JP2013542812A - スペーサおよびそのための構成要素 - Google Patents

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Abstract

スペーサ(2)は、ポリカーボネートチャンバ(8)と、チャンバ(8)内に配置されたフローバルブ(18)とを含む。チャンバ(8)は、第1の貯蔵部(10)および第2の貯蔵部(12)と、エアロゾル化された薬剤を第1の貯蔵部(10)の中に入れるためのインレットと、第2の貯蔵部(12)からの薬剤の引き出しのためのアウトレット(16)と、第2の貯蔵部(12)からの空気の除去のためのベント(20)とを含む。フローバルブ(18)は、ユーザの吸気の間に第1の貯蔵部(10)から第2の貯蔵部(12)への薬剤の順方向のフローを可能にし、ユーザの吸気の間にベント(20)を通じて第2の貯蔵部(12)の中に空気が流入するのを実質的に制限し、ユーザの呼気の間に第2の貯蔵部(12)から第1の貯蔵部(10)への空気または薬剤(4)の逆流を実質的に制限し、ユーザの呼気の間に第2の貯蔵部(12)からベント(20)を通じて空気の除去を可能にするよう適合されている。

Description

本発明は、スペーサおよび/またはそのための構成要素に関する。1つの特定の局面では、本発明はスペーサでの使用のためのフローバルブに関する。
この明細書における文書、装置、行為、または知見の如何なる議論も、本発明の文脈を説明するよう含まれる。この資料のいずれもが、オーストラリアまたは他のどこかにおいて本願明細書における開示の優先日にまたは当該優先日の前に、関連技術において先行技術の基礎または通常の一般的な知識の一部を形成することを認めるものとして解釈されるべきではない。
喘息または慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)の罹患者はしばしば、サルブチモール(Salbutimol)のような気管支拡張薬を肺に吸入するために計量式吸入器を用い、これにより、病理学的に収縮した気道を開放する。しかしながら、患者が(吸入器の筐体内で薬剤キャニスタを押し下げることにより行われる)自身の口への当該薬剤の噴霧を深い吸気と合わせることができない場合、薬剤の多くは、肺の深くまで吸い込まれるのではなく、口の奥に堆積し得る。このタイミングの問題に苦労している患者には、スペーサが特に有用であり得る。なぜならばスペーサは、薬剤をスペーサ中に噴霧し、次いで、通常約5〜10呼吸だけゆっくりと深く息を吸って吐くプロセスにより、患者が薬剤を肺の深くまで吸い込むことを可能にするからである。
通常の一般知識を認めるものではないが、米国特許第5,816,240号は、以下のスペーサを記載している。すなわち、このスペーサは、マウスピースを有するチャンバと、半径方向に延在する円盤および軸方向に延在するプラグ保持器を有する吸気バルブとを有する。吸気バルブは、患者の吸気の際には開き、患者の呼気の際には閉じるために構成されている。上記スペーサはさらに、半径方向に延在するリングを含む呼気バルブを有する。吸気バルブは、患者の呼気の際に開き、患者の吸気の際に閉じるために構成されている。
上述したスペーサのような先行技術のスペーサの欠点は、吸気および呼気の間に両方とも動く2つのバルブの使用であり得る。これは潜在的に、フローに対する抵抗を増加させるとともに、過度に複雑な設計へとつながる。これらのタイプのスペーサの別の欠点は、チャンバ構成要素の超音波溶接が必要であることであり得る。これは潜在的に、複雑性を加えるとともに、製造の際のアセンブリ効率を低減する。
したがって、先行技術の装置に関連付けられる問題、短所、または欠点のいくつかを低減、制限、克服、または改善する新しいスペーサ、もしくはスペーサのための新しい構成要素を提供すること、またはこのような装置に対する有効な代替例を提供することは有利であり得る。
発明の開示
1つの局面では、本発明は、医療用物質をユーザに送達するためのスペーサを提供する。スペーサは、
