JP2013537590A - 内部バッフルを有する可撓性の断熱ドアパネル - Google Patents

内部バッフルを有する可撓性の断熱ドアパネル Download PDF

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Abstract

垂直方向に動作するドアの例は、2つの柔軟な材料のシートと、前記2つのシート間に断熱材の複数のパッドまたはマットとを備える可撓性パネルを含む。例によっては、柔軟な材料の細片から作製された、水平方向に延びる複数のバッフルが、2つのシート間に配される。バッフルは、シート間の1つの大きな内部容積部を、より扱いやすい、より小さな容積部またはチャンバに効果的に分割する。バッフルは、パネルが頭上ローラを横切って上昇し、屈曲するときに、シート間の空気がパネルの底部に押しやられることを制限する。バッフルおよびより小さなチャンバがない場合、パネルの底部近傍の領域におけるパネルシートは、ドアが開くときに、外側に膨張する傾向にある。
【選択図】 図1

Description

[0001]本発明は、断熱ドアに関し、より具体的には、断熱カーテンなどの可撓性パネルを含むドアに関する。
[0002]冷蔵室は、一般に生鮮食品を貯蔵するために使用される、建物内の冷蔵機能を備えた場所である。冷蔵室は、一般に、フォークリフトおよび他の資材運搬機器が進入できるほどの十分な大きさがある。冷蔵室へのアクセス手段は、多くの場合、建物の他の部分から冷蔵室を分離する動力駆動される(power actuated)断熱ドアを通過することである。冷蔵室への入室または退室の際の熱損失を最小限に抑えるために、上記ドアは、可能な限り迅速に開閉されることが好ましい。
[0003]垂直方向に動作する巻上げ式のドア、および、可撓性カーテンを有する同様のドアは、おそらく、利用可能な、最も高速に動作するドアの一種である。このようなドアが開くとき、そのカーテンは、通常、戸口の前のその閉位置から、頭上格納トラックまたは巻取りローラにおけるその開位置まで移動する際に屈曲させられる。
[0004]このような屈曲は、カーテンが比較的薄い場合は、問題とならない。しかしながら、断熱カーテンは、断熱材の厚さが必要とされるため、同様に屈曲させることができない。巻取りローラまたは湾曲したトラック(軌道)が、厚いカーテンを屈曲させるとき、カーテンの互いに対向する面の間に、相対変形(relative translation)が生じる場合がある。このような変形に対応できる厚い断熱カーテンを設計することは、課題である。
[0005]さらに、断熱カーテンが屈曲する箇所である水平線に沿って、断熱カーテンが、一時的に折り目を付けられるか、または、局所的に圧縮される場合、このような折り目または圧縮によって、カーテン内に空気が閉じ込められてポケットが形成される場合があり、また、このような閉じ込められた空気は、カーテンを膨張させ、ドアの動作に悪影響を与える可能性がある。
閉位置にある例示的なドアを示す正面図である。 図1と同様の正面図であるが、部分的に開いた例示的なドアを示している。 図1および図2と同様の正面図であるが、開位置にある例示的なドアを示している。 図3の線4−4における断面図である。 パネルの外側シートの左下の部分を切り取った状態の、図1から図3の例示的なドアパネルの正面図である。 図5の線6−6における断面図である。 図6と同様の断面図であるが、例示的なバッフルの1つをより明瞭に示すために断熱材が省略された断面図である。 図5の線8−8における断面図である。 図8と同様の断面図であるが、組立て中の例示的なドアパネルを示している。 図8と同様の断面図である。 図8と同様の断面図であるが、別の例示的なドアパネルを示している。 図8と同様の断面図であるが、別の例示的なドアパネルを示している。 図8と同様の断面図であるが、別の例示的なドアパネルを示している。 図8と同様の断面図であるが、別の例示的なドアパネルを示している。
[0020]特定のいくつかの例が、先に確認した図に示されている。以下、これらの特定の例について、詳細に説明する。これらの例について記載する際に、同様の参照符号または同一の参照符号が、同一の部品または同様の部品を識別するために使用されている。図面は、必ずしも一定の縮尺になっているわけではなく、また、図面に見られる特定の特徴および特定の図は、明確性および/または簡潔性のために、縮尺的または図式的に誇張されて示されている場合がある。さらに、本明細書の全体を通じて、複数の例が説明されている。任意の例における任意の特徴は、他の例における他の特徴と共に含まれ得るか、これと置き換えられ得るか、または、そうでなければこれと組み合わされ得る。
