JP2013530025A - 吸収性物品の外側表面の粘着性を評価する方法 - Google Patents

吸収性物品の外側表面の粘着性を評価する方法 Download PDF

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Abstract

吸収性物品の外側表面の接着性を評価する方法は、(i)吸収性物品を静的な水平表面上に提供する工程であって、吸収性物品は静的な水平表面の反対側を向く外側表面を有する、工程と、(ii)接着剤基材を、吸収性物品の外側表面に取り付ける工程と、(iii)接着剤基材の端部を把持する工程と、(iv)接着剤基材の端部を、静的な水平表面から離れる方向に持ち上げる工程とを含む。

Description

本発明は、吸収性物品の外側表面の粘着性の評価、具体的には女性用衛生物品のトップシートの粘着性を評価する方法に関連する。
女性用衛生物品などの吸収性物品は消費者にとって重要である。特に、吸収性物品の着用中の快適性は重要である。着用者にとって吸収性物品の着用が快適であるかどうかには、粘着性、再湿潤性能、柔軟性など、多くの要因が影響し得る。現在の多くの吸収性材料は、熱可塑性フィルム材料、合成繊維性材料など、合成プラスチック材料から構成されるトップシート材料で作れる。これらのトップシート材料は典型的に、快適性の様々な態様に関し、様々なトレードオフを有する。
粘着性は、吸収性物品の着用に関する全体的な快適性に関して重要な要因であるが、粘着性は多くの場合において評価が難しいことがある。着用中の吸収性物品の粘着性に関し、着用中において、どのような種類のトップシート材料が、他の種類のトップシート材料よりも、粘着性の低い傾向にあるかを予測することは困難であり得る。
したがって、着用中の吸収性物品の粘着性に関する指標を提供する、吸収性物品の外側表面の粘着性を評価するための方法を開発することが所望される。
吸収性物品の外側表面の接着性を評価する方法は、(i)吸収性物品を静的な水平表面上に提供する工程であって、吸収性物品は静的な水平表面の反対側を向く外側表面を有する、工程と、(ii)接着剤基材を、吸収性物品の外側表面に取り付ける工程と、(iii)接着剤基材の端部を把持する工程と、(iv)接着剤基材の端部を、静的な水平表面から離れる方向に持ち上げる工程とを含む。接着剤基材が吸収性物品の外側表面から部分的に又は全体的に剥がれる場合、これは、使用中の物品の着用者にとって外側表面の粘着性が、接着剤基材の端部を静的な表面から離すようにして持ち上げる際に、接着剤基材は、吸収性物品の外側表面から、剥がれないか、又は最小限で剥がれる吸収性物品と比較して、より少なく感じられることの指標を提供する。本発明はしたがって、外側表面、特に吸収性物品のトップシートの粘着性を評価するための、効率的な定性的方法を提供する。
2つの吸収性物品の比較粘着性を評価するための、本発明の方法の実施形態の斜視図。 トップシート、バックシート及び吸収性コアを含む、吸収性物品の平面図。 本発明の方法において使用される吸収性物品のトップシートの顕微鏡写真。 本発明の方法において使用される吸収性物品のトップシートの一部の斜視図。 本発明の方法において使用される吸収性物品のトップシートの一部の断面図。
本明細書で使用するとき、用語「吸収性物品」は排泄物、主に経血及び/又は尿を吸収し封じ込めるデバイスを意味する。用語「使い捨て」は、本明細書において、一回の使用後、洗濯する、ないしは別の方法で吸収性物品として修復する又は再利用することを意図しない、吸収性物品を記述するために使用される。吸収性物品の実施例には、生理用ナプキン、パンティーライナー、陰唇間デバイス、痔用パッド、拭き取り用品、タンポン等などの女性用衛生衣類が挙げられる。
使い捨て吸収性物品、及びそれらのトップシート、バックシート、吸収性コアを包含する構成要素、並びにこれら構成要素のあらゆる個々の層は、身体面と衣類面とを有する。本明細書で使用するとき、「身体面」とは、着用者の身体に向けて又は身体に隣接して着用されることを意図する物品又は構成要素の表面を意味し、「衣類面」はその反対側であり、使い捨て吸収性物品が着用されたときに、着用者の下着に向けて又は下着に隣接して着用されることを意図する。
吸収性物品の粘着性を評価するための本発明の方法は、テーブル又は机などの、静的な水平表面上に吸収性物品を提供する工程を含む。吸収性物品自体がその表面上に静的に位置することができる限り、表面は絶対的に静的であるか、又は絶対的に水平である必要はない。吸収性物品のトップシートを含む上部外側表面などの、吸収性物品の外側表面は、静的な水平表面と反対側を向く。本発明の方法のために好適な吸収性物品が、以降に記載される。
