JP2013539536A - 試料の分析方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、全自動分析装置における臨床化学パラメータの分析及び免疫診断パラメータの分析を含む試料の分析方法に関し、この分析装置はピペット装置、分析の実施に必要な成分を含む試薬カートリッジの少なくとも1つのホルダ、測定キュベットの固定具、それぞれの試薬カートリッジに1つの測定キュベットが割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベット、試料を含む試料容器用固定具、並びに側光又は分光測定装置を含んでいる。この場合、1つの試料から、複数の異なる臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータを特定することができ、そのために、それぞれ特定する臨床化学パラメータ又は免疫診断パラメータについて、独自の試薬カートリッジが分析装置の固定具にセットされる。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、請求項1の前提部分に基づく試料の分析方法に関する。
医学的試料における臨床化学パラメータを特定するための分析方法及び免疫診断パラメータを特定するための分析方法が一般的に知られている。この場合、通常、最初のプロセスにおいて臨床化学パラメータが特定され、次のプロセスにおいて免疫診断パラメータが特定され、その際、それぞれのプロセスについて、個別の分析装置(少なくとも1つの全自動装置)が使用される。
特に比較的小規模の実験室又は診療所にとって、このことは少なくとも2台の自動分析装置を購入し、維持しなければならないとう欠点がある。すなわち、第1の装置は臨床化学テストを実施するためであり、これは、通常、体温(すなわち、37℃)で行われ、第2の装置は免疫診断の特定を実施するために用いられ、通常、室温(すなわち、21℃)で行われる。しかし、このことにより、購入の値段が高くなるばかりでなく、2台の装置のメンテナンスも常に要求されることになる。2台の装置を必要とする原因は、臨床化学パラメータと免疫診断パラメータを検出する特定方法が異なっていることである。
従って、本発明の課題は、1つの試料から、臨床化学パラメータと免疫診断パラメータの両方を、1台の同じ自動分析装置で特定可能にする方法を提供することである。本方法は、できるだけ低コストに、かつ簡単に実施できなければならない。
本発明の主な特徴は、請求項1及び12の特徴部分に示されている。実施形態は、請求項2〜11及び13〜15の事項である。
全自動分析装置における臨床化学パラメータの分析及び免疫診断パラメータの分析を含む試料の分析方法の場合、この分析装置がピペット装置、分析の実施に必要な成分を含む試薬カートリッジの少なくとも1つのホルダ、測定キュベットの固定具、それぞれの試薬カートリッジに1つの測定キュベットが割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベット、試料を含む試料容器用固定具、並びに側光又は分光測定装置を含み、本発明は、本方法が以下の工程を含むように設けられている:
a)実施する分析用の試薬カートリッジを固定具にセットし、
b)試料を含む試料容器を試料装置にセットし、
c)それぞれの臨床化学パラメータ分析を実施するために設けられている試薬カートリッジに割り当てられている測定キュベットを用いて、臨床化学パラメータを特定し、及び/または、
d)それぞれの免疫診断パラメータ分析を実施するために設けられている試薬カートリッジに割り当てられている測定キュベットを用いて、免疫診断パラメータを特定し、
e)使用した測定キュベットを洗浄するか、又は取り外し、
f)使用した試薬カートリッジ及び試料容器を取り外す。
すなわち、本発明に基づくこの方法は、主に以下の3つの段階から成ることが分かる:
・分析装置の準備
・希望する臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータの特定
・データの出力又は分析装置の洗浄
この場合、分析装置の準備段階は上記の方法の工程a)及びb)、希望する臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータの特定段階は工程c)及びd)、データの出力又は分析装置の洗浄段階は工程e)及びf)を含んでいる。
本方法の特別な利点が、1つ及び同一の方法で、試料の臨床化学パラメータと免疫学的成分の両方を特定できることにあるのは明らかである。特に、本方法は、1つ及び同一の分析装置で実施することができる。従って、臨床化学パラメータと免疫診断パラメータとを分析するために、異なる装置を調達する必要はなくなる。このことは、特に、比較的小規模の診療所にとっては、莫大なコストの節約になる。この特別な利点は、臨床化学パラメータも免疫診断パラメータも1つの測定キュベットを用いて特定されることから生じる。これとは逆に、従来の方法の場合はどれも、臨床化学パラメータだけが測定キュベットで測定され、これに対して免疫診断パラメータはマイクロタイタープレートの1つのウェルで測定される。
