JP2013542868A - インクジェット記録用の透明フィルム、組成物、および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
インクジェット記録用フィルムは、印刷時にインクジェットプリンタからインクを受け取る少なくとも1枚の受像層、不透明または透明であってもよい基材または支持体を含んでもよい。不透明な支持体は、反射する裏張りによって反射された光を用いて表示され得るフィルム中で用いることができるが、透明な支持体は、フィルムを透過した光を用いて表示され得るフィルム中で用いることができる。
インクジェット記録用透明フィルムは、当業で公知である。例えば、Simpsonらによって2011年7月6日に出願された米国特許出願第13/176,788号、「インクジェット記録用透明フィルム、組成物、および方法(TRANSPARENT INK−JET RECORDING FILMS,COMPOSITIONS,AND METHODS)」、およびSimpsonらによって2011年8月12日に出願された米国特許出願第13/208,379号、「インクジェット記録用透明フィルム、組成物、および方法(TRANSPARENT INK−JET RECORDING FILMS,COMPOSITIONS,AND METHODS)」を参照されたく、これらの両方は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
下層は、1つまたは複数の透明基材に少なくとも1枚の下層コーティング混合物を塗布することによって形成することができる。形成された下層は、場合によって、乾燥ベースで少なくとも約2.9g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約3.0g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約3.5g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約4.0g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約4.2g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約5.0g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約5.4g/m2の固体、または乾燥ベースで少なくとも約5.8g/m2の固体を含んでもよい。この下層コーティング混合物は、ゼラチンを含んでもよい。少なくともいくつかの実施形態において、このゼラチンは、レギュラータイプIVウシゼラチンであってもよい。この下層コーティング混合物は、さらに、例えば、ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、ホウ酸、フェニルボロン酸、およびブチルボロン酸などの少なくとも1つのホウ酸塩またはホウ酸誘導体を含んでもよい。ホウ酸塩またはホウ酸誘導体の2種類以上が、必要に応じて、この下層コーティング混合物に含まれてもよい。いくつかの実施形態において、このホウ酸塩またはホウ酸誘導体は、例えば、最高で約2g/m2の量で用いてもよい。少なくともいくつかの実施形態において、ゼラチンに対するこの少なくとも1つのホウ酸塩またはホウ酸誘導体の重量配分比は、約20:80〜約1:1の間であり得るか、またはこの重量配分比は、約0.45:1であり得る。いくつかの実施形態において、下層コーティング混合物は、例えば、少なくとも約4重量%の固体、または少なくとも約9.2重量%の固体を含んでもよい。この下層コーティング混合物は、例えば、約15重量%の固体を含んでもよい。
受像層は、1つまたは複数の下層コーティング物に少なくとも1つの受像層コーティング混合物を適用することによって形成することができる。形成された受像層は、場合によって、乾燥ベースで少なくとも約40g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約41.3g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約45g/m2の固体、乾燥ベースで少なくとも約46g/m2の固体、または乾燥ベースで少なくとも約49g/m2の固体を含んでもよい。この受像層コーティング混合物は、例えば、ポリ(ビニルアルコール)、部分的に加水分解されたポリ(酢酸ビニル/ビニルアルコール)などの少なくとも1つの水酸基を含む少なくとも1つの水溶性または分散性の架橋性ポリマ、ヒドロキシエチルメタクリレートを含むコポリマ、ヒドロキシエチルアクリレートを含むコポリマ、ヒドロキシプロピルメタクリレート、および、例えば、ヒドロキシエチルセルロースなどのヒドロキシセルロースエーテルを含むコポリマなどを含んでもよい。水溶性または水分散性の架橋性ポリマの2種類以上は、必要に応じて、この下層コーティング混合物に含まれてもよい。いくつかの実施形態において、この少なくとも1つの水溶性または水分散性のポリマは、受像層で測定した時、最高で約1.0〜約4.5g/m2の量で用いてもよい。
いくつかの実施形態は、透明基材を含むインクジェット用透明フィルムを提供する。かかる透明基材は、一般的に、かなり散乱するかまたは吸収されることなく、可視光を透過することが可能である。例えば、かかる透明基材は、可視光の少なくとも約80%、可視光の少なくとも約85%、可視光の少なくとも約90%、または可視光の少なくとも約95%の透過を可能にすることができる。
少なくとも1枚の下層および少なくとも1枚の受像層を、この透明基材上に混合物からコーティングしてもよい。様々な混合物は、例えば、水または有機溶媒などと同じまたは異なる溶媒を使用し得る。層は1枚ずつコーティングされてもよく、または2枚以上の層を同時にコーティングしてもよい。例えば、この支持体に下層コーティング混合物を塗布するのと同時に、受像層を、例えば、スライドコーティングなどの方法を用いて湿った下層に適用してもよい。
例えば、下層または受像層などのコーティング層を、様々な既知の方法を用いて乾燥させてもよい。いくつかの乾燥法の例は、例えば、Research Disclosure,No.308119,Dec.1989,pp.1007−08,(Research Disclosure,145 Main St.,Ossining,NY,10562,http://www.researchdisclosure.comから利用できる)(これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に記載されている。いくつかの実施形態において、コーティング層を、例えば、空気または窒素などの気体が通過する1つまたは複数の多孔板を移動させながら乾燥させてもよい。かかる衝突エアドライヤ(impingement air dryer)は、Arterらの米国特許第4,365,423号(これは、参照によりその全体が組み込まれる)に記載されている。かかるドライヤ中の多孔板は、例えば、穴、スロット、およびノズルなどの穿孔を含んでいてもよい。多孔板を通過する気体の流量は、これらのプレートの全域にわたる気体の差圧によって示すことができる。当業者によって理解されるように、水を除去するガスの能力は、その露点によって制限され得るが、有機溶媒を除去するその能力は、気体中のかかる溶媒の量によって制限され得る。
