JP2013528444A - 患者介入用ドレープ及びバリアドレープを備えた介入用ドレープ - Google Patents

患者介入用ドレープ及びバリアドレープを備えた介入用ドレープ Download PDF

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Abstract

本発明は、介入用ドレープ1、及び介入用ドレープを備えた介入手技用キットを説明する。介入用ドレープには、手技手段のための少なくとも1つの無菌ポケット35、37が設けられ、介入用ドレープは、少なくとも1つの開窓5を有する患者介入用ドレープ3を含み、バリアドレープ31が患者介入用ドレープに取り付けられ、少なくとも1つのポケット35、37は、バリアドレープ内に設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は介入用ドレープに関し、具体的には、介入手技の正確な位置の可視化のための超音波装置などの装置を要する手技のための介入用ドレープに関する。
外科手術用ドレープを含む介入用ドレープは、介入手技部位の区域を可能な限り清浄かつ無菌状態に保つ働きをする。大部分のドレープ(覆布)は、その目的のために、手技部位に応じて形成された開口部、いわゆる開窓を特徴とし、又は、それらは手技の開始前にそれに対応して切り開くことができる。
患者の皮膚が清浄にされ消毒された後、ドレープは、手技部位に対して配置され、即ち、開窓が手技部位を取り囲むように配置される。標的の位置をできる限り正確に決定し、またこれによって周辺組織をできる限り保護するために、手技が行われる前に、介入手技部位の正確な位置が、MRI、MRT、X線又は超音波によって2次元的に又は3次元的に可視化される。
このことは、例えば、英国国立臨床技術評価機構(National Institute for Clinical Excellence:NICE)の、中心静脈カテーテルを配置するための超音波位置決め装置の使用に関する声明書(非特許文献1)により、「2次元画像化超音波誘導法が、選択的状態にある成人及び小児の内頸静脈内への中心静脈カテーテルの挿入のための好ましい方法として推奨される」と声明されていることで示される。最近発表された研究は、NICEのガイドラインの実施が、挿入中又は挿入後に見られる多くの合併症を著しく減らすと結論している(非特許文献2)。
正確な手技部位の位置に印を付けることができ、可視化用の装置は手技が行われる前に取り除かれる。しかし、患者のわずかな動きが、しばしば、正確な手技部位の位置を変化させる。したがって、手技の前及び手技中に手技部位の位置が不正確にならないようにするために、手技全体を通じて実時間可視化を維持することができる。したがって、手技中の標的の連続的な可視化を維持するためには、可視化用装置は可能な限り無菌状態で覆われているべきである。
超音波誘導の分野において、このことは、特許文献1に説明されているように、介入用ドレープから分離した、超音波トランスデューサ用の無菌カバーを用いることによって解決されている。
さらに、特許文献2は、第1の開窓及び流体収集ポーチを有する介入用ドレープであって、ドレープの表面のレベルから突き出る例えば赤外エミッタ及びレシーバなどの参照手段のための無菌カバーを収容するための、少なくとも1つのさらに別の開窓を備え、それによって2次元及び3次元可視化システムを手技中に用いることが可能になる、介入用ドレープについて記載している。参照手段は、介入用ドレープの患者に面する側から挿入され、手技の前に配置される。
可視化用装置は無菌性ではないので、カバーは手技部位のいかなる汚染のリスクも防ぐことができることが重要である。さらに、解剖学的標的の正確な可視化を得るためには自在な動きが必須である。
欧州特許出願公開第1104618号明細書 米国特許出願公開第2007/0267028号明細書
テクノロジー・アプレイザル・ガイダンス(Technology appraisal Guidance)第49号、ナショナル・インスティテュート・フォア・クリニカル・エクセレンス(National Institute for Clinical Excellence)、2002年9月 ウイグモア・TJ(Wigmore TJ)他、(Br J アナシージアロジー(Br J Anaesth.)第99巻第5号、pp.662-5、2007年11月
本発明の目的は、介入手技部位における無菌性を可能にする以外に、手技手段のための無菌カバーを提供すると同時に手技手段を自在に使用できるようにする、介入用ドレープを提供することである。
