JP2013540219A - 建物の開閉部のためのロールシャッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外光による最適な温度上昇、プライバシーの確保、および不法侵入に対する防護を同時に行なうことができる、建物の開閉部のためのロールシャッタを提供する。
【解決手段】 このロールシャッタは、引き込み位置と展開位置との間で変位することができる、引き込み可能な閉塞パネル(120)と、引き込み位置と展開位置との間で、閉塞パネルを駆動するための駆動装置とを備えている。またこのロールシャッタは、引き込み位置と、第1の平面上の展開位置との間の第1の経路に沿って、または引き込み位置と、第1の平面に平行な第2の平面上の展開位置との間の第2の経路に沿って、閉塞パネル(120)を選択的に案内するための案内装置であって、閉塞パネル(120)の変位を、第1の経路と第2の経路とのうちのどちらかに選択的に切り換えるように構成されている案内装置を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアや窓などの、建物の開閉部に組み合わされるロールシャッタに関する。
ドアや窓に外側閉塞物を取り付けることは、建築分野において広く行なわれている。外側閉塞物は、建物の開閉部と外部環境との間に配置される。したがって、外側閉塞物は、その閉位置において、開閉部を通る熱、音、および視線を遮断することができる。したがって、外側閉塞物は、その閉位置において、居住空間内のプライバシーを確保し、建物を不法侵入から防護し(特に1階において)、夏季における過度の温度上昇や、冬季における熱漏洩を避けるために、熱交換を制限して、厳しい天候から開閉部を保護し、また、居住空間内の光量を制限するようになっている。他方、外側閉塞物は、その開位置にあるときに、居住空間内への日光の流入を可能にする。建物の付属品のなかで、外側閉塞物は、建物と外部との間のエネルギーの交換と、建物から得られる視覚的または聴覚的な快適さとの両方を、動的に調整することができる、優れたコンポーネントである。
市場に出ている多くの外側閉塞物は、ロールシャッタの形態をとっている。ロールシャッタは、閉位置において閉塞パネルとなる、互いに組み合わされた一群の不透明なスラットを備えている。したがって、閉位置において形成された閉塞パネルは、開閉部の外側に位置する。スラットは、開位置において、1つのシャフトの周囲に巻き上げられて、ハウジング内に収容されている。スラットは、外側閉塞物すなわちロールシャッタの開閉のために、選択的に、ドラム上に巻き上げられたり、ドラムから繰り出されたりする。ドラムの駆動は、手回しハンドルを用いて手動で、またはユーザによって制御される歯車付きモータを用いて電気的に、建物の内部から行なうことができる。
特許文献1に、シャフトによって回転駆動される閉塞パネルを有するロールシャッタが開示されている。このロールシャッタは、シャフトの同じ向きの連続回転によって、閉塞パネルを、第1の平面上に配置されるように展開させ、次いで、同じ閉塞パネルを、この第1の平面から引き込めることが連続してできるようになっている。さらに、閉塞パネルを、第2の平面上に展開させることもできる。
米国特許第3089540号公報
特に冬季において、このロールシャッタのユーザは、外光による最適な温度上昇を得る(閉塞パネルを引き込めておくことによって)という利益と、プライバシーを確保し、不法侵入に対する防護機能を高める(閉塞パネルを展開させておくことによって)という利益との両方を、同時に享受することはできない。
本発明は、この欠点を解決することを目的としている。この目的を達成するために、本発明は、次のものを備えている、建物の開閉部のためのロールシャッタを提供するものである。
− 引き込み位置と展開位置との間で変位することができる、引き込み可能な閉塞パネルと、
− 引き込み位置と展開位置との間で、閉塞パネルを駆動するための駆動装置と、
− 引き込み位置と、第1の平面上の展開位置との間の第1の経路、または引き込み位置と、第1の平面に平行な第2の平面上の展開位置との間の第2の経路に沿って、閉塞パネルを選択的に案内するための案内装置であって、閉塞パネルの変位を、第1の経路と第2の経路とのうちのどちらかに選択的に切り換えるように構成されている案内装置。
このロールシャッタは、さらに、次のものを備えている。
− 駆動装置によって、1つの軸のまわりに回転駆動され、閉塞パネルが引き込み位置にあるときに、閉塞パネルを巻き付けているシャフトであって、閉塞パネルの引き込みのための回転の向き、または引き込みのための回転の向きと逆向きである、閉塞パネルの展開のための回転の向きに選択的に駆動されるように構成されているシャフトと、
− 閉塞パネルの展開の経路の切り換えのために用いられる展開切り換えストッパであって、閉塞パネルは、閉塞パネルが引き込み位置にあるときに、シャフトが引き込みのための回転の向きに連続的に回転すると、引き込み位置に維持されずに、展開切り換えストッパに接するようになるように構成されており、閉塞パネルが展開切り換えストッパに接しており、かつシャフトが展開のための回転の向きに駆動されるときには、展開切り換えストッパは、閉塞パネルを第2の経路に沿って案内し、閉塞パネルが展開切り換えストッパに接しておらず、かつシャフトが展開のための回転の向きに駆動されるときには、閉塞パネルは、第1の経路に沿って案内される展開切り換えストッパ。
