JP2013524725A - オーバーレイするマクロセルとマイクロセルとの間でトラフィックを向ける方法および装置 - Google Patents

オーバーレイするマクロセルとマイクロセルとの間でトラフィックを向ける方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、異なるサイズのセルの間でトラフィックを向ける方法の実施形態を提供する。この方法の一実施形態は、モバイル・ユニットで、ソース・セルおよびターゲット・セルのカバレージ・エリアのサイズを示す情報に基づいて、ソース・セルからターゲット・セルにハンド・オフすべきかどうかを判定することを含む。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2010年4月10日に出願した米国仮出願第61/342,167号の優先権を主張するものである。
本発明は、全般的には通信システムに関し、より具体的には無線通信システムに関する。
従来の無線通信システムは、1つまたは複数のモバイル・ユニットに無線接続性を提供するのに基地局のネットワークを使用する。各基地局は、セルおよび/またはセクタと称する地理的領域内で無線接続性を提供する。従来の基地局は、所定の量の使用可能な送信電力を使用して信号を送信することができ、この送信電力は、いくつかの場合に、マクロセルにサービングする基地局について約35Wである。マクロセルの範囲は、使用可能な送信電力、使用可能な電力の角度分布、マクロセル内の阻害、環境条件、および類似物を含む多数の要因によって決定される。たとえば、マクロセルの範囲は、人口密度の高い都市環境の300mもの狭さから人口密度の低い田舎環境の10kmもの大きさまで変化する可能性がある。カバレージ・エリアは、これらのパラメータのいずれかが変化する場合に、経時的に変化する可能性もある。
他のタイプのアクセス・ポイントまたはアクセス・ネットワークを使用して、モバイル・ユニットに無線接続性を提供することもできる。たとえば、より低電力のアクセス・ポイント(基地局、基地局ルータ、home e−node−Bなどと称する場合もある)を、ビジネス・キャンパス、鉄道の駅または飲食用カウンターなどの公共区域、住居またはビルディング内に展開して、住居またはビルディングの占有者に無線接続性を提供することができる。住居内に展開された基地局またはアクセス・ポイントは、通常、ホーム基地局ルータ、home eNB、フェムトセル、マイクロセル、ピコセル、および類似物と呼ばれる。というのは、これらが、住居を包含するはるかに狭い区域(たとえば、マイクロセル、フェムトセル、またはピコセル)に無線接続性を提供することを意図されているからである。フェムトセルなどの狭い範囲のアクセス・デバイスは、マクロセルにカバレージを提供するのに使用される従来の基地局よりはるかに少ない電力出力を有する。たとえば、通常のフェムトセルまたはマイクロセルは、10mW程度の送信電力を有する。その結果、通常のフェムトセルの範囲は、マクロセルの範囲よりはるかに狭い。たとえば、フェムトセルの通常の範囲は、約100m程度以下である。フェムトセルまたはマイクロセルのクラスタを展開して、より大きい区域および/またはより多くのユーザにカバレージを提供することもできる。
異種ネットワークは、異なるサイズのセルに無線接続性を提供するために異なるタイプのデバイスの混合を含む。たとえば、フェムトセルは、オーバーレイ構成でマクロセルラ・ネットワークに関連して展開されると期待される。もう1つの例について、マクロセルラ・ネットワークを使用して、多数の住居を含む近隣に無線接続性を提供することができる。近隣を通って移動するか住居の1つに配置されたモバイル・ユニットは、マクロセルラ・ネットワークを使用して無線通信システムにアクセスすることができる。個々のフェムトセルを、住居のうちの1つまたは複数内に展開して、住居内(またはその付近)でオーバーレイ・カバレージを提供することができる。フェムトセルのクラスタを、ビルディングのうちの1つまたは複数内で展開して、ビルディング内(またはその付近)でオーバーレイ・カバレージを提供することができる。どちらの場合でも、マクロセルとカバレージ・エリア内のフェムトセルとの間に1対多関係がある。異種ネットワークは、異なるサイズの地理的区域内で動作するマクロセル、ピコセル、およびリレーをも含むことができる。しかし、異種ネットワーク内で展開されるデバイスは、通常、2つの主要なタイプすなわち(1)マクロセルおよびマクロセル・リレーを含む大セルおよび(2)マイクロセル、ピコ・セル、HeNB、フェムトセル、および小さいリレーを含む小セルに分類される。
ユーザが、大セルおよびオーバーレイするより小さいセルによってサービングされる地理的区域を通って移動する時に、ユーザ機器が、大セルおよび/または小セルの間でハンド・オフされる可能性がある。ハンドオーバを開始する基本的な条件は、候補ターゲット基地局またはセルからの信号強度が、現在サービングしている基地局またはセルからの信号強度より強い/よいことである。しかし、ターゲット基地局がサービング基地局より強い信号を有するように見えるや否やモバイル・ユニットを単純にハンド・オフすることは、複数の問題につながる可能性がある。たとえば、サービング・セルとその隣接セルとの間の境界付近の信号強度は、(ほとんど定義によって)ほぼ等しい。したがって、境界付近の各モバイル・ユニットによって受信される信号強度は、ほぼ等しく、相対的に小さい逸脱が、相対信号強度を変化させる可能性がある。特定のモバイル・ユニットによって受信される信号の強度が、モバイル・ユニットの移動および/または環境変化に起因して非常に素早く変化する場合もある。その結果、ハンド・オフが相対信号強度だけに基づいて実行される場合には、モバイル・ユニットが素早く往復して渡される可能性がある(ピンポンとして知られている現象)。ピンポンは、貴重なオーバーヘッドを不必要に消費し、知覚される呼品質を劣化させ、呼の途絶につながる可能性がある。