2010年9月17日に出願された米国特許仮出願第61/383,857号(これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)は、以下の9つの限定されない例示的な実施形態を開示した。
ゼラチンおよび少なくとも1つのホウ酸塩またはホウ酸誘導体を含む少なくとも1枚の下層と;
この少なくとも1枚の下層上に配置された少なくとも1枚の受像層と、
を含むインクジェット記録用透明フィルムであって、
前記少なくとも1枚の受像層は、少なくとも1つのヒドロキシル基を含む少なくとも1つの水溶性または水分散性のポリマを含み、
この少なくとも1枚の下層またはこの少なくとも1枚の受像層のうちの少なくとも一方は、ノニルフェノールのグリシジルポリエーテル、フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレン、ペルフルオロメタクリルコポリマ、フルオロ脂肪族基含有コポリマ、水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテル、または非イオン性フッ素系界面活性剤のうちの少なくとも1つを含む少なくとも1つの第1の界面活性剤を含むフィルム。
特に記載しない限り、これらの実施例で使用する材料は、Aldrich Chemical Co.、ミルウォーキーから入手可能であった。
ベーマイトは、ヒドロキシアルミニウムオキシド(γ−AlO(OH))である。
ホウ砂は、四ホウ酸ナトリウム十水和物である。
CELVOL(登録商標)540は、87〜89.9%加水分解され、重量平均分子量が140,000〜186,000であるポリ(ビニルアルコール)である。これは、Sekisui Specialty Chemicals America,LLC、ダラス、テキサス州から入手可能である。
DISPERAL(登録商標)HP−14は、高い多孔度および14nmの粒径を有する分散性ベーマイトアルミナ粉末である。これは、Sasol North America,Inc.、ヒューストン、テキサス州から入手可能である。
ゼラチンは、レギュラータイプIVウシゼラチンである。これは、カタログ番号8256786として、Eastman Gelatine Corporation、ピーボディー、マサチューセッツ州から入手可能である。
KATHON(登録商標)LXは、殺菌剤である。これは、Dow Chemical社から入手可能である。
MASURF(登録商標)FP−420は、7%ジプロピルグリコールおよび73%水中の20%フルオロ脂肪族基含有コポリマである。これは、Mason Chemical社、アーリントンハイツ、イリノイ州から入手可能である。
PF−159は、水酸基を末端に有する100%フッ素化ポリエーテルである。これは、BASF Chemical社、フォーハムパーク、ニュージャージー州から入手可能である。
界面活性剤10Gは、ノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液である。これは、Dixie Chemical Co.、ヒューストン、テキサス州から入手可能である。
VERSA−TL(登録商標)502は、スルホン化ポリスチレン(1,000,000分子量)である。これは、AkzoNobel社から入手可能である。
ZONYL(登録商標)8740は、30%固体のペルフルオロメタクリルコポリマの水性分散液である。これは、DuPont Chemical Solutions Enterprise、ウィルミントン、デラウェア州から入手可能である。
ZONYL(登録商標)FSNは、30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液である。これは、DuPont Chemical Solutions Enterprise、ウィルミントン、デラウェア州から入手可能である。
ZONYL(登録商標)FS−300は、水中40%固体のフルオロアクリルアルコール置換ポリエチレングリコールである。これは、DuPont Chemical Solutions Enterprise、ウィルミントン、デラウェア州から入手可能である。
コーティングされたフィルムを、実施例1〜71については、Wasatch Raster画像処理プロセッサ(RIP)を用いて、EPSON(登録商標)7900インクジェットプリンタ(実施例72については、EPSON(登録商標)4900インクジェットプリンタ)により画像化した。グレースケール画像を、このプリンタに同梱されているフォトブラック、ライトブラック、ライトライトブラック、マゼンタ、ライトマゼンタ、シアン、ライトシアン、黄色のエプソン(登録商標)インクの組み合わせによって作成した。試料を、calibrated X−RITE(登録商標)Model DTP41分光光度計(X−Rite社、グランドヴィル、ミシガン州)を用いて、伝送モードで測定した時に、最大光学密度が少なくとも2.8である17段階のグレースケールウェッジを用いて印刷した。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチを最初に用意した。混合容器に、脱イオン水257.75gを入れた。ゼラチン12.60gを撹拌容器に加え、膨潤させた。この混合物を60℃まで加熱し、ゼラチンが完全に溶解するまで保持した。次いで、この混合物を50℃まで冷却した。この混合物に、ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム十水和物)5.67gを加え、ホウ砂が完全に溶解するまで混合した。この混合物に、3.2重量%のスルホン化ポリスチレン水溶液(VERSA−TL(登録商標)502、AkzoNobel社)19.69gおよび0.2重量%の殺菌剤(KATHON(登録商標)LX、Dow社)を加え、均一になるまで混合した。次いで、この混合物を、マスターバッチとして使用するために40℃まで冷却した。
青色7ミルのポリエチレンテレフタレート基材を、室温で、3.5ミルのウェットコーティングギャップを用いて、下層コーティング混合物でナイフコーティングした。この下層コーティング物を、室温で乾燥させた。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有しており、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称20重量%のアルミナ混合物を、室温で、22重量%の硝酸水溶液4.62gおよび脱イオン水555.38gを混合することによって調製した。この混合物に、アルミナ粉末(DISPERAL(登録商標)HP−14、Sasol社)140gを30分かけて加えた。追加の硝酸溶液を加えることにより、この混合物のpHを3.25に調整した。この混合物を80℃まで加熱し、30分間撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、使用前に気泡を除くために保持した。