本発明の目的は、少なくとも1つの開窓を有する、人間を覆うための患者介入用ドレープと、患者介入用ドレープに取付けられたバリアドレープとを備えた介入用ドレープにより実現され、ここで、バリアドレープは、少なくとも1つの無菌カバーを含み、バリアドレープは、少なくとも1つの開窓に隣接して取付けられ、それにより、開窓に面したバリアドレープの前面の患者介入用ドレープの無菌手技区域と、バリアドレープの裏面の非無菌区域とが設けられ、それにより、無菌手技区域の上方の無菌空間と、非無菌区域の上方の非無菌空間とが形成され、それによって、非無菌状態の人間は、非無菌空間内で超音波トランスデューサのような手技手段を取り扱うことが可能になり、無菌手技区域を汚染するリスクなしに、必要なときに手技手段を前記無菌空間内の医療従事者に提供することが可能になる。
本発明の介入用ドレープは、患者介入用ドレープを含み、これは、介入用ドレープの、患者と接触することになる部分である。患者介入用ドレープは、手技部位へのアクセスを可能にする少なくとも1つの開窓をさらに含む。患者介入用ドレープには、1つの単独の開窓、又は複数の手技部位のための複数の開窓を設けることができる。患者介入用ドレープには、手技手段のための少なくとも1つの無菌カバーを設けたバリアドレープが取付けられる。
本説明を通して、用語「無菌手技区域」は、患者介入用ドレープの、少なくとも1つの開窓を含み、かつ、バリアドレープの取付け部によって限定された区域として理解されたい。
本説明を通して、用語「医療従事者」は、手技を実施するいずれかの人間、好ましくは、医療補助員、医師、及び看護師のような専門スタッフとして理解されたい。
「手技手段」は、2次元又は3次元可視化を可能にする装置、例えば、赤外、近赤外又は超音波であると理解されたい。さらに「手技手段」は、手技中に医療従事者の無菌性を維持しながらコマンド又はデータをタイプ入力するために使用される、キーボード又はコンピュータ・ユニットなどのような他の装置もまた含む。
バリアドレープは、開窓及び無菌手技区域に面したその前面において無菌状態に保たれ、それゆえ無菌手技区域の上方かつ前面の前方に配置される無菌空間を作り出す。それゆえ、バリアドレープは、バリアドレープの裏面上では無菌状態に保たれる必要はない。したがって、バリアドレープの前方の無菌空間とは反対側に面したバリアドレープの裏面は非無菌状態とすることができ、それでもなお、バリアドレープのバリア効果により、無菌手技区域とその無菌手技区域の上方に配置される無菌空間とを提供することができる。これにより、患者介入用ドレープの一部分も、同様に非無菌状態とすることができる。それゆえ、非無菌区域がバリアドレープの後方側に設けられたとしても、無菌手技区域が提供される。このことが、非無菌状態の人間をバリアドレープの後方側に配置し、キーボード又は超音波トランスデューサのような手技手段を医療従事者に提供させることを可能にする。
バリアドレープは、患者介入用ドレープの開窓に隣接した位置で、患者介入用ドレープに取付けられる。さらに、バリアドレープは、患者介入用ドレープの両側のうちの一方に沿って取り付けることもでき、又はそれらの間の位置に取り付けることもできる。取付け位置は介入用ドレープの目的に依存する。バリアドレープの取付けによって、バリアドレープの前面にある開窓における無菌手技区域の上方の無菌空間と、バリアドレープの裏面の非無菌区域の上方の非無菌空間とが設けられる。
バリアドレープを患者介入用ドレープに取り付けることにより、手技手段を、バリアドレープの後方、即ちバリアドレープの無菌手技区域に面していない側に挿入することが可能になり、これにより、手技手段をバリアドレープ内に設けられた無菌カバーで覆うか又はその内部に挿入することが可能になる。そして手技手段を無菌手技区域内の医療従事者に提供することができる。多くの場合、手技手段には電気ワイヤが設けられている。そのようなワイヤは、非無菌の手技手段と無菌手技区域との間のバリアを形成するバリアドレープによって、無菌手技区域から隔離される。
さらに、無菌手技区域と手技手段との間にバリアが形成されるので、非無菌状態の人間が手技手段を取り扱うことができ、この非無菌状態の人間は、無菌手技区域を汚染するリスクなしに、必要なときに医療従事者に手技手段を提供することができる。したがって、このようにすることで、いずれの補助員も無菌状態である必要はない。それゆえに、補助員は手技中に他の仕事を行うことができ、それでもなお医療従事者を十分に補助することが可能なので、多くの作業及び人手を節約することができる。したがって、そのうえ、無菌性の低い衣類を用いることができ、このことは経済的に更に有益である。
本発明の介入用ドレープは、介入手技、特に、例えば、羊水穿刺、例えば胎盤又は腫瘍からの生検の採取、抹消神経ブロック、中心又は抹消血管アクセスなどのためのカテーテル及び針の挿入のために用いることができる。さらに、介入用ドレープは、外科的手技用に用いることができる。
さらなる実施形態において、医療従事者が器具を入れるための器具ポケットを、バリアドレープ又は患者介入用ドレープのいずれかの上に配置することができる。
さらになお有利な実施形態において、バリアドレープ及び患者介入用ドレープは、一体材料片から形成される。
