JP2013535163A - シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置および方法 - Google Patents

シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置および方法を提供する。
【解決手段】 この装置は、基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成する基準信号挿入器を備え、複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、第2のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、無線通信に関し、特に、シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置および方法に関する。
シングルキャリア周波数領域等化(SC−FDE)とシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、直交周波数分割多重方式(OFDM)および直交周波数分割多元接続(OFDMA)の各々と比較して、ピーク電力対平均電力比(PAPR)がきわめて低い波形を生成するが、実装上の複雑さや分散性の高いチャネルに対する堅牢性はこれらと同程度である。SC−FDMA信号は、時間領域と周波数領域のいずれにおいても生成することができるが、実装上の観点に立てば周波数領域で生成する方式が望ましい。それは、周波数領域の方式は、広く普及したOFDMAと同じシステムパラメータとモジュールを最大限に利用するからである。SC−FDEのマルチユーザ拡張バージョンで、かつOFDMAの変形であるSC−FDMAは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)において、アップリンク通信スキームとして採用されている。
SC−FDMAおよびSC−FDEシステムの実用的な実装では、チャネル等化と検知性向上のために、チャネル推定が必要となる。チャネル推定は通常、ユーザ毎に、分離されたRS搬送SC−FDMA/SC−FDEシンボルを挿入した後、データ搬送SC−FDMA/SC−FDEシンボルに対する周波数領域チャネル応答を内挿/外挿することにより達成される。
図1に、SC−FDMAシステムの送信機における、関連技術による送信信号生成装置100を示す。図1に示すように、受信側に送信される情報ビットは、最初にエンコーダ101に入力され、さらに変調器102に入力されて、複数のデータシンボルブロックが取得される。各データシンボルブロック(d=[d ,Λ,d M−1として表現される)は、M個のデータシンボル(d ,0≦i≦M−1)を含む。ここで、nはサブフレーム内のシンボルブロックのインデックスを表し、Tはベクトルの転置を表す。各データシンボルブロックd=[d ,Λ,d M−1は、S/P変換器103においてシリアル/パラレル(S/P)変換に付され、さらにDFTユニット104においてMポイント離散フーリエ変換(DFT:discrete Fourier transformation)を受けて、周波数領域のデータシーケンスc=[c ,Λ,c M−1が生成される。次に、基準信号(RS)挿入器105において、周波数領域の複数の定義済みRSシーケンスが、DFTユニット104によって生成されたデータシーケンスを用いて、時間領域において多重化される。ここで、定義済みの各RSシーケンスもやはりM個の要素を含んでおり、c=[c ,Λ,c M−1として表現される。ただしnは、サブフレーム内のデータシンボルブロックによって使用されていないインデックスを示す。次に、サブフレーム内の各c(すべてのnが対象)の要素は、サブキャリアマッピングユニット106において、基地局によってスケジューリングされたM個のサブキャリアにマッピングされ、対応する周波数領域のシーケンスが取得される(例:C=[0,Λ,c ,Λ,c M−1,0,Λ,0])。その後、各Cに対しIFFTユニット107においてNポイント逆高速フーリエ変換(IFFT:inverse Fast Fourier transformation)が実行されて、N個の要素を含む時間領域のシンボルブロックDが生成され、このDに対しP/S変換器108においてパラレル/シリアル(P/S)変換が実行される。最後に、サイクリックプレフィックス(CP)挿入器109において、P/S変換器108から出力された複数の時間領域のシンボルブロックの各々の先頭に、サイクリックプレフィックスが挿入される。こうして送信用のデジタル離散時間信号が生成される。この信号はその後、デジタル/アナログ(D/A)変換器(図示せず)へ送られてD/A変換に付され、さらに送信機の無線周波数(RF)セクション(図示せず)へ送られて無線周波数処理を受けたうえで、送信機のアンテナ(図示せず)から送信される。
図2は、図1の装置100によって生成されるサブフレーム内の送信信号の概略図である。図3は生成される送信信号をさらに詳細に示した図で、各正方形はリソース要素(RE)を表わす。図3では、サイクリックプレフィックスが省略されていることに留意されたい。