公称18重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、アルミナ混合物41.00g、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、2つの下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例1の手順を再現した。
[下層コーティング混合物の調製]
次いで、実施例1のマスターバッチのアリコート19.71gに、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.29gを加え、均一になるまで混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.44重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例1の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング混合物の調製]
次いで、実施例1のマスターバッチのアリコート19.71gに、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.58gを加え、均一になるまで混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.51重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例1の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング混合物および下層コーティング基材の調製]
下層コーティング混合物および下層コーティング基材を、実施例3の手順に従って調製した。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例1の手順に従って、これらの下層コーティング基材および受像層コーティング混合物から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング混合物および下層コーティング基材を、実施例4の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例5の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例1〜6のコーティングフィルムを、87〜88%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。試料1−1、2−1、3−1、4−1、5−1、および6−1を印刷して、グループごとに評価した。数日後、試料1−2、2−2、3−2、4−2、5−2および6−2を印刷し、グループごとに評価した。結果を表Iにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例8のマスターバッチのアリコート19.71gに、水中40%フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレンの10重量%水溶液(ZONYL(登録商標)FS−300、DuPont社)0.58gを加え、均一になるまで混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.49重量%の固体を有しており、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例8の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例8のマスターバッチのアリコート19.71gに、水中40%フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレンの10重量%水溶液(ZONYL(登録商標)FS−300、DuPont社)0.29gを加え、均一になるまで混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.44重量%の固体を有しており、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称18重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順によって調製したアルミナ混合物41.00g、水中40%フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレンの10重量%水溶液(ZONYL(登録商標)FS−300、DuPont社)0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例8の手順に従って、これらの下層コーティング基材およびこの受像層コーティング混合物から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例10の手順に従って調製した。
公称18重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順によって調製したアルミナ混合物41.00g、水中40%フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレンの10重量%水溶液(ZONYL(登録商標)FS−300、DuPont社)0.80g、および脱イオン水0.86gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例8の手順に従って、これらの下層コーティング基材およびこの受像層コーティング混合物から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例9の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例10の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例9の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例11の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例8の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例10の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例8の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例11の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例8〜15のコーティングフィルムを、88〜89%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。