より洗練されたハンドオフ条件を使用することによって、ハンドオーバをより頑健にすることができる。たとえば、従来のハンドオーバは、候補セルからの信号強度が、現在のサービング・セルからの信号強度より、ヒステリシス値およびオフセット値によって決定されるある量だけよい時に実行される。各セルは、ヒステリシスの単一の値、たとえば2dBを使用する。各セルは、セルとその隣接セルとの間でハンドオフするために適用されるオフセットの異なる値をも維持する。たとえば、サービング・セルと第1の隣接セルとの間のハンドオフのオフセット値を、1dBとすることができ、サービング・セルと第2の隣接セルとの間のハンドオフのオフセット値を、2dBとすることができる。TTT(time−to−trigger)が、ターゲット・セル上の「よりよい」条件が少なくともそのTTTの持続時間の間永続するまでハンド・オフを遅延させるために使用される。3G技術では、ヒステリシス、オフセット値、およびTTTに、すべてのセルに適用される1つのゴールデン・セットがセットされる。
しかし、アクティブ・モバイル・ユニットによって使用される従来のハンドオフ技法およびアイドル・モバイル・ユニットによって使用されるセル再選択技法は、大セルと小セルとの間で区別しない。その結果、異種ネットワークは、大セルと潜在的にオーバーラップする小セルとの間でトラフィックを有効に向けかつ/または分散させることができない場合がある。異種ネットワーク内でユーザを滑らかに分配することの不可能性は、負荷不平衡および他の問題につながる可能性がある。
異種ネットワークの動作は、異なるタイプのアクセス・ポイントに関する異なる標準規格および/またはプロトコルの使用によってさらに複雑になる場合がある。例示的なネットワーク・サービスを、High Rate Packet Data(HRPD)、Long Term Evolution(LTE)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、および類似物を含む異なる伝送プロトコルに従って動作する異なるキャリアを使用する異なるネットワーク要素によって提供することができる。これらのネットワーク・サービスのそれぞれは、特定の無線アクセス技術(RAT)に関して定義できるキャリアを使用し、各異なる伝送プロトコルを定義する無線アクセス技術は、通常、その無線アクセス技術に基づく通信の送信および受信のために独自の無線周波数構成を必要とする。
開示される主題は、上で示した問題のうちの1つまたは複数の影響に対処することを対象とする。次では、開示される主題のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、開示される主題の単純化された要約を提示する。この要約は、開示される主題の網羅的概要ではない。開示される主題の主要な要素またはクリティカルな要素を識別することも、開示される主題の範囲を区切ることも、意図されていない。その唯一の目的は、後で論ずるより詳細な説明の前置きとして、単純化された形でいくつかの概念を提示することである。
一実施形態では、異なるサイズのセルの間でトラフィックを向ける方法が提供される。この方法の一実施形態は、ソース・セルおよびターゲット・セルのカバレージ・エリアのサイズを示す情報に基づいて、ソース(またはサービング)セルからターゲット・セルにハンド・オフすべきかどうかをモバイル・ユニットで判定することを含む。1つの他の実施形態では、確率を用いてソース・セルからターゲット・セルにハンドオフすべきと判定するためにモバイル・ユニットによって使用できる優先順位を示す情報をソース・セルから送信することを含む方法が提供される。優先順位は、カバレージ・エリアのサイズ、ならびにソース・セル(1つまたは複数)およびハンドオフまたは再選択のターゲット・セル(1つまたは複数)の装荷に基づいてネットワークによって決定することができる。
開示される主題を、添付図面に関連して解釈される次の説明を参照することによって理解することができ、添付図面では、同様に符号が同様の要素を識別する。
無線通信システムの第1の例示的実施形態を概念的に示す図である。 無線通信システムの第2の例示的実施形態を概念的に示す図である。 無線通信システムの第3の例示的実施形態を概念的に示す図である。 相対セル・サイズおよび/またはカバレージ・エリアに基づいてハンドオフ・パラメータを決定する幾何学手法の一実施形態を概念的に示す図である。 速さ要因が、マクロセルから形成される無線通信システムでの再選択の回数に基づいて決定されることを概念的に示す図である。 ユーザ機器分布の第1の例示的実施形態を概念的に示す図である。 ユーザ機器分布の第2の例示的実施形態を概念的に示す図である。 マクロセルとマイクロセルとの間でトラフィックを向ける方法の1つの例示的実施形態を概念的に示す図である。
開示される主題は、さまざまな修正形態および代替形態を許すが、その特定の実施形態が、図面に例として示され、本明細書で詳細に説明される。しかし、特定の実施形態の本明細書での説明が、開示される主題を開示される特定の形態に限定することを意図されているのではなく、逆に、その意図が、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての修正形態、同等物、および代替形態を包含することであることを理解されたい。
例示的実施形態を、下で説明する。明瞭さのために、実際の実施態様の特徴の一部が、本明細書では説明されない。もちろん、任意のそのような実際の実施形態の開発において、実施態様ごとに異なるシステム関連制約およびビジネス関連制約の遵守など、開発者の特定の目標を達成するために、多数の実施態様固有の判断を行わなければならないことを了解されたい。さらに、そのような開発努力が、複雑であり時間のかかるものである可能性があるが、それでも、本開示の利益を有する当業者の日常の仕事であることを了解されたい。