図2および図3に示すように、各ユーザは2つの連続するタイムスロット(1サブフレーム)において、RSのみを搬送する2つのシンボルブロック(図内ではn=3、10)と、データのみを搬送する12個のシンボルブロック(図内ではn=0、1、2、4、5、6、7、8、9、11、12、13)とを有する。個々のRS搬送シンボルブロックは、SC−FDMA波形のSC特性を維持するために、各ユーザに割り当てられた送信帯域幅の全体を占有する(図内の12個のサブキャリアのすべてがユーザに割り当てられる)。
しかし、ドップラースプレッドが大きい場合(例えば、350km/h以下で2GHzのキャリア周波数)には、図2および図3に示すようなRS配列を有するシステムでは、チャネル変動に対する十分な追跡能力を発揮することができない。追跡能力は、RS搬送シンボルブロックの時間密度を増加させるだけで向上することもあるが、この方法では過剰なオーバーヘッドが生じる。
そのため、シングルキャリア通信システムにおいては、ドップラースプレッドが大きい場合に、適度に少ないオーバーヘッドで十分なチャネル変動追跡能力を提供できる送信信号生成装置および方法に対するニーズが存在する。
本発明の目的は、上記のニーズとその他の問題に対処するため、シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置および方法を提供することにある。
本発明の1つの態様によれば、シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置において、基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成する基準信号挿入器を備え、複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、第2のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含むことを特徴とする送信信号生成装置が提供される。
シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成方法において、
基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成し、複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、第2のタイプのシンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含むことを特徴とする送信信号生成方法が提供される。
本発明によれば、シングルキャリア通信システムにおいて、ドップラースプレッドが大きい場合にも、適度に少ないオーバーヘッドで十分なチャネル変動追跡能力を提供できる送信信号生成装置および方法が提供される。
本発明の上記および他の特徴と利点は、以下の図面との関連で下記の詳細な説明を読むことにより、より明確に理解されよう。なお、図面においては、同一もしくは類似した要素は同一もしくは類似した参照記号を用いて示されている。
SC−FDMAシステムの送信機における、関連技術による送信信号生成装置である。 図1の装置によって生成されるサブフレーム内の送信信号の概略図である。 生成される送信信号をより詳細に示した図である。 本発明の第1の実施例による、SC−FDEシステムの送信機における送信信号生成装置を示すブロック図である。 第2のタイプの各シンボルブロックの構造を示す。 第2のタイプの各シンボルブロックの構造を示す。 第2のタイプの各シンボルブロックの構造を示す。 第1の実施例の装置によって生成されるフレーム内の送信信号の概略図である。 本発明の第1の実施例による装置によって実行される送信信号生成方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例による、SC−FDMAシステムの送信機における送信信号生成装置を示すブロック図である。 図8の装置によって生成されるサブフレーム内の送信信号の概略図である。 生成された送信信号をより詳細に示した図である。 本発明の第2の実施例による装置によって実行される送信信号生成方法を示すフローチャートである。
以下では、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図4は、本発明の第1の実施例による、SC−FDEシステムの送信機における送信信号生成装置200を示すブロック図である。本実施例は、シングルユーザのSC−FDEシステムを対象とする。SC−FDEを通信システムのアップリンクスキームとして使用する場合、送信機(したがって装置200)は、モバイル端末(ユーザ機器)内に組み込むことができる。
図4に示すように、受信側に送信される情報ビットは、エンコーダ201に入力され、そこでチャネル符号化に付される。エンコーダ201によって実行されるチャネル符号化により、周波数選択性フェージングチャネルおよび白色雑音に対する符号化ダイバシティが達成される。エンコーダ201によって出力されたエンコード済みビットは、変調器202によってベースバンド信号に変調され、複数のデータシンボルにマッピングされる。これらのデータシンボルは、複素数値のコンステレーションシンボルである。次に、変調器202から出力されたデータシンボルは、基準信号(RS)挿入器203において、事前決定された時間領域のRSシンボル(例えば、複素数値シンボル、バイナリシンボルなど)を用いて時間領域で多重化されて、複数のシンボルブロックを形成する。