結果を表IIにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称18.3重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、30%固体のペルフルオロメタクリルコポリマの水性分散液(ZONYL(登録商標)8740、DuPont社)0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.3重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例17の手順を再現した。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例17のマスターバッチのアリコート19.71gに、30%固体のペルフルオロメタクリルコポリマの水性分散液(ZONYL(登録商標)8740、DuPont社)0.29gを加えた。均一混合物は作製できなかった。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例17のマスターバッチのアリコート19.71gに、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.29gを加え、十分混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.44重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例17の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例17のマスターバッチのアリコート19.71gに、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.58gを加え、十分混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.51重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例17の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例20の手順に従って調製した。
公称18重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、および脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を実施例21の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例22の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例17〜23のコーティングフィルムを、87〜88%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。試料17−1、18−1、20−1、21−1、22−1、および23−1を印刷して、グループごとに評価した。数日後、試料17−2、18−2、20−2、21−2、22−2、および23−2を印刷し、グループごとに評価した。結果を表IIIにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称18.2重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、7%ジプロピルグリコールおよび73%水中の20%フルオロ脂肪族基含有コポリマ(MASURF(登録商標)FP−420、Mason Chemical社)0.66g、ならびに脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.2重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例25の手順を再現した。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例25のマスターバッチのアリコート19.71gに、7%ジプロピルグリコールおよび73%水中の20%フルオロ脂肪族基含有コポリマ(MASURF(登録商標)FP−420、Mason Chemical社)0.29gを加え、十分撹拌した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.59重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例25の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング混合物の調製]
実施例25のマスターバッチのアリコート19.71gに、7%ジプロピルグリコールおよび73%水中の20%フルオロ脂肪族基含有コポリマ(MASURF(登録商標)FP−420、Mason Chemical社)0.58gを加え、十分撹拌した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.78重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例25の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例27の手順に従って調製した。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例28の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例29の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例25の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例29の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例31の手順を再現した。
実施例25〜32のコーティングフィルムを、87〜88%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。結果を表IVにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を、実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例34の手順を再現した。
実施例34のマスターバッチのアリコート19.71gに、水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテルの10%水性混合物(PF−159、BASF)0.29gを加え、十分混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。それらが乾燥した時に、幾分かの相分離が下層に生じた。得られた下層コーティング物は6.44重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテルの10%水溶液(PF−159、BASF)0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例34のマスターバッチのアリコート19.71gに、水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテルの10%水溶液(PF−159、BASF)0.58gを加え、十分混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。それらが乾燥した時に、幾分かの相分離が下層に生じた。得られた下層コーティング物は6.50重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例36の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例36の手順に従って調製した。再び、相分離が下層に観察された。
