JP2013529635A - 口腔ケア組成物および方法 - Google Patents

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Abstract

口腔細菌の共凝集を阻害する、および細菌の増殖を阻害するための口腔ケア組成物およびそのような口腔ケア組成物の使用を開示する。口腔細菌の共凝集を阻害する、および細菌の増殖を阻害するための方法も開示する。その口腔ケア組成物にはクランベリー抽出物の非透析性物質が含まれ、ここでそのクランベリー抽出物の非透析性物質は口腔細菌の共凝集を阻害する、および/または細菌の増殖を阻害するのに有効な量で存在する。
【選択図】なし

Description

[0001] 本発明は概して口腔衛生を増進するのに有用な口腔用組成物に、より詳細には、増進された抗プラーク有効性を有する、クランベリー抽出物の非透析性物質(NDM)を含有する口腔用組成物に関する。
[0002] 細菌の相互接着および口腔表面への接着は、歯のプラークならびに齲食および歯周疾患につながる主な要因の1つである。従って、微生物の接着および凝集を妨げることができる抗凝集化合物を有することは有益であろう。
[0003] クランベリー抽出物の非透析性物質(NDM)は、Ofek, I., Goldhar J. and SharonN. Anti-Escherichia coli adhesion activity of cranberry and blueberry juices. Adv. Exp. Med. Biol. 1996; 408: 179-183において、ならびに米国特許第6,303,125号および第6,843,993号において記述されているようなクランベリー果汁に由来する高分子量の物質であり、それぞれの特許は参照により本明細書にそのまま援用される。
[0004] その開示が参照により本明細書にそのまま援用される米国特許第5683678号は、クランベリーから単離されたアントシアニン類を開示している。Weiss, E., Lev-Dor, R., Kashamn, Y., Goldhar, J., Sharon, N. and Ofek, I. JADA, 129, 1719 (1998)は、大部分のデンタルプラーク細菌の共凝集がクランベリー抽出物のNDMによって阻害されることを開示している。Weissらは、クランベリーのNDMの共凝集阻害能力または逆行能力を試験するためのインビトロアッセイも開示している。
[0005] その開示が参照により本明細書にそのまま援用される米国特許第5840322号、第6303125号および第6843993号は、インビトロアッセイにおいて共凝集を逆行させる1250μg/mlの濃度のクランベリー抽出物のNDMを含む口腔用組成物を開示している。クランベリー抽出物NDMマウスウォッシュ(mouthwash)は総細菌数を低減することが分かった。しかし、クランベリー抽出物NDMマウスウォッシュの作用を調べた臨床試験においてプラークおよび歯肉炎指数における変化は観察されず、その結果は標準的なマウスウォッシュを超える臨床的な利点を全く示唆しなかった。Weiss, E., Kozlovsky, A., Steiberg, D., Lev-Dor, R., Greenstein, R., Feldman, M., Sharon, N. and Ofek, I., FEMS Microbiology Letters 232, (2004), p 89-92.
米国特許第6,303,125号 米国特許第6,843,993号 米国特許第5,683,678号 米国特許第5,840,322号 米国特許第6,303,125号 米国特許第6,843,993号
Ofek, I., Goldhar J. and SharonN. Anti-Escherichia coli adhesion activity of cranberry and blueberry juices. Adv. Exp. Med. Biol. 1996; 408: 179-183 Weiss, E., Lev-Dor, R., Kashamn, Y., Goldhar, J., Sharon, N. and Ofek, I. JADA, 129, 1719 (1998) Weiss, E., Kozlovsky, A., Steiberg, D., Lev-Dor, R., Greenstein, R., Feldman, M., Sharon, N. and Ofek, I., FEMS Microbiology Letters 232, (2004), p 89-92.