本発明に基づく方法のもう1つの利点は、臨床化学パラメータと免疫診断パラメータの両方を分析するのに、分析装置内に、唯一の測光ユニットだけがあればよいことにある。同時に、本発明に基づく方法により、1つ及び同一の試料分析装置の中で、複数の異なる臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータを特定することが可能である。従って、医師は、例えば診断を以下のような手順で行うことができる。まず、医師は、検査する体液の試料を患者から採取する。次に、どのパラメータを特定したいかに応じて、様々な試薬カートリッジを選択する。それぞれのパラメータに対して、医師は、該当する試薬カートリッジを分析装置の中にセットし、それによって本発明に基づく方法を開始する。この方法により、上述したように唯一のプロセスで、希望する様々な臨床化学パラメータ及び免疫診断パラメータが得られ、これらのパラメータに基づいて、医師は診断を下すことができる。
特定する臨床化学パラメータ又は免疫診断パラメータそれぞれについて、独自の試薬カートリッジが分析装置の試薬カートリッジ用固定具の中にセットされる場合は有利であることが分かる。この場合、それぞれの試薬カートリッジの窪みの中には、それぞれのテストに必要な検出試薬が含まれている。従って、本発明に基づく方法を用いることにより、適切な形で、1つの試料から複数の異なる臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータが特定される。このとき、それぞれ特定する臨床化学パラメータ又は免疫診断パラメータについて、独自の試薬カートリッジが分析装置の試薬カートリッジ用固定具の中にセットされ、それぞれの試薬カートリッジの窪みの中には、それぞれのテストに必要な検出試薬が含まれているのが妥当である。
臨床化学パラメータの分析に用いる試薬カートリッジが少なくとも1つの検出試薬を含み、免疫診断パラメータの分析に用いる試薬カートリッジが複合体を備える第1の窪み、基質溶液を備える第2の窪み、及び固相を含んでいる場合は有利である。
本発明に基づき、臨床化学パラメータの特定は、以下の工程を含む:
a)ピペット装置を使って、試薬カートリッジから検出試薬を取り出し、また試料を取り出し、
b)検出試薬及び試料をピペット装置から、試薬カートリッジに割り当てられている測定キュベットの中に加え、
c)検出試薬と試料とを培養し、その際、検出試薬は、試料の中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応し、測光的に証明可能な生成物を発生し、
d)測定装置を使って、測定キュベット内の生成物濃度を測光的に特定する。
代替の方法として、臨床化学パラメータの特定は、以下の工程を含んでもよい:
a)ピペット装置を使って、試薬カートリッジの第1の窪みから第1の検出試薬を取り出し、また試料を取り出し、
b)検出試薬及び試料をピペット装置から、試薬カートリッジに割り当てられている測定キュベットの中に加え、
c)ピペット装置を使って、試薬カートリッジのもう1つの窪みから第2の検出試薬を取り出し、
d)ピペット装置から第2の検出試薬を測定キュベットに加え、
e)検出試薬と試料とを培養し、その際、検出試薬は、試料の中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応し、測光的に証明可能な生成物を発生し、
f)測定装置を使って、測定キュベット内の生成物濃度を測光的に特定する。
この第2の変更例は、特に、具体的な臨床化学パラメータの特定のために2つ以上の試薬が必要な場合に実施される。
また、臨床化学パラメータの特定が、以下の工程を含むことも考えられる:
a)ピペット装置を使って、試薬カートリッジの第1の窪みから第1の検出試薬を取り出し、また試料を取り出し、
b)検出試薬及び試料をピペット装置から、試薬カートリッジに割り当てられている測定キュベットの中に加え、
c)ピペット装置を使って、試薬カートリッジのもう1つの窪みから第2の検出試薬を取り出し、
d)ピペット装置から第2の検出試薬を測定キュベットに加え、
e)少なくとももう1つの検出試薬を試薬カートリッジのもう1つの窪みから、又は追加の試薬カートリッジの窪みから取り出し、もう1つの又はその他の検出試薬を測定キュベットの中に加え、
f)それらの検出試薬と試料とを培養し、その際、検出試薬は、試料の中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応し、測光的に証明可能な生成物を発生し、
g)測定装置を使って、測定キュベット内の生成物濃度を測光的に特定する。
間違った結果を出来る限り少なくするため、検出反応の生成物濃度の測光的特定が以下の工程を含む場合は有利である:
・測定装置を使って、測定キュベット内で第1の測光を実施し、
・測定キュベットにおいて、第1及び/又は第2の検出試薬及び試料からなる混合物を培養し、
・測定装置を使って、測定キュベット内で第2の測光を実施する。
これにより、特に、第1の測定時点で反応が完全に終わっていなかった場合に生じるおそれのある測定不良が防止される。
本発明に基づき、免疫診断パラメータの特定は、以下の工程を含む:
a)ピペット装置によって、免疫診断分析を実施するために設けられている試薬カートリッジの第1の窪みから複合体を取り出し、また試料を取り出し、
b)複合体と試料とをピペット装置から試薬カートリッジの固相に加え、
c)複合体と試料の入った固相を培養し、
d)固相を洗浄することによって余分な複合体及び試料を除去し、
e)ピペット装置によって、免疫診断分析を実施するために設けられた試薬カートリッジの第2の窪みから基質溶液を取り出し、
f)基質溶液をピペット装置から固相に加え、
g)固相の基質溶液を培養し、
h)ピペット装置によって、変換された基質溶液を取り出し、
i)変換された基質溶液をピペット装置から測定キュベットに加え、
j)測定装置を用いて、基質溶液内の変換された基質の濃度を測定する。