バリアドレープ及び患者介入用ドレープは、1つの一体材料片から形成することができる。製造プロセスにおける材料の成形は、介入用ドレープの患者と接触する部分、即ち患者介入用ドレープが、介入用ドレープの他の部分、即ちバリアドレープが手技中に動かされても所定位置に留まるような方式で行われる。このことは、例えば、バリアドレープと患者介入用ドレープとの間の接続部に沿って付加的な継ぎ目を導入することによって達成することができる。
別の実施形態において、介入用ドレープの患者介入用ドレープは、患者に面する無菌側に薄いゴム層又は接着テープなどの付加的な構造部を備えることができ、それにより、患者介入用ドレープは、より接着性が増して患者の皮膚に対して貼り付き易くなり、滑りにくくなる。これらの構造部は、患者介入用ドレープとバリアドレープとが別々の材料片から形成される場合に存在することができることを暗黙的に理解されたい。
さらに別の実施形態において、患者介入用ドレープの縁に小さいループを設けて、患者又は患者が上に乗る手術台などの設備のどちらかに取り付けられるようにすることができる。これにより、介入用ドレープの患者介入用ドレープ部分の動きは少なくなり、一方で、介入用ドレープのバリアドレープ部分の動きは依然として可能である。
有利な一実施形態において、無菌カバーの少なくとも一部分は超音波などの照射に対して透過性である。
手技手段が超音波トランスデューサである場合には、バリアドレープ内に設けられる無菌カバーの少なくとも一部分が、例えば超音波などの照射に対して透過性であることが重要である。手技手段の照射が無菌カバーを通過できるようにするには、無菌カバーのごく小さな部分での透過性が必要とされるのみである。しかし、無菌カバーは、それよりも大きな領域又はより小さな領域において透過性とすることができる。一実施形態においては、バリアドレープ全体が少なくとも1つの無菌カバーであり、これは透過性である。
無菌カバーの超音波透過性の部分は、例えば、プラスチック、ゴム、紙又はシリコーンなど、任意の超音波透過性材料で作成することができる。材料の厚さは、材料の固有の特性に応じて変えることができる。さらなる有利な実施形態において、少なくとも1つの無菌カバーは、バリアドレープの一部分である。
一実施形態において、無菌カバーはバリアドレープの一体化部分とすることができる。この結果、バリアドレープ全体が、手技手段のための無菌カバーとして機能することができ、おそらくは照射に対して透過性であることが理解される。代替的に、バリアドレーブのうちの区画だけが無菌カバーとして機能し、それらの区画をバリアドレープの材料とは異なる材料で作成することができる。手技手段をバリアドレープの後方から導入して無菌カバーに押し当てるか又は無菌カバー内に挿入して、無菌手技区域内に適用されるようにすることができる。
代替的な実施形態として、バリアドレープ内の無菌カバーは、キーボード、又はキーボード及びスクリーンを含む超音波装置全体のカバーとして用いることができ、医療従事者がキーボードにタイプ入力することを可能にする。バリアドレープを患者介入用ドレープに取り付けることにより、バリアドレープがキーボードから滑り落ちること、及び手技を行っている人間が偶発的に非無菌面に曝露されることのリスクが減少する。
バリアドレープの少なくとも一部分及び/又は無菌カバーの少なくとも一部分が粗い材料で構成されることが有利である。あるいは、表面の手触りを粗くするために材料を取り付けることができる。粗い表面は、医療従事者が、手技手段を手技部位に沿ってより容易に移動させること、そしてなお強力な可視化を得ることを可能にする。
有利な実施形態において、バリアドレープの後方の手技手段を固定するために、バリアドレープの無菌手技区域に面した側から超音波トランスデューサなどの手技手段にクリップを取付けることができる。
さらなる有利な実施形態において、バリアドレープの無菌手技区域に面した側において、超音波トランスデューサに穿刺器具を取付けることができる。これにより、超音波トランスデューサによる関連組織の可視化の後で、患者の皮膚を容易に穿刺することができる。
さらなる有利な実施形態において、少なくとも1つの無菌カバーは、バリアドレープ内の1つ又はそれ以上の襞によって形成することができる。
バリアドレープは、バリアドレープ内に設けられた少なくとも1つの無菌カバーに関して折り曲げられることが有利である。無菌カバーの折り曲げにより、バリアドレープ内に小さなポーチを形成することができる。これらのポーチ内で、手技手段はポーチの内側の非無菌空間内に配置され、無菌カバーが手技手段に正確に嵌り合うように、例えば、超音波トランスデューサがバリアドレープ内に設けられた無菌カバーの超音波透過性の部分に対して正確に配置されるようにされる。それゆえ、透過性のために設けられる区域は、無菌カバーのごく小さい部分であることが必要とされるのみである。これにより、手技手段は、無菌カバー内に形成されたポーチ内の所定位置に保持され、医療従事者は、非無菌状態を誘発するリスクなしに手技手段を操作することができる。
さらなる実施形態において、バリアドレープを折り曲げて患者介入用ドレープに取付けて開窓を囲み、手技を行うために医療従事者の手だけがアクセスする入口を有する無菌空間を無菌手技区域の上方に設けることができる。