チャンバを含み、チャンバは、
− 第1および第2の貯蔵部と、
− 医療用物質を第1の貯蔵部の中に入れるためのインレットと、
− 第2の貯蔵部からの医療用物質の引き出しのためのアウトレットと、
− 第2の貯蔵部からの空気の除去のためのベントとを含み、スペーサはさらに、
少なくとも部分的にチャンバ内に配置されるバルブを含み、バルブは、
− ユーザの吸気の間に第1の貯蔵部から第2の貯蔵部への医療用物質の順方向のフローを可能にし、
− ユーザの吸気の間にベントを通じて第2の貯蔵部に空気が流入するのを実質的に制限し、
− ユーザの呼気の間に第2の貯蔵部から第1の貯蔵部への医療用物質の逆流を実質的に制限し、
− ユーザの呼気の間にベントを通じて第2の貯蔵部からの空気の除去を可能にする
よう適合されている。
バルブは、単一のフローバルブであってもよい。
バルブは、チャンバの部分と係合されたままであるかまたはチャンバの部分によって保持されたままである保持部分を含んでもよい。さらに、バルブは、保持部分によって固定される第1のフロー制御部分を含んでもよい。
第1のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に開くことによって医療用物質の順方向のフローを可能にするよう適合されてもよく、ユーザの呼気の間に閉じることによって医療用物質の逆流を実質的に制限するよう適合されてもよい。
第1のフロー制御部分は、少なくとも1つの物質フラップ部材を含んでもよい。物質フラップ部材は、第2のフロー制御部分が開く間には開くようにフラップするよう適合されるとともに、第1のフロー制御部分が閉じる間には閉じられるようにフラップするよう適合される自由縁部を有してもよい。
好適な形態では、第1のフロー制御部分は、複数のフラップ部材を含んでもよい。
第1のフロー制御部分は、第1のフロー制御部分が閉じられると一緒に閉じるよう適合されるとともに、第1のフロー制御部分が開かれると離れるように開くよう適合される自由縁部を有する2つの物質フラップ部材を含んでもよい。好適な形態では、物質フラップ部材はダックビル(duck bill)に類似してもよい。
第1のフロー制御部分は、第1のフロー制御部分が閉じられたら一緒に閉じるよう適合されるとともに、第1のフロー制御部分が開かれると離れるように開くよう適合される自由縁部を有する4つの物質フラップ部材を含んでもよい。自由縁部はクロススリットを形成してもよい。物質フラップ部材は四分円部分を形成してもよい。
第1のフロー制御部分は、ドームのような形状を形成してもよい。
第1のフロー制御部分は、1°と20°との間だけ上方向および内側方向に角度付けされてもよい。好適な形態では、上方向および内側方向に5°と15°との間だけ角度付けされてもよい。好ましくは、上方向および内側方向に約10°だけ角度付けされてもよい。
第1のフロー制御部分は、高さが5mmと15mmの間であってもよい。好ましくは、高さが約10mmであってもよい。
バルブは、保持部分によって固定される第2のフロー制御部分を含んでもよい。
第2のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に閉じることにより、外気がベントを通って第2の貯蔵部の中に流れるのを実質的に制限するよう適合されてもよい。
第2のフロー制御部分は、呼気の間に開くことにより、第2の貯蔵部からベントを通って空気が除去されることを可能にするよう適合されてもよい。
第2のフロー制御部分は、空気フラップ部材を含んでもよい。空気フラップ部材は、ユーザの呼気の間に開くようにフラップするよう適合されるとともにユーザの吸気の間に閉じるようにフラップするよう適合される自由縁部を有してもよい。
空気フラップ部材は、円周方向の自由縁部を有してもよい。空気フラップ部材は、円盤状であってもよい。
第1の制御部分はバルブにおいて中心に配置されてもよい。好適には、第2のフロー制御部分は、第1の制御部分を取り囲んでもよい。保持部分は、第1の制御部分と第2の制御部分との間に配置されてもよい。