[0006] 当該技術において、細菌の共凝集を阻害し、プラークの蓄積を低減することができる口腔ケア組成物を提供する必要性が存在する。
[0007] 第1の観点において、本発明は、クランベリー抽出物の非透析性物質および経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物を提供し、ここでそのクランベリー抽出物の非透析性物質は細菌の共凝集を阻害するのに有効な量で存在する。その口腔ケア組成物はそのクランベリー抽出物の非透析性物質を不活性化する成分または構成要素を含有しないことが好ましい。別の観点において、本発明は、口腔内の細菌の共凝集を阻害する方法であって、細菌の共凝集を阻害するのに有効な量のクランベリー抽出物の非透析性物質をその中に含有する経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物をその口腔に適用することを含む方法を提供する。
[0008] 詳細な記述および具体的な実施例は本発明の態様を示すものであるが、説明の目的のみを意図しており、本発明の範囲を限定することは意図していないことが理解されるべきである。
[0009] 下記の定義および限定的ではないガイドラインは、本明細書で述べるこの発明の記述の検討において考慮されなければならない。本明細書で用いられる見出し(例えば“序論”および“発明の概要”)および副見出し(例えば“組成物”および“方法”)は、本発明の開示内の題目の一般的な組織化だけを意図しており、本発明の開示またはそのいずれかの観点を制限することを意図していない。特に、“序論”において開示されている主題は本発明の範囲内の技術の観点を含んでいてよく、先行技術の列挙を構成してはならない。“発明の概要”において開示されている主題は、本発明の範囲全体またはそのあらゆる態様の余すところのない、または完全な開示では無い。この明細書の節の中での物質の特定の有用性を有するものとしての(例えば“有効な”または“キャリヤー”成分であるとしての)分類または論考は便宜のためになされており、その物質が、それがあらゆる所与の組成物中で用いられた際に、本明細書におけるその分類に必ず従って、またはそれにのみ従って機能しなければならないという推論を引き出すべきでは無い。
[00010] 本明細書における参考文献の引用は、それらの参考文献が先行技術である、または本明細書で開示される本発明の特許性に何らかの関連を有するという自認を構成しない。序論において引用されている参考文献の内容のあらゆる論考は、単にその参考文献の著者によりなされた主張の概略的な要約を提供することを意図しており、そのような参考文献の内容の正確さに関する自認を構成しない。
[00011] その記述および具体的な実施例は本発明の態様を示すものであるが、説明の目的のみを意図しており、本発明の範囲を限定することは意図していない。さらに、明記された特徴を有する多数の態様の列挙は、追加の特徴を有する他の態様またはその明記された特徴の異なる組み合わせを組み込む他の態様を除外することを意図していない。具体的な実施例は、この発明の組成物および方法をどのように作成し、そして用いるかの説明的な目的のために提供されており、別途明示的に記載しない限り、この発明の所与の態様が作成された、もしくは試験された、または作成されていない、もしくは試験されていないということを表すことは意図していない。
[00012] 本明細書で用いられる際、語“好ましい”および“好ましくは”は、特定の状況の下で特定の利益を与える本発明の態様を指す。しかし、同じ、または他の状況の下で他の態様も好ましくてもよい。さらに、1個以上の好ましい態様の列挙は他の態様が有用ではないことを暗に意味せず、本発明の範囲から他の態様を除外することを意図していない。加えて、その組成物およびその方法は、その中で記述されている要素を含む(comprise)、本質的に構成されている(consist essentially of)、またはからなる(consist of)ものであってよい。
[00013] 本明細書で用いられる際、語“含む”およびその変形は、リスト中の品目の列挙が、それもこの発明の材料、組成物、装置、および方法において有用である可能性がある他の同様の品目の除外ではないように限定的でないことを意図している。
[00014] この記述および特許請求の範囲全体において、特定の数値(例えば温度、構成要素の重量パーセント等)の開示は、その値に、その値と典型的に関係する変数および測定誤差の程度に依存する、当業者には理解されるであろう追加の値をプラスまたはマイナスしたものを表すことを意味する。例えば、所与の温度には、その温度を測定するために用いられる機器を考慮すれば、10%までの変動性が含まれるものと当業者には理解されるであろう。
[00015] 表現“共凝集”は、異なる種の細菌を含む、2種類以上の細菌の凝集/接着を指し、共凝集または接着の阻害は一般にその細菌の初期の接着または凝集の予防を指す。