本方法は更に、接着剤基材を、吸収性物品の外側表面に取り付ける工程を含む。本発明の方法に好適な吸収性物品が、以降に記載される。接着剤基材の接着剤面を、吸収性物品の外側表面に対して配置する、及び/又は押し付けることによって、接着剤基材が外側表面に取り付けられる。
本方法は更に、接着剤基材の端部を把持する工程を含む。接着剤基材の端部は、手で又は機械によって把持することができる。本発明の方法は、特に別の吸収性物品との比較において、吸収性物品の外側表面の粘着性の定性的評価を提供することを意図し、したがって接着剤基材は、手で把持されることが好ましい。しかしながら、端部が機械(例えば、INSTRON剥離試験機)によって把持される場合、吸収性物品の外側表面の粘着性を更に評価するために、吸収性物品の外側表面と、接着剤面との間の剥離強度に対する定量的な測定が可能であり得る。
本方法は、好ましくは静的に水平な表面とほぼ垂直な方向において、接着剤基材の端部を、静的な垂直表面から離れる方向に持ち上げる工程を更に含む。評価される吸収性物品の外側表面の粘着性によって、接着剤テープの端部を持ち上げることはまた、吸収性物品自体を、静的な水平表面から持ち上げる結果となり得る。吸収性物品が、より低い粘着性を有する外側表面を有する場合、接着剤基材は、接着剤基材の端部を、静的な水平表面から離して持ち上げる際に、吸収性物品の外側表面から剥がれる。
本方法は任意により、2つ以上の吸収性物品を提供する工程と、接着剤基材を、各吸収性物品の外側表面上に貼り付ける工程と、各接着剤基材の端部を把持する工程と、好ましくは同時的に(すなわち、同じタイミングで)端部を、静的な水平表面から離れる方向に持ち上げる工程を更に含んでもよい。各吸収性物品の外側表面に取り付けられる接着剤基材は、同じであることが好ましい。本発明の方法のこの態様は、吸収性物品の外側表面の粘着性の、より直接的な比較を促進する。
本発明の方法は粘着性の定性的評価を提供するので、相対的な粘着性を評価するための同じ接着剤基材を有する、横並びの2つ以上の吸収性物品を試験することが有益である。比較方法において、2つ以上の吸収性物品を試験して相対的定性的接着性を評価する際、本発明の方法で使用される吸収性物品は、同様の重量を有することが好ましい。
図1は、第1吸収性物品20及び第2吸収性物品30の接着性の評価方法を例示する。吸収性物品20、30は生理用ナプキンである。各吸収性物品20、30は、テーブル面である、静的な水平表面10上に配置される。第1吸収性物品20は、不織布トップシートであるトップシートを含む。第2吸収性物品30は、以降に記載される好ましいトップシートを含み、これは、複数の別個の延長要素を含む熱可塑性フィルムであり、別個の延長要素は、ほぼ柱状の形状、及び約0.6の平均アスペクト比を有する(図3に図示される)。接着剤テープの第1ロール45、及び接着剤テープの第2ロール55が提供され、各ロールは同じ接着剤テープを含む。接着剤テープの第1ロール45の接着剤テープ40が巻き出されて、第1吸収性物品20の外側表面25に取り付けられる。接着剤テープ55の第2ロールの接着剤テープ50が巻き出されて、第2吸収性物品30の外側表面35に取り付けられる。各外側表面に適用される接着剤テープの量は、各吸収性物品のおよそ1.7cm幅×2/3長さである。第1吸収性物品20に取り付けられた接着剤テープ40の端部60、及び第2吸収性物品30に取り付けられた接着剤テープ50の端部70が手で把持される。端部60、70は、静的な水平表面10とほぼ垂直な方向で同時に持ち上げられる。第2吸収性物品30の外側表面35に取り付けられた接着剤テープ50は、外側表面35から完全に剥がれ、第1吸収性物品20の外側表面25に取り付けられた接着剤テープ40は、外側表面25から最小限にわずかに剥がれただけであった。比較評価は、第2吸収性物品30の外側表面35が、第1吸収性物品20の外側表面25と比較して、より低い粘着性を有することを示す。
吸収性物品
一般的に、本発明の方法に提供される吸収性物品は、外側表面、特に上部外側表面及び下部外側表面を有する。上部外側表面は、トップシート材料を含み、下部外側表面は典型的にはバックシート材料を含む。吸収性コア材料は、典型的にはトップシート材料とバックシート材料との間に配置される。したがって、吸収性物品は、トップシート材料、バックシート材料、及びその間に配置される吸収性コア材料を含む場合がある。
