JP2013542832A - 口腔ケア用具 - Google Patents

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Abstract

ハウジング(101E)と、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素(102E)と、ハウジングからキャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を有し、ロッキングアセンブリが、ハウジングにおいて第1の支持位置(133)及び第2の支持位置(134)で支持された少なくとも第1のロッキング要素(113)であって、キャリア要素の第1の開口又は凹部(123)に係合する、少なくとも第1のロッキング要素(113)を有するか、又はハウジングにおいて第1の支持位置(130;131)で支持された少なくとも第1のロッキング要素(110;111)であって、キャリア要素の第1の開口又は凹部(120;121)に係合する、少なくとも第1のロッキング要素(110;111)と、キャリア要素とハウジングとをロックするように配置された第2のロッキング要素(103;162A;112)を有するかのいずれかである、口腔ケア用具。

Description

本発明は、口腔ケア用具、具体的には、ハウジングと、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素と、を備える、口腔ケア用具に関する。
口腔ケア用具は、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素を有するとして知られており、この口腔ケア用具は、電動歯ブラシの交換ブラシヘッドとして実現されており、キャリア要素は、振動回転するように取り付けられた剛毛(bristle)キャリアとして実現されている。引き離し力がキャリア要素に作用した場合に、可動に支持されたキャリア要素がハウジングから離れ得るのを防ぐために、ハウジングで支持され、かつキャリア要素の開口又は凹部に係合するロッキングピンを使用することにより、キャリア要素をハウジングに固定することも更に知られている。後者は特に、口腔ケア用具が床に落ちたとき、又はユーザが口腔ケア用具を口の中に押し込んだときに起こる可能性がある。ロッキングピンに作用するてこ力によって、ロッキングピンが取り払われる可能性がある。
したがって、可動に取り付けられたキャリア要素のロッキングが改善された口腔ケア用具を提供するという要求がある。
上記の要求は、独立した請求項による口腔ケア用具によって満たされる。更なる実施形態は、従属請求項によって定義される。
少なくとも1つの態様によると、ハウジングと、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素と、ハウジングからキャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を備え、ロッキングアセンブリは、ハウジングにおいて第1の支持位置及び第2の支持位置で支持された少なくとも第1のロッキング要素であって、キャリア要素の第1の開口又は凹部に係合する、少なくとも第1のロッキング要素を含み、第1のロッキング要素の支持されていない長さは、第1のロッキング要素がハウジングに支持されている支持長さの少なくとも2倍である、口腔ケア用具が提供される。
少なくとも1つの態様によると、ハウジングと、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素と、ハウジングからキャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を備え、ロッキングアセンブリは、ハウジングにおいて第1の支持位置で支持された少なくとも第1のロッキング要素であって、キャリア要素の第1の開口又は凹部に係合する、少なくとも第1のロッキング要素と、キャリア要素と前記ハウジングとをロックするように配置された第2のロッキング要素とを含み、第2のロッキング要素は、キャリア要素で支持される、口腔ケア用具が提供される。いくつかの実施形態では、第2のロッキング要素は、ハウジングに設けられた第2の開口又は凹部に係合するキャリア要素の一体部分であり得る。
本開示の一態様により、口腔ケア用具は、電動歯ブラシの交換ブラシヘッドとして実現され得る。
本開示は、代表的な実施形態の詳細な説明により、及び図を参照して、更に明らかにされる。図中、