[0021]図1から図4は、可撓性の断熱ドアパネル12内の望ましくない空気圧状態に対処するための手段を有する可撓性の断熱ドアパネル12を含む垂直方向に動作するドア10を示している。ドア10は、図1では閉じた状態で、図2では部分的に開いた状態で、図3および図4では完全に開いた状態で示されている。ドア10が、戸口14を開閉するとき、ドアパネル12は、マンドレル16上で屈曲する。このことは、本明細書に記載されている例示的な方法および装置によって対処される空気圧の問題の一因になっている。マンドレル16は、戸口14の幅方向に渡って延在する固定バーまたはローラであってもよい。特定の二重屈曲式の格納構成を有するドアパネル12が示されているが、巻上げ式の(coiled)格納構成、巻取りチューブ上に巻き付ける格納構成、水平方向に1度屈曲させる格納構成、蛇行格納構成、垂直平面(vertically planar)格納構成など、他の格納構成もすべて同様に、本開示の範囲内に含まれる。ドア10は、特に冷蔵室に適している。しかしながら、ドア10は、任意の他の所望の用途にも適用され得る。
[0022]ドアパネル12自体を除いて、ドア10の構造、動作、および他の詳細については、その全体が参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2008/0110580号明細書に記載され、示されている。一般に、動力駆動(powered drive)スプロケット18(図4)は、ドアパネル12の各側縁部にあるコグ付細片(cogged strip)20と係合して、下部ガイドトラック22(この位置にある場合、ドアパネル12は、戸口14を遮断する)と、上部トラック24(この位置にある場合、ドアパネル12は戸口を開放する)との間でドアパネル12を移動させる。しかしながら、ドアパネル12は、異なる駆動構成または格納構成と共に動作する様々な他のタイプのドアに適用され得ることに留意すべきである。それぞれの場合に、ドアパネルの厚さは、ドアパネル内に閉じ込められた空気およびパネルの屈曲と相まって、閉じ込められた空気をして、ドアが開かれるときにカーテンまたはパネルの底部を膨らませる場合がある。
[0023]さらに、米国特許出願公開第2008/0110580号明細書は、断熱ドアパネルに排気送風機を備え付ける利点について説明している。しかしながら、この公開出願と異なり、本明細書に記載されている例示的な装置は、上記の送風機およびこれに関連するハードウェアを用いることなく、ドアパネル12を好適に使用することを可能とする。
[0024]排気送風機を使用する代わりに、ドアパネル12は、ドアパネル12の第1のシート28と第2のシート30との間に含まれる空気の再配分を制限する複数の柔軟なバッフル26を含む。シート28および30が、外側周辺部に沿って接合され、また一般に封止されることによって、シート28および30間に、1つの大きな全体的な空気チャンバ32が、形成されている。バッフル26によって、チャンバ32は、より扱いやすく、より小さな複数のチャンバ34に分割されている。明瞭に例示するために、図5では、バッフル26ならびにチャンバ32および34は、ドアパネル12の全幅40にわずかに及ばずに延在するものとして示されている。しかしながら、バッフル26ならびにチャンバ32および34は、図5に描かれているようなドアパネル12の全幅に渡って延在することが好ましい。ドア10が開いて、シート28および30に(例えば、ドアパネル12がマンドレル16上で屈曲する箇所に)水平の折り目が形成されるとき、バッフル26は、チャンバ32内に閉じ込められた空気が、ドアパネル12の下端部を過度に膨張させることの抑制および/または防止に役立つ。このように、バッフル26は、マンドレル16とドアパネル12の下部前縁部36との間の領域が、ドア10の開かれるときに過度に膨張することを制限するか、または、あまつさえ防止する。
[0025]大きなチャンバ32を、より小さな、より扱いやすいチャンバ34に分割することは、ドアパネル12内に閉じ込められた空気によって引き起こされる問題の解決に役立つ一方で、この目的のために使用されるバッフル26は、他の望ましい特性を有し得る。例えば、バッフル26は、ドアパネル12がマンドレル16上で屈曲する際の、シート28および30間のいくらかの相対変形に対応するほどに、十分可撓性であってもよい。さらに、バッフル26の可撓性によって、何かが偶然ドアに衝突した場合に、ドアパネル12が、復元可能に切り離される(break away)ことが可能になっていてもよい。さらに、または、あるいは、バッフル26は、チャンバ34間の漏れまたは空気交換が最小限となるように、シート28および30の側縁部または垂直方向の継目33と適合的に結合するほどに、十分可撓性であってもよい。さらに、例によっては、バッフル26は、シート28および30間の所望の間隔を維持するために十分堅いことが好ましい。特に、このような間隔を維持するために、断熱材が使用されない例において、このことは好ましい。またさらに、例によっては、バッフル26は、一般にシート28および30以下の熱伝導性を有することが好ましい。チャンバ34内の断熱材によって高められた、空気のR値は、ドアパネル12への霜着きを抑制するか、または、あまつさえ防止するのに十分であってもよい。しかしながら、バッフル26が、比較的高い熱伝導性を有する場合、霜の線(frost line)が、シート28または30上の、バッフル26とシート28または30との接合箇所に形成される可能性がある。