受像層コーティングフィルムを、実施例34の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例37の手順に従って調製した。再び、相分離が下層に観察された。
受像層コーティングフィルムを、実施例34の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例34の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例36の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例40の手順を再現した。
実施例34〜42のコーティングフィルムを89〜90%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。結果を表Vにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を、実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例43の手順を再現した。
[下層コーティング混合物の調製]
30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の10%水性希釈液を調製した。実施例43のマスターバッチのアリコート19.71gに、この10%水性希釈液0.29gを加えた。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.36重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の10%水性希釈液0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング混合物の調製]
30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の10%水性希釈液を調製した。実施例43のマスターバッチのアリコート19.71gに、この10%水性希釈液0.58gを加えた。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.32重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例45の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例45の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例43の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例46の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例43の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例43の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例43の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例43の手順に従って調製した。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の10%希釈液1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
実施例43〜50のコーティングフィルムを、81〜88%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。結果を表VIにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を、実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング混合物の調製]
次いで、実施例52のマスターバッチのアリコート19.71gに、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.29gを加え、均一になるまで混合した。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.46重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例52の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例53の手順に従って調製した。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例53の手順に従って調製した。
公称18.1重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.80g、および脱イオン水0.86gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.1重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、2つの下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例53の手順に従って調製した。
公称18.1重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G、Dixie社)0.94g、および脱イオン水0.72gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.1重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例52の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例56の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例52の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例54の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例52の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例55の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例52〜58のコーティングフィルムを、79〜83%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。結果を表VIIにまとめる。
