JP2013530702A - 追加のジスルフィド結合を含有するインスリン類似体 - Google Patents
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Abstract
Description
a.ヒトインスリンの3つのジスルフィド結合が保持されており、
b.システイン置換の部位は、導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の3次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にするような方法で選ばれ、
それによって、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合を含むインスリン類似体を作り出すステップを含む方法をさらにここに記載する。
(1)インスリンの相対的効力が、細胞膜、たとえば、ラット肝臓原形質膜画分上に存在するインスリン受容体に特異的に結合している125I-インスリンの50%に置き換わるのに必要なインスリン対インスリン類似体の比として定義されている、インスリンラジオレセプターアッセイ;
(2)相対的インスリン効力が、[3-3H]グルコースの有機抽出可能物質(すなわち、脂質)への最大変換の50%を達成するのに必要なインスリン対インスリン類似体の比として定義されている、たとえば、ラット脂肪細胞を用いて実施される、脂肪生合成アッセイ;および
(3)インスリン類似体の相対的効力が、グルコース-1-[14C]の[14CO2]への最大変換の50%を達成するのに必要なインスリン対インスリン類似体の比として定義されている、単離された脂肪細胞におけるグルコース酸化アッセイ
を含む。
A10C, B1C;
A10C, B2C;
A10C, B3C;
A10C, B4C;
A10C, B5C;および
B1C, B4C
からなる群から選択される。
A10C, B1C;
A10C, B2C;
A10C, B3C;
A10C, B4C;および
B1C, B4C
からなる群から選択される。
A10C, B1C;
A10C, B2C;
A10C, B3C;および
A10C, B4C
からなる群から選択される。
A10C, B3C;および
A10C, B4C
からなる群から選択される。
B28D,desB30,ヒトインスリン、
A21G,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A21G,B3Q,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A21G,desB1,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A21G,desB1,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A14E,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A14E,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A14E,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A14E,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A14H,B25H,desB30,ヒトインスリン、および
A8H,A21G,B3E,B27E,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
インスリン受容体結合アッセイ(可溶化されたインスリン受容体上へ):
ヒトインスリン受容体に対する本発明のインスリン類似体の親和性は、シンチレーション近接アッセイ(SPA)により決定される(Glendorf et al. (2008)、Biochemistry、47、4743〜4751頁に従って)。競合結合実験は、ヒトIR-AまたはIR-Bインサートを含有するpZemベクターで安定的にトランスフェクトされたベビーハムスター腎臓(BHK)細胞から、コムギ胚芽凝集素精製により半精製された可溶化されたヒトIR(ホロ受容体)を使用して、Eppendorf epMotion 5075ロボット上で96ウェルプレート(ポリスチレンOptiplate-96、PerkinElmer)において実施された。アッセイは、インスリン類似体とヒトインスリン標準を含有する酵母上清の希釈系列(8希釈、それぞれ5倍、最初の希釈43倍)を作製することにより開始された。結合緩衝液に再懸濁されたSPAビーズ(SPA PVT抗体結合ビーズ、抗マウス試薬カタログ番号RPNQ0017、GE Healthcare)、抗IRモノクローナルマウス抗体(83-7)、可溶化されたヒトIR(hIR-AまたはhIR-B)、および[125I]A14Tyr標識されたインスリンからなる試薬混合物が、適切な試料の希釈系列に添加された。[125I]A14Tyr標識されたインスリンの最終濃度は7.5pMであり、前記緩衝液は100mM HEPES(pH7.8)、100mM NaCl、10mM MgSO4、および0.025%(v/v) Tween 20からなっていた。プレートは室温で24時間穏やかに振盪しながらインキュベートされ、2000rpmで2分間遠心分離され、TopCount NXTにおいて3分間/ウェルで計数された。SPAからのデータは4パラメータロジスティックモデル(Volund、A.、(1978)、Biometrics、34、357〜365頁)およびヒトインスリンと比べた発現されたインスリン類似体の親和性に従って解析された。
特異的抗体(F12または83-7)はモノクローナル技法により作製される。RBFマウスは、FCA中の精製されたmIR 50μgを皮下に注射され、続いてFIA中のmIR 20μgを用いた2回注射により免疫化される高応答マウスは25μgのmIRで静脈内に追加免疫され、脾臓は3日後に収穫される。脾細胞は骨髄腫Fox細胞系統と融合される(Kohler, G & Milstein C. (1976)、European J. Immunology、6:511〜19頁; Taggart RT et al (1983)、Science 219:1228〜30頁)。上清はmIR特異的ELISAにおいて抗体産生についてスクリーニングされる。陽性ウェルはクローン化され、ウェスタンブロッティングにおいて試験される。
膜結合性組換えヒトインスリン受容体アイソフォームA(hIR-A)への[125I]-ヒトインスリンの結合:
膜結合性インスリン受容体の抽出:10層細胞ファクトリーからヒトインスリン受容体アイソフォームAを発現しているBHK細胞(tk-ts13)が収穫され、25mlの氷冷緩衝液(25mM HEPES pH7.4、2.5mM CaCl2、1mM MgCl2、250mg/lバシトラシン、0.1mM Pefablock (Roche))中にホモジナイズされた。ホモジネートは41%ショ糖クッション上に慎重に層状にされ、4℃でBeckman SW28ローター中75分間、超遠心機において95,000×gで遠心分離された。原形質膜はショ糖クッションの上から回収され、緩衝液で1対4に希釈され、Beckman SW28ローター中45分間、40,000×gで遠心分離された。ペレットは緩衝液(25mM HEPES pH7.4、2.5mM CaCl2、1mM MgCl2、250mg/lバシトラシン、0.1mM Pefablock)に懸濁され、-80℃で貯蔵された。
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,desB27,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,desB27,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,desB27,desB30ヒトインスリン
A10C,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B25H,desB30 ,ヒトインスリン
A10C,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1 ,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1 ,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,A14H,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B1C,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A8H,A21CおよびB25Cヒトインスリン,
A21C,B10EおよびB25C,ヒトインスリン,
A8H,A21C,B10EおよびB25C,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3E,desB30ヒトインスリン
A10C,B3T,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3V,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3Q,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B22E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,B28D,desB30ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,desB30ヒトインスリン
A10C,B1C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A8H,A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A8H,A10C,A21G,desB1 ,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B0G,B1E,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A21G,B1G,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A21G,B0G,B1E,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3C,B27P,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B0G,B1E,B3C,B27P,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A21G,B1G,B3C,B27P,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A21G,B0G,B1E,B3C,B27P,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,desB25,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,B3E,B4C,desB30ヒトインスリン