一変形例によれば、ロールシャッタは、閉塞パネルを、第1および第2の経路に沿って、それぞれ変位させるための第1および第2の開口を有し、かつ閉塞パネルを、引き込み位置に収容し、閉塞パネルを、展開位置に突き出させるハウジングと、閉塞パネルが第2の経路に沿って変位するときに、第1の開口を塞ぎ、かつ閉塞パネルが第1の経路に沿って変位するときに、第2の開口を塞ぐ遮蔽装置とを備えている。
さらなる一変形例によれば、ロールシャッタは、ハウジング内に収容されており、閉塞パネルが、第1および第2の経路のうちのいずれか一方に沿って変位するときに、閉塞パネルを擦るブラッシング装置を備えている。
別の一変形例によれば、ロールシャッタは、第1および第2の経路の各々に沿って、閉塞パネルを案内するための、ハウジングの下方に垂直に配置されているスライドレールを備えている。
さらに別の一変形例によれば、この閉塞パネルは、引き込み位置において、ハウジングの内部に完全に引き込まれている。
一変形例によれば、閉塞パネルは、太陽熱コレクタとして働く1つの面を有している。
さらなる一変形例によれば、閉塞パネルは、隣接し合う2つのスラットが、シャフトの軸に平行な軸のまわりに関節運動をすることができるように互いに連結されている複数のスラットを有しており、これらの複数のスラットは、隣接し合う2つのスラットが互いに離れたり、くっ付き合ったりすることができるように連結されており、隣接し合う2つのスラットを引き離すような作用を受けると、それらの2つのスラットの間に間隙が生じ、隣接し合う2つのスラットを互いに近づけると、間隙が閉じるように構成されている。
別の一変形例によれば、駆動装置は、引き込み位置または展開位置に向けて、閉塞パネルを選択的に駆動するように構成されている歯車付きモータと、閉塞パネルの引き込みまたは展開のための指令を受けるための、ユーザによってアクセス可能な制御インターフェイスを有して、歯車付きモータを制御するための制御回路とを備えている。
さらに別の一変形例によれば、展開切り換えストッパは、引き込み位置に巻き上げられた状態の閉塞パネルの真下になるように配置されており、かつシャフトの回転の軸に対して横方向にずれている。
一変形例によれば、閉塞パネルは、重力の作用によって、展開切り換えストッパに接する方向に誘導されるようになっている。
本発明はさらに、次のものを備えている建物の開閉部を提供するものである。
− 上述のロールシャッタと、
− 第1の平面と第2の平面との間に配置されているガラス。
一変形例によれば、建物の開閉部は、ロールシャッタを備えており、展開切り換えストッパが、ハウジング内に収容されており、引き込み位置に巻き上げられているときの閉塞パネルから、その一端部が突き出ており、第1の経路から第2の経路への切り換えのための指令を、制御インターフェイスが受けると、閉塞パネルの一端部が展開切り換えストッパに接するようになるまで、閉塞パネルの引き込みのための回転方向におけるシャフトの予備回転が起こり、次いで、閉塞パネルの展開のための回転方向におけるシャフトの回転が起こる。
別の一変形例によれば、閉塞パネルが、第2の平面上で展開位置を占めているときに、ガラスと閉塞パネルとの間の空間と、閉塞パネルの後方の空間とを、下部開口および上部間隙が連絡している。
さらなる一変形例によれば、開閉部は、下方に下部開口が形成されている経路端ストッパと、閉塞パネルの一端が、経路端ストッパに接し、かつ閉塞パネルの上部において、上部間隙を形成するように、スラット同士が依然として離れているときに、第2の平面上の閉塞パネルの動きを停止させる制御回路とを有するロールシャッタを備えている。
本発明は、さらに、次のステップを含む建物の開閉部のロールシャッタを制御する方法を提供する。
− 引き込み可能な閉塞パネルの引き込みのための回転の向きにシャフトを回転駆動することによって、閉塞パネルを、第1の経路に沿って案内して、第1の平面上の展開位置から、閉塞パネルがシャフトの周囲に巻き上げられている引き込み位置に変位させるステップと、
− 閉塞パネルが展開切り換えストッパに接するようになるまで、シャフトを、引き込みのための回転の向きに回転させるステップと、
− 閉塞パネルが展開切り換えストッパに接すると、引き込みのための回転の向きと反対の向きの、閉塞パネルの展開のための回転の向きに、シャフトを回転駆動することによって、閉塞パネルを、第2の経路に沿って案内して、引き込み位置から、第1の平面に平行な第2の平面上の展開位置に変位させるステップ。
添付図面を参照して、例示的であり、いかなる限定的な意味も有しない、以下の本発明に関する説明を読むことによって、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかになると思う。