[0026]ドアパネル12の実際の構造は、異なっていてもよいが、図示した例は、任意の適切な高分子または天然の織物材料(fabric material)から作製されているシート28および30を有する。なお、シート28および30は、柔軟であることが好ましく、また、これらは、接着剤、テープ、溶融/融合/溶接、縫合、マジックテープ、スナップ、リベット、ジッパーなどによって、それらの外側周辺部に沿って互いに接合されてもよい。ドアパネル12の継目33および上縁部および下縁部を含む、外側周辺部のほぼ全体は、チャンバ32への/からの相当量の空気の流入/流出を抑制するか、または、あまつさえ防止するために、封止されることが好ましい。湿り空気が、チャンバ32に繰り返し進入することを抑止することによって、カビを繁殖させる(mold−promoting)湿気が、例えば冷蔵室に面するパネルシートのチャンバ32内で結露することが、抑制されるか、または、あまつさえ防止される。
[0027]バッフル26は、シート28および30と同様の材料、または、これらと異なる材料から作製されてもよい。シート28および30の可撓性により、ドアパネル12が、マンドレル16上で屈曲することが可能となり、一方、バッフル26の可撓性により、ドア10が開閉される際の、シート28および30間の限定された相対変形が可能となっている。ドア10が開閉され、ドアパネル12が、マンドレル16を横切って移動し、屈曲するとき、この動作は、シート28および30間の垂直方向の相対変形を引き起こす。多孔質発泡体パッドまたはポリエステルマットなどの断熱材または断熱パッド38が、チャンバ34内に配されることが好ましい。
[0028]図示した例では、バッフル26は、水平方向に伸長しており、これによって、バッフル26は、ドアパネル12内の垂直方向の空気の流れを制限するだけでなく、シート28および30間の垂直方向の相対変形に対応することもできるようになっている。他の例では、ドアパネル12に、垂直方向に伸長したバッフル、または、垂直バッフルおよび水平バッフルの組合せが備え付けられる。
[0029]ドアパネル12内の空気の流れを効果的に制限するために、水平方向に伸長したバッフル26が、ドアパネル12の全幅40の少なくとも大部分に渡って延在していることが好ましい。しかしながら、製造を容易にするために、バッフル26は、パネルの全幅40よりもわずかに短い長さに作製されてもよい。これにより、シート28および30の側方の垂直縁部を互いに接合することが、より簡単になる。ドアパネル12の全幅40よりもわずかに短いバッフル26は、複数の空気チャンバ34を互いに流体連通した状態に置く。したがって、ドア10が開いて、ドアパネル12が、マンドレル16を横切って移動するとき、ドアパネル12内の多少の空気が、複数のチャンバ34のなかのより下方のチャンバ(例えば、空気チャンバ34’)の少なくとも1つに一時的に再配分され、これにより、チャンバ34’内の空気圧は、一時的にわずかに高くなるものの、実際に有害となるほどには高くならない。
[0030]ドアパネル12は、複数の異なる方法によって製造され得るが、図9は、1つの例示的な製造方法を示している。バッフル26のそれぞれの一方の水平な縁部が、第1のシート28と溶融されるか、または、超音波溶接され、これにより、シート28とバッフル26のそれぞれとの複数の融合接合部42が形成される。バッフル26をシート28および30の少なくとも一方と融合させることが、図9の参照符号44の区画によって概略的に描かれている。バッフル26を適切な位置に取り付ける代わりの方法として、ボンディング、テーピング、縫合、マジックテープによる固定、リベット結合などが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
[0031]シート28の外側周辺部は、図9の参照符号46の区画によって概略的に描かれているように、シート30と融合されるか、これと縫合されるか、または、そうでなければこれと接合される。複数のバッフル26は、矢印48によって概略的に描かれているように、シート28および30間に配され、断熱材38は、矢印50によって概略的に描かれているように、チャンバ34内に配される。参照符号44の区画ならびに矢印48および50によって示されている例示的な方法は、一般に同時に、ドアパネル12の一端から他端に向かって漸進的に行われてもよいし、または、任意の他の適切な順番で行われてもよい。図9は、例えば、ドアパネル12が、底部から上に向かって漸進的に組み立てられている様子を示している。