A10C,B3L,B4C,desB3,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K B3C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B29R,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
である。
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,desB27,desB30ヒトインスリン
A10C,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,desB1 ,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,desB1,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,desB1 ,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,desB1,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B25H,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A8H,A14E,A21C,B25H,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A21C,B10E,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,B10E,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,B25C,desB30,ヒトインスリン、
A21C,B10E,B25C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,B10E,B25C,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A8H,A14E,A21C,A22K,B25H,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A21C,A22K,B10E,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B10E,B26C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B25C,desB30,ヒトインスリン、
A21C,A22K,B10E,B25C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B10E,B25C,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A14E,A21C,A22K,B25H,B26C,B29R,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B26C,B29R,desB30,ヒトインスリン、
A21C,A22K,B10E,B26C,B29R,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B10E,B26C,B29R,desB30ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B25C,B29R,desB30,ヒトインスリン、
A21C,A22K,B10E,B25C,B29R,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A21C,A22K,B10E,B25C,B29R,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A21G,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B2C,B3E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3T,B4C,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3V,B4C,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1 ,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3Q,B4C,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3E,B4C,B22E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B28D,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B1C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B2C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A8H,A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B0G,B1E,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,A21G,B1G,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,A21G,B0G,B1E,B3C,B27E,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B1G,B3C,B27P,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B0G,B1E,B3C,B27P,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,A21G,B1G,B3C,B27P,B28E,desB30ヒトインスリン、
A10C,A14E,A21G,B0G,B1E,B3C,B27P,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A21G,B3E,B4C,desB25,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3E,B4C,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3L,B4C,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B1C,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4CおよびB29E,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B28KおよびB29P,ヒトインスリン、
A10C,B3CおよびB28D,ヒトインスリン、
A10C,B3CおよびB29E,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B28KおよびB29P,ヒトインスリン、または
A10C,B3K,B4CおよびB29E,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A22K,B1C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,desB27,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B28E,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B28D,B29R,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A22K,B1C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B16H,B25H,B29R,,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B16H,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B16H,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B16H,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B16E,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B16E,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B16E,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B16E,B25H,B29R,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A14E,A22K,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B1C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B2C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B3C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,A22K,B4C,B16E,B25H,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A21G,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3T,B4C,desB30ヒトインスリン