チャンバは第1のチャンバ部分を含んでもよい。好適には、第1のチャンバ部分は、バルブとともに、実質的に第1の貯蔵部を規定してもよい。第1のチャンバ部分は管状部材を含んでもよい。
チャンバは、第2のチャンバ部分を含んでもよい。好適な形態では、第2のチャンバ部分は、バルブとともに、実質的に第2の貯蔵部を規定してもよい。第2のチャンバ部分はベント部材を含んでもよい。ベント部材はベントを規定してもよい。好適には、第2のチャンバ部分は、当該ベント部材に取り付けられるかまたは当該ベント部材と連続するマウスピースを含んでもよい。
バルブの保持部分は、管状部材とベント部材との間に固定的に挟まれてもよい。
ベント部材は、中心チャンバアパーチャを含んでもよい。さらに、ベント部材は、チャンバアパーチャを取り囲む半径方向に配置されたアパーチャの連なりを含んでもよい。半径方向に配置されたアパーチャは、ベントの部分またはすべてを形成してもよい。
インレットは、さまざまな形状およびサイズの医療用物質送達装置に適合するとともに当該医療用物質送達装置をぴったりと受け入れ得るアパーチャを有する柔軟部分を含んでもよい。
好適には、インレットは、チャンバの他の部分から取り外し可能であるチャンバのベースの部分を形成してもよい。
ユーザの吸気および/またはユーザの呼気は、受動的、または機械的に補助もしくは制御されていてもよい。たとえば、ユーザの呼吸は、人工呼吸器のような機械によって補助または強制されていてもよい。
アウトレットは、マウスピースを含んでもよい。好適には、アウトレットは、ユーザの口の中への挿入のために適合されてもよい。付加的または代替的には、アウトレットは、ユーザの口の中または口の周りに配置されてもよい装置との接続のために適合されてもよい。たとえば、アウトレットは、ユーザの口および鼻の上に配置された酸素マスクまたはユーザの口の中へと延在する人工呼吸器のチューブに接続されてもよい。
医療用物質は、薬を含んでもよい。好適には、医療用物質は、懸濁粉末、噴霧化された液体、または流体を含んでもよい。
別の局面では、本発明は、医療用物質をユーザに送達するためのスペーサチャンバとの使用のための単一のバルブを提供してもよい。スペーサチャンバは、第1および第2の貯蔵部と、医療用物質を第1の貯蔵部の中に入れるためのインレットと、第2の貯蔵部からの医療用物質の引き出しのためのアウトレットと、第2の貯蔵部からの空気の除去のためのベントとを含み、バルブは、
− チャンバの部分によって保持されるよう適合される保持部分と、
− 保持部分によって固定されるよう適合される第1のフロー制御部分とを含み、第1のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に開くことにより、第1の貯蔵部から第2の貯蔵部への医療用物質の順方向のフローを可能にするよう適合されるとともに、ユーザの呼気の間に閉じることにより、第2の貯蔵部から第1の貯蔵部への医療用物質の逆流を実質的に制限するよう適合されており、バルブはさらに、
− 保持部分によって固定されるよう適合される第2のフロー制御部分を含み、第2のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に閉じることにより、ベントを通じて第2の貯蔵部に空気が流入することを実質的に制限するよう適合されるとともに、呼気の間に開くことにより、第2の貯蔵部からベントを通じて空気の除去を可能にするよう適合されている。
ここで、本発明がより明確に理解され、かつ実際的に実施され得るために、本発明に従った、スペーサのための装置および方法ならびにそのための構成要素の好ましい構成を詳細に記載する。以下の記載は単に、非限定的な例として与えられ、添付の図面を参照する。