この場合、工程a)〜g)は、一般的に普及しているELISA法の実施工程に該当する。このことは、複合体と試料とを固相に同時に加える場合に、検出する免疫学的パラメータ、例えば特定のペプチド、抗体又はその他のたんぱく質が、固相に連結されている結合パートナー、すなわち該当する抗体、適合抗原などに結合することを意味している。この複合体は、適合する酵素複合体を含み、この酵素複合体は結合パートナーと、この結合パートナーに連結している酵素とからなる。この結合パートナーは、同様に、検出するパラメータにも結合する。この方法で、パラメータ、結合パートナー及び酵素からなる全複合体が固相に固定化される。余分な複合体と余分な試料とは、次の工程で取り除かれるか、又は洗い流される。次に加えられる基質溶液は、そのように固相に固定化された酵素に特異的な基質を有している。この基質は酵素との反応によって変換され、それによって変色が生じることから、特定の波長において光学密度の一定の変化が生じる。
本発明に基づく方法の特別な利点は、酵素基質反応が、変換された基質と変換されていない基質との両方を含む基質溶液全体が固相から取り出され、分析のためにピペットによって測定キュベットに移されることによって終了することにある。この方法により、試薬カートリッジと測定キュベットとを常に同じ配置にして、とりわけ免疫診断パラメータと臨床化学パラメータの多数の異なるパラメータを特定することが可能である。該当するパラメータの濃度は、常に同じ手順で、測定キュベットと唯一の測光ユニットとを使って特定可能となる。
本方法のもう1つの特別な利点は、この関連において、追加の成分として停止液を準備する必要がないことであり、この停止液は、通常、酵素基質反応を限定的に終了するために用いられる。この終了は、本発明の場合、部分的に変換された基質溶液の取出しとピペットによる測定キュベットへの移行によって、むしろ単純に行われる。固相に固定化された酵素は、この時、固相に残ったままで測定キュベットには一緒に運ばれないため、溶液が固相から取り出されたら、基質の変換はそれ以上行われない。
本発明に基づく方法のもう1つの利点は、この方法が27℃〜39℃の温度で、好ましくは37℃の温度で実施されることである。ELISA試験の温度条件を、本発明に基づき特別に調整することにより、分析に使用する装置の温度を毎回変更する必要なしに、臨床化学パラメータと免疫診断パラメータとを任意の順番で連続して特定することが可能となる。もしそうでない場合、このことは、長い加熱段階又は冷却段階及び相応の待ち時間を伴うと考えられる。
ピペット装置の先端の汚染及びそれによる分析結果の間違いを防止するため、検出試薬、試料、複合体又は気質溶液を分配した後にそれぞれピペット装置の先端を交換するか、又は洗浄ステーションで洗浄する場合は有利である。
本発明が、その他にも全自動分析装置におけるELISA法による免疫診断パラメータの特定方法を設けていることは有利であり、この分析装置は、ピペット装置、分析の実施に必要な成分を含む試薬カートリッジの少なくとも1つのホルダ、測定キュベットの固定具、それぞれの試薬カートリッジに1つの測定キュベットが割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベット、試料容器用固定具、並びに側光又は分光測定装置を含み、本方法は以下の工程を含んでいる:
a)ピペット装置によって複合体と試料とを取り出し、
b)複合体と試料とをピペット装置から固相に加え、
c)複合体と試料の入った固相を培養し、
d)固相を洗浄することによって余分な複合体及び試料を除去し、
h)ピペット装置によって基質溶液を取り出し、
f)基質溶液をピペット装置から固相に加え、
g)固相の基質溶液を培養し、
h)ピペット装置によって、変換された基質溶液を取り出し、
i)変換された基質溶液をピペット装置から測定キュベットに加え、
j)測定装置を用いて、基質溶液内の変換された基質の濃度を測定する。
この場合、複合体及び試料は、固相に加えた後で混合される場合は有利である。濃度の測定が様々な波長における光学密度の特定によって行われる場合、及び工程a)においてピペット装置によって試料を取り出す前に、独立した希釈カートリッジで試料が希釈される場合も有利である。
本発明のさらなる特徴、詳細及び利点は、請求項の文面及び以下の実施例の説明、並びに図に示されている。
本発明に基づく方法を実施するための全自動装置において複数の因子を特定するための、複数の選択された試薬カートリッジ及び測定キュベットの配置である。 本発明に基づく方法を実施するために使用される試薬カートリッジの図である。 本発明に基づく方法の実行中に、臨床化学パラメータを特定するために行うテスト手順である。 本発明に基づく方法の実行中に、免疫診断パラメータを特定するために行うテスト手順である。
本方法に基づく方法は、すでに上述したように、主として次の3つの工程を含んでいる:
・分析装置の準備
・希望する臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータの特定
・データの出力又は分析装置の洗浄
この方法の前に、通常、試料採取が行われる。さらに、ユーザーは、採取した試料pでどのパラメータを測定するのか、すなわちどのパラメータを検査したいのかを決定しなければならない。これが行われたら、分析装置の準備を開始する。
このプロセス工程は、分析装置への、適切に選択された試薬カートリッジRPのセット、並びに必要に応じ、測定キュベットMのセット及び試料Pのセットを含んでいる。試薬カートリッジRPは、この場合、どのパラメータを特定しなければならないかによって選択される。測定キュベットMは、分析装置内に固定して組み込むことも、使い捨てキュベットを使用することもできる。本方法が、試薬カートリッジRPと測定キュベットMとは別個に試料pが装置の中にセットされる装置を使って実施される場合は特に有利である。
