JP2013529031A - 無線ネットワークにおける物理レイヤ・セル識別子衝突の検出およびレポート - Google Patents

無線ネットワークにおける物理レイヤ・セル識別子衝突の検出およびレポート Download PDF

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Abstract

異なるグローバル・セル識別子(GCID)を有する2つの近隣のイボルブド・ノードB(eNB)が、同一のPCIDを選択した場合、無線ネットワークにおいて物理レイヤ・セル識別子(PCID)衝突が生じうる。イボルブド・ノードBは、例えば物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のようなブロードキャスト・チャネルで、eNBのGCIDに対応するビットのパターンを送信することによって、自身をユニークに識別しうる。個々のユーザ機器(UE)は、PCID衝突に含まれる2つのeNBからの異なるGCID変調ペイロードを識別するために、PBCHペイロードを復号することによって、PCID衝突を認識しうる。あるいは、UEは、比較的大きな時間オフセットによって離された同一の信号を求めて、PBCHにおいて一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)をモニタすることによって、無線ネットワークにおけるPCID衝突を検出しうる。UEは、PCID衝突を検出した後、ベスト・エフォートによって、PCID衝突をレポートすることを試み、フォールバックeNBへレポートするか、または、アップリンク・チャネルにおける特別なリソースを使用しうる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2010年5月7日に出願された「無線ネットワークにおける物理レイヤ・セル識別子衝突の検出およびレポートのための方法およびシステム」(METHODS AND SYSTEMS FOR DETECTING AND REPORTING PHYSICAL-LAYER CELL IDENTIFIER COLLISIONS IN WIRELESS NETWORKS)と題された米国仮特許出願61/332,372号の利益を主張する。この開示は、全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
本開示のある態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、物理レイヤ・セル識別子(PCID)衝突の検出およびレポートに関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、利用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くの基地局を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによって基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを称する。
基地局は、ダウンリンクでUEへデータおよび制御情報を送信し、および/または、アップリンクでUEからデータおよび制御情報を受信しうる。ダウンリンクでは、基地局からの送信が、近隣の基地局からの、または、その他の無線ラジオ周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇しうる。アップリンクでは、UEからの送信が、近隣の基地局と通信する別のUEのアップリンク送信からの、または、別の無線RF送信機からの干渉に遭遇しうる。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクとの両方のパフォーマンスを低下させうる。
モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けると、UEが長距離無線通信ネットワークにアクセスすることや、短距離無線システムがコミュニティにおいて展開されることとともに、干渉および混雑したネットワークの可能性が高まる。研究開発は、モバイル・ブロードバンド・アクセスのための増加する需要を満たすためのみならず、モバイル通信とのユーザ経験を進化および向上させるために、UMTS技術を進化させ続けている。
提案されるものは、無線ネットワークにおいて通信する方法である。この方法は、少なくとも1つの近隣の基地局から無線信号を受信することを含む。この方法はまた、受信した無線信号から、受信した無線信号が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有する近隣の基地局に対応しているか否かを判定することを含みうる。
提案されるものは、無線通信のための装置である。この装置は、少なくとも1つの近隣の基地局から無線信号を受信する手段を含む。この装置はさらに、受信した無線信号から、近隣の基地局が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有しているか否かを判定する手段を含む。
提案されるものは、無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品である。このコンピュータ・プログラム製品は、記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。プログラム・コードは、少なくとも1つの近隣の基地局から、無線信号を受信するためのプログラム・コードを含む。このプログラム・コードはまた、受信した無線信号から、近隣の基地局が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有しているか否かを判定するためのプログラム・コードを含む。
提案されるものは、無線通信のための装置である。この装置は、メモリと、このメモリに接続されたプロセッサ(単数または複数)とを含む。プロセッサ(単数または複数)は、少なくとも1つの近隣の基地局から無線信号を受信するように構成されている。プロセッサ(単数または複数)はまた、受信した無線信号から、近隣の基地局が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有するか否かを判定するように構成される。
提案されるものは、無線ネットワークにおいて通信する方法である。この方法は、イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信することを含む。この無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号を含む。この無線信号はまた、別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージを含む。この方法はさらに、PCID衝突が生じているか否かを、無線信号に基づいて判定することをも含む。
提案されるものは、無線通信のための装置である。この装置は、イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信する手段を含む。この無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号を含む。この無線信号はまた、別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージを含む。この装置はさらに、PCID衝突が生じているか否かを、無線信号に基づいて判定する手段を含む。
提案されるものは、無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品である。このコンピュータ・プログラム製品は、記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含む。このプログラム・コードは、イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)からの無線信号を受信するためのプログラム・コードを含む。この無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号を含む。この無線信号はまた、別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージを含む。このプログラム・コードはまた、PCID衝突が生じているか否かを、無線信号に基づいて判定するためのプログラム・コードを含む。
提案されるものは、無線通信のための装置である。この装置は、メモリと、このメモリに接続されたプロセッサ(単数または複数)とを含む。プロセッサ(単数または複数)は、イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信するように構成される。この無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号を含む。この無線信号はまた、別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージを含む。プロセッサ(単数または複数)はまた、PCID衝突が生じているか否かを、無線信号に基づいて判定するように構成される。