バックシート及びトップシートは典型的に、吸収性コアの衣類面及び身体面にそれぞれ隣接するように位置付けられる。吸収性コアは、当該技術分野において周知の取り付け手段などの任意の方法によってトップシート、バックシート、又は双方に接合することが可能である。しかしながら、本発明の実施形態は、吸収性コア全体の一部が、トップシート、バックシート、又はその両方に取り付けられていない場合も想定する。
図2は、吸収性物品80を示しており、この吸収性物品80は、トップシート90を含む身体に向く面85と、トップシート90に接合される液体不透過性バックシート95と、吸収性コア100とを有する生理用ナプキン又はパンティーライナーであってもよい。吸収性物品80は長手方向軸Lを有しており、ナプキンで一般的に見られる追加的特徴部(当該技術分野において既知の「ウィング」又は「フラップ」(図示せず)など)、及び/又は吸収性コア100への流体輸送を促進するための流体獲得層を備えていてよい。同様に、吸収性物品のトップシートは当該技術分野において既知の様々な任意の特徴を有することができる。例えば、トップシート90はエンボス加工された通路を内部に有して流体の流れを導くことができ、通路を通って開口を有し、流体獲得を支援することができる。
トップシートは、着用者の皮膚及び体毛に順応して、ソフトな感触であり、かつ刺激がないのが好ましい。更にトップシートは、液体透過性であり、液体(例えば、経血及び/又は尿)がその厚みを通して容易に浸透可能なものである。好適なトップシートは、織布材料及び不織布材料(例えば、繊維の不織布ウェブ)、孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルム等の高分子材料、多孔質発泡体、網状発泡体、網状熱可塑性フィルム、並びに熱可塑性スクリム等の広範囲の材料から製造されてよい。好適な織布及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木質繊維若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、若しくはポリエチレン繊維などのポリマー繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組み合わせからなるものでよい。トップシートが、不織布ウェブを含む場合、ウェブは、多くの既知の手法により製造され得る。例えば、ウェブが、スパンボンドされるか、毛羽立てられるか、湿式載置されるか、メルトブローされるか、水流交絡されるか、上記の組み合わせ等を施されてもよい。
より低い粘着性を呈する外側表面を有する吸収性物品を提供するために、吸収性物品は好ましくは複数の別個の延長要素を含むトップシートを含む。このような好ましいトップシート材料は、米国特許第7,402,723号、又は同第7,521,588号に詳細に記載される。このようなトップシートの別個の延長要素は、典型的にはほぼ柱状の形状、及び少なくとも約0.2のアスペクト比を有する。
好ましいトップシートの顕微鏡写真が、図3に示される。
図4は、複数の別個の延長要素124を含む、好ましいトップシート118を示す。別個の延長要素124は、概して第1の表面上にウェブの突出延長部として形成される。エンボス加工したウェブ118上の別個の延長要素124の数、大きさ、及び分布は、所望の粘着性、柔軟な感触、視覚的効果、及び他の消費者に関する特性に基づいて事前に決定することができる。一般的に、別個の延長要素124は、エンボス加工したウェブ118の一方の表面のみから突出し、下部の吸収性コアから離れ、吸収性物品の着用者の皮膚に向かって突出する。したがって、エンボス加工ウェブ118が、使い捨て吸収性物品のトップシートとして使用されるとき、エンボス加工ウェブ118は、別個の延長要素124が極めて柔らかい印象のために皮膚接触するように向けることができる。更に、延長要素の遠位端126は、遠位端126の平面内に、より小さい表面積を提供し、これはより粘着性の低いトップシートを生じ得る。更に、閉じた遠位端126を有する別個の延長要素124により、再湿潤は減少し、すなわち、トップシートの開口から下部の吸収層に最初に通過した後にトップシートの表面に再導入される流体の量は減少することができる(マクロ開口などの開口が本明細書の図に示されていないことに留意されたい)。