本発明の一実施形態によるロールシャッタが据え付けられている、建物の開閉部の正面図である。 図1の開閉部の縦断側面図である。 図1のロールシャッタの横断平面図である。 図3のロールシャッタのハウジングの内部の拡大縦断側面図である。 建物の外側への閉塞パネルの展開の一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の外側への閉塞パネルの展開の、図5における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の外側への閉塞パネルの展開の、図6における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の外側への閉塞パネルの展開の、図7における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側への閉塞パネルの展開の一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側への閉塞パネルの展開の、図9における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側への閉塞パネルの展開の、図10における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側への閉塞パネルの展開の、図11における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側から外側への閉塞パネルの配置切り換えの一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側から外側への閉塞パネルの配置切り換えの、図13における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 建物の内側から外側への閉塞パネルの配置切り換えの、図14における段階に続く一段階における、図3のロールシャッタの縦断側面図である。 本発明の一変形例によるロールシャッタのハウジングの内部の拡大縦断側面図である。
本発明は、建物の開閉部に取り付けられる、引き込み可能な閉塞パネルを備えるロールシャッタを制御する方法を提供するものである。このロールシャッタの制御は、閉塞パネルの展開を、開閉部の外側の第1の経路に沿って、または開閉部の内側の第2の経路に沿って、選択的に案内するように行なわれる。閉塞パネルの各経路は、引き込み位置と展開位置との間に定められる。互いに平行で、かつ互いに空間的に隔たっている2つの平面上に、それぞれ1つの展開位置が画定される。閉塞パネルは、その引き込み位置において、駆動装置によって、1つの軸のまわりに、閉塞パネルの引き込みのための回転の向き、または展開のための回転の向きに選択的に回転駆動されるシャフトの周囲に巻き上げられている。これらの2つの回転の向きは、互いに逆方向である。ロールシャッタは、さらに、展開切り換えストッパを備えている。閉塞パネルは、閉塞パネルがその引き込み位置にあるときに、シャフトが引き込みのための回転の向きに連続的に回転すると、引き込み位置に維持されずに、この展開切り換えストッパに接するようになるように構成されている。閉塞パネルが展開切り換えストッパに接しており、かつシャフトが展開のための回転の向きに駆動されるときには、展開切り換えストッパは、閉塞パネルを、第2の経路に沿って案内する。閉塞パネルが展開切り換えストッパに接しておらず、かつシャフトが展開のための回転の向きに駆動されるときには、閉塞パネルは、第1の経路に沿って案内される。
本発明は、ロールシャッタの従来の機能、すなわち開閉部の遮蔽状態を選択する機能、外光の採取状態を選択する機能、不法侵入に対する防護状態を選択する機能、および熱伝達状態を選択する機能を備えている。このロールシャッタを用いることによって、さらに、閉塞パネルが建物の内部にある状態において、日光から熱への変換を通じて、建物の外部からのエネルギーの供給を選択的に受けることができる温室効果を享受することができる。したがって、このロールシャッタのユーザは、建物の内部を見えなくし、また不法侵入に対する防護を損なわず、同時に、冬季において、建物の外部からのエネルギーの供給を受けることができる。
図1は、本発明によるロールシャッタ100を据え付けられている、建物の開閉部202の正面図である。図2は、この同じ開閉部202の側断面図である。開閉部202は、壁201に形成されている開口に配置されており、建物の内部へのアクセスを可能にするガラス窓である。開閉部202は、フレーム204に嵌め込まれたガラス203を有している。本明細書においては、本発明を、このような窓に対して適用した例について説明するが、言うまでもなく、本発明は、ドアやフランチドアなどの、建物の他の任意のタイプの開閉部にも適用することができる。
ロールシャッタ100は、壁201の開口の上側部分に配置されているハウジング110を備えている。ハウジング110は、引き込み可能な閉塞パネル120を収容するように作られている。閉塞パネル120は、公知のように、互いに関節結合されている複数の不透明なスラット121を有している。閉塞パネル120は、閉塞パネル120がハウジング110の内部に引き込められている引き込み位置と、展開位置との間で変位することができる。
