JP2013528668A - 新規マゼンタキナクリドン顔料 - Google Patents

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Abstract

本発明は、単相固溶体の総重量に対して65〜98重量%の置換されていないキナクリドン、1〜34重量%の2,9−ジメチルキナクリドン、及び1〜10重量%の2,9−ジクロロキナクリドンを含む単相固溶体に関する。

Description

本発明は、単結晶相固溶体をベースとする新規のキナクリドン顔料に関する。
顔料は、染料と比べてかなりより良好な耐候性、溶剤安定性及び耐温性を示すために、インクジェット用インキ調合物においては益々顔料が染料を置き換えつつある。インクジェット用途のために幾つかのマゼンタ顔料が商業的に入手できるものの、色域を拡張するために高い彩度を有する青みの強い(blue−shaded)マゼンタに対する要望がある。
通常は色が二つまたはそれ以上の成分の相加効果の直接的な機能である物理的な混合物とは対照的に、固溶体は予期できない新しい色相を生み、そのため新しい顔料を模索している特にはこのことはそれらを非常に興味深いものとする。
単一の顔料に関しては、固溶体の結晶相が顔料の色特性及びレオロジー特性を決める。これらの性質は、固溶体が単結晶変態によって特徴付けされていて初めて再現可能に得ることができる。しかし、固溶体での単結晶相の形成は簡単ではない。というのも、これらは少なくとも二種の顔料を含み、これらの顔料は、それらの特定の結晶相を形成し、結果、結晶相混合物を形成する傾向があり得るからである。
単結晶相を有する新規の青みの強いマゼンタキナクリドン顔料を見出そうというのが本発明の課題の一つであった。
US−A−3160510(特許文献1)は、濃硫酸中で対応するキナクリドン混合物をアシッドペースティングし、更に高温下にジメチルホルムアミド中で仕上げ処理することによるキナクリドン固溶体の製造法を記載している。その発明者らは、或る条件下での単結晶相の形成を記載している。しかし、この方法は、硫酸が多量に必要なために環境に対する影響が大きく、望ましくないスルホン化キナクリドン副生成物が形成し、また毒性のある溶剤であるジメチルホルムアミドが使用される。
その代わりに、キナクリドン固溶体は、対応するアニロテレフタル酸類の混合物をポリリン酸中で閉環し、次いでアルコールなどの代替の有機溶剤中で仕上げ処理することによって得ることができる。残念ながら、本発明者らは、US−A−3160510(特許文献1)に記載の固溶体は、アシッドペースティングプロセスをポリリン酸プロセスで置き換えた場合には結晶相の混合物として得られ、これは、上述のように、プロセスの再現性を妨げ、そして色の性質を損なわせることを確認した。
驚くべきことに、以下に記載する単結晶相キナクリドン固溶体が、この固溶体がUS−A−3160510(特許文献1)で提案される範囲外の相対量で、置換されていないキナクリドン、2,9−ジメチルキナクリドン及び2,9−ジクロロキナクリドンから組成される時に、ポリリン酸プロセスによって得ることができる。
それ故、本発明は、単相固溶体の全重量に対し置換されていないキナクリドン65〜98重量%、2,9−ジメチルキナクリドン1〜34重量%、及び2,9−ジクロロキナクリドン1〜10重量%を含む新規の単相固溶体を提供する。
好ましくは、本発明の固溶体は、単相固溶体の全重量に対して、置換されていないキナクリドン69〜90重量%、2,9−ジメチルキナクリドン2〜25重量%、及び2,9−ジクロロキナクリドン5〜10重量%を含む。
より好ましくは、本発明の固溶体は、単相固溶体の全重量に対し、置換されていないキナクリドン69〜85重量%、2,9−ジメチルキナクリドン5〜25重量%、及び2,9−ジクロロキナクリドン5〜10重量%を含む。
特に、本発明の固溶体は、キナクリドン単相固溶体の全重量に対し、置換されていないキナクリドン65〜98重量%、好ましくは69〜90重量%、より好ましくは69〜85重量%、2,9−ジメチルキナクリドン1〜34重量%、好ましくは2〜25重量%、より好ましくは5〜25重量%、及び2,9−ジクロロキナクリドン1〜10重量%、好ましくは5〜10重量%からなる。
本発明の固溶体は、個々のX線パターンの相加したものとは異なるX線パターンによって同定可能であり、特に、(Cu−Kα線、2θデータは単位「°」、dデータは単位「Å−1」、透過において室温で測定)から以下の主ラインを与える。
Figure 2013528668
