JP2013533260A - 有機塩の調製方法 - Google Patents

有機塩の調製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013533260A
JP2013533260A JP2013519069A JP2013519069A JP2013533260A JP 2013533260 A JP2013533260 A JP 2013533260A JP 2013519069 A JP2013519069 A JP 2013519069A JP 2013519069 A JP2013519069 A JP 2013519069A JP 2013533260 A JP2013533260 A JP 2013533260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sitagliptin
orotate
water
free base
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013519069A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴェンティミグリア、ジャンピエロ
マグロネ、ドメニコ
マッシモ ブラヴィン、ファビオ
Original Assignee
チェモ イベリカ、ソシエダッド アノニマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チェモ イベリカ、ソシエダッド アノニマ filed Critical チェモ イベリカ、ソシエダッド アノニマ
Publication of JP2013533260A publication Critical patent/JP2013533260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • A61P3/10Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/52Two oxygen atoms
    • C07D239/54Two oxygen atoms as doubly bound oxygen atoms or as unsubstituted hydroxy radicals
    • C07D239/545Two oxygen atoms as doubly bound oxygen atoms or as unsubstituted hydroxy radicals with other hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/557Two oxygen atoms as doubly bound oxygen atoms or as unsubstituted hydroxy radicals with other hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms, e.g. orotic acid