[0032]先に注意したように、冷蔵室へのアクセス手段を提供するドアに必要なのは、ドアが、熱損失を低減し、好ましくは最小限に抑え、これによってさらに、ドア上の結露の形成を抑制するか、または、防止することである。この要件は、冷蔵室への人の入退室時に極めて迅速に開閉されて、熱損失を低減し、好ましくは最小限に抑えるドア、ならびに、ドアの閉鎖時に十分に断熱されて、熱損失(および結露の形成)を低減するか、または、あまつさえ防止するドアを提供することによって、達成することができる。しかしながら、これらの解決策(高速動作するドア、および、十分に断熱されたドア)は、一般に、互いに相反する特徴を有する。例えば、可撓性の、垂直方向に動作するドアまたはカーテンは、利用可能な、最も高速に動作するドアの一種であるが、これらのドアまたはカーテンは、ドアがその閉位置と開位置との間を移動するときに、一般に屈曲するか、または、湾曲しなければならない(例えば、マンドレルを中心にして)。十分に断熱されたドアには、一般に、厚く重い、高R値の断熱材が詰め込まれているが、このタイプの断熱材は、迅速に移動させることが困難であり、十分に屈曲せず、また、エアポケットがカーテンまたはドア内に閉じ込められ得る場合がある。したがって、速く移動する、可撓性の、垂直方向に動作するドアであって、ドア上の結露の形成を抑制するか、または、あまつさえ防止するのに十分なR値を有しながらも、カーテンまたはドア内に相当量の空気を閉じ込めることなく、屈曲し、移動することのできるドアを提供することが、望ましい。
[0033]大きなチャンバ32を、より小さな、より扱いやすいチャンバ34に分割するためにバッフル26を使用することが、大きなドアパネル12内に閉じ込められる空気によって引き起こされる問題の解決に役立つ一方で、これらのより小さな、より扱いやすいチャンバ34内により小さな断熱パッド38を利用することには、それ自体の課題がある。例えば、経時的に、断熱パッド38は、重力の作用ならびに/またはドアの開閉に付随して繰り返し行われる屈曲および収縮によって、沈下する(sag)か、または、沈降し(slouch)始める可能性がある。断熱パッド38が、図10に示されているように、沈下するか、または、沈降するとき、断熱パッドは、もはや、バッフル26間に形成された空間(基準バッフル間隔(nominal baffle spacing)90)の全体に及んでおらず、この結果、エアギャップ92またはエアポケット92が、チャンバ34内の、断熱パッド38の上方に形成される。基準バッフル間隔という用語は、第1のバッフルの領域の中心または幾何学的中心と、隣接する第2のバッフルの領域の中心または幾何学的中心との間の距離を指示している。基準バッフル間隔は、ドアパネルの全体に渡って等しくなくてもよい。エアギャップまたはエアポケット92は問題である。なぜなら、これらは、ドア内にR値の低下した領域を形成し、これにより、熱損失の増加(このことは、多くの場合、シート28または30上に結露(例えば、霜)(エアギャップまたはエアポケット92がシート28および30間に連続した(遮断されていない)経路を形成する場所において特に酷い可能性のある現象)が形成される原因となる)を可能とするからである。したがって、互いに隣接する断熱パッド38間に生み出され得るエアギャップ92を縮小するか、または、あまつさえ除去し、これにより、ドアの全体に渡って、シート28または30上の結露の形成を抑制するか、または、あまつさえ防止するのに十分なR値を維持することが望ましい。
[0034]互いに隣接する断熱パッド38間にエアギャップまたはエアポケットが形成されることを抑制するか、または、あまつさえ防止するための方法は、チャンバ34内に、サイズを大きくした断熱パッド38をパッキングすること、または、詰め込むこと(jamming)を含んでもよい。この場合、断熱パッド38のサイズは、基準バッフル間隔よりも高くすることによって、大きくされている。この方法は、エアギャップの形成を抑制するか、または、あまつさえ防止することに有効であり得る一方で、より小さなチャンバ34内に、大きくて、幅の広い断熱パッド38をパックするか、または、詰め込むことが困難である場合があり、また、圧縮された断熱パッドによって加えられる力によって、図9のようにドアを組み立てることが困難である場合がある。