図5は、好ましいトップシート118の一部の断面図である。図5に示されるように、別個の延長要素124は、トップシート118の第1表面128から突出するものとして記載され得る。したがって、別個の延長要素124は、材料130のウェブと一体であり、ウェブ130の恒久的な局部塑性変形によって形成され得る。別個の延長要素24は、開口近位端134と、閉口遠位端又は開口遠位端126とを画定する側壁132を有すると表現することができる。別個の延長要素124はそれぞれ、隣り合った延長要素間の最小振幅Aminから、閉口遠位端又は開口遠位端126での最大振幅Amaxまで測定される高さhを有する。別個の延長要素は直径dを有し、これは、略円筒状構造の場合、横方向断面の外径である。「横方向」とは、第1の面28の平面と略平行であることを意味する。不均一な横方向断面を有する略円柱状の別個の延長要素、及び/又は非円筒状構造の別個の延長要素の場合、直径dは、図5に示されるように別個の延長要素の高さhの2分の1での平均横方向断面寸法として測定される。このように、各別個の延長要素124に関して、h/dとして定義されるアスペクト比を決定することができる。別個の延長要素124は、少なくとも約0.2、少なくとも約0.3、少なくとも約0.5、少なくとも約0.75、少なくとも約1、少なくとも約1.5、少なくとも約2、少なくとも約2.5、又は少なくとも約3のアスペクト比h/dを有することができる。別個の延長要素124は、典型的には、少なくとも約30マイクロメートル、少なくとも約50マイクロメートル、少なくとも約65マイクロメートル、少なくとも約80マイクロメートル、少なくとも約100マイクロメートル、少なくとも約120マイクロメートル、少なくとも約150マイクロメートル、又は少なくとも約200マイクロメートルの高さhを有する。延長要素は、典型的には、少なくとも前駆体ウェブの厚さと同じ高さか、前駆体ウェブの厚さの少なくとも2倍か、前駆体ウェブの厚さの少なくとも3倍になる。別個の延長要素24は、典型的には、約50マイクロメートル〜約5,000マイクロメートル、約50マイクロメートル〜約3,000マイクロメートル、約50マイクロメートル〜約500マイクロメートル、約65マイクロメートル〜約300マイクロメートル、又は約75マイクロメートル〜約200マイクロメートルの直径dを有する。特定の実施形態では、別個の延長要素24は、最大約2.5センチメートル、最大約2センチメートル、最大約1.5センチメートル、最大約1cm、最大約0.5センチメートル、又は最大約0.1センチメートルの、より大きい直径dを有することができる。
バックシートは、液体(例えば、経血及び/又は尿)に対して不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造されるが、その他の可撓性の液体不透過性材料を使用することもできる。本明細書で使用するとき、用語「可撓性」は、順応性があり、人間の体の一般的な形状及び輪郭に容易に適合する材料を意味する。バックシートは、吸収性コアに吸収、保持された排泄物によってベッドシーツ、パンツ、パジャマ及び下着といった吸収性用品に接触する用品が汚れることを防止するものである。したがって、バックシートは、織布又は不織布材料、高分子フィルム、例えばポリエチレン若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルム、又は複合材料、例えばフィルムコーティングされた不織布材料を含んでもよい。一実施形態では、バックシートは米国特許第6,623,464号で説明されるような、通気性バックシートであってよい。
接着剤基材
本発明の方法において使用される接着剤基材は、典型的には、基材上に配置される基材及び接着剤を含む。
接着剤基材のための好適な基材としては、例えば、フィルム(例えば、セロハン、アセテート、ポリプロピレン、ポリエステル、ビニルなど)、紙、布、メッシュ、ホイルなどの、様々な基材が挙げられる。好ましい基材は、セロハンフィルム又はアセテートフィルムである。
接着剤基材のための好適な接着材料としては、感圧接着剤、アクリルエマルション、アクリル溶媒、ホットメルトゴム、ゴム溶媒などが挙げられる。好ましい接着剤は感圧接着剤である。
様々な種類の接着剤基材、加えて吸収性物品の外側表面に取り付けられる接着剤基材の量は、試験される吸収性材料の性質に基づいて選択され得ることが理解される。一度適切な接着剤が選択されると、使用される接着剤の種類及び量は、試験される様々な物品に対して一定であるべきである。
接着剤の非限定的な実施例としては、オフィス用テープなどの感圧接着剤テープ、例えば、アセテート又はセロハン基材、及び感圧接着剤を含むものが挙げられる(例えば、3MからSCOTCH、及びTesa SEからのTESAの商標名で入手可能)。接着剤の他の実施例としては、アーカイバルテープ、ガファーテープ、ダクトテープ、パッキングテープ、マスキングテープ、電気テープ、手術用テープなどが挙げられる。