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

シタグリプチンオロト酸塩(III)を非晶形で生成する方法を記載する。

Description

本発明は、シタグリプチンオロト酸塩を非晶形で調製する新規の方法に関するものである。
シタグリプチン,7−[(3R)−3−アミノ−1−オキソ−4−(2,4,5−トリフルオロフェニル)ブチル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピラジンは、式(I)の化合物である:
Figure 2013533260
シタグリプチンは、米国特許第6,699,871号及び国際出願WO03/004498A1に開示されており、2型糖尿病の治療に有用なジペプチジル−ペプチダーゼIV(DP−IV)の有力な第二世代阻害剤であるベータ−アミノテトラヒドロトリアゾロ−[4,3−a]ピラジンの分類に属する。また、その化合物の調製は、論文「“Highly Efficient Asymmetric Synthesis of Sitagliptin”, Hansen et al.: Journal of the American Chemical Society (2009), 131(25), 8798-8804」に記載される;得られるとすぐに、その化合物は、当該分野における標準的な方法に従って精製でき、医薬用途に適した純度のシタグリプチンが得られる。
シタグリプチンは、一リン酸塩及び一水和物付加体として、商品名Januvia(登録商標)(Merck & Co.の商標)で市販される。
非晶形での活性医薬成分(API)の新規な薬剤的に許容できる塩の発見は、医薬品の性能特性を改善する新しい機会を提供する。それは、製剤科学者が医薬剤形、又は目標とされた放出特性、若しくは密度、融点、色、安定性、溶出速度、混練容易性、造粒、小型化、流動性及び水性液体中での適切な溶解速度等の他の望まれた物理化学特性を備えた薬物をデザインするのに使用できる材料のレパートリーを増やす。更に、APIの非晶形態は、医薬品会社に新しい商業的機会を提供することができる。最後に、環境保護に適合性のある化学物質及びプロセスの使用は、大規模な調製に適しており、望ましい。
シタグリプチンの塩について、幾つかの多形相が、特許文献において報告される;例えば、WO2005/072530A1及びWO2009/085990A2参照。
それらの中でも、非晶形でのシタグリプチンのリン酸塩は、特許出願WO2006/033848A1において既に開示されている。しかしながら、大規模な調製に関しては、廃棄物を含有するリン酸塩の処理が、環境上の問題となり得る。
更に、シタグリプチンのオロト酸との塩の非晶形態が、特許出願US2010/0249140A1において開示されている。当業者によれば、前述の出願に記載の方法は、幾つかの欠点の影響を受ける:
a)その非晶質塩は、アセトニトリル中、シタグリプチン遊離塩基とオロト酸間での混合沈殿によって得られるが、それ故に、攪拌、取扱い及びろ過が非常に困難である粘着性のあるゲルを生じさせる;
b)シタグリプチン遊離塩基とオロト酸間での化学量論比は、これらの条件下で保証できない;
c)得られた生成物の乏しいろ過性が原因で、大規模な調製においては、乾燥固体を品質又は安全目的の両方から得るために溶媒を標準圧又は減圧下で蒸留することが合理的ではない;
d)残存するアセトニトリル量は、規制の目的に適合しておらず、依然として最終生成物中に存在する。
これらの検討事項に基づき、シタグリプチンのオロト酸との非晶質塩を調製する新規の方法が望ましい。
米国特許第6,699,871号 国際出願WO03/004498A1 WO2005/072530A1 WO2009/085990A2 特許出願WO2006/033848A1 特許出願US2010/0249140A1
"Highly Efficient Asymmetric Synthesis of Sitagliptin", Hansen et al.: Journal of the American Chemical Society (2009), 131(25), 8798-8804
本発明の目的は、オロト酸と一体となったシタグリプチン(以下、シタグリプチンオロト酸塩と称する)の新しい調製方法を提供することである。
最後に、多形の可能性は、粉末X線回折(XRPD)及び示唆走査熱量測定(DSC)解析によって検出可能である特徴的な分光学的特性も生じさせ得る。
本発明は、シタグリプチンのオロト酸との非晶質塩の新規な調製方法に関し、以下の改善を特徴とする:
a)環境保護への適合性がより高い方法;
b)シタグリプチンとオロト酸間の化学量論比が保証される(過剰のシタグリプチン遊離塩基は、有機溶媒を用いた洗浄によって除去される);
c)大規模調製に対するより高い適合性。
一の実施態様において、本発明は、
a)シタグリプチン遊離塩基を水中に懸濁させる工程と;
b)シタグリプチンに対して約0.9:1〜約0.95:1モル/モルの割合でオロト酸を加える工程と;
c)シタグリプチン遊離塩基とオロト酸の反応を促進させるため、好ましくは約30℃〜約40℃の範囲に含まれる温度まで、その溶液を加熱する工程と;
d)その溶液を約15℃〜約25℃の範囲に含まれる温度に冷却するか又は冷まさせる工程と;
e)水と不混和性である有機溶媒を用いて、残留シタグリプチン遊離塩基を抽出する工程と;
f)その水相を分離し、それをろ過する工程と;
g)その水溶液を凍結乾燥させる工程と
を含む、シタグリプチンオロト酸塩の調製方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、非晶形でのシタグリプチンオロト酸塩を提供する。
非晶質シタグリプチンオロト酸塩のDSCサーモグラムを提供する。 非晶質シタグリプチンオロト酸塩のXRPDパターンを提供する。
この出願に使用される全ての用語は、特に指定のない限り、当該技術において知られる通常の意味において理解されるべきである。本願に使用される特定の用語に対するより具体的な他の定義は、以下に示される通りであり、明確に打ち出された他の定義が広範な定義を提供しない限り、明細書及び特許請求の範囲を通じて一様に適用することを目的とする。