[下層コーティング混合物の調製]
マスターバッチおよび下層コーティング混合物を、実施例1の手順に従って調製した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.30重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00gおよび脱イオン水1.66gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称17.9重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング混合物の調製]
30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の25%水性希釈液を調製した。実施例61のマスターバッチのアリコート19.71gに、この10%水性希釈液0.58gを加えた。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.49重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
受像層コーティングフィルムを、実施例61の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング混合物の調製]
30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の25%水性希釈液を調製した。実施例61のマスターバッチのアリコート19.71gに、この10%水性希釈液0.29gを加えた。この混合物をコーティングのために40℃で維持した。
下層コーティング基材を、実施例1の手順に従って、この下層コーティング混合物から調製した。得られた下層コーティング物は6.44重量%の固体を有し、ゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の10%希釈液0.66g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.0重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例63の手順に従って調製した。
公称18.1重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、10重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540、Sekisui社)7.13gを混合容器に入れ、撹拌することにより調製した。この混合物に、実施例1の手順に従って調製したアルミナ混合物41.00g、30%イソプロピルアルコールおよび30%水中の非イオン性フッ素系界面活性剤の40%溶液(ZONYL(登録商標)FSN、DuPont社)の25%希釈液0.80g、および脱イオン水1.00gを加えた。得られた受像層コーティング混合物のポリマに対する無機粒子の重量配分比は92:8であった。
公称18.1重量%の固体受像層コーティング混合物を、室温で、12ミルのコーティングギャップを用いて、下層コーティング基材上にナイフコーティングした。これらのコーティングフィルムを、ブルーMオーブンにて10分間50℃で乾燥させた。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例62の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例63の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例61の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例64の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例61の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例63の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
[下層コーティング基材の調製]
下層コーティング基材を、実施例61の手順に従って調製した。
受像層コーティングフィルムを、実施例64の手順に従って、これらの下層コーティング基材から調製した。
実施例61〜68のコーティングフィルムを、87〜88%の相対湿度でインクジェット印刷することにより、上記のとおりに評価した。結果を表VIIIにまとめる。
フィルムの透明性に対する悪影響を最小限にするようにインク乾燥性能を改善することに対する界面活性剤の効果を比較するために、線形回帰を、フィルムのヘイズの割合(%)および湿潤値データに適用し、「ヘイズの割合(%)」をリグレッサンド、「湿潤値」をリグレッサとした。得られる回帰直線の負のスロープの大きさは、湿潤値を1単位下げる場合に見られるヘイズの割合(%)の増加を表す。インク乾燥の同程度の改善に対して、より小さい大きさのスロープは、より小さいヘイズ生成を反映するが、より負のスロープは、より大きいヘイズ生成を反映する。より小さいスロープの大きさを示す界面活性剤は、より大きい(より負である)スロープの大きさを有する界面活性剤よりも効果的である。
[下層コーティング混合物の調製]
混合容器に、脱塩水998重量部を入れた。ゼラチン78部を撹拌容器に加え、膨潤させた。この混合物を60℃まで加熱した。次いで、この混合物を46℃まで冷却した。この混合物に、ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム十水和物)35部を加え、15分間保持した。この混合物に、32.5重量%のスルホン化ポリスチレン水溶液(VERSA−TL(登録商標)502、AkzoNobel社)120部および0.2重量%の殺菌剤(KATHON(登録商標)LX、Dow社)を加え、均一になるまで混合した。次いで、この混合物を40℃まで冷却した。次いで、10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G)26部および脱塩水39部を加え、均一になるまで混合した。この混合物を室温まで冷却し、使用前に全ての気泡を除くために保持した。得られた下層コーティング物のゼラチンに対するホウ砂の重量配分比は0.45:1であった。
ポリ(ビニルアルコール)混合物を、室温で、500rpmで撹拌しながら10分かけて、脱塩水93部を含む混合容器に、ポリ(ビニルアルコール)(CELVOL(登録商標)540)7重量部を加えることによって調製した。この混合物を85℃まで加熱し、30分間撹拌した。次いで、この混合物を室温まで冷却した。脱塩水を加え、蒸発によって失われた水分を補った。