開示される主題を、これから、添付図面を参照して説明する。さまざまな構造、システム、およびデバイスが、説明のみのために、また、当業者に周知の詳細で本発明を不明瞭にすることがないように、図面では概略的に示されている。それでも、添付図面は、開示される主題の例示的な例を記述し、説明するために含まれる。本明細書で使用される単語および句は、当業者によるこれらの単語および句の理解と一貫する意味を有すると理解され、解釈されなければならない。用語または句の特殊な定義すなわち、当業者によって理解される通常の慣例的な意味とは異なる定義が、本明細書での用語または句の一貫した使用によって暗示されることは、意図されていない。用語または句が、特殊な意味すなわち、当業者によって理解されるものとは異なる意味を有することが意図される範囲で、そのような特殊な定義は、用語または句の特殊な定義を直接に明確に提供する定義的な形で本明細書で特に示される。
一般に、本願は、異種無線通信システムによってサポートされるセルのカバレージ・エリアのサイズに基づいてアクティブ・モバイル・デバイスのハンドオフおよび/またはアイドル・モバイル・ユニットによるセル再選択を制御する技法を説明する。異種ネットワーク内のより大きいマクロセルのレイヤと相対的により小さいマイクロセルのレイヤとの間でトラフィックをどのように向けまたは分配すべきかを判定する時に考慮できる複数の要因および/または判断基準がある可能性がある。例示的な要因は、無線リンク条件、異なるサイズのセルの間の負荷平衡、ユーザ機器による電力消費、ユーザ機器モビリティ、サービス・アプリケーション、サービスのグレード、および類似物を含む。本明細書で説明する技法は、オペレータが複数の要因および/または判断基準を組み込むことを可能にする。いくつかの実施形態では、相対的に小さいセルに向かう偏りがあるものとすることができる。たとえば、いくつかの場合に、たとえば1マクロセルあたりのユーザより少ない1マイクロセルあたりのユーザが多数ある可能性があるので、小セルが、より高い1ユーザあたりのスループットをサポートする可能性が高い可能性がある。もう1つの例について、電力制御および小セル内の相対的により小さい通信距離は、ユーザ機器が電力を節約/保存することを可能にすることができる。その一方で、比較的高速で移動するユーザ機器には、たとえばハンドオフ/セル再選択の回数を減らすために、より大きいセルに向けて優先的に偏りを与えることができる。マクロセルとより小さいセルとの間のピンポンは、回避されなければならず、異なる要因および/または判断基準の間の衝突は、解決されなければならない。
図1Aに、無線通信システム100の第1の例示的実施形態を概念的に示す。図示の実施形態では、基地局105(1〜3)は、対応する複数のマクロセル110(1〜3)に無線接続性を提供する。本明細書で使用される時に、用語「マクロセル」は、相対的に大きいカバレージ・エリアを有するセルを指すのに使用される。たとえば、マクロセルは、数百mから数十km程度の範囲によって定義されるカバレージ・エリアを有することができる。インデックス(1〜3)を使用して個々の基地局105(1)、マクロセル110(1)またはそのサブセットを識別することができるが、これらのインデックスは、基地局105および/またはマクロセル110に集合的に言及する時には省略される場合がある。この規約は、図面に示された、識別する符号および1つまたは複数の区別するインデックスを使用して参照される他の要素に適用される場合がある。図1に示されたマクロセル110は、基地局105に関連する異なるセクタ、カバレージ・エリア、またはセルに対応する。たとえば、基地局105は、マクロセル110に関連する3つのセクタに無線接続性を提供する3つのアンテナ(またはアンテナの3つのグループ)を含むことができる。しかし、本開示の利益を有する当業者は、代替実施形態が任意の個数のマクロセル110および/または基地局105を含むことができることを了解するに違いない。
無線通信システム100は、マイクロセル115のオーバーレイ・ネットワークをも含む。本明細書で使用される時に、用語「マイクロセル」は、マクロセル110のカバレージ・エリアより相対的に小さいカバレージ・エリアを有するセルを指すのに使用される。例示的なマイクロセル115は、フェムトセル、ピコセル、home eNB、および数十m程度以下のカバレージ・エリアを有する他の無線接続デバイスを含むことができる。マイクロセル115のすべてが、必ずしも同一のカバレージ・エリアを有するのではない場合がある。マイクロセル115を、個々のユーザ、会社、または他のエンティティによって仕事場および/または住居に設置することができる。明瞭さのために、5つのマイクロセル115だけが、図1に示されている。しかし、本開示の利益を有する当業者は、無線通信システム100が、無線通信システム100全体に分布する任意の個数のマイクロセル115を含むことができることを了解するに違いない。さらに、図1は、2つの別個のサイズのセルを示すが、本開示の利益を有する当業者は、代替実施形態で、システム100が、多数の異なるサイズのセルならびにカバレージ・エリア次元の異なる範囲全体のサイズおよび/または形状において連続的に変化する(おそらくは経時的に)セルを含むことができることを了解するに違いない。
図1に示されたモバイル・ユニット120、125などのユーザ機器を、マクロセル105のうちの1つもしくは複数および/またはマイクロセル115のうちの1つもしくは複数に関連付けることができる。したがって、モバイル・ユニット120、125は、アクティブ・モードである時にマクロセル105および/またはマイクロセル115の間で選択的にまたは優先的にハンド・オフすることができ、アイドル・モードである時にマクロセル110および/またはマイクロセル115の間で選択的にまたは優先的に再選択することができる。しかし、ハンドオフ/再選択判断を、測定された基準信号受信電力(RSRP)に排他的に基づかせることは、マクロセル105の電力測定がマイクロセル115の電力測定と比較可能ではない場合があるので、異なるサイズのセルの間の再分配に有効ではない可能性がある。
