JP2013526349A - 識別手段を持つ歯科用ライト装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、空気を吹くための手段を持つ歯科用複合材料を硬化させることができる硬化ライト装置に関する。吹き出された空気は、硬化ライト装置から、硬化光に暴露される歯に向けられる。吹き出された空気は、患者の快適さおよび歯科用複合材料の効率的な硬化を維持するために、歯の表面を冷却する効果を有する。

Description

本発明は、概して、光硬化または光脱色に適した任意の装置に関する。特に、歯表面を冷却するために空気を送るためのファンを有する、それぞれ、歯科用複合材料を硬化させるまたは漂白ゲルに作用するのに適した光硬化、または光脱色装置に関する。
歯科の分野では、歯の修復および修復された歯腔はしばしば、可視光および/または紫外線に感光性の化合物で満たされるおよび/または塞がれる。光硬化性化合物として一般的に知られているこれらの化合物は、窩洞形成内または歯の表面に置かれ、歯科用硬化ライト装置からの光にさらされたときに硬化される。
操作中のどのような硬化光によって歯の表面に生じる熱も問題となる。最速硬化時間に必要とされる光の放射出力は、口腔組織を加熱させるのに十分である。光の強度が高くなるほど、より多くの熱が発生する。加えて、複合材料が硬化するとき複合材料も発熱し得る。最長の硬化時間および最大の出力の必要がある深い窩洞では、広範囲に及ぶ象牙質が除去されるとともに齲蝕除去は歯髄室に近づき得る。したがって、歯髄への損傷に対する懸念がある。歯髄の温度上昇に用いられる業界標準は5℃未満である。この同じ種類の問題はまた光脱色光でも遭遇する。したがって、歯の表面から熱を除去する如何なる効率的な方法も、硬化および光脱色光の両方に望まれる。
高強度硬化光から歯に生じた熱を制御するために様々な方法が試みられている。このような方法は、暴露時間を制限することおよび/または口腔組織を冷却することを可能にする暴露の間の休止を含む。
他の方法は、操作者が高強度硬化光を直接保護されていない歯肉、口腔粘膜または皮膚に直接接触させることを防ぐように試みることである。しかし、使用者の硬化領域の視界はしばしば妨げられるので、これはしばしば困難である。使用者はまた、裸眼で見るには光がまぶし過ぎるので、硬化光が作動される間、硬化領域を見ることもできない。
熱を制御する他の方法は、温度上昇を小さくするために、暴露側の反対の歯冠に湿ったコットンロールを置くことである。
硬化光はまた、熱の発生を減らすために低い出力レベルで使用され得る。低い出力レベルは熱を減らすが、硬化時間が増加し得るとともに硬化性能は低い出力レベルのために減少し得る。
上で上げられたアプローチの全てはそれらに付随する欠点を有する。このような欠点は、治療を完了するのにかかる時間を延ばすこと、患者の不快感の増大、患者の傷のリスクの増大および化合物の硬化の効率の低下を含む。
したがって、化合物の効率的な硬化または光脱色を確実にする高強度出力レベルを保持しながら歯の表面から熱を効率的に制御または除去する装置に対する要求が残っている。
本発明は、光硬化性歯科用複合材料を硬化させるのに適した、歯の表面を冷却するための手段を持つ、携帯型歯科用硬化ライトに関する。硬化ライト装置は、「ペン」型、「ガン」型または「ペン」型と「ガン」型との間で可変であり得る。硬化ライトは、遠位端に向かうハンドル部、近位端に向かう前部、および前部の内側にあるライトモジュールを有するハウジングを含む。ライトモジュールは、1つまたは複数の光源を収容する。この光源は、例えば、発光ダイオード(LED)を含み得る。LEDは、ピークの一方あるいは両方が歯科用複合材料等、硬化性複合材料に使用される最大の光増感剤の範囲にある、単一または複数のピークを有する波長を放射し得る。また、装置にあるのは、装置の先端を通って空気を吹き出し、したがって歯の表面を冷却する、ファンまたは他の空気循環装置である。
硬化ライトのハウジングは、例えば、遠位端から近位端に僅かなテーパを持つ、実質的に円筒形であり得る。ハウジングの近位端は、真っ直ぐまたは曲げられ得る。加えて、ハウジングは、空気がハウジング内にファンによって引き込まれるように風路に通じる通気孔を有し得る。空気がファンを通過すると、空気は、先端に最も近い排気孔に通じる別の風路を通過する。空気は先端を出るとともに歯の表面に接触し、歯の表面に冷却効果を及ぼす。
硬化ライトのハウジングは、上述のように、その中に配置された少なくとも1つのヒートシンクを持つ実質的に中空内部を有し得る。ヒートシンクは様々な形状をとり得る、および/または、その幾つかがより長い実行時間の装置のための光源の配置を容易にし得る、少なくとも1つの相変化材料を含み得る。
硬化ライトは、遠位端および近位端を有するライトモジュールハウジングを含む。ライトモジュールハウジングは、その中に配置された少なくとも1つの細長いヒートシンクを持つ、実質的に中空の内部、ハンドル、ヘッド部および首部を画定する実質的に円筒形を有し得る。ヘッド部は、ハウジングの残りの部分に対して曲げられ得る。少なくとも1つの取付面が細長いヒートシンクの近位端に向かって配置される。風路がヘッド部に隣接して配置された排気孔を持つライトモジュールハウジングを通り抜ける。
光源は、半導体発光デバイス、LED等の発光チップ、固体LED、LEDアレイ、端面発光チップ、光ファイバー束等を含み得る。
サーミスタもまた光源の温度制御を提供するために存在することができ、サーミスタの一方の端部は制御回路基板に取り付けられるとともに、他方の端部はヒートシンクに挿入され得る。LEDの温度がサーミスタのある設定点より高いとき、硬化ライトを消す信号がある期間硬化ライトを冷却するために制御回路基板に伝達されることができ、硬化ライト装置がオーバーヒートすることを防ぐことができるだけでなく、患者を不快感から保護することもできる。
1つの実施形態では、取付面は光学要素を含み得る。この光学要素は、凹面または凸面であり得るとともに、光源からの光を患者の口等、所望の場所に向けるおよび/または集束させるためのものであり得る。1つの態様では、光学要素は、より少ない熱放出で高強度の円形ビームを発生させるように、そこからの光を向けるおよび/または集束させるために対応するLEDに個別に位置合わせされたレンズを含み得る。
