JP2013530624A - クロス・サブフレーム割当を用いた電力制御 - Google Patents

クロス・サブフレーム割当を用いた電力制御 Download PDF

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Abstract

方法は、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信することを含む。クロス・サブフレーム割当は、送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとしている。この方法はまた、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節することを含みうる。別の方法は、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信することを含む。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとする。この方法はまた、第2のTPCコマンドが適用されるべき、識別されたサブフレームをターゲットとするノミナル許可を、第1のサブフレームで受信することを含みうる。この方法はまた、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって送信電力を調節することを含みうる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年5月10日に出願された、ロング・ターム・イボリューション・アドバンスト(LTE−A)ネットワークにおけるクロス・サブフレーム割当を用いた電力制御のためのシステムおよび方法(SYSTEMS AND METHODS FOR POWER CONTROL WITH CROSS-SUBFRAME ASSIGNMENT IN LONG TERM EVOLUTION-ADVANCED (LTE-A) NETWORKS)、と題された米国仮特許出願61/333,059号に対する35U.S.C 119条(e)の利益を主張する。この開示は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示の態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、ロング・ターム・イボリューション・アドバンスト・ネットワークにおけるクロス・サブフレーム割当を用いた電力制御に関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクでは、基地局からの送信が、近隣の基地局からの、または、その他の無線ラジオ周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇しうる。アップリンクでは、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する別のUEのアップリンク送信からの、または、別の無線RF送信機からの干渉に遭遇しうる。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けると、UEが長距離無線通信ネットワークにアクセスすることや、短距離無線システムがコミュニティにおいて展開されることとともに、干渉および混雑したネットワークの可能性が高まる。
本開示のいくつかの態様によれば、無線ネットワークにおいて通信する方法であって、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信することを含む。クロス・サブフレーム割当は、送信電力制御(別名、例えば、送信機電力制御、伝送電力制御)(TPC)コマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとし、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。この方法はまた、第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節することを含みうる。第3のサブフレームは、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームでありうる。
本開示のいくつかの態様によれば、無線ネットワークにおいて通信する方法であって、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信することを含む。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとし、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。この方法はまた、第1のサブフレームでノミナル許可を受信することを含みうる。ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとし、ここで、識別されたサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。この方法はまた、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって送信電力を調節することを含みうる。
本開示のいくつかの態様によれば、無線通信のための装置は、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信する手段を含む。クロス・サブフレーム割当は、TPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとし、ここで、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。この装置はまた、第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節する手段をも含みうる。第3のサブフレームは、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームでありうる。
本開示のいくつかの態様によれば、無線通信のための装置は、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信する手段を含む。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとし、ここで、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。この装置はまた、第1のサブフレームでノミナル許可を受信する手段を含みうる。ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとし、ここで、識別されたサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。この装置はまた、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって送信電力を調節する手段を含みうる。
本開示のいくつかの態様によれば、無線通信のための装置は、メモリと、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するように構成される。クロス・サブフレーム割当は、TPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとし、ここで、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。少なくとも1つのプロセッサはまた、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するように構成される。