図1aは、試薬カートリッジRPと測定キュベットMとがどのように分析装置のカルーセルKAに連続してセットさられているかを示している。各試薬カートリッジRPには測定キュベットMが割り当てられている。
この場合、試薬カートリッジRPは、図1bで分かるように、それぞれ、3つの窪み12、13、14が形成されているハウジング11から成る。これらの窪み12、13、14には、特定するパラメータに応じて、それぞれのテストを実施するための該当する試薬又は溶液が含まれている。
ハウジング15には、その他に凹部15が形成されており、この中に固相(Fest phase)20がセットされている。試薬カートリッジRPが免疫診断テストを実施するために設けられている場合、該当する抗原又は抗体Aをこの固相20に連結させることができる。この場合、本方法が、試料p又は試料容器Pを含み、試薬カートリッジRPと測定キュベットMとは別個に試料pが装置の中にセットされる装置を使って実施される場合は特に有利である。
この分析装置は、ユーザーが該当する試薬カートリッジを装置にセットした順番及びそれによって特定するパラメータの順番を装置の制御コンピュータに入力できるように準備されている。しかし、例えば試薬カートリッジRPにバーコードなどを備え、それによって装置が測定するパラメータを自動的に認識できるようにすることも考えられる。
この装置は、分析装置の準備に続いて、次の工程、すなわち希望する臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータの特定において、自動的に希望する臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータの特定を実施する。この場合、まず、第1の試薬カートリッジRPが制御され、これを用いて臨床化学パラメータを特定するのか、又は免疫診断パラメータを特定するのかが決定される。次に、該当するテストによって、希望するパラメータが以下に説明されるような形で検出される。
特定するパラメータが臨床化学因子である場合、図2に図式的に示された、以下で説明するテスト手順が実施される。この手順を開始する前に、試料pはすでに試料容器Pの中にある。試薬カートリッジRPは、必要に応じて、窪み12、13、14の中に1つ又は複数の検出試薬R1、R2を含んでいる。
第1の工程A1では、(図示されていない)ピペット装置によって、第1の検出試薬R1及び該当する量の試料pが取り出される。
そのために、まず、試薬カートリッジRPの窪み12、13、14の中に準備されている検出試薬R1が吸引される。次に、一方では試薬容器Pの中にある試薬pの汚染を防止するため、他方では次の工程まで検出試薬R1と試料pとの直接混合を回避するために、気泡が取り出される。最後に、試薬pが取り出される。
第2の工程A2では、取り出された検出試薬R1と試薬pとが分析装置の測定キュベットの中に加えられる。次に、ここで、検出試薬R1と試薬pとが混合される。例えばピペットの吸引/排出などによってアクティブに混合を支援することももちろん可能である。
選択したテストのためにもう1つの検出試薬R2が必要な場合、その試薬は第3の工程A3において試薬カートリッジRPのもう1つの窪み12、13、14から取り出され、第4の工程A4において同様に測定キュベットMの中に加えられる。既存の液体との混合が、また行われる。
工程A3及びA4は、必要に応じて、全ての必要な成分が測定キュベットMの中に揃うまで繰り返される。
テストを評価する前に、測定キュベットMの中で混合された成分R1、R2、pは、次の工程A5において規定時間培養される。この場合、培養時間はその都度テスト中に進行する反応に左右され、あらかじめプログラムミングするか、又はユーザーによって入力することができる。
最後の工程6では、測光によって評価が行われる。この場合、光学密度は、培養直後に一定の波長hv(例えば420nm)の光を用いて測定キュベットMを透視することによって特定される。これに続いて、もう1つの規定された培養時間の次に、第2の測定が続けられる。テスト結果を示す実際の値は、これらの両方の測定値と、プログラミングされた参照値又はユーザーによって個々に決定された参照値との比較によって特定される。
特定するパラメータが免疫診断パラメータの場合、図3に示されている本発明に基づくテスト手順、すなわちELISA法が以下のように実施される。
第1の工程B1では、試薬カートリッジRPの中に含まれている、酵素複合体を含む溶液(短縮して複合体Kと呼ぶ)が、該当する量の試料pと一緒に取り出される。試料pは、あらかじめ試料容器Pに準備されている。取出しは工程A1と同様に行われる。すなわち、まず、複合体Kが試薬カートリッジRPの該当する窪み12から取り出され、次に気泡、最後に試料pが試料容器Pから取り出される。
第2の工程B2では、複合体Kと試料pとが試薬カートリッジRPの固相20に加えられ、そこで一定時間培養される。固相20には、検出するパラメータに適合する抗原又は抗体Aがリンクされている。
培養時間のあいだに、検出するパラメータは、固相20に連結されている抗原又は抗体Aにリンクし、同時に複合体Kに含まれる(図示されていない)結合パートナーに結合する。この結合パートナーは、また酵素とリンクされている。この方法で、複合物が試薬カートリッジRPの固相20に固定化される。この複合物は、結合パートナーと結合している抗原又は抗体Aの他に、検出するパラメータ、及び特異的な基質を変換することのできる酵素を含んでいる。
第3の工程B3では、次に、余分な複合体Kと余分な試料pとが固相20を洗浄することによって取り除かれる。