あるいは、バリアドレープを折り曲げて、アクセス用開口部を残さずに患者介入用ドレープに取付け、手技は、無菌手技区域と医療従事者との間にバリアドレープが存在する状態で行われる。
さらなる有利な実施形態において、少なくとも1つの無菌カバーは、バリアドレープ内のポケットである。
無菌カバーは、バリアドレープ内に設けられたポケットとしての形状を有することが有利である。ポケットのサイズ及び形状は、種々異なる種類の手技手段を覆うのに適するように変更することができる。さらに、手技手段をポケット内に挿入することにより、医療従事者が手技手段と共に無菌カバーを容易に掴んで自由に動かすことが可能になる。したがって、ポケットは、無菌カバーの自在性を高める。
ポケットは、ポケットの目的に応じて種々異なる形状にすることができる。有利な実施形態において、箱形部として形成されたポケットは、PDA、遠隔制御装置、超音波装置全体、又はキーボードを覆うために用いることができる。これにより、医療従事者は、手技から得られた関連データをコンピュータ・ユニットに直接タイプ入力することができ、又は手技中に計測プロセスを制御することができる。それゆえ、医療従事者単独でプロセスを制御することができるので補助員は不要となる。
さらなる有利な実施形態において、ポケットは、バリアドレープから脱着可能である。
これにより、ポケットをバリアドレープとは別に準備することができ、手技を開始する前にバリアドレープに取付けることができる。これは製造の際に有利であり、1つ又はそれ以上の開口部を有するバリアドレープを提供することによって、多数の異なる介入用ドレープを同じプロセスで形成することができる。
介入用ドレープとは別に、種々の形状及びサイズのポケットを準備することができる。したがって、特定の手技のためのポケットを選択し、これを1つ又はそれ以上の開口部を含む汎用バリアドレープに取付けることができる。これにより、介入用ドレープの高い自在性を得ることができる。
さらなる有利な実施形態において、ポケットは、円筒形を含む。
有利な実施形態において、ポケットは円筒形に形作られ、これは、超音波可視化用に用いられる当業者に既知のカバーに類似したものであることが好ましい。円筒形ポケットの長さは、介入用ドレープの用途に応じて変更することができる。手技中に超音波可視化が行われ、超音波装置が手技全体にわたって所与の位置に配置されるようなときに介入用ドレープが用いられる場合には、円筒形ポケットは、わずかな高さを必要とするのみである。しかし、超音波装置が手技中に積極的に用いられる場合には、円筒形ポケットは、超音波装置の可動度を高めるために、より長くする必要がある。
より多くの無菌器具を医療従事者に提供するためには、円筒形ポケットを箱形部として形成されたポケットと組み合せることができることが有利である。例えば、円筒形ポケットは超音波トランスデューサを覆うために用いることができ、一方、箱形部として形成されたポケットは遠隔制御装置を覆うために用いることができる。
さらなる有利な実施形態において、ポケットは、少なくとも2つの指形突出部を含む。
ポケットは、医療従事者の掴む能力を改善するために、2つ又はそれ以上の指形突出部をポケットの少なくとも一部分として含むことができることが有利である。第1の実施形態において、ポケットは、1本のピンセットのような把持を実現する2つの指形突出部を含むことができる。第2の実施形態において、ポケットは、5つの指形突出部を含み、手袋のように機能することができる。これにより、医療従事者は、バリアドレープの後方からポケット内に挿入した自身の非無菌状態の手で、例えば超音波トランスデューサを容易に把持することができる。
さらなる有利な実施形態において、バリアドレープは、患者介入用ドレープの開窓を分割する。
それゆえ、バリアドレープは、開窓を2つの部分、即ち、バリアドレープの無菌手技区域に面した側にある第1の部分と、バリアドレープの無菌手技区域とは反対側に面した側、即ちバリアドレープの後方の第2の部分とに分割する。バリアドレープの後方は非無菌状態であり得るので、開窓の分割が2つの部分を効率的に分離することが重要である。それゆえ、無菌手技区域における開窓の第1の(無菌)部分は、第2の(非無菌)部分によって汚染されない。
例えば、超音波トランスデューサを開窓の非無菌部分内で動かして関心のある組織を可視化することができ、皮膚の穿刺は、開窓の第1の部分と第2の部分との間のバリアの近くで行うことができる。開窓の第1の部分と第2の部分との間のバリアがバリアドレープの無菌カバーであり、可視化をここでも行うことができることが有利である。
開窓の2つの部分は同じサイズである必要はないことを暗黙的に理解されたい。さらに、バリアドレープは、バリアドレープの無菌手技区域とは反対側に面した側の開窓の部分をバリアドレープ、バリアドレープ内の無菌カバー又は照射透過性のフィルムのいずれかによって覆うことができるように、取付けることができることを理解されたい。