以下に続く詳細記載が良好に理解されるために、本開示の特徴および技術的利点が、広く概説された。本開示のさらなる特徴および利点が以下に記載されるだろう。本開示は、本開示のものと同じ目的を実行するために、修正したり、その他の構成を設計するための基礎として容易に利用されうることが当業者によって理解されるべきである。このような等価な構成は、特許請求の範囲に記載された開示の教示から逸脱しないこともまた当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、動作の方法と構成との両方に関し、本開示の特徴であると信じられている新規の特徴が、添付図面と関連して考慮された場合に、以下の記載から良好に理解されるであろう。しかしながら、図面のおのおのは、例示および説明のみの目的のために提供されており、本開示の限界の定義として意図されていないことが明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を概念的に例示する図である。 図3は、アップリンク通信における典型的なフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様にしたがって構成された基地局/eノードBとUEとの設計を概念的に例示するブロック図である。 図5は、物理レイヤ・セル識別子衝突が無線ネットワークにおいて生じた場合を、本開示の1つの態様にしたがって判定するためのフロー・チャートである。 図6Aは、無線ネットワークにおける物理レイヤ・セル識別子衝突を、本開示の1つの態様にしたがって検出するための方法を例示するフロー・チャートである。 図6Bは、本開示の1つの態様にしたがう、物理ブロードキャスト・チャネルにおける24ビットのペイロードの例示である。 図7は、物理レイヤ・セル識別子衝突が無線ネットワークにおいて生じた場合を、1つの態様にしたがって判定するためのフロー・チャートである。 図8は、物理レイヤ・セル識別子衝突が無線ネットワークにおいて生じた場合を、本態様にしたがって判定するためのフロー・チャートである。 図9は、物理レイヤ・セル識別子衝突を、本開示の1つの態様にしたがって検出およびレポートするための方法を例示する。 図10は、物理レイヤ・セル識別子衝突を、本開示の1つの態様にしたがって検出およびレポートするための方法を例示する。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、テレコミュニケーション・インダストリ・アソシエーション(TIA)のcdma2000(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA)、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからのIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を含んでいる。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA技術およびE−UTRA技術は、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートシップ計画」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本明細書で記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のみならず、前述された無線ネットワークおよびラジオ・アクセス技術のためにも使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEまたはLTE−A(代わりにこれらはともに“LTE/−A”と称される)について記載されており、このようなLTE−A用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、LTE−Aネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eノードB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含む。eノードBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeノードB110は、特定の地理的エリアのために通信有効範囲を提供する。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用される文脈に依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeノードBおよび/またはeノードBサブシステムからなるこの特定の地理的有効通信範囲エリアを称しうる。
eノードBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、一般に、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、一般に、比較的小さな地理的エリアをカバーし、ネットワーク・プロバイダへのサービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルもまた一般に、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE)、住宅内のユーザのためのUE等による無制限のアクセスを提供しうる。マクロ・セルのためのeノードBは、マクロeノードBと称されうる。ピコ・セルのためのeノードBは、ピコeノードBと称されうる。そして、フェムト・セルのためのeノードBは、フェムトeノードBまたはホームeノードBと称されうる。図1に示す例では、eノードB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeノードBでありうる。eノードB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeノードBでありうる。そして、eノードB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1または複数(例えば2,3,4個等)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eノードB、UE等)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeノードB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeノードB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等のような異なるタイプのeノードBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeノードBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeノードB、フェムトeノードB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、eノードBは、類似のフレーム・タイミングを有し、異なるeノードBからの送信は、時間的にほぼ揃えられうる。
1つの態様では、無線ネットワーク100は、周波数分割デュプレクス(FDD)動作モードまたは時分割デュプレクス(TDD)動作モードをサポートしうる。本明細書に記載された技術は、FDD動作モードまたはTDD動作モードの何れかのために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eノードB110のセットに接続しており、これらeノードB110のための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信しうる。eノードB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線バックホールまたは有線バックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたってUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、タブレット等でありうる。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、リレー等と通信することができうる。図1では、2つの矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeノードBであるサービス提供eノードBとの間の所望の送信を示す。