JP2013536604A - 無線通信システムにおけるデータ・チャネルおよび制御チャネルのためのレート・マッチング - Google Patents

無線通信システムにおけるデータ・チャネルおよび制御チャネルのためのレート・マッチング Download PDF

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Abstract

同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークでは、サブフレームが、異なる電力クラスのeNBを含む、いくつかのイボルブド・ノードB(eNBs)の間で分割されうる。低電力eNBは、近隣の高電力eNBからの干渉により、縮小された範囲しか有さないことがありうる。UEにおけるレート・マッチングによって、UEは、低電力eNBとの通信の間、干渉元の基地局からの共通リソース信号からの干渉を受けるリソース要素(RE)における送信を回避することが可能となる。

Description

本開示のある態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、近隣のセルからの干渉を低減するための、データ・チャネルおよび制御チャネルのレート・マッチングに関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクでは、基地局からの送信が、近隣の基地局からの、または、その他の無線ラジオ周波数(RF)送信機からの送信による干渉と遭遇しうる。アップリンクでは、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する別のUEのアップリンク送信からの、または、別の無線RF送信機からの干渉と遭遇しうる。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けているので、UEが長距離無線通信ネットワークにアクセスすることや、短距離無線システムがコミュニティにおいて展開されることとともに、干渉および混雑したネットワークの可能性が高まる。研究開発は、モバイル・ブロードバンド・アクセスのための増加する需要を満たすためのみならず、モバイル通信とのユーザ経験を進化および向上させるために、UMTS技術を進化させ続けている。
無線ネットワークにおける通信のための方法が提供される。この方法は、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定することを含む。この方法はさらに、サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信することを含む。ダウンリンク通信は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる。
無線通信のための装置が提案される。この装置は、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定する手段を含む。この装置はまた、サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信する手段を含む。ダウンリンク通信は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる。
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が提案される。このコンピュータ・プログラム製品は、記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定するためのプログラム・コードを含むこのプログラム・コードはまた、サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信するためのプログラム・コードをも含む。ダウンリンク通信は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる。
無線通信のための装置が提案される。この装置は、メモリと、このメモリに接続されたプロセッサ(単数または複数)とを含む。プロセッサ(単数または複数)は、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定するように構成される。プロセッサ(単数または複数)はまた、サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信するように構成される。ダウンリンク通信は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる。
無線ネットワークにおける通信のための方法が提案される。この方法は、ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定することを含む。この方法はさらに、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示することを含む。
無線通信のための装置が提案される。この装置は、ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定する手段
を含む。この装置はまた、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示する手段を含む。
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品が提案される。このコンピュータ・プログラム製品は、記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定するためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードはまた、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示するためのプログラム・コードを含む。
無線通信のための装置が提案される。この装置は、メモリと、このメモリに接続されたプロセッサ(単数または複数)とを含む。プロセッサ(単数または複数)は、ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定するように構成される。プロセッサ(単数または複数)はまた、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示するように構成される。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を概念的に例示する図である。 図3は、アップリンク通信におけるフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成された基地局/eノードBとUEとの設計を概念的に例示するブロック図である。 図5Aは、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークを例示するブロック図である。 図5Bは、本開示の1つの態様にしたがう範囲拡大における同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークを例示するブロック図である。 図6は、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークにおけるサブフレーム・リソースを例示するブロック図である。 