図3に示すように、ロールシャッタ100は、閉塞パネル120を、引き込み位置と展開位置との間で変位するように駆動するための駆動装置を備えている。駆動装置は、公知のように、シャフト130を有している。シャフト130は、壁201の開口を横切る方向に延在している。シャフト130は、軸受131および132に、回転可能に嵌め込まれている。シャフト130は、このシャフト130が回転駆動されたときに、その周囲に、閉塞パネル120を巻き上げることができるように作られている。引き込み位置においては、閉塞パネル120は、シャフト130の周囲に巻き上げられている。閉塞パネル120の隣接し合う2つのスラット121は、シャフト130の軸に平行な軸のまわりで関節運動するように、互いに連結されており、したがって、それらのスラット121の巻き上げが可能である。スラット121は、さらに、公知のように、互いに離れたり、くっ付き合ったりすることができるように連結されていることが好ましい。すなわち、スラット121は、隣接し合う2つのスラット121を引き離そうとする作用を受けたときに、それらの2つのスラット121の間に間隙123が生じ、それらの2つのスラット121を互いに近づけると、間隙123が閉じるように連結されている。閉塞パネル120は、自由端を有する1つの下端スラット122を備えている。
閉塞パネル120の引き込みのための回転の向きと、閉塞パネル120の展開のための回転の向きとのどちらにも、シャフト130を回転駆動することができる。制御回路151によって制御される歯車付きモータ150を用いて、シャフト130を回転駆動することが好ましい。歯車付きモータ150および制御回路151は、ハウジング110の内部に収容されている。歯車付きモータ150は、次に説明するように、閉塞パネル120を、引き込み位置、または展開位置に向かって、選択的に駆動することができる。制御回路151は、ユーザによってアクセス可能な制御インターフェイスとなるリモコン210、または壁面スイッチモジュールと組み合わされていることが好ましい。リモコン210は、ユーザが、建物の内部においても、外部においても、閉塞パネル120の引き込み、または展開を指令することができる、いくつかのボタン211を備えている。
ロールシャッタ100は、閉塞パネル120を、引き込み位置と、建物の外側の第1の平面上の展開位置との間の第1の経路に沿って、または引き込み位置と、建物の内側の第2の平面上の展開位置との間の第2の経路に沿って、選択的に案内するための案内装置を備えている。閉塞パネル120の展開位置は、建物の内側と外側を分離しているガラス203の各側に1つずつ存在する。第1の平面と第2の平面とは、互いに平行で、かつ空間的に隔たっている。案内装置は、閉塞パネル120の変位の経路を、第1の経路と第2の経路とで切り替えるように構成されている。したがって、建物の内側と外側とのどちらでも、閉塞パネル120を展開でき、有利である。
案内装置は、ハウジング110の下方に垂直に配置されており、かつ各1対がそれぞれ第1の経路および第2の経路に沿って閉塞パネル120を案内する、2対のスライドレール111を有していることが好ましい。このために、スライドレール111は、閉塞パネル120の側端を支えており、閉塞パネル120が第1および第2の平面上に展開することを可能にしている。
ロールシャッタ100は、窓である開閉部202の後方に配置された経路端ストッパ205を備えている。経路端ストッパ205によって、第2の平面において、閉塞パネル120がスライドする下端位置を定めることができる。したがって、下端スラット122は、閉塞パネル120が建物内で完全に展開するときに、経路端ストッパ205と接するように作られている。制御回路151による自動制御を可能にするために、経路端ストッパ205と下端スラット122との接触を検出することができるセンサを、経路端ストッパ205に取り付けることができる。経路端ストッパ205は、壁201に形成されている開口の下端部分を横切るように延在しているバーの形態に作られている場合がある。
ロールシャッタ100は、閉塞パネル120が第2の平面上で展開位置にあるときに、ガラス203と閉塞パネル120との間の空間と、閉塞パネル120の後方の空間とを連絡させる下部開口を形成するように、壁201の開口に取り付けられることが好ましい。図示の例においては、壁201と経路端ストッパ205との間に垂直空間を作り、経路端ストッパ205と開閉部202のフレーム204との間に水平空間を作ることによって、下部開口206、207が形成されている。
図4の、ハウジング110の内部の断面図は、この実施形態による案内装置のさらなる詳細を示している。ハウジング110は、下部パネル141および142を有している。下部パネル141および142は、どちらも、第1の開口161を、第1の平面の真上に位置するように形成されている。したがって、第1の開口161は、閉塞パネル120が、ハウジング110から第1の平面上に飛び出ることを可能にする。下部パネル141および142は、どちらも、第2の開口162を、第2の平面の真上に位置するように形成されている。したがって、第2の開口162は、閉塞パネル120が、ハウジング110から第2の平面上に飛び出ることを可能にする。