[00016] 本発明の組成物は、ストレプトコッカス・オラーリス(Streptococcus oralis)、フゾバクテリウム・ヌクレアータム(Fusobacterium nucleatum)、アクチノマイセス・ネスランディイ(Actinomyces maeslundii)、A.ビスコーサス(A.viscosus)およびS.ミュータンス(S.mutan)から選択される1種類以上の細菌の共凝集を阻害する。口腔内で共凝集することができる他の細菌も本発明の範囲内である。
[00017] 細菌の共凝集を阻害する方法において、本発明の組成物はそのマウスリンス、練り歯磨き、歯用クリームもしくはゲル、もしくは歯磨き粉の必須部分を構成して通常のブラッシングの間に適用されてよく、またはその組成物は別個の処置として配合および包装されて通常のブラッシングの時間の前、後、および/または間に別々に適用されてよい。その適用される組成物は、ブラッシング、すすぎ、咀嚼により、および当該技術で既知の他の手段により適用されてよい。
組成物
[00018] 1態様において、本発明はクランベリー抽出物の非透析性物質および経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物を提供し、ここでそのクランベリー抽出物の非透析性物質は細菌の共凝集を阻害するのに有効な量で存在する。別の観点において、そのクランベリー抽出物のNDMはその組成物中に口腔内の細菌の共凝集を阻害および/または予防するのに有効な量で存在する。好ましくは、そのクランベリー抽出物のNDMは細菌の共凝集により引き起こされる病気、例えば歯のプラーク、齲食、口臭、歯周疾患および歯肉炎から選択される病気を予防または処置するのに適した量で存在する。そのクランベリー抽出物の非透析性物質はその組成物中に0.08〜1.33mg/mlの濃度で存在するのが好都合である。好ましい態様において、そのクランベリー抽出物の非透析性物質は好ましくは約0.3重量%の濃度で存在する。
[00019] 本発明に従う組成物は、口腔内の細菌の共凝集を阻害する。標準的な口腔用の組成の配合物の構成要素はクランベリー抽出物のNDMの細菌の共凝集の阻害における有効性を妨げ得る。これらの構成要素のいくつかはクランベリー抽出物のNDMを不活性化し、結果として、いくつかの文書が抗細菌有効性を有するものとしてのクランベリー抽出物のNDMの使用を開示してきたが、試験した際に、その組成物は実際にはそのクランベリー抽出物のNDMを含有しない標準的なマウスウォッシュ配合物と比較した場合に向上した有効性を一切提供しなかった。本発明者らは、その成分のいくつかがそのクランベリー抽出物のNDMを不活性化することを発見した。従って、本発明の好ましい態様は、そのクランベリー抽出物のNDMを不活性化する構成要素を含まない組成物を提供する。本発明者らは、驚いたことに、細菌の共凝集を有効に阻害し、クランベリー抽出物のNDMの活性を妨げない、クランベリー抽出物のNDMを含む組成物を見出した。
[00020] 本発明者らは、クランベリー抽出物の非透析性物質を含む組成物は口腔細菌の共凝集に対して阻害作用を有することを見出した。標準的な口腔用組成物の特定の構成要素はクランベリー抽出物の非透析性物質の細菌共凝集を阻害する能力を低減し、細菌増殖の低減において効果のないものにすることが明らかとなった。いずれかの動作原理により束縛されることを意図するわけではないが、本発明者らは、界面活性剤を含む口腔用組成物がクランベリー抽出物の非透析性物質の細菌共凝集を阻害する能力を阻害することを発見した。具体的には、界面活性剤、例えばポロキサマー類はクランベリー抽出物のNDMの能力を阻害する。他の構成要素、例えば特定の香味料および特定の精油は従来の量で存在する。これらの構成要素は本発明との関係において用いることができるが、マウスウォッシュ配合物において典型的に用いられる量よりも低い量で用いることができる。当業者は、マウスウォッシュ配合物において一般的に用いられるどの成分(およびそれらのそれぞれの濃度)がクランベリー抽出物のNDMの活性を阻害する、または妨げるのかを本明細書で提供される指針を用いて容易に決定することができる。
[00021] 1態様において、その経口的に許容可能なビヒクルは水、アルコールおよび1種類以上の湿潤剤の組み合わせである。好ましい態様において、そのアルコールはエタノールである。その口腔用組成物は、好ましくはソルビトールおよびグリセリンならびにそれらの組み合わせから選択される1種類以上の湿潤剤も含む。
[00022] 本発明に従う組成物は、典型的には抗プラーク剤、白化剤、抗細菌剤、洗浄剤、香味剤、甘味剤、接着剤、界面活性剤、発泡調節剤(foam modulators)、研磨剤、pH修正剤(pH modifying agents)、湿潤剤、食感剤(mouth feel agents)、着色剤、研磨剤、歯石制御(抗歯石)剤、フッ化物イオンの源、唾液刺激剤、栄養素およびそれらの組み合わせから選択される1種類以上のさらなる薬剤も含んでいてよい。その組成物に添加することができる様々な構成要素には、例えば甘味剤、例えばサッカリン、またはサッカリンナトリウム、アルコール類、例えばエタノール、フッ化物イオンの源、例えばフッ化ナトリウム、およびグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール類、アルキルポリグリコシド(APG)、ポリソルベート、PEG40、ヒマシ油、メントール、および同様のものが含まれる。