固溶体及び測定精度に依存して、ラインの位置は±0.2°の範囲で変わり得る。更に、製造方法の精度に依存して、X線パターンに少量の他のキナクリドン結晶相が確認される場合もあるかもしれない。P.R.202のアルファ相が混合物中に存在する場合には、11.03 2θのピークと12.15 2θのピークとの間の相対強度は15%までであり得る。
本発明の固溶体は、青みの強いマゼンタ色相によって特徴付けられる。CIELABに従い、彩度は好ましくは74>C>60、より好ましくは70>C>64である。色相は、好ましくは34>h>20、より好ましくは32>h>23である。これらの値は、アルキド−メラミン焼き付けラッカー(AM)についてマストーンで測定され; C(彩度)及びh(色相)値は、DIN5033−7、ISO7724−2に従いD65イルミナント及び視野10°、例えばMinolta 3700を用いて測定する。
本発明の固溶体は、各々のアニリノテレフタル酸類の対応する量の混合物をポリリン酸またはエステル中で縮合し、そして粗製顔料を高められた温度下に仕上げ処理に付すことによって製造することができる。
本発明の固溶体を得るためには、65〜98重量%、好ましくは69〜90重量%、より好ましくは69〜85重量%のアニリノテレフタル酸、1〜34重量%、好ましくは2〜25重量%、より好ましくは5〜25重量%の2,9−ジメチルアニリノテレフタル酸、及び1〜10重量%、好ましくは5〜10重量%の2,9−ジクロロアニリノテレフタル酸を、ポリリン酸またはそれのエステル(83.5〜86.0%P)中で、100〜150℃、より好ましくは110〜135℃で縮合し、生じた溶融物を水でまたは水性オルトリン酸で0〜150℃、好ましくは10〜99℃で加水分解する。濾過及び洗浄後、粗製生成物を有機溶剤及び/または水で80〜180℃、より好ましくは90〜150℃の温度で、場合により加圧下に、適切には0.5〜24時間、より好ましくは1〜10時間、処理する。
有機溶剤処理に便利な溶剤は、例えば非環式炭化水素、例えばシクロヘキサン、C〜Cアルカノール類、例えばメタノール、エタノール、n−もしくはiso−プロパノール、n−もしくはiso−ブタノール、tert−ブタノール、ペンタノール類、ヘキサノール類、シクロヘキサノール、多価アルコール類、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール: C〜Cジアルキルケトン類または環状ケトン類、例えばアセトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトンまたはシクロヘキサノン; エーテル類及びグリコールエーテル類、例えばエチレングリコールまたはプロピレングリコールのモノメチルもしくはモノエチルエーテル、ブチルグリコール、エチルジグリコールまたはメトキシブタノール; 芳香族炭化水素、例えばトルエン、o−、m−もしくはp−キシレンまたはエチルベンゼン、環状エーテル類、例えばテトラヒドロフラン、塩素化芳香族炭化水素、例えばクロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベンゼンまたはブロモベンゼン; 安息香酸、ニトロベンゼン、フェノール; C〜Cアルキルカルボキシレート類、例えばギ酸ブチル、酢酸エチルまたはプロピオン酸プロピル; カルボン酸C〜Cグリコールエステル類、C〜Cアルキルフタレート類及びC〜Cアルキルベンゾエート類、例えば安息香酸エチル; ヘテロ環式塩基、例えばピリジン、キノリン、モルホリンまたはピコリン; 並びにジメチルスルホキシド及びスルホンである。
原則的に、脂肪族カルボキサミド類、例えばホルムアミドまたはジメチルホルムアミド; 環状カルボアミド類、例えばN−メチルピロリドンも使用可能であるが、環境的な理由から避けた方がよい。
好ましい溶剤は、アルカノール類、特にエタノール、プロパノール類、ブタノール類及びペンタノール類; 芳香族炭化水素、例えばトルエン、o−、m−もしくはp−キシレンまたはエチルベンゼン; 塩素化芳香族炭化水素、例えばクロロベンゼン、o−ジクロロベンゼンである。
特に好ましいものはブタノール類、例えばiso−ブタノール、ペンタノール類、及びクロロベンゼンである。
色特性を改善しそして特定の色効果を得るためには、プロセスの任意の時点で溶剤、相乗剤、界面活性剤、消泡剤、エクステンダー、無機塩、例えば硫酸ナトリウム、または他の添加剤を加えることができる。また、これらの添加剤の混合物を使用することもできる。これらの添加剤は、全てを一度にあるいは二つまたはそれ以上に分けて添加することができる。添加は、閉環の前、その最中またはその後で、加水分解中、あるいは仕上げ処理中、またあるいは単離の最中またはその後で行うことができる。