交換可能なブラシヘッドとして実現された口腔ケア用具を有する電動歯ブラシとして実現された口腔ケアデバイスの図。 電動歯ブラシのための交換可能なブラシヘッドとして実現された口腔ケア用具の図。 図2に示されるブラシヘッドを通る縦断図であり、ここで、ロッキングアセンブリは、第1の開口又は凹部に係合する第1のロッキング要素を含む。 本開示によるブラシヘッドの別の実施形態を通る縦断図であり、ここで、ロッキングアセンブリは、第1のロッキング要素及び第2のロッキング要素を含み、第2のロッキング要素は、キャリア要素と一体。 本開示によるブラシヘッドの更なる実施形態のヘッド部分を通る縦断図であり、ここで、ロッキングアセンブリは、第1のロッキング要素及び第2のロッキング要素を含み、第2のロッキング要素は、シャフト要素が取り付けられた金属心棒の延長部として実現されている。 可動に取り付けられたキャリア要素を備える電動歯ブラシのヘッド部分の平面図。 図6に示されるブラシヘッドの第1の実施形態を通る、図6に示されるA−A面に沿った断面図であり、ここで、ロッキングアセンブリは、第1のロッキング要素を含む。 本開示による図6に示されるブラシヘッドの更なる実施形態を通る、図6に示されるA−A面に沿った断面図であり、ここで、ロッキングアセンブリは、第1のロッキング要素及び第2のロッキング要素を含む。 本開示による図6に示されるブラシヘッドの別の実施形態を通る、図6に示されるB−B面に沿った縦断図であり、ここで、ロッキングアセンブリは、ハウジングにおいて第1の支持位置及び第2の指示位置で支持される第1のロッキング要素を含む。 図9Aに示されるブラシヘッドを通る、図9Aに示されるD−D面に沿った縦断図。
電動歯ブラシなどの口腔ケア用具は、告示されているEN 60335−2−52/A11(「Particular requirements for oral hygiene appliances」)などの対応する規格に一致している必要がある。この規格によれば、器具は、700mmの高さから硬材板への落下に損傷なしに耐えることが必要である(例えば、CENELECにより入手可能な文献を参照)。具体的には、落下は、歯ブラシの可動に取り付けられた部分、例えば可動に取り付けられた(剛毛)キャリア要素に力を掛け得る。それらの可動に取り付けられた部分は、掛けられた力が臨界引き離し力を超えた場合に、歯ブラシから分離する可能性がある。当該技術分野では、ロッキング要素、例えばブラシヘッドハウジングの孔に圧入される金属ピンを含み、そのロッキング要素が、キャリアに設けられた開口又は凹部に更に係合する、ロッキングアセンブリによって、可動に配置されたキャリア要素をロックすることが知られている。700mmからの落下は、キャリア要素に力を掛け得、その結果、ロッキング要素は、具体的にはてこ力がロッキング要素に作用し得る際に、ハウジングから取り払われる(即ち、電動歯ブラシが損傷し、キャリア要素が分離する)。本開示の一態様によると、そのような損傷がたやすく起こる可能性を避ける又は少なくとも低減させることを目的とする改善が記載される。また、ロックの改善により、例えばユーザが可動に取り付けられたキャリア要素の下に歯を押し込むときに起こり得るようなゆっくりと作用する臨界引き離し力は、キャリア要素をハウジングから簡単に分離させないという更なる効果を有する。
提案される口腔ケア用具のいくつかの実施形態を、以下に説明する。本開示による口腔ケア用具は、電動歯ブラシなどの口腔ケアデバイスであるか、又は口腔ケア用具は、口腔ケアデバイスの交換ヘッド、例えば電動歯ブラシの交換ブラシヘッドであり得るかのいずれかであり得る。
図1は、ハンドル20と、本明細書ではブラシヘッド10として実現された取り外し可能に配置されたヘッド部分と、を有する電動歯ブラシとして実現された口腔ケアデバイスの代表的な実施形態の図である。口腔ケア用具が電動歯ブラシの交換可能なブラシヘッドとして実現される代表的な実施形態を、以下に説明する。これは、本開示の範囲を制限するように解釈するべきではない。
図2は、交換可能なブラシヘッド10として実現するよう提案された代表的な口腔ケア用具の図である。ブラシヘッド10は、可動に配置されたキャリア要素102が遠位端に取り付けられた本質的に管状のハウジング101を有する。剛毛房フィールド200が、例えばアンカー植込み、AFT(anchor free tufting)、又はその他の任意の技術などの、当該技術分野において既知の取り付け技術を用いて、キャリア要素102に取り付けられている。