ここで使用する「シンボルブロック」とは一連のシンボルを意味し、「シンボルシーケンス」と呼ばれることもある。また当業者には理解されていることであるが、SC−FDEシステムまたはSC−FDMAシステムに関連する状況では、「シンボルブロック」は前者においては「SC−FDEシンボル」、後者においては「SC−FDMAシンボル」と呼ぶこともできる。
RS挿入器203から出力されるシンボルブロックには、2つのタイプがある。第1のタイプのシンボルブロック、すなわちデータのみブロックは、データシンボルのみを含む。第2のタイプのシンボルブロック、すなわちRS&データ多重化ブロックは、データシンボルと基準信号シンボルの両方を含む。本発明においては、SC−FDE波形のSC特性を維持するために、第2のタイプの各シンボルブロックに関するRSとデータの多重化は時間領域で実行される。
一例においては、第1のタイプと第2のタイプのシンボルブロックの各々はdと表され、M個のシンボルを含む。ここで、nはフレーム内のシンボルブロックのインデックスを示し、M>1である。
第1のタイプの各シンボルブロックはさらに、d=[d ,Λ,d M−1と表現することもできる。ここで、各要素d (0≦i≦M−1)は、データシンボル(エンコード済みビットからマッピングされた複素数コンステレーションシンボル)である。
図5A〜5Cに、第2のタイプの各シンボルブロックの構造をさらに詳細に示す。
図5Aは、第2のタイプのシンボルブロックの構造における第1の例である。図5Aに示すように、第2のタイプの各シンボルブロックdは、RSセグメントとデータセグメントという2つのセグメントを含む。RSセグメントは、長さP(P個のシンボルを含む)のRS用のサイクリックプレフィックスと、長さQ(Q個のシンボルを含む)のRSシーケンスaとを含むことができる。また、データセグメントは、長さP(P個のシンボルを含む)のデータ用のサイクリックプレフィックスと、長さQ(Q個のシンボルを含む)のデータシーケンスbとを含むことができる。ここで使用する「長さ」とは、シーケンスまたはブロックの要素数を意味することに留意されたい。例えば、シンボルブロックの長さは、このシンボルブロックに含まれるシンボル数を意味する。他の例としては、周波数領域のシーケンスの長さは、このシーケンスの要素数を示すこともできる。また、RSシーケンスaは事前に決定されるが、その選択については本発明の範囲を超えていることにも留意されたい。
数学的には、第2のタイプの各シンボルブロックdはさらに次のように表現することができる。
Figure 2013535163
ここで、2P+Q+Q=Mである。
第2のタイプの各シンボルブロックd内のRSセグメントおよびデータセグメントの両方にCPを挿入すると、RSセグメントとデータセグメントとの間の干渉(ISI)が除去されるため、RSセグメントとデータセグメントにおいて環状チャネルインパルス応答(CIR)を互いに独立して発生させることが可能になる。
図5Aで図示し、上記で説明した例においては、RSセグメントのCPとデータセグメントのCPは同一の長さPを有するが、CPの長さは異なっていてもよく、またデータセグメントにCPがなくてもよい。シンボルブロック内のRSセグメントおよびデータセグメントのCPと、下記のようにサイクリックプレフィックス挿入器204によって各シンボルブロックの前に挿入されるサイクリックプレフィックスとを区別するために、シンボルブロック内のRSセグメントおよびデータセグメントのCPを「内部CP」と呼んでもよい。内部CPの長さについては、サイクリックプレフィックス挿入器204で各シンボルブロックの前に挿入されるサイクリックプレフィックスの長さとの関連において、下記で詳述する。
また、フレーム内の第1のタイプのシンボルブロックの個数と位置に対する第2のタイプのシンボルブロックの個数と位置は、モバイル端末または基地局(もしくはその両方)により、システムのドップラースプレッドに基づいて決定される。例えば、ドップラースプレッドが大きいほど、フレーム内の第1のタイプのシンボルブロック数に対する第2のタイプのシンボルブロック数の比率は高くなる。つまり、第2のタイプのシンボルブロックの時間密度が高いほど、高速の時間変動フェージングチャネルに対して高い適合性が得られるのである。
さらに、第2のタイプのシンボルブロックにおいては、データシーケンスの長さQに対するRSシーケンスの長さQも、モバイル端末または基地局(もしくはその両方)により、システムのドップラースプレッドに基づいて決定される。例えば、ドップラースプレッドが大きいほど、Q/Q比は高くなる。
図5Bは、第2のタイプのシンボルブロック構造における第2の例である。第2の例では、ブロック内のRSセグメントとデータセグメントの位置が第1の例とは逆である。パラメータは第1の例のパラメータと同じでよい。