本発明の好ましい実施例に従ったスペーサの上方不等角投影図である。 スペーサの下方不等角投影図である。 上から見たスペーサの展開不等角投影図である。 下から見たスペーサの展開不等角投影図である。 静止構成にあるスペーサのバルブの上面図である。 静止構成にあるバルブの上方不等角投影図である。 静止構成にあるバルブの側面図である。 静止構成にあるバルブの下方不等角投影図である。 静止構成にあるバルブの下面図である。 吸気構成にあるバルブの上面図である。 吸気構成にあるバルブの上方不等角投影図である。 吸気構成にあるバルブの側面図である。 吸気構成にあるバルブの下面不等角投影図である。 吸気構成にあるバルブの下面図である。 呼気構成にあるバルブの上面図である。 呼気構成にあるバルブの上方不等角投影図である。 呼気構成にあるバルブの側面図である。 呼気構成にあるバルブの下面不等角投影図である。 呼気構成にあるバルブの下面図である。 使用のために位置決めされたスペーサを示す図であって、スペーサのアウトレットが、ユーザの口に配置され、薬剤吸入器がスペーサのインレットの中に挿入される図である。 吸入器からスペーサへの薬剤のフローと、ユーザの吸気の間のフロー経路とを示す図である。 ユーザの呼気の間のフロー経路を示す、使用時のスペーサの図である。
図面を参照して、エアロゾル化された薬剤4をユーザ6に送達するのに好適なスペーサが一般的に2で指定されて示される(特に図21を参照)。
スペーサ2は、マクロロン(Makrolon)ポリカーボネートチャンバ8と、チャンバ8内に配置されるフローバルブ18とを含む。
チャンバ8は、
− 第1の貯蔵部10および第2の貯蔵部12(図20〜図22参照)と、
− エアロゾル化または粉末化された薬剤4を第1の貯蔵部10の中に入れるためのインレットと、
− 第2の貯蔵部12からの薬剤4の引き出しのためのアウトレット16と、
− 第2の貯蔵部12からの空気の除去のためのベント20とを含む。
フローバルブ18は、
− ユーザの吸気の間に第1の貯蔵部10から第2の貯蔵部12への薬剤の順方向のフローを可能にし、
− ユーザの吸気の間にベント20を通じて第2の貯蔵部12へ空気が流入するのを実質的に制限し、
− ユーザの呼気の間に第2の貯蔵部12から第1の貯蔵部10への薬剤または空気の逆流を実質的に制限し、
− ユーザの呼気の間にベント20を通じて第2の貯蔵部12からの空気の除去を可能にするように適合されている。
チャンバ8は、第1および第2のチャンバ部分を含む。第1のチャンバ部分は、管状部材22と、取り外し可能なベース部材24とを含む。第2のチャンバ部分は、管状部材22の上に接続されるベント部材26と、ベント部材26の上に接続されるマウスピース28とを含む。
ベース部材24は、湾曲した円筒状のリング32から内側方向および上方向に段差がある円筒状のリッジ30を含む。円形のフランジ34が、当該円筒状のリング32から内側方向に突出しており、この円形のフランジ34は、間隔が置かれた円形のアパーチャ36の連なりを有する。
管状部材22は円筒壁38を含む。円筒壁38の底部に向かって、若干内側方向に突出するリッジ40が存在する。内側方向に突出するリッジ40は、ベース部材24を管状部材22の中に嵌合挿入する間に、円筒状のリッジ30とつながる。取付け部分42は、円筒壁38の上において段差が設けられており、取付け部分42は、取付けリッジ44の連なりを含む。取付け部分42から、湾曲した上部分46が内側方向および上方向に延在する。この湾曲した上部分46は、チャンバアパーチャ48を規定するよう終端する。
ベント部材26は、内側方向に配置された取付け溝50を有する取付け部分48を含む。取付け溝50は、取付けリッジ44との永久係合のために適合されている。これにより、製造の間にプロダクトをアセンブリングする際にベント部材26を管状部材22に永久的に取付けることが可能になる。取付け部分48から、間隔が置かれた長方形柱52の連なりが上方向に延在している。これらの柱52は、間隔が置かれた円周方向のアパーチャ54の連なりの下側および側面側の境界を規定している。当該円周方向のアパーチャの上側の境界は、上記長方形柱52の上端部によって当該上端部内に固定的に把持される円形バンド56によって規定される。円形バンド56の上縁部は、マウスピース28への取付けのために角度付けされる。フローバルブ18を係合するための保持リング60において終端する、間隔が置かれた横断方向カラム58の連なりが、円形バンド56から内側方向に延在しており、それぞれの長方形柱52の上端部と整列している。横断方向カラム58は側面の境界を形成する一方、保持リング60および円形バンド56はそれぞれ、間隔が置かれた横断方向のアパーチャ62の連なりの内側および外側の境界を形成する。横断方向のアパーチャ62は、ベント20の開口部を形成する。当該ベント20は、円周方向のアパーチャ54と連続している。