図3は、図2に示されるブラシヘッド10を通る縦断図を示す。ブラシヘッド10は、長手方向に延びる本質的に管状のハウジング101を有する。管状のハウジング101は、当該技術分野で知られているように、電動歯ブラシのハンドル部分の駆動軸が、シャフト160のスナップフック163が駆動シャフトの溝に嵌り込むまで開口部に滑り込めるように配置された開口部を近位側に有する。キャリア要素102は、ブラシヘッド10の遠位端に可動に取り付けられている。キャリア要素102は、心棒150に取り付けられており、その結果、キャリア102は、心棒150によって画定される回転軸Rを中心にして回転(又は回転するように振動)することができる。キャリア要素102は、T型の連結要素161によってシャフト要素に機械的に連結されて、シャフト要素160による長手方向軸を中心とする駆動軸の振動回転を、回転軸Rを中心とするキャリア要素102の振動回転に変える。シャフト要素160は、長手方向に延びる取り付けピン162で更にハウジング101に取り付けられている。ここで、回転軸Rは、長手方向に対して本質的に垂直である。図示されている実施形態では、キャリア要素102は、通常の動作中に力Fがキャリア要素102に掛けられ得、その結果、キャリア要素102がハウジング101から離れる可能性があるように、ハウジング101を越えて延びている。この分離が起こる力が臨界引き離し力である。そのような事例は、ブラシヘッド10が床に落ちたとき、又はユーザ(例えば、子供)がキャリア要素102とハウジング101との間に歯を押し込んだときに、特に起こり得る。キャリア要素102が簡単に離れ得る(したがって、例えば飲み込まれ得る)のを防ぐために、ロッキングアセンブリが設けられるが、このロッキングアセンブリは、図示される実施形態では、ハウジング101において第1の支持位置130で支持される第1のロッキング要素110として実現されており、そのため、第1のロッキング要素110(ここでは、広げられたヘッド、即ちマッシュルームヘッドを有する金属のロッキングピンとして実現されている)は、ハウジングに固定されて結合している、例えば第1のロッキング要素110は、ハウジング101の孔に圧入され得る。第1のロッキング要素110は、第1の支持位置を越えて延び、キャリア要素102の第1の開口又は凹部120に係合する。
ここで、ブラシヘッドが損傷しないかつ/又はキャリア要素が離れないように臨界引き離し力ができるだけ高くなるように、ロッキングアセンブリを設計するのが実用的である。
図4では、図3と本質的に同じ縦断図が示されているが、図4は、図3に示されるロッキングアセンブリ以上に改善されたロッキングアセンブリの1つの代表的な実施形態を示す。図3の要素と本質的に同じ要素は、ここでは説明せずに、図3に関する説明を参照する。図3を参照して既に詳述された第1のロッキング要素110以外に、第2のロッキング要素103が設けられる。第2のロッキング要素103は、ここでは、キャリア要素102Aに固定して取り付けられたロッキング要素として実現されており、具体的には、第2のロッキング要素103は、キャリア要素102Aの一体部分であってよい(例えば、第2のロッキング要素103は、キャリア要素の射出成形プロセス中に成形されてよい)。別の実施形態では、第2のロッキング要素は、キャリア要素に設けられた孔に圧入される金属ピンとして実現されてもよい。第2のロッキング要素103は、ハウジング101Aに設けられた凹部又は開口104内に延びる。ここでは、ハウジング101Aは、中空の内側部分によって凹部を提供する。第2のロッキング要素103は、ハウジングの壁の後ろを掴むだけである。キャリア要素102Aに作用する力は、第1のロッキング要素110のロック強度だけでなく、第2のロッキング要素103のロック強度にも打ち勝たなければならない。第2のロッキング要素の使用は、引き離し力が掛けられたときにロッキング要素に作用するてこ力も低減させる。
図5は、図3に示されるブラシヘッドに似たブラシヘッド内に設けられたロッキングアセンブリの更なる実施形態を示す。図5に示されるブラシヘッドは、図3を参照して詳述されたように、そのロッキングアセンブリの一部として、ハウジング101Bの第1の支持位置130で支持された第1のロッキング要素110であって、キャリア要素102Bの第1の開口又は凹部120に係合する、第1のロッキング要素110を含む。更に、図5によるブラシのロッキングアセンブリは、第2のロッキング要素162Aを備える。この実施形態では、第2のロッキング要素162Aは、シャフト要素160Bをハウジング101Bに取り付ける取り付けピンと一体である。第2のロッキング要素162Aは、一方の端部でシャフト要素160Bの取り付け具を提供し、第2の端部で、キャリア要素102Bに形成された第2の開口又は凹部125に係合するように、取り付けピンを延ばすことにより実現される。第2のロッキング要素162A(ここではロッキングピン、具体的には金属のロッキングピンとして実現されている)は、第2の支持位置135においてハウジング101Bで支持されている。