[00023] 本明細書において有用なものの中での香味料には、その組成物の味を高めるように作用することができるあらゆる物質または物質の混合物が含まれる。あらゆる経口的に許容可能な天然または合成の香味料、例えば香味油、香味アルデヒド類、エステル類、アルコール類、類似の物質、およびそれらの組み合わせを用いることができる。香味料には、バニリン、セージ、マヨラマ、パセリ油、スペアミント油、桂皮油、ウィンターグリーンの油(サリチル酸メチル)、ペパーミント油、チョウジ油、ベイ油、アニス油、ユーカリ油、柑橘油、レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ、アプリコット、バナナ、ブドウ、リンゴ、イチゴ、サクランボ、パイナップル等に由来するものを含む果実油およびエッセンス剤(essences)、コーヒー、ココア、コーラ、ピーナッツ、アーモンド等の豆および木の実由来の香味、吸着および封入された香味料、ならびにそれらの混合物が含まれる。芳香を提供する成分および/または冷却もしくは昇温作用を含む口中の他の感覚作用を提供する成分も、本明細書における香味料の範囲内に含まれる。そのような成分には、メントール、酢酸メンチル(menthyl acetate)、乳酸メンチル、ショウノウ、ユーカリ油、ユーカリプトール、アネトール、オイゲノール、桂皮、オキサノン(oxanone)、[アルファ]−イリソン([alpha]−irisone)、プロペニルグアエトール(propenyl guaiethol)、チモール、リナロール、ベンズアルデヒド、桂皮アルデヒド、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミン(N−ethyl−p−menthan−3−carboxamine)、N,2,3−トリメチル−2−イソプロピルブタンアミド、3−1−メントキシプロパン−1,2−ジオール(3−1−menthoxypropane−1,2−diol)、桂皮アルデヒドグリセロールアセタール(CGA)、メントングリセロールアセタール(methone glycerol acetal)(MGA)、およびそれらの混合物が含まれる。1種類以上の香味料は場合により約0.01%〜約5%、場合により様々な態様において約0.05から約2%まで、約0.1%から約2.5%まで、および約0.1から約0.5%までの総量で存在する。
[00024] 本明細書において有用なものの中での甘味剤には、デキストロース、ポリデキストロース、スクロース、マルトース、デキストリン、乾燥した転化糖、マンノース、キシロース、リボース、フルクトース、レブロース、ガラクトース、コーンシロップ、部分加水分解デンプン、水素化デンプン加水分解物、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、イソマルト(isomalt)、アスパルテーム、ネオテーム(neotame)、サッカリンおよびその塩類、スクラロース、ジペプチドに基づく増強甘味料、シクラメート類、ジヒドロカルコン類、ならびにそれらの混合物が含まれる。
[00025] 食感剤にはその組成物の使用の間に望ましい質感または他の感触を与える物質が含まれる。これらには、撹拌により崩壊するように設計されている塊になったシリカ粒子、例えばPQ Corporation(ペンシルバニア州バレーフォージ)から商業的に入手可能なSORBOSIL(登録商標)BFGシリーズ(例えばBFG10、BFG50、BFG100等)、CBT60S、CBT70、またはAC33/43シリカ類が含まれてよい。
[00026] 本明細書において有用なものの中での着色剤には、顔料、染料、レーキおよび特定の光沢または反射性を与える薬剤、例えばパール化剤(pearling agents)が含まれる。様々な態様において、着色剤は歯の表面上に白色または淡色のコーティングを提供する、その組成物により有効に接触された歯の表面上の位置の指標として働く、および/または、その組成物の外観、特に色および/または不透明度を改変して消費者への魅力を増進させるように作用することができる。FD&C染料および顔料、タルク、雲母、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、シリカ、二酸化チタン、酸化亜鉛、赤色、黄色、茶色および黒色酸化鉄、フェロシアン化第二鉄アンモニウム、マンガンバイオレット、ウルトラマリン、チタン化雲母(titaniated mica)、オキシ塩化ビスマス、ならびにそれらの混合物を含むあらゆる経口的に許容可能な着色剤を用いることができる。1種類以上の着色剤は、場合により約0.001%〜約20%、例えば約0.01%〜約10%または約0.1%〜約5%の総量で存在する。