本開示のいくつかの態様によれば、無線通信のための装置は、メモリと、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するように構成される。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとし、ここで、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。少なくとも1つのプロセッサはまた、第1のサブフレームでノミナル許可を受信するように構成される。ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとし、ここで、識別されたサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。少なくとも1つのプロセッサはまた、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって送信電力を調節するように構成される。
本開示のいくつかの態様によれば、無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品は、記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するためのプログラム・コードを含む。クロス・サブフレーム割当は、TPCコマンドが適用されるべきである、第2のサブフレームをターゲットとし、ここで、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。このプログラム・コードはまた、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するためのプログラム・コードをも含む。
本開示のいくつかの態様によれば、無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品は、記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するためのプログラム・コードを含む。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべきである、第2のサブフレームをターゲットとし、ここで、第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。このプログラム・コードはまた、第1のサブフレームでノミナル許可を受信するためのプログラム・コードを含む。ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとし、ここで、識別されたサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。このプログラム・コードはまた、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって送信電力を調節するためのプログラム・コードを含む。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を概念的に例示する図である。 図3は、アップリンク通信における典型的なフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成された基地局/eノードBとUEとの設計を概念的に例示するブロック図である。 図5は、無線通信システムにおいて、送信電力を調節するための方法を例示するブロック図である。 図6は、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するための方法を例示するブロック図である。 図7は、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するように構成された典型的な装置を示す。 図8は、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するように構成された典型的な装置を示す。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、テレコミュニケーション・インダストリ・アソシエーション(TIA)のcdma2000(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を含んでいる。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術およびE−UTRA技術は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートシップ計画」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のみならず、前述された無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のためにも使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEまたはLTE−A(代わりにこれらはともに“LTE/−A”と称される)について記載されており、このようなLTE−A用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、クロス・サブフレーム割当を用いた電力制御が実施されうるLTE−Aネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eノードB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含む。eノードBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeノードB110は、特定の地理的エリアのために通信有効範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeノードBおよび/またはeノードBサブシステムからなるこの特定の地理的有効通信範囲エリアを称しうる。
eノードBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、一般に、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、一般に、比較的小さな地理的エリアをカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルもまた一般に、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)、住宅内のユーザのためのUE等による無制限のアクセスを提供しうる。マクロ・セルのためのeノードBは、マクロeノードBと称されうる。ピコ・セルのためのeノードBは、ピコeノードBと称されうる。さらに、フェムト・セルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBと称されうる。図1に示す例では、eノードB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeノードBでありうる。eノードB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeノードBでありうる。さらに、eノードB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1または複数(例えば2,3,4個等)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eノードB、UE等)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeノードB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeノードB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等のような異なるタイプのeノードBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeノードBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeノードB、フェムトeノードB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、eノードBは、類似のフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。非同期動作の場合、eノードBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的に揃わない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作あるいは非同期動作の何れかのために使用されうる。