図6は、口腔ケア用具1Aの、提案される別の実施形態の部分的な図である。ここでも、口腔ケア用具は、電動歯ブラシとして実現されており、ハンドル部分20A(一部分だけ図示)と、交換可能なブラシヘッド10Aとして実現されているヘッド部分とを備える。交換可能なブラシヘッド10Aは、とりわけスナップフック104によりハンドル部分20Aのハウジング21に取り付けられているハウジング101Cを備えるが、このスナップフック104は、ハンドル部分20のハウジング21に設けられている切り欠き22に係合するスナップノーズを有する。ブラシヘッド10Aは、先の実施形態のキャリア要素102に似た、振動回転するように取り付けられたキャリア要素102Cを更に含む。本明細書のブラシヘッド10Aは、更なるキャリア要素103Aも含む。
図7は、図6に示される口腔ケア用具1Aを通る、図6に示されるA−A面に沿った断面図である。キャリア要素102Cは、回転軸Pを中心にして振動回転するように心棒150Aに取り付けられている。この実施形態で提供されるロッキングアセンブリは、図3に示される実施形態と同様に、ブラシヘッドのハウジング101Cにおいて第1の支持位置131で支持されており、かつキャリア要素102Cに形成された第1の開口又は凹部121に係合する、第1のロッキングピン111を含む。
図8は、図7に示されるのと同じ断面図であるが、本開示によるブラシヘッドの異なる実施形態のものである。ここでは、ロッキングアセンブリは、ハウジング101Dにおいて第1の支持位置131で支持された第1のロッキング要素111であって、キャリア要素102Dに形成された第1の開口又は凹部121に係合する、第1のロッキング要素111を含む。加えて、このロッキングアセンブリは、ハウジング101Dにおいて第2の支持位置132で支持された更なるロッキング要素122であって、キャリア要素102Dに形成された第2の開口又は凹部122に係合する、更なるロッキング要素122を含む。ここでは、第1の支持位置131及び第2の支持位置132は、心棒150Aにより画定されるキャリア軸に関して互いに対向しており、即ち、回転軸に関する2つの支持位置の角距離は、180度である。
図9Aは、口腔ケア器具の別の実施形態を通る縦断図である。キャリア要素102Eは、振動回転するように心棒150Aに可動に取り付けられている。この実施形態では、キャリア要素102Eに形成された第1の開口又は凹部123に係合する第1のロッキング要素113を含むロッキングアセンブリが提供されている。図9Aに示されるのと同じ実施形態を通るが図9Aに示されるD−D面に沿った縦断図である図9Bでは、第1のロッキング要素113が、ハウジング101Eにおいて一方の端部が第1の支持位置133で及び第2の端部が第2の支持位置134で支持されているのが示される。この実施形態では、ロッキング要素113に作用する力が2つの支持位置により吸収され、てこ力の影響が効果的に低減されるため、両側でのロッキング要素113の支持により、強いロックがもたらされる。第1の支持位置及び第2の支持位置は、キャリア要素102Eの回転軸に対してオフセットしているため、2つの支持位置の間の角距離は、約110度である。
2つの支持位置(例えば、図9Bに示されているように、第1の支持位置133及び第2の支持位置134)で支持されている第1のロッキング要素の支持されていない長さ、即ち、2つの支持位置間で自由に延びる第1のロッキング要素の長さは、第1のロッキング要素が2つの支持位置でハウジングによって支持される長さの少なくとも2倍である。支持長さ、即ち、第1のロッキング要素がハウジング内で支持される長さは、実施形態によっては、約3.0mm(即ち約1.5mmの2倍)〜約6.0mm(即ち約3.0mmの2倍)であり得る。支持されていない長さの利点のために支持長さを犠牲にすることは、ハウジング内の空洞をギアリング要素などのためにより効率的に使用できるようにする。一方、支持長さを過度に小さくすることは、不満足な引き離し力をもたらし得る。第1のロッキング要素の支持されていない長さは、約6.0mm〜約15mmであってよい。第1のロッキング要素の直径は、約0.5mm〜約2.0mm、特に約0.7mm〜約1.5mmであってよい。各支持位置の支持長さは、実施形態によっては、第1のロッキング要素の直径の少なくとも約2倍であるように選択されてよい。いくつかの実施形態では、第1のロッキング要素は、金属ピンとして実現されてよく、具体的には、第1のロッキング要素は、摩耗を低減させるために硬化鋼から作製されてよい。