図1Bに、無線通信システム150の第2の例示的実施形態を概念的に示す。図示の実施形態では、無線通信システム150は、マクロセル155と、オーバーラップするマイクロセル160のクラスタ(図1Bでは符号によって示される1つのみ)とを含む。マクロセル155内のRSRPの測定値は、マイクロセル160のカバレージ・エリアにわたる比較的大きいダイナミック・レンジ165を含む。しかし、マイクロセル160内では、異なるユーザ機器による個々のマイクロセル160からのRSRPの測定値が、マイクロセル160の比較的小さい半径のゆえに、大きくは異ならない可能性がある。少なくとも部分的にマイクロセル160の限られたサイズのゆえに、ネットワークは、セル拡張および/またはセル・ブリージングを介してマイクロセル160の容量を調整することがむずかしいことに気付く可能性がある。さらに、マイクロセル160内の測定された電力の比較的小さいダイナミック・レンジ170は、ユーザ機器の間で区別しまたは差別することができず、これは、再分配を電力測定バイアスに非常に敏感にし、潜在的にオン/オフ再分配につながる可能性がある。マイクロセル160の範囲を単純に拡張することは、マイクロセル160とマイクロセル160内のユーザ機器との間の影響を引き起こす可能性がある。
戻って図1Aを参照すると、ユーザ機器のハンド・オフおよび/または再選択を、モバイル・ユニット120、125に無線接続性を提供できるマクロセル110および/またはマイクロセル115のカバレージ・エリアの相対サイズに基づいて実行することができる。たとえば、図示の実施形態では、モバイル・ユニット120は、アイドル・モードであり、無線通信システム100とのアクティブ無線セッションを有しない。モバイル・ユニット120は、マクロセル105(3)とマイクロセル115(4)との間で、たとえば、比較的大きいマクロセル105および比較的小さいマイクロセル115にネットワーク制御エンティティ130によって割り当てられた異なる優先順位に基づいて、優先的に再選択することができる。もう1つの例について、図示の実施形態では、モバイル・ユニット125は、アクティブ・モードであり、無線通信システム100とのアクティブ無線セッションを有する。モバイル・ユニット125は、測定されたRSRPと、マクロセル105およびマイクロセル115の相対カバレージ・エリア・サイズに基づいて決定されるヒステリシス/オフセット値とを使用してマクロセル105(1)とマイクロセル115(5)との間で優先的にハンド・オフすることができる。TTTを、ハンド・オフのためにセットすることもでき、異なるサイズのセルの間のハンドオフのTTTを、相対カバレージ・エリア・サイズに基づいて決定することができる。
一実施形態では、モバイル・ユニット120、125は、マクロセル105とマイクロセル115との間でハンド・オフしまたは再選択すべきかどうかを判断する時に、そのそれぞれの速さを考慮することもできる。たとえば、モバイル・ユニット120は、静止または相対的にゆっくり移動しつつある(たとえば、毎時1km程度以下の速さで)ものとすることができる。したがって、モバイル・ユニット120は、マイクロセル115のカバレージ・エリア内に留まる可能性が相対的に高い可能性があり、したがって、マイクロセル115によってサービングされるようにするために、優先的にハンド・オフしまたは再選択することができる。もう1つの例について、モバイル・ユニット125は、矢印135によって示されるように、相対的に高い速度または速さで移動している(たとえば、毎時1kmを超える速さで)ものとすることができる。移動するモバイル・ユニット125は、モバイル・ユニット125の短いセル交差時間のゆえに、マイクロセル115からサービスを受信しつつある場合に、望ましくない高いレートでハンド・オフ/再選択する可能性がある。したがって、モバイル・ユニット125は、マクロセル105がモバイル・ユニット125のサービング・セルになるようにするために優先的にハンド・オフ/再選択することができる。
図2に、無線通信システム200の第3の例示的実施形態を概念的に示す。図示の実施形態では、無線通信システム200は、マクロセル210内で無線接続性を提供する基地局205を含む。無線通信システム200は、マイクロセル220内でサービスを提供するアクセス・ポイント215をも含む。例示的なマイクロセル220は、少なくとも部分的にマクロセル210とオーバーラップする。モバイル・ユニット225は、マクロセル210およびオーバーラップするマイクロセル220全体に分散する。図示の実施形態では、モバイル・ユニット225(1〜2)は、アイドル・モードであり、モバイル・ユニット225(3)は、アクティブ・モードであり、マクロセル210にサービングする基地局205との確立された無線通信を有する。
アイドルのモバイル・ユニット225(1〜2)は、優先順位ベースの方式を使用して、マクロセル210とマイクロセル220(1)との間でセル再選択を実行すべきかどうかを判断することができる。図示の実施形態では、優先順位は、基地局205およびアクセス・ポイント215に割り当てられる。たとえば、2の優先順位が、基地局205に割り当てられ、5の優先順位が、アクセス・ポイント215(1)に割り当てられ、6の優先順位が、アクセス・ポイント215(2)に割り当てられる。これらの優先順位は、0の最小値から7の最大値まで延びる範囲内に収まるように選択されるが、これらの範囲は、設計選択の問題である。優先順位は、優先順位の値の差が、他のキャリア/アクセス・デバイスへのアイドル・トラフィック・リダイレクションに関するプリファレンスの度合に関連するようにするために割り当てられる。たとえば、アクセス・ポイント215に割り当てられた優先順位と比較して基地局205に割り当てられた優先順位の相対的に小さい値は、マイクロセル220へのアイドル・モード再選択のプリファレンスを示す。