次に、工程B4において、基質溶液Sが試薬カートリッジRPのもう1つの窪み13から取り出される。この基質溶液Sは、複合体Kに含まれている酵素に適合した、あらかじめ規定された濃度の基質を含んでいる。例えばTMB(その他も考えられる)などの基質が酵素によって変換されると、検出可能な特殊な色変化が生じる。
基質溶液Sは、工程B5において固相20に加えられる。次に、この溶液中に含まれる基質は、あらかじめ固相20に固定化された酵素によって変換することができる。この場合、溶液中の変換された基質と、変換されない基質とは両方とも移動することができるが、これに対して酵素複合体は固相20に結合されたままである。そのようにして発生した変換基質溶液S’は、次に、固相20に固定化されている酵素の量に応じて、変換された基質と、変換されない基質とを相当量含んでいる。
この反応は、本発明に基づき工程B6で終了し、その際、変換基質溶液S’が固相20から取り出され、工程B7において測定キュベットMの中に加えられる。このピペットによる移行プロセスの際、固相20にリンクしている酵素はあとに残される。反対に、変換された基質は溶液と一緒に取り出される。まだ溶液の中に基質が含まれていても、その基質はそれ以上変換されることはない。なぜなら、測定キュベットMには今は酵素がないからである。
すでに臨床化学パラメータで説明したように、次に、測定キュベットで酵素‐基質反応の量的評価が行われる。この場合、基質溶液の光学密度は、3つの異なる波長で特定される。これらの値は、装置に保存されている参照値又はユーザーによって規定されている参照値と比較される。
この場合、時間、変換量及び反応温度の間には、当業者には周知の関係が存在する。時間及び反応温度は周知であるか、又は規定されているため、続いて、変換された基質の量から現存する固定化された酵素量を推量することができ、それによって試料p内の特定するパラメータ濃度を割り出すことができる。
第1の因子の特定が終了すると、次の試薬カートリッジが作動する。まず、これを用いて臨床化学パラメータを特定するのか、又は免疫診断パラメータを特定するのかどうかが再度決定される。次に、すでに説明した両方のテスト方法のそれぞれ該当する方法が再び実施される。
各パラメータ特定の最後に、得られたデータは、その都度データ出力ユニット、例えばプリンタ、データファイル又はモニタに転送されるため、ユーザーはそのデータを判定し、評価することができる。
希望する全てのパラメータが特定されたら、ユーザーは、使用した試薬カートリッジRPを取り出して、後は洗浄だけしなければならない。もちろん、試薬カートリッジRPを自動取出しする装置も考えられる。
本方法を実施する際に、使い捨てキュベットを使用した場合は、このことも省略される。代替の方法として、装置内に残っている測定キュベットMのために自動的に実行される洗浄プログラムを分析装置に装備することもできる。
本発明は、説明された実施形態のいずれかに限定されるものではなく、様々な方法に変更することができる。
請求項、明細書及び図から生じる特徴及び利点の全ては、構造的な詳細、空間的配置及び工程を含み、それ自体でも、様々な組合せにおいても本発明の要素であり得る。
全自動分析装置における臨床化学パラメータの分析及び免疫診断パラメータの分析を含む試料pの分析方法においては、この分析装置がピペット装置、分析の実施に必要な成分を含む試薬カートリッジRPの少なくとも1つのホルダ、測定キュベットMの固定具、それぞれの試薬カートリッジRPに1つの測定キュベットMが割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベットM、試料pを含む試料容器Pの固定具、並びに側光又は分光測定装置を含み、本方法が、以下の工程を含む場合は特に有利であることが分かる:
a)実施する分析用の試薬カートリッジRPを固定具にセットし、
b)試料pを含む試料容器Pを試料装置にセットし、
c)それぞれの臨床化学パラメータ分析を実施するために設けられている試薬カートリッジRPに割り当てられている測定キュベットMを用いて、臨床化学パラメータを特定し、及び/または、
d)それぞれの免疫診断パラメータ分析を実施するために設けられている試薬カートリッジRPに割り当てられている測定キュベットMを用いて、免疫診断パラメータを特定し、
e)使用した測定キュベットMを洗浄するか、又は取り外し、
f)使用した試薬カートリッジRP及び試料容器Pを取り外す。
このとき、1つの試料pによって複数の様々な臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータが特定される場合は有利である。そのために、それぞれ特定する臨床化学パラメータ又は免疫診断パラメータについて、独自の試薬カートリッジRPが分析装置の試薬カートリッジRP用固定具の中にセットされ、それぞれの試薬カートリッジRPの窪み12、13、14の中には、それぞれのテストに必要な検出試薬R1、R2、K、Sが含まれている場合は有利である。
さらに、臨床化学パラメータの分析に用いられる試薬カートリッジRPが少なくとも検出試薬R1、R2を含み、免疫診断パラメータの分析に用いられる試薬カートリッジRPが複合体Kを備える第1の窪み12、基質Sを備える第2の窪み13及び固相20を含む場合、及び臨床化学パラメータの特定が、以下の工程を含む場合は有利であることが分かる:
a)ピペット装置を使って、試薬カートリッジRPから検出試薬R1を取り出し、また試料pを取り出し、
g)検出試薬R1及び試料pをピペット装置から、試薬カートリッジRPに割り当てられている測定キュベットMの中に加え、
h)検出試薬R1と試料pとを培養し、その際、検出試薬R1は、試料pの中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応して、測光的に証明可能な生成物を発生し、