適当な界面活性剤は、アニオン性、カチオン性及びノニオン性界面活性剤である。適当なアニオン性界面活性剤の例は、脂肪酸タウリド類、脂肪酸N−メチルタウリド類、脂肪酸イセチオネート類、アルキルベンゼンスルホネート類、アルキルナフタレンスルホネート類、アルキルフェノールポリグリコールエーテルスルフェート類、及び脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート類、脂肪酸、例えばパルミチン酸、ステアリン酸及びオレイン酸、石けん類、例えば脂肪酸のアルカリ金属塩、ナフテン酸類及び樹脂酸類、例えばアビエチン酸、及びアルカリ可溶性樹脂、例えばロジン変性マレエート樹脂である。
適当なカチオン性界面活性剤の例は、第四アンモニウム塩、脂肪アミンエトキシレート類、脂肪アミンポリグリコールエーテル類、及び脂肪アミン類である。ノニオン性界面活性剤の例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテル類、脂肪酸ポリグリコールエステル類、及びアルキルフェノールポリグリコールエーテル類である。
一部の応用媒体(application media)中では、使用する顔料のレオロジー性を向上するために相乗剤を使用することが必要である。
それ故、本発明の固溶体は、必要ならば、一般式Q−[A−Y]の相乗剤と組み合わせることができる。式中、Qは、置換されていないキナクリドン、またはハロゲン、アルキル、アルコキシ、HN−CO−、アルキル−NH−CO−もしくは(アルキル)−N−CO−で置換されたキナクリドンであってよく; Aは、直接結合または−CR−、−CO−、−SO−、−O−、−S−、NR−もしくはアリール、例えばフェニルを表し、ここでR及びRは、水素またはC〜Cアルキルであり、そしてYは、水素、−NR、−OH、C−C−アルキル、C−Cアルコキシ、アリール、例えばフェニル、5、6もしくは7員ヘテロ環の残基、−SO−アンモニウムまたは−SOMを表し、ここでMは金属であり、ここでR及びRは、水素であるか、またはヘテロ環、アミン類もしくはアミド類で置換されていてもよいC〜Cアルキル残基であり、そしてnは1〜4の数である。固溶体と相乗剤との組み合わせは、前記固溶体を製造する時の任意のステップで行うことができる。通常は、相乗剤は、固溶体の結晶格子の一部ではない。必要な場合には、相乗剤は、固溶体及び相乗剤の合計重量に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%の量で加えられる。
インクジェット用インキなどの所定の用途分野では、二価及び三価のカチオンから顔料を精製する必要がある場合があり、これは通常の方法で行うことができる。
色相を色調整(shade)して、特定の用途からの要求にそれを合わせるためには、本発明の固溶体を、更に別の有機有色顔料、無機顔料及び染料と組み合わせることができる。
色相を色調整するのに使用できる有機有色顔料は、アゾ顔料または多環式顔料; イエロー顔料、例えばC.I.ピグメントイエロー155、P.Y.139、P.Y.83、P.Y.181、P.Y.191、P.Y.75、P.Y.180またはP.Y.97; オレンジ顔料、例えばP.O.62、P.O.36、P.O.34、P.O.13、P.O.36、P.O.13、P.O.43またはP.O.5: レッド/マゼンタ顔料、例えばP.R.57、P.R.48、P.R.122、P.R.146、P.R.154、P.R.185、P.R.184、P.R.192、P.R.202、P.R.207、P.R.206またはP.R.209; 及びバイオレット顔料、例えばP.V.19、P.V.23、P.V. 29、P.V.35またはP.V.37、P.V.57、並びにブルー顔料、例えばP.B.15、P.B.60またはP.B.80からなる群から選択することができる。
本発明の固溶体の色相を色調整するのに好ましい染料は、水溶性染料、例えば直接染料、反応性染料及び酸性染料、並びに溶剤可溶性染料、例えばソルベント染料、分散染料及び建染染料である。挙げ得る具体例は、C.I.リアクティブイエロー37、アシッドイエロー23、リアクティブレッド23、180、アシッドレッド52、リアクティブブルー19、21、アシッドブルー9、ダイレクトブルー199、ソルベントイエロー14、16、25、56、64、79、81、82、83:1、93、98、133、162、174、ソルベントレッド8、19、24、49、89、90、91、109、118、119、122、127、135、160、195、212、215、ソルベントブルー44、45、ソルベントオレンジ60、63、ディスパースイエロー64、バットレッド41である。
本発明の固溶体は、天然または合成起源の高分子量有機材料、例えばプラスチック、樹脂、コーティング材料及び印刷インキの着色に使用することができる。高分子量有機材料の例は、セルロースエーテル類及びセルロースエステル類、例えばエチルセルロース、ニトロセルロース、セルロースアセテートまたはセルロースブチレート、天然樹脂または合成樹脂、例えば付加重合樹脂または縮合樹脂(例は、アミノ樹脂、特に尿素−もしくはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂)、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート、ポリオレフィン、例えばポリスチレン、ポリビニルクロライド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリウレタンまたはポリエステル、ゴム、カゼイン、シリコーン、及びシリコーン樹脂の単独または混合物である。
これに関連して、言及した高分子量有機材料が、プラスチック材料、溶融物の形か、または紡糸液、ワニス、ペイントまたは印刷インキの形であるかは問題とされない。意図する用途に依存して、本発明の固溶体を、ブレンドとしてまたは調合物もしくは分散物の形で使用することが有利である。着色すべき高分子量有機材料を基準として、本発明の固溶体は、着色された材料の全量に対して好ましくは0.1〜10重量%の量で使用される。
本発明の固溶体は、電子写真トナー及び現像剤、例えば一成分もしくは二成分粉体トナー(いわゆる、一成分もしくは二成分現像剤)、磁気トナー、液体トナー、ラテックストナー、重合トナー及び特殊トナー(specialty toner)中の着色剤として使用するのに適している。典型的なトナーバインダーは、付加重合樹脂、重付加樹脂及び重縮合樹脂、例えばスチレン樹脂、スチレン−アクリレート樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、アクリレート樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール−エポキシ樹脂、ポリスルホン、ポリウレタンの単独または組み合わせ、並びにポリエチレン及びポリプロピレンであり、これらは、更なる成分、例えば荷電制御剤、ワックスまたは流動助剤を含んでもよいか、またはこれらの添加剤で後から改質してよい。
更に、本発明の固溶体は、粉体及び粉体塗料、特に物品の表面、例えば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート、テキスタイル材料、紙またはゴム製の物品の表面の被覆に使用される摩擦電気的(triboelectrically)または動電気的(electrokinetically)にスプレー可能な粉体塗料中の適当な着色剤である。
更に、本発明の固溶体は、水系または非水系のインクジェット用インキ中の着色剤として、並びにホットメルトプロセスに従い機能するインキ中の着色剤として使用することができる。
インクジェット用インキは、一般的に、合計で(乾質規準で)0.5〜15重量%、好ましくは1.5〜8重量%の一種またはそれ以上の本発明の固溶体を含む。マイクロエマルションインキは、有機溶剤と水とに基づき、更に追加のハイドロトロープ物質(インターフェースメディケータ)を含むかまたは含まない。マイクロエマルションインキは、0.5〜15重量%、好ましくは1.5〜8重量%の一種またはそれ以上の本発明の固溶体、5〜99重量%の水、及び0.5〜94.5重量%の有機溶剤及び/またはハイドロトロープ化合物を含む。
溶剤系のインクジェット用インキは、好ましくは、0.5〜15重量%の本発明の一種またはそれ以上の固溶体、85〜99.5重量%の有機溶剤及び/またはハイドロトロープ化合物を含む。
ホットメルトインキは、殆どの場合、室温では固体で、加熱すると液化するワックス、脂肪酸、脂肪アルコールまたはスルホンアミドに基づき、好ましい溶融範囲は約60℃〜約140℃である。ホットメルト型インクジェット用インキは、例えば20〜90重量%のワックス及び1〜10重量%の一種またはそれ以上の本発明の固溶体から本質的になる。これらは、更に、0〜20重量%の追加のポリマー(“染料溶媒”として)、0〜5重量%の分散剤、0〜20重量%の粘度調節剤、0〜20重量%の可塑剤、0〜10重量%の粘着添加剤、0〜10重量%の透明性安定剤(例えばワックスの結晶化を防ぐもの)、並びに0〜2重量%の酸化防止剤を含んでもよい。
本発明の固溶体は、加法混色及び減法混色式の両方のカラーフィルターのための着色剤としても使用することができる。
以下の例では、他に記載がなければ、部は重量部、百分率は重量%である。
マストーンアルキド−メラミン焼き付けラッカーの調製
150mlのプラスチック製ビーカー中に、3.6gの固溶体及び26.4gのアルキドメラミン粉砕媒体(50%Vialkyd(登録商標)AC451n/70SNB及び50%ソルベントナフサ,軽質)を、分散機上で、85gの3mm径ガラスビードで30分間、660rpmで分散する。この着色されたラッカーを、60gのクリアラッカー(26.4%Vialkyd AC451n/70SNB、29.4%Vialkyd AC 451/60X、35.8%Maprenal MF600/55BIB、2.2%ソルベントナフサ,軽質、2.2%n−ブタノール、2.2%Depanol I、1.8%ブチルジグリコール)中にガラス棒で攪拌しながらゆっくりと混ぜ入れる。得られたペイントを、コントロールコータ−を用いて、均一で標準の200μmコーティングフィルムとしてテストカード上にドローダウンし、これを室温で少なくとも15分間、及び140℃で20分間乾燥する。色特性は、DIN5033−7、ISO 7724−2に従いMinolta 3700、D65イルミナント及び視野10°を用いて測定した。
例1:
1L反応器中で、300部のポリリン酸(85.3〜85.5%P)を110℃に加熱する。この温度で、85部の2,5−ビス−フェニルアミノ−テレフタル酸、10部の2,5−ビス−p−トリルアミノ−テレフタル酸及び5部の2,5−ビス−(4−クロロフェニルアミノ)テレフタル酸を加え、そして145℃で4時間攪拌し、ここで閉環が起こる。溶融物を、85℃のオルトリン酸(20重量%)900部中に注ぎ入れそして1時間攪拌する。粗製顔料を室温で濾過し、そしてプレスケーキをpHが中性になるまで水で洗浄する。このプレスケーキ(乾燥顔料1部に相当)を10部の水及び4部のiso−ブタノール中に懸濁させ、そして加圧下に150℃で5時間攪拌する。室温で、顔料を濾過し、溶剤不含となるように水で洗浄し、そして80℃で乾燥する。得られた固溶体は、次のX線回折角、すなわち2Θ:6.0、12.2、13.7、14.5、25.0、26.5、27.6を有する。
こうして得られた青みの強いマゼンタ顔料は、アルキド−メラミン焼き付けラッカー(AM)の場合にマストーンでC=67及びh=32の、CIELAB準拠のマストーン色相を有する。
例2
1L反応器中で、500部のポリリン酸(85.8〜86%のP)を100℃に加熱する。この温度で、90部の2,5−ビス−フェニルアミノ−テレフタル酸、2部の2,5−ビス−p−トリルアミノ−テレフタル酸及び8部の2,5−ビス−(4−クロロ−フェニルアミノ)テレフタル酸を加え、そして125℃で5時間攪拌し、ここで閉環が起こる。溶融物を、0℃のオルトリン酸(20重量%)1500部中に注ぎ入れ、そして1時間攪拌する。粗製顔料を室温で濾過し、そしてプレスケーキをpHが中性になるまで水で洗浄する。このプレスケーキ(乾燥顔料1部に相当)を5部のiso−ブタノール及び4部の水中に懸濁し、pHを8〜9に調節し、そして還流下に5時間加熱する。iso−ブタノールを水蒸気蒸留によって除去し、そして顔料を室温で濾過し、中性に洗浄し、そして80℃で乾燥する。得られた固溶体は、次のX線回折角、すなわち2Θ:6.11、12.37、13.82、14.34、25.00、26.24、27.67を有する。
こうして得られた青みの強いマゼンタ顔料は、AMの場合にマストーンでC=67及びh=29の、CIELAB準拠のマストーン色相を有する。
例3
1L反応器中で、500部のポリリン酸(85.8〜86%のP)を100℃に加熱する。この温度で、80部の2,5−ビス−フェニルアミノ−テレフタル酸、10部の2,5−ビス−p−トリルアミノ−テレフタル酸、及び10部の2,5−ビス−(4−クロロ−フェニルアミノ)−テレフタル酸を加え、そして120℃で5時間攪拌し、ここで閉環が起こる。溶融物を、0℃のオルトリン酸(20重量%)1500部中に注ぎ入れそして1時間攪拌する。粗製顔料を室温で濾過し、そしてプレスケーキをpHが中性になるまで水で洗浄する。このプレスケーキ(乾燥顔料1部に相当)を、5部のiso−ブタノール及び4部の水中に懸濁し、そして加圧下に150℃で5時間攪拌する。iso−ブタノールを水蒸気蒸留によって除去し、そして顔料を室温で濾過し、洗浄しそして80℃で乾燥する。得られる固溶体は、次のX線回折角、すなわち2Θ:5.98、12.14、13.69、14.44、24.86、26.45、27.60を有する。
こうして得られた青みの強いマゼンタ顔料は、AMの場合にマストーンでC=66及びh=31の、CIELAB準拠のマストーン色相を有する。
比較例:
1L反応器中で、500部のポリリン酸(85.8〜86%のP)を100℃に加熱する。この温度で、60部の2,5−ビス−フェニルアミノ−テレフタル酸、25部の2,5−ビス−p−トリルアミノ−テレフタル酸、及び15部の2,5−ビス(4−クロロ−フェニルアミノ)テレフタル酸を加え、そして120℃で5時間攪拌し、ここで閉環が起こる。溶融物を、0℃のオルトリン酸(20重量%)1500部に注ぎ入れ、そして1時間攪拌する。粗製顔料を室温で濾過し、そしてプレスケーキをpHが中性になるまで水で洗浄する。このプレスケーキ(乾燥顔料1部に相当)を5部のiso−ブタノール及び4部の水中に懸濁し、そして加圧下に120℃で5時間攪拌する。iso−ブタノールを水蒸気蒸留によって除去し、そして顔料を室温で濾過し、洗浄しそして80℃で乾燥する。得られた顔料のX線パターンは、二つの結晶相、すなわち固溶体結晶相と、P.R.202のα相の二つの結晶相の混合物の形成を示す; X線回折角: 2Θ:5.55、5.94、11.05、12.08、13.75、14.67、24.85、25.80、26.54、27.53、30.26。
こうして得られた顔料は、AMの場合にマストーンでC=59の、CIELAB準拠のマストーン色相を有する。

Claims (12)

  1. 単相固溶体の総重量に対して65〜98重量%の置換されていないキナクリドン、1〜34重量%の2,9−ジメチルキナクリドン、及び1〜10重量%の2,9−ジクロロキナクリドンを含む単相固溶体。
  2. 単相固溶体の総重量に対して69〜85重量%の置換されていないキナクリドン、5〜25重量%の2,9−ジメチルキナクリドン及び5〜10重量%の2,9−ジクロロキナクリドンを含む、請求項1に記載の固溶体。
  3. キナクリドン単相固溶体の総重量に対して65〜98重量%、好ましくは69〜90重量%、より好ましくは69〜85重量%の置換されていないキナクリドン、1〜34重量%、好ましくは2〜25重量%、より好ましくは5〜25重量%の2,9−ジメチルキナクリドン、及び1〜10重量%、好ましくは5〜10重量%の2,9−ジクロロキナクリドンからなる、請求項1に記載の固溶体。
  4. アルキド−メラミン焼き付けラッカーでマストーンで測定して、74>C>60の彩度を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の固溶体。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の固溶体を製造する方法であって、65〜98重量%のアニリノテレフタル酸、1〜34重量%の2,9−ジメチルアニリノテレフタル酸、及び1〜10重量%の2,9−ジクロロアニリノテレフタル酸を、ポリリン酸またはそれのエステル中で100〜150℃で縮合し、生じた溶融物を水または水性オルトリン酸で0〜150℃の温度で加水分解し、そして固溶体を単離する、前記方法。
  6. 80〜180℃の温度下での有機溶剤及び/または水による溶剤処理を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 有機溶剤が、ブタノール類、特にiso−ブタノールである、請求項6に記載の方法。
  8. 天然または合成起源の高分子量有機材料を着色するための、請求項1〜4のいずれか一つに記載の固溶体の使用。
  9. 高分子量有機材料が、プラスチック、樹脂またはコーティング材料である、請求項8に記載の使用。
  10. 材料が電子写真トナーもしくは現像剤またはカラーフィルターである、請求項9に記載の使用。
  11. インキの着色のための、請求項1〜4のいずれか一つに記載の固溶体の使用。
  12. インキがインクジェット用インキである、請求項11に記載の使用。
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