案内装置は、案内チャネル133を有することが好ましい。案内チャネル133は、開口161の真上に設けられている。案内チャネル133は、さらに、閉塞パネル120が、その引き込み位置から、第1の平面上の展開位置に変位するときに、閉塞パネル120の下端スラット122を受容し、その下端スラット122を、開口162に向かって正確に送るために、開口161に向かって狭くなる断面を有している。案内装置は、さらに、次に説明するように、閉塞パネル120の展開の切り換えを可能にする展開切り換えストッパ134を有している。展開切り換えストッパ134は、シャフト130、および巻き上げられた状態の閉塞パネル120より下方に配置されていることが好ましい。展開切り換えストッパ134は、引き込み位置に巻き上げられた状態の閉塞パネル120の真下になるように配置されていることが好ましく、またシャフト130の回転軸から横方向にずれていることが好ましい。展開切り換えストッパ134は、実質的に開口162の真上に配置されている、横方向に延在しているシャフト(その断面は必ずしも円形でなくてもよい)の形態を呈していることが好ましい。さらに、展開切り換えストッパ134より建物の内側側で、かつ実質的に開口162の真上に、案内プレート135が配置されている。案内プレート135は、閉塞パネル120が展開切り換えストッパ134に接したときに、閉塞パネル120を開口162に向けて案内することができるように傾斜している。
案内チャネル133に替えて、または案内チャネル133に加えて、外側のスライドレール111を用いることができる。この場合には、外側のスライドレール111の上部開口は、下端スラット122のスライド中に、下端スラット122を受容し、次いで、下端スラット122を、これらの外側のスライドレール111の中央部分に送るように広げられている。展開切り換えストッパ134に替えて、または展開切り換えストッパ134に加えて、内側のスライドレール111を用いることができる。この場合には、内側のスライドレール111の上部開口は、下端スラット122のスライド中に、下端スラット122を受容し、次いで、下端スラット122を、これらの内側のスライドレール111の中央部分に送るように広げられている。
ハウジング110を介して、建物の内部と外部との間に、望ましくないいかなる熱交換も生じることがないように、ロールシャッタ100は、閉塞パネル120の位置に応じて、開口161または開口162を選択的に塞ぐ断熱装置を有していることが好ましい。下部パネル141と142との間でスライドするように嵌め込まれている可動シャッタ140を有する閉塞装置が示されている。可動シャッタ140は、制御回路151によって制御されるモータ手段(図示せず)によって駆動される。可動シャッタ140は、開口161を塞ぐ第1の位置に向かってスライドし、したがって建物の外部からハウジング110の内部に向かって、空気が流れることを阻止することができる。この第1の位置においては、閉塞パネル120は、開口162を通過することができる。可動シャッタ140は、さらに、開口162を塞ぐ第2の位置に向かってスライドし、したがって、建物の内部からハウジング110の内部に向かって、空気が流れることを阻止することができる。この第2の位置においては、閉塞パネル120は、開口161を通過することができる。
図5〜図8は、引き込み位置から、窓である開閉部202を完全に閉塞する外側展開位置への、閉塞パネル120の展開の様子を示している。図5は、ハウジング110の内部の引き込み位置を占めているロールシャッタ100を示している。この引き込み位置においては、閉塞パネル120は、ガラス203を介する光の透過に影響を与えず、建物の内部と外部との間の熱交換に何らの作用も及ぼさない。ロールシャッタ100は、閉塞パネル120を、建物の外側に展開させるように指令される。初期状態において、開口161を塞いでいた可動シャッタ140は、それらの開口161から離れ、開口162を塞ぐように移動する。シャフト130の回転の向きが、各断面図に示されている。図6に示されているように、シャフト130が、歯車付きモータ150によって、反時計回りの向き(展開の向き)に回転駆動される。下端スラット122は、開口161の真上に案内されるように、案内チャネル133内に位置している。次に、下端スラット122は、開口161を通過して、建物の外側に位置する第1の平面上をスライドし始める。図7において、シャフト130は、反時計回りの向きに回転し続ける。したがって、閉塞パネル120は、中間展開位置にくる。制御回路151によって、この中間展開位置を維持することができるようになっていることが好ましい。この中間展開位置において、閉塞パネル120は、ガラス203を介する光の透過を部分的に遮断する。したがって、この中間展開位置にある閉塞パネル120によって、建物の内部の人間に対して一定のプライバシーが保証され、建物の内部への過度の光量の流入が防止され、不法侵入に対する一定の防護が保証される。このような状態においては、建物の内部の人間は、間隙123、および下端スラット122の直下に形成される開口を通して、一定量の外光を受けることができる。図8において、シャフト130は、閉塞パネル120が、第1の平面上で完全に展開するまで、反時計回りの向きに回転し続ける。この完全な展開位置においては、下端スラット122は、壁201に当接している。したがって、スラット121同士が互いに接近して、間隙123が塞がれるようにぴったりとくっつき合う。したがって、ガラス203を介する光エネルギーの透過は阻止され、建物の外部と内部との間の熱交換は最小になる(ガラス203は、閉塞パネル120の後方の断熱体として働く)。閉塞パネル120によって不法侵入から防護され、開閉部202を開けることができる。