図7は、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークにおけるデータ送信を例示するブロック図である。 図8は、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークにおけるデータ送信を例示するブロック図である。 図9は、本開示の1つの態様にしたがう無線ネットワークにおけるレート・マッチングのための方法を例示するブロック図である。 図10は、本開示の1つの態様にしたがう無線ネットワークにおけるレート・マッチングのための方法を例示するブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、テレコミュニケーション・インダストリ・アソシエーション(TIA)のcdma2000(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を含んでいる。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術およびE−UTRA技術は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートシップ計画」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のみならず、前述された無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のためにも使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEまたはLTE−A(代わりにこれらはともに“LTE/−A”と称される)について記載されており、このようなLTE−A用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、無線通信ネットワーク100を示す。これは、LTE−Aネットワークでありうる。ここでは、近隣のセルからの干渉を低減するために、データ・チャネルおよび制御チャネルのレート・マッチングが実施されうる。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eノードB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含む。eノードBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeノードB110は、特定の地理的エリアのために通信有効通信範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、有効通信範囲エリアにサービス提供しているeノードBおよび/またはeノードBサブシステムからなる特定の地理的有効通信範囲エリアを称しうる。
eノードBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、一般に、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、一般に、比較的小さな地理的エリアをカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルもまた一般に、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)、住宅内のユーザのためのUE等による無制限のアクセスを提供しうる。マクロ・セルのためのeノードBは、マクロeノードBと称されうる。ピコ・セルのためのeノードBは、ピコeノードBと称されうる。そして、フェムト・セルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBと称されうる。図1に示す例では、eノードB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeノードBでありうる。eノードB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeノードBでありうる。そして、eノードB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1または複数(例えば2,3,4個等)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eノードB、UE等)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeノードB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeノードB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等のような異なるタイプのeノードBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeノードBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeノードB、フェムトeノードB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、eノードBは、類似のフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。非同期動作の場合、eノードBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的に揃わない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作あるいは非同期動作の何れかのために使用されうる。
1つの態様では、無線ネットワーク100は、周波数分割デュプレクス(FDD)動作モードまたは時分割デュプレクス(TDD)動作モードをサポートしうる。本明細書に記載された技術は、FDD動作モードまたはTDD動作モードの何れかのために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eノードB110のセットに接続しており、これらeノードB110のための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信しうる。eノードB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線バックホールまたは有線バックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、タブレット等でありうる。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等と通信することができうる。図1では、両矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeノードBであるサービス提供eノードBとの間の所望の送信を示す。