[00027] 本発明の組成物は、例えばポリッシング剤として有用な任意の研磨剤(abrasive)をさらに含んでいてよい。あらゆる経口的に許容可能な研磨剤を用いることができるが、研磨剤のタイプ、粉末度、粒径および量は、その組成物の通常の使用において歯のエナメル質が過度に摩耗されないように選択されるべきである。適切な任意の研磨剤には、シリカ、例えば沈降シリカの形態のもの、またはアルミナと混合されたもの、不溶性ホスフェート類、炭酸カルシウム、およびそれらの混合物が含まれる。研磨剤として有用な不溶性ホスフェート類の中には、オルトホスフェート類、ポリメタホスフェート類およびピロホスフェート類がある。説明に役立つ例としては、オルトリン酸二カルシウム二水和物、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、ポリメタリン酸カルシウムおよび不溶性ポリメタリン酸ナトリウムである。
[00028] 本発明の組成物は場合により歯石制御(抗歯石)剤を含む。本明細書において有用なものの中での歯石制御剤には、これらの薬剤のいずれかの塩類、例えばそれらのアルカリ金属およびアンモニウム塩類:ホスフェート類およびポリホスフェート類(例えばピロホスフェート類)、ポリアミノプロパンスルホン酸(AMPS)、ポリオレフィンスルホネート類、ポリオレフィンホスフェート類、ジホスホネート類、例えばアザシクロアルカン−2,2−ジホスホネート類(例えば、アザシクロヘプタン−2,2−ジホスホン酸)、N−メチルアザシクロペンタン−2,3−ジホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸(EHDP)およびエタン−1−アミノ−1,1−ジホスホネート、ホスホノアルカンカルボン酸が含まれる。有用な無機リン酸およびポリリン酸塩類には、一塩基性、二塩基性および三塩基性リン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸一、二、三および四ナトリウム、トリメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムならびにそれらの混合物が含まれる。
[00029] 本発明の組成物は場合により、例えば抗齲食剤として有用なフッ化物イオンの源を含む。カリウム、ナトリウムおよびアンモニウムのフッ化物およびモノフルオロリン酸塩、フッ化スズ、フッ化インジウム、フッ化アミン類、例えばオラフルール(olaflur)(N’−オクタデシルトリメチレンジアミン−N,N,N’−トリス(2−エタノール)−ジヒドロフルオリド)、ならびにそれらの混合物を含む、あらゆる経口的に許容可能な微粒子化されたフッ化物イオンの源を用いることができる。場合により、1種類以上のフッ化物イオンの源が、その口腔用組成物に臨床的に効果的な量の可溶性フッ化物イオンを提供する量で存在する。
[00030] 本発明の組成物は場合により、例えば口腔乾燥の改善において有用である唾液刺激剤を含む。限定では無いが食物酸(food acids)、例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、アスコルビン酸、アジピン酸、フマル酸および酒石酸、ならびにそれらの混合物が含まれるあらゆる経口的に許容可能な唾液刺激剤を用いることができる。場合により、1種類以上の唾液刺激剤が、唾液を刺激するのに有効な総量で存在する。
[00031] 本発明の組成物は場合により栄養素を含む。適切な栄養素には、ビタミン類、鉱質、アミノ酸、およびそれらの混合物が含まれる。ビタミン類にはビタミンCおよびD、チアミン、リボフラビン、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、葉酸、ニコチンアミド、ピリドキシン、シアノコバラミン、パラアミノ安息香酸、バイオフラボノイド類、ならびにそれらの混合物が含まれる。栄養補給剤には、アミノ酸(例えばL−トリプトファン、L−リシン、メチオニン、スレオニン、レボカルニチンおよびL−カルニチン)、脂向性物質(lipotropics)(例えばコリン、イノシトール、ベタイン、およびリノール酸)、およびそれらの混合物が含まれる。
[00032] 様々な態様において、本発明に従う口腔用組成物は意図的に嚥下されるものでは無く、むしろ意図された有用性を達成するのに十分な時間、口腔内で保持される。他の携帯用の態様(例えばロゼンジ、ミント、ビーズ、ウェファー、小型携帯用噴霧器からの経口適用のために配合された液体、小型携帯用液滴生成ボトルからの経口適用のために配合された液体、または軟らかい可撓性の錠剤)では、その口腔用組成物は、場合により、意図された有用性を達成するのに十分な時間、口腔内に保持された後、意図的に嚥下される。