本発明者は、シタグリプチンが、適切で、経済的で、効率的で、環境保護に適合性があり、特には大規模調製に適している新しい方法を用い、オロト酸との新規の塩として単離できることを見出した。オロト酸は、1,2,3,6−テトラヒドロ−2,6−ジオキソ−4−ピリミジンカルボン酸というIUPAC名があり、式(II)を有する:
Figure 2013533260
本発明の方法の条件において、オロト酸は、シタグリプチンのアミノ基をプロトン化させ、化学量論比におけるシタグリプチン由来の陽イオンとオロタートアニオン間でのイオン引力によって形成される塩を生じさせる。結果として生じる塩は、以下の式(III)によって表すことができ、ここで、点線は、2つのイオン間の引力区域を示す:
Figure 2013533260
一の実施態様において、本発明は、以下に示す工程を含むシタグリプチンオロト酸塩の調製方法を提供する:
a)シタグリプチン遊離塩基を、水中に、約10℃〜約30℃の範囲に含まれる適切な温度にて、懸濁させる工程;好ましくは、該温度は、約15℃〜約25℃の範囲に含まれる;
b)オロト酸を加える工程。オロト酸は、無水物か、又は好ましくは一水和物付加体として使用できる;好ましくは、オロト酸は、シタグリプチンに対して約0.9:1〜約0.95:1モル/モルの割合にある;
c)オロト酸とシタグリプチン遊離塩基間の反応を促進させるため、好ましくは約30℃〜約40℃の範囲に含まれる温度まで、工程b)で得た溶液を加熱する工程;
d)約15℃〜約25℃の範囲に含まれる温度に、その溶液を適切な手段によって冷却するか、又はその溶液を自由に冷まさせる工程;
e)水と不混和性である有機溶媒を用いて、残留シタグリプチン遊離塩基を抽出する工程;
f)当業者に周知の方法を用いて、その水相を分離し、それをろ過する工程;
g)このようにして得られた水溶液を、当業者に周知の方法を用い、好ましくは約15℃〜約25℃の範囲に含まれる温度にて、凍結乾燥させる工程。
工程a)において、水中におけるシタグリプチン遊離塩基の濃度は、6%〜20%重量/重量の範囲に含まれることが好ましい;6%未満の濃度で作業すると、上記方法の収率が低すぎ、一方、20%を超える濃度で作業すると、上記方法の工程g)における生成物取扱いの点で問題が生じる。
工程e)の抽出のための水と不混和性である有機溶媒は、以下に示す分類から選択される:芳香族(好ましくはトルエン)、塩素化したもの(好ましくはジクロロメタン)、エステル、線状又は枝分れ脂肪族エステル(好ましくは酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル)、エーテル、好ましくはジアルキルエーテル、線状のもの又は枝分れしたもの、好ましくは非環式のもの(ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)、ジイソプロピルエーテル)、アルコール(好ましくは1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール)、ケトン、線状又は枝分れ脂肪族ケトン(好ましくはメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン)。好ましくは、上記有機溶媒は、水に対して約1:4〜約1:6体積/体積の割合で使用される。
工程f)の分離を経て得た水相は、それを次の凍結乾燥工程にかける前に、当該分野における専門家に知られるように、凍結乾燥装置を損傷し得る粒子を慎重に取り除くため、ろ過される。ろ過は、どんな既知の方法によっても、好ましくはセリットパッド又は0.45μmフィルターを通して行うことができる。
本発明の方法によって得られたシタグリプチンオロト酸塩は、カール・フィッシャー滴定を用いて決定すると、約3.5重量%〜約5.5重量%の範囲に含まれる残留水含有量を示す。
更に、一つの例を用いて本発明を説明するが、本発明の範囲を制限するものとして見なされるとは解釈されない。
例1
HPLC純度が99.9%であり、3R−異性体の鏡像体過剰率が99.9%より高いシタグリプチン遊離塩基を、先に引用したHansenらの論文に従って調製する。その化合物1.6g(3.9mmol)を水(20ml)中に20℃で懸濁させ、オロト酸一水和物(0.64g,無水オロト酸3.7mmol相当,Sigma−Aldrich)を加える。その溶液を35〜37℃に温めて、この温度を10分間保ち、次いで、自然発生的に24〜25℃まで冷まさせる。次いで、その系をジクロロメタン(5ml)で2回抽出し、結果として生じる水相を分離し、セリットパッドを通してろ過し、25℃にて凍結乾燥させ、非晶質シタグリプチンオロト酸塩(2.1g)が得られる。カール・フィッシャー滴定を用いて決定したところ、含水量は4.7重量%である。
このようにして得られた生成物に関して、XRPD解析及びDSC熱解析を行う。
XRPD解析は、APD2000Ital Structures回折計上で、室温にて、X線源としてCuKα管(40kV,30mA,λ=1.5406Å)を用いて行われる。データ収集は、2θステップ走査法で行われ、2θにおける3°〜40°の範囲の走査速度は0.04°/sであり、アルミニウムサンプラー上に置かれ、正確に粉砕された約100mgの製品をサンプルとして用いる。このテストの結果を図1に報告し、これは、非晶質物質の典型的なパターンを示す。
DSC熱解析は、Mettler Toledo STAR 822示唆走査熱量計上で行われる。約5mgのサンプルを、ひだを付けたアルミニウムパンに置き、乾燥窒素雰囲気中、10℃/分の加熱速度にて、30℃から170℃まで加熱する。このテストの結果を図2に報告する。図中、グラフの上側の線は、テストの「ベースライン」であり、即ち、それは、空のサンプルホルダー(テスト下でサンプルを保持するものに等しい)によって交換された熱を表し、一方、下側の線は、サンプルホルダーによって交換された熱を表す;2本の線の差は、サンプルの熱交換への寄与を表し、2本の線の間に規定される領域の積分は、サンプルによって交換された熱の指標である。DSCサーモグラムは、水の損失により、最大ピークが約83℃である広範な吸熱性の特徴を証明する;加えて、ガラス転移又は類似の現象により、約144℃にて熱的現象が観察されることは注目に値する。