マウスピース16は、ベント部材26の円形バンド56との取付けのための取付けリム64を含む。取付けリム64からキューポラ部分66が、上方向および内側方向に湾曲しており、その後、マウスアパーチャ70が開口する管状の口部分68へと連続する。
スペーサ2はさらに、柔軟な円形のサントプレーン(Santoprene)ゴムインレット成形部72を含む。このインレット成形部72は、外方向に面するC字型のリング74を含み、その上部フランジおよび下部フランジがそれらの間にベース部材24の円形フランジ34を把持する。この「C」の口の中には、当該口の上部および下部フランジを相互に接続する間隔が置かれた成形柱76の連なりが存在する。この成形柱76は、ベース部材24のそれぞれのアパーチャ36を通って延在し、これによりインレット成形部72をベース部材24に対して適切な位置にしっかりと保持する。当該C字型のリング74のベースから、柔軟な吸入器フランジ78が内側方向に延在している。吸入器フランジ78は、吸入器アパーチャ84を規定している。吸入器アパーチャ84は、この例では、一般に利用可能なサルブチモール吸入器82の吸入器マウスピース80(図20参照)のサイズおよび形状と一致している。しかしながら、インレット成形部72、特に吸入器フランジ78の柔軟な性質によって、吸入器アパーチャ84がさまざまな形状およびサイズの他の吸入器および薬剤投与装置に嵌合可能に適合することが可能である。
シリコーンのフローバルブ18は、ドームのような第1のフロー制御部分86を含む。第1のフロー制御部分86は、チャンバ8内において静止状態にある際には実質的に平坦である円形のフローリング88の形態にある第2のフロー制御部分から上方向に延在する。第1のフロー制御部分86とフローリング88との間の交差部またはその周りには、機能的保持部分90が存在する。この保持部分は、上部分46の上自由縁部(管状部材22のチャンバアパーチャ94を規定する)と、(ベント部材26の)保持リング60の下表面との間に保持される。
したがって、フローバルブ18の保持部分90は、管状部材22とベント部材26との間に、固定されたまま挟まれる。保持部分90は、フローバルブ18における第1のフロー制御部分86とフローリング88との間の交差部にて厚くなった部分を含む。この厚くなった部分自体は、小さな円形の内部リッジ92を含む。内部リッジ92は、チャンバアパーチャ94の縁部と保持リング60との間においてフローバルブ18が滑ることを制限することを補助し得る。フローリング88の外側自由縁部も、厚くされた自由縁部96を含む。
ドームのような第1のフロー制御部分86は、バルブが静止状態にある際には閉じるクロススリット98を含む。クロススリット98は、4つの四分円部分100の自由縁部を示す。四分円部分の各々の残りの部分は、U字型の縁部102によって規定される。U字型の縁部102の腕部は、クロススリット98の端部から下方向に延在する。冠形状部分104は、保持部分90から上方向に延在し、当該冠の三角形の頂点は、四分円部分100のU字型の縁部102の間を延在するとともに、当該四分円部分100のU字型の縁部102と接触する。
例示される実施例の好ましいバージョンでは、フローバルブ18のフローリング88、U字型冠部分104、および四分円部分100の厚さは3mmである。フローリング88の直径は43.5mmであり、その一方、第1のフロー制御部分の直径はそのベースにて24.3mmであり、その上部にて22mmである。したがって、第1のフロー制御部分86は、そのベースからその上部まで角度付けされる。この例では、U字型の冠部分104は、上方向におよび内側方向に約10°だけ角度付けされるが、代替的な実施例では当該角度は1°と20°の間であってもよいということが考えられる。この例では、閉じられた際の第1のフロー制御部分86の高さは10mmである。