2つの矢印を持つ破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンクで直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクでシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。おのおののサブキャリアは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で、SC−FDMを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、サブキャリアの間隔は、15kHzでありうる。そして、(「リソース・ブロック」と呼ばれる)最小リソース割当は、12サブキャリア(または180kHz)でありうる。その結果、ノミナルFFTサイズは、1.25,2.5,5,10,または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,または2048に等しくなりうる。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ区分されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHz(すなわち、6リソース・ブロック)をカバーし、1.25,2.5,5,10,または20MHzの対応するシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,または16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDD構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは、ラジオ・フレームの単位に区分されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ区分されうる。おのおののサブフレームは2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、L個のシンボル期間、(例えば、図2に示すような)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、例えば、7つのシンボル期間を含み、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ区分されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eノードBは、eノードBにおける各セルについて、一次同期信号(PSCまたはPSS)および二次同期信号(SSCまたはSSS)を送信しうる。FDD動作モードの場合、図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号が、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0およびサブフレーム5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2で見られるように、eノードBは、各サブフレームの最初のシンボル期間で、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、少ない数のシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PDCCHおよびPHICHもまた、図2に示す例における最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクのリソース割当に関する情報と、アップリンク・チャネルのための電力制御情報とを伝送しうる。eノードBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中央1.08MHzでPSC、SSS、およびPBCHを送信しうる。eノードBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅のある部分で、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分で、UEのグループにPDSCHを送信しうる。eノードBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。制御チャネルのために使用されるシンボルについて、各シンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素が、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0において、4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ等間隔に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGのある組み合わせのみが、PDCCHのために許可されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHにおいてすべてのUEのために許可された組み合わせ数よりも少ない。eノードBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeノードBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeノードBのうちの1つは、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeノードBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
図3は、アップリンク・ロング・ターム・イボリューション(LTE)通信における典型的なFDDおよびTDD(特別ではないサブフレームのみの)サブフレーム構造を概念的に例示するブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソース・ブロック(RB)は、データ・セクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図3における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクション内に、連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eノードBへ制御情報を送信するために、制御セクションにおいてリソース・ブロックを割り当てられうる。UEはまた、eノードBへデータを送信するために、データ・セクション内にリソース・ブロックを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。アップリンク送信は、サブフレームからなる両スロットに及び、図3に示すように、周波数を越えてホップしうる。1つの態様によれば、緩和された単一キャリア動作において、ULリソースで並列なチャネルが送信されうる。例えば、制御およびデータ・チャネル、並列制御チャネル、および並列データ・チャネルが、UEによって送信されうる。
PSC、SSC、CRS、PBCH、PUCCH、PUSCH、および、LTE/−Aで使用される他のこのような信号およびチャネルは、公的に利用可能な、「イボルブド・ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」(Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation)と題された3GPP TS 36.211に記載されている。
図4は、図1における基地局/eノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、基地局/eノードB110とUE120との設計のブロック図を示す。基地局110は、図1におけるマクロeノードB110cでありうる。そして、UE120は、UE120yでありうる。基地局110はさらに、その他いくつかのタイプの基地局でもありうる。基地局110は、アンテナ434a乃至434tを備え、UE120は、アンテナ452a乃至452rを備えうる。