優先順位値を、ページング・メッセージを使用してモバイル・ユニット225にブロードキャストし、または送信することができ、その結果、モバイル・ユニット225は、セル再選択を実行すべきかどうかを判定するために必要な情報を有するようになる。一実施形態では、システム情報をマクロセル210および/またはマイクロセル220からブロードキャストして、マイクロセル220の共通小セル優先順位を示し、かつ/または各マイクロセル220の個々の優先順位を示すことができる。各マイクロセル220は、その代わりに、毎セル・ベースの再選択優先順位値をブロードキャストすることができる。ユーザ機器は、ターゲット・セルの優先順位がサービング・セルの優先順位より高いと判定する時に、再選択確率を用いてターゲット・セルを再選択することができる。1つの代替実施形態では、ネットワークは、異なるページング・グループ内でユーザ機器をページングして、再選択パラメータを提供することができる。たとえば、10個のページング・グループがあり、ネットワークが、アイドル・ユーザ機器の30%を他のキャリアまたはセルに再分配したい場合には、ページング・グループのうちの3つを使用して、キャリアまたはセルの変更された選択/再選択優先順位を含む再選択パラメータについて、そのグループ内のユーザ機器に通知することができる。もう1つの例について、再選択確率などの情報を含むグローバル・ページを使用して、再分配をシグナリングすることができる。その代わりに、周期的ブロードキャスト・メッセージを使用して、再選択確率を伝えることができる。ユーザ機器は、メッセージ内で示された確率で再選択を実行することができる。現在のサービング・キャリアまたはセルを禁止されたものと考え、異なるターゲット・キャリアまたはセルに再選択するようにユーザ機器に指示する情報など、追加情報をページング・メッセージに追加することができる。
優先順位ブロードキャストを用いる図示の実施形態では、アイドルのモバイル・ユニット225(1〜2)は、現在のサービング・セルの優先順位とセルに割り当てられる優先順位の最大値との間の数をランダムに選択することによって、再選択すべきかどうかを判定する。たとえば、アイドルのモバイル・ユニット225(1〜2)が、基地局205によってサービングされつつある場合に、アイドルのモバイル・ユニット225(1〜2)は、2と7との間の数をランダムに選択することができる。アイドルのモバイル・ユニット225(1)は、4の値をランダムに選択することができ、これはアクセス・ポイント225(1)の5優先順位より小さく、したがって、アイドルのモバイル・ユニット225(1)は、アクセス・ポイント215(1)への再選択を実行することができる。アイドルのモバイル・ユニット225(2)は、6の値をランダムに選択することができ、これはアクセス・ポイント225(1)の5優先順位より大きく、したがって、アイドルのモバイル・ユニット225(2)は、アクセス・ポイント215(1)への再選択を実行してはならない。いくつかの実施形態では、アクセス・ネットワークは、偏った再選択を実行するのに使用される追加要因を提供することもできる。たとえば、アクセス・ネットワークは、キャリアの装荷条件ならびに再選択をサポートするモビリティ状態しきい値を反映する優先順位値を提供することができる。
一実施形態では、アイドルのモバイル・ユニット225のトラフィック分配を、異なるキャリアを使用するマクロセル210およびマイクロセル220の間のリンク条件および/または装荷に基づいて制御し、かつ/または変更することができる。たとえば、RRC_IDLE状態のモバイル・ユニット225の優先順位装荷ベース手法を、分数アイドル・トラフィック再分配(軟再選択)機構を用いて実施することができる。1つのケースでは、マイクロセル220が、マクロセル210とは異なるキャリアを使用する小セル・クラスタの一部である。周波数間隣接リストを含むシステム情報を、たとえばSystem Information Block type 5(SIB5)メッセージを使用してブロードキャストすることができる。このメッセージを、モバイル・ユニット225が、現在のサービング・キャリアのセル再選択優先順位と最大値との間で一様に分布するランダム変数からサービング優先順位を生成するようにするために、変更することができる。現在のサービング・キャリアの優先順位値がターゲット・キャリアの優先順位より小さい時に、サービング優先順位を生成することができる。モバイル・ユニット225は、それ自体が生成したサービング優先順位をターゲット・キャリアのセル再選択優先順位と比較して、再選択判断を行うことができる。
代替案では、小セル・クラスタがマクロセル210と同一のキャリアを使用する場合に、周波数内隣接リストを含むSIB4メッセージなどのメッセージを、マクロセル210とマイクロセル220との両方のために機能強化することができる。一実施形態では、このメッセージは、オーバーラップされ隣接するマイクロセル220の識別子を含む識別子リスト内のセルの識別子を含む。マイクロセル220が小セル(マクロセル210に対して相対的に)であることを示す情報を、小セル識別子に関連付けることができ、セル再選択優先順位をも、これらの識別子に関連付けることができる。モバイル・ユニット225は、本明細書で論ずるように、現在のサービング・キャリアのセル再選択優先順位と最大値との間に一様に分布するランダム変数からサービング優先順位を生成することができる。モバイル・ユニット225は、それ自体が生成したサービング優先順位をターゲット・キャリアのセル再選択優先順位と比較して、再選択判断を行うことができる。