[00033] その様々な態様の口腔ケア組成物は、好ましくは歯磨剤の形態である。この記述全体において用いられる用語“歯磨剤”は、ペースト、ゲル、または液体配合物を意味する。その歯磨剤は、あらゆる望まれる形態、例えば練り歯磨き;(深い筋が入ったもの(deep striped)、表面に筋が入ったもの、多層のもの、そのペーストを取り巻くゲルを有するものが含まれる);粉末;ビーズ;マウスウォッシュ;マウスリンス(mouth rinses);ロゼンジ;歯用ゲル;歯周用ゲル;歯の表面に塗布するのに適した液体;チューインガム;溶解可能な、部分的に溶解可能な、または溶解不能な薄膜または細片;ウェファー;ワイプ(wipe)またはタオレット(towelette);インプラント;泡状物質;トローチ;デンタルフロス、小型携帯用噴霧器(スプレーボトル)での経口適用のために配合された液体、小型携帯用液滴生成ボトルでの経口適用のために配合された液体、軟らかい可撓性の錠剤(“チューイー(chewie)”)、またはそれらのあらゆる組み合わせであってよい。本明細書で用いられる際、“経口的に許容可能なキャリヤー”は本発明の組成物中での使用に関して安全であり、合理的な利益/危険性比と釣り合う物質または物質の組み合わせを指す。
[00034] 本発明との関係において用いられる表現“経口的に許容可能なビヒクル”または“経口的に許容可能なキャリヤー”は、上記で記述した歯磨剤のいずれかを配合するのに有用なあらゆるビヒクルを意味する。適切な経口的に許容可能なビヒクルには、例えば以下のものの1種類以上が含まれる:溶媒、アルカリ化剤、湿潤剤、増粘剤、界面活性剤、研磨剤、抗歯石剤、着色剤、香味剤、染料、カリウム含有塩、抗細菌剤、脱感作剤、ステイン低減剤、およびそれらの混合物。
[00035] 本発明は、上記で定義したような口腔ケア組成物を含む携帯用投与物品も提供し、ここでその携帯用投与物品は、ロゼンジ、ミント、ビーズ、ウェファー、経口適用のためにスプレー液として配合された液体中に前記混合物を含有する小型携帯用噴霧器、経口適用のために液滴として配合された液体中に前記混合物を含有する小型携帯用ボトル、および軟らかい可撓性の錠剤から選択される。
[00036] 従って、好ましくは、この発明において用いられるための具体的な物質および組成物は、薬学的に、または化粧的に許容可能であり、臨床的に有効であり、および/または臨床的に効果的である。本明細書で用いられる際、そのような“薬学的に許容可能な”または“化粧的に許容可能な”、“臨床的に有効な”、および/または“臨床的に効果的な”構成要素は、ヒトおよび/または動物での使用に適した構成要素であり、適切な量(臨床的に効果的な量)で提供されて、過度の有害な副作用(例えば毒性、刺激、およびアレルギー反応)を伴わずに、合理的な利益/危険性比に相応する所望の療法的、予防的、感覚的、装飾的、または化粧的利益を提供する。
[00037] そのクランベリー抽出物の非透析性物質(NDM)は、クランベリー果汁濃縮物に由来する。クランベリー果汁は、細菌の宿主細胞への接着並びに多くの口腔細菌の共凝集を阻害する高分子量物質(NDM)を含有する。そのクランベリー抽出物のNDMは、Weiss E; Lev-Dor, R.; Kashmamn, Y.; Goldhar, J.; Sharon, N.; Ofek, Itzhak, J. Am. Dent. Assoc. 129, 1719 (1998)により記述された方法に従って調製された。
使用の方法
[00038] 本発明に従う組成物は、ヒトまたは他の動物の対象に投与または適用されてよい。その組成物は、細菌の共凝集を阻害するためにヒトまたは動物の対象の口腔に投与または適用するのに適している可能性がある。従って、本発明は、医薬または化粧用薬剤としての使用のための上記で定義したような組成物を提供する。
[00039] 本発明は、クランベリー抽出物の非透析性物質および経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物も提供し、ここでそのクランベリー抽出物の非透析性物質は細菌の共凝集を阻害するのに有効な量で存在する。本発明は、口腔内の細菌の共凝集を阻害する方法であって、細菌の共凝集を阻害するのに有効な量のクランベリー抽出物の非透析性物質をその中に含有する経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物をその口腔に適用することを含む方法も提供する。
[00040] クランベリー抽出物のNDMおよび経口的に許容可能なビヒクルを含む組成物は、細菌の共凝集を著しく阻害することもできる。その組成物は、口腔内の細菌の共凝集の阻害に特に有用である。本発明に従う組成物を含む医薬を患者に投与することができる。
[00041] 本明細書で引用された各参考文献は全て、参照により本明細書にそのまま援用される。ここで、様々な態様が、以下の限定的でない実施例に関連して記述されるであろう。