基地局110では、送信プロセッサ420が、データ・ソース412からデータを、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ420は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ420はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能であれば、基準シンボル、制御シンボル、および/または、データ・シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)432a乃至432tに提供しうる。おのおのの変調器432は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器432はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器432a乃至432tからのダウンリンク信号は、アンテナ434a乃至434tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ452a乃至452rが、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)454a乃至454rへそれぞれ提供しうる。おのおのの復調器454は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器454はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器456は、すべての復調器454a乃至454rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ464が、データ・ソース462から(例えばPUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ480から(例えばPUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ464はさらに、基準信号のための基準シンボルをも生成しうる。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)変調器454a乃至454rによって処理され、基地局110へ送信されうる。基地局110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器436によって検出され、さらに、受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得されうる。プロセッサ438は、復号されたデータをデータ・シンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440へ提供しうる。基地局110は、例えばX2インタフェース441を介して、他の基地局へメッセージを送信しうる。
コントローラ/プロセッサ440,480は、基地局110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。基地局110におけるプロセッサ440および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書に記載された技術のためのさまざまな処理の実行または実行の指示を行いうる。UE120におけるプロセッサ480および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、図5−9に例示された機能ブロック、および/または、本明細書に記載された技術のためのその他の処理の実行または指示を行いうる。メモリ442,482は、基地局110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
例えば無線ネットワーク100のようなヘテロジニアスなネットワークの構成では、UEは、1または複数の干渉元のeノードBから高い干渉を観察しうる支配的な干渉シナリオで動作しうる。支配的な干渉シナリオは、制限された関連付けによって生じうる。例えば、図1では、UE120yが、フェムトeノードB110yの近くにあり、eノードB110yに関し高い受信電力を有しうる。しかしながら、制約された関連性によって、UE120yは、フェムトeノードB110yにアクセスすることができず、(図1に示すような)マクロeノードB110c、または、同様に低い受信電力を持つ(図1に示されていない)フェムトeノードB110zに接続しうる。UE120yは、その後、ダウンリンクで、フェムトeノードB110yからの高い干渉を観察し、アップリンクで、eノードB110yへ高い干渉を引き起こしうる。eノードB110cおよびフェムトeノードB110yは、調整された干渉管理を用いて、リソースをネゴシエートするために、バックホールを介して通信しうる。このネゴシエーションでは、フェムトeノードB110yは、チャネル・リソースのうちの1つでの送信を停止することに合意する。これによって、UE120yは、同じチャネルを介してeノードB110cと通信する場合ほど、フェムト110yからの干渉を受けなくなるであろう。
このような支配的な干渉シナリオでは、同期システムにおいてでさえも、UEと複数のeノードBとの間の距離が異なることにより、UEで観察された信号電力の不一致に加えて、ダウンリンク信号のタイミング遅れもUEによって観察されうる。同期システムにおけるeノードBは、システムを超えて、推定に基づいて同期される。しかしながら、例えば、マクロeノードBから5kmの距離にあるUEを考慮すると、マクロeノードBから受信されたダウンリンク信号の伝搬遅れは、約16.67マイクロ秒(5km÷3×10、すなわち、光速’c’)の遅れとなるであろう。マクロeノードBからのダウンリンク信号を、より近いフェムトeノードBからのダウンリンク信号と比較すると、タイミング差は、time−to−live(TLL)誤差のレベルに近づきうる。
さらに、このタイミング差は、UEにおける干渉除去に悪影響を与えうる。干渉除去はしばしば、同じ信号の複数のバージョンの結合間の相互相関特性を用いる。同じ信号の複数のコピーを結合することによって、干渉は、より簡単に識別されうる。なぜなら、信号のおのおののコピーにおける干渉が存在するであろう間、干渉は、同じ場所にあることはないだろうからである。結合された信号の相互相関を用いて、実際の信号部分が判定され、干渉と区別されうる。これによって、干渉が除去されるようになる。
(物理レイヤ・セル識別子衝突)
例えば、ロング・ターム・イボリューション(LTE)ネットワークのような無線ネットワークは、セルに分割される。各セルは、例えば、イボルブド・ノードB(eNB)に関連付けられうる。すなわち、各eNBは、LTEネットワークにおけるセルを表しうる。各セルは、ユニークなグローバル・セル識別子(GCID)を割り当てられうる。さらに、各セルは、物理レイヤ・セル識別子(PCID)を割り当てられうる。物理レイヤ・セル識別子は、ダウンリンク送信とアップリンク送信との両方において、セルを識別するために、物理レイヤ送信において使用されうる。例えば、異なる物理レイヤ・セル識別子は、物理ダウンリンク・チャネルおよび物理アップリンク・チャネルで送信された別の物理レイヤ信号となる。
しかしながら、グローバル・セル識別子よりも少ないビットを使用する物理レイヤ・セル識別子によって、無線ネットワークのセルに利用可能な物理レイヤ・セル識別子値の範囲は、セルに利用可能なグローバル・セル識別子値の範囲よりも小さい。したがって、グローバル・セル識別子から物理レイヤ・セル識別子へのマッピングは1対1ではないかもしれず、複数のグローバル・セル識別子が、共通物理レイヤ・セル識別子を共有しうる。例えば近隣のセルのような近くの2つのセルが、物理レイヤ・セル識別子を共有する場合、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じる。領域におけるセルの密度が増加すると、物理レイヤ・セル識別子衝突の可能性も増加する。例えば、LTEネットワークのクローズド加入者グループでは、いくつかのフェムト・セルは、同じ物理レイヤ・セル識別子を割り当てられうる。
セル識別子衝突の場合、UEおよび基地局は、自分の信号を、近隣のセルの信号と区別することが困難になる。したがって、物理レイヤ・セル識別子衝突を検出し、物理レイヤ・セル識別子衝突を、無線ネットワークへレポートするニーズがある。
1つの態様によれば、ユーザ機器(UE)は、一次同期信号(PSS)および/または二次同期信号(SSS)のための到着経路をモニタしうる。一次同期信号と二次同期信号との両方は、物理レイヤ・セル識別子の関数である。
一次同期信号の値は、物理レイヤ・セル識別子(MOD 3)である。モジュロ(mod)は、数値が、(モジュラスと呼ばれる)ある値に達した後に、「最低値に戻る」("wrap around")数学的な関数であり、この関数の結果は、モジュラスによって除されたオペランドの余りである。モジュロ関数は、V=O(MOD x)として表され、ここで、Vは値であり、Oはオペランドであり、xはモジュラスである。例えば、5(MOD 2)=1であり、12(MOD 6)=0である。一次同期信号は、物理レイヤ・セル識別子(MOD 3)であるので、一次同期信号の値は、常に0,1,または2である。したがって、PSS=PCID(MOD 3)である。
二次同期信号の値は、FLOOR(PCID/3)である。FLOORは、数字よりも大きくない最大の整数を示す数学的な関数である。したがって、FLOOR(x)は、
Figure 2013529031
として表現される。これは、xよりも大きくない最大の整数を意味する。例えば、FLOOR(3.5)=3であり、FLOOR(2.324)=2である。したがって、