Claims (14)

  1. シタグリプチンオロト酸塩を非晶形で調製する方法であって、
    a)シタグリプチン遊離塩基を水中に懸濁させる工程と、
    b)シタグリプチンに対して約0.9:1〜約0.95:1モル/モルの割合でオロト酸を加える工程と、
    c)シタグリプチン遊離塩基とオロト酸の反応を促進させるため、好ましくは約30℃〜約40℃の範囲に含まれる温度まで、その溶液を加熱する工程と、
    d)その溶液を約15℃〜約25℃の範囲に含まれる温度に冷却するか又は冷まさせる工程と、
    e)水と不混和性である有機溶媒を用いて、残留シタグリプチン遊離塩基を抽出する工程と、
    f)その水相を分離し、それをろ過する工程と、
    g)その水溶液を凍結乾燥させる工程と
    を含む、方法。
  2. 工程a)において、水中におけるシタグリプチン遊離塩基の濃度が、好ましくは6%〜20%重量/重量の範囲に含まれる、請求項1に記載の方法。
  3. 工程e)において使用される有機溶媒は、芳香族化合物、塩素化化合物、エステル、エーテル、アルコール及びケトンの分類から選択される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記溶媒が、線状又は枝分れ脂肪族エステル、線状又は枝分れジアルキルエーテル及び線状又は枝分れ脂肪族ケトンの中から選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記溶媒が、トルエン、ジクロロメタン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、ジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)、ジイソプロピルエーテル、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、メチルエチルケトン及びメチルイソブチルケトンの中から選択される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記有機溶媒が、水に対して約1:4〜約1:6体積/体積の割合で使用される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 工程f)のろ過が、セリットパッド又は0.45μmフィルターを用いて行われる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 工程g)の凍結乾燥が、約15℃〜約25℃の範囲にある温度にて行われる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 非晶形のシタグリプチンオロト酸塩。
  10. 約3.5重量%〜約5.5重量%の水を含む、請求項9に記載のシタグリプチンオロト酸塩。
  11. 図1のXRPDパターンを有することを特徴とする、請求項9又は10に記載のシタグリプチンオロト酸塩。
  12. 図2のDSCサーモグラムを有することを特徴とする、請求項9又は10に記載のシタグリプチンオロト酸塩。
  13. 治療的に効果的な量の非晶形でのシタグリプチンオロト酸塩と薬剤的に許容できるビヒクルとを含む医薬組成物。
  14. 特には2型糖尿病の予防又は治療用の、薬剤として使用するための、シタグリプチンオロト酸塩の非晶形態。
JP2013519069A 2010-07-13 2011-07-12 有機塩の調製方法 Pending JP2013533260A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10169397.6 2010-07-13
EP10169397A EP2407469A1 (en) 2010-07-13 2010-07-13 Salt of sitagliptin
PCT/EP2011/061842 WO2012007455A1 (en) 2010-07-13 2011-07-12 Process for the preparation of organic salts

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013533260A true JP2013533260A (ja) 2013-08-22

Family

ID=42990147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013519069A Pending JP2013533260A (ja) 2010-07-13 2011-07-12 有機塩の調製方法

Country Status (5)