実施例1:クランベリー抽出物のNDMを含有するマウスウォッシュ配合物
[00042] クランベリー抽出物のNDMは、Weiss, et al. J. Am. Dent. Assoc. 129(12), 1719 (1998)により記述された方法に従って調製された。そのクランベリー抽出物のNDMは、クランベリー果汁を高分子量カットオフ透析バッグを通して透析することにより得られた。外部に透析されずにそのバッグの中に残った物質が非透析性物質(NDM)である。そのクランベリー抽出物のNDMをマウスウォッシュ組成物中に配合した(表1において示す)。
[00043] インビトロアッセイは、そのクランベリー抽出物NDMマウスウォッシュが、8倍希釈した際にS.サングイス(S.sangius)およびF.ヌクレアータムの細菌の組み合わせの共凝集に対して有効性を有することを示した。
[00044] インビトロアッセイは、このマウスウォッシュが、25倍希釈した際にA.ビスコーサスの増殖への阻害作用を有することも示した(表4および表5)。
実施例2:クランベリー抽出物のNDMを不活性化するマウスウォッシュ配合物
クランベリーのNDMを不活性化するであろう配合物の例
[00045] インビトロアッセイは、表2において示したマウスウォッシュ配合物が細菌の共凝集を有効に阻害しないことを示した。従って、ポロキサマーの存在は、そのクランベリー抽出物のNDMの活性を阻害または妨害した。当業者は、他の構成要素およびそれらのそれぞれの量を前述のプロトコルを用いて容易に試験して、そのクランベリー抽出物のNDMの活性を阻害するか、またはそうでなければ妨害するマウスウォッシュ配合物中の他の一般的に用いられる構成要素を確かめることができる。
[00046] その抗共凝集アッセイの具体的な実験法は、Weiss EI, Lev-Dor R, Kashamn Y, Goldhar J, Sharon N, Ofek I, “Inhibiting interspecies co-aggregation of plaque bacteria with a cranberry juice constituent,” J. Am. Dent. Assoc. 1988 Dec; 129(12): 1719-23において記述されている。
実施例3:抗共凝集アッセイ
[00047] 0.3%のクランベリー抽出物のNDMを含有するマウスウォッシュ配合物は、抗共凝集作用および細菌増殖阻害作用の両方を有する。表3において示した抗共凝集の結果は、クランベリー抽出物のNDMは細菌の組み合わせの共凝集を有効に阻害することを示している。
[00048] その抗共凝集アッセイの具体的な実験法は、Weiss EI, Lev-Dor R, Kashamn Y, Goldhar J, Sharon N, Ofek I, “Inhibiting interspecies co-aggregation of plaque bacteria with a cranberry juice constituent,” J. Am. Dent. Assoc. 1988 Dec; 129(12): 1719-23において記述されている。
[00049] 表3において示した結果は、ニート(neat)溶液中のクランベリー抽出物のNDMが細菌共凝集の効果的な阻害剤であることを示している。
実施例4:増殖阻害アッセイ
[00050] 細菌A.ビスコーサスを血液寒天プレート上で成長している単一コロニーから増殖させた。それを30mLの滅菌TSB培地を含有する遠心管に無菌的に移した。次いでその遠心管を37.5℃の培養器中に置いて一夜増殖させた。その次の日に、その細菌溶液を純度に関してグラム染色し、次いでUV分光計上で610ナノメートルにおいて0.23の光学密度に希釈した。9.6mLの量のその接種物を、0.4mLの試験するリンスを有するFalconチューブに添加し、結果として1:25のそのリンスの最終希釈度をもたらした。次いでそのチューブを振盪水浴中で37.5℃で保温した。特定の時間間隔でそのチューブから1mLを取り出し、UVスペクトルを得るためにキュベットの中に入れた。
[00051] このインビトロアッセイは、そのクランベリー抽出物NDMマウスウォッシュ配合物が、25倍希釈した際にA.ビスコーサスの増殖への阻害作用を有することを示した(表4および表5)。
[00052] 本発明は、説明に有用な実施例に関連して上述されているが、本発明がその開示された態様に限定されないことは理解されるべきである。当業者が本明細書を読んだ上で考え付くであろう変更および修正も本発明の範囲内であり、それは添付された特許請求の範囲において定義される。

Claims (21)

  1. クランベリー抽出物の非透析性物質および経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物であって、該クランベリー抽出物の非透析性物質が0.08〜1.33mg/mlの濃度で存在し、且つ該組成物がクランベリー抽出物の非透析性物質を不活性化する構成要素を含有しない、前記口腔ケア組成物。