Figure 2013529031
である。
UEが、時間的に大きく離れた同じ物理レイヤ・セル識別子を有する複数のPSSおよび/またはSSSを受信した場合、UEは、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じたことを示しうる。すなわち、一次同期信号および/または二次同期信号をモニタすることによって、物理レイヤ・セル識別子衝突が検出されうる。単一のセルから送信されたPSSおよびSSSは、チャネルが複数の経路を有していることによって、UEにおいて複数回数検出されうる。しかしながら、UEは、期待されたチャネル遅れプロファイルよりも大きく離れた、同じセルIDに対応する同期信号を検出した場合、これら信号が、2つの異なる基地局から送信されたと判定しうる。1つの態様では、時間遅れは、チャネル遅れ伝搬の合理的な推定値に相当する。これは、信号のすべての経路がUEに到達する時間である。
図5は、本開示の1つの態様にしたがって、無線ネットワークにおいて物理レイヤ・セル識別子衝突が生じた場合を判定するためのフロー・チャートを示す。UEが、同じセルIDを持つ信号を受信したとき、UEは、これら信号が、異なる基地局から到来していることを必ずしも認識していない。ブロック502において、UEは、第1のセルIDと第1のタイミング仮説とに対応する第1の一次同期信号および/または二次同期信号を受信する。ブロック504において、UEは、同じ第1のセルIDと第2のタイミング仮説とに対応する第2の一次同期信号および/または二次同期信号を受信する。ブロック506において、第1の一次同期信号/二次同期信号と、第2の一次同期信号/二次同期信号との間のタイミング・オフセットが、推定されたチャネル遅れよりも大きいか否かを判定する。このタイミング・オフセットが、推定されたチャネル遅れよりも大きい場合、UEはブロック508に進み、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じていると判定する。1つの態様によれば、UEは、以下に説明するように、さらなる衝突判定のために、物理レイヤ・セル識別子にフラグしうる。このタイミング・オフセットが、推定されたチャネル遅れ未満である場合、処理は、ブロック502に戻る。
UEによって物理レイヤ・セル識別子衝突が判定された後、UEはブロック510に進み、UEが物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートするであろうか否かを判定する。UEが、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートすることになっている場合、処理はブロック512に進み、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートする。そうではない場合、UEは、ブロック514において、ベスト・エフォート復号を実行する。
1つの態様によれば、UEは、物理レイヤ・セル識別子衝突を、フォールバックeNBへレポートする。例えば、UEは、物理レイヤ・セル識別子衝突が、2つのフェムトeNB間にあると判定した場合、物理レイヤ・セル識別子衝突を、マクロeNBへレポートしうる。1つの態様によれば、フォールバックeNBの位置決めを助けるために、UEは、同一の物理レイヤ・セル識別子を有するeNBからの一次同期信号/二次同期信号によって引き起こされた干渉を低減する干渉除去を実行しうる。別の態様では、マクロeNBが利用可能ではない場合、UEは、サービス提供フェムト・セルまたは干渉元のフェムト・セルへコンタクトすることを試みる。サービス提供フェムトeBまたは干渉元のフェムトeNBへコンタクトするために、ベスト・エフォートが使用されうる。
別の態様によれば、UEは、物理レイヤ・セル識別衝突に含まれるeNBのうちの1または複数が、物理レイヤ・セル識別子衝突を識別するために使用する信号を送信しうる。例えば、UEが、物理レイヤ・セル識別子衝突に含まれる物理レイヤ・セル識別子に対応する、予約されたリソースで信号を送信できるように、各物理レイヤ・セル識別子のために、予約された個別のリソースが利用可能でありうる。eNBは、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じたか否かを判定するために、割り当てられた物理レイヤ・セル識別子に対応する、予約されたリソースをモニタしうる。
さらに別の態様によれば、物理レイヤ・セル識別子衝突に含まれる物理レイヤ・セル識別子に対応する信号をUEが送信する、予約された共通のリソースが利用可能でありうる。すべてのeNBは、予約されたリソースをモニタし、その物理レイヤ・セル識別子を、予約された共通のリソースで送信された物理レイヤ・セル識別子と比較することによって、予約されたリソースが、物理レイヤ・セル識別子衝突に含まれているかを判定しうる。
1つの態様によれば、UEは、異なるタイミング仮説(または、あるしきい値よりも大きなタイミング仮説差分)に関連付けられた同じセルIDに対応する物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号した場合、セルID衝突が生じたと判定する。あるいは、UEは、異なるペイロードを有する同じセルIDに対応するPBCHを復号した場合、セルID衝突が生じていると判定する。別の基地局が別のペイロードを送信することを保証するために、ペイロードが、送信設定またはセル・パラメータによって決定されると、PBCHにおける予約ビットが使用される場合がありうる。
図6Aは、1つの態様にしたがって、予約ビットを用いて、無線ネットワークにおける物理レイヤ・セル識別子衝突を検出するための方法を例示するフロー・チャートである。ブロック602では、eNBが、eNBのグローバル・セル識別子から、ビットのパターンを生成する。ブロック604では、eNBが、生成されたビットのパターンを、PBCHで送信する。この送信は、定期的に行われ、例えば、いくつかのPBCHがこのパターンを含む一方、他のPBCHは、このパターンを含まない。
1つの態様によれば、eNBは、PBCHのペイロードで、未使用(予約)ビットのサブセットのためのビットを生成しうる。eNBは、eNBのグローバル・セル識別子を用いてシードされた乱数生成器からビットを生成することによって、選択された未使用ビットを生成しうる。あるいは、eNBは、グローバル・セル識別子を、選択された未使用ビットにダイレクトにマッピングすることによって、選択された未使用ビットを生成しうる。
図6Bは、物理ブロードキャスト・チャネル上の24ビットのペイロードの例示である。物理ブロードキャスト・チャネル・ペイロードは、マスタ情報ブロック(MIB)に対応する第1の部分652を含んでいる。前述したように、物理ブロードキャスト・チャネル・ペイロードはさらに、送信元のeNBのグローバル・セル識別子に対応する第2の部分654をも含む。例えば、2つのeNBが、同一の帯域幅、送信アンテナ数、および物理レイヤ・セル識別子を有しているのであれば、これら2つのeNBは、マスタ情報ブロックを表す第1の部分652において、同一のビットを有する物理ブロードキャスト・チャネル・ペイロードを送信するであろう。第2の部分654は、グローバル・セル識別子を表し、これによって、UEは、(ユニークなグローバル・セル識別子変調ビットを除いて、)同一の設定を持つ2つのeNBからのペイロードを区別できるようになる。このような予約ビット構成は、さまざまな条件に依存して、常にまたはある時間において、eNBによって実施されうる。
グローバル・セル識別子に対応するブロードキャスト・ビットによって、UEは、eNBが同一の物理レイヤ・セル識別子を有する場合に、物理ブロードキャスト・チャネルにおけるペイロードを区別できるようになる。無線ネットワークに接続されたレガシーUEは、グローバル・セル識別子に対応する、送信されたビットによって影響を受けない。なぜなら、これらのビットは、以前に予約されているからである。別の態様によれば、グローバル・セル識別子に対応するブロードキャスト・ビットは、グローバル・セル識別子検出および/または検証のためである。例えば、UEにおいて復号された、物理ブロードキャスト・チャネル・ペイロードからのブロードキャスト・ビットは、セル探索中、検出元のeNBから判定されたグローバル・セル識別子を検証するために、UEによって使用されうる。