A10C,B3V,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3Q,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B22E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3A,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3R,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3Q,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3G,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3I,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3L,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3K,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3M,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3F,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3P,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3S,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3T,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3W,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3Y,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3V,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3R,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3D,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3G,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3H,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3K,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3P,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3S,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3Y,B4C,desB30,ヒトインスリン
A8H,A14E,A21C,B25H,B26C,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A21C,B10E,B25C,desB30,ヒトインスリン
A8H,A21C,B10E,B25C,desB30,ヒトインスリン
A8H,A21C,B25C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,desB30,ヒトインスリン
A8H,A21C,B10E,B26C,desB30,ヒトインスリン
A21C,B10E,B26C,desB30,ヒトインスリン
A8H,A21C,B26C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,desB1,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B22E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1 ,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3A,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3F,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3G,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3H,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3I,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3K,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3L,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3M,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3P,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3Q,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3R,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3S,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3T,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3V,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3W,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3Y,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3D,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3G,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3H,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3K,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3P,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3Q,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3R,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3S,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3T,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3V,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B3Y,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される。
一実施形態では、本発明に従ったインスリン類似体は、(いわゆる一本鎖インスリン類似体を形成するために) B鎖のC末端とA鎖のN末端とを接続するC-ペプチドもまた含む。本発明の一実施形態では、親インスリンは、一本鎖インスリン類似体からなる群から選択される。本発明の一実施形態では、親インスリンは、WO2007096332、WO2005054291またはWO2008043033に記載の一本鎖インスリン類似体からなる群から選択され、これらの特許は、参照により具体的に本明細書に組み込まれる。
(i)インスリン前駆体をコードする核酸配列を含む宿主細胞を培養する、
(ii)前記培養培地から前記インスリン前駆体を単離する、
(iii)前記インスリン前駆体をインビトロ酵素変換により本発明のインスリン類似体に変換すること
を含む、インスリン類似体を産生するための方法に関する。
(i)インスリン前駆体をコードする核酸配列を含む宿主細胞を培養する、
(ii)前記培養培地から前記インスリン前駆体を単離する、
(iii)前記インスリン前駆体を本発明のインスリン類似体に変換すること
を含む、インスリン類似体を産生するための方法に関する。
a.ヒトインスリンの3つのジスルフィド結合が保持されており、
b.システイン置換の部位は、導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に置かれ、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にするように選ばれ、
それによって、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合を含むインスリン類似体を作製することを含む、
インスリン類似体を安定化するための方法が得られる。
本発明のもう1つの目的は、0.1mg/mlから500mg/mlまでの濃度で存在する本発明に従ったインスリン類似体を含み、2.0から10.0までのpHを有する医薬製剤を提供することである。前記製剤は、プロテアーゼ阻害剤、緩衝系、保存剤、等張化剤、キレート化剤、安定剤および界面活性剤をさらに含み得る。本発明の一実施形態では、医薬製剤は水性製剤、すなわち、水を含む製剤である。
1.ヒトインスリンの3つのジスルフィド結合が保持されており、システイン置換の部位は、導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にするように選ばれる、2つ以上のシステイン置換、およびシステインではないアミノ酸で置換された少なくとも1つのアミノ酸残基を有するインスリン類似体。
2.システイン置換の部位は、
(1)導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にし、および
(2)前記ヒトインスリン類似体がヒトインスリンに付随する所望の生物活性を保持している
ように選ばれる、態様1に従ったインスリン類似体。
3.システイン置換の部位は、
(1)導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にし、
(2)前記ヒトインスリン類似体がヒトインスリンに付随する所望の生物活性を保持している、ならびに
(3)前記ヒトインスリン類似体が、ヒトインスリンおよび/または親インスリンと比べて増加した物理的安定性を有する、
ように選ばれる、態様1または2に従ったインスリン類似体。
4.システイン置換の部位は、
(1)導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にし、
(2)前記ヒトインスリン類似体がヒトインスリンに付随する所望の生物活性を保持している、および
(3)前記ヒトインスリン類似体が、タンパク質分解に対して安定化される
ように選ばれる、態様1から3のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
5.A鎖のA9、A10、A11およびA12からなる群から選択される位置における少なくとも1つのアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB1、B2、B3、B4、B5およびB6からなる群から選択される位置における少なくとも1つのアミノ酸残基がシステインで置換されており、少なくとも1つのアミノ酸残基がシステインではないアミノ酸で置換され、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、態様1から4のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