1つの態様では、無線ネットワーク100は、周波数分割デュプレクス(FDD)動作モードまたは時分割デュプレクス(TDD)動作モードをサポートしうる。ここに記載された技術は、FDD動作モードまたはTDD動作モードのために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eノードB110のセットに接続しており、これらeノードB110のための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信しうる。eノードB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線バックホールまたは有線バックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたって、複数のUE120(例えば、UE120x、UE120y)が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、スマート・フォン、タブレット、ネットブック、スマート・ブック等でありうる。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等と通信することができうる。図1では、2つの矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeノードBであるサービス提供eノードBとの間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ区分されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,15,または20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,または16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDD構造を示す。このようなフレーム構造は、電力制御クロス・サブフレーム割当を含みうる。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図2に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、例えば、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2において見られるように、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHおよびPHICHもまた、図2に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中央の1.08MHzでPSS、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。制御チャネルのために使用されるシンボルについて、各シンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素が、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ均等に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
図3は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なFDDおよびTDD(特別ではないサブフレームのみの)サブフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。これらのアップリンク送信のための電力制御は、クロス・サブフレーム割当に基づきうる。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図3における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクション内に、連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eノードBへ制御情報を送信するために、制御セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図3に示すように、周波数を越えてホップしうる。1つの態様によれば、緩和された単一キャリア動作において、ULリソースで並列なチャネルが送信されうる。例えば、制御およびデータ・チャネル、並列制御チャネル、および並列データ・チャネルが、UEによって送信されうる。
PSS、SSS、CRS(セル特有の基準信号)、PBCH、PUCCH、PUSCH、および、LTE/−Aで使用されるその他のこのような信号およびチャネルは、公的に利用可能な、「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記述されている。
図4は、図1における基地局/eノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eノードB110とUE120との設計のブロック図を示す。例えば、基地局110は、図1におけるマクロeノードB110cでありうる。そして、UE120は、UE120yでありうる。基地局110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。基地局110は、アンテナ434a乃至434tを備え、UE120は、アンテナ452a乃至452rを備えうる。基地局110は、UE120のために電力制御コマンドを提供しうる。
基地局110では、送信プロセッサ420が、データ・ソース412からデータを、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ420は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ420はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能であれば、基準シンボル、制御シンボル、および/または、データ・シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)432a乃至432tに提供しうる。おのおのの変調器432は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器432はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器432a乃至432tからのダウンリンク信号は、アンテナ434a乃至434tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ452a乃至452rが、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)454a乃至454rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器454は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器454はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a乃至454rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データ・ソース462から(例えばPUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ480から(例えばPUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ464はさらに、基準信号のための基準シンボルをも生成しうる。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器454a乃至454rによって処理され、基地局110へ送信されうる。基地局110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器436によって検出され、さらに、受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得されうる。プロセッサ438は、復号されたデータをデータ・シンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440へ提供しうる。基地局110は、例えばX2インタフェース441を介して、他の基地局へメッセージを送信しうる。