図5Cは、第2のタイプのシンボルブロック構造における第3の例である。第3の例のシンボルブロックは、2つのデータセグメントと1つのRSセグメントを含む。RSセグメントは、長さPのRS CPと長さQのRSシーケンスとを含む。2つのデータセグメントにはサイクリックプレフィックスがなく、長さはそれぞれQ(Q≧0)とQ(Q≧0)である。ここで、P+Q+Q+Q=Mである。QおよびQのいずれか一方は0であってもよく、その場合、シンボルブロックは、長さPのRS CPと長さQのRSシーケンスを含むRSセグメントと、サイクリックプレフィックスのない長さQまたはQのデータセグメントとを、1つずつ含む。QおよびQの値は、事前定義された規則に基づいて決定することができる。この規則は、フレーム全体におけるRSセグメントの相対的な位置によって異なり、ドップラースプレッドに基づいて定義することもできる。この規則は性能にある程度の影響を与える可能性がある。2つのデータセグメントが存在する場合には、これらはシンボルブロックの両端に配置され、その間にRSセグメントが挟まれているのが望ましい。その他のパラメータは第1の例のパラメータと同じでよい。
図5A〜5Cに示す構造は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。本明細書の教示によれば、当業者は第1のタイプと第2のタイプのシンボルブロックについて様々な配置を容易に考案できるはずであり、こうした配置はすべて本発明の範囲に含まれる。
図4を再度参照すると、RS挿入器203から出力された複数のシンボルブロックは、サイクリックプレフィックス(CP)挿入器204に入力される。CP挿入器204では、各シンボルブロックの前にサイクリックプレフィックスが挿入され、その結果、ブロック間干渉(シンボルブロック間の干渉)が除去されるため、各シンボルブロックにおいて互いに独立して環状CIRを発生させることが可能になる。
図6は、第1の実施例の装置100によって生成されるフレーム内の送信信号の概略図である。図6のフレームにおいて、d〜dおよびdは第1のタイプのシンボルブロック、dおよびdは第2のタイプのシンボルブロックである。各シンボルブロックの前にはサイクリックプレフィックスが挿入されている。
CP挿入器204によって挿入される各サイクリックプレフィックスの長さNは、チャネルオーダー時間Lに基づいて決定することができる。例えば、CP挿入器204によって挿入される各サイクリックプレフィックスの長さNは、次の式を満たすように決定される。
Figure 2013535163
ここで、Lはチャネルオーダー時間(例えば、ナノ秒単位)、Tdはシンボルブロックdの1つのシンボルの時間長さ(例えば、ナノ秒単位)、
Figure 2013535163
は天井関数を表す。
さらに、各シンボルブロックに対するCIRが不変であると想定すると、第2のタイプの各シンボルブロック内にあるRSセグメントの内部CPとデータセグメントの内部CPは、同一の長さPを有する。この長さPもまた、チャネルオーダー時間Lに基づいて、次の式を満たすように決定される。
Figure 2013535163
一例において、PはNと同じ数値に設定することができる。この設定により、チャネルにシステムが許容する最高水準の周波数選択性フェージングが存在するケースに対応できると同時に、Pの明示的なフィードバックも不要となる。
一例において、NおよびPは、統計的・経験的な方法で、チャネルオーダー時間Lに基づいて決定される。例えば、チャネルオーダー時間Lは、統計的に決定することができる。システム設計を行う際には、まず、送信機の使用が想定される様々な環境においてチャネルオーダー時間Lを測定することにより、複数のチャネルオーダー時間L値を取得する。そして、これらの値の最大値(最悪のチャネル状態に対応)を使用して、上記の式(1)および式(2)からNおよびPを求める。あるいは、まずチャネルオーダー時間Lを測定し、大部分の測定値(例えば90%)よりも大きい1つの測定値を使用して、上記の式(1)および式(2)からNおよびPを求めると、発生しうるほぼすべてのチャネル状態を考慮に入れることが可能になる。
こうして生成された送信信号は、D/A変換器(図示せず)へ送られてD/A変換に付され、さらに送信機の無線周波数(RF)セクション(図示せず)へ送られてRF処理を受けたうえで、送信機のアンテナ(図示せず)から送信される。
上記のように、フレーム内の第1のタイプのシンボルブロックの個数と位置に対する第2のタイプのシンボルブロックの個数と位置は、ドップラースプレッドに基づいて適応的に設定される。また、第2のタイプのシンボルブロックにおいては、データシーケンスの長さQに対するRSシーケンスの長さQも、ドップラースプレッドに基づいて適応的に設定される。これにより、高速の時間変動フェージングチャネルへの適応性が改善され、ドップラースプレッドが大きい環境におけるチャネル変動追跡能力が高まり、オーバーヘッドも適度に低く抑えることができる。
図7は、本発明の第1の実施例による装置200によって実行される送信信号生成方法を示すフローチャートである。この方法は、情報ビットがエンコーダ201によってチャネル符号化されるステップS101から始まる。続くステップS102において、エンコーダ201によって出力されたエンコード済みビットが変調器202によって変調され、複数の複素数データシンボルにマッピングされる。次に、ステップS103において、RS挿入器203が事前定義された時間領域のRSシンボルと変調器202から出力されたデータシンボルとを時間領域で多重化し、第1のタイプの1つ以上のシンボルブロックと第2のタイプの1つ以上のシンボルブロックとを形成する。最後に、ステップS104において、CP挿入器204が各シンボルブロックの前にサイクリックプレフィックスを挿入し、これにより送信信号が取得される。