[0035]チャンバ34内に断熱パッド38を組み込む例が、図11に示されている。この場合、ドアパネル112(パネル12と同様の)は、独特の断面形状を有するバッフル126を含む。このバッフル126は、互いに隣接する断熱パッド138’が、シート28または30上に結露が形成されることを抑制するか、または、あまつさえ防止するのに十分なR値が得られるように、互いに重なり合うことを可能とする。この例では、バッフル126のそれぞれが、シート28と接合および/または結合された第1の縁部152と、シート30と接合および/または結合された第2の縁部154と、第1の中央部70と、第2の中央部72と、第3の中央部74とを備える。なお、これらの中央部は、縁部152および154間に延在しており、第1の中央部70および第3の中央部74は、シート28および30に対して垂直かつ平行ではない。第1の中央部70および第3の中央部74は、互いに略平行ありつつ、シート30に対して角度158にある。例によっては、角度158は、約45度である。第2の中央部72は、シート28および30と略平行であってもよい。中央部10、72、74とシート28および30との特定の角度関係は、中央部70または74の少なくとも一方が、シート28および30に対して垂直でない限りは、それほど重要ではない。
[0036]互いに隣接するバッフル126は、断熱パッド138の有効高さ194より小さい基準バッフル間隔190を形成する。この結果、断熱パッド138は、互いに重なり合いながらも、シート28および30内にパックされ、これにより、エアギャップまたはエアポケットの形成が、抑制されるか、または、あまつさえ防止され、パネル112を介する熱伝達が、効果的に抑制される。基準バッフル間隔という用語は、第1のバッフルの領域の中心または幾何学的中心と、隣接する第2のバッフルの領域の中心または幾何学的中心との間の距離を指示している。基準バッフル間隔90’は、ドアパネルの全体に渡って等しくなくてもよい。断熱パッド138の有効高さ194は、断熱パッドの最上点と、断熱パッドの最下点との間の距離である。図11は、例えば、第1のパッド138の最下縁部または最下部160が、第2のパッド138の最上縁部または最上部162よりも低い位置にあり、第1のパッド138が、第2のパッド38よりも高い位置にあり、および/または、第2のパッド38から長手方向に離間されていることを示している。断熱パッド138は、多孔質発泡体パッド、ポリエステルマット、または比較的高いR値を有する他の可撓性材料から構成されてもよい。例によっては、断熱パッド138のR値は、約2〜8であってもよい。例によっては、断熱パッド138のR値は、約4であってもよい。バッフル126の断面形状、および、互いに隣接する断熱パッド138が重なり合った構成によって、R値の低いエアギャップまたはエアポケットが形成されることが、抑制されるか、または、あまつさえ防止される。これにより、ドアパネルを介する熱伝達が抑制され、シート28または30上の結露の形成が、抑制されるか、または、あまつさえ防止される。一方、図11の例示的なドアパネル112は、互いに隣接する断熱パネルが重なり合った領域に膨張部を含んでもよい。ただし、このような膨張部は、特定の用途では、望ましくない場合がある。
[0037]図12は、ドアパネル112と同様の例示的なドアパネル212を示しているが、図11の例示的なドアパネル112の代替案を示している。カーテンまたはドア内に空気が過度に閉じ込められることなく、ドアパネル212が、移動し、屈曲することを可能としながらも、ドアパネル212の全体に渡って(互いに隣接する断熱パッド238間においてさえも)均一なR値を確保することを補助するために、ドアパネル212は、図11のドアパネル112に存在する潜在的に望ましくない膨張部を有することなく、互いに隣接する断熱パッドが効果的に重なり合うことを可能とする、断面の幾何学的形状を有する、サイズを大きくした断熱パッド238を含む。断熱パッド238のサイズは、断熱パッド238が、基準バッフル間隔90’を上回る有効高さ94を有するように、大きくされている。基準バッフル間隔という用語は、第1のバッフルの領域の中心または幾何学的中心と、隣接する第2のバッフルの領域の中心または幾何学的中心との間の距離を指示している。基準バッフル間隔90’は、ドアパネルの全体に渡って等しくなくてもよい。断熱パッド238の有効高さ94は、断熱パッドの最上点と、断熱パッドの最下点との間の距離である。さらに、ドアパネル212は、エアギャップの形成を抑制するか、または、あまつさえ防止するように、および、ドアパネル212を介する、特に、バッフル226がシート28および30と接合された場所を介する熱伝達を抑制するように構成された、断熱材のパッド238およびバッフル226を含む。この例では、バッフル226のそれぞれは、シート28と接合および/または結合された第1の縁部52と、シート30と接合および/または結合された第2の縁部54と、縁部52および54間に延在する中央部56とを備える。中央部56は、シート28および30に対して垂直にも、平行にもならないよう、シート28および30に対して角度58にある。例によっては、角度58は、約45度である。ドアパネル212は、その閉位置(図1の場合のように)にある状態で示されているが、バッフル226は、ドアパネル212がその開位置と閉位置との間を移動するときに、シート28および30に対して屈折するか、または、そうでなければ移動するほどに、十分可撓性である。
[0038]断熱材の互いに隣接するパッド238が互いに重なり合い、このことが、エアギャップの形成を抑制するか、または、あまつさえ防止すること、および、さらにドアパネル212を介する熱伝達を抑制すること(これにより、シート28または30上の結露の形成が、抑制されるか、または、あまつさえ防止される)に役立つように、断熱材のパッド238が形作られることを、ある角度をとるバッフル226は可能とする。図12は、例えば、第1のパッド238の最下縁部または最下部60が、第2のパッド238の最上縁部または最上部62よりも低い位置にあり、この場合、第1のパッド238が、第2のパッド238よりも高い位置にあり、および/または、第2のパッド238から離間されていることを示している。断熱パッド238の例として、多孔質発泡体パッドおよびポリエステルマットが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。断熱パッド238は、縁部が角度58と実質的に同じ角度を有するように、切断されてもよい。あるいは、断熱パッド238は、図12の重なり合った状態にパックされるほどに十分柔軟である。なお、角度の付いたバッフル226が、重なり合った領域を顕著に膨張させることなく、このことが行われることを可能としている。
[0039]バッフルを、ドアのシート28および30に対して、正確に垂直でない角度に配置することは、互いに隣接する断熱パッドがドアパネルを介する熱伝達を抑制し、ならびに、シート28または30上の結露の形成を抑制および/または防止するように互いに重なり合うことを、上記角度が可能とする限りは、それほど重要ではない。図13は、例示的なドアパネル312を示している。ドアパネル312は、すべてのバッフルが、シート28および30に対して同じ角度関係を有しているわけではない点を除いて、ドアパネル212と同様である。また、角度358は、角度258と同じであってもよいし、または、角度258と異なっていてもよい。図示されているように、ドアパネル312の高さの全体に渡って繰り返すことのできる交互するパターンで、バッフル326’は、バッフル326に対して略垂直となっている。バッフル326および326’とシート28および30との間の特定の角度関係にかかわらず、互いに隣接するバッフル326および326’は、断熱パッド338の有効高さ94’よりも小さい基準バッフル間隔90’’を形成している。これにより、第1の断熱パッド338の最上部362が、該第1の断熱パッドの上方に配置される隣接する断熱パッド338の最下部360よりも高い位置にあり、および/または、該最下部360から離間されるように、互いに隣接する断熱パッドが重なり合うことが確実となっている。基準バッフル間隔という用語は、第1のバッフルの領域の中心または幾何学的中心と、隣接する第2のバッフルの領域の中心または幾何学的中心との間の距離を指示している。基準バッフル間隔90’’は、ドアパネルの全体に渡って等しくなくてもよい。断熱パッド238の有効高さ94’は、断熱パッドの最上点と、断熱パッドの最下点との間の距離である。シート28および30に対して垂直でない角度に配置されたバッフル326および326’と、重なり合った互いに隣接する断熱パッド338とがまとまって、ドアパネルを介する熱伝達を抑制し、シート28または30上の結露の形成を抑制するか、または、あまつさえ防止する。
[0040]図14は、任意のエアギャップまたはエアポケットを埋める互いに隣接する断熱パッドを使用することによって(そうでなければ、エアギャップまたはエアポケットが、断熱パッド間に存在してしまう可能性がある)、ドアパネルの全体に渡って(2つの互いに隣接するチャンバが接触する領域においてさえ)、効果的な断熱(ドアパネルの外側の結露を抑制するか、または、あまつさえ防止するのに十分なR値)を得る別の例示的なドアパネル412を示している。図14は、例示的なドアパネル412を示している。ドアパネル412は、ドアパネル312と同様であるが、互い隣接する断熱パッド438が、舌および溝の接合に類似した仕方で、互いに重なり合うことを可能とするバッフル426を含んでいる。この場合、互いに重なり合った断熱パッド438は、ドアパネル412を介する熱伝達の抑制に役立つ。この例では、バッフル426のそれぞれが、シート28と接合および/または結合された第1の縁部452と、シート30と接合および/または結合された第2の縁部454と、縁部452および454間に延在する中央部80とを備える。なお、中央部80の断面は、略U字形状である。にもかかわらず、バッフル426が特定の断面形状を有することは、それほど重要ではない。しかしながら、例によっては、バッフル426の有効高さ94’’は、基準バッフル間隔90’’’を上回る。基準バッフル間隔という用語は、第1のバッフルの領域の中心または幾何学的中心と、隣接する第2のバッフルの領域の中心または幾何学的中心との間の距離を指示している。基準バッフル間隔90’は、ドアパネルの全体に渡って等しくなくてもよい。断熱パッド238の有効高さ94は、断熱パッドの最上点と、断熱パッドの最下点との間の距離である。この構成は、バッフル426または断熱パッド438が、確実に、ドアパネル412内の、結露が形成される値までにR値が低下した領域の原因とならないようにすることに役立つ。そのようなものとして、V字形状の断面または曲線の断面形状もまた、有効な断面形状であり得る。
[0041]断熱材のパッド438が互いに重なり合うように、断熱パッド438が形作られることを、バッフル426の断面形状は可能とする。このことはさらに、ドアパネル412を介する熱伝達を抑制し、R値の低いエアギャップが確実に存在しないようにすることに役立つ。図14は、例えば、第1のパッド438の最上部84が、第2のパッド438の最下部82よりも高い位置にあり、および/または、該最下部82から離間されており、この場合、第1のパッド438が、第2のパッド438よりも低い位置にあることを示している。断熱パッド438は、多孔質発泡体パッド、ポリエステルマット、または比較的R値の高い他の可撓性材料から構成されてもよい。
[0042]前述の例のうちの少なくともいくつかは、以下を含む(これに限定されるわけではないが)、1つまたは複数の特徴および/または利点を含む。
[0043]例によっては、ドアパネルは、その間に複数の柔軟なバッフルを有する2つの柔軟なシートから構成される。この場合、バッフルは、パネル内の空気の流れを制限するだけでなく、2つのシート間の垂直方向の相対変形に対応するように、水平方向に伸長している。
[0044]例によっては、バッフルは、パネルがマンドレル上で屈曲するときに2つのシート双方によって挟まれることを可能とするほどに、十分に可撓性であるか、または、柔軟である。
[0045]例によっては、ドアパネルは、全体的な空気チャンバを形成する2つの柔軟な、一般に平行なシートから構成される。さらに、パネルは、全体的な空気チャンバを複数のより小さな、より扱いやすいチャンバに分割する複数のバッフルを含む。
[0046]例によっては、より小さな、より扱いやすいチャンバは、互いに流体連通している。
[0047]例によっては、水平バッフルは、パネルの外側シートの周囲が、互いに容易に接合され得るように、ドアパネルの全幅に渡って延在していない。
[0048]例によっては、水平バッフルは、より小さなチャンバ間の流体連通を縮小するか、または、好ましくは最小化することができる幅に渡って延在している。
[0049]例によっては、下部チャンバ内の空気圧が、ドアが開くときに、一時的に高くなる。
[0050]例によっては、内部バッフルは、製造を容易にするために、および、ドアパネルの内部と外部との間の空気漏れを抑制するか、または、好ましくは最小限に抑えるために、外側シートと縫合されるよりは融合される。
[0051]本明細書では、特定の例示的な方法、装置、および製造物について説明してきたが、本特許の対象範囲は、これらに限定されない。それどころか、本特許は、字義通りにまたは均等論に基づいて添付の特許請求の範囲内に含まれるすべての方法、装置、および製造物を含む。

Claims (13)

  1. 戸口に関連した開位置と閉位置との間を移動可能な可撓性ドアパネルであって、
    第1のシートと、
    当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに前記第1のシートと略平行である第2のシートと、
    当該可撓性ドアパネル内に複数の空気チャンバを形成するように、前記第1のシートと前記第2のシートとの間に延在する複数のバッフルと
    を備え、
    前記複数のバッフルの1つまたは複数が、前記第1のシートおよび前記第2のシートに対してある角度にて配置された中央部を含み、前記ある角度が、当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに90度以外の角度である、可撓性ドアパネル。
  2. 前記複数のバッフルの各バッフルが、第1の縁部と、第2の縁部と、これらの縁部の間に延在する中央部とを備え、当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第1の縁部および前記第2の縁部が、互いに略平行となるようになっており、前記第1の縁部が、前記第1のシートにぴったりと接合され、前記第2の縁部が、前記第2のシートにぴったりと接合されている、請求項1に記載の可撓性ドアパネル。
  3. 前記第1の縁部は、当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第2の縁部よりも高い位置にある、請求項2に記載の可撓性ドアパネル。
  4. 前記バッフルの前記中央部が、略U字形状断面の幾何学的構造を有する、請求項1に記載の可撓性ドアパネル。
  5. 戸口のためのドアであって、