両矢印を持つ破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンクで周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ区分されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,15,または20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,または16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDD構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図2に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、例えば、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSCまたはPSS)および二次同期信号(SSCまたはSSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2で見られるように、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHおよびPHICHもまた、図2に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中央の1.08MHzでPSC、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。制御チャネルのために使用されるシンボルについて、各シンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素が、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ均等に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用された特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
図3は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なFDDおよびTDD(特別ではないサブフレームのみの)サブフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図3における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEは、連続するサブキャリアのすべてがデータ・セクション内に割り当てられるようになる。
UEは、eノードBへ制御情報を送信するために、制御セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図3に示すように、周波数を越えてホップしうる。1つの態様によれば、緩和された単一キャリア動作において、ULリソースで並列なチャネルが送信されうる。例えば、制御およびデータ・チャネル、並列制御チャネル、および並列データ・チャネルが、UEによって送信されうる。
PSC、SSC、CRS、PBCH、PUCCH、PUSCH、および、LTE/−Aで使用される他のこのような信号およびチャネルは、公的に利用可能な、「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
図4は、図1における基地局/eノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eノードB110とUE120との設計のブロック図を示す。基地局110は、図1におけるマクロeノードB110cでありうる。そして、UE120は、UE120yでありうる。基地局110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。基地局110は、アンテナ434a乃至434tを備え、UE120は、アンテナ452a乃至452rを備えうる。
基地局110では、送信プロセッサ420が、データ・ソース412からデータを、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ420は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ420はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能であれば、基準シンボル、制御シンボル、および/または、データ・シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)432a乃至432tに提供しうる。おのおのの変調器432は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器432はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器432a乃至432tからのダウンリンク信号は、アンテナ434a乃至434tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ452a乃至452rが、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)454a乃至454rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器454は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器454はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a乃至454rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データ・ソース462から(例えば、PUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ480から(例えば、PUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ464はさらに、基準信号のための基準シンボルをも生成しうる。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器454a乃至454rによって処理され、基地局110へ送信されうる。基地局110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器436によって検出され、さらに、受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得されうる。プロセッサ438は、復号されたデータをデータ・シンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440へ提供しうる。基地局110は、例えばX2インタフェース441を介して、他の基地局へメッセージを送信しうる。
コントローラ/プロセッサ440,480は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ440および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のためのさまざまな処理の実行または実行の指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ480および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、図8の使用方法フロー・チャートに例示された機能ブロック、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または実行の指示を行いうる。メモリ442,482は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