6.A鎖のA10位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB1、B2、B3およびB4からなる群から選択される位置におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、可能な範囲で態様1から5のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
7.A鎖のA10位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB3およびB4からなる群から選択される位置におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、可能な範囲で態様1から6のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
8.A鎖のA10位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB3位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、可能な範囲で態様1から7のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
9.A鎖のA10位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB4位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、可能な範囲で態様1から8のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
10.A鎖のA21位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB25およびB26からなる群から選択される位置におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、態様1から9のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
11.1つまたは複数の追加のジスルフィド結合がA鎖とB鎖の間で得られる、可能な範囲で態様1から10のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
12.1つまたは複数の追加のジスルフィド結合がA鎖とB鎖の間で得られる、可能な範囲で態様1から11のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
13.少なくとも1つの追加のジスルフィド結合が、A鎖において2つのシステインを接続している、またはB鎖において2つのシステインを接続している、可能な範囲で態様1から12のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
14.インスリン受容体への受容体結合が、インスリン受容体へのヒトインスリンの受容体結合の少なくとも1%である、可能な範囲で態様1から13のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
15.親インスリンと比べて改善された物理的安定性を有する、可能な範囲で態様1から14のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
16.B30位のアミノ酸が欠失している、可能な範囲で態様1から15のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
17.少なくとも1つの追加のジスルフィド結合が、A鎖において2つのシステインを接続している、またはB鎖において2つのシステインを接続している、可能な範囲で態様1から16のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
18.2つのシステイン置換を有する、可能な範囲で態様1から17のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
19. A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,desB1,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、および
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される、可能な範囲で態様1から18のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
20. A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B22E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1 ,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1 ,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3A,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3F,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,ヒトインスリン、および
A10C,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
からなる群から選択される、可能な範囲で態様1から19のいずれか1つに従ったインスリン類似体。
21.ヒトインスリンまたはdesB30ヒトインスリンの2つ以上のアミノ酸をシステイン残基で置換し、および、少なくとも1つのアミノ酸残基をシステインではないアミノ酸で置換することを含むインスリンを安定化するための方法であって、
a.ヒトインスリンの3つのジスルフィド結合が保持されており、
b.システイン置換の部位は、導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にするように選ばれ、
それによって、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合を含むインスリン類似体を作製する方法。
22.態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体の生物学的活性量および薬剤的に許容される担体を含む医薬組成物。
23.薬剤的に許容される担体および/または賦形剤ならびに場合によりアジュバンドをさらに含む、態様22に従った医薬組成物。
24.態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体または態様22から23のいずれかに従った医薬組成物を対象に投与することを含む、対象における真性糖尿病を治療するための方法。
25.態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体または態様22から23のいずれかに従った医薬組成物の治療的に活性な用量を、そのような治療を必要とする患者に投与することにより、哺乳動物において血糖値を下げる方法。
26.経口投与である、態様24から25に従った方法。
27.非経口投与である、態様24から25に従った方法。
28.気管内投与である、態様24から25に従った方法。
29.高血糖症、2型糖尿病、耐糖能障害および1型糖尿病の治療または予防における医薬品として使用するための態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体。
30.2型糖尿病の疾患進行を遅延するまたは予防することにおける医薬品として使用するための態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体。
31.態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体をコードする核酸配列、その誘導体、その部分的配列、その縮重した配列または厳密な条件下でそれにハイブリダイズする配列。
32.態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体の前駆体をコードする核酸配列、その誘導体、その部分的配列、その縮重した配列または厳密な条件下でそれにハイブリダイズする配列。
33.態様31または32に従った核酸配列を含む発現ベクター。
34.態様33に従った発現ベクターを含む宿主細胞。
35.態様34の宿主細胞を培養するステップを含む、インスリン類似体を産生する方法。
36.アミノ酸の置換が部位特異的変異誘発により実施される、態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体を調製する方法。
37.態様1から20のいずれかに従ったインスリン類似体を薬剤的に許容される物質および/または賦形剤と混合することを含む、態様22から23のいずれかに従った医薬組成物を調製するための方法。
38.態様37に従った方法により入手可能な医薬組成物。
下記の実施例は、限定のためではなく、説明のために提供される。
本発明の化合物は、当技術分野内では典型的な以下の手順のうちの1つまたは複数を用いることにより精製することが可能である。これらの手順は、必要であれば、勾配、pH、塩、濃度、流量、カラムなどに関して変更することが可能である。問題のインスリンの不純物プロファイル、溶解性等などの要因に応じて、これらの変更は当業者により容易に認識され加えられることが可能である。
1)酸性化され清澄された培養上清は陽イオン交換カラムへの吸着により捕獲され、および/または
2)インスリン類似体は、たとえば、pH3のリン酸緩衝液中エタノール/水勾配を用いてC18シリカカラム上で調製用逆相高圧液体クロマトグラフィーにより精製される。
HPLCシステムは、以下の:Model 215液体ハンドラー、Model 322-H2ポンプおよびModel 155 UV検出器からなるGilsonシステムである。検出は典型的には210nmおよび280nmである。
酸性HPLC:
カラム: Macherey-Nagel SP 250/21 Nucleusil 300-7 C4
流量: 8ml/分
緩衝液A: アセトニトリル中0.1% TFA
緩衝液B: 水中0.1% TFA
勾配: 0.0〜5.0分: 10% A
5.00〜30.0分: 10% Aから90% A
30.0〜35.0分: 90% A
35.0〜40.0分: 100% A
中性HPLC:
カラム: Phenomenex、Jupiter、C4 5μm 250×10.00mm、300Å
流量: 6ml/分
緩衝液A: 5mM TRIS、7.5nM (NH4)2SO4、pH=7.3、20% CH3CN
緩衝液B: 60% CH3CN、40%水
勾配: 0〜5分: 10% B
5〜35分: 10〜60% B
35〜39分: 60% B
39〜40分: 70% B
40〜43.5分: 70% B
陰イオン交換クロマトグラフィー:
カラム: RessourceQ、1ml
流量: 6ml/分
緩衝液A: 0.09% NH4HCO3、0.25% NH4OAc、42.5% エタノール pH8.4
緩衝液B: 0.09% NH4HCO3、2.5% NH4OAc、42.5% エタノール pH8.4
勾配: 30カラム体積中に100% Aから100% B
脱塩:
カラム: HiPrep 26/10
