JP2013539221A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 降圧変圧器の巻線タップと巻線タップとの間を遮断なしに切り換えるための負荷時タップ切換器であって、
   ２つの負荷分岐部が、切り換えるべき各相に対して設けられていて、
   各負荷分岐部が、主接触子として作用する１つの真空バルブを有し、１つの限流抵抗と１つずつの別の真空バルブとから成る少なくとも１つの直列回路を前記真空バルブに対して並列に有し、
   両負荷分岐部が、１つの共通の引込線に接続されているか又は機械式切換要素によって接続可能である当該負荷時タップ切換器において、
   各負荷分岐部の少なくとも２つずつの真空バルブが、別々に互いに独立して操作可能な２つの可動接触子（４，５）と１つの共通の固定接触子（６）とを有する１つの真空バルブ（Ｖ_ａ，Ｖ_ｂ）に構造的に結合されていること、及び
   前記共通の固定接触子（６）が、共通の前記引込線（ＬＡ）に接続されているか又は機械式切換要素（ＭＤＣ_ａ，ＭＤＣ_ｂ）によって接続可能であることを特徴とする負荷時タップ切換器。
2. １つの限流抵抗と１つの別の真空バルブとから成る１つの直列抵抗が、各負荷分岐部内に正確に設けられていること、及び
   各負荷分岐部の、一方の前記真空バルブと他方の前記真空バルブとがそれぞれ、１つの真空バルブ（Ｖ_ａ，Ｖ_ｂ）内で結合されていることを特徴とする請求項１に記載の負荷時タップ切換器。
3. 請求項１又は２に記載の負荷時タップ切換器用の真空バルブにおいて、
   別々に独立して操作可能な２つの可動接触子（４，５）が、１つの共通のハウジング（１）内にミラー対称に存在すること、
   前記可動接触子（４，５）が、前記真空バルブの縦軸線（ｓ１）の両反対側に配置された複数のタペット（２，３）によって操作可能であること、及び
   両可動接触子（４，５）が、１つの固定接触子（６）に接続可能であることを特徴とする真空バルブ。
4. １つの接触子系（Ｉ，ＩＩ）が、１つの別々の切換室内に複数の前記可動接触子のうちの１つの可動接触子（４，５）を、その可動接触子を包囲する１つの防水シールド（１１，１２）と一緒に構成すること、
   両前記接触子系（Ｉ，ＩＩ）及び両前記切換室が、前記真空バルブの回転対称な前記縦軸線（ｓ１）に対して垂直な対称軸線（ｓ２）の周りでミラー対称に対向していることを特徴とする請求項３に記載の真空バルブ。
5. 両前記タペット（２，３）の各々が、気密のベローズ（７，８）によって包囲されていることを特徴とする請求項３又は４に記載の真空バルブ。
6. 両前記接触子系（Ｉ，ＩＩ）がそれぞれ、真空バルブを構成されているその負荷時タップ切換器の電気条件に適合されているように、これらの接触子系が、幾何学的に異なる大きさで寸法決めされていることを特徴とする請求項３〜５のいずれか１項に記載の真空バルブ。