アルミナ混合物を、室温で、9.7重量%の硝酸水溶液75.4部および脱塩水764.6部を混合することにより調製した。この混合物に、アルミナ粉末(DISPERAL(登録商標)、HP−14)360部を30分かけて加えた。この混合物は80℃まで加熱し、30分間撹拌した。この混合物を室温まで冷却し、使用前に気泡を除くために保持した。
受像層コーティング混合物を、室温で、混合容器にアルミナ混合物470部を入れ、撹拌することにより調製した。この混合物を40℃まで加熱した。この混合物に、7重量%のポリ(ビニルアルコール)水溶液(CELVOL(登録商標)540)175重量および10重量%のノニルフェノールのグリシジルポリエーテル水溶液(界面活性剤10G)11部を加えた。30分後、得られた混合物を室温まで冷却し、使用前に気泡を除くために保持した。
下層コーティング混合物を、2010年11月22日に出願された米国特許仮出願第61/415,954号(これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に記載されるとおりに、プライマおよび下塗り層に事前に塗布した、連続移動するポリエチレンテレフタレートウェブに塗布した。コーティングウェブを、室温の空気が流れる多孔板を通過させることにより連続的に乾燥させた。多孔板の全域にわたる圧力降下は、H2O中0.2〜5の範囲であった。空気の露点は、−4〜12℃の範囲であった。下層乾燥コーティング重量は、5.4g/m2であった。
コーティングフィルム試料を、これらの条件で平衡化した後に、印刷前に少なくとも16時間、温度および湿度を3セットで評価した。これらのコーティングフィルム試料を、Wasatch Raster画像処理プロセッサ(RIP)を用いるEPSON(登録商標)4900インクジェットプリンタを用いて画像化した。グレースケール画像は、このプリンタに同梱されているフォトブラック、ライトブラック、ライトライトブラック、マゼンタ、ライトマゼンタ、シアン、ライトシアン、黄色のエプソン(登録商標)インクの組み合わせによって作成した。試料を、calibrated X−RITE(登録商標)Model DTP41分光光度計(X−Rite,Inc.、グランドヴィル、ミシガン州)を用いて、伝送モードで測定した時に、最大光学密度が少なくとも2.8である17段階のグレースケールウェッジを用いて印刷した。各フィルム試料がプリンタから出た直後に、インクジェット画像をひっくり返し、一枚の白紙の上に置いた。湿っている各ウェッジの割合を、ウェッジ1が最大光学密度を有するウェッジであり、ウェッジ17は最小光学密度を有するウェッジであるという連続的なウェッジ番号によって記録した。一般的には、より高いウェッジ番号は、最も低いウェッジ番号の前に乾燥させた。
Claims (14)
- 透明基材と;
ゼラチンおよび少なくとも1つのホウ酸塩またはホウ酸誘導体を含む少なくとも1枚の下層と;ならびに
前記少なくとも1枚の下層上に配置された少なくとも1枚の受像層と、
を含むインクジェット記録用透明フィルムであって、
前記少なくとも1枚の受像層は、少なくとも1つの無機粒子、少なくとも1つの水酸基を含む少なくとも1つの水溶性または水分散性のポリマ、および硝酸を含み、
前記少なくとも1枚の下層または前記少なくとも1枚の受像層の少なくとも一方は、ノニルフェノールのグリシジルポリエーテル、フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレン、ペルフルオロメタクリルコポリマ、フルオロ脂肪族基含有コポリマ、水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテル、または非イオン性フッ素系界面活性剤のうちの少なくとも1つを含む少なくとも1つの第1の界面活性剤を含むフィルム。 - 前記少なくとも1枚の下層および前記少なくとも1枚の受像層の両方が、前記少なくとも1つの第1の界面活性剤を含む、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- さらに、ノニルフェノールのグリシジルポリエーテル、フルオロアクリルアルコール置換ポリエチレン、ペルフルオロメタクリルコポリマ、フルオロ脂肪族基含有コポリマ、水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテル、または非イオン性フッ素系界面活性剤のうちの少なくとも1つを含む少なくとも1つの第2の界面活性剤を含み、前記少なくとも1つの第1の界面活性剤および前記少なくとも1つの第2の界面活性剤が同じものではない、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1枚の下層が前記少なくとも1つの第1の界面活性剤を含み、前記少なくとも1枚の受像層が前記少なくとも1つの第2の界面活性剤を含む、請求項5に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1つの第1の界面活性剤がノニルフェノールのグリシジルポリエーテルを含む、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1つの第1の界面活性剤が水酸基を末端に有するフッ素化ポリエーテルを含む、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1つの水溶性または水分散性のポリマがポリ(ビニルアルコール)を含む、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1枚の受像層の乾燥コーティング重量が少なくとも約46g/m2である、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1枚の下層が、乾燥ベースで、前記少なくとも1つの第1の界面活性剤を約0.001〜約0.60g/m2含む、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記少なくとも1枚の受像層が、乾燥ベースで、前記少なくとも1つの第1の界面活性剤を約1〜約2g/m2含む、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記フィルムが、約10%ヘイズ/湿潤単位未満の大きさのヘイズ/湿潤回帰スロープを示す、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記フィルムが、約5%ヘイズ/湿潤単位未満の大きさのヘイズ/湿潤回帰スロープを示す、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記フィルムが、EPSON(登録商標)4900インクジェットプリンタを用いて、少なくとも2.8の光学密度で、相対湿度86%で撮像する場合、約0.50より低い湿潤値を示す、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
- 前記フィルムが、EPSON(登録商標)4900インクジェットプリンタを用いて、少なくとも2.8の光学密度で、相対湿度73%で撮像する場合、約0.25より低い湿潤値を示す、請求項1に記載のインクジェット記録用透明フィルム。
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