流量: 10ml/分、6カラム体積
緩衝液: 10mM NH4HCO3
0.23gのL-スレオニンメチルエステルを水(1mL)に溶解し、N-メチルピロリジン-2-オン(N-methylpyrrolonine-2-one)(NMP)を加え、200mgのインスリン類似体を加える。得られたpH(8.2)を、酢酸水溶液を用いてpH6.6に調整する。ALP III Sepharose 4 fast flow (Novo Nordisk)を混合物に加え、混合物を、室温において3時間穏やかに攪拌する。pHを、塩酸を用いて1.5に調整し、混合物を濾過する。アセトニトリル(2mL)を濾液に加え、pHを、1Nの水酸化ナトリウムを用いて7.5に調整する。B30Tメチルエステルをともなうインスリン類似体を、HPLCにより、Phenomenex、Gemini、5μ、C18、110Å、250×30cmカラムならびに下記の溶離剤および勾配を使用して精製する:
流量: 20ml/分
溶出剤: A: 20% CH3CN 10mM TRIS+15mM (NH4)2SO4 pH=7.3
B: 80% CH3CN、20%水
勾配: 0〜7.5分: 10% B
7.5〜47.5分: 10% Bから60% B
47.5〜47.5分: 60% B
47.5〜48分: 60% Bから100% B
48〜50分: 100% B
50〜53分: 10% B
を使用してHPLCにより精製された。
流量: 20ml/分
溶出剤: A: 水中0.1%トリフルオロ酢酸
B: アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸
勾配: 0〜7.5分: 0% B
7.5〜27.5分: 0% Bから60% B
27.5〜32.5分: 60% B
32.5〜38分: 60% Bから100% B
38〜40分: 100% B
40〜43分: 10% B
を使用してPhenomenex、Gemini、5μ、C18、110Å、250×30cmカラム上で脱塩される。
流量: 20ml/分
溶出剤: A: 水TFA iCH3CN中0.1%トリフルオロ酢酸
B: アセトニトリル中0.1%トリフルオロ酢酸
勾配: 0〜7.5分: 25% B
7.5〜47.5分: 25% Bから55% B
47.5〜52.5分: 55% B
52.5〜57.5分: 55% Bから100% B
57.5〜60分: 100% B
を使用してHPLCにより精製される。
インスリン類似体は、C18逆相HPLCカラムを使用するAlliance HPLCシステム(Waters、Milford、MA)により解析される。インスリン類似体分離は、リン酸/硫酸緩衝液中のアセトニトリルの直線勾配を用いて実現される。
カラム: ODDMS 120Å、5μm、YMC 4×125mm、FeF Chemicals
流量: 1ml/分
緩衝液A:7.8%(w/v)のアセトニトリル、2.84%(w/v)の硫酸ナトリウム、0.46%(w/v)のリン酸、0.13%(w/v)のエタノールアミン
緩衝液B: 水中43.8%(w/w)アセトニトリル
勾配: 20分で20% Bから50% B、5分で50% Bから80% B
温度: 50℃
LC-MS計装は、Acquity UPLCシステム(Waters、Milford、MA)およびSynapt G2質量分析計(Waters、Milford、MA)からなる。インスリン類似体はC18逆相HPLCカラムに適用され、0.05%トリフルオロ酢酸中アセトニトリルの直線勾配を使用して解析される。HPLCからのフローは、2500V毛管ポテンシャル、110℃ソース温度、250℃脱溶媒和温度および50L/時間のコーンガスフロー(N2)を用い、ポジティブMSオンリーモードで作動するSynapt G2のエレクトロスプレーインターフェイスに直接適用される。m/z=100からm/z=3000までのMSスペクトルが1秒あたり2度得られる。機器は解析に先立ってNalの標準混合物により較正され、LC-MS解析中はロイシンエンケファリンのロックスプレーが適用される。無傷のインスリン質量は、MaxEnt3アルゴリズムを使用するBioPharma-Lynx 1.2(Waters、Milford、MA)により再構築される。Orbitrap XL質量分析計(Thermo Fisher)をSynapt G2の代わりに使用することが可能である。Orbitrap機器は、4kVの電源電圧、100μAの電源電流、40のシースガスフロー、10の補助ガスフロー、5のスイープガスフロー、20Vの毛管電圧を用いるポジティブMSモードで作動される。MSパラメータはすべて最適化性能のために機器のチューニング中に調整され、上に与えられたパラメータからわずかに逸脱していてもよい。この方法により得られる質量精度は10ppmよりもよい。
カラム: Acquity BEH C18 1×150mm、1.7μm(Waters)
流量: 0.1ml/分
緩衝液A: 0.02%(v/v)または0.05% (v/v) TFA
緩衝液B: アセトニトリル中0.02%(v/v)または0.04%(v/v)TFA
勾配: 2分間5% B; 12分で5% Bから50% B、1分で50% Bから90% B
UV検出: 215nm
インスリン類似体を含有する酵母培養物由来の上清は、10% TFA溶液を使用して酸性化され、HCCAマトリックススポットを含むPAC384 MALDIプレート(Bruker Daltonics、Bremen、Germany)上にスポットされた。各スポットは、リン酸アンモニウム/0.1% TFAフィニッシング溶液を使用して2度洗浄される。試料は、直線ポジティブモードで作動されるAutoflex Tof/Tof MALDI質量分析計(Bruker)を使用して解析され、インスリン類似体の手製の混合物を使用して較正される。この方法により、無傷のインスリン類似体の範囲(5000〜6000Da)で平均質量分解能が可能になる。
一般的手順(A):
A10C, A21G, B3C, B28E, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10.1分; 理論的質量=5654.43Da; 測定された質量=5654.46Da
一般的手順(A):
A10C, A21G, B4C, B28E, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10.1分; 理論的質量=5640.42Da; 測定された質量=5640.44Da
一般的手順(A):
A10C, A21G, B3Q, B4C, B28E, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5654.43Da; 測定された質量=5654.47Da
一般的手順(A):
A10C, B2C, B3E, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10.3分; 理論的質量=5709.44Da; 測定された質量=5709.46Da
一般的手順(A):
A10C, B3T, B4C, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10.2分; 理論的質量=5652.45Da; 測定された質量=5652.48Da
一般的手順(A):
A10C, B3V, B4C, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10.4分; 理論的質量=5650.48Da; 測定された質量=5650.49Da
一般的手順(A):
A10C, B3Q, B4C, desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C, A21G, B3E, B4C, B28E, desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5655.42Da; 測定された質量=5655.43Da
一般的手順(A):
A10C, A21G, B3E, B4C, B22E, B28E, desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B3E,B4C,desB27,B28E,desB30,ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5554.37Da; 測定された質量=5554.39Da
一般的手順(A):
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B1C,B28D,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.8分; 理論的質量=5654.47Da; 測定された質量=5654.48Da
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B2C,B3E,desB27,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,desB27,B28E,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5436.29Da; 測定された質量=5436.31Da
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,desB27,B28E,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.9分; 理論的質量=5407.3Da; 測定された質量=5407.33Da
一般的手順(A):
A10C,A21G,B3C,desB27,B28E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B3C,desB27,B28E,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.9分; 理論的質量=5406.32Da; 測定された質量=5406.33Da
一般的手順(A):
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.6分; 理論的質量=5734.52Da; 測定された質量=5734.52Da
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3A,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3R,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3D,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3Q,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3G,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3H,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3I,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3L,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3K,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3M,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3F,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3P,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3S,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3T,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3W,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3Y,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B2C,B3V,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3R,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3D,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3G,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3H,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3K,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3P,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3S,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B3Y,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A8H,A14E,A21C,B25H,B26C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.2分; 理論的質量=5621.42Da; 測定された質量=5621.44Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.1分; 理論的質量=5520.37Da; 測定された質量=5520.39Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B4C,B28D,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5683.42Da; 測定された質量=5684.46Da
一般的手順(A):
A10C,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.3分; 理論的質量=5655.44Da; 測定された質量=5655.46Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.2分; 理論的質量=5635.44Da; 測定された質量=5635.47Da
一般的手順(A):
A10C,B3C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.3分; 理論的質量=5669.46Da; 測定された質量=5669.49Da
一般的手順(A):
A21C,B10E,B25C,desB30ヒトインスリン
方法1: RT=18.4分
方法3: 平均質量、理論値=5641.5Da; 測定値=5642.6Da
一般的手順(A):
A8H,A21C,B10E,B25C,desB30ヒトインスリン
方法1: RT=17.4分
方法3: 平均質量、理論値=5677.6Da; 測定値=5677.1Da
一般的手順(A):
A8H,A21C,B25C,desB30ヒトインスリン
方法1: RT=15.6分
方法3: 平均質量、理論値=5685.6Da; 測定値=5684.8Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5534.39Da; 測定された質量=5534.41Da
一般的手順(A):
A10C,B3C,B25H,desB27,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28D,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B4C,B25H,desB27,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,desB1,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9分; 理論的質量=5474.35Da; 測定された質量=5474.37Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.1分; 理論的質量=5653.41Da; 測定された質量=5653.44Da
一般的手順(A):
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9分; 理論的質量=5629.44Da; 測定された質量=5629.46Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.4分; 理論的質量=5650.41Da; 測定された質量=5650.43Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=9.6分; 理論的質量=5602.41Da; 測定された質量=5602.43Da
一般的手順(A):
A10C,A21G,B4C,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A8H,A21C,B10E,B26C,desB30ヒトインスリン
方法1: RT=21.9分
方法3: 平均質量、理論値=5661.6Da; 測定値=5662.3Da
一般的手順(A):
A21C,B10E,B26C,desB30ヒトインスリン
方法1: RT=22.2分
一般的手順(A):
A8H,A21C,B26C,desB30ヒトインスリン
方法1: RT=19.5分
一般的手順(A):
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=8.6分; 理論的質量=5609.43Da; 測定された質量=5609.45Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30ヒトインスリン
一般的手順(A):
A10C,B4C,B28Dヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5784.47Da; 測定された質量=5784.49Da
一般的手順(A):
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30ヒトインスリン
方法2: RT=10分; 理論的質量=5544.4Da; 測定された質量=5544.43Da
本発明の選択されたインスリン類似体のインスリン受容体親和性:
インスリン受容体結合アッセイ(可溶化されたインスリン受容体上で)
ヒトインスリン受容体に対する本発明のインスリン類似体の親和性は、シンチレーション近接アッセイ(SPA)により決定された(Glendorf et al. (2008)、Biochemistry、47、4743〜4751頁に従って)。ヒトIR-AまたはIR-Bインサートを含有するpZemベクターで安定的にトランスフェクトされたベビーハムスター腎臓(BHK)細胞からコムギ胚芽凝集素精製により半精製された可溶化されたヒトIR(ホロ受容体)を使用して、Eppendorf epMotion 5075ロボット上の96ウェルプレート(ポリスチレンOptiplate-96、PerkinElmer)において競合結合実験は実施された。アッセイは、インスリン類似体とヒトインスリン標準を含有する酵母上清の希釈系列(8希釈、それぞれ5倍、最初の希釈43倍)を作製することにより開始された。結合緩衝液に再懸濁されたSPAビーズ(SPA PVT抗体結合ビーズ、抗マウス試薬カタログ番号RPNQ0017、GE Healthcare)、抗IRモノクローナルマウス抗体(83-7)、可溶化されたヒトIR(hIR-AまたはhIR-B)、および[125I]A14Tyr標識インスリンからなる試薬混合物は、適切な試料の希釈系列に添加された。[125I]A14Tyr標識インスリンの最終濃度は7.5pMで、緩衝液は、100mM HEPES(pH7.8)、100mM NaCl、10mM MgSO4、および0.025%(v/v) Tween 20からなっていた。プレートは室温で24時間穏やかに振盪しながらインキュベートされ、2000rpmで2分間遠心分離され、TopCount NXTにおいて3分間/ウェルで計数された。SPAからのデータは、4パラメータロジスティックモデル(Volund, A.、(1978)、Biometrics、34、357〜365頁)に従って解析され、インスリン類似体の親和性は、ヒトインスリンの親和性と比べて表された。
特異的抗体(F12または83-7)はモノクローナル技法:すなわち、RBFマウスはFCA中50μgの精製されたmIRを皮下に注射され、続いてFIA中20μgのmIRを2回注射により免疫化されて作製された。高応答マウスは25μgのmIRで静脈内に追加免疫され、その脾臓は3日後に収穫された。脾細胞は骨髄腫Fox細胞系統と融合された(Kohler, G & Milstein C. (1976), European J. Immunology, 6:511〜19頁; Taggart RT et al (1983), Science 219:1228〜30頁)。上清はmIR特異的ELISAにおいて抗体産生についてスクリーニングされた。陽性ウェルはクローン化され、ウェスタンブロッティングにおいて試験された。
十二指腸管腔酵素を使用するインスリン類似体の分解:
SPDラット由来の十二指腸管腔酵素(十二指腸管腔内容物の濾過により調製される)を使用するインスリン類似体の分解。
前記アッセイは、インスリン類似体および標準に16ウェルが利用可能な96ウェルプレート(2ml)においてロボット(Gilson liquid handling station)により実施された。インスリン類似体約15μMは、37℃で100mM Hepes、pH=7.4において十二指腸酵素と一緒にインキュベートされ、試料は1、15、30、60、120および240分後に採取され、反応はTFAの添加により急冷された。各時点での無傷のインスリン類似体の濃度はRP-HPLCにより決定された。分解半減期は、前記データの指数関数フィッティング(たとえば、単一指数関数的減衰、2パラメータ、Sigma Plotバージョン11、Systat Software)により決定され、各アッセイにおいて基準インスリンおよび/またはヒトインスリンについて決定された半減期に正規化された。結果は、ラット十二指腸におけるインスリン類似体についての分解半減期割る同一実験からの基準インスリンの分解半減期(相対的分解比率)として与えられる。
融点決定
示差走査熱量測定(DSC)