さらなる有利な実施形態において、バリアドレープは、少なくとも1つの仕切り手段をさらに含み、少なくとも1つの仕切り手段を患者介入用ドレープに取付けて仕切りを形成することができる。
バリアドレープの後方に形成される区域は、少なくとも1つの仕切り手段をバリアドレープ並びに患者介入用ドレープに取付けることによって、より多くの区域に分離することができる。それゆえ、これらの区域の上方に空間を形成することができ、それらの空間を種々の目的のために用いることができ、例えば、1つは無菌の未使用器具を保持するために、1つは使用済み器具をよけて置いておくために、そして1つは超音波トランスデューサなどの非無菌器具を保持するために用いることができる。
さらなる有利な実施形態において、介入用ドレープは、ワイヤを固定するための少なくとも1つの固定手段を含み、固定手段は、バリアドレープ及び/又は患者介入用ドレープ上に設けられる。
有利には、ワイヤが無菌手技区域の上方の無菌空間に入ることを防ぐために、固定手段は、ワイヤが固定される患者介入用ドレープ又はバリアドレープのいずれかに取付けることができる。固定手段は、例えば、接着テープ片又はクリップとすることができ、これらは、ワイヤを所与の長さに固定させるか、又はワイヤが介入用ドレープに対して固定された位置で摺動するようにさせるかのいずれかである。これにより、ワイヤの長さを常に調節することができる。そのうえ、これは手技手段が介入用ドレープから偶発的に落下することを防ぐ。
さらなる有利な実施形態において、少なくとも1つの無菌カバーは、接着ストリップによってバリアドレープに取付けられ、及び/又は、バリアドレープは、接着ストリップによって患者介入用ドレープに取付けられる。
無菌カバーがバリアドレープから分離しており、手技前に取付けられる場合には、無菌カバーは、当業者に周知の両面接着テープ又は面ファスナのような接着ストリップによってバリアドレープに取付けることができることが有益である。
同様に、バリアドレープの患者介入用ドレープへの取付けを、両面接着テープ又は面ファスナなどの接着ストリップを用いて行うことができる。接着ストリップは、バリアドレープ及び患者介入用ドレープの無菌性を維持するために、無菌であることが有利である。
本発明は、前述の介入用ドレープを含むキットをさらに説明し、このキットは、さらに接触手段を含む。有利な実施形態において、少なくとも1つの接触手段は、超音波透過性の接着性フィルムである。
接触手段は、超音波可視化中に例えば超音波の信号を増大するために用いられる。接触手段は、バリアドレープの無菌カバーの外側、即ち、無菌カバーと患者の皮膚との間、並びに、無菌カバーの内側、即ち、超音波装置とバリアドレープとの間に施される。
接触手段は、ゲル又は水であることが有利である。しかし、接触手段は、可視化を強化するために空気を置き換える、超音波伝達が可能な任意の物質、例えば接着性フィルムとすることができる。接着性フィルムは、無菌カバー、患者の皮膚、又は超音波トランスデューサの上に配置することができる。別の選択肢として、接触手段は、接着性流体含有パッドとすることができ、ここで流体はゲル又は水とすることができる。
さらなる実施形態において、接着性フィルムは、バリアドレープの一体化部分とすることができ、又はバリアドレープに取付けることができ、これにより超音波トランスデューサをバリアドレープに密着させることができる。
接着性フィルムをバリアドレープの一体化部分として組み込むことは、例えばバリアドレープを折り畳んだときに接着性フィルムが開窓に容易に付着するように接着性フィルムが配置される場合に、有利である。これは、患者介入用ドレープの開窓がバリアドレープ内に存在する接着性フィルムによって覆われることを意味する。接着性フィルムは照射透過性であり、それゆえバリアドレープを引戻して皮膚を穿刺する前に、超音波トランスデューサによる可視化を行うことができる。バリアドレープは、患者介入用ドレープに対して、開窓の外側に取り付けるか又は開窓が分割されるように取付けることができることを暗黙のうちに理解されたい。
有利な実施形態において、介入手技のためのキットは、介入用ドレープとは別に配置される分離したドレープを更に含むことができる。
それにより、1つのキットで、無菌ドレープだけでなく、使用されるゲル及び別個にキーボード上に配置されるドレープも含んだ、手技のための無菌設備を提供することが達成される。分離したドレープは、キーボードに取付けられる面を僅かに接着性にして、キーボード表面上に留まるように、そして医療従事者を非無菌表面に曝さないようにすることができる。
代替的な実施形態において、分離したドレープは中にキーボードを置くことができるポケットの形状にすることもでき、又は分離したドレープをキーボードの上に置くことができるように折り曲げることもできる。これにより、分離したドレープが偶発的にキーボードから滑り落ちることが防止されるので、非無菌状態への曝露のリスクが減少する。