コントローラ/プロセッサ440,480は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ440および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のためのさまざまな処理の実行または実行の指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ480および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、図5に例示された機能ブロック、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または実行の指示を行いうる。メモリ442,482は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
LTEシステムおよびLTEアドバンスト・システムでは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のためのTPCコマンドが、アップリンク(UL)許可の一部として受信されうる。TPCコマンドは、次の送信のためにどのようにして送信電力を調節するのかをユーザ機器(UE)に対して示す2ビットでありうる。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のためのTPCコマンドは、ダウンリンク(DL)許可の一部として受信されうる。さらに、PDCCHとのPUSCHにおける電力を制御するために、グループ電力制御許可が、フォーマット3/3Aメッセージで、UEによって受信されうる。TPCコマンドが、周波数分割デュプレクス・システムにおいてサブフレームnで受信された場合、サブフレームn+4において、PUSCHおよび/またはPUCCHに対して電力制御が適用されうる。
クロス・サブフレーム割当は、サブフレームnにおいて受信される許可であるが、後のサブフレーム(例えば、サブフレームn+m、ここでm>0)において、データ・チャネルを復号するために使用される。サブフレームnで受信されたダウンリンク(DL)許可は、サブフレームn+m、ここでm>0、における物理データ共有チャネル(PDSCH)復号のために使用されうる。サブフレームnで受信されたアップリンク(UL)許可は、サブフレームn+m+4、ここでm>0、における物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信のために使用されうる。したがって、クロス・フレーム割当がある場合、UEがTPCコマンドに対して応答するための電力制御挙動を指定する必要がありうる。例えば、クロス・サブフレーム割当シナリオでは、クロス・フレーム割当で伝送されたTPCコマンドをUEがいつ適用しなければならないのかを決定する必要がありうる。さらに、複数のダウンリンク許可がある場合、UEがどのようにしてTPCコマンドを適用すべきであるかを決定する必要がありうる。
いくつかの態様では、TPCコマンドは、UEがTPCコマンドを受信するサブフレームからの固定オフセットであるサブフレームにおいて適用されうる。したがって、サブフレームnにおいて受信されたTPCコマンドは、クロス・サブフレーム割当によってターゲットされているサブフレームに関わらず、サブフレームn+4において、UEによって適用されうる。例えば、UEは、サブフレーム0をターゲットとするノミナル許可を受信し、UEは、サブフレーム2をターゲットとするクロス・サブフレーム許可を受信する。この場合、サブフレーム2をターゲットとするクロス・サブフレーム許可と、ノミナル許可との両方が、サブフレーム0において受信されるが、TPCコマンドは、サブフレーム4において適用される。
いくつかの態様では、UEがTPCコマンドを受信するサブフレームからの固定オフセットにTPCコマンドを適用するのではなく、HARQインタレースに基づいてTPCコマンドが適用されうる。例えば、HARQインタレースは、別のパケットの送信と、これら送信のアクノレッジメント(例えば、ACK、NACK)との間のタイミング関係を含みうる。クロス・サブフレーム割当のペイロードは、例えば復号サブフレームおよびHARQサブフレームのように、独立したサブフレームをターゲットとしうる。いくつかの態様では、クロス・サブフレーム割当で受信されたTPCコマンドは、サブフレームn+4において、または、サブフレームn+4の後、同じHARQインタレースの最初の発生に適用される。HARQインデクスが、サブフレーム4、または、その後の数サブフレームをターゲットとしている場合、UEは、受信されたHARQインデクス・サブフレーム+4に対応するサブフレームにTPCコマンドを適用する。HARQインデクスが、クロス・サブフレーム割当後、4フレームより多いサブフレームをターゲットとしている場合、TPCコマンドは、HARQインデクスに対応するサブフレームへ適用される。
いくつかの態様では、UEがTPCコマンドを受信するサブフレームからの固定オフセットにTPCコマンドを適用するのではなく、クロス・サブフレームがターゲットとされるサブフレームからの固定オフセットにおけるサブフレームにTPCコマンドが適用されうる。例えば、UEがサブフレームnにおいてTPCコマンドを受信した場合、UEは、サブフレームn+k+4において送信電力コマンドを適用する。ここで、n+kは、クロス・サブフレーム割当がターゲットとされるサブフレームである。
複数のダウンリンク許可が発生した場合、どのようにしてUEがTPCコマンドを適用すべきかも考慮される。UEは、同じサブフレームで、複数のダウンリンク許可またはアップリンク許可を受信しうる。いくつかの許可は偽ったアラームでありうるが、その他の許可は、クロス・サブフレーム許可でありうるので、結果として、同じサブフレームにおいてTPCコマンドが過負荷となる。例えば、eノードBは、クロス・サブフレーム許可とノミナル許可との両方をUEへ送信しうる。
いくつかの態様では、複数のダウンリンク許可またはアップリンク許可が同じサブフレームで受信された場合、すべての許可(通常の(すなわち、ノミナルの)非クロス・サブフレーム許可またはクロス・サブフレーム許可)が、同じサブフレームをターゲットとされうる。この過負荷のTPCコマンド・シナリオでは、すべての許可が、同じサブフレームをターゲットとした場合、UEは、受信した複数の許可のうちの1つから、TPCビットを選択しうる。例えば、1つの態様では、UEは、直近に受信した許可から、または、非クロス・サブフレーム割当許可から、TPCビットを選択しうる。別の態様では、UEは、複数の許可の間に受信されたTPCコマンドの組み合わせを適用しうる。例えば、UEは、TPCコマンドを総和し、この総和に基づいて、電力レベルを調節しうる。別の例では、UEは、複数の許可の間に受信されたTPCコマンドから、最小の調節を適用しうる。さらなる例では、UEは、複数の許可の間に受信されたTPCコマンドから、最大の調節を適用しうる。
いくつかの態様では、同じサブフレームで複数のダウンリンク許可またはアップリンク許可が受信された場合、いくつかの許可が、第1のサブフレームのためにターゲットとされ、その他の許可が、第2のサブフレームのためにターゲットとされうる。例えば、UEは、サブフレームnのためにターゲットとされた第1の許可と、サブフレームmのためにターゲットとされた第2の許可とを受信しうる。ここでnは、mに等しくない。この過負荷のTPCコマンド・シナリオでは、UEは、受信した複数の許可のうちの1つから、TPCビットを選択しうる。例えば、1つの態様では、UEは、直近に受信した許可から、または、非クロス・サブフレーム割当許可から、TPCビットを選択しうる。別の態様では、UEは、複数の許可の間に受信されたTPCコマンドの組み合わせを適用しうる。例えば、UEは、TPCコマンドを総和し、この総和に基づいて、電力レベルを調節しうる。別の例では、UEは、複数の許可の間に受信されたTPCコマンドから、最小の調節を適用しうる。さらなる例では、UEは、複数の許可の間に受信されたTPCコマンドから最大の調節を適用しうる。さらに別の態様では、UEは、アップリンク許可および/またはダウンリンク許可のためにTPCビットを適用すべき場合を決定するために、HARQインデクス情報を使用しうる。例えば、UEは、許可がターゲットとされるHARQインデクスに基づいて、1つの許可からのTPCコマンドを適用しうる。