同期ネットワークでは、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じた場合、同一の物理レイヤ・セル識別子を有するeNBからの一次同期信号/二次同期信号は、同一の信号でありうる。すなわち、同一の物理レイヤ・セル識別子を有する2つのeNBが、同一の帯域幅およびアンテナ数をも有しているのであれば、これら2つのeNBからのブロードキャスト信号は同一である。しかしながら、同期不正確および/または伝搬遅れによって、セルからの信号は、UEによって受信された場合に、時間的に離れるようになりうる。同期ネットワークでは、同じ物理レイヤ・セル識別子を有する2つのセルが衝突した場合、一次同期信号/二次同期信号検出に基づいて衝突を検出することは可能ではないことがありうる。なぜなら、別のeNBからのこのような信号は、物理レイヤ・セル識別子がオーバラップするため、UEによって、同一の信号として見られるからである。この場合、物理ブロードキャスト・チャネルによってでさえ、異なるセルを検出することは可能ではないことがありうる。この場合、1つの態様によれば、(例えば、図6Bに例示されているもののような)物理ブロードキャスト・チャネルの予約ビットは、信号を、同一の物理レイヤ・セル識別子を有する2つのeNBのおのおのと区別するために、eNBによって使用される。
図7は、1つの態様にしたがって、無線ネットワークにおいて物理レイヤ・セル識別子衝突が生じた場合を判定するためのフロー・チャートである。ブロック702では、UEが、第1のeNBの物理ブロードキャストから、第1のグローバル・セル識別子変調ペイロードを受信する。ブロック704では、UEが、第2のeNBの物理ブロードキャストから、第2のグローバル・セル識別子変調ペイロードを受信する。ブロック706では、第1のグローバル・セル識別子変調ペイロードが、第2のグローバル・セル識別子変調ペイロードと同じであるか否かをUEが判定する。第1のグローバル・セル識別子変調ペイロードと、第2のグローバル・セル識別子変調ペイロードとが異なる場合、UEは、ブロック708に進み、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じたと判定する。そうではない場合、処理はブロック702に戻る。
UEは、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じたと判定した後、ブロック710に進み、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートするか否かを判定する。UEが、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートすべきである場合、UEは、前述したように、ブロック716に進み、この衝突をレポートする。UEが、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートしないと決定した場合、UEは、ブロック714において、ベスト・エフォート復号を実行しうる。例えば、マクロ・セルへ、潜在的に干渉するフェムト・セルをレポートすることのように、UEが衝突をレポートすると、マクロ・セルは、ネットワーク・バックホールを介してフェムト・セルと通信し、フェムト・セルに対して、物理レイヤ・セル識別子を変更するように要求する。
1つの態様によれば、同期ネットワークにおいて、UEにおける干渉除去が利用可能であれば、UEは、異なるペイロードを持つ物理ブロードキャスト・チャネルが存在するか否かの検出を容易にするために、干渉除去を用いて、各セルにおける物理ブロードキャスト・チャネル復号をトリガしうる。特定のセルIDが、セルID衝突に含まれているか否かを検出するために、UEは先ず、セルIDに対応するCRSおよび/またはPBCHを除去し、次に、同じセルIDについて、PBCH復号を再度トリガしうる。CRSを除去する場合、同じセルIDを持つ第2のセルのCRSが存在するのであれば、それがキャンセル・アウトされていないことを保証するために、PBCHデータからのチャネル推定値が使用されうる。ペイロードが同一であれば、すなわち、グローバル・セル識別子が、予約ビットのサブセットを設定するために使用されている場合に、物理レイヤ・セル識別子が、セルと、グローバル・セル識別子変調ビットとの両方で同一であれば、干渉除去は、第2の物理ブロードキャスト・チャネルを除去するだろう。すなわち、干渉除去後、第2の物理ブロードキャスト・チャネル・ペイロードには、雑音以外に、復号するものが無くなるだろう。これは、衝突が生じていないことを示す。ペイロードが異なる場合、第2の復号がこれを示すであろう。そして、物理レイヤ・セル識別子衝突が宣言されうる。
UEは、前述したように、ある間隔で、または、例えば、UEが強い共通基準信号(CRS)を検出するも、チャネルおよびシステム情報ブロック(SIB)を復号することに困難を有するようなある状況において、干渉除去を実行しうる。UEが、(同じ物理レイヤ・セル識別子を用いて複数の基地局を示す)物理ダウンリンク制御チャネルにおいて複数のシステム情報ブロックを検出した場合、UEは、本開示に記載されたベスト・エフォートおよび技術を用いて、これらを復号することを試みうる。
別の態様によれば、UEが、(例えば、グローバル・セル識別子変調ペイロードを有する物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のような)制御メッセージまたはデータを復号する場合、UEは、このメッセージを完全に復号するのではなく、物理レイヤ・セル識別子衝突が無線ネットワークで生じたか否かを判定するために、チャネル推定を実行しうる。図8は、物理レイヤ・セル識別子衝突が無線ネットワークにおいて生じた場合を、この態様にしたがって判定するためのフロー・チャートである。ブロック802では、UEが、例えば、GCID変調ペイロードを有するPBCHのようなデータ/制御メッセージを受信する。ブロック820では、UEが、例えば共通基準信号(CRS)またはUE−RSのようなパイロットを用いて、パイロット・ベースのチャネル推定を実行する。共通基準信号/UE−RSの拡散シーケンスは、eNBの物理レイヤ・セル識別子から導出される。
ブロック822では、UEが、例えば、GCID変調ペイロードを有するPBCHのような復号されたデータ/制御メッセージのデータ変調部分を用いて、データ・ベースのチャネル推定を実行する。2つのeNBが異なるデータを送信した場合、データからのチャネル推定値は、単に、このデータを送信したeNBのチャネル推定値となるだろう。一方、セルID衝突が無かった場合、データで見られるパイロットおよびチャネルに基づくチャネル推定値は類似する。これは、セルID衝突が生じたか否かを判定するために使用されうる。例は、2つのチャネル推定値の比の平均が、期待された値と著しく異なる場合であり、例えば、この平均比のフェーズが、ゼロとは著しく異なる場合である。したがって、2つのチャネル推定値がミスマッチしている場合、UEは、セルID衝突が生じたと判定する。
記載された技術はまた、eNBによって受信されたアップリンク通信中にも適合しうる。このようなアップリンク衝突は、1または複数のUEがeNBへ適切に送信しているが、1または複数のその他のUEが、eNBと同じセルIDを共有している近隣の基地局に接続されている場合に生じうる。1つの態様では、eNBは、UEによって送信されたパイロットから推定されたチャネルが、UEによって送信されたデータから推定されたチャネルと著しく異なる場合に、セルID衝突が生じたと判定しうる。
別の態様では、eNBは、特定のeNBによってスケジュールされていないUEから、eNBのセルIDに対応するパラメータを用いるアップリンク送信を受信した場合に、セルID衝突を検出しうる。
ブロック806では、パイロット・ベースのチャネル推定値と、データ変調部分に基づくチャネル推定値との間の差分が、予め定められたしきい値よりも大きいか否かを判定する。この差分が、予め定められたしきい値よりも大きい場合、UEは、ブロック808に進み、物理レイヤ・セル識別子衝突が生じていると判定する。そうではない場合、処理はブロック802に戻る。
物理レイヤ・セル識別子衝突が生じたとUEが判定した後、ロジックは、ブロック810に進み、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートすべきか否かを判定する。UEが、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートすべきである場合、ロジックはブロック812に進み、前述したように、この衝突をレポートする。UEが、物理レイヤ・セル識別子衝突をレポートしないと決定した場合、UEは、ブロック814において、ベスト・エフォート復号を実行しうる。
物理ブロードキャスト・チャネル・ペイロードの完全な復号を行う代わりにチャネル推定を実行することにより、UEにおけるオーバヘッドが減少し、UEの効率が高まる。
1つの態様によれば、物理レイヤ・セル識別子衝突を識別するためにeNBが使用しうる信号をUEが送信するために、あるアップリンク・リソースが予約される。例えば、予約されたリソースは、異なるセル物理レイヤ・セル識別子を有するセルについて異なりうる。UEは、この予約されたリソースで、既知の信号を送信しうる。eNBは、物理レイヤ・セル識別子に対応する予約空間において既知の信号を検出した場合、物理レイヤ・セル識別子が衝突に含まれているか否かを判定しうる。あるいは、すべての物理レイヤ・セル識別子のために共通のリソースが予約されうる。UEは、UEが検出した物理レイヤ・セル識別子が衝突に含まていることに依存して、この予約されたリソースで、信号を送信しうる。eNBは、この予約されたリソースをモニタしうる。eNBが、自己の物理レイヤ・セル識別子に対応する信号を検出した場合、eノードBは、物理レイヤ・セル識別子衝突に含まれていると推論しうる。