チャンバ8の内部にある際のフローバルブ18の静止構成を図5〜図9に示す。この静止構成では、第1のフロー制御部分86のクロススリット98が閉じられ、フローリング88は平坦に配置され、保持部分90と面一である。
図10〜図14において、バルブ18は、チャンバ8内に保持される際に吸気構成にあるのが示される。この構成では、四分円部分100の自由縁部が上方向および外方向にフラップし、これにより、4点スター形状の吸入開口部106を作り出す。ユーザの吸気の間に、吸入開口部106を通って、(矢印108によって示されるように)空気が流れる。
図15〜図19は、チャンバ8内にある際のフローバルブ18の呼気構成を示す図である。呼気構成では、クロススリット98が再び閉じられるが、保持部分90に固定されるフローリング88は、(矢印110によって示されるように)呼気フローからの圧力の結果、自由縁部96にて下方向にフラップする。
スペーサ2は、以下の態様で用いられてもよい。
− 図20に示されるように、サルブチモール吸入器82の吸入器マウスピース80が柔軟なインレット成形部72の吸入器アパーチャ84の中にぴったりと挿入され、次いで、マウスピース28の口部分68がユーザ6の口の中に挿入される。フローバルブ18は、第1のフロー制御部分86およびフローリング88の両方が閉じた状態で、静止構成にあるのが分かり得る。
− サルブチモール吸入器の加圧されたキャニスタ110がユーザ6によって(矢印112によって示されるように)押し下げられることにより、(矢印21によって示されるような)サルブチモール粒子がチャンバ8の第1の貯蔵部10内に集まるように、エアロゾル化された流体のサルブチモール粒子が(矢印114によって示されるように)吸入器のマウスピース80を通って噴霧される。
− ユーザ6は次いで、チャンバ8の第2の貯蔵部12において、気圧の低減を引き起こすよう促す。次いで、これによりフローバルブ18の第1のフロー制御部分86が開くようフラップし、第2の貯蔵部12中の(サルブチモール流体粒子21を含む)空気が吸入開口部106を通って第2の貯蔵部12の中に吸い込まれ、(矢印116によって示されるように)ユーザ6の口へと吸い込まれる。
− 図22に示されるように、次いで、ユーザ6は息を吐き出し、(呼気フローは矢印118によって示される)、呼気空気は、フローバルブ18に向かって戻るように流れる。これにより、第1のフロー制御部分86の四分円部分100が、それらの閉位置に戻るようフラップし、フローリング86が開くようフラップする。これにより、ベント20へのアクセスが開かれ、呼気空気がチャンバ8から流れ出ることが可能になる。
− このプロセスは、ユーザが吸気および呼気を行う際に繰り返される。
この発明は、その特定の実施例に関連して記載されたが、さらに別の修正例が可能であるということが理解されるであろう。本発明は、一般的に、本発明の原理に従うとともに、本発明が関連する技術における公知または慣行的な実施内での本開示からの逸脱、および上で記載された必須の特徴に適用されてもよい本開示からの逸脱を含む本発明の任意の変形例、使用、または適合をカバーするよう意図される。
最後に、本発明は本発明の必須の特徴の精神から逸脱することなくいくつかの形態で実施され得るので、上記の実施例は、別途特定されない限り本発明を限定するものではないということが理解されるべきであり、むしろ、添付の特許請求の範囲において規定されるように本発明の精神および範囲内で広く解釈されるべきである。さまざまな修正例および均等な構成は、本発明の精神および範囲内に含まれることが意図される。したがって、特定の実施例は、本発明の原理が実施されてもよい多くの態様を例示しているということが理解されるべきである。
「含む」、「含み」、「含まれる」、または「含んでいる」という用語は、この明細書において用いられる場合、示された特徴、整数、ステップ、または参照された構成要素の存在を特定するものとして解釈されるべきであるが、それらと組にされるべき1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、構成要素の存在または追加を排除するものとして解釈されるべきではない。

Claims (21)

  1. 医療用物質をユーザに送達するためのスペーサであって、前記スペーサは、
    − チャンバを含み、前記チャンバは、
    − 第1および第2の貯蔵部と、
    − 前記医療用物質を前記第1の貯蔵部の中に入れるためのインレットと、
    − 前記第2の貯蔵部からの前記医療用物質の引き出しのためのアウトレットと、
    − 前記第2の貯蔵部からの空気の除去のためのベントとを含み、前記スペーサはさらに、
    − 少なくとも部分的に前記チャンバ内に配置されるバルブを含み、前記バルブは、
    − ユーザの吸気の間に前記第1の貯蔵部から前記第2の貯蔵部への前記医療用物質の順方向のフローを可能にし、
    − ユーザの吸気の間に前記ベントを通じて前記第2の貯蔵部に空気が流入するのを実質的に制限し、
    − ユーザの呼気の間に前記第2の貯蔵部から前記第1の貯蔵部への前記医療用物質の逆流を実質的に制限し、
    − ユーザの呼気の間に前記ベントを通じて前記第2の貯蔵部からの空気の除去を可能にする
    よう適合されている、スペーサ。
  2. 前記バルブは単一のバルブである、請求項1に記載のスペーサ。
  3. 前記バルブは、
    − 前記チャンバの部分によって保持される保持部分と、
    − 前記保持部分によって固定される第1のフロー制御部分とを含み、前記第1のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に開くことにより、前記第1の貯蔵部から前記第2の貯蔵部までの前記医療用物質の順方向のフローを可能にするよう適合されるとともに、ユーザの呼気の間に閉じることにより、前記第2の貯蔵部から前記第1の貯蔵部への前記医療用物質の逆流を実質的に制限するよう適合されており、前記バルブはさらに、
    − 前記保持部分によって固定される第2のフロー制御部分を含み、前記第2のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に閉じることにより、前記ベントを通じて前記第2の貯蔵部の中に空気が流入するのを実質的に制限するよう適合されるとともに、呼気の間に開くことにより、前記第2の貯蔵部から前記ベントを通じて空気の除去を可能にするよう適合されている、先行する請求項のいずれか1項に記載のスペーサ。
  4. 前記第1のフロー制御部分は、前記バルブにおいて中心に配置されており、前記第2のフロー制御部分は、前記第1の制御部分を取り囲んでおり、前記保持部分は前記第1の制御部分と前記第2のフロー制御部分との間に配置されている、請求項3に記載のスペーサ。
  5. 前記第1のフロー制御部分は、ドームのような形状を形成し、前記第2のフロー制御部分は平坦なリング形状を形成する、請求項3または4に記載のスペーサ。
  6. 前記第1のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に開くようにフラップするとともにユーザの呼気の間に閉じるようにフラップするよう適合される物質フラップ部材を含み、前記第2のフロー制御部分は、ユーザの呼気の間に開くようにフラップするよう適合されるとともにユーザの吸気の間に閉じるようにフラップするよう適合される空気フラップ部材を含む、請求項3から5のいずれか1項に記載のスペーサ。
  7. 前記第1のフロー制御部分は、複数の物質フラップ部材を含む、請求項6に記載のスペーサ。
  8. 前記第1のフロー制御部分は、一緒にダックビルに類似する2つの物質フラップ部材を含む、請求項6または7に記載のスペーサ。
  9. 前記複数の物質フラップ部材は、一緒にクロススリットを形成する自由縁部を有するそれぞれの四分円部分を含む、請求項7に記載のスペーサ。
  10. 前記空気フラップ部材は、円周方向の自由縁部を有する、請求項6から9のいずれか1項に記載のスペーサ。
  11. 前記チャンバは、
    − 前記バルブとともに前記第1の貯蔵部を実質的に規定する第1のチャンバ部分を含み、前記第1のチャンバ部分は管状部材を含み、前記チャンバはさらに、
    − 前記バルブとともに前記第2の貯蔵部を実質的に規定する第2のチャンバ部分を含み、前記第2のチャンバ部分は、前記ベントを規定するベント部材と、前記ベント部材に取り付けられるかまたは前記ベント部材と連続するマウスピースとを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のスペーサ。
  12. 前記バルブは、前記管状部材と前記ベント部材との間に固定的に挟まれる、請求項11に記載のスペーサ。
  13. 前記ベント部材は、
    − 中心チャンバアパーチャと、
    − 前記中心アパーチャを取り囲むととともに前記ベントの部分またはすべてを形成する、半径方向に配置されたアパーチャの連なりとを含む、請求項11または12に記載のスペーサ。
  14. 前記インレットは、さまざまな形状およびサイズの医療用物質送達装置に適合可能であるとともに前記医療用物質送達装置をぴったりと受け入れることが可能であるアパーチャを有する柔軟部分を含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のスペーサ。
  15. 前記インレットは、前記チャンバの他の部分から取り外し可能な前記チャンバのベースの部分を形成する、先行する請求項のいずれか1項に記載のスペーサ。
  16. ユーザの吸気またはユーザの呼気は、機械によって補助または強制されている、先行する請求項のいずれか1項に記載のスペーサ。
  17. 前記アウトレットは、前記ユーザの口の中または口の周りに配置され得る装置との接続のために適合される、先行する請求項のいずれか1項に記載のスペーサ。
  18. 前記第1のフロー制御部分は、1°と20°との間だけ上方向および内側方向に角度付けされる、請求項3から17のいずれか1項に記載のスペーサ。
  19. 医療用物質をユーザに送達するためのスペーサチャンバとの使用のための単一のバルブであって、前記スペーサチャンバは、第1および第2の貯蔵部と、前記医療用物質を前記第1の貯蔵部の中に入れるためのインレットと、前記第2の貯蔵部からの前記医療用物質の引き出しのためのアウトレットと、前記第2の貯蔵部からの空気の除去のためのベントとを含み、前記バルブは、
    − 前記チャンバの部分によって保持されるよう適合される保持部分と、
    − 前記保持部分によって固定されるよう適合される第1のフロー制御部分とを含み、前記第1のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に開くことにより、前記第1の貯蔵部から前記第2の貯蔵部への前記医療用物質の順方向のフローを可能にするよう適合されるとともに、ユーザの呼気の間に閉じることにより、前記第2の貯蔵部から前記第1の貯蔵部への前記医療用物質の逆流を実質的に制限するよう適合されており、前記バルブはさらに、
    − 前記保持部分によって固定されるよう適合される第2のフロー制御部分を含み、前記第2のフロー制御部分は、ユーザの吸気の間に閉じることにより、前記ベントを通じて前記第2の貯蔵部に空気が流入することを実質的に制限するよう適合されるとともに、呼気の間に開くことにより、前記第2の貯蔵部から前記ベントを通じて空気の除去を可能にするよう適合されている、バルブ。
  20. 添付の図面を参照して実質的に上で記載された、スペーサ。
  21. 添付の図面を参照して実質的に上で記載された、スペーサのためのバルブ。
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