2つの支持位置で支持される単一の第1のロッキング要素を使用すると、引き離し力がキャリア要素に作用するときに、第1のロッキング要素に作用するてこ力も低減する。特に、そのような設計は、てこ力を効果的に回避する。
上述の改善されたロッキングアセンブリを利用すると、ハウジングのために軟質プラスチック材料、例えば約2500N/mm未満の引張強度を有するプラスチック材料を使用することも支援することになる。POM(ポリオキシメチレン)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又はPA(ポリアミド)など比較的強い(また通常は高価な)プラスチック材料をハウジングの材料として選択することにより、構造詳細(例えば、壁の厚さ、ロッキング要素の形、ロッキング要素の材料など)により付与されるがプラスチック材料の強度から利益が得られる、特定の臨界引き離し力がもたらされる。ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、ASA(アクリロニトリルスチレンアクリレート)又はPP(ポリプロピレン)などのより軟質プラスチック材料を選択すると、明らかに、同じ構造に対してより低い臨界引き離し力がもたらされる。したがって、ハウジングの材料として、改善されたロッキングアセンブリを軟質プラスチック材料とともに使用すると、単一のロッキング要素又は単一の支持位置(例えば図3又は図7にそれぞれ示されている)と比べて臨界引き離し力が増大する。ABS、ASA、又はPPなどの軟質プラスチック材料を使用すると、言及した軟質プラスチック材料によく付着するが言及した硬質プラスチック材料には付着しないことが多い、特定の熱可塑性エラストマー材料(TPE)を使用することも可能になる。その結果、舌クリーナーなどの構造体が、2構成成分又は多構成成分のプラスチック射出成形プロセスを用いて実現され得る。
ロッキングアセンブリのロッキング動作を改善するための更なる手段には、第1及び/若しくは第2の支持位置の周囲のハウジングの壁を厚くすること、又は強化プラスチック材料を使用すること(所望により、例えば支持位置、又はキャリア要素と一体の第2のロッキング要素に関しては局所的にのみ)を挙げることができる。
少なくとも1つの態様によると、口腔ケア用具は、ハウジングと、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素と、ハウジングからキャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を備え、ロッキングアセンブリは、ハウジングにおいて第1の支持位置及び第2の支持位置で支持された少なくとも第1のロッキング要素であって、キャリア要素の第1の開口又は凹部に係合する、少なくとも第1のロッキング要素を含む。
少なくとも1つの態様によると、口腔ケア用具は、ハウジングと、ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素と、ハウジングからキャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を備え、ロッキングアセンブリは、ハウジングにおいて第1の支持位置で支持された少なくとも第1のロッキング要素であって、キャリア要素の第1の開口又は凹部に係合する、少なくとも第1のロッキング要素と、キャリア要素とハウジングとをロックするように配置された第2のロッキング要素と、を含む。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきでない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法はそれぞれ、記載された値及びその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (14)

  1. ハウジング(101E)と、
    前記ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素(102E)と、
    前記ハウジングから前記キャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を備え、
    前記ロッキングアセンブリが、前記ハウジングにおいて第1の支持位置(133)及び第2の支持位置(134)で支持された第1のロッキング要素(113)であって、前記キャリア要素の第1の開口又は凹部(123)に係合する、少なくとも第1のロッキング要素(113)を含み、
    前記第1のロッキング要素の支持されていない長さが、前記第1のロッキング要素が前記ハウジングに支持されている支持長さの少なくとも2倍である、口腔ケア用具。