図9は、物理レイヤ・セル識別子衝突を、本開示の1つの態様にしたがって検出およびレポートするための方法を例示する。ブロック902では、UEが、近隣の基地局から、無線信号を受信する。ブロック904では、受信した無線信号から、近隣の基地局が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有しているか否かをUEが判定する。
図10は、物理レイヤ・セル識別子衝突を、本開示の1つの態様にしたがって検出およびレポートするための方法を例示する。ブロック1002では、eNBが、複数のUEから無線信号を受信する。この無線信号は、共通PCIDに対応する、各UEからのパイロット信号を含む。この無線信号はまた、別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージを含む。ブロック1004では、eNBが、この無線信号に基づいて、PCID衝突が生じているか否かを判定する。
UEは、複数の近隣の基地局から、無線信号を受信する手段と、受信した無線信号から、近隣の基地局が、共通物理セル・レイヤ識別子(PCID)を有しているか否かを判定する手段とを有しうる。1つの態様では、前述した手段は、前述された手段によって記載された機能を実行するための、プロセッサ(単数または複数)、コントローラ/プロセッサ480、メモリ482、受信プロセッサ458、復調器454a、およびアンテナ452aでありうる。別の態様では、前述した手段は、前述した手段によって記述された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置でありうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアでダイレクトに、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (40)

  1. 無線ネットワークにおいて通信する方法であって、
    少なくとも1つの近隣の基地局から無線信号を受信することと、
    前記受信した無線信号から、前記受信した無線信号が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有する近隣の基地局に対応しているか否かを判定することと、
    を備える方法。
  2. 前記近隣の基地局のうちの少なくとも1つへPCID衝突をレポートすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つの別の基地局へPCID衝突をレポートすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記レポートすることは、前記PCID衝突に含まれているグローバル・セル識別子をレポートすることを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 予約されたアップリンク・リソースでPCID衝突をレポートすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記判定することは、
    異なるタイミングを持つ、前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応する同期信号を検出することと、
    前記検出されたタイミング間のタイミング差を、しきい値と比較することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記判定することは、前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応する複数のシステム情報ブロック(SIB)を受信した場合、前記近隣の基地局が、前記共通物理レイヤ・セル識別子を有していると判定することを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記判定することはさらに、前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応するSIBのための複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信した場合、前記近隣の基地局が、前記共通物理レイヤ・セル識別子を有していると判定することを備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記判定することは、前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応する複数の物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信することを備え、
    前記PBCHは異なるペイロードを有する、請求項1に記載の方法。
  10. 複数の前記異なるペイロードは、グローバル・セル識別子(GCID)に基づく第1のペイロードおよび第2のペイロードを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記判定することはさらに、
    第1のセル識別子に対応する第1のペイロードを復号することと、
    前記第1のペイロードに対応する信号を、受信した信号から除去することにより、干渉除去を実行することと、
    前記第1のセル識別子のための第2の復号をトリガすることと、
    前記第1のペイロードを、前記受信した信号から除去した後、前記第1のペイロードと異なる第2のペイロードの復号が成功した場合、セル識別子衝突を宣言することと
    を備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記干渉除去は、パイロットおよびデータの除去を備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記パイロットの除去は、データ信号のチャネル推定値を活用する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記判定することはさらに、
    パイロット信号を用いて、データ送信に対応する第1のチャネル推定を実行することと、
    データ変調部分を用いて、前記データ送信のための第2のチャネル推定を実行することと、
    前記第1のチャネル推定と前記第2のチャネル推定とに基づいて、近隣の基地局が、共通物理レイヤ・セル識別子を有していると判定することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記パイロット信号は、共通基準信号(CRS)とユーザ機器基準信号(UE−RS)とのうちの1つを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 無線通信のための装置であって、
    少なくとも1つの近隣の基地局から無線信号を受信する手段と、
    前記受信した無線信号から、前記受信した無線信号が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有する近隣の基地局に対応しているか否かを判定する手段と、
    を備える装置。
  17. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記プログラム・コードは、
    少なくとも1つの近隣の基地局から、無線信号を受信するためのプログラム・コードと、
    前記受信した無線信号から、前記受信した無線信号が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有する近隣の基地局に対応しているか否かを判定するためのプログラム・コードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  18. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    少なくとも1つの近隣の基地局から無線信号を受信し、
    前記受信した無線信号から、前記受信した無線信号が、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)を有する近隣の基地局に対応しているか否かを判定する
    ように構成された、装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記近隣の基地局のうちの少なくとも1つへ、PCID衝突をレポートするように構成された、請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、少なくとも1つの他の基地局へ、PCID衝突をレポートするように構成された、請求項18に記載の装置。
