JP2013530786A5

JP2013530786A5 -

Info

Publication number: JP2013530786A5
Application number: JP2013519619A
Authority: JP
Filing date: 2011-07-15
Publication date: 2015-02-19
Anticipated expiration: 2031-07-15

Description

図１は、本発明による長椅子を示す。この長椅子は、固定された背もたれ３と、ソファフレーム２を備えた着座部４と、シートスプリング７と、回転可能な取り付け具８ａ、ｂと、を含む。本実施形態のシートフレームまたはソファフレーム２は、長椅子の長手方向に平行な辺に配置される、２つの主たる真直ぐで平行なサイドバー９ａ、９ｂと、四辺形の残りの２辺に沿って配置される２つのクロスバー１０ａ、１０ｂと、を形成する四辺を有する、四辺形の形状を有する。シートスプリング７は、サイドバー９ａと９ｂとの間で、ソファフレーム２に亘って延伸され、これにより、弾力性のある着座平面を形成し、その上に、クッション等が配置可能である。着座部は、回転可能な取り付け具８ａ、ｂにより、ソファ２のフレームに取り付けられる。より詳細には、ボトムフレームは、ソファフレーム２の周辺部に亘って延在する第三のクロスバー１０ｃを有し、このクロスバーの端部は、ソファフレーム２の取り付け具８ａ、ｂに懸架されている。取り付け具は、木または金属等の適切な材料で製造可能なベアリングブロックの形状であるが、ここでは、プラスティック材料で作られることが好ましい。第三のクロスバーは、さらなる補強部品を形成するが、そうでなければ、懸架配置は、取り付け具をソファフレーム２に固定する代わりに、例えば短いパイプソケットをソファフレーム２に溶接する等、簡単な方法で行うことができる。

図示する実施形態では、取り付け具８ａ、ｂは、支点連結部が、足をそろえ、背中を長椅子の背もたれにもたれさせている普通の状態で座っているユーザーの膝とヒップとの間にあるように、着座部４を通る中心軸に対して非対称でフレームに取り付けられる。例えば、取り付け具は、着座部の前端部から背もたれに向かう距離の1/3に配置されてもよい。取り付け具８をこのように配置するのは、取り付け具が自動バランス傾斜を行うことを目的としているためである。取り付け具は、傾斜が、複数のバランススプリング１４と協働する、取り付け機構と、その配置とにより、規制されるため、ロックまたは調整ブレーキを備えないことが好ましい。しかしながら、長椅子は、着座部の揺れを抑制する、ある種の最終停止機構を備えてもよい。

この長椅子は、複数のバランススプリング１４を備えている。図では、この複数のバランススプリングは、背もたれの下方の、ソファフレーム２と、ソファフレームとの間に配置されている。しかしながら、複数のバランススプリング１４は、背もたれの下方の、ソファフレームの側の代わりに、ソファフレーム２のサイドパネルに沿って配置されてもよい。本発明によるシート座面姿勢調整を構築する当業者は、ユーザーに対して着座部の傾斜を快適にするために、着座部における所望のバランスと、傾斜に対する十分な抵抗力とを得るのに最も適切な場所に、スプリングデバイスを自由に配置することができる。フラットコイルスプリング、リーフスプリング、ラバーバンド具または配置、トーションスプリング等の、他のスプリングデバイスが用いられてもよい。クロスバーの端部にこれらを配置する代わりに、着座部とソファフレームとの間の回転取り付け配置に対してスプリングを配置してもよい。

図２は、着座部４が第二のポジションにある長椅子を示し、着座部は、背もたれ３に向かって下降傾斜している。着座部が傾斜すると、背もたれ３に近いサイドバー９ａ、９ｂは下降傾斜し、フラップ１６に近いサイドバー９ａ、９ｂは上昇傾斜する。これにより、着座部４に近いフラップ１６は上昇傾斜し、回転可能な取り付け部１８ａ、ｂの周囲を回転し、フラップ１６と着座部４とが、互いに0°より大きい角度を成す。

US 3,974,530

Claims

ソファフレーム（２）と、着座部（４）と、背もたれ（３）と、を含み、前記着座部（４）がサイドバー（９ａ、９ｂ）と、クロスバー（１０ａ、１０ｂ）と、シートスプリング（７）とを含む、長椅子であって、
前記背もたれ（３）は固定され、前記着座部（４）は、取り付け具（８ａ、８ｂ）により、前記着座部の着座面の下方で、前記ソファフレーム（２）に回転可能に連結され、一つ以上のバランススプリング（１４）が、前記着座部（４）と前記ソファフレーム（２）との間に配置され、シャッターまたはフラップ（１６）の前記着座部（４）側の一端が、回転可能な連結部（１７ａ、１７ｂ）により、前記着座部（４）の前記ソファフレーム（２）の前記背もたれ部（３）が位置する側とは反対側に位置する前端部に回転可能に取り付けられ、前記シャッターまたはフラップ（１６）の他端が、前記ソファフレーム（２）の前記背もたれ部（３）が位置する側とは反対側の端部に位置する連結部（１８ａ、１８ｂ）で、前記ソファフレーム（２）に回転可能に取り付けられること、
を特徴とする長椅子。
前記回転可能な連結部（１７ａ、１７ｂ）が、弾性である、
請求項１に記載の長椅子。
前記取り付け具（８ａ、８ｂ）が、前記着座部（４）の前端部から背もたれ（３）に向かう距離の略1/3の距離に配置される、
請求項１に記載の長椅子。
両端が円錐状のチューブ状に形成されたスリーブまたはパイプソケット（１９）と、前記パイプソケットの中央部に配置されるカラー（２０）と、を含み、適切なポリマー材料で形成される、弾性連結部（１７）を少なくとも一つ含むこと、
を特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の長椅子。
前記チューブ状に形成されたスリーブが、該スリーブを完全にまたは部分的に密封する内部壁（２１）を含む、
請求項４に記載の長椅子。