ネットワークは、セル210、220の優先順位を制御することによって、モバイル・ユニット225が特定のターゲット・セルを再選択する確率を制御できてもよい。したがって、ネットワークは、キャリア/セルの間でのアイドル・トラフィック分布のパーセンテージを制御しまたは決定できてもよい。たとえば、セル210がサービング・セルであり、セル220がターゲット・セルである場合に、E−UTRANによってセル210を介して送信されるSIB3およびSIB5は、セル210のCellReselectionPriorityが2であり、セル220のキャリアのCellReselectionPriorityが6であることを示すことができる。セル210のキャリアにキャンプしているアイドルのモバイル・ユニット225は、2と7との間のServingPriority値をランダムに生成することができる。それ自体で生成したサービング優先順位=2、3、4、5を有するセル210上のモバイル・ユニット225は、リンク品質が健全な呼をサポートするのに十分である限り、セル220に再選択することができる。それ自体で生成したサービング優先順位=6、7を有するモバイル・ユニット225は、セル210に留まる。したがって、この場合には、アイドル・トラフィックの66%を、セル210からセル220に再分配することができる。異なる優先順位値をセットすることによって、異なるアイドル・トラフィック分配比を達成することができる。
一実施形態では、アイドルのモバイル・ユニット225をマイクロセル220に向けて、マクロセル210に接続されたユーザ機器からの逆リンク干渉を減らしまたは寄付することができる。相対的に高速のユーザ機器は、優先的にマクロセル210にキャンプすることができる。一実施形態では、マクロセル210にキャンプするアイドルのモバイル・ユニット225は、たとえばユーザ機器によって開始される時またはネットワークによるページングに起因して、オーバーラップするエリア内でアクセスが開始される前に、最も近くのマイクロセル220に再選択することができる。
アクティブのモバイル・ユニット225(3)は、サービング・セルおよび隣接セルからのRSRPの測定された値ならびにヒステリシス/バイアス・オフセット/TTT値に基づいて、ハンド・オフを実行すべきかどうかを判断することができる。図示の実施形態では、アクティブのモバイル・ユニット225(3)は、マクロセル210および隣接マイクロセル220の相対サイズに基づいて決定されるパラメータを使用して、サービング・マクロセル210からオーバーラップする隣接マイクロセル220へのハンドオフを実行すべきかどうかを判定することができる。一実施形態では、ユニキャスト・リダイレクション機構を、アクティブ・モード・トラフィック負荷平衡に使用することができる。代替案では、ブロードキャスト・リダイレクション方法を使用することもできる。
図3に、相対セル・サイズおよび/またはカバレージ・エリアに基づいてハンドオフ・パラメータを決定する幾何学手法の一実施形態を概念的に示す。図示の実施形態では、サービング・セル(セルs)および隣接セル(セルn)の位置が、水平軸に沿って示されている。この2つのセルを分離する距離の単位は、任意である。垂直軸は、基準信号受信電力(RSRP)など、モバイル・ユニットによって受信された信号強度の測定値を示す。垂直軸に沿った受信信号強度の単位は、任意である。サービング・セルによって送信された基準信号の受信信号強度は、曲線305によって示され、隣接セルによって送信された基準信号の受信信号強度は、曲線310によって示される。一実施形態では、曲線305、310を、セル展開およびセルの近くの環境の既知のまたは推定された形態学を使用して判定することができる。たとえば、経路損モデルを使用して、セル位置、アンテナ方位、アンテナ・チルト、最大許容経路損として取り込まれたRF伝搬、および類似物など、既知の形態学から判定されたパラメータに基づいて、伝搬損および/またはフェージング係数を判定することができる。しかし、本開示の利益を有する当業者は、代替実施形態で、曲線305、310を判定する他の技法を使用できることを了解するに違いない。
健全な呼を維持するために、モバイル・ユニットは、Tminの最小受信信号強度レベルの信号を期待する。ユーザ経験の質は、受信信号強度レベルがTmin未満に下がる時に劣化する可能性がある(かつ、呼が途絶する可能性がある)。したがって、当初にサービング・セルを使用しつつあるモバイル・ユニットは、そのモバイル・ユニットが、曲線305によって示される基準信号受信電力が破線315によって示される最小受信信号強度レベル未満になる、サービング・セルから十分に遠くまで移動するまで、健全な呼を維持することができる。その点で、曲線305と曲線310との間の差は、Δ(s,n)によって与えられる。サービング・セルから隣接セルへのハンド・オフは、T−Qoffset(s,n)>T+Qhystの時にトリガされなければならず、これは、T>T+Qhyst+Qoffset(s,n)の隣接セルからの信号強度に対応する。この式では、TおよびTは、モバイル・ユニットによって測定された、それぞれサービング・セルおよび隣接セルからの基準信号受信電力の値である。しかし、ハンドオフ・パラメータが正しく決定されない場合には、ハンド・オフの前、ハンド・オフ中、またはハンド・オフの後に、ハンドオフが中断され、呼が潜在的に途絶する可能性がある。たとえば、Qhyst+Qoffset(s,n)>Δ(s,n)になるようにパラメータがセットされる場合には、モバイル・ユニットのハンドオフは、サービング・セルから受信される基準信号が健全な呼をサポートするには弱くなりすぎる領域にモバイル・ユニットが移動するまで、トリガされない。したがって、パラメータは、Qhyst+Qoffset(s,n)≦Δ(s,n)になるようにセットされなければならない。
ハンドオフ・パラメータを、サービング・セルおよび隣接セルの相対サイズに基づいて決定することもできる。たとえば、サービング・セルが、隣接セルより相対的に大きく、無線サービス・プロバイダが、アクティブ・モバイル・ユニットを優先的により小さいセルに向ける場合には、ハンドオフがQhyst+Qoffset(s,n)≦Δ(s,n)で発生するようにするためにバイアス・パラメータをセットすることができ、アクティブ・モバイル・ユニットをより大きいセルに優先的に向けるために、ハンドオフがQhyst+Qoffset(s,n)≦Δ(s,n)で発生するようにするために、バイアス・パラメータをセットすることができる。同様に、TTTを、関連するハンドオフ方向のプリファレンスを示すために減らし、対応するハンド・オフ方向を禁止するために増やすことができる。本開示の利益を有する当業者は、異なる実施形態が、リンク条件、1セルあたりのユーザの相対数、ユーザ機器の電力消費、全体的なセル間/セル内干渉、装荷要因、ユーザ機器の速さパラメータ、および類似物などの特定の文脈および要因に基づいて、ハンドオフ・パラメータ値の異なる組合せを使用することができ、これらのパラメータ値をセルの異なる組合せに割り当てることができることを了解するに違いない。