i)測定装置を使って、測定キュベットM内の生成物濃度を測光的に特定する。
また、臨床化学パラメータの特定が、以下の工程を含む場合も有利である:
a)ピペット装置を使って、試薬カートリッジRPの第1の窪み12から第1の検出試薬R1を取り出し、また試料pを取り出し、
b)検出試薬R1及び試料pをピペット装置から、試薬カートリッジRPに割り当てられている測定キュベットMの中に加え、
c)ピペット装置を使って、試薬カートリッジRPのもう1つの窪み13、14から第2の検出試薬R2を取り出し、
d)ピペット装置から第2の検出試薬R2を測定キュベットMに加え、
e)検出試薬R1、R2と試料pとを培養し、その際、検出試薬R1、R2は、試料pの中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応して、測光的に証明可能な生成物を発生し、
f)測定装置を使って、測定キュベットM内の生成物濃度を測光的に特定する。
希望する用途に応じて、臨床化学パラメータの特定が以下の工程を含む場合はさらに有利である:
a)ピペット装置を使って、試薬カートリッジRPの第1の窪み12、13、14から第1の検出試薬R1を取り出し、また試料pを取り出し、
b)検出試薬R1及び試料pをピペット装置から、試薬カートリッジRPに割り当てられている測定キュベットMの中に加え、
c)ピペット装置を使って、試薬カートリッジRPのもう1つの窪み12、13、14から第2の検出試薬R2を取り出し、
d)ピペット装置から第2の検出試薬R2を測定キュベットMに加え、
e)少なくとももう1つの検出試薬を試薬カートリッジRPのもう1つの窪み12、13、14から、又は追加の試薬カートリッジRPの窪み12、13、14から取り出し、もう1つの又はその他の検出試薬を測定キュベットMの中に加え、
f)検出試薬R1、R2と試料pとを培養し、その際、検出試薬R1、R2は、試料pの中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応して、測光的に証明可能な生成物を発生し、
g)測定装置を使って、測定キュベットM内の生成物濃度を測光的に特定する。
それぞれのケースにおいて、検出反応の生成物濃度の測光的特定が以下の工程を含む場合は有利である:
・測定装置を使って、測定キュベットM内で第1の測光を実施し、
・測定キュベットMにおいて第1及び/又は第2の検出試薬及び試料からなる混合物を培養し、
・測定装置を使って、測定キュベットM内で第2の測光を実施する。
さらに、本発明に基づく方法の特別な利点は、免疫診断パラメータの特定が以下の工程を含むことによって生じることが分かる:
a)ピペット装置によって、免疫診断分析を実施するために設けられている試薬カートリッジRPの第1の窪み12、13、14から複合体Kを取り出し、試料pを取り出し、
b)複合体Kと試料pとをピペット装置から試薬カートリッジRPの固相20に加え、
c)複合体Kと試料pとが入った固相20を培養し、
d)固相20を洗浄することによって余分な複合体Kと試料pとを除去し、
e)免疫診断分析を実施するために設けられた試薬カートリッジRPの第2の窪み12、13、14からピペット装置によって基質溶液Sを取り出し、
f)基質溶液Sをピペット装置から固相20に加え、
g)固相20の基質溶液Sを培養し、
h)ピペット装置によって、変換された基質溶液S’を取り出し、
i)変換された基質溶液S’をピペット装置から測定キュベットMに加え、
j)測定装置を用いて、基質溶液S’内の変換された基質の濃度を測定する。
この場合、全体として、本方法が27℃から39℃、好ましくは37℃の温度で実施される場合、及び検出試薬R1、R2、試料p、複合体K又は基質溶液Sを分配した後にそれぞれピペット装置の先端を交換するか、又は洗浄ステーションで洗浄する場合は有利である。
本発明のもう1つの極めて特別な利点は、全自動分析装置におけるELISA法による試料pの免疫診断パラメータの特定方法にあり、この分析装置は、ピペット装置、分析の実施に必要な成分を含み、抗原又は抗体Aと連結された固相20を含む試薬カートリッジRPの少なくとも1つのホルダ、測定キュベットMの固定具、それぞれの試薬カートリッジRPに1つの測定キュベットMが割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベットM、試料pを含む試料容器Pの固定具、並びに側光又は分光測定装置を含み、本方法は、以下の工程を含んでいる:
a)ピペット装置によって複合体Kと試料pとを取り出し、
b)複合体Kと試料pとをピペット装置から固相20に加え、
c)複合体Kと試料pとが入った固相20を培養し、
d)固相20を洗浄することによって余分な複合体Kと試料pとを除去し、
e)ピペット装置によって基質溶液Sを取り出し、
f)基質溶液Sをピペット装置から固相20に加え、
g)固相20の基質溶液Sを培養し、
h)ピペット装置によって、変換された基質溶液S’を取り出し、
i)変換された基質溶液S’をピペット装置から測定キュベットMに加え、
j)測定装置を用いて、基質溶液S’内の変換された基質の濃度を測定する。
このとき、複合体K及び試料pが固相20の中に加えられた後に混合される場合、濃度の測定が様々な波長での光学密度の特定によって行われる場合、及び/又は工程a)において試料pがピペット装置によって取り出される前に、独立した希釈カートリッジの中で希釈される場合は有利である。
符号の説明
A 抗原又は抗体
K 複合体
KA カルーセル
M 測定キュベット
P 試料容器
p 試料
RP 試薬カートリッジ
R1 検出試薬
