ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片からなる群より選択される少なくとも１つの単離および実質的に精製された免疫原性ポリペプチドを含む、患者において肺炎球菌感染に起因する急性中耳炎の再発を予防または治療するのに使用するための組成物。
前記患者は、少なくとも１回の急性中耳炎の発症を過去に経験している、請求項１記載の組成物。
前記患者は、６ヶ月間以内に３回以上、あるいは１２ヶ月間以内に４回以上、急性中耳炎の発症を経験している、請求項１記載の組成物。
前記患者は、急性中耳炎に罹患しているか、あるいは発症のリスクを有する、請求項１記載の組成物。
前記患者は急性中耳炎に罹患している、請求項４記載の組成物。
該組成物の投与が、抗原特異的ＣＤ４^＋Ｔ細胞の産生を惹起する、請求項１記載の組成物。
該組成物の投与が、ＩＦＮ−γ、ＩＬ−４、ＩＬ−２および／またはＩＬ−１７ａを産生する抗原特異的ＣＤ４^＋Ｔ細胞の産生を惹起する、請求項６記載の組成物。
該組成物の投与が、前記少なくとも１つの単離および精製された免疫原性ポリペプチドを欠く組成物の投与に対して、ＩＦＮ−γ、ＩＬ−４、ＩＬ−２および／またはＩＬ−１７ａを産生する抗原特異的ＣＤ４^＋Ｔ細胞の割合（％）を高める、請求項６記載の組成物。
該組成物の投与が、ＩＦＮ−γ、ＩＬ−２、ＩＬ−４および／またはＩＬ−１７ａサイトカインの産生を促進する、請求項１記載の組成物。
アジュバントをさらに含む、請求項１記載の組成物。
肺炎球菌ＰｈｔＤ、ＰｈｔＥ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片からなる群より選択される少なくとも２つの単離および精製された免疫原性ポリペプチドを含む、請求項１記載の組成物。
肺炎球菌ＰｈｔＤ、ＰｈｔＥ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片からなる群より選択される少なくとも３つの単離および精製された免疫原性ポリペプチドを含む、請求項１記載の組成物。
肺炎球菌ＰｈｔＤ、ＰｈｔＥ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片からなる群より選択される少なくとも４つの単離および精製された免疫原性ポリペプチドを含む、請求項１記載の組成物。
肺炎球菌ＰｈｔＤ、ＰｈｔＥ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片とからなる群より選択される少なくとも５つの単離および精製された免疫原性ポリペプチドを含む、請求項１記載の組成物。
前記無毒化ニューモリシンは、野生型配列の第６５番目、第２９３番目および第４２８番目の位置にアミノ酸置換を含む突然変異型ニューモリシンタンパク質である、請求項１から１４いずれか１項記載の組成物。
前記３箇所のアミノ酸置換は、Ｔ６５→Ｃ、Ｇ２９３→ＣおよびＣ４２８→Ａを含む、請求項１５記載の組成物。
ワクチンである、請求項１から１６いずれか１項記載の組成物。
前記患者は、肺炎球菌感染に起因する急性中耳炎の発症を経験し、適切な抗生物質療法の少なくとも４８時間後に細菌の除去および／または症状の解消を達成できなかったものである、請求項１記載の組成物。
前記患者は、肺炎球菌感染に起因する急性中耳炎の発症を経験し、該急性中耳炎のための抗生物質治療コースを完了して１４日以内に急性中耳炎の症状が再発したものである、請求項１記載の組成物。
肺炎球菌ＰｈｔＸ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片からなる群より選択される少なくとも１つの単離および実質的に精製された免疫原性ポリペプチドを含む、肺炎球菌急性中耳炎の再発のリスクがある患者において、肺炎球菌感染に起因する急性中耳炎の再発のリスクを低減するのに使用するための組成物。
前記患者が、ＰｈｔＸ、ＰｃｐＡ、ＬｙｔＢ、および無毒化ニューモリシン、またはそれらの免疫原性断片からなる群より選択される少なくとも１つの肺炎球菌抗原に対して免疫低応答性を示す、請求項１または２０記載の組成物。
前記肺炎球菌ＰｈｔＸポリペプチドがＰｈｔＤまたはｐｈｔＥである、請求項１または２０記載の組成物。