図5は、無線通信システムにおいて、送信電力を調節するための方法を例示するブロック図である。処理500は、ブロック510において始まり、ここでは、クロス・サブフレーム割当が、第1のサブフレームで受信される。クロス・サブフレーム割当は、TPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとする。第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。ブロック512では、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力が調節される。
1つの構成では、第1のサブフレームにおいてクロス・サブフレーム割当を受信する手段を含むUE120が、無線通信のために構成される。1つの態様では、受信する手段は、受信する手段の機能を実行するように構成されたアンテナ452a−r、復調器454a−r、受信プロセッサ458、コントローラ/プロセッサ480、および/またはメモリ482でありうる。UE120はまた、送信電力を調節する手段をも含むように構成される。1つの態様では、調節する手段は、調節する手段の機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ480およびメモリ482でありうる。別の態様では、前述の手段は、前述の手段の機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
図6は、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するための処理600を例示するブロック図である。ブロック610では、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当が受信される。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべきである第2のサブフレームをターゲットとする。第2のサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。ブロック612では、ノミナル許可が、第1のサブフレームで受信される。ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべき、識別されたサブフレームをターゲットとする。識別されたサブフレームは、第1のサブフレームとは異なる。ブロック614では、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって、送信電力が調節される。
1つの構成では、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信する手段を含むUE120が、無線通信のために構成される。1つの態様では、受信する手段は、受信する手段の機能を実行するように構成されたアンテナ452a−r、復調器454a−r、受信プロセッサ458、コントローラ/プロセッサ480、および/またはメモリ482でありうる。UE120はまた、第1のサブフレームでノミナル許可を受信する手段をも含むように構成される。1つの態様では、受信する手段は、ノミナル許可を受信する手段の機能を実行するように構成されたアンテナ452a−r、復調器454a−r、受信プロセッサ458、コントローラ/プロセッサ480、および/またはメモリ482でありうる。UE120はまた、送信電力を調節する手段をも含むように構成される。1つの態様では、調節する手段は、調節する手段の機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ480およびメモリ482でありうる。別の態様では、前述の手段は、前述の手段の機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
図7は、例えば図4のUE120のような、UEのための装置700の設計を示す。装置700は、第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するためのモジュール710を含む。クロス・サブフレーム割当は、TPCコマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする。この装置はまた、第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するようにユーザ機器(UE)を設定するためのモジュール720を含む。図7におけるモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子部品、論理回路、メモリ、ソフトウェア・コード、ファームウェア・コード等、またはこれらの任意の組み合わせを含みうる。
図8は、例えば、図4のUE120のような、UEのための装置800の設計を示す。装置800は、第1のサブフレームにおいて、クロス・サブフレーム割当を受信するためのモジュール810を含む。クロス・サブフレーム割当は、第1のTPCコマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする。この装置はまた、第1のサブフレームでノミナル許可を受信するようにユーザ機器(UE)を設定するためのモジュール820を含む。ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとする。この装置はまた、第2のサブフレームまたは識別されたサブフレーム中、第1のTPCコマンド、第2のTPCコマンド、または、第1のTPCコマンドと第2のTPCコマンドとの機能にしたがって送信電力を調節するためのモジュール830を含む。図8におけるモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子部品、論理回路、メモリ、ソフトウェア・コード、ファームウェア・コード等、またはこれらの任意の組み合わせを含みうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来方式のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、あるいは当該技術で周知のその他任意の形態の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようにディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、Blu−rayディスク(disc)を含む。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の前述した記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本発明の態様にしたがった請求項の機能、ステップ、および/または動作は、いかなる特定の順序によっても実行される必要はない。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (18)

  1. 無線ネットワークにおける通信のための方法であって、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信することと、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、前記TPCコマンドにしたがって送信電力を調節することと、
    を備える方法。