データ収集は、VP-DSC示差走査マイクロ熱量計(MicroCal、LLC、Northampton、MA)を使用して実施された。タンパク質スキャン(約200μMインスリン類似体)はすべて、スキャン速度1℃/分および過圧0.21MPaで10℃から110℃まで基準セルにおいて2mMリン酸緩衝液を用いて実施された。試料および基準はすべて使用する直前に脱気された。緩衝液-緩衝液基準スキャンは、濃度正規化に先立って、各試料スキャンから減算された。
細線維化傾向の測定
チオフラビンT(ThT)細線維化アッセイのための一般的手順
原理:
ペプチドの物理的安定性が低いと、アミロイド線維が形成される場合があり、この線維は試料中で整然とした糸状巨大分子構造として観察され、最終的にはゲルを形成する。これは従来、試料の目視検査により測定されてきた。しかし、そのような類の測定は非常に主観的であり、観察者に左右される。したがって、小分子指標プローブを適用するのがはるかに好ましい。チオフラビンT(ThT)はそのようなプローブであり、線維に結合するとはっきりした蛍光サインを有する(Naiki et al. Anal. Biochem. 177、244〜249頁、1989年; Le-Vine、Methods Enzymol. 309、274〜284頁、1999年)。線維形成の時間経過は以下の式を用いてS字状曲線により記述することができる(Nielsen at al. Biochemistry 40、6036〜6046頁、2001年)。
試料はそれぞれのアッセイ前に新たに調製された。各類似体は7mMリン酸ナトリウム、pH=7.4に溶解された。チオフラビンTは水中保存液から試料に最終濃度の1μMまで添加された。200μlの試料アリコートが96ウェルマイクロタイタープレート(Packard Optiplate(商標)-96、ホワイトポリスチレン)に置かれた。通常は、各試料の4つのレプリカ(1つの試験条件に対応する)がウェルの1つのカラムに入れられた。プレートはScotch Pad (Qiagen)で密封された。
所与の温度でのインキュベーション、振盪およびThT蛍光発光の測定は、Fluoroskan Ascent FLまたはVarioskan蛍光プレートリーダー(thermo Labsystems)において行われた。温度は37℃に調整された。オービタル振盪は提出されたデータすべてにおいて振幅1mmで960rpmに調整された。蛍光測定は、444nmフィルターを通じた励起を使用して行われ、発光の測定は485nmフィルターを通した。
測定データポイントはさらなる処理のためにMicrosoft Excelフォーマットに保存され、曲線描画およびフィッティングはGraphPad Prismを使用して実施された。細線維非存在下でのThTからのバックグラウンド発光は無視できた。データポイントは典型的には4つの試料の平均である。同一実験(つまり、同一プレート上の試料)で得られたデータのみが、異なるアッセイ間の比較ではなく1つのアッセイの個々の試料間の細線維化の相対的尺度を保証する同一グラフに示されている。
細線維化の傾向を図2に示す。
本発明のインスリン類似体の化学的安定性
インスリン類似体を2mMのリン酸塩、pH=7.5中で37℃において最大8時間インキュベート後、インスリン類似体の化学的安定性を評価する。高分子量生成物(HMWP)の形成を、SEC HPLC分析により、0、2、4および場合により8週後に決定した。SEC法の結果を、215nmにおける総吸光度の百分率の、37℃におけるHMWP形成と5℃の出発試料との差として示す。化学分解生成物を、RP HPLC分析により、0、2、4および場合により8週後に決定する。RP法の結果を、215nmにおける総吸光度の百分率の、37℃において観察された化学分解と5℃の出発試料との差として示す。
SEC-HPLC法:
溶媒:500mMのNaCl、10mMのNaH2PO4、5mMのH3PO4、50%(v/v)の2-プロパノール
流速:0.5ml/分
実行時間:30分
UV検出:215nm
カラム:WatersによるインスリンHMWPカラム 7.8×300mm
温度:50℃
RP-HPLC法:
溶媒A:0.09Mのリン酸緩衝液 pH3.6(リン酸水素二アンモニウム)、10%のMeCN(v/v)
溶媒B:80%のMeCN(v/v%)
流速:0.3ml/分
実行時間:33分
UV検出:215nm
カラム:Waters Acquity BEH130 C18 Column 1.7μm、150×2.1mm
温度:50℃
勾配:
本発明のインスリン類似体の疎水性:
インスリン類似体の疎水性は、均一濃度条件下で実行される逆相HPLCにより見出される。インスリン類似体の溶出時間は、ヒトインスリン(本明細書ではHIと称される)または同一条件下で既知の疎水性を有する別の類似体の溶出時間と比較される。疎水性、k'rel、はk'relderiv=((tderiv-t0)/(tref-t0))*k'relrefとして計算される。HIを基準として使用すれば、k'relref=k'relHI=1である。HPLCシステムのボイド時間、t0は、5μlの0.1mM NaNO3を注入することにより決定される。実行条件:
カラム: Lichrosorb RP-C18、5μm、4×250mm
緩衝液A: 0.1Mリン酸ナトリウム pH7.3、10vol% CH3CN
緩衝液B: 50vol% CH3CN
注入量: 5μl
実行時間: 最大60分
ラット薬物動態、静脈内ラットPK:
麻酔下ラットはインスリン類似体を様々な用量で静脈内(i.v.)に投与され、用いた化合物の血漿濃度は、投与後4時間またはそれよりも長い指定された間隔を空けて免疫アッセイまたは質量分析を使用して測定された。引き続いて、薬物動態パラメータがWinNonLin Professional (Pharsight Inc.、Mountain View、CA、USA)を使用して計算された。
血糖値低下効果、静脈内ラットPD:
オスの餌を与えたウィスター系ラット(250〜300g)を、プライミング投与量(時間=-35分)としてヒポノルム-ドルミカム(0.081mg/mlクエン酸フェンタニルおよび1.25mg/mlミダゾラム)2ml/kgを、試験物質投与に先立つ時間=-5分までに追加の1ml/kgを、その後45分ごとに1ml/kg(4回)を使用して麻酔した。
ラット薬物動態、小腸内注射に続くラットPK:
麻酔されたラットはインスリン類似体を小腸内に(空腸内に)投与される。用いられた化合物の血漿濃度ならびに血糖値の変化は、投与後4時間またはそれよりも長く指定された間隔を空けて測定される。それに続いて、薬物動態パラメータがWinNonLin Professional (Pharsight Inc.、Mountain View、CA、USA)を使用して計算される。
45% プロピレングリコール (Merck)
33% Capmul MCM C10 (Abitec)
11% ポロキサマー 407 (BASF)
11% ポリエチレングリコール 3350 Ultra (Fluka)
に従って処方される。
ヒトインスリンと比べた本発明のインスリン類似体の効力、静脈内定常状態クランプ
実験当日に体重238〜383gのオススプラーグドーリーオスラットが、クランプ実験のために使用される。ラットは制御された環境条件下で餌を自由に得ることができ、クランプ実験に先立って一晩断食される(午後3時から)。
ラットは、外科的処置に先立って少なくとも1週間動物施設において気候順応させる。クランプ実験のほぼ1週間前、Tygonカテーテルがハロセン麻酔下で頸静脈(注入のため)および頸動脈(血液採取のため)に挿入され、露出させ首の後部に固定される。ラットは手術後にストレプトシリン(Streptocilin) vet (Boehringer Ingelheim; 0.15ml/ラット、i.m.)を与えられ、回復期間中は動物管理室(25℃)に入れられる。無痛にするために、麻酔中はアノルフィン(Anorphin) (0.06mg/ラット、s.c.)が投与され、麻酔からの完全に回復後(2〜3時間)はリマダイル(Rimadyl) (1.5mg/kg、s.c.)が投与され、2日間は再び毎日1回投与される。
ラット脂肪細胞における脂質生合成
本発明のインスリンのインビトロ効力の尺度として、脂質生合成を使用することが可能である。
グアニジン塩酸塩の変性
余分のジスルフィド結合を含有する、選択されたインスリン類似体のグアニジン塩酸塩の変性は、アンフォールディングの自由エネルギーを決定するために、円偏光二色性(CD)分光法を続けることができる。タンパク質の変性において、遠UV領域(240〜218nm)における負のCDは徐々に縮小し、タンパク質のアンフォールディングに伴う規則正しい二次構造の喪失と一致する。ヒトインスリンの遠UV CDスペクトルは、タンパク質のアンフォールディングおよび自己会合の両方に感受性である(Holladayら、1977年、Biochim. Biophys.Acta 494、245〜254頁。;Melberg & Johnson、1990年、Biochim. Biophys.Acta 494、245〜254頁)。pH8におけるこれらの減少を区別するために、GuHClの滴定を、様々なタンパク質濃度、たとえば、3、37および250μMにおいて実施する。これらの濃度において、インスリン類似体は、主にモノマー、ダイマーおよびダイマーとより高度な凝集体との混合物として存在する。近UV領域(330〜250nm)におけるインスリンのCDスペクトルは、ジスルフィド結合の寄与によるチロシン発色団の環境を反映している(Morrisら、1968年、Biochim. Biophys. Acta. 160, 145〜155頁。;Woodら、1975年、Biochim. Biophys. Acta. 160、145〜155頁。;Strickland & Mercola、1976年、Biochemistry 15、3875〜3884頁)。変性剤濃度の関数としての近UV領域および遠UV領域の両方のモル楕円率における変化のプロットを作製する。アンフォールディングの自由エネルギーを、2種の状態モデルに適合させたこのようなインスリン変性曲線からあらかじめ計算した(Kaarsholm, N.C.ら、1993年、Biochemistry、32、10773〜8頁)。
Δε={(Δε°N+mN[GuHCl])+(Δε°U+mU[GuHCl])exp[-(ΔGH2O-m[GuHCl])/RT)}/{(l+exp[-(ΔGH2O-m[GuHCl])/RT]}
で示す(Santoro, M. M.、& Bolen, D. W. (1988年) Biochemistry 27、8063〜8068頁)。
グアニジン塩酸塩の変性
結晶化条件の例を下記に示すが、正確な条件は類似体が異なれば異なる可能性があり、最適条件は、多くの異なる条件をスクリーニングすることによって見出される。結晶は、シッティングドロップ蒸気拡散法(sitting drop vapor diffusion method)により、たとえば0.8MのK/Naの酒石酸塩、0.1MのTris pH8.5、0.5%のPEG MME 5000を含有するリザーバ溶液(reservoir solution)から得られる。データを、MarCCD検出器を装備した回転陽極(Rigaku、MicroMax-007HF)を用いて収集し、XDS(J Appl Crystallogr 26: 795〜800頁)により処理する。構造を、Molrep (J Appl Crystallogr 30: 1022〜1025頁)および探索モデルとしてインハウス構造(in house structure)を使用する分子置換により解明する。データの改良およびモデル構築を、プログラムのRefmac (Acta Crystallogr D 53: 240〜255頁)およびCoot(Acta Crystallogr D 60: 2126〜2132頁)を使用して実行する。
インスリンのサイズ排除クロマトグラフィー分析
カラム superose 12、10/300GL カラム GE healthcare社製
溶媒の流速 0.8ml/分 周囲温度において(22oC±1oC)。
ランニング緩衝液 140mMのNaCl、10mMのTris/HCl pH7.7
実行時間 30分
標準 HSA(MW 66,5kDa)、公知のサイズのインスリン類似体
検出 276nm
試料 中性PO4緩衝液中0.6mMのインスリン
注入量 50ul
インスリン類似体の保持時間を決定する。インスリン類似体の会合状態を、公知の会合特性のインスリン類似体と比較することによって決定する。(ダイマーを形成する傾向が最小である)モノマーである傾向が強化されたインスリン類似体を同定する。
近UV円偏光二色性
276nmにおける近UV-CD分光法を、異なる濃度(約1μMから約10mMの範囲の少なくとも5種の濃度)の所与のインスリン類似体に関して決定する。276nmにおけるモル楕円率の変化は、ダイマー界面の変化の指標である。公知のダイマー化特性を有するインスリン類似体との比較により、インスリン類似体のダイマー形成傾向を評価することが可能である。
Claims (15)
- 2つ以上のシステイン置換および、システインではないアミノ酸で置換された少なくとも1つのアミノ酸残基を有するインスリン類似体であって、ヒトインスリンの3つのジスルフィド結合が保持されており、システイン置換の部位は、導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にするように選ばれる、インスリン類似体。
- システイン置換の部位は、
(1)導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にし、
(2)前記ヒトインスリン類似体がヒトインスリンに付随する所望の生物活性を保持する
ように選ばれる、請求項1に記載されるインスリン類似体。 - システイン置換の部位は、
(1)導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にし、
(2)前記ヒトインスリン類似体が、ヒトインスリンに付随する所望の生物活性を保持し、
(3)前記ヒトインスリン類似体が、ヒトインスリンおよび/または親インスリンと比べて増加した物理的安定性を有する
ように選ばれる、請求項1または2に記載されるインスリン類似体。 - システイン置換の部位は、
(1)導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にし、
(2)前記ヒトインスリン類似体が、ヒトインスリンに付随する所望の生物活性を保持し、
(3)前記ヒトインスリン類似体が、タンパク質分解に対して安定化されるように選ばれる、請求項1から3のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。 - A鎖のA10位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB1、B2、B3およびB4からなる群から選択される位置におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、請求項1から4のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。
- A鎖のA10位におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、B鎖のB3およびB4からなる群から選択される位置におけるアミノ酸残基がシステインで置換されており、場合によりB30位のアミノ酸が欠失している、可能な範囲で、請求項1から5のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。
- 1つまたは複数の追加のジスルフィド結合がA鎖とB鎖の間で得られる、可能な範囲で、請求項1から6のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。
- A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B1C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B25A,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25A,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25H,B28E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25N,B27E,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B4C,B25N,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,desB1,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14H,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B3C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B25H,desB27,desB30,ヒトインスリン、
A10C,B4C,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B1C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B2C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、
A10C,A14E,B3C,B16H,B25H,desB30,ヒトインスリン、および
A10C,A14E,B4C,B16H,B25H,desB30ヒトインスリン
からなる群から選択される、可能な範囲で、請求項1から7のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。 - A10C,A21G,B1G,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B1G,B3E,B4C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B22E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3E,B4C,desB24,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3K,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B3Q,B4C,B28E,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,B4C,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1 ,B2C,B3E,B27E,B28K,desB29,desB30ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B2C,B3E,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B27E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B27E,B28K,desB29,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3E,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A21G,desB1,B3Q,B4C,B28E,desB30,ヒトインスリン
A10C,A22K,B3C,desB27,desB30,ヒトインスリン
A10C,B1C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B28D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3A,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3D,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3E,desB30,ヒトインスリン
A10C,B2C,B3F,desB30,ヒトインスリン
A10C,B4C,B28D,ヒトインスリン、および
A10C,B4C,B28D,desB30ヒトインスリン
からなる群から選択される、可能な範囲で、請求項1から8のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。 - インスリンを安定化するための方法であって、ヒトインスリンまたはdesB30ヒトインスリンの2つ以上のアミノ酸をシステイン残基で置換すること、および、少なくとも1つのアミノ酸残基をシステインではないアミノ酸で置換することを含み、
a.ヒトインスリンの3つのジスルフィド結合が保持されており、
b.システイン置換の部位は、導入されたシステイン残基が、折り畳まれたインスリン類似体の三次元構造内に位置し、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合の形成を可能にするように選ばれ、
それによって、ヒトインスリンには存在しない1つまたは複数の追加のジスルフィド結合を含むインスリン類似体を作製する、方法。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載されるインスリン類似体の生物学的活性量および薬剤的に許容される担体を含む医薬組成物。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載されるインスリン類似体または請求項11に記載される医薬組成物を対象に投与することを含む、対象における真性糖尿病を治療するための方法。
- 高血糖症、2型糖尿病、耐糖能障害および1型糖尿病の治療または予防における医薬品として使用するための、請求項1から9のいずれか一項に記載されるインスリン類似体。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載されるインスリン類似体をコードする核酸配列、その誘導体、その部分的配列、その縮重した配列または厳密な条件下でそれにハイブリダイズする配列。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載のインスリン類似体と、薬剤的に許容される物質および/または賦形剤とを混合するステップを含む、請求項11に記載の医薬組成物を調製する方法。
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