一実施形態では、論理ベースの手法を使用して、複数の要因に基づいてリダイレクション判断を実行することができる。たとえば、さまざまな判断基準を、優先順位順序に従って判断論理によって考慮することができる。1つの例示的優先順位順序は、まず、最小リンク品質条件(たとえば、Qhyst+Qoffset(s,n)≦Δ(s,n))を考慮し、その後、(順番に)サービスのグレード、装荷条件、モバイル・ユニットの速さ、およびおそらくは他のより低い優先順位の要因を考慮する。したがって、判断論理は、まず、現在のサービング・セルの最小リンク条件が満足されるかどうかを判定することができる。そうではない場合には、他の要因にかかわりなく、リダイレクションを行わなければならない。その一方で、ターゲット・リンク条件が最低の受け入れられるレベルより悪い場合には、ハンド・オフについて考慮してはならない。最小リンク条件が満足される場合には、サービスのグレードに関する専用のシグナリングによってセットされる優先順位値が、ブロードキャスト優先順位および他のパラメータを支配することができる。さらに、システムが過負荷である時には、速さ要因を副考慮事項とすることができる。
ユーザ機器モビリティを、再選択および/またはハンドオーバのトリガする機構の感度に影響する要因と考えることもできる。たとえば、ユーザ機器を、3つのモビリティ状態すなわち高、中、および低のうちの1つに分類することができる。従来の技法は、所与のタイム・インターバル中にユーザ機器によって実行される再選択/ハンドオフの回数を使用して判定される「速さ要因」に基づいて、ユーザ機器をこれらのモビリティ状態の1つに置く。より高いモビリティ状態(より高い速さ要因)のユーザ機器のハンドオフ・パラメータは、ユーザ機器がより高いモビリティ状態である時の再選択/ハンド・オフのトリガがより簡単になるようにするために調整される。しかし、異なるサイズのオーバーラップするマクロセルおよびマイクロセルを含む異種ネットワークは、再選択/ハンドオフ・パラメータを判定する異なる判断基準を使用することによって、より有効かつ/または効率的に動作することができる。たとえば、異種ネットワークでは、より大きいセルとより小さいセルとの間のハンドオフのパラメータを、より素早く移動するユーザ機器をより大きいセルへの再選択/ハンドオーバに向かって優先的に偏らせるように調整されなければならない。もう1つの例について、異種ネットワークの一実施形態では、ユーザ機器を、たとえば全地球測位システム機能性などのユーザ機器内の検出論理および/または監視論理によって判定される、その実際の速さに基づいて、異なるモビリティ状態に分類することができる。実際の速さは、選択の回数に基づいて決定される「速さ要因」とは大きく異なるものとすることができる。
図4に、速さ要因が、マクロセル405から形成される無線通信システム400での再選択の回数に基づいて決定されることを概念的に示す。図示の実施形態では、2つのモバイル・ユニット410、415が、同一の速さで平行の経路に沿って移動しつつある。しかし、モバイル・ユニット410、415の経路は、マクロセル405のパターンと異なる位置で交差し、2つのモバイル・ユニット410、415がセル405の境界と交差する時(塗り潰された円によって示される)の異なる回数の再選択/ハンドオフをもたらす。たとえば、モバイル・ユニット410は、6回の再選択を実行し、モバイル・ユニット410は、同一の速さで同一距離を移動する間に3回の再選択だけを実行する。したがって、モバイル・ユニット410、415は同一の実際の速さを有するが、モバイル・ユニット410は、モバイル・ユニット415の2倍の大きさの速さ要因を有する。
一実施形態では、ユーザ機器は、再選択/ハンドオフ判断を制御する要因としてその実際の速さ(およびオプションでその現在位置)を使用することができる。たとえば、アクセス・ネットワークは、高/中/低または高/低など、ユーザ機器の1つまたは複数の速さ範囲を定義するパラメータまたはしきい値を決定することができる。例示的なしきい速度または速さを使用して、約3km/h以下で移動するものとして低速モバイル・ユニットを、約30km/h以上で移動するものとして高速モバイル・ユニットを定義することができる。しきい値の特定の個数および値を、所与のカバレージ・エリアと異なる速さに関連するユーザ密度の知識などの統計を使用して定義することができる。この情報を、アクセス・ネットワーク内で測定し、判定し、かつ/または格納することができる。アクセス・ネットワークは、ユーザ機器が必ずより小さいセルに切り替えなければならない時、ユーザ機器が必ずより大きいセルに切り替えなければならない時、およびユーザ機器が異なるサイズのセルの間で優先的に切り替えなければならない時を示す、ユーザ機器への命令をブロードキャストすることができる。
図5に、ユーザ機器分布500の第1の例示的実施形態を概念的に示す。垂直軸は、ユーザの数で測定された負荷を示し、水平軸は、任意の単位のユーザの速さを示す。図示の実施形態では、全体的な負荷は、比較的低く、たとえば、アクセス・ネットワークまたはシステムに対する測定された負荷は、所定のしきい負荷未満である。したがって、システムは、2つの速さカテゴリが十分であると判定することができ、したがって、単一のしきい速度505を示す情報をブロードキャストすることができる。図示の実施形態では、低速さカテゴリのユーザ機器に、負荷平衡要件に基づいて軟再選択を実行するように指示することができる。たとえば、低速さカテゴリのユーザ機器は、本明細書で論ずるように、マクロセルおよびマイクロセルに関連する優先順位とのランダムに選択されたユーザ機器優先順位の比較に基づいて、軟再選択を実行することができる。図示の実施形態では、高速さカテゴリのユーザ機器に、マクロセルに留まりまたはマクロセルに再選択するように指示することができる。