図8は、本発明の第2の実施例による、SC−FDMAシステムの送信機における送信信号生成装置300を示すブロック図である。本実施例は、マルチユーザSC−FDMAシステムを対象としている。SC−FDMAを通信システムのアップリンクスキームとして使用する場合、送信機(したがって装置300)は、モバイル端末(ユーザ機器)内に組み込むことができる。
図8に示すように、受信側に送信される情報ビットは、エンコーダ301に入力され、そこでチャネル符号化に付される。エンコーダ301によって実行されるチャネル符号化により、周波数選択性フェージングチャネルおよび白色雑音に対する符号化ダイバシティが達成される。エンコーダ301によって出力されたエンコード済みビットは、変調器302によってベースバンド信号に変調され、複数のデータシンボルにマッピングされる。これらのデータシンボルは、複素数値のコンステレーションシンボルである。次に、変調器302から出力されたデータシンボルは、基準信号(RS)挿入器303において、事前決定された時間領域のRSシンボル(例えば、複素数値シンボル、バイナリシンボルなど)を用いて時間領域で多重化されて、複数のシンボルブロックを形成する。
第1の実施例のSC−FDEシステムと同様に、RS挿入器303から出力されるシンボルブロックも、2つのタイプのシンボルブロックを含む。第1のタイプの各シンボルブロック、すなわちデータのみブロックは、データシンボルのみを含む。第2のタイプの各シンボルブロック、すなわちRS&データ多重化ブロックは、データシンボルと基準信号シンボルの両方を含む。本実施例においても、第2のタイプの各シンボルブロックのRSとデータとの多重化は、SC−FDMA波形のSC特性を維持するために、時間領域において実行される。
一例においては、第1のタイプと第2のタイプのシンボルブロックの各々はdと表され、M個のシンボルを含む。ここで、nはサブフレーム内のシンボルブロックのインデックスを示し、M>1である。
第1のタイプの各シンボルブロックはさらに、d=[d ,Λ,d M−1と表現することもできる。ここで、各要素d (0≦i≦M−1)は、データシンボル(エンコード済みビットからマッピングされた複素数コンステレーションシンボル)である。
第2の実施例による第2のタイプの各シンボルブロックの構造は、図5A〜5Cに示す第1の実施例による第2のタイプの各シンボルブロックの構造と類似しているため、詳細な説明は適宜省略する。
例えば、図5Aに示す例と同様に、第2のタイプの各シンボルブロックdは、RSセグメントとデータセグメントという2つのセグメントを含む。RSセグメントは、長さP(P個のシンボルを含む)のRS用のサイクリックプレフィックスと、長さQ(Q個のシンボルを含む)のRSシーケンスaとを含むことができる。また、データセグメントは、長さP(P個のシンボルを含む)のデータ用のサイクリックプレフィックスと、長さQ(Q個のシンボルを含む)のデータシーケンスbとを含むことができる。
よって、第2のタイプの各シンボルブロックdは、さらに次のように表現することができる。
Figure 2013535163
ここで、2P+Q+Q=Mである。
第2の実施例でも、RSセグメントとデータセグメントの間の干渉(ISI)を除去するために、第2のタイプの各シンボルブロックd内のRSセグメントおよびデータセグメントへのCPの挿入が行われ、これによりRSセグメントとデータセグメントにおいて環状チャネルインパルス応答(CIR)を互いに独立して発生させることが可能になる。
RSセグメントの内部CPおよびデータセグメントの内部CPの長さは、図5Aに示し、かつ上記で説明したように同一の長さPとしても、あるいは異なる長さとしてもよい。また、例えば図5Cに示すように、データセグメントにサイクリックプレフィックスが含まれていなくてもよい。シンボルブロック内のRSセグメントおよびデータセグメントの内部CPの長さは、サイクリックプレフィックス挿入器309内において各シンボルブロックの前に挿入されるサイクリックプレフィックスの長さとの関連において、下記で詳述する。
さらに、第2の実施例においては、サブフレーム内の第1のタイプのシンボルブロックの個数と位置に対する第2のタイプのシンボルブロックの個数と位置、並びに第2のタイプのシンボルブロック内のデータシーケンスの長さに対するRSシーケンスの長さは、システムのドップラースプレッドに基づいて適応的に決定することもできる。
図8を再度参照すると、シリアルパラレル(S/P)変換器304において各シンボルブロックd(すべてのnが対象)に対してS/P変換が実行され、次にDFTユニット305においてMポイント離散フーリエ変換(DFT)が実行され、M個の要素を含む周波数領域シーケンスc=[c ,Λ,c M−1(すべてのnが対象)が生成される。
次に、各cのM個の要素は、サブキャリアマッピングユニット305により、基地局によってスケジューリングされた連続的または非連続的な帯域幅のM個のサブキャリアにマッピングされ、対応するN個の要素を含む周波数領域シーケンスCが取得される。ここで、N>1である。
当業者は、長さMの周波数領域シーケンスを複数のサブキャリアにマッピングし、対応する長さNのシーケンスを取得するための様々な方法を想定できるであろう。例えば、サブキャリアが連続的な帯域幅にある場合、以下のように、cのM個の要素の前または後(もしくはその両方)にゼロをパディングすることにより、Cを取得することができる。
=[0,Λ,0,c ,Λ,c M−1,0,Λ,0]
次に、各シーケンスCに対しIFFTユニット307においてNポイント逆高速フーリエ変換(IFFT)が実行されて、N個の要素を含む時間領域シンボルブロックD=[D ,Λ,D N−1が生成され、このD対しP/S変換器308においてパラレル/シリアル(P/S)変換が実行される。
次に、サイクリックプレフィックス(CP)挿入器309が各シンボルブロックDの前にサイクリックプレフィックスを挿入する。これらのサイクリックプレフィックスの挿入により、チャネル環状干渉およびブロック間干渉を除去することができる。
図9は、図8の装置300によって生成されるサブフレーム内の送信信号の概略図である。図10は送信信号をさらに詳細に示した図で、各正方形はリソース要素(RE)を表わす。図10では、サイクリックプレフィックスが省略されていることに留意されたい。例えば、図9のサブフレームにおいて、D〜D、D、D、D〜D10、D12およびD13は第1のタイプのシンボルブロックに対応し、D、D、DおよびD11は第2のタイプのシンボルブロックに対応する。
CP挿入器309によって挿入される各サイクリックプレフィックスの長さNは、チャネルオーダー時間Lに基づいて決定することができる。例えば、CP挿入器309において挿入される各サイクリックプレフィックスの長さNは、次の式を満たすように決定される。
Figure 2013535163
ここで、Lはチャネルオーダー時間(例えば、ナノ秒単位)、TはIFFTユニット307によって生成されるシンボルブロックDのN個の要素各々の時間長さ(例えば、ナノ秒単位)、
Figure 2013535163
は天井関数を表す。
さらに、各シンボルブロックに対するCIRが不変であると想定すると、RS挿入器303から出力される第2のタイプの各シンボルブロックd内のRSセグメントの内部CPおよびデータセグメントの内部CPは、同じ長さPを有するが、この長さはチャネルオーダー時間Lに基づいて、次の式を満たすように決定される。
Figure 2013535163
ここで、Tはシンボルブロックd内の1つのシンボルの時間長さ(例えば、ナノ秒単位)である。例えば、
Figure 2013535163
と等しくなるようにPを選択すると、チャネルにシステムが許容する最高水準の周波数選択性フェージングが存在するケースに対応できると同時に、Pの明示的なフィードバックも不要となる。
第1の実施例と同様に、NおよびPは、統計的・経験的な方法で、チャネルオーダー時間Lに基づいて決定される。さらに、チャネルオーダー時間Lは、第1の実施例と同じ方法で統計的に決定してもよい。
こうして生成された送信信号は、D/A変換器(図示せず)へ送られてD/A変換に付され、さらに送信機の無線周波数(RF)セクション(図示せず)へ送られてRF処理を受けたうえで、送信機のアンテナ(図示せず)から送信される。
上記のように、第2の実施例では、第1の実施例と同様に、高速の時間変動フェージングチャネルへの適応性が改善され、ドップラースプレッドが大きい環境におけるチャネル変動追跡能力が高まり、オーバーヘッドも適度に低く抑えることができる。
図11は、本発明の第2の実施例による装置300によって実行される送信信号生成方法を示すフローチャートである。この方法は、情報ビットがエンコーダ301によってチャネル符号化されるステップS201から始まる。ステップS202において、エンコーダ301によって出力されたエンコード済みビットは、変調器302によって変調され、複数のデータシンボルにマッピングされる。次に、ステップS203において、RS挿入器303が事前定義された時間領域のRSシンボルと変調器302から出力されたデータシンボルとを時間領域で多重化し、第1のタイプの1つ以上のシンボルブロックと第2のタイプの1つ以上のシンボルブロックとを形成する。各ブロックは長さMを有する。次に、各シンボルブロックに対し、ステップS204においてS/P変換が行われ、ステップS205においてMポイントDFTが行われて、対応する周波数領域シーケンスcが生成される。さらに、ステップS206において、ステップS205で生成された各周波数領域シーケンスの要素が、サブキャリアマッピングユニット306によりM個のサブキャリアにマッピングされ、対応する長さNの周波数領域シーケンスCが生成される。次に、ステップS207において、IFFTユニット307で各シーケンスCに対してNポイントIFFTが実行され、対応する長さNの時間領域シンボルブロックDが生成される。次に、ステップS208において、各シンボルブロックDに対し、P/S変換が実行される。最後に、ステップS209において、CP挿入器309が各シンボルブロックDの前にサイクリックプレフィックスを挿入する。こうして送信信号が取得される。
上記では本発明の特定の実施例をいくつか取り上げて説明したが、本発明には様々な修正、組み合わせ、改変をなすことが可能であり、これらの修正、組み合わせ、改変は付記された請求項の範囲内にある限りにおいて本発明に含まれることは、当業者に理解されるであろう。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置において、
基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成する基準信号挿入器を備え、
前記複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、前記第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、前記第2のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含む
ことを特徴とする送信信号生成装置。
(付記2)
前記複数のシンボルブロックの各々にサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入器をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の送信信号生成装置。
(付記3)
複数のシンボルブロックの各々について離散フーリエ変換を実行し、複数の第1の周波数領域シーケンスの各々1つを生成する離散フーリエ変換ユニットと、
前記第1の周波数領域シーケンスのそれぞれの要素を一連のサブキャリアにマッピングし、複数の第2の周波数領域シーケンスの各々1つを生成するサブキャリアマッピングユニットと、
前記第2の周波数領域シーケンスのそれぞれについて逆高速フーリエ変換を実行し、複数の前記第2のタイプのシンボルブロックのそれぞれ1つを生成する逆高速フーリエ変換ユニットと、
複数の前記第2のタイプのシンボルブロックのそれぞれにサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入器と
をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の送信信号生成装置。
(付記4)
前記第1のタイプのシンボルブロックの個数に対する前記第2のタイプのシンボルブロックの個数は、ドップラースプレッドに基づいて決定されることを特徴とする付記1に記載の送信信号生成装置。
(付記5)
前記第2のタイプの各シンボルブロックにおけるデータシンボルの個数に対する基準信号シンボルの個数は、ドップラースプレッドに基づいて決定されることを特徴とする付記1に記載の送信信号生成装置。
(付記6)
前記第2のタイプの各シンボルブロックは、基準信号シンボル用の内部サイクリックプレフィックスを含むことを特徴とする付記1に記載の送信信号生成装置。
(付記7)
前記内部サイクリックプレフィックスの長さは、チャネルオーダー時間に基づいて決定されることを特徴とする付記6に記載の送信信号生成装置。
(付記8)
前記内部サイクリックプレフィックスの長さは、
Figure 2013535163
ここで、Pは内部サイクリックプレフィックスの長さ、Lはチャネルオーダー時間(例えば、ナノ秒単位)、Tdはシンボルブロックdの1つのシンボルの時間長さ(例えば、ナノ秒単位)、
Figure 2013535163
は天井関数を表す
を満たすことを特徴とする付記7に記載の送信信号生成装置。
(付記9)
前記チャネルオーダー時間は、統計的に決定されることを特徴とする付記9に記載の送信信号生成装置。
(付記10)
シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成方法において、
基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成するステップを備え、
前記複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、前記第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、前記第2のタイプのシンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含むことを特徴とする送信信号生成方法。
(付記11)
前記複数のシンボルブロックの各々にサイクリックプレフィックスを挿入するステップをさらに備えることを特徴とする付記10に記載の送信信号生成方法。
(付記12)
複数のシンボルブロックの各々について離散フーリエ変換を実行し、複数の第1の周波数領域シーケンスの各々1つを生成するステップと、
前記第1の周波数領域シーケンスのそれぞれの要素を一連のサブキャリアにマッピングし、複数の第2の周波数領域シーケンスの各々1つを生成するステップと、
前記第2の周波数領域シーケンスのそれぞれについて逆高速フーリエ変換を実行し、複数の前記第2のタイプのシンボルブロックのそれぞれ1つを生成するステップと、
複数の前記第2のタイプのシンボルブロックのそれぞれにサイクリックプレフィックスを挿入するステップと
をさらに備えることを特徴とする付記10に記載の送信信号生成方法。
(付記13)
前記第1のタイプのシンボルブロックの個数に対する前記第2のタイプのシンボルブロックの個数は、ドップラースプレッドに基づいて決定されることを特徴とする付記10に記載の送信信号生成方法。
(付記14)
前記第2のタイプの各シンボルブロックにおけるデータシンボルの個数に対する基準信号シンボルの個数は、ドップラースプレッドに基づいて決定されることを特徴とする付記10に記載の送信信号生成方法。
(付記15)
前記第2のタイプの各シンボルブロックは、基準信号シンボル用のサイクリックプレフィックスを含むことを特徴とする付記10に記載の送信信号生成方法。
(付記16)