(ヘテロジニアス・ネットワーク)
例えば無線ネットワーク100のようなヘテロジニアス・ネットワークの構成では、UEは、1または複数の干渉元のeノードBからの高い干渉を観察しうる支配的な干渉シナリオで動作しうる。支配的な干渉シナリオは、制限された関連付けによって生じうる。例えば、図1では、UE120yが、フェムトeノードB110yの近くにあり、eノードB110yに関し高い受信電力を有しうる。しかしながら、制約された関連付けによって、UE120yは、フェムトeノードB110yにアクセスすることができず、(図1に示すような)マクロeノードB110c、または、同様に低い受信電力を持つ(図1に示されていない)フェムトeノードB110zに接続しうる。UE120yは、その後、ダウンリンクで、フェムトeノードB110yからの高い干渉を観察し、アップリンクで、eノードB110yへ高い干渉を引き起こしうる。eノードB110cおよびフェムトeノードB110yは、調整された干渉管理を用いて、リソースをネゴシエートするために、バックホールを介して通信しうる。このネゴシエーションでは、フェムトeノードB110yは、チャネル・リソースのうちの1つでの送信を停止することに合意する。これによって、UE120yは、同じチャネルを介してeノードB110cと通信する場合ほど、フェムト110yからの干渉を受けなくなるであろう。
このような支配的な干渉シナリオでは、同期システムにおいてでさえも、UEと複数のeノードBとの間の距離が異なることにより、UEで観察される信号電力の不一致に加えて、ダウンリンク信号のタイミング遅れもUEによって観察されうる。同期システムにおけるeノードBは、システムを超えて、推定に基づいて同期される。しかしながら、例えば、マクロeノードBから5kmの距離にあるUEを考慮すると、マクロeノードBから受信されたダウンリンク信号の伝搬遅れは、約16.67マイクロ秒(5km÷3×10、すなわち、光速’c’)の遅れとなるであろう。マクロeノードBからのダウンリンク信号を、より近いフェムトeノードBからのダウンリンク信号と比較すると、タイミング差は、時間トラッキング・ループ(TLL)誤差のレベルに近づきうる。
さらに、このタイミング差は、UEにおける干渉除去にインパクトを与えうる。干渉除去はしばしば、同じ信号の複数のバージョンの結合間の相互相関特性を用いる。同じ信号の複数のコピーを結合することによって、干渉は、より簡単に識別されうる。なぜなら、信号のおのおののコピーにおける干渉が存在するであろう間、干渉は、同じ場所にあることはないだろうからである。結合された信号の相互相関を用いて、実際の信号部分が判定され、干渉と区別されうる。これによって、干渉が除去されるようになる。
(ヘテロジニアス・ネットワークにおける範囲拡大)
ヘテロジニアス・ネットワークは、例えば、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークおよびロング・ターム・イボリューション・アドバンスト(LTE−A)ネットワークのような無線ネットワークのスループットおよびシステム容量を改善する。ヘテロジニアス・ネットワークのエリアにおいて利用可能なスペクトルが制限されている場合、ヘテロジニアス・ネットワークは、リソース消費を低減するために、同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークとして構成されうる。さらに、同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークは、無線ネットワークの構成におけるさらなる柔軟性を可能にする。
ヘテロジニアス・ネットワークは、異なる電力クラスからなるいくつかのイボルブド・ノードB(eNB)を含みうる。例えば、ヘテロジニアス・ネットワークは、マクロeNB、フェムトeNB、およびピコeNBを含みうる。フェムトeNBおよびピコeNB(低電力eNB)は、マクロeNBs(マクロeNB)よりも低い電力レベルで動作する。その結果、低電力eNBが、マクロeNBの有効通信範囲の内部に配置されている場合、マクロeNB信号は、低電力eNB信号と干渉しうる。例えば、UEによって受信される、低電力eNBまたはマクロeNBからの信号強度は、低電力eNBまたはマクロeNBからのUEのラジアル距離に比例して減衰する。低電力eNBの有効通信範囲エリアは、マクロeNBの信号強度によってしばしば制限される。すなわち、低電力eNBからのあるラジアル距離では、低電力eNBの信号強度は、1または複数のマクロeNBからの干渉を除いて、UEによって利用可能でありうる。
低電力eNBの範囲を拡大することは、低電力eNBが、より多くのUEにサービス提供できるようにすることによって、ヘテロジニアス・ネットワークにおける柔軟性を高める。さらに、UEが、低電力eNBにオフロードされた場合、スペクトル効率が高められる。低電力eNBの範囲拡大は、マクロeNBが、干渉しているリソースを解放した場合に生じうる。これは、図5Aおよび図5Bを参照して説明される。
図5Aは、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークを例示するブロック図である。マクロeNB有効通信範囲エリアが、エリア502によって例示される。マクロeNB有効通信範囲エリア502内には、低電力eNB有効通信範囲エリア510,520,530がある。低電力eNB有効通信範囲エリア510,520,530は、マクロeNB有効通信範囲エリア502からの干渉によって範囲が制限されている。したがって、マクロeNB有効通信範囲エリア502が、リソースを解放した場合、低電力eNB有効通信範囲エリア510,520,530の範囲が拡大しうる。
図5Bは、本開示の1つの態様にしたがう範囲拡大における同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークを例示するブロック図である。マクロeNB有効通信範囲エリア502がリソースを解放した後、低電力eNB有効通信範囲エリア510,520,530の範囲を制限している干渉が低減される。低電力eNB有効通信範囲エリア510,520,530の範囲は、低電力eNB範囲拡大有効通信範囲エリア512,522,532をそれぞれ含めるように拡大される。
(範囲拡大におけるデータ・チャネルおよび制御チャネルのためのレート・マッチング)
ヘテロジニアス・ネットワークのマクロeNBが、低電力eNBの範囲拡大を可能にするためにリソースを解放した場合、マクロeNBは、例えば3GPPリリース8およびリリース9のUEのようなレガシーUEをサポートするために、多くのレガシー制御チャネルおよびパイロット・チャネルを送信し続けうる。したがって、後方互換性を維持するために、マクロeNBは、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレーム、または、例えば共通基準信号(CRS)のように、レガシー信号およびチャネルの送信後の信号がブロードキャストされない「ほとんどブランクな」サブフレームの何れかをサポートしうる。