  2. クランベリー抽出物の非透析性物質が組成物中に約0.3% w/wの濃度で存在する、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  3. 経口的に許容可能なビヒクルが、水、アルコール、湿潤剤、およびそれらの組み合わせからなる群の1以上から選択される、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  4. アルコールがエタノールである、請求項3に記載の口腔ケア組成物。
  5. アルコールが約6% w/wの濃度で存在する、請求項4に記載の口腔ケア組成物。
  6. 湿潤剤がソルビトール、グリセリン、およびそれらの混合物の内の1つ以上からなる群から選択される、請求項3に記載の口腔ケア組成物。
  7. 湿潤剤が約10% w/wの濃度で存在する、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
  8. 組成物がマウスリンスである、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  9. 組成物がさらに抗プラーク剤、白化剤、保存剤、甘味剤、洗浄剤、香味剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される1以上の薬剤を含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  10. 組成物が:練り歯磨き;深い筋が入った練り歯磨き;表面に筋が入った練り歯磨き;多層練り歯磨き;ゲルが取り巻く練り歯磨き;粉末;ビーズ;マウスウォッシュ;マウスリンス;ロゼンジ;歯用ゲル;歯周用ゲル;歯の表面に塗布するのに適した液体;チューインガム;溶解可能な、部分的に溶解可能な、または溶解不能な薄膜または細片;ウェファー;ワイプまたはタオレット;インプラント;泡状物質;トローチ;デンタルフロス、小型携帯用ボトルでの経口適用のために配合された液体;小型携帯用液滴生成ボトルでの経口適用のために配合された液体;軟らかい可撓性の錠剤(“チューイー”);およびそれらの組み合わせからなる群から選択される歯磨剤の形態である、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  11. 口腔内の細菌の共凝集を阻害する方法であって、0.08〜1.33mg/mlの濃度のクランベリー抽出物の非透析性物質を中に含有する経口的に許容可能なビヒクルを含む口腔ケア組成物を口腔に適用することを含み、該組成物がクランベリー抽出物の非透析性物質を不活性化する構成要素を含有しない、前記方法。
  12. クランベリー抽出物の非透析性物質が組成物中に約0.3% w/wの濃度で存在する、請求項11に記載の方法。
  13. 経口的に許容可能なビヒクルが、水、アルコール、湿潤剤、およびそれらの組み合わせからなる群の1以上から選択される、請求項11に記載の方法。
  14. アルコールがエタノールである、請求項13に記載の方法。
  15. アルコールが約6% w/wの濃度で存在する、請求項14に記載の方法。
  16. 湿潤剤がソルビトール、グリセリン、およびそれらの混合物の1以上からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
  17. 湿潤剤が約10% w/wの濃度で存在する、請求項16に記載の方法。
  18. 組成物がマウスリンスである、請求項11に記載の方法。
  19. 組成物が抗プラーク剤、白化剤、保存剤、甘味剤、洗浄剤および香味剤から選択される1以上のさらなる薬剤を含む、請求項11に記載の方法。
  20. 組成物が:練り歯磨き;深い筋が入った練り歯磨き;表面に筋が入った練り歯磨き;多層練り歯磨き;ゲルが取り巻く練り歯磨き;粉末;ビーズ;マウスウォッシュ;マウスリンス;ロゼンジ;歯用ゲル;歯周用ゲル;歯の表面に塗布するのに適した液体;チューインガム;溶解可能な、部分的に溶解可能な、または溶解不能な薄膜または細片;ウェファー;ワイプまたはタオレット;インプラント;泡状物質;トローチ;デンタルフロス、小型携帯用のボトルでの経口適用のために配合された液体;小型携帯用液滴生成ボトルでの経口適用のために配合された液体;軟らかい可撓性の錠剤(“チューイー”);およびそれらの組み合わせからなる群から選択される歯磨剤の形態である、請求項11に記載の方法。
  21. 経口的に許容可能なビヒクルおよび細菌の共凝集を阻害するための薬剤を含む口腔ケア組成物であって、前記薬剤が本質的に0.08〜1.33mg/mlの濃度のクランベリー抽出物の非透析性物質からなり、且つ該組成物がクランベリー抽出物の非透析性物質を不活性化する構成要素を含有しない、前記口腔ケア組成物。
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