1つの態様では、金属等、熱伝導性材料の固体ブロックで作られたヒートシンクが、光源または複数の光源からの熱を効率的に除去またはそらすために使用され得る。他の態様では、ヒートシンクは、フィン、波型部、またはヒートシンクの対流冷却のためにより大きい表面積を提供するように適合された他の幾何学的特徴を有するように構成され得る。さらなる態様では、ヒートシンクは、前に記載されたように、有機材料、無機材料およびこれらの組合せを含む少なくとも1つの適切な相変化材料で部分的に満たされ得る、実質的に中空の内部を有し得る。これらの材料は、実質的に可逆な相変化を起こし得るとともに、典型的には、無限とはいかないまでも多くのサイクルを通じてそれらの有効性を失うことなしに作動し得る。キャッピング装置が、相変化材料で満たした後にヒートシンクを仕上げるために使用され得る。キャッピング装置は圧縮嵌めであり得る。どの取り付けも相変化材料のサイクル中の如何なる膨張力および/または収縮力に耐えるのに十分であり得る。また別の態様では、ヒートシンクは、金属等、熱伝導材料をくり抜くことによって、そして少なくとも1つの相変化材料が従来の金属ヒートシンクの製造に通常使用される金属等の熱伝導材料によって実質的に収容されるまたは囲まれるように、相変化材料を内部に留めるためにキャップする前に少なくとも部分的に空間を少なくとも1つの相変化材料で満たすことによって作られ得る。
ライトモジュールハウジングは、その中に配置された少なくとも1つの細長いヒートシンクを持つ、実質的に中空の内部、ハンドル、ヘッド部および首部を画定する実質的に円筒形を有し得る。ヘッド部は、ハウジングの残りの部分に対して曲げられ得る。少なくとも1つの取付面が細長いヒートシンクの近位端に向かって配置される。光源がヒートシンクの遠位端に配置され得る。ハウジング内にファンがある。ファンは、空気を外部からファンに引き込む吸入路、および空気をファンから排気孔に送る排気路に接続される。排気孔は、排気孔を離れる空気が歯の表面に向けられるように曲げられる。
本発明の硬化ライトはコンパクト、軽量、コードレスおよび携帯型である。
上述の硬化ライトはいずれも、上述のように、修復用化合物のためによく使われる単一または複数の波長で光を提供し得る。1つの態様では、複数の波長のために、光源は複数の波長を放射し得る。別の態様では、光源は1つの波長を放射することができるとともに、光学要素は、入射光を吸収できるとともにより長い波長を有する光を放射できる化学製品を有する波長変成器を含み得る。
硬化ライトは、繋ぎ止められておらず、例えば、バッテリ、キャパシタおよび/またはこれらの組合せ等、携帯型エネルギ源によって電力を供給され得る。バッテリは、取り外し可能または取り外し不可能であり得る。充電器がオフのサイクル中に携帯型電源を充電するために提供され得る。1つの態様では、充電器ベースは、ファンまたはタービンに機械的に結合された電気モータを含み得る。ファンまたはタービンは、ヒートシンクの冷却を提供するために、周囲空気をヒートシンクの表面にわたって引き込むまたは追い立てるように適合され得る。1つの実施形態では、この冷却は、硬化ライトが停止しているまたは再充電されているときに起こり得る。もう1つの実施形態では、冷却手段は、硬化ライトを再充電するための充電器ベースまたはクレードルの内部に存在する。他の実施形態では、充電器ベースまたはクレードルはファンまたは冷却手段を有さなくてもよいが、代わりにまたは追加的に、多くのものがバッテリの状態を表示するための表示パネルを含む。
この発明の他の実施形態は、「ペン」型硬化ライトと「ガン」型硬化ライトとの間で変形し得る硬化ライト装置である。この実施形態では、ハンドルそれ自体が形態を変え得る。代替実施形態は、様々な形態のために交換可能なハンドルを有する。
この発明のさらに別の実施形態は、取り外し可能なスマート先端部である。硬化ライト装置に取り付けられる先端部は、光出力に影響する、長さ、直径、曲率および形状等、様々なパラメータを有する。取り外し可能なスマート先端部は、硬化ライト装置にパラメータ情報を伝達する。硬化ライト装置は、硬化ライト装置に伝達された情報を使用することができるとともに、各取り外し可能なスマート先端部が同じレベルの光を出力するように光出力を調整することができる。この実施形態は、硬化ライトが各特定の使用に対して適切な強度の光を放射することを保証する。また、光の強度を変化させることで、バッテリ寿命は改善される。
上述のおよび他の利点とともに本発明は以下の図面に説明された本発明の実施形態の以下の詳細な説明から最も良く理解され得る。
図1は、本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図2は、本発明の硬化ライトの分解図を示す。 図3は、本発明の硬化ライトの断面図を示す。 図4は、本発明の硬化ライトのライトモジュールの断面図を示す。 図5は、本発明のファンモジュールの断面図を示す。 図6は、本発明の冷却ファンを示す。 図7は、一組の係合ユニットを持つ光放出端部に係合するレンズキャップの斜視図を示す。 図8は、パルス回路を持つ硬化ライトの斜視図を示す。 図9は、サーミスタおよびLED回路と電気的に接続するパルス回路を示す。 図10は、本発明の硬化ライトの充電器ベースを示す。 図11は、本発明の硬化ライトの充電器ベースを示す。 図12は、ヒートシンクおよびヒートシンクに取り付けられたライトモジュールの一部の拡大図を示す。 図13は、本発明の硬化ライトのハンドル部分の後方斜視図を示す。 図14は、本発明の硬化ライトのハンドル部分の前方斜視図を示す。 図15は、本発明の「ガン」型硬化ライトの斜視図を示す。 図16aは、「ペン」型硬化ライトから「ガン」型硬化ライトに変えられることができる本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図16bは、「ペン」型硬化ライトから「ガン」型硬化ライトに変えられることができる本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図16cは、「ペン」型硬化ライトから「ガン」型硬化ライトに変えられることができる本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図17aは、「ペン」型硬化ライトから「ガン」型硬化ライトに変えられることができる本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図17bは、「ペン」型硬化ライトから「ガン」型硬化ライトに変えられることができる本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図17cは、「ペン」型硬化ライトから「ガン」型硬化ライトに変えられることができる本発明の硬化ライトの斜視図を示す。 図18は、取り外し可能なスマート先端部の斜視図を示す。 図18aは、キットに含まれる一連の取り外し可能なスマート先端部を示す。
以下に説明される詳細な説明は、本発明の態様にしたがって提供される現在の例示の装置の説明を目的とし、本発明が作成され得るまたは利用され得るただ1つの形態を表すことを目的とするものではない。むしろ、同じまたは均等な機能および構成要素が、本発明の精神および範囲内に包含されることも意図される異なる実施形態によって達成され得ることも理解されるべきである。
別な方法で定義されない限り、本明細書に使用される全ての技術的および科学的用語は、この発明が属する分野の当業者に一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載されたものと同様または均等な任意の方法、装置および材料が本発明を実施または試験するのに使用され得るが、例示的な方法、装置および材料が今は記載される。
本明細書で挙げられた全ての刊行物は、例えば、本願記載の発明に関連して使用され得る刊行物に記載された設計および方法を説明するおよび開示する目的のために、参照により本明細書に援用される。上に、以下におよび本文全体を通して挙げられるまたは説明される刊行物は、本出願の出願日より前のそれらの開示を単に提供する。本明細書中の内容は全て、発明者が先行発明によってそのような開示に先行する権利を与えられないことの自白として解釈されない。
光活性材料を硬化させるまたは活性化させるために便利な硬化ライト装置が開示される。本発明は、限定されるものではないが、光重合開始剤または複数の光重合開始剤を含む光活性材料が使用される、医学および歯学を含む多様な分野での用途を有する。例として、光重合開始剤は、特定の波長の光を吸収するとともにモノマーのポリマーへの重合を開始する。
例示的な実施形態では、単一の光重合開始剤または複数の光重合開始剤を含む光活性材料は、歯の表面等の表面に塗布されるとともに、後に、光重合開始剤または複数の光重合開始剤を活性化させるある波長または複数の波長の光によって硬化される。使用される光は、光重合開始剤が敏感な波長であるだけでなく、ある時間にわたって硬化を生じさせるように適合された出力レベルでもある。光重合開始剤を活性化させるために使用される光は光重合開始剤が敏感な波長であるが、光は、例えば、ランプ、ハロゲン光源等のアーク灯、半導体発光デバイス、LED等の発光チップ、固体LED、LEDアレイ、蛍光灯、光ファイバー束等、様々な光源から生じ得る。さらに、例えば、本発明は、半導体チップ、LEDダイ、固体LED、LEDアレイ、端面発光チップ、またはこれらの組合せを含む光源を有する。光源は、発光面またはコンパクトな硬化ライト装置のために、上述の端面発光チップの場合のように少なくとも1つの発光端面を含み得る。
複合材料の硬化に使用される典型的な増感剤は、約465nmを吸収するカンファキノン(CQ)および約390nmを吸収するフェニルプロパンジオンを含む。硬化可能な複合材料を硬化させるのに適した複数の波長を有する歯科用硬化ライトは通常、光重合開始剤に典型的に使用されるこれらの2つの波長の吸収の両方を含む出力波長を有する。出力波長は一般的に、異なる波長を放出するLEDまたはLEDアレイによって生成される複合スペクトルを含む。本発明は、例えば、少なくとも1つのヒートシンクに構成された取付台に取り付けられた、半導体チップ、LEDダイ、固体LED、LEDアレイ、端面発光チップ、光ファイバー束またはこれらの組合せを含む、上述の光源を使用する、全ての典型的な歯科用複合材料を硬化させることができる硬化ライトを含む。
1つの実施形態によれば、図1、2または3に示されるように、本発明の携帯型硬化ライト10は、遠位端11および近位端13を有し、実質的に中空の内部を持つ長手方向ハウジングを含む。本発明では、ハウジングは、図に描かれたように、ハンドル部12および前部14の2つの部分を含み得る。液晶画面500は、治療に関する状況の更新を表示し、さらに液晶画面500がタッチスクリーンの場合にユーザが携帯型硬化ライト10の異なる機能を制御することを可能にする。代替形態では、ファンクションボタン502は、ユーザが硬化ライトの異なる機能を制御することを可能にする。吸気孔501が、図3に見られるように、吸気通路504に接続される。しかし、1部品のハウジングもまた本発明の一部として考えられ得ることが留意される。前部14はまた、特に一体化ハウジングが存在する場合、ハウジングの延長部であり得る。
部分12および14は、ハンドル部12の近位端を前部14の遠位端に当接する状態で、任意の取付手段によって一緒に結合され得る。適切な取付モードは、限定されるものではないが、摩擦ばめ、嵌め合いバヨネット構造、舌および溝タイプの構造、入れ子式のピンおよびピンホール構造、ラッチおよび他の相互接続構造を含む。
図1に示されるように、本発明の硬化ライトのハウジング14の前部はまた、首部15を有し、この首部は、放射端部16が、図3に示されるように、光源20の取付デッキ、表面、台、または部材の終端部と実質的に一致するように、構成され得る。首部はまた、ハウジングの長手方向部分に対して曲げられ得る。図3に示されるように、ファンモジュール503が硬化ライト装置10内に配置される。ファンモジュールは、前部14またはハンドル部12に配置され得る。空気が硬化ライト装置10内に、吸気孔501を通り、吸気通路504を通って、ファンモジュール503に引き込まれる。ファンモジュール503は、空気を、空気が排気孔506を通って硬化ライト装置を出る排気通路505を通って吹き出す。
1つの実施形態では、例えば、図4に示されるように、ハウジング14の前部は、前方ハウジング部14の内部の望ましい位置にライトモジュール120を含み得る。ライトモジュールは少なくとも1つの光源20を含み得る。この光源20は、例えば、LEDまたは光ファイバー束を含み得る。別の実施形態では、レンズ461が連続的な構造を形成するように相互に接続され得る。少なくとも1つのヒートシンク60が熱を光源20から奪うためにライトモジュール120の内部に配置され得る。ハウジングの近位端14は、レンズキャップ47をさらに含む。このレンズキャップ47は、例示されたように、光源20からの光のための出口開口を提供するとともに、硬化ライトの光放射端部16を閉じるための保護カバーとして働くように、透明であり得る。レンズキャップ47はまた、上述のように、そして以下により詳細に記載されるように、光を集束させる等、他の光学的特性を含み得る。排出通路505がライトモジュール120に隣接する。排出通路505は、ハウジング部14の外部または内部に配置され得るとともにファンモジュール503に接続される。
光学要素46は、ポリカーボネート(Lexan(登録商標))、ポリアクリル酸、または実質的に透明な以下に述べられる任意の材料等の材料を含む、任意の実質的に透明な材料で作られ得る。
図5はファンモジュール503を示す。空気は吸気孔501を通って吸気通路504に入る。少なくとも1つの吸気孔501があるが、複数の吸気孔501がファンに流れる空気の量を増加させるために同じ吸気通路504に通じ得る。空気は、吸気孔501に引き込まれ、ファン507によって吸気通路504を通過する。空気がファン507を通過した後、空気は排出通路505に押し通されるとともに、排出孔506を通って歯の表面に向かってファンモジュール503を離れる。少なくとも1つの排出孔506があるが、複数の排出孔506が利用され得る。
図6はファン507を示す。ファン507は、ファンモジュール503内に適合する当業者に知られた任意の標準的な冷却ファンであり得る。少なくとも1つのファン507がファンモジュール503内に取り付けられるが、複数のファン507がファンモジュール503のサイズに応じて使用され得る。ファンモジュール503は、ハンドル部12または前部14に配置される。しかし、空気が歯の表面に接触する前に空気が遠くまで移動する必要が無いように、ファンモジュール503は硬化ライト装置10の遠位端11のできるだけ近くに配置されることが好ましい。ファン507は、歯の表面の温度が5℃を超えて増加しないように、歯の表面を冷却するのに十分な空気を移動できるべきである。
図7は3つの排出孔506を持つ実施形態である。しかし、任意の数の排出孔506が異なる装置において使用され得る。図7はまた、取り外し可能なレンズキャップ47を示す。この実施形態では、レンズキャップ47は、弾性材料に接続されるように、レンズキャップ47の周囲に対称に配置された1対の係合ユニット475を含み得るので、ユーザは光放射端部16に配置された受入スロット476に係合するように係合ユニット475を内側に僅かに押し得る。しかし、取り外し可能なレンズキャップ47のための実際の取付および取外機構は、当業者に知られた任意の多くの方法であり得る。
1つの実施形態では、ヒートシンク60は伸長され得るとともに、熱をそこから伝えるまたは放散するために、前部14内に、光源20のすぐそばに配置され得る。1つの態様では、図4に示されるように、(基板22上の)光源20は、熱硬化性または構造用接着剤を含む伝熱性接着剤を使って、ヒートシンク60の取付面61に、取り付けられるまたは接着される。サーミスタ62もまた上述と同じ材料を使ってヒートシンク60の外側表面に取り付けられるまたは接着されることができ、サーミスタ62の一方の端部は硬化ライト10のオン/オフを制御するための制御回路基板50に取り付けられ得るとともに、他方の端部はヒートシンク60内に挿入され得る。LEDの温度がサーミスタのある設定点より高いとき、フィードバック信号が生成され得るとともに温度を設定点まで下げるために硬化ライト装置10をある期間止めるように制御回路基板50に伝達され得る。このフィードバック制御方式は、硬化ライト装置10の過熱を防ぐだけでなく、患者を不快感から保護もする。
1つの実施形態では、光学要素46および前部14、または前部14の少なくとも一部は、例えば、同じ材料、同様の材料、または熱膨張係数にほとんどまたは全く違いを有さない異なる材料で作られ得る。異なる熱膨張係数の存在のために、円周応力(hoop stress)が結果として生じ得る。この円周応力は、ユニットの早期故障をもたらし得る。このような故障は、本発明の本実施形態によって最小化または取り除かれ得る。
例えば、本発明に有用なポリマーは、モールドまたはキャストされ得るポリマーであり得る。適切なポリマーは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポリエステル、アクリルポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、またはULTEM(登録商標)のようなポリエーテルイミド、またはポリカーボネートとポリブチレンテレフタレートの複合材料であるXenoy(登録商標)樹脂のような重合体合金(polymeric alloy)、またはポリカーボネートとイソフタレート・テレフタレート・レゾリシノール樹脂の共重合体であるLexan(登録商標)プラスチック(すべてGE Plasticsから入手可能)、芳香族ヒドロキシカルボン酸(ヒドロキシ安息香酸(硬質モノマー)、ヒドロキシナフトエート(軟質モノマー)等)、芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンから成るグループから選択される少なくとも1つの化合物を、構成成分として、含む芳香族ポリエステルまたは芳香族ポリエステルアミド等の液晶ポリマー(米国特許第6,242,063号、第6,274,242号、第6,643,552号、第6,797,198号に例示されており、その内容は参照によって本明細書に援用される)、終端の無水物基(terminal anhydride group)または側部の無水物(lateral anhydride)を持つポリエステルイミド無水物(米国特許第6,730,377号に例示されており、その内容は参照によって本明細書に援用される)、またはそれらの組合せを含む。
加えて、エンジニアリングプリプレグまたは複合材料等任意の高分子複合材料が使用され得る。例えば、ポリカーボネートとABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)の混合物がハウジングに使用され得る。一般的に、ハウジングに使用可能な材料は、例えば、高耐熱性を有する重合材料または複合材料を含む。
光のエネルギを伝達するというよりも反射することが出来るもののような、液晶ポリマーまたはコレステリックな液晶ポリマーが本発明の様々な実施形態で使用され得る。(例えば、米国特許第4,293,435号、第5,332,522号、第6,043,861号、第6,046,791号、第6,573,963号、第6,836,314号にあり、その内容は参照によって本明細書に援用される。)
レンズキャップ47は、上述のように、概して透明である。したがって、透明なレンズキャップを製造し得る任意の材料が使用され得る。
レンズキャップ47は、一般的に使い捨てであり得るので、レンズキャップ47から放射される光の質および強度を保証するにはあまりに汚くなるまたはあまりに多くのスクラッチがあるときに交換され得る。
図2を参照すると、硬化ライト10は、ハンドル部12とヒートシンク60とを接続するように適合された内部コネクタ80をさらに含む。1つの実施形態では、ハンドル部12がコネクタ80の遠位端81に係合する一方、ヒートシンク60は近位端82に係合する。さらに、基板22を制御するように適合された制御回路基板50は、内部コネクタ80の中空内部81に収容される。
コネクタ80はまたヒートシンク60の動きを制限することによって基板22と光学要素46との間の位置合わせを補助することについて述べる価値がある。例えば、コネクタ80の近位端82は開口83を含み得る。この開口83はヒートシンク60の係合部65に受け止められる。係合部65はまた開口66を含み得るとともに、コネクタ80がヒートシンク60と係合するとき、開口66および83は、図2に示されるように、互いに揃えられる。開口が揃わなくなるようにヒートシンク60がわずかに回転されるとき、ヒートシンク60はコネクタ80を外す。言い換えると、ヒートシンク60の回転運動は、コネクタ80が係合するとき、(ヒートシンク60の取り付け面61に配置される)基板22と光学要素46との間の位置合わせの精度が達成されるように、制限される。
1つの態様では、案内スロット67がヒートシンク60の前部の側壁に配置される。案内スロット67は、案内突出部141上をスライドされるとき、ヒートシンク60の基板22が適切な位置に配置され得るように、したがって、光学要素46を精密に位置合わせするように、前部14内部の案内突出部141に適合する。
1つの態様では、図8に示されるように、パルス回路51は、電流をLEDにパルス状にされた方法で、つまり、電流がある期間間断なく提供され、次にある期間止まる、等の方法で供給する。電流がLEDに連続して供給されるとき、熱は光の強度を減少させるように増大する可能性が高い。電流がLEDにパルス状にされた方法で入力される場合、熱は電流が無い時間に放散または放出され得る。このパルス状の電流入力方法は、熱放出の効率を向上させ、したがって、硬化ライト装置10の実行時間および強度を増大させることが推測される。
他の態様では、パルス回路51は、オン/オフサイクル、或いは入力または出力パワーレベルを制御するためのマイクロプロセッサを含み得る。
さらに別の態様では、図5aに示されるように、パルス回路51は、サーミスタ62からの信号を受信するための入力部および熱の発生を最小化するためにLEDの強度を制御するための出力部を含み得る。より具体的には、LEDの温度がサーミスタ62のある設定点より高いとき、上述のように、フィードバック信号が生成され得るとともに熱の発生を最小化するために、さらに硬化ライト装置10の実行時間を増大させるために、パルス電流をLEDに提供するようにパルス回路板51に伝達され得る。硬化ライト装置10の強さもパルス状にすることと供に増加され得ることが推測される。
さらなる態様では、パルス回路51は、上述と同様の方法でLEDの出力パワーレベルを監視し得るとともに、熱の発生を最小化するため、さらに硬化ライト装置10の実行時間を改善するために、電流の対応する調整を行い得る。
パルス状にすることは、オンおよびオフにすることに限られず、異なるレベルの入力パワーまたは出力パワーがある。例えば、停止サイクルは、オンサイクルの半分のパワー等を出し得る。他の例では、パルス状にすることは、ゼロから始まって最大になりそしてゼロに再び下がる等、釣鐘状曲線のような、半正弦波信号であり得る。
一般的に言って、ヒートシンク60は、金属等、熱伝導材料をくり抜くことによって、そして少なくとも1つの相変化材料が従来の金属ヒートシンクの製造に通常使用される金属等の熱伝導材料によって実質的に収容されるまたは囲まれるように、相変化材料を内部に留めるためにキャップする前に少なくとも部分的に空間を少なくとも1つの相変化材料で満たすことによって作られ得る。
他の実施形態では、ヒートシンクは、少なくとも部分的に相変化材料で満たされたボアまたは空所を有する金属等の熱伝導材料のブロックを含み得る。
さらなる実施形態では、ヒートシンクが部分的に相変化材料で満たされる固体金属ブロックであろうとなかろうと、ヒートシンク60は、フィン、波型部、またはヒートシンクの対流冷却のためにより大きい表面積を提供するように適合された他の幾何学的特徴等を有するように構成され得る。
さらに別の実施形態では、硬化ライト装置10は、(図10および11に示されるように)ファンまたはタービンに機械的に結合された電気モータを含み得る。ファンまたはタービンは、ヒートシンクの冷却を提供するために、周囲空気をヒートシンク60の表面にわたって引き込むまたは追い立てるように適合され得る。
ヒートシンク60は、例えば、銅、アルミニウム、銀、マグネシウム、鋼、炭化ケイ素、窒化ホウ素、タングステン、モリブデン、コバルト、クロム、Si、SiO、SiC、AlSi、AlSiC、天然ダイヤモンド、単結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド成形体、化学蒸着によって蒸着したダイヤモンドおよび物理蒸着によって蒸着したダイヤモンド、並びに複合材料または化合物等、金属または非金属等、良好な熱伝導性および/または熱散逸特性を有する任意の材料で作られ得る。
例示的な相変化材料は、一般的に周囲温度で固体であり、約30℃と約50℃との間、または約35℃と45℃との間の融点を有する。また、例示的な材料は、それらが周囲温度にあるとき、例えば、少なくとも約1.7、さらに例えば、少なくとも約1.9の高い比熱を有し得る。加えて、相変化材料は、それらが上昇した温度の状態にあるとき、例えば、少なくとも約1.5、さらに例えば、少なくとも約1.6の比熱を有し得る。
上述の相変化材料のいくつかは、相変化材料が相変化をほぼ無限の回数起こし得るという点で再生利用可能である。その他のものは、より吸熱性の物質であり得るので、制御環境下で扱われない限り、限られたライフサイクルを有し得る。これらの吸熱性の物質は、制御環境下で扱われた場合でも、相変化材料としての効率を失い得る。
材料の熱伝導率は、熱伝導性のケースから相変化材料へ、およびその逆の熱伝動率を決めるための1つのファクターである。相変化材料の熱伝導率は、例えば、周囲温度の状態で少なくとも約0.5W/m℃であり、上昇した温度の状態で少なくとも約0.45W/m℃である。
相変化材料を有するヒートシンクは、金属等、熱伝導性材料の固体ブロックで作られたヒートシンクに比べて、与えられた重さのヒートシンク材料で、光源または複数の光源から熱をより効率的に除去またはそらし得る。このようなヒートシンクは、重さが減らされた材料が使用されるとき、硬化ライト装置から効率的に熱を除去またはそらしさえし得る。従来の固体金属ヒートシンクの変わりに、金属ヒートシンク等中空熱伝導材料の中に閉じ込められた相変化材料を使用することは、硬化ライトの重量を減少させ得るとともに、ヒートシンクが歯科用硬化ライト業界で言うところの「停止」温度に達するのにかかる時間を増加させ得る。停止温度に達する前までの期間は「実行時間」と呼ばれる。「実行時間」、すなわち、ライトがオンのままであり得る時間が増加すると、歯科医が硬化または漂白処置を行い得る時間が増加する。
適切な相変化材料は、有機材料、無機材料、およびそれらの組み合わせを含む。これらの材料は、実質的に可逆な相変化を起こし得るとともに、典型的には、無限とはいかないまでも多くのサイクルを通じてそれらの有効性を失うことなしに作動し得る。有機相変化材料は、パラフィンワックス、2,2−ジメチル−n−ドコサン(C2450)、トリミリスチン((C1327COO))、および1,3−メチル ペンタコサン(C2654)を含む。リン酸水素ナトリウム・12水和物(NaHPO12HO)、硫酸ナトリウム・10水和物(NaSO10HO)、塩化鉄・6水和物(FeCl6HO)、TH29(融点29℃を有する水和塩でAustralia、WangaraのTEAP Energyから入手可能)を含む水和塩等の無機材料、またはOstalloy117またはUM47(Umicore Electro−Optic Materialsから入手可能)等の金属合金も考慮される。例示的な材料は、周囲温度で固体であって、約30℃と約50℃との間、さらに例示すれば、約35℃と約45℃との間に融点を有する材料である。また、例示的な材料は、それらが周囲温度にあるとき、例えば少なくとも約1.7、さらに例示すれば少なくとも約1.9の高い比熱を有する。さらに、相変化材料は、それらが上昇した温度にあるとき、少なくとも約1.5、さらに例示すれば約1.6の比熱を有し得る。
ハンドル部12の後部斜視図および前部斜視図が図13および14にそれぞれ示されている。ハンドルの遠位端には端部キャップ30があり得、1つの実施形態によれば、キャップは、硬化ライトがバッテリ駆動である場合、硬化ライトがバッテリ70を再充電するための充電器ベース(図10および11に示す)に設置され得るように、電気接点31,32,33を含む。端部キャップ30および/または充電器ベース(図10に例示される)はまた、使用後に硬化ライトから熱をそらすための手段を提供するように構成され得る。
ハンドル部12および前部14を含むハウジングは、アモルファス熱可塑性ポリエーテルイミドであるULTEM(登録商標)、またはポリカーボネートとポリブチレンテレフタレートの複合材料であるXenoy(登録商標)樹脂、またはポリカーボネートとイソフタレート・テレフタレート・レゾリシノール樹脂の共重合体であるLexan(登録商標)プラスチック、すべてGE Plasticsから入手可能、または任意の他の適切な樹脂プラスチックまたは複合材料等、高温ポリマーまたは複合材料で作られ得る。同時に、耐衝撃性ポリスチレン、いくつかのポリエステル、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、およびポリプロピレンも適切であり得る。
上述のように、エンジニアリングプリプレグまたは複合材料等、ポリマー複合材料もハウジングの構成物として適している。複合材料は、装置の熱放散に役立つように、金属粒子または伝導性ポリマー等の伝導性粒子を充填した充填複合材料でも良い。
オン/オフボタンまたはスイッチ18が、硬化ライトを手動でオン/オフするために、ハンドル部12上であって、ハンドル部12と前部14との間の接合部の近くに配置され得る。ボタンは、上述のように、ハウジングの他の部分に用いられる高温プラスチックまたは高温ポリマー等のポリマーから作られる成形部品であり得る。ボタンはまた、ハウジングと同じか異なった色であり得る。異なる色はまた、その存在を目立たせるのに役立ち得るとともに発見しやすくし得る。
液晶画面500もハンドル部12に配置され得る。液晶画面500は、治療または硬化ライト装置10自体についての情報を表示するために使用され得る。例えば、表示され得るいくつかの情報は、光の波長、実行時間、バッテリ残量およびタイマを含み得る。さらに、ファンクションボタン502が装置の異なる態様を制御するために使用され得る。例えば、ボタンは、治療のタイプ、波長、タイマ設定、および硬化ライト装置10が実行し得る任意の他の機能を制御し得る。加えて、液晶画面500は、ユーザが携帯型硬化ライト10の機能を液晶画面500と直接やりとりすることによって制御することを可能にするとともにファンクションボタン502を不必要にする、タッチスクリーンであり得る。
電気的および制御構成部品がハウジング部12および14内に硬化ライト10の遠位端13に向かって収容され得ることを述べる価値もある。硬化ライト10は、バッテリ駆動或いは、電源またはトランスに繋がれ得る。バッテリ駆動硬化ライトは、より良好な携帯性を提供し得る。
図3を参照すると、バッテリ70は、バッテリ接点70aおよびピンコネクター40を介して、光源20を作動させるための電力を供給し得る。1つの実施形態では、リチウムイオン電池のような単一の再充電可能なバッテリが硬化ライト10に電力を供給するために使用され得る。オン/オフボタン18は、プリント制御回路基板50と相互作用する軸または柱17を通じてユーザ入力信号を提供することによって硬化ライトを手動で作動するように機能し得る。オン/オフボタン18は、ハンドル部12内に配置されることができ、例えばバッテリ70の近くに取り付けられる。1つの実施例では、プリント制御回路基板50は、バッテリ寿命、LED温度、またはシステム機能を監視する、マイクロプロセッサを含むまたは含まない、装置を含む。バッテリは、取外し可能または取外し不能であり得るとともに、硬化ライト装置10の内部に取り付けられ得るまたは外部に取り付けられ得る。
端部キャップ30は、円筒状の形をしており、ハンドル部12の遠位端に取り付けられ得る。端部キャップは、ハンドル部12の一部分として成形され得る。端部キャップはまた、接着、熱接着、またはねじ止め等の他の手段によって取り付けられ得る。
本発明の1つの実施形態では、図10に示すように、充電器ベースは、ファンまたはタービン201に機械的に結合された電気モータを含み得る。ファンまたはタービン201は、ヒートシンク60の冷却を提供するために、周囲空気をヒートシンク60の表面にわたって引き込むまたは追い立てるように適合され得る。1つの実施形態では、この冷却は、硬化ライトが休止中または再充電中に起こり得る。もう1つの実施形態では、冷却手段は、硬化ライトを再充電するための充電器ベースまたはクレードル200内部に存在する。他の実施形態では、充電器ベースまたはクレードル200は、ファン201または冷却手段を持たず、その代わり、または追加的に、多くのものがバッテリの状態を表示するための表示パネル(図示せず)を含む。別の実施形態では、熱放散装置は圧縮空気冷却システムを含み得る。
今もなお図10を参照すると、別のバッテリ充電器モジュール2200が1つの実施形態に含まれる。充電器モジュール2200は、伝統的な壁のソケットからプラグ400への交流電源を受けるとともに直流電源を硬化ライト装置にバッテリの充電のために供給するように適合される。
図10に示された充電器モジュール2200は、電気をプラグ400から充電器モジュール2200に伝導するためのケーブル428を有する。バッテリ充電器モジュール2200はバッテリの充電を制御するための回路430を含む。
図15は、「ガン」型の歯科用硬化ライトである、本発明の代替実施形態である。ガン型硬化ライト装置600は、ハウジング602を有する。ハウジング602上には液晶画面500がある。ハウジングはまた吸気孔501を有する。ハウジングから延びるのは先端部603である。ハンドル部601がハウジング602から離れて曲げられる。ハンドル部601がハウジング602から突出する角度は、ユーザがハンドル部601を保持し得るとともに手の位置を変える必要なしにオン/オフボタンまたはスイッチ18およびファンクションボタン502を快適に操作し得るようになる。
先端部603は取外し可能であり得る。排気孔506は、ガン型硬化ライト装置600から出る空気が硬化光に暴露される歯に向けられるように、先端部の端部の近くに配置され得る。
光源は、限定されるものではないが、ランプ、LEDおよび光ファイバー束等、当業者に知られた任意の光源であり得る。光源は、光を治療される歯に向けるための光ガイドとして作用する先端部603を持つ、ハウジング602内に配置され得る。他方では、光源は先端部603の端部に取り付けられ得る。
液晶画面500は、治療またはガン型硬化ライト装置600自体についての情報を表示し得る。ファンクションボタン502は、装置の異なる態様を制御するために使用され得る。液晶画面500は、ファンクションボタン502を使用することの代替としてのタッチスクリーンであり得る。
ハウジング602内に配置されるファンモジュール503は、図5に示されるように動作する。空気は、ハウジング602内に吸気孔501を通って引き込まれる。少なくとも1つの吸気孔501がハウジング602に配置されるが、より多くの吸気孔501が追加され得る。吸気孔501から引き込まれた空気は、吸気通路504を通ってファン507に行く。ファン507は次に、空気が先端部603の端部に配置された排気孔506を通ってガン型硬化ライト装置600を出る排出通路505を吹き抜ける。
ハンドル部601は再充電可能なバッテリ70を含む。さらに、ヒートシンク60はハンドル部601またはハウジング602内に配置される。ヒートシンク60は、相変化ヒートシンク、ファン、または固体金属ブロック等、任意のタイプのヒートシンクであり得る。
図16a−17cは、硬化ライト装置が「ペン」型と「ガン」型の間で変えられ得る本発明のさらに別の代替実施形態である。図16aおよび17aは、変形できる硬化ライト装置700を示す。液晶画面500は、治療または変形できる硬化ライト装置700の状態に関連する情報を表示する。液晶画面500はハウジング702上にある。同様にハウジング702上に配置されるのはオン/オフボタンまたはスイッチ18である。オン/オフボタンまたはスイッチ18は、変形できる硬化ライト装置700がペンまたはガン型であるときにユーザがオン/オフボタンまたはスイッチ18を容易に操作し得るように、ハウジング702に配置される。
先端部703がハウジングから延びる。先端部703は取外し可能であり得る。排気孔506は、変形できる硬化ライト装置700から出る空気が硬化光に暴露される歯に向けられるように、先端部の端部の近くに配置され得る。
光源は、限定されるものではないが、ランプ、LEDおよび光ファイバー束等、当業者に知られた任意の光源であり得る。光源は、光を治療される歯に向けるための光ガイドとして作用する先端部703を持つ、ハウジング702内に配置され得る。他方では、光源は先端部703の端部に取り付けられ得る。
ハウジング702内に配置されるファンモジュール503は、図5に示されるように動作する。空気は、ハウジング702内に吸気孔501を通って引き込まれる。少なくとも1つの吸気孔501がハウジング702に配置されるが、より多くの吸気孔501が追加され得る。吸気孔501から引き込まれた空気は、吸気通路504を通ってファン507に行く。ファン507は次に、空気が先端部703の端部に配置された排気孔506を通って変形できる硬化ライト装置700を出る排出通路505を吹き抜ける。
図16aに示された変形できる硬化ライト装置700の実施形態では、ハンドル部701がハウジング702に回転可能に結合される。図16bでは、ハンドル701はハウジング702に対して回転する。ハンドル701を回転させることによって、ハウジング702に対するハンドル701の角度は、変形できる硬化ライト装置700が「ガン」型硬化ライト装置として握られるものから「ペン」型硬化ライト装置に変わるように、変化する。図16cは、「ガン」型硬化ライト装置としての変形できる硬化ライト装置700の形態Aおよび、図16bに示されるハンドル701の回転の後の「ペン」型硬化ライト装置としての変形できる硬化ライト装置700の形態Bを示す。
図17aに示された変形できる硬化ライト装置700の実施形態では、ガン型ハンドル704がハウジング702に取外し可能に結合されるとともにペン型ハンドル705と交換可能である。図17bは、ユーザが望む形態に応じて、ガン型ハンドル704およびペン型ハンドル705がハウジング702に取り付けられることを示す。図17cは、ガン型ハンドル704がハウジング702に取り付けられた変形できる硬化ライト装置700の形態Aを示す。図17cは、ペン型ハンドル705がハウジング702に取り付けられた「ペン」型硬化ライト装置としての変形できる硬化ライト装置700の形態Bを示す。
図18は、取外し可能な先端部がスマート先端部550である実施形態を開示する。スマート先端部は、遠位端551および近位端552を有する。近位端552はハウジング602に取外し可能に結合される。代替実施形態では、近位端552はハウジング602に結合され得る。スマート先端部550の近位端552はコネクタ553を有する。コネクタ553はハウジング602の開口554に対応する。コネクタ553および対応する開口554は、限定されるものではないが、摩擦ばめ、ねじおよびナット構成、ピンとジャック構成等、当業者に知られた多くの取り外し可能な取り付け手段を利用し得る。
ハウジング602は、スマート先端部550がハウジング602内に挿入されたとき、スマート先端部550のあるパラメータを決定し得るセンサを含み得る。検出可能なスマート先端部550のパラメータのいくつかは、限定されるものではないが、直径、長さ、曲率および形状を含む。センサは、限定されるものではないが、機械的、光学的または磁気的であり得る。例えば、1つの可能な実施形態は、コネクタ553がピンの配置から構成されるものである。ハウジング602内のセンサは、スマート先端部550のパラメータを、スマート先端部550がハウジング602に取り付けられたときにセンサが検出するピン配置に基づいて特定する。
硬化ライト装置がそれに取り付けられるスマート先端部550のパラメータを検出することができる利点は、硬化ライト装置がスマート先端部550のパラメータに基づいて出力を調整することができることである。硬化ライト装置がそれに取り付けられる先端部のパラメータに基づいて出力を調整しない場合、光出力は硬化ライト装置に取り付けられる先端部に応じて変化する。一般的に、先端部の入力側の放射出力が一定のままである場合、単位面積あたりの光出力は先端部のサイズが減少するにつれて増加する。結果として生じる問題は、歯科医は適切な面積の光点を放射する先端部を最終的に使い得るが、放射出力が理想的ではないことである。
しかし、スマート先端部550は先端部のパラメータを装置に伝達し、装置はハウジング602に取り付けられたスマート先端部550に応じて出力を自動的に調整し得る。この利点は、単位面積あたりの光出力がどのスマート先端部550がハウジング602に取り付けられても一定のままであることである。他の便益は、装置のバッテリの寿命が延ばされることである。あるスマート先端部550のパラメータは、同じ一定の出力を放射するために低出力を利用するので、バッテリの寿命は延長される。例えば、小さい直径の先端部は、大きい直径の先端部と同じ一定出力にするためにより少ない出力を取り出す。
他の実施形態では、広範囲のパラメータをカバーする様々なスマート先端部550がキットとして一緒にパッケージにされ得る。図18は、スマート先端部550のキットに含まれ得るスマート先端部550のサンプル構成である。このスマート先端部のサンプル構成では、各先端部は異なる直径を有する。
Figure 2013526349
スマート先端部550は上述の直径に限定されるものではなく、このリストは単に例示を目的としたものであることに留意することが重要である。キットは、スマート先端部550のパラメータの任意の組合せをカバーする任意の数のスマート先端部を含む。
上述の記載および説明によって本発明を記載しているが、これらは本発明の例示であり、限定するものとして解釈されるべきでないことが理解されるべきである。したがって、本発明は前述の記載によって限定されるものとして見なされるべきではなく、任意の均等物を含む。

Claims (14)

  1. 遠位端および近位端を有するハウジングと;
    前記ハウジング内に取り付けられた光源と;
    前記ハウジングの前記近位端にある取付手段と;
    前記取付手段に取外し可能に結合され、前記光源から離れて患者の口に向かって光を向ける先端部と;を有し、
    前記先端部は、前記先端部の少なくとも1つのパラメータを識別するための識別手段を有し;センサが前記ハウジング内に前記光源と電子的に通信して配置され;
    前記センサは、前記識別手段から前記先端部の前記少なくとも1つのパラメータを識別するとともに、前記先端部の前記パラメータに基づいて前記光源の出力を調整する、
    硬化ライト装置。
  2. 前記センサが識別する前記パラメータは、前記先端部の直径、長さ、曲率、形状およびこれらの組合せを含む、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  3. 前記ハウジングは、ペン型である、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  4. 前記ハウジングは、ガン型である、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  5. 前記ハウジングは、ペン型とガン型の間で変形し得る、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  6. 前記先端部は雄型コネクタをさらに有する、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  7. 前記取付手段は、雌型コネクタをさらに有する、
    請求項6に記載の硬化ライト装置。
  8. 前記センサは、前記先端部の前記パラメータを前記雄型および前記雌型の接続に基づいて、
    請求項7に記載の硬化ライト装置。
  9. ヒートシンクをさらに有する、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  10. 前記ヒートシンクは相変化ヒートシンクである、
    請求項9に記載の硬化ライト装置。
  11. 前記識別手段は、電気的、磁気的、光学的、機械的およびこれらの組合せのものを含む、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  12. 前記センサは、電気的、磁気的、光学的、機械的およびこれらの組合せのものを含む、
    請求項1に記載の硬化ライト装置。
  13. 遠位端および近位端を有するハウジングと;
    前記ハウジング内に取り付けられた光源と;
    前記ハウジングの前記近位端にある取付手段と;
    前記ハウジング内に前記光源と電子的に通信して配置されたセンサと;
    前記取付手段に取外し可能に結合する、識別手段を持つ複数の取外し可能な先端部と;を有する、硬化ライトを有し、
    各個別の前記取外し可能な先端部は異なるパラメータを有し;
    前記センサは、前記先端部の前記識別手段から前記パラメータを識別するとともに、前記複数の取外し可能な先端部の前記異なるパラメータにかかわらず出力が一定のままであるように、前記硬化ライトに挿入された前記取外し可能な先端部の前記パラメータに基づいて前記光源からの出力を調整する、
    硬化ライトで硬化可能な材料のためのキット。
  14. 前記パラメータは、直径、長さ、曲率、形状およびこれらの組合せを含む、
    請求項13に記載のキット。
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