MBSFNサブフレームは、無線ネットワークにおける構成制約にしたがう。従来は、毎10サブフレームのうち最大6つのサブフレームが、MBSFNサブフレームでありうる。ほとんどブランクなサブフレームは、時分割多重(TDM)区分の一部であり、この間、時間リソースは解放されるが、レガシー信号およびチャネルは、依然として送信されうる。ほとんどブランクのサブフレームの間、共通基準信号(CRS)が、対応するすべての直交周波数分割多重(OFDM)シンボルにおける各サブフレームにおいて、ノミナル電力で送信され、一次同期シーケンス(PSS)および二次同期シーケンス(SSS)が、生成される毎に、すべてのセルにおいてノミナル電力で送信され、物理ブロードキャスト・チャンネル(PBCH)が、各フレームにおいてノミナル電力で送信される。それに加えて、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、および物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)が、スケジューリング決定に部分的に基づいて送信され、アップリンク・チャネルが、スケジューリング決定および設定に部分的に基づいて送信される。
図6は、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークにおけるサブフレーム・リソースを例示するブロック図である。図6の第1行602は、例えば、図5のエリア502に対応する有効通信範囲エリアを有するマクロeNBにおける一連のサブフレームを例示する。第2行604は、例えば、図5のエリア510,512に対応する有効通信範囲エリアを有する第1の低電力eNB(eNB A)における一連のサブフレームを例示する。第3行606は、例えば、図5のエリア520,522に対応する有効通信範囲エリアを有する第2の低電力eNB(eNB B)における一連のサブフレームを例示する。第4行608は、例えば、図5のエリア530,532に対応する有効通信範囲エリアを有する第3の低電力eNB(eNB C)における一連のサブフレームを例示する。
サブフレーム0において、マクロeNBは、有効通信範囲エリア520内のUEに、データを提供しうる。続いて、サブフレーム1において、マクロeNBは、リソースを解放し、この間、低電力eNB A、B、Cは、有効通信範囲エリア510および512、520および522、530および532、それぞれにおけるUEにデータを提供する。マクロeNBは、ほとんどブランクなサブフレームを送信しているので、低電力eNB A、B、Cの範囲は、図5のエリア512,522,532それぞれを含めるように増加する。マクロeNBおよび低電力eNBは、マクロeNBに割り当てられた1つのサブフレームと、低電力eNBに割り当てられた1つのサブフレームとを交互するとして説明されているので、サブフレームのどのような区分化も選択されうる。
マクロeNBおよび低電力eNB A、B、Cによって送信されるサブフレームは、「ほとんどブランク」になるように、レガシー信号およびチャネルを含みうる。例えば、サブフレーム1の間、マクロeNBは、例えばCRSのようなレガシー信号およびチャネルを送信する。
他のeNBからのCRSは依然として、ほとんどブランクなサブフレームの間、低電力eNBとの干渉を引き起こしうる。より新しいUEは、他のeNBからの干渉を除去するために、基準信号−干渉除去(RS−IC)を実行する機能を有しうる。しかしながら、例えばレガシーUEのような古いUEは、RS−IC機能を含んでいない場合がありうる。したがって、低電力ノードの範囲拡大動作の間、他のeNBからのCRS干渉を低減する必要がある。
低電力eNBからのCRSはまた、マクロeNBとも干渉しうる。例として、クローズド加入者グループ(CSG)フェムト・セルは、UEのあるグループにのみサービス提供しうる。マクロUEが、フェムト・セルの近傍にあり、かつ、フェムト・セルにアクセスすることが制限されている場合、フェムト・セルが、ほとんどブランクなサブフレームを用いて構成されている場合であっても、マクロUEは、フェムト・セルからのCRSによって干渉を受けうる。
1つの態様によれば、別のeNBのCRSからの干渉を低減するために、eNBのデータ・チャネルまたは制御チャネルで、レート・マッチングが実行されうる。具体的には、UEは、特定のリソースを使用せずに、低データ・レートにマッチングするように指示されうる。データ・レートは、干渉元の近隣のeNBのCRSを考慮するように、UEのために選択されうる。例えば、範囲拡大しているUEは、干渉元の近隣のeNBのCRSリソース要素(RE)に対応するREを使用しないように指示されうる。範囲拡大におけるレート・マッチングのためのリソース要素の決定が、図7を参照して記載される。この方式では、UEは、強い干渉を受けていないリソース要素のみを用い、もって、所望のレベルのダウンリンク・スループットを達成するように指示されうる。図7は、本開示の1つの態様にしたがう同一チャネル・ヘテロジニアス・ネットワークにおけるデータ送信を例示するブロック図である。
テーブル700は、通常のサイクリック・プレフィクス(CP)の列と、サブキャリアの行とにしたがうリソース要素を例示する。マクロeNBは、物理セル識別子(PCI)を適用しうる。これは、1つのCRSオフセットとなる。例えば、マクロeNBのCRSオフセットは、マクロeNBのPCIと値3とのモジュロから決定されうる。例えばピコeNBのような低電力eNBは、別のCRSオフセットを適用しうる。例えば、低電力eNBのCRSオフセットは、低電力eNBのPCIと値3とのモジュロから決定されうる。
図7は、マクロeNB CRSオフセットが0であり、低電力eNB CRSオフセットが1であり、干渉元の近隣のeNBが2つのCRSアンテナ・ポートを有する1つの態様にしたがう、1つのリソース・ブロック(RB)のためのREマッピングを示す。低電力eNBのためのCRS送信は、低電力eNBのアンテナ・ポートについてそれぞれR0,R1,R3とラベルされたリソース要素で示されている。例えば、スロット0のサブキャリア1において、通常のサイクリック・プレフィクス0を持つOFDMシンボルは、セルの第1のアンテナ・ポートのためのCRS送信を有する。さらに、スロット0のサブキャリア1において、通常のサイクリック・プレフィクス1を持つOFDMシンボルは、低電力eNBの第3のアンテナ・ポートのためのCRS送信を有する。
例えばマクロeNBのような干渉元の近隣のeNBのためのCRS送信も、あるリソース要素において示されている。例えば、スロット0のサブキャリア0において、通常のサイクリック・プレフィクス4を持つOFDMシンボルは、近隣のeNB CRSからの干渉を有する。さらに、スロット1のサブキャリア0において、通常のサイクリック・プレフィクス0を持つOFDMシンボルは、近隣のeNB CRSからの干渉を有する。
レート・マッチングの間、UEは、干渉元の近隣のeNB CRSに対応するリソース要素を使用しない。図7に示すように、レート・マッチングしているUEは、通常のサイクリック・プレフィクスにおいて、OFDMシンボル4におけるスロット0におけるサブキャリア0を使用しない場合がある。なぜなら、干渉元のeNBが、このリソース要素の間に、CRSを送信しているからである。
2または3以上の干渉元のセルがある場合、レート・マッチングは、2または3以上の干渉元のセルのCRSオフセットを考慮することによって実行されうる。例として、2または3以上の干渉元のセルが同じCRSオフセットを有する場合、図7に示すものと同じレート・マッチングが適合しうる。別の例として、2または3以上の干渉元のセルが、異なるCRSオフセットを有する場合、さらなるリソースは、レート・マッチングから除外されうる。図8に示すように、レート・マッチングしているUEは、OFDMシンボル4の全体を使用する訳ではないことがありうる。なぜなら、2または3以上の干渉元のセルは、REマッピング800に示されるように、CRSオフセット0および2を同時に有するからである。