Country Link
EP (2) EP2407469A1 (ja)
JP (1) JP2013533260A (ja)
ES (1) ES2525916T3 (ja)
PT (1) PT2593459E (ja)
WO (1) WO2012007455A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103476778A (zh) 2011-03-03 2013-12-25 卡迪拉保健有限公司 Dpp-iv抑制剂的新的盐
IN2014MU00212A (ja) 2014-01-21 2015-08-28 Cadila Healthcare Ltd
CZ27930U1 (cs) 2015-01-13 2015-03-10 Zentiva, K.S. Krystalická modifikace 3 L-vínanu (3R)-3-amino-1-[3-(trifluormethyl)-6,8-dihydro-5H-[1,2,4]triazolo[4,3-a]pyrazin-7-yl]-4-(2,4,5-trifluorfenyl)butan-1-onu
CZ27898U1 (cs) 2015-01-13 2015-03-02 Zentiva, K.S. Krystalická modifikace 2 L-vínanu (3R)-3-amino-1-[3-(trifluormethyl)-6,8-dihydro-5H-[1,2,4,]triazolo[4,3-a]pyrazin-7-yl]-4-(2,4,5-trifluorfenyl)butan-1-onu
KR20170036288A (ko) 2015-09-24 2017-04-03 주식회사 종근당 시타글립틴의 신규염 및 이의 제조방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005072530A1 (en) * 2004-01-16 2005-08-11 Merck & Co., Inc. Novel crystalline salts of a dipeptidyl peptidase-iv inhibitor
WO2009023567A1 (en) * 2007-08-09 2009-02-19 Rensselaer Polytechnic Institute Quaternary opioid carboxamides
WO2009085990A2 (en) * 2007-12-20 2009-07-09 Dr. Reddy's Laboratories Limited Processes for the preparation of sitagliptin and pharmaceutically acceptable salts thereof
WO2010000469A2 (en) * 2008-07-03 2010-01-07 Ratiopharm Gmbh Crystalline salts of sitagliptin
WO2010012781A2 (en) * 2008-07-29 2010-02-04 Medichem, S.A. New crystalline salt forms of a 5,6,7,8-tetrahydro-1,2,4- triazolo[4,3-a]pyrazine derivative
JP2010506854A (ja) * 2006-10-12 2010-03-04 ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 治療剤としてのスピロ−オキシインドール化合物の使用
WO2010072776A1 (en) * 2008-12-23 2010-07-01 Boehringer Ingelheim International Gmbh Salt forms of organic compound
JP2010522690A (ja) * 2006-10-12 2010-07-08 ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 三環式スピロオキシインドール誘導体および治療薬としてのその使用
WO2010117738A2 (en) * 2009-03-30 2010-10-14 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Solid state forms of sitagliptin salts

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
UA74912C2 (en) 2001-07-06 2006-02-15 Merck & Co Inc Beta-aminotetrahydroimidazo-(1,2-a)-pyrazines and tetratriazolo-(4,3-a)-pyrazines as inhibitors of dipeptylpeptidase for the treatment or prevention of diabetes
US7612072B2 (en) 2004-09-15 2009-11-03 Merck & Co., Inc. Amorphous form of a phosphoric acid salt of a dipeptidyl peptidase-IV inhibitor
WO2007035198A2 (en) 2005-07-25 2007-03-29 Merck & Co., Inc. Dodecylsulfate salt of a dipeptidyl peptidase-iv inhibitor

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005072530A1 (en) * 2004-01-16 2005-08-11 Merck & Co., Inc. Novel crystalline salts of a dipeptidyl peptidase-iv inhibitor
JP2010506854A (ja) * 2006-10-12 2010-03-04 ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 治療剤としてのスピロ−オキシインドール化合物の使用
JP2010522690A (ja) * 2006-10-12 2010-07-08 ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 三環式スピロオキシインドール誘導体および治療薬としてのその使用
WO2009023567A1 (en) * 2007-08-09 2009-02-19 Rensselaer Polytechnic Institute Quaternary opioid carboxamides
WO2009085990A2 (en) * 2007-12-20 2009-07-09 Dr. Reddy's Laboratories Limited Processes for the preparation of sitagliptin and pharmaceutically acceptable salts thereof
WO2010000469A2 (en) * 2008-07-03 2010-01-07 Ratiopharm Gmbh Crystalline salts of sitagliptin
WO2010012781A2 (en) * 2008-07-29 2010-02-04 Medichem, S.A. New crystalline salt forms of a 5,6,7,8-tetrahydro-1,2,4- triazolo[4,3-a]pyrazine derivative
WO2010072776A1 (en) * 2008-12-23 2010-07-01 Boehringer Ingelheim International Gmbh Salt forms of organic compound
WO2010117738A2 (en) * 2009-03-30 2010-10-14 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Solid state forms of sitagliptin salts