図9〜図12は、引き込み位置から、窓である開閉部202を閉塞する内側展開位置への、閉塞パネル120の展開の様子を示している。図9は、ハウジング110の内部の引き込み位置を占めているロールシャッタ100を示している。ロールシャッタ100は、閉塞パネル120を、建物の内側に展開させるように指令される。初期状態において開口162を塞いでいた可動シャッタ140は、それらの開口162から離れ、開口161を塞ぐように移動する。図10に示されているように、シャフト130は、歯車付きモータ150によって、時計回りの向き(引き込みのための向き)に回転駆動される。閉塞パネル120は、シャフト130が、時計回りの向き(引き込みのための向き)に回転駆動され続けると、展開切り換えストッパ134に接するようになるように構成されている。シャフト130が、時計回りの向きに連続的に回転駆動されると、閉塞パネル120は、引き込み位置に維持されずに、展開切り換えストッパに接するようになる。閉塞パネル120は、この例においては、地球引力によって、展開切り換えストッパ134に接するように誘導されるように構成されていることが好ましい。シャフト130の時計回りの向きの回転は、下端スラット122が、展開切り換えストッパ134に接するようになるまで、継続される。展開切り換えストッパ134は、下端スラット122を、開口162の真上に保つ。次に、図11に示すように、シャフト130は、歯車付きモータ150によって、反時計回りの向きに回転駆動される。下端スラット122は、必要に応じて案内プレート135によって案内されて、開口162を通過する。反時計回りの向きの、シャフト130の駆動は、図11に示す中間展開位置に達するまで、継続される。この中間展開位置においては、建物の内部の人間は、ガラス203と閉塞パネル120との間に生じる温室効果を享受することができる。閉塞パネル120とガラス203との間の空気が、日光によって暖められる。さらに、このように、閉塞パネル120とガラス203との間の空気が暖められるために、間隙123、および下端スラット122の下方の空間を介して、図11に点線の矢印で示すような空気流が発生する。この空気流によって、捕獲された熱を、建物の内部に拡散させることができる。この中間展開位置をとることによって、建物の外側からの光を利用することができる。中間展開の状態は、入射角が大きいために、日光がより眩しくなる冬季に特に有利である。この中間展開の状態は、生物気候学的に、居住空間に南に面した大きな開閉部が存在する場合に特に有利であることが分かっている。制御回路151によって、この中間展開位置を維持することができる。図12においては、閉塞パネル120が、第2の平面上で完全に展開するまで、反時計回りの向きの、シャフト130の回転が継続される。
第2の平面(すなわち建物の内部)における閉塞パネル120の展開は、特に冬季において、際立って有利である。例えば建物内の人間は、熱供給を受けることができると同時に、不法侵入に対する防護および外部からのプライバシーの確保のレベルを高くすることができる。
閉塞パネル120が、図12に示す展開位置に達すると、制御回路151により、シャフト130の回転を停止させることが好ましい。この展開位置においては、下部のスラット121は互いに当接し合い、上部のスラット121は互いに引き離される。したがって、上部に、間隙123が明確に現れる。そのため、これらの明確に現れた間隙123によって、閉塞パネル120の上部間隙が形成される。したがって、この完全展開位置においてさえ、建物の内部において、暖められた空気流、すなわち下部開口206および207、閉塞パネル120とガラス203との間の空気空間、および間隙123を通り抜ける空気流を得ることができる。
図13〜図15は、ユーザが、閉塞パネル120に、建物の内側から外側に切り替わるように指令したときの、ロールシャッタ100の動作を示している。最初に、閉塞パネル120が、シャフト130の時計回りの向きの回転によって引き込まれる。閉塞パネル120が、ハウジング110の内部で、シャフト130の周囲に巻き上げられると、可動シャッタ140が、開口161を塞いでいる位置から開口162を塞ぐ位置に移動する。次に、閉塞パネル120は、シャフト130の反時計回りの向きの回転によって、開口161を抜けて建物の外側に展開する。
さらに、閉塞パネル120が、建物の内側で第2の平面上に展開しているときに、温室効果および熱エネルギーの捕獲を最適にするために、閉塞パネル120に、閉塞パネル120が第2の平面上に展開しているときに太陽熱コレクタとして働く1つの面を設けることが好ましい。太陽熱コレクタは、光エネルギーを熱に変換する。太陽熱コレクタは、具体的には、特定の塗料を閉塞パネル120のこの面に塗布することによって実現することができる。太陽熱コレクタは、スラット121を作る材料を適切に選択することによって、例えば暗色の表面を有するように処理された金属を選択することによって実現することもできる。