  2. 前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置での前記ハウジングの前記支持長さが、それぞれ、前記第1のロッキング要素の直径の約4倍未満であり、前記直径が、前記それぞれの支持位置で測定され、具体的には、前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置での前記ハウジングの厚さは、それぞれ、約4mm未満である、請求項1に記載の口腔ケア用具。
  3. 前記前記第1のロッキング要素の前記支持されていない長さが、約6.0mm〜約15.0mmである、請求項1又は2に記載の口腔ケア用具。
  4. ハウジング(101A;101B,101D)と、
    前記ハウジングに対する運動のために取り付けられたキャリア要素(102A;102B,102D)と、
    前記ハウジングから前記キャリア要素が離れるのを防ぐためのロッキングアセンブリと、を備え、
    前記ロッキングアセンブリが、前記ハウジングにおいて第1の支持位置(130;131)で支持された第1のロッキング要素(110;111)であって、前記キャリア要素の第1の開口又は凹部(120;121)に係合する、少なくとも第1のロッキング要素(110;111)と、前記キャリア要素と前記ハウジングとをロックするように配置された第2のロッキング要素(103,162A,112)と、を含み、
    前記第2のロッキング要素(103)が、前記キャリア要素(102A)で支持され、具体的には、前記第2のロッキング要素(103)は、前記キャリア要素の一体部分であり、かつ前記ハウジングに設けられた第2の開口又は凹部(104)に係合する、口腔ケア用具。
  5. 前記キャリア要素(102A;102B,102D;102E)が、回転軸(R)を中心とした回転運動又は振動回転運動のために取り付けられ、具体的には、前記回転軸は、前記口腔ケア用具の長手方向に対して垂直に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  6. 前記第1の支持位置(130;131)及び前記第2の支持位置(135;132)が、前記回転軸(R)に対して少なくとも30度の角距離で配置されている、請求項5に記載の口腔ケア用具。
  7. 前記ハウジングの材料が、2500N/mm未満のE−モジュール、即ち引張強度を有し、前記材料は、具体的には、ポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、及びアクリロニトリル−スチレン−アクリレートの群のうちの1つである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  8. 前記第1のロッキング要素(110;111)が、具体的には硬化鋼から作製された円筒状金属ピンとして実現される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  9. 前記第1のロッキング要素(110;111)が、前記第1の支持位置及び/又は前記第2の支持位置で測定されて約0.5mm〜約2.0mm、特に約0.7mm〜約1.5mmの直径を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  10. 臨界引き離し力(F)は、少なくとも35ニュートン、特に少なくとも45ニュートン、より正確には少なくとも90ニュートンである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  11. 前記キャリア要素が、少なくとも部分的に前記ハウジングを越えて延びる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  12. 前記第1のロッキング要素(110;111)が、前記ハウジング内に圧入される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  13. 前記ハウジングが、少なくとも前記第1の支持位置にて補強される及び/又は厚くされる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
  14. 前記口腔ケア用具が、電動口腔ケアデバイスの交換ヘッド、具体的には、電動歯ブラシの交換ブラシヘッドとして実現される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の口腔ケア用具。
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