レート・マッチングのシグナリングは、UE特有またはセル特有でありうる。レート・マッチングのシグナリングがUE特有である場合、シグナリングは、例えばレイヤ3のようなより高次レイヤで、または、物理ダウンリンク制御チャンネル(PDCCH)において実行されうる。レート・マッチングのシグナリングがセル特有である場合、セルは、ブロードキャスト信号または専用信号によって、UEに対して、レート・マッチングを使用するように示しうる。レート・マッチングは、UEの機能に部分的に依存してイネーブルまたはディセーブルされうる。例えば、RS−IC(基準信号干渉除去)機能を有する、より新しいUEは、レート・マッチングをディセーブルするように指示されうる。なぜなら、RS−ICによって、UEは、近隣のCRSからの干渉を除去できるからである。レート・マッチングはまた、UEにおいて測定された干渉レベルに基づいてイネーブルまたはディセーブルされうる。例えば、UEが低い干渉レベルを測定した場合、UEは、レート・マッチングをディセーブルするように指示されうる。
レート・マッチング中に使用しないリソース要素を決定するために、eNBは、UEに対して、リソース要素の数、または、どのリソース要素を使用しないのかを示しうる。例えば、eNBは、干渉元のeNBのCRSアンテナ・ポートの数をUEに示しうる。あるいは、UEは、UEへのシグナリングが低減するように、固定された数のCRSアンテナ・ポートを仮定しうる。1つの態様によれば、UEは、干渉元のeNBのために4つのCRSアンテナ・ポートを仮定する。別の態様によれば、UEは、干渉元のeNBのために2つのCRSアンテナ・ポートを仮定する。別の態様によれば、eNBは、干渉元のeNBのCRSアンテナ・ポートのオフセット(単数または複数)をUEに示しうる。あるいは、UEは、UEへのシグナリングが低減するように、CRSアンテナ・ポートの固定されたオフセットを仮定しうる。固定されたオフセットは、サービス提供しているセルのCRSアンテナ・ポートのオフセットに関連がありうる。別の態様によれば、UEは、サービス提供しているセルによって使用されていないその他すべてのCRSオフセットが、干渉元のeNBに関するものであると仮定しうる。
1つのサブフレームにおける割当に、新たなレート・マッチングが適用されうる。さらに、サブフレームは、例えば新たなレート・マッチング・スキームおよび古いレート・マッチング・スキームのような異なるレート・マッチング・スキームを混合しうる。UEが新たなレート・マッチングについて指示された場合、新たなレート・マッチングは、すべてのサブフレームまたはすべてのサブフレームのサブセットについてイネーブルされうる。レート・マッチング・スキームはまた、データがユニキャストされたか、マルチキャストされたかに依存しうる。UEは、セルからのシグナリングによって、新たなレート・マッチングを適用すべきサブフレームのサブセットを通知されうる。例えば、干渉元のセルがMBSFNサブフレームを使用している場合におけるサブフレームのセットについては、新たなレート・マッチングはディセーブルされうる。
さらに、レート・マッチングは、PDSCHの変調スキームに部分的に基づいて、イネーブルまたはディセーブルされうる。例えば、PDSCHの変調が、直交フェーズ・シフト・キー(QPSK)である場合、変調レート・マッチングがディセーブルされうる。別の例において、PDSCHの変調が、例えば16直交振幅変調(16−QAM)のようなより高い変調である場合、レート・マッチングはイネーブルされうる。レート・マッチングはまた、PDSCHのタイプによってイネーブルまたはディセーブルされうる。例えば、PDSCHが、物理ブロードキャスト・チャンネル(PBCH)、システム情報ブロック1(SIB1)、システム情報ブロック2(SIB2)、またはページング・チャンネルのようなブロードキャスト・チャネルである場合、レート・マッチングはディセーブルされうる。さらに、レート・マッチングは、システム・フレーム番号(SFN)およびサブフレーム番号に基づいてイネーブルまたはディセーブルされうる。例えば、サブフレームの特定のセットが、レート・マッチングを、イネーブルまたはディセーブルさせうる。
新たなレート・マッチングはまた、例えば中継物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH)のようなデータ領域を用いた任意の新たな制御設計にも適用可能である。R−PDCCHは、半デュプレクス中継動作に関して元々開発されたデータ領域を利用する、新たなタイプの制御チャネルである。R−PDCCHは、1つのサブフレーム内にいくつかの第1の制御シンボルを占有するレガシーPDCCHとは異なり、元々データ領域として指定されているリソース要素へマップされる。新たな制御チャネルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、あるいはFDMとTDMとの組み合わせの形態をとりうる。
図9は、本開示の1つの態様を実施するように実行されるブロックの例を例示する機能ブロック図である。ブロック902では、基地局のような装置が、ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、干渉を判定する。ブロック904では、装置は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示する。
図10は、本開示の1つの態様を実施するように実行されるブロックの例を例示する機能ブロック図である。ブロック1002では、例えばユーザ機器のような装置が、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定する。ブロック1004では、装置は、サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信する。ダウンリンク通信は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる。
1つの構成では、無線通信のための装置は、ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、干渉を判定する手段を含む。1つの態様では、前述した手段は、前述した手段によって詳述された機能を実行するように構成されたアンテナ434a−t、復調器432a−t、受信プロセッサ438、コントローラ/プロセッサ440、および/またはメモリ442でありうる。この装置はまた、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示する手段を含む。1つの態様では、前述した手段は、前述した手段によって詳述された機能を実行するように構成されたアンテナ434a−t、コントローラ/プロセッサ440、送信プロセッサ420、変調器432a−t、メモリ442、および/またはスケジューラ444でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