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
C.G.WERMUTH編, 「最新 創薬化学 下巻」, vol. 347〜365頁, JPN6014029314, 25 September 1999 (1999-09-25), ISSN: 0003044780 *
HALEBLIAN,J.K.: "Characterization of Habits and Crystalline Modification of Solids and Their Pharmaceutical Applicati", JOURNAL OF PHARMACEUTICAL SCIENCES, vol. 64, no. 8, JPN6008019570, August 1975 (1975-08-01), pages 1269 - 1288, ISSN: 0003044782 *
HANCOCK,B.C. ET AL.: "Characteristics and Significance of the Amorphous State in Pharmaceutical Systems", JOURNAL OF PHARMACEUTICAL SCIENCES, vol. 86, no. 1, JPN6014008491, January 1997 (1997-01-01), pages 1 - 12, XP055274556, ISSN: 0003044781, DOI: 10.1021/js9601896 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012007455A1 (en) 2012-01-19
PT2593459E (pt) 2015-01-02
ES2525916T3 (es) 2015-01-02
EP2593459B1 (en) 2014-09-24
EP2593459A1 (en) 2013-05-22
EP2407469A1 (en) 2012-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2911186T3 (es) Formas cristalinas de aminolípidos
US7642353B2 (en) Process of making crystalline aripiprazole
JP2013533260A (ja) 有機塩の調製方法
CN101959856A (zh) 来那度胺的制备
EP2551268B1 (en) Process for the preparation of moxifloxacin hydrochloride and intermediates thereof
TW200526595A (en) Chemical compounds
US20120178930A1 (en) Novel polymorphs of raltegravir potassium
JP2009539824A (ja) シナカルセット塩酸塩およびその多形形態を調製するためのプロセス
AU2014295144B2 (en) Salts of Dasatinib in crystalline form
WO2016207172A1 (en) Preparation of pure amorphous ibrutinib
GB2558514A (en) Process for the synthesis of stable amorphous ibrutinib
CN110099910A (zh) 7H-吡咯并[2,3-d]嘧啶衍生物的制备方法及其共晶
WO2018078392A1 (en) Polymorphs of dasatinib
WO2022042711A1 (zh) 新型Rho相关蛋白激酶抑制剂的制备方法和此制备方法中的中间体
US20130338360A1 (en) Method for the preparation of high-purity pharmaceutical intermediates
EP2643305A1 (en) Multicomponent system of rosuvastatin calcium salt and sorbitol
WO2011099018A1 (en) Polymorphs of bortezomib
JP5641802B2 (ja) (s)−4−〔(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ〕ピペリジンのジアステレオマー塩の製造方法
WO2014009970A2 (en) Linagliptin solid dispersion
ES2802815A1 (es) Sal clorhidrato de 3-[2(r)-amino-2-feniletil]-5-(2-fluoro-3-metoxifenil)-1-[2-fluoro-6-(trifluorometil)bencil]-6-metil-1h-pirimidin-2,4(1h,3h)-diona (i) en forma solida, procedimiento para su preparacion y uso de la misma en la sintesis de elagolix
WO2014195977A2 (en) Novel polymorphs of vismodegib
WO2014051077A1 (ja) 高純度の含窒素複素環化合物の製造方法
CA2811912A1 (en) Novel polymorphs of febuxostat
CN105452245A (zh) [1,2,4]-三唑并[4,3-a]吡啶的制备方法
ES2636691B1 (es) Forma sólida de 4-(2-metil-1H-imidazol-1-il)-2,2-difenilbutanonitrilo

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150903