  2. 前記第3のサブフレームは、前記第2のサブフレームと同じである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3のサブフレームは、前記第1のサブフレームに関連付けられたハイブリッド自動反復要求(HARQ)インタレースと同時に現れる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第3のサブフレームは、前記第2のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームに現れる、請求項1に記載の方法。
  5. 無線ネットワークにおける通信のための方法であって、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信することと、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、第1の送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレームでノミナル許可を受信することと、ここで、前記ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとする、前記識別されたサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第2のサブフレームおよび前記識別されたサブフレームのうちの1つのサブフレーム中、前記第1のTPCコマンド、前記第2のTPCコマンド、および、前記第1のTPCコマンドと前記第2のTPCコマンドとの機能、のうちの1つにしたがって、前記送信電力を調節することと、
    を備える方法。
  6. 前記識別されたサブフレームは、前記第2のサブフレームを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記識別されたサブフレームは、前記第2のサブフレームとは異なる第3のサブフレームを備え、
    前記第3のサブフレームは、前記第1のTPCコマンドおよび前記第2のTPCコマンドのうちの1つによってターゲットとされたハイブリッド自動反復要求(HARQ)インタレースと同時に現れる、請求項5に記載の方法。
  8. 無線通信のための装置であって、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信する手段と、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、前記TPCコマンドにしたがって送信電力を調節する手段と、
    を備える装置。
  9. 無線通信のための装置であって、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信する手段と、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、第1の送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレームでノミナル許可を受信する手段と、ここで、前記ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとする、前記識別されたサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第2のサブフレームおよび前記識別されたサブフレームのうちの1つのサブフレーム中、前記第1のTPCコマンド、前記第2のTPCコマンド、および、前記第1のTPCコマンドと前記第2のTPCコマンドとの機能、のうちの1つにしたがって、前記送信電力を調節する手段と、
    を備える装置。
  10. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信し、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、前記TPCコマンドにしたがって送信電力を調節する
    ように構成された、装置。
  11. 前記第3のサブフレームは、前記第2のサブフレームと同じである、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第3のサブフレームは、前記第1のサブフレームに関連付けられたハイブリッド自動反復要求(HARQ)インタレースと同時に現れる、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第3のサブフレームは、前記第2のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームに現れる、請求項10に記載の装置。
  14. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信し、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、第1の送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレームでノミナル許可を受信し、ここで、前記ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとする、前記識別されたサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第2のサブフレームおよび前記識別されたサブフレームのうちの1つのサブフレーム中、前記第1のTPCコマンド、前記第2のTPCコマンド、および、前記第1のTPCコマンドと前記第2のTPCコマンドとの機能、のうちの1つにしたがって、前記送信電力を調節する、
    ように構成された、装置。
  15. 前記識別されたサブフレームは、前記第2のサブフレームを備える、請求項14に記載の装置。
  16. 前記識別されたサブフレームは、前記第2のサブフレームと異なる第3のサブフレームを備え、
    前記第3のサブフレームは、前記第1のTPCコマンドおよび前記第2のTPCコマンドのうちの1つによってターゲットとされたハイブリッド自動反復要求(HARQ)インタレースと同時に現れる、請求項14に記載の装置。
  17. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記プログラム・コードは、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するためのプログラム・コードと、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレーム後の、予め定義された番号のサブフレームである第3のサブフレーム中、前記TPCコマンドにしたがって送信電力を調節するためのプログラム・コードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  18. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録されたプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記プログラム・コードは、
    第1のサブフレームでクロス・サブフレーム割当を受信するためのプログラム・コードと、ここで、前記クロス・サブフレーム割当は、第1の送信電力制御(TPC)コマンドが適用されるべき第2のサブフレームをターゲットとする、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第1のサブフレームでノミナル許可を受信するためのプログラム・コードと、ここで、前記ノミナル許可は、第2のTPCコマンドが適用されるべきである、識別されたサブフレームをターゲットとする、前記識別されたサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、
    前記第2のサブフレームおよび前記識別されたサブフレームのうちの1つのサブフレーム中、前記第1のTPCコマンド、前記第2のTPCコマンド、および、前記第1のTPCコマンドと前記第2のTPCコマンドとの機能、のうちの1つにしたがって、前記送信電力を調節するためのプログラム・コードと、
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
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