1つの構成では、無線通信のための装置は、干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定する手段を含む。1つの態様では、前述した手段は、前述した手段によって詳述された機能を実行するように構成されたアンテナ452a−t、復調器454a−r、受信プロセッサ458、コントローラ/プロセッサ480、および/またはメモリ482でありうる。この装置はまた、サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信する手段を含む。ダウンリンク通信は、干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる。1つの態様では、前述した手段は、前述した手段によって詳述された機能を実行するように構成されたアンテナ452a−t、変調器454a−t、受信プロセッサ458、コントローラ/プロセッサ480、および/またはメモリ482でありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアでダイレクトに、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (68)

  1. 無線ネットワークにおける通信のための方法であって、
    干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定することと、
    前記サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信することと、ここで、前記ダウンリンク通信は、前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる、
    を備える方法。
  2. 前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソース要素以外のリソース要素で、データ・チャネルおよび制御チャネルのうちの少なくとも1つを受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信することは、範囲拡大しているユーザ機器によって受信することを備える、請求項2に記載の方法。
  4. すべてのサブフレームのために同じレート・マッチング・スキームを適用すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. サブフレームの第1のセットのために第1のレート・マッチング・スキームを、サブフレームの第2のセットのために第2のレート・マッチング・スキームを適用すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームのためにレート・マッチングをディセーブルすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 干渉除去することができないユーザ機器において実行される請求項1に記載の方法。
  8. 物理ダウンリンク制御チャネルでレート・マッチング・スキームを受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. ブロードキャスト信号または専用チャネルでレート・マッチング・スキームを受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. レート・マッチング・スキームがユーザ機器に特有である、請求項1に記載の方法。
  11. レート・マッチング・スキームが基地局に特有である、請求項1に記載の方法。
  12. 前記基準信号からの干渉が、あるしきい値を越えた場合、レート・マッチングが実行される、請求項1に記載の方法。
  13. レート・マッチング・スキームは、前記干渉元の基地局の共通基準信号アンテナ・ポートの数に基づく、請求項1に記載の方法。
  14. レート・マッチング・スキームは、データがユニキャストされたか、マルチキャストされたかに基づく、請求項1に記載の方法。
  15. レート・マッチング・スキームは、変調スキームに基づく、請求項1に記載の方法。
  16. レート・マッチング・スキームは、システム・フレーム番号またはサブフレーム番号に基づく、請求項1に記載の方法。
  17. レート・マッチング・スキームは、チャネル・タイプに基づく、請求項1に記載の方法。
  18. 前記基準信号は、共通基準信号を備える、請求項1に記載の方法。
  19. 無線通信のための装置であって、
    干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定する手段と、
    前記サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信する手段と、ここで、前記ダウンリンク通信は、前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる、
    を備える装置。
  20. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記プログラム・コードは、
    干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定するためのプログラム・コードと、
    前記サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信するためのプログラム・コードと、ここで、前記ダウンリンク通信は、前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる、
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  21. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    干渉元の基地局の基準信号から、サービス提供している基地局と、干渉とを判定し、
    前記サービス提供している基地局から、ダウンリンク通信を受信する、ここで、前記ダウンリンク通信は、前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングされる、
    ように構成された、装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソース要素以外のリソース要素で、データ・チャネルおよび制御チャネルのうちの少なくとも1つを受信するように構成された、請求項21に記載の装置。
  23. 範囲拡大しているユーザ機器である請求項22に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、すべてのサブフレームのために同じレート・マッチング・スキームを適用するように構成された、請求項21に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、サブフレームの第1のセットのために第1のレート・マッチング・スキームを、サブフレームの第2のセットのために第2のレート・マッチング・スキームを適用するように構成された、請求項21に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームのためにレート・マッチングをディセーブルするように構成された、請求項21に記載の装置。
  27. 干渉除去することができないユーザ機器である請求項21に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、物理ダウンリンク制御チャネルでレート・マッチング・スキームを受信するように構成された、請求項21に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、ブロードキャスト信号または専用チャネルでレート・マッチング・スキームを受信するように構成された、請求項21に記載の装置。
  30. レート・マッチング・スキームがユーザ機器に特有である、請求項21に記載の装置。
  31. レート・マッチング・スキームが基地局に特有である、請求項21に記載の装置。
  32. 干渉があるしきい値を越えた場合、前記レート・マッチングが実行される、請求項21に記載の装置。
  33. レート・マッチング・スキームは、前記干渉元の基地局の共通基準信号アンテナ・ポートの数に基づく、請求項21に記載の装置。
  34. レート・マッチング・スキームは、データがユニキャストされたか、マルチキャストされたかに基づく、請求項21に記載の装置。
  35. レート・マッチング・スキームは、変調スキームに基づく、請求項21に記載の装置。
  36. レート・マッチング・スキームは、システム・フレーム番号またはサブフレーム番号に基づく、請求項21に記載の装置。
  37. レート・マッチング・スキームは、チャネル・タイプに基づく、請求項21に記載の装置。
  38. 前記基準信号は、共通基準信号である、請求項21に記載の装置。
  39. 無線ネットワークにおける通信のための方法であって、
    ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、干渉を判定することと、
    前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するように前記ユーザ機器に対して指示することと、
    を備える方法。
  40. 前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソース要素以外のリソース要素で、データ・チャネルおよび制御チャネルのうちの少なくとも1つを、前記ユーザ機器へ送信すること、をさらに備える請求項39に記載の方法。
  41. すべてのサブフレームのために同じレート・マッチング・スキームを適用すること、をさらに備える請求項39に記載の方法。
  42. サブフレームの第1のセットのために第1のレート・マッチング・スキームを、サブフレームの第2のセットのために第2のレート・マッチング・スキームを適用すること、をさらに備える請求項39に記載の方法。
  43. マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームのためにレート・マッチングをディセーブルすること、をさらに備える請求項39に記載の方法。
  44. レート・マッチング・スキームが前記ユーザ機器に特有である、請求項39に記載の方法。
  45. レート・マッチング・スキームが基地局に特有である、請求項39に記載の方法。
  46. 前記ユーザ機器への干渉が、あるしきい値を越えた場合、前記レート・マッチングが実行される、請求項39に記載の方法。
  47. レート・マッチング・スキームは、前記干渉元の基地局の共通基準信号アンテナ・ポートの数に基づく、請求項39に記載の方法。
  48. レート・マッチング・スキームは、データがユニキャストされたか、マルチキャストされたかに基づく、請求項39に記載の方法。
  49. レート・マッチング・スキームは、変調スキームに基づく、請求項39に記載の方法。
  50. レート・マッチング・スキームは、システム・フレーム番号またはサブフレーム番号に基づく、請求項39に記載の方法。
  51. レート・マッチング・スキームは、チャネル・タイプに基づく、請求項39に記載の方法。
  52. 前記基準信号は、共通基準信号を備える、請求項39に記載の方法。
  53. 無線通信のための装置であって、
    ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、干渉を判定する手段と、
    前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するように前記ユーザ機器に対して指示する手段と、
    を備える装置。
  54. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記プログラム・コードは、
    ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、干渉を判定するためのプログラム・コードと、
    前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するように前記ユーザ機器に対して指示するためのプログラム・コードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  55. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ユーザ機器のために、干渉元の基地局の基準信号から、干渉を判定し、
    前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソースを除外するようにレート・マッチングを実行するようにユーザ機器に対して指示する
    ように構成された、装置。
  56. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記干渉元の基準信号に関連付けられたリソース要素以外のリソース要素で、データ・チャネルおよび制御チャネルのうちの少なくとも1つを、前記ユーザ機器へ送信するように構成された、請求項55に記載の装置。
  57. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、すべてのサブフレームのために同じレート・マッチング・スキームを適用するように構成された、請求項55に記載の装置。
  58. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、サブフレームの第1のセットのために第1のレート・マッチング・スキームを、サブフレームの第2のセットのために第2のレート・マッチング・スキームを適用するように構成された、請求項55に記載の装置。
  59. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームのためにレート・マッチングをディセーブルするように構成された、請求項55に記載の装置。
  60. レート・マッチング・スキームが前記ユーザ機器に特有である、請求項55に記載の装置。
  61. レート・マッチング・スキームが基地局に特有である、請求項55に記載の装置。
  62. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記ユーザ機器への干渉があるしきい値を越えた場合に、レート・マッチングを実行するように前記ユーザ機器に指示するように構成された、請求項55に記載の装置。
  63. レート・マッチング・スキームは、前記干渉元の基地局の共通基準信号アンテナ・ポートの数に基づく、請求項55に記載の装置。
  64. レート・マッチング・スキームは、データがユニキャストされたか、マルチキャストされたかに基づく、請求項55に記載の装置。
  65. レート・マッチング・スキームは、変調スキームに基づく、請求項55に記載の装置。
  66. レート・マッチング・スキームは、システム・フレーム番号またはサブフレーム番号に基づく、請求項55に記載の装置。
  67. レート・マッチング・スキームは、チャネル・タイプに基づく、請求項55に記載の装置。
  68. 前記基準信号は、共通基準信号を備える、請求項55に記載の装置。
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