ロールシャッタ100は、ハウジング110内に収容されたブラッシング装置136を備えていることが好ましい。ブラッシング装置136は、閉塞パネル120が、第1の経路または第2の経路に沿って変位するときに、閉塞パネル120をこするように構成されている。ブラッシング装置136を用いると、ただ1つの閉塞パネル120を、場合によってはスラット121上に汚れをつけた状態で、選択的に建物の外側から内側に戻すことができるから、ブラッシング装置136は非常に有用であることが分かっている。このように、ブラッシング装置136は、建物の内部が汚れることを防止する。ブラッシング装置136は、この例においては、開口161および162において、下部パネル141から突き出ているブラシを有している。ブラシは、任意の適切な位置に配置することもできる、例えばハウジング110の外側で、スラット121から汚れを取り除き続けるために、開口161だけに配置することも好ましいことである。
閉塞パネル120が引き込まれるとき、下端スラット122がハウジング110内に入ることが、いかなる障害物によっても妨げられることなく、閉塞パネル120が、ハウジング110の内部に完全に受容されることが好ましい。
図16のハウジング110の内部の断面図は、ロールシャッタの一変形例を示している。このロールシャッタ100は、全体的には、図4に示されているロールシャッタと同じ特徴を有している。この変形例においては、ハウジング110によって与えられる断熱効果の改善のために、可動シャッタ140は、より大きくされている。
本明細書においては、ユーザによって与えられる指令は、リモコンを用いてなされると説明しているが、ロールシャッタ100の動作を、建物の外部との熱交換を最適にするためのパラメータの関数として、ホームオートメーションシステムによって管理することも想定しうることである。
100 ロールシャッタ
110 ハウジング
111 スライドレール
120 閉塞パネル
121 スラット
122 下端スラット
123 間隙
130 シャフト
131、132 軸受
133 案内チャネル
134 展開切り換えストッパ
135 案内プレート
136 ブラッシング装置
140 可動シャッタ
141、142 下部パネル
150 歯車付きモータ
151 制御回路
161、162 開口
201 壁
202 開閉部
203 ガラス
204 フレーム
205 経路端ストッパ
206、207 下部開口
210 リモコン
211 ボタン

Claims (15)

  1. − 引き込み位置と展開位置との間で変位することができる、引き込み可能な閉塞パネル(120)と、
    − 前記引き込み位置と前記展開位置との間で、前記閉塞パネルを駆動するための駆動装置(150)と、
    − 前記引き込み位置と、第1の平面上の展開位置との間の第1の経路に沿って、または前記引き込み位置と、前記第1の平面に平行な第2の平面上の展開位置との間の第2の経路に沿って、前記閉塞パネル(120)を選択的に案内するための案内装置(133,134,135,111)であって、前記閉塞パネル(120)の変位を、前記第1の経路と前記第2の経路とのうちのどちらかに選択的に切り換えるように構成されている案内装置とを備えている、建物の開閉部(202)のためのロールシャッタ(100)であって、
    − 前記駆動装置によって、1つの軸のまわりに回転駆動され、前記閉塞パネルが前記引き込み位置にあるときに、前記閉塞パネルを巻き付けているシャフト(130)であって、前記閉塞パネルの引き込みのための回転の向き、または該引き込みのための回転の向きと逆向きである、前記閉塞パネルの展開のための回転の向きに選択的に駆動されるように構成されているシャフトと、
    − 前記閉塞パネルの展開の経路の切り換えのために用いられる展開切り換えストッパ(134)であって、前記閉塞パネルは、前記閉塞パネルが前記引き込み位置にあるときに、前記シャフトが前記引き込みのための回転の向きに連続的に回転すると、前記引き込み位置に維持されずに、前記展開切り換えストッパに接するようになるように構成されており、前記閉塞パネルが前記展開切り換えストッパ(134)に接しており、かつ前記シャフトが前記展開のための回転の向きに駆動されるときには、前記展開切り換えストッパ(134)は、前記閉塞パネルを前記第2の経路に沿って案内し、前記閉塞パネルが前記展開切り換えストッパ(134)に接しておらず、かつ前記シャフトが前記展開のための回転の向きに駆動されるときには、前記閉塞パネルは、前記第1の経路に沿って案内される展開切り換えストッパ(134)とをさらに備えていることを特徴とするロールシャッタ。
  2. 前記閉塞パネル(120)を、前記第1および第2の経路に沿って、それぞれ変位させるための第1および第2の開口(161、162)を形成されており、前記閉塞パネル(120)を、前記引き込み位置に収容し、前記閉塞パネルを、前記展開位置に突き出させるハウジング(110)と、さらに、前記閉塞パネル(120)が前記第2の経路に沿って変位するときに、前記第1の開口(161)を塞ぎ、前記閉塞パネルが前記第1の経路に沿って変位するときに、前記第2の開口(162)を塞ぐ遮蔽装置(140、141、142)とを備えている、請求項1に記載のロールシャッタ。