本明細書に開示した寸法及び値は、記述された正確な数値に厳しく限定されるものと理解すべきでない。むしろ、特に言及しない限り、そのようなそれぞれの寸法は、記述された値と、その値の周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
相互参照されるか又は関連するすべての特許又は特許出願を含む、本願に引用されるすべての文書を、特に除外すること又は限定することを明言しないかぎりにおいて、その全容にわたって本願に援用するものである。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求されるすべての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他のすべての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (13)

  1. 吸収性物品の外側表面の粘着性を評価する方法であって、前記方法は、
    前記吸収性物品を静的な水平表面上に提供する工程であって、前記吸収性物品の前記外側表面は、前記静的な水平表面と反対側を向く、工程と、
    接着剤基材を、前記吸収性物品の前記外側表面に取り付ける工程と、
    前記接着剤基材の端部を把持する工程と、
    前記接着剤基材の前記端部を、前記静的な水平表面から離れる方向に持ち上げる工程とを含む、方法。
  2. 前記接着剤基材が、基材と、前記基材上に配置される接着剤材料とを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記接着剤基材の前記基材は、フィルム、紙、布、メッシュ、ホイル及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記接着剤基材の前記接着剤材料は、感圧接着剤、アクリルエマルション、アクリル溶媒、ホットメルトゴム、ゴム溶媒及びこれらの混合からなる群から選択される、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記接着剤基材が感圧テープである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記外側表面は、前記吸収性物品の上部外側表面である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記吸収性物品の前記外側表面がトップシート材料を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記トップシート材料は、熱可塑性フィルム及び不織布材料からなる群から選択される材料からなる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記トップシートは熱可塑性フィルムであり、複数の別個の延長要素を含む、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記別個の延長要素は、一般的に柱状であり、少なくとも約0.2のアスペクト比を有する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記吸収性物品は第1吸収性物品であり、前記接着剤基材は第1接着剤テープであり、
    当該方法は更に、
    前記静的な水平表面上に第2吸収性物品を提供する工程であって、前記第2吸収性物品は外側表面を有し、前記第2吸収性物品の前記外側表面は、前記第1吸収性物品の前記外側表面とは異なる、工程と、
    前記吸収性物品の前記外側表面に第2接着剤テープを取り付ける工程であって、前記第2接着剤テープは、前記第1接着剤テープと同じ組成物を有する、工程と、
    前記第2接着剤テープの端部を把持する工程と、
    前記第2接着剤テープの前記端部を、前記静的な水平表面から離れる方向に持ち上げる工程とを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1接着剤テープが、前記第1吸収性物品の前記外側表面から剥がれる度合いと、前記第2接着剤基材が前記第2吸収性物品の前記外側表面から離れる度合いとを比較する工程を更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2接着剤テープの前記端部が、前記第1接着剤テープの前記端部が持ち上げられるのと同時に持ち上げられる、請求項11又は12に記載の方法。
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