前記内部サイクリックプレフィックスの長さは、チャネルオーダー時間に基づいて決定されることを特徴とする付記15に記載の送信信号生成方法。
(付記17)
前記内部サイクリックプレフィックスの長さは、
Figure 2013535163
ここで、Pは内部サイクリックプレフィックスの長さ、Lはチャネルオーダー時間(例えば、ナノ秒単位)、Tdはシンボルブロックdの1つのシンボルの時間長さ(例えば、ナノ秒単位)、
Figure 2013535163
は天井関数を表す
を満たすことを特徴とする付記16に記載の送信信号生成方法。
(付記18)
前記チャネルオーダー時間は、統計的に決定されることを特徴とする付記16に記載の送信信号生成方法。
101:エンコーダ
102:変調器
103:S/P変換器
104:MポイントDFT
105:RS挿入器
106:サブキャリアマッピング
107:NポイントIFFT
108:P/S変換器
109:CP挿入器
201:エンコーダ
202:変調器
203:RS挿入器
204:CP挿入器
301:エンコーダ
302:変調器
303:RS挿入器
304:S/P変換器
305:MポイントDFT
306:サブキャリアマッピング
307:NポイントIFFT
308:P/S変換器
309:CP挿入器

Claims (10)

  1. シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成装置において、
    基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成する基準信号挿入器を備え、
    前記複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、前記第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、前記第2のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含む
    ことを特徴とする送信信号生成装置。
  2. 前記複数のシンボルブロックの各々にサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の送信信号生成装置。
  3. 複数のシンボルブロックの各々について離散フーリエ変換を実行し、複数の第1の周波数領域シーケンスの各々1つを生成する離散フーリエ変換ユニットと、
    前記第1の周波数領域シーケンスのそれぞれの要素を一連のサブキャリアにマッピングし、複数の第2の周波数領域シーケンスの各々1つを生成するサブキャリアマッピングユニットと、
    前記第2の周波数領域シーケンスのそれぞれについて逆高速フーリエ変換を実行し、複数の前記第2のタイプのシンボルブロックのそれぞれ1つを生成する逆高速フーリエ変換ユニットと、
    複数の前記第2のタイプのシンボルブロックのそれぞれにサイクリックプレフィックスを挿入するサイクリックプレフィックス挿入器と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の送信信号生成装置。
  4. 前記第1のタイプのシンボルブロックの個数に対する前記第2のタイプのシンボルブロックの個数は、ドップラースプレッドに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の送信信号生成装置。
  5. 前記第2のタイプの各シンボルブロックにおけるデータシンボルの個数に対する基準信号シンボルの個数は、ドップラースプレッドに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の送信信号生成装置。
  6. 前記第2のタイプの各シンボルブロックは、基準信号シンボル用の内部サイクリックプレフィックスを含むことを特徴とする請求項1に記載の送信信号生成装置。
  7. 前記内部サイクリックプレフィックスの長さは、チャネルオーダー時間に基づいて決定されることを特徴とする請求項6に記載の送信信号生成装置。
  8. 前記内部サイクリックプレフィックスの長さは、
    Figure 2013535163
    ここで、Pは内部サイクリックプレフィックスの長さ、Lはチャネルオーダー時間(例えば、ナノ秒単位)、Tdはシンボルブロックdの1つのシンボルの時間長さ(例えば、ナノ秒単位)、
    Figure 2013535163
    は天井関数を表す
    を満たすことを特徴とする請求項7に記載の送信信号生成装置。
  9. 前記チャネルオーダー時間は、統計的に決定されることを特徴とする請求項9に記載の送信信号生成装置。
  10. シングルキャリア通信システムにおける送信信号生成方法において、
    基準信号シンボルを用いてデータシンボルを時間領域で多重化することにより、複数のシンボルブロックを送信信号として形成するステップを備え、
    前記複数のシンボルブロックは、第1のタイプのシンボルブロックと第2のタイプのシンボルブロックとを含み、前記第1のタイプの各シンボルブロックはデータシンボルのみを含み、前記第2のタイプのシンボルブロックはデータシンボルと基準信号シンボルの両方を含むことを特徴とする送信信号生成方法。
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