JP2013532049A5 - - Google Patents

Claims (33)

1. 入口端部、出口端部、交互の入口流路および出口流路、ならびに出口流路から入口流路を分離する多孔質壁を有する壁流フィルターを含む触媒物品であって、
   入口流路は出口端部に栓を有し、出口流路は入口端部に栓を有し、
   多孔質壁は平均細孔直径および細孔サイズ分布を有し、
   第１の平均粒子サイズおよび第１の粒子サイズ分布を有する第１のアンモニアＳＣＲ触媒物質が、前記多孔質壁に第１の装填で包埋され、且つ
   第２の装填で第２のアンモニアＳＣＲ触媒物質が前記多孔質壁の表面上にあり、該第２のアンモニアＳＣＲ触媒物質は第２の平均粒子サイズおよび第２の粒子サイズ分布を有し、
   第１および第２のＳＣＲ触媒物質は共に白金族金属成分が添加されておらず、
   第２の平均粒子サイズは、第１の平均粒子サイズよりも大きい、触媒物品。
2. 第２のアンモニアＳＣＲ触媒が壁流フィルターの入口流路上にある、請求項１に記載の触媒物品。
3. 第１の装填および第２の装填が同じである、請求項１に記載の触媒物品。
4. 第１の装填および第２の装填が異なる、請求項１に記載の触媒物品。
5. 第１の触媒物質および第２の触媒物質が異なる、請求項１に記載の触媒物品。
6. 第１の装填および第２の装填が同じである、請求項５に記載の触媒物品。
7. 第１の装填および第２の装填が異なる、請求項５に記載の触媒物品。
8. 入口流路に隣接する触媒化多孔質壁の表面での細孔率が壁内の細孔率より低い、請求項１に記載の触媒物品。
9. 平均細孔直径と第１のアンモニアＳＣＲ組成物粒子サイズＤ₉₀との比が、０．５から５０の範囲である、請求項１に記載の触媒物品。
10. 平均細孔直径と第１のアンモニアＳＣＲ組成物粒子サイズＤ₉₀との比が、１．５から１５の範囲である、請求項９に記載の触媒物品。
11. 平均細孔直径と第２のアンモニアＳＣＲ組成物粒子サイズＤ₉₀との比が、０．０５から５の範囲である、請求項１に記載の触媒物品。
12. 平均細孔直径と第２のアンモニアＳＣＲ組成物粒子サイズＤ₉₀との比が、０．２から０．７５の範囲である、請求項１１に記載の触媒物品。
13. 触媒煤煙フィルターの製造方法であって、
    第１のアンモニアＳＣＲ触媒、第１のスラリー固形分装填、第１の平均粒子サイズ、第１の粒子サイズ分布および第１の粘度を有し、白金族金属を実質的に含まない第１のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーを調製するステップと；
    壁流フィルター基材を前記第１のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーで被覆するステップであって、該基材は、入口端部、出口端部、入口流路、出口流路および出口流路から入口流路を分離する多孔質壁を有し、入口流路は出口端部に栓を有し、出口流路は入口端部に栓を有し、第１のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーは前記基材の多孔質壁に浸透し、多孔質壁は平均細孔サイズを有するステップと；
    第２のアンモニアＳＣＲ触媒、第２のスラリー固形分装填、第２の平均粒子サイズ、第２の粒子サイズ分布および第２の粘性を有し、白金族金属を実質的に含まない第２のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーを調製するステップと；および
    第２のアンモニアＳＣＲ触媒が入口流路に隣接する前記基材の多孔質壁の表面に塗布されるように、第２のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーで前記基材を被覆するステップと
    を含み、
    第２の平均粒子サイズは、第１の平均粒子サイズよりも大きい、製造方法。
    む製造方法。
14. 第２の粘性が第１の粘性より大きい、請求項１３に記載の製造方法。
15. 第２の平均粒子サイズが第１の平均粒子サイズより大きい、請求項１３に記載の製造方法。
16. 第２のスラリー固形分装填が第１のスラリー固形分装填より大きい、請求項１３に記載の製造方法。
17. 第１のアンモニアＳＣＲ触媒スラリー及び第２のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーの一方若しくは双方で被覆した後に、前記基材をか焼するステップをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
18. 第１のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーを調製するステップが、第１の平均粒子サイズおよび第１の粒子サイズ分布を低下させるためにそのスラリーを粉砕するステップをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
19. 第２のアンモニアＳＣＲ触媒スラリーを調製するステップが、第２の平均粒子サイズおよび第２の粒子サイズ分布を低下させるためにそのスラリーを粉砕するステップをさらに含む、請求項１３に記載の方法。
20. 平均細孔直径と第１の平均粒子サイズＤ₉₀との比が、０．５から５０の範囲となるように、前記スラリーを粉砕して、第１の粒子サイズ分布を低下させる、請求項１８に記載の方法。
21. 請求項１に記載の触媒物品に排気ガスを通すステップを含む、ディーゼルエンジンからの排気ガス流れを処理する方法。
22. ディーゼルエンジンと、該エンジンの下流に位置し且つ該エンジンと流体連通している請求項１に記載の触媒物品とを含む排気ガス処理システム。
23. 酸化触媒、還元触媒、ＮＯｘ貯蔵成分、ＮＯｘ捕捉成分のうち１種以上及びエンジンの下流に位置し且つ該エンジンと流体連通した還元噴射器を更に含む、請求項２２に記載の排気ガス処理システム。
24. 第１及び第２のアンモニアＳＣＲ触媒材料は、ゼオライト又は非ゼオライトモレキュラーシーブを含む、請求項１に記載の触媒物品。
25. 前記モレキュラーシーブは、該モレキュラーシーブ上に又は内側に配置された周期表のＶＢ、ＶＩＢ、ＶＩＩＢ、ＶＩＩＩＢ、ＩＢまたはＩＩＢ族の１つからの金属を含み、該金属は、前記モレキュラーシーブの０．１〜１０重量％の量で存在する、請求項２４に記載の方法。
26. 前記金属は、銅、鉄、及びこれらの混合物又は組み合わせから選択される、請求項２５に記載の触媒物品。
27. 前記金属は銅である、請求項２５に記載の触媒物品。
28. 前記金属は鉄である、請求項２５に記載の触媒物品。
29. 前記第１及び第２のＳＣＲ触媒スラリーは、ゼオライト又は非ゼオライトモレキュラーシーブを含む、請求項１３に記載の方法。
30. 前記モレキュラーシーブは、該モレキュラーシーブ上に又は内側に配置された周期表のＶＢ、ＶＩＢ、ＶＩＩＢ、ＶＩＩＩＢ、ＩＢまたはＩＩＢ族の１つからの金属を含み、該金属は、前記モレキュラーシーブの０．１〜１０重量％の量で存在する、請求項２９に記載の方法。
31. 前記金属は、銅、鉄、及びこれらの混合物又は組み合わせから選択される、請求項３０に記載の方法。
32. 前記金属は銅である、請求項３０に記載の方法。
33. 前記金属は鉄である、請求項３０に記載の方法。