図6に、ユーザ機器分布600の第2の例示的実施形態を概念的に示す。垂直軸は、ユーザの数で測定された負荷を示し、水平軸は、任意の単位のユーザの速さを示す。図示の実施形態では、全体的な負荷は、比較的高く、たとえば、アクセス・ネットワークまたはシステムに対する測定された負荷は、所定のしきい負荷を超える。したがって、システムは、ハンドオフ/再選択すべきかどうかを判定するための判断基準として3つの速さカテゴリを使用しなければならないと判定することができる。3つの速さカテゴリを、しきい値605、610を使用して定義することができる。図示の実施形態では、低速さカテゴリのユーザ機器に、より小さいマクロセルに関連するままになるか、より大きいセルからより小さいセルへハンドオフ/再選択するように指示することができる。中速さカテゴリのユーザ機器には、本明細書で論ずるように、マクロセルおよびマイクロセルに関連する優先順位とのランダムに選択されたユーザ機器優先順位の比較に基づいて、軟再選択を実行するように指示することができる。図示の実施形態では、高速さカテゴリのユーザ機器に、マクロセルに留まるかマクロセルに再選択するように指示することができる。
より大きいセルとより小さいセルとの間のアイドル・モバイル・ユニットの負荷平衡化およびトラフィック分配/再分配の実行は、アクティブ・モバイル・ユニットの分布に影響する可能性もある。現在のトラフィック・モデルは、アイドル・ユーザ機器に対するアクティブ・ユーザ機器の数の比が、統計的にほぼ固定された値であることを示す。したがって、アクティブ・トラフィック負荷は、アイドル・ユーザ機器密度に強く相関する可能性がある。したがって、アクセス負荷を、アイドル・ユーザ機器密度に直接に関連付けることができ、これは、アクセス負荷をアイドル・ユーザ機器密度のよいメトリックにすることができる。したがって、アクセス負荷を、アイドル・ユーザ機器分布測定に使用することができる。したがって、平衡化されたアイドル・トラフィック分布は、アクセス輻輳およびアクティブ・トラフィック過負荷の可能性を最小にすることができる。アイドル・トラフィック負荷の平衡化は、アクセス禁止および/またはアクティブ・トラフィック過負荷制御のアクティブ化に起因するサービス停止およびサービス遅延の可能性をも最小にすることができる。アイドル・モード・トラフィック再分配機構は、緊急状況など、他の状況で要求される可能性もある。ほとんどの通常のアイドル・ユーザ機器を他のセルに再分配することは、緊急状況中にアクセスを要求する他の特権を与えられたユーザ機器の保証されたアクセスを維持するのを助けることができる。
図7に、マクロセルとマイクロセルとの間でトラフィックを向ける方法700の1つの例示的実施形態を概念的に示す。図示の実施形態では、ユーザ機器は、ソース・セルおよびターゲット・セルに割り当てられた相対優先順位を示す情報にアクセスする(705)ことができる。この情報を、ソース・セル、ターゲット・セル、またはその両方によってユーザ機器にブロードキャストすることができる。ユーザ機器は、ハンドオフまたは再選択を実行すべきかどうかを判定するための判断基準としてモビリティを使用すべきか否かを判定する(710で)。ユーザ機器の実際の速さしきい値が定義されている場合には(710で)、ユーザ機器は、モビリティを考慮し、その速さ範囲または速さカテゴリを判定するために速さしきい値にアクセスする(715で)。ユーザ機器は、軟再選択(たとえば、ランダムに決定された優先順位を使用する)または硬再選択のどちらを実行すべきかを判定する(720で)。たとえば、ネットワークは、いくつかの速さ範囲で、ランダムに決定される優先順位を使用せずに、たとえば100%の確率で、より大きいセルまたはより小さいセルへの硬再選択を実行する(725で)ようにユーザ機器に指示することができる。
ユーザ機器は、特定の速さ範囲に関するネットワーク命令に従ってまたはモビリティが判断基準として考慮されていない時に、軟再選択を実行することもできる。軟再選択を実行するために、ユーザ機器は、本明細書で論ずるようにランダム優先順位値を決定する(730で)ことができる。ユーザ機器は、ランダム優先順位値をターゲット・セルに割り当てられた優先順位値と比較する(735で)。図示の実施形態では、ユーザ機器は、ランダム優先順位値がターゲット優先順位値未満である時に、ターゲット・セルへの再選択を実行する(740で)。そうではない場合には、ユーザ機器は、ターゲット・セルへの再選択を実行しない(745で)。
開示される主題の諸部分および対応する詳細な説明は、ソフトウェアすなわち、コンピュータ・メモリ内のデータ・ビットに対する動作のアルゴリズムおよび記号表現に関して提示される。これらの説明および表現は、当業者が彼らの作業の実質をそれによって他の当業者に効率的に伝える説明および表現である。アルゴリズムは、この用語が本明細書で使用される時に、および一般に使用される時に、所望の結果につながるステップの自己完結的シーケンスと考えられる。ステップは、物理的量の物理的操作を必要とするステップである。必ずではないが通常、これらの量は、格納され、転送され、組み合わされ、比較され、かつ他の形で操作され得る、光信号、電気信号、または磁気信号の形をとる。時々、主に一般的な使用の理由から、これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、項、数、または類似物と称することが便利であることがわかっている。
しかし、これらおよび類似する用語のすべてが、適切な物理量に関連付けられなければならず、単にこれらの量に適用される便利なラベルであることