JP2013536929A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 第１軸線を中心にして回転可能なアームであり、一部に貫通スロットを設けたアームアーバーを有する前記アームと、
   切り欠きを有し、およびこの切り欠きに受け取られた着脱式スリーブ部を設けたスリーブを構成するブッシュであり、前記着脱式スリーブ部に第１凸部を有する前記ブッシュであって、前記第１凸部が前記スロットに受け取られた状態で前記アームアーバーに隣接配置された前記ブッシュと、
   前記アームに結合されたバネであり、前記アームを前記第１軸線の周りで回転させてエンドレス動力伝達要素に張力を与える係合のための前記バネと、
   を備え、
   前記アームが前記張力を与える係合の方向とは逆方向に回転している間、前記バネが、半径方向に伸張して前記ブッシュの前記第１凸部に接触し、前記アームアーバーに対して前記ブッシュが半径方向外側に押圧され、摩擦ダンパ作用を発揮する位置に設けられたことを特徴とするテンショナ。
   
2. 前記ブッシュは縦長のスリットを有し、このスリットによって前記ブッシュが半径方向に伸張できる請求項１に記載のテンショナ。
   
3. 前記ブッシュのスリーブが、第２凸部からなり、この第２凸部が前記アームアーバーの第２スロットに受け取られる請求項２に記載のテンショナ。
   
4. 前記ブッシュのスリーブがおおむね円筒形である請求項３に記載のテンショナ。
   
5. 前記アームアーバーの直径が一定している請求項２に記載のテンショナ。
   
6. 前記アームが、第２軸線を中心にして回転自在に取り付けられたベルト車を有し、該第２軸線が前記第１軸線から平行離間している請求項１に記載のテンショナ。
   
7. さらに、支持部材を有し、前記ブッシュを前記支持部材に隣接させて、かつ前記アームアーバーが前記バネと前記ブッシュとの間に介在した状態で、この支持部材が前記バネ、前記アームアーバーおよび前記ブッシュを収容する請求項１に記載のテンショナ。
   
8. 前記バネの半径方向伸張によって、前記ブッシュが前記支持部材と摩擦係合し、前記摩擦ダンパ作用を発揮する請求項７に記載のテンショナ。
   
9. 前記支持部材が静止部材であり、かつ前記第１軸線になるシャフトを有し、前記アームをこのシャフトに回転自在に取り付けた請求項７に記載のテンショナ。
   
10. さらに、前記バネを前記テンショナに封じ込めるキャップからなる請求項１に記載のテンショナ。
    
11. 前記バネの第１端部を前記アームに連結し、そして第２端部を前記キャップに連結した請求項１０に記載のテンショナ。
    
12. 非対称性ダンパ作用を発揮する請求項１に記載のテンショナ。
    
13. 前記アームアーバーの前記キャビティに延入するように前記凸部の寸法を設定した請求項１に記載のテンショナ。
    
14. 全体として円筒形のスリーブを前記アームアーバーが有し、このスリーブが開口した第１端部、およびこの第１端部より小さく開口した第２端部になる部分的底部を有する請求項１に記載のテンショナ。
    
15. 前記スロットが前記部分的底部に至るまで前記スリーブを貫通し、組み立て中に、前記ブッシュが前記アームアーバーに滑り嵌合することができる請求項１４に記載のテンショナ。