本発明は有利に、本発明が適用される全ての種々異なる手技のための専用手技キットと共に製造することができる。それらのキットは、例えば、個別化された注射器、針、ゲル、手袋、清拭用アルコール、超音波ゲル、追加のカバー及びドレープ、チューブ、安定化装置、ペンなどの種々の外形のものを含むことができる。
患者介入用ドレープと患者介入用ドレープに取付けられたバリアドレープとを備えた介入用ドレープを示す。 1つの無菌カバーがバリアドレープ内の襞によって形成された介入用ドレープを示す。 バリアドレープ内のポケットとして形成された2つの無菌カバーを備えた介入用ドレープを示す。 バリアドレープが開窓の縁部に沿った、介入用ドレープを示す。 バリアドレープが開窓を通って配置される介入用ドレープを示す。 バリアドレープが開窓を通って配置され、かつ、開窓の縁部に沿った、介入用ドレープを示す。 バリアドレープが折り曲げられて無菌の囲みを形成する介入用ドレープを示す。 バリアドレープが仕切りを備えた、介入用ドレープを示す。
図1は、1つの開窓5を有する患者介入用ドレープ3と、開窓5に隣接して患者介入用ドレープ3に取付けられたバリアドレープ7とを備えた、介入用ドレープ1を示す。この実施形態において、バリアドレープの幅9は、患者介入用ドレープの幅11と等しい。無菌手技区域13は、バリアドレープ7の前方に形成され、これは、開窓5を通して手技が行われる無菌区域である。開窓の数は、介入用ドレープ毎に1つに制限されず、行われる手技に応じて、2つ、3つ、又はそれ以上にすることができることを暗黙的に理解されたい。さらに、開窓のサイズ及び形状は図面に示されたものに限定されず、サイズ及び形状は行われる手技に応じて変更できることを暗黙的に理解されたい。
バリアドレープ7は、無菌手技区域13に面したその前面15において無菌状態に保たれ、それゆえ無菌手技区域13の上方かつ前面15の前方に配置される無菌空間を作り出す。それゆえ、バリアドレープ7は、バリアドレープ7の裏面17上では無菌状態に保たれる必要はない。したがって、バリアドレープ7の前方の無菌手技空間とは反対側に面したバリアドレープ7の裏面17は非無菌状態とすることができ、それでもなお、バリアドレープ7のバリア効果により、無菌手技区域13と無菌手技区域13の上方に配置される無菌空間とを提供することができる。これにより、患者介入用ドレープ3の一部19も、同様に非無菌状態とすることができる。それゆえ、非無菌区域がバリアドレープ7の後方側に設けられたとしても、無菌手技区域13が提供される。このことが、非無菌状態の人間をバリアドレープ7の後方側17に配置し、キーボード又は超音波トランスデューサのような手技手段を医療従事者に提供させることを可能にする。
図2は、1つの開窓5を備え、バリアドレープ21が図1に見られるよりも遠位位置で患者介入用ドレープ3に取付けられた、介入用ドレープ1の別の実施形態を示す。バリアドレープの幅23は、患者介入用ドレープの幅11よりも小さい。しかし、バリアドレープ21は、その中に手技手段を容易に配置することができる無菌カバー25を形成するように折り曲げられている。折り目27は、例えばケーブルが側面29へと摺動するのを防ぎ、バリアドレープの幅23が患者介入用ドレープの幅11より小さくても、手術区域13は無菌状態に保たれる。
図3は、本発明による介入用ドレープ1のさらなる実施形態を示す。この実施形態において、患者介入用ドレープ3は1つの開窓5を備え、バリアドレープ31は開窓5の近くで患者介入用ドレープ3に取付けられる。無菌手技区域13は、患者介入用ドレープ13上の、開窓5を有する、バリアドレープ31の取付け部33によって限定された区域内に形成される。
この特定の実施形態において、バリアドレープは2つのポケット35、37を備える。1つのポケットは箱形部37として形成され、その中にキーボード及びPDAを挿入することができる。他のポケットは円筒形35であり、図に示すように超音波トランスデューサ39を含むことができる。超音波トランスデューサ39は、バリアドレープ31の裏面17から挿入される。同様に、キーボード又はPDAもこの裏面から挿入される。図に示すように、超音波トランスデューサ39のケーブル41は、非無菌区域内のバリアドレープ31の裏面17上に保持され、無菌手技区域13に干渉しない。
手技の開始時に、患者が消毒され、介入用ドレープ1は、患者介入用ドレープ3を開窓5が手技位置に位置するように患者に取付けることによって、患者の上に配置される。超音波装置39及びPDAなどの手技手段は、バリアドレープ31のポケット35、37の中に挿入することができる。
手技手段39の挿入は手技の開始前に行うことができるので、医療従事者は、正規の手技に先立つ消毒手技が開始される前に、挿入を行うことができる。正規の手技中に、医療従事者は、手技のための正確な位置を識別するために、必要なときに無菌カバー35内の超音波トランスデューサ39を操作することができる。したがって、医療従事者は、手技を独力で有利に実施することができる。