R2 検出試薬
S 基質溶液
S’ 基質溶液
11 ハウジング
12 窪み
13 窪み
14 窪み
15 凹部
20 固相

Claims (15)

  1. 全自動分析装置における臨床化学パラメータの分析及び免疫診断パラメータの分析を含む試料(p)の分析方法であり、前記分析装置が、ピペット装置、分析の実施に必要な成分を含む試薬カートリッジ(RP)の少なくとも1つのホルダ、測定キュベット(M)の固定具、それぞれの前記試薬カートリッジ(RP)に1つの測定キュベット(M)が割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベット(M)、前記試料(p)を含む試料容器(P)の固定具、並びに側光又は分光測定装置を含む、方法であって、
    前記方法が、
    a)実施する分析用の前記試薬カートリッジ(RP)を前記固定具(KA)にセットし、
    b)前記試料(p)を含む前記試料容器(P)を前記試料装置にセットし、
    c)それぞれの臨床化学パラメータ分析を実施するために設けられている前記試薬カートリッジ(RP)に割り当てられている前記測定キュベット(M)を用いて、臨床化学パラメータを特定し、及び/または、
    d)それぞれの免疫診断パラメータ分析を実施するために設けられている前記試薬カートリッジ(RP)に割り当てられている前記測定キュベット(M)を用いて、免疫診断パラメータを特定し、
    e)使用した前記測定キュベット(M)を洗浄するか、又は取り外し、
    f)使用した前記試薬カートリッジ(RP)及び前記試料容器(P)を取り外す
    という工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 1つの試料(p)によって複数の異なる臨床化学パラメータ及び/又は免疫診断パラメータが特定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. それぞれ特定する臨床化学パラメータ又は免疫診断パラメータについて、独自の試薬カートリッジ(RP)が前記分析装置の試薬カートリッジ(RP)用固定具の中にセットされ、それぞれの前記試薬カートリッジ(RP)の窪み(12、13、14)の中には、それぞれのテストに必要な検出試薬(R1、R2、K、S)が含まれていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 臨床化学パラメータの分析に用いられる前記試薬カートリッジ(RP)が少なくとも1つの検出試薬(R1、R2)を含み、免疫診断パラメータの分析に用いられる前記試薬カートリッジ(RP)が複合体(K)を備える第1の窪み(12)、基質(S)を備える第2の窪み(13)及び固相(20)を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 臨床化学パラメータの特定が、
    a)前記ピペット装置を使って、前記試薬カートリッジ(RP)から1つの検出試薬(R1)を取り出し、また前記試料(p)を取り出し、
    b)前記検出試薬(R1)及び前記試料(p)を前記ピペット装置から、前記試薬カートリッジ(RP)に割り当てられている前記測定キュベット(M)の中に加え、
    c)前記検出試薬(R1)と前記試料(p)とを培養し、その際、前記検出試薬(R1)は、前記試料(p)の中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応して、測光的に証明可能な生成物を発生し、
    d)前記測定装置を使って、前記測定キュベット(M)内の前記生成物の濃度を測光的に特定する
    という工程を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 臨床化学パラメータの特定が、
    a)前記ピペット装置を使って、前記試薬カートリッジ(RP)の第1の窪み(12)から第1の検出試薬(R1)を取り出し、また前記試料(p)を取り出し、
    b)前記検出試薬(R1)及び前記試料(p)を前記ピペット装置から、前記試薬カートリッジ(RP)に割り当てられている前記測定キュベット(M)の中に加え、
    c)前記ピペット装置を使って、前記試薬カートリッジ(RP)のもう1つの窪み(13、14)から第2の検出試薬(R2)を取り出し、
    d)前記ピペット装置から前記第2の検出試薬(R2)を前記測定キュベット(M)に加え、
    e)前記検出試薬(R1、R2)と前記試料(p)とを培養し、その際、前記検出試薬(R1、R2)は、前記試料(p)の中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応して、測光的に証明可能な生成物を発生し、
    f)前記測定装置を使って、前記測定キュベット(M)内の前記生成物の濃度を測光的に特定する
    という工程を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  7. 臨床化学パラメータの特定が、
    a)前記ピペット装置を使って、前記試薬カートリッジ(RP)の第1の窪み(12、13、14)から第1の検出試薬(R1)を取り出し、また前記試料(p)を取り出し、
    b)前記検出試薬(R1)及び前記試料(p)を前記ピペット装置から、前記試薬カートリッジ(RP)に割り当てられている前記測定キュベット(M)の中に加え、
    c)前記ピペット装置を使って、前記試薬カートリッジ(RP)のもう1つの窪み(12、13、14)から第2の検出試薬(R2)を取り出し、
    d)前記ピペット装置から前記第2の検出試薬(R2)を前記測定キュベット(M)に加え、
    e)少なくとももう1つの検出試薬を前記試薬カートリッジ(RP)のもう1つの窪み(12、13、14)から、又は追加の試薬カートリッジ(RP)の窪み(12、13、14)から取り出し、前記もう1つの又はその他の検出試薬を前記測定キュベット(M)の中に加え、
    f)前記検出試薬(R1、R2)と前記試料(p)とを培養し、その際、前記検出試薬(R1、R2)は、前記試料(p)の中に存在する、証明しなければならない臨床化学パラメータと反応して、測光的に証明可能な生成物を発生し、
    g)前記測定装置を使って、前記測定キュベット(M)内の前記生成物の濃度を測光的に特定する
    という工程を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  8. 検出反応の前記生成物の濃度の測光的特定が、
    ・前記測定装置を使って、前記測定キュベット(M)内で第1の測光を実施し、
    ・前記測定キュベット(M)において、前記第1及び/又は前記第2の検出試薬及び試料からなる混合物を培養し、
    ・前記測定装置を使って、前記測定キュベットM(内)で第2の測光を実施する
    という工程を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 免疫診断パラメータの特定が、
    a)前記ピペット装置によって、免疫診断分析を実施するために設けられている前記試薬カートリッジ(RP)の第1の窪み(12、13、14)から前記複合体(K)を取り出し、前記試料(p)を取り出し、
    b)前記複合体(K)と前記試料(p)とを前記ピペット装置から前記試薬カートリッジ(RP)の前記固相(20)に加え、
    c)前記複合体(K)と前記試料(p)とが入った前記固相(20)を培養し、
    d)前記固相(20)を洗浄することによって余分な前記複合体(K)と前記試料(p)とを除去し、
    e)免疫診断分析を実施するために設けられた前記試薬カートリッジ(RP)の第2の窪み(12、13、14)から前記ピペット装置によって前記基質溶液(S)を取り出し、
    f)前記基質溶液(S)を前記ピペット装置から前記固相(20)に加え、
    g)前記固相(20)の前記基質溶液(S)を培養し、
    h)前記ピペット装置によって、前記変換された基質溶液(S’)を取り出し、
    i)前記変換された基質溶液(S’)を前記ピペット装置から前記測定キュベット(M)に加え、
    j)前記測定装置を用いて、前記基質溶液(S’)内の前記変換された基質の濃度を測定する
    という工程を含んでいることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記方法が27℃〜39℃の温度で、好ましくは37℃の温度で実施されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記検出試薬(R1、R2)、前記試料(p)、前記複合体(K)又は前記基質溶液(S)を分配した後にそれぞれ前記ピペット装置の先端を交換するか、又は洗浄ステーションで洗浄することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 全自動分析装置におけるELISA法による試料(p)内の免疫診断パラメータの特定方法であり、前記分析装置は、ピペット装置、分析の実施に必要な成分を含み、抗原又は抗体(A)と連結された固相(20)を含む試薬カートリッジ(RP)の少なくとも1つのホルダ、測定キュベット(M)の固定具、それぞれの試薬カートリッジ(RP)に1つの測定キュベット(M)が割り当てられているような少なくとも1つの測定キュベット(M)、前記試料(p)を含む試料容器(P)の固定具、並びに側光又は分光測定装置を含み、
    前記方法が、
    a)前記ピペット装置によって前記複合体(K)と前記試料(p)とを取り出し、
    b)前記複合体(K)と前記試料(p)とを前記ピペット装置から前記固相(20)に加え、
    c)前記複合体(K)と前記試料(p)とが入った前記固相(20)を培養し、
    d)前記固相(20)を洗浄することによって余分な前記複合体(K)と前記試料(p)とを除去し、
    e)前記ピペット装置によって前記基質溶液(S)を取り出し、
    f)前記基質溶液(S)を前記ピペット装置から前記固相(20)に加え、
    g)前記固相(20)の前記基質溶液(S)を培養し、
    h)前記ピペット装置によって、変換された基質溶液(S’)を取り出し、
    i)前記変換された基質溶液(S’)を前記ピペット装置から前記測定キュベット(M)に加え、
    j)前記測定装置を用いて、前記基質溶液(S’)内の前記変換された基質の濃度を測定する
    という工程を含んでいることを特徴とする方法。
  13. 前記複合体(K)及び前記試料(p)は、前記固相(20)に加えた後で混合されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 濃度の測定が様々な波長における光学密度の特定によって行われることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記試料(p)が、工程a)において前記ピペット装置によって取り出される前に、独立した希釈カートリッジの中で希釈されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
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