  21. 前記レポートすることは、前記PCID衝突に含まれているグローバル・セル識別子をレポートすることを備える、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、予約されたアップリンク・リソースでPCID衝突をレポートするように構成された、請求項18に記載の装置。
  23. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    異なるタイミングを持つ、前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応する同期信号を検出し、
    前記検出されたタイミング間のタイミング差を、しきい値と比較する
    ように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項18に記載の装置。
  24. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応する複数のシステム情報ブロック(SIB)を受信した場合、前記近隣の基地局が、前記共通物理レイヤ・セル識別子を有していると判定するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項18に記載の装置。
  25. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応するSIBのための複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信した場合、前記近隣の基地局が、前記共通物理レイヤ・セル識別子を有していると判定するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項24に記載の装置。
  26. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    前記共通物理レイヤ・セル識別子に対応する複数の物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記PBCHは異なるペイロードを有する、請求項18に記載の装置。
  27. 複数の前記異なるペイロードは、グローバル・セル識別子(GCID)に基づく第1のペイロードおよび第2のペイロードを備える、請求項26に記載の装置。
  28. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    第1のセル識別子に対応する第1のペイロードを復号し、
    前記第1のペイロードに対応する信号を、受信した信号から除去することにより、干渉除去を実行し、
    前記第1のセル識別子のための第2の復号をトリガし、
    前記第1のペイロードを、前記受信した信号から除去した後、前記第1のペイロードと異なる第2のペイロードの復号が成功した場合、セル識別子衝突を宣言する、
    ように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項18に記載の装置。
  29. 前記干渉除去は、パイロットおよびデータの除去を備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記パイロットの除去は、データ信号のチャネル推定値を活用する、請求項28に記載の装置。
  31. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    共通基準信号(CRS)を用いて、データ送信に対応する第1のチャネル推定を実行し、
    データ変調部分を用いて、前記データ送信のための第2のチャネル推定を実行し、
    前記第1のチャネル推定と前記第2のチャネル推定とに基づいて、近隣の基地局が、共通物理レイヤ・セル識別子を有していると判定する
    ように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項28に記載の装置。
  32. 前記パイロット信号は、共通基準信号(CRS)とユーザ機器基準信号(UE−RS)とのうちの1つを備える、請求項31に記載の装置。
  33. 無線ネットワークにおいて通信する方法であって、
    イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信することと、ここで、前記無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号と、前記UEのうちの別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージとを含む、
    PCID衝突が生じているか否かを、前記無線信号に基づいて判定することと、
    を備える方法。
  34. 前記判定することは、
    前記複数のUEのうちの1つからのパイロット信号を用いて、データ送信に対応する第1のチャネル推定を実行することと、
    データ変調部分を用いて、前記データ送信のための第2のチャネル推定を実行することと、
    前記第1のチャネル推定および前記第2のチャネル推定に基づいて、前記PCID衝突を宣言することと
    を備える、請求項33に記載の方法。
  35. 前記判定することは、
    前記eNBによってスケジュールされていない、未スケジュールのUEを検出することと、
    前記未スケジュールのUEの送信パラメータが、前記eNBのPCIDに対応する場合、前記PCIDを宣言することと
    を備える、請求項33に記載の方法。
  36. 無線通信のための装置であって、
    イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信する手段と、ここで、前記無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号と、前記UEのうちの別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージとを含む、
    PCID衝突が生じているか否かを、前記無線信号に基づいて判定する手段と、
    を備える装置。
  37. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    記録された非一時的なプログラム・コードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、
    前記プログラム・コードは、
    イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信するためのプログラム・コードと、ここで、前記無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号と、前記UEのうちの別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージとを含む、
    PCID衝突が生じているか否かを、前記無線信号に基づいて判定するためのプログラム・コードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  38. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    イボルブド・ノードB(eNB)において、複数のユーザ機器(UE)から無線信号を受信し、ここで、前記無線信号は、共通物理レイヤ・セル識別子(PCID)に対応する、各UEからのパイロット信号と、前記UEのうちの別のUEのデータ・メッセージとは異なるUEデータ・メッセージとを含む、
    PCID衝突が生じているか否かを、無線信号に基づいて判定する
    ように構成された、装置。
  39. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    前記複数のUEのうちの1つからのパイロット信号を用いて、データ送信に対応する第1のチャネル推定を実行し、
    データ変調部分を用いて、前記データ送信のための第2のチャネル推定を実行し、
    前記第1のチャネル推定および前記第2のチャネル推定に基づいて、前記PCID衝突を宣言するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項38に記載の装置。
  40. 前記判定するように構成された少なくとも1つのプロセッサは、
    前記eNBによってスケジュールされていない、未スケジュールのUEを検出し、
    前記未スケジュールのUEの送信パラメータが、前記eNBのPCIDに対応する場合、前記PCIDを宣言するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサを備える、
    請求項38に記載の装置。
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