  3. 前記ハウジング(110)内に収容されており、前記閉塞パネル(120)が前記第1および第2の経路のうちのいずれか一方に沿って変位するときに、前記閉塞パネルを擦るブラッシング装置を備えている、請求項2に記載のロールシャッタ。
  4. 前記第1および第2の経路の各々に沿って、前記閉塞パネルを案内するために、前記ハウジング(110)の下方に垂直に配置されているスライドレール(111)を備えている、請求項2または3に記載のロールシャッタ。
  5. 前記閉塞パネルは、前記引き込み位置において、前記ハウジング(110)の内部に完全に引き込まれている、請求項2〜4のいずれか1つに記載のロールシャッタ。
  6. 前記閉塞パネル(120)は、太陽熱コレクタとして働く1つの面を有している、請求項1〜5のいずれか1つに記載のロールシャッタ。
  7. 前記閉塞パネルは、隣接し合う2つのスラットが、前記シャフトの軸に平行な軸のまわりに関節運動をすることができるように互いに連結されている複数のスラット(121)を有しており、該複数のスラットは、隣接し合う2つのスラットが互いに離れたり、くっ付き合ったりすることができるように連結されており、隣接し合う2つのスラットを引き離すような作用を受けると、それらの2つのスラットの間に間隙(123)が生じ、該隣接し合う2つのスラットを互いに近づけると、該間隙(123)が閉じるように構成されている、請求項1〜6のいずれか1つに記載のロールシャッタ。
  8. 前記駆動装置は、前記引き込み位置または前記展開位置に向けて、前記閉塞パネルを選択的に駆動するように構成されている歯車付きモータ(150)と、前記閉塞パネルの引き込みまたは展開のための指令を受けるための、ユーザによってアクセス可能な制御インターフェイスを有し、前記歯車付きモータを制御するための制御回路(151)とを備えている、請求項1〜7のいずれか1つに記載のロールシャッタ。
  9. 前記展開切り換えストッパ(134)は、前記引き込み位置に巻き上げられた状態の前記閉塞パネル(120)の真下になるように配置されており、かつ前記シャフト(130)の回転の軸に対して横方向にずれている、請求項1〜8のいずれか1つに記載のロールシャッタ。
  10. 前記閉塞パネル(120)は、重力の作用によって、前記展開切り換えストッパ(134)に接する方向に誘導されるように構成されている、請求項9に記載のロールシャッタ。
  11. − 請求項1〜10のいずれか1つに記載のロールシャッタ(100)と、
    − 第1の平面と第2の平面との間に配置されているガラス(203)とを
    備えている、建物の開閉部(202)。
  12. 前記建物の開閉部は、請求項8に記載のロールシャッタ(100)を備えており、展開切り換えストッパ(134)が、ハウジング(110)内に収容されており、引き込み位置に巻き上げられているときの閉塞パネルから、その一端部が突き出ており、第1の経路から第2の経路への切り換えのための指令を、制御インターフェイスが受けると、前記閉塞パネルの前記一端部(122)が前記展開切り換えストッパ(134)に接するようになるまで、前記閉塞パネルの引き込みのための回転の向きの、シャフト(130)の予備回転が起こり、次いで、前記閉塞パネルの展開のための回転の向きの、前記シャフトの回転が起こるようになっている、請求項11に記載の建物の開閉部。
  13. 前記閉塞パネル(120)が、前記第2の平面上で展開位置を占めているときに、前記ガラス(203)と前記閉塞パネル(120)との間の空間と、前記閉塞パネルの後方の空間とを、下部開口(206、207)および上部間隙が連絡している、請求項11または12に記載の建物の開閉部。
  14. 下方に前記下部開口(206)が形成されている経路端ストッパ(205)と、前記閉塞パネルの一端が、該経路端ストッパ(205)に接し、かつ前記閉塞パネルの上部において、前記上部間隙を形成するように、スラット(121)同士が依然として離れているときに、前記第2の平面上の前記閉塞パネルの動きを停止させる制御回路(151)とを有する、請求項7に記載のロールシャッタ(100)を備えている、請求項13に記載の建物の開閉部。
  15. − 引き込み可能な閉塞パネル(120)の引き込みのための回転の向きにシャフトを回転駆動することによって、前記閉塞パネル(120)を、第1の経路に沿って案内して、第1の平面上の展開位置から、前記閉塞パネルが前記シャフトの周囲に巻き上げられている引き込み位置に変位させるステップと、
    − 前記閉塞パネルが展開切り換えストッパに接するようになるまで、前記シャフトを、前記引き込みのための回転の向きに回転させるステップと、
    − 前記閉塞パネルが前記展開切り換えストッパに接すると、前記引き込みのための回転の向きと反対の向きの、前記閉塞パネルの展開のための回転の向きに、前記シャフトを回転駆動することによって、前記閉塞パネル(120)を、第2の経路に沿って案内して、前記引き込み位置から、前記第1の平面に平行な第2の平面上の展開位置に変位させるステップとを含む、建物の開閉部のロールシャッタを制御する方法。
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