    前記戸口に関連した開位置と閉位置との間を移動可能な可撓性ドアパネルであり、第1のシートと、前記ドアが前記閉位置にあるときに前記第1のシートと略平行である第2のシートと、前記可撓性ドアパネル内に複数のチャンバを形成するように前記第1のシートと前記第2のシートとの間に延在する複数のバッフルとを含む可撓性ドアパネルと、
    マンドレルであり、前記ドアが開閉されるときに、該マンドレルを中心にして前記可撓性ドアパネルが屈曲する、マンドレルと
    を備え、
    前記複数のバッフルの1つまたは複数が、前記第1のシートおよび前記第2のシートに対してある角度にて配置された中央部を含み、前記ある角度が、前記可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに90度以外の角度である、ドア。
  6. 前記複数のバッフルの各バッフルが、第1の縁部と、第2の縁部と、これらの間に延在する中央部とを備え、前記可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第1の縁部および前記第2の縁部が、互いに略平行となるようになっており、前記第1の縁部が、前記第1のシートに接合され、前記第2の縁部が、前記第2のシートに接合されている、請求項5に記載のドア。
  7. 前記第1の縁部は、前記可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第2の縁部から長手方向に離間されている、請求項6に記載のドア。
  8. 前記バッフルの前記中央部が、略U字形状断面の幾何学的構造を有する、請求項5に記載のドア。
  9. 戸口のためのドアであって、
    前記戸口に関連した開位置と閉位置との間を移動可能な可撓性ドアパネルであり、第1のシートと、前記ドアが前記閉位置にあるときに前記第1のシートと略平行である第2のシートと、前記可撓性ドアパネル内に複数の空気チャンバを形成するように前記第1のシートと前記第2のシートとの間に延在する複数のバッフルとを含む可撓性ドアパネルと、
    マンドレルであり、前記ドアが開閉されるときに、該マンドレルを中心にして前記可撓性ドアパネルが屈曲するマンドレルと、
    前記第1のシートと前記第2のシートとの間に介挿された第1の断熱材のパッドおよび第2の断熱材のパッドと
    を備え、
    前記第1の断熱材のパッドが、前記第1のシートおよび前記第2のシートの双方と接触しており、前記第2の断熱材のパッドが、前記第1のシートおよび前記第2のシートの双方と接触しており、前記複数のバッフルの少なくとも1つが、前記第1の断熱材のパッドと、前記第2の断熱材のパッドとの間に介挿されており、前記第1の断熱材のパッドは、前記可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第2の断熱材のパッドよりも高い位置にあり、前記第1の断熱材のパッドが、最下部を有し、前記第2の断熱材のパッドが、最上部を有し、前記第2の断熱材のパッドの該最上部は、前記可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第1の断熱材のパッドの前記最下部よりも高い位置にある、ドア。
  10. 戸口に関連した開位置と閉位置との間を移動可能な可撓性ドアパネルであって、
    第1のシートと、
    当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに前記第1のシートと略平行である第2のシートと、
    前記第1のシートと前記第2のシートとの間に延在する第1のバッフルと、
    前記第1のシートと前記第2のシートとの間に延在し、かつ、基準バッフル間隔を形成するように前記第1のバッフルから離間されている第2のバッフルと、
    前記第1のバッフルと前記第2のバッフルとの間に配置され、かつ、前記基準バッフル間隔よりも大きい有効高さを有する断熱パッドと
    を備える可撓性ドアパネル。
  11. 前記第1のバッフルが、第1の縁部と、第2の縁部と、これらの間に延在する中央部とを含み、当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第1の縁部および前記第2の縁部が、互いに略平行となるようになっており、前記第1の縁部が、前記第1のシートにぴったりと接合され、前記第2の縁部が、前記第2のシートにぴったりと接合されている、請求項10に記載の可撓性ドアパネル。
  12. 前記第1の縁部は、当該可撓性ドアパネルが前記閉位置にあるときに、前記第2の縁部よりも高い位置にある、請求項11に記載の可撓性ドアパネル。
  13. 前記第1のバッフルの前記中央部が、略U字形状断面の幾何学的構造を有する、請求項11に記載の可撓性ドアパネル。
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