代替的に、非無菌状態の人間をバリアドレープ31の裏面17に配置することができる。この人間は、無菌手技区域13と接触しないので非無菌状態であってよい。しかし、この人間は、1つ又はそれ以上の手技手段を医療従事者に提供することが可能である。
図4は、1つの開窓5を備え、バリアドレープ21が折り曲げられて開窓5の縁の近傍に沿って患者介入用ドレープ3に取付けられた、介入用ドレープ1のさらなる実施形態を示す。折り曲げによってポーチ41が形成され、その中に超音波トランスデューサなどの手技手段を配置することができる。ポーチ41のサイズは、トランスデューサを動かすときの自在性を確保するのに十分に大きくする。
図5は、1つの開窓5を備え、バリアドレープ21が開窓5と交差するように患者介入用ドレープ3に取付けられた、介入用ドレープ1のさらなる実施形態を示す。
この特定の実施形態において、バリアドレープ21は、バンド43によって患者介入用ドレープ3に付着し、そのバンド43は患者の皮膚にも付着し、それにより開窓が第1の部分45と第2の部分47とに分割される。バンド43は、第1の部分45を第2の部分47から封鎖することができ、それにより、第2の部分が非無菌状態であっても、無菌手技区域13内の第1の部分45を無菌状態に維持することができる。超音波トランスデューサは、第2の部分47内の例えば静脈を可視化することができ、その静脈の穿刺はバンド43近傍の開窓5の第1の部分45内で行うことができる。
図6は、図5に示す実施形態の代替の実施形態を示す。1つの開窓5と、開窓5と交差するように患者介入用ドレープ3に取付けられたバリアドレープ21とを備えた、介入用ドレープ1が示されている。バリアドレープ21は、バリアドレープの縁部が開窓5の縁部分の近傍に沿って配置されるように、折り曲げられて患者介入用ドレープ3に取付けられている。折り曲げによりポーチ41が形成され、その中に超音波トランスデューサなどの手技手段を配置することができる。ポーチ41のサイズは、トランスデューサを動かすときの自在性を確保するのに十分に大きくする。
バリアドレープ21は、バンド43によって患者介入用ドレープに付着し、そのバンド43は患者の皮膚にも付着し、それにより開窓が第1の部分45と第2の部分47に分割される。開窓5の第2の部分47の上に、超音波に対して透過性の接着性フィルム49が配置される。超音波透過フィルム49は、介入用ドレープ1の一体化部分であることが有利である。しかし、超音波透過フィルム49は、別個に取付けることもできる。このようにして、超音波トランスデューサは、開窓の第2の部分47に沿って可視化することができ、それでもなお、バリアドレープ21の前面に位置する医療従事者によって動かすことができる。そのうえ、超音波トランスデューサは、バリアドレープ21のポーチ41により、開窓5の第1の部分45内で用いることができる。
図7は、1つの開窓5を備え、バリアドレープ21が患者介入用ドレープ3に取付けられて開窓を囲むように折り曲げられた、介入用ドレープ1のさらに別の実施形態を示す。開口部51は、1つ又は2つの無菌状態の手がバリアドレープ21によって囲まれた無菌手技区域13内に入ることを可能にする。この実施形態においては、無菌状態である必要があるのは手技を実施する手のみである。例として、無菌注射器を無菌手技区域13において開窓5のそばに配置することができる。医療従事者は一方の手で注射器を操作し、他方の手で、無菌手技区域13の外部に配置された超音波トランスデューサを操作しながら穿刺すべき静脈を可視化する。
図8は、1つの開窓5を備え、バリアドレープ21が患者介入用ドレープ3に取付けられて円筒形ポケット35を有する、介入用ドレープ1のさらなる実施形態を示す。さらに、バリアドレープ21は、スリット63及び1つの仕切り手段55を備える。仕切り手段55は、バリアドレープ21及び患者介入用ドレープ3に取付けられる。これが、バリアドレープ21の後方に2つの区域57、59を形成する。
2つの区域57、59はこのように、例えば無菌区域57と非無菌区域59とに分割される。区域59の上方の非無菌空間内で、超音波トランスデューサを円筒形ポケット35に挿入することができ、一方、注射器61などの器具は無菌区域57の上方の空間内に配置することができる。バリアドレープ21のスリット63を通して器具にアクセスすることができる。超音波トランスデューサ及び注射器61などの装備を配置した後、バリアドレープ21を患者介入用ドレープ3の上に配置することができ、そして、仕切り手段のバリアドレープへの取付け部は、仕切り手段の患者介入用ドレープへの取付け部の上に配置されることが有利である。
1:介入用ドレープ
3:患者介入用ドレープ
5:開窓
7、21、31:バリアドレープ
13:無菌手技区域
15:バリアドレープの前面
17:バリアドレープの裏面
25:無菌カバー
33:取付け部
35、37:ポケット
39:超音波トランスデューサ
41:ポーチ
43:バンド
45:開窓の第1の部分
47:開窓の第2の部分
49:超音波透過フィルム
51:開口部
55:仕切り手段
57:無菌区域
59:非無菌区域
61:注射器
63:スリット

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの開窓(5)を有する、人間を覆うための患者介入用ドレープ(3)と、
    前記患者介入用ドレープ(3)に取付けられたバリアドレープ(31)と
    を備えた介入用ドレープ(1)であって、
    前記バリアドレープ(31)は、少なくとも1つの無菌カバー(35、37)を備え、
    前記バリアドレープ(31)は、前記少なくとも1つの開窓(5)に隣接して取付けられ、それにより、前記開窓(5)に面した前記バリアドレープ(31)の前面の患者介入用ドレープ(3)の無菌手技区域(13)と、前記バリアドレープ(31)の裏面の非無菌区域(19)とが設けられ、それにより、前記無菌手技区域(13)の上方の無菌空間と、前記非無菌区域(19)の上方の非無菌空間とが形成され、それによって、非無菌状態の人間は、必要なときに、前記無菌手技区域(13)を汚染するおそれなしに、前記非無菌空間内で超音波トランスデューサのような手技手段(39)を取り扱い、かつ前記手技手段(39)を医療従事者に提供することが可能である
    ことを特徴とする介入用ドレープ(1)。
  2. 前記無菌カバー(35、37)の少なくとも一部分は、超音波などの照射に対して透過性である
    ことを特徴とする、請求項1記載の介入用ドレープ(1)。
  3. 前記少なくとも1つの無菌カバー(25)は、前記バリアドレープ(21)に合体している
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の介入用ドレープ(1)。
  4. 前記少なくとも1つの無菌カバー(25)は、前記バリアドレープ(21)の1つ又はそれ以上の襞によって形成される
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の介入用ドレープ(1)。
  5. 前記少なくとも1つの前記無菌カバー(35、37)は、前記バリアドレープ(31)のポケットである
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の介入用ドレープ(1)。
  6. 前記ポケット(35、37)は、前記バリアドレープから脱着可能である
    ことを特徴とする、請求項5記載の介入用ドレープ(1)。
  7. 前記ポケット(35)は、円筒形を含む
    ことを特徴とする、請求項5又は6記載の介入用ドレープ(1)。
  8. 前記ポケットは、少なくとも2つの指形突出部を含む
    ことを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の介入用ドレープ(1)。
  9. 前記バリアドレープ(21)は、前記患者介入用ドレープ(3)の前記開窓(5)を分割する
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の介入ドレープ(1)。
  10. 前記バリアドレープ(21)は少なくとも1つの仕切り手段(55)を更に備え、前記少なくとも1つの仕切り手段(55)は、前記患者介入用ドレープ(3)に取付けられて仕切りを形成することができる
    ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の介入用ドレープ(1)。
  11. 前記介入用ドレープ(1)は、ワイヤを固定するための少なくとも1つの固定手段をさらに備え、前記固定手段は前記バリアドレープ(31)及び/又は前記患者介入用ドレープ(3)上に設けられる
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の介入用ドレープ(1)。
  12. 前記少なくとも1つの無菌カバーは、接着ストリップによって前記バリアドレープに取り付けられ、かつ/或いは、前記バリアドレープは、接着ストリップによって前記患者介入用ドレープに取り付けられる
    ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の介入用ドレープ。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の介入用ドレープ(1)を備え、少なくとも1つの接触手段を更に備える
    ことを特徴とする、介入手技用キット。
  14. 前記少なくとも1つの接触手段は、接着性フィルムである
    ことを特徴とする、請求項13記載の介入手技用キット。
  15. 前記キットは、前記介入用ドレープ(1)とは別に配置される分離したドレープを更にに備える
    ことを特徴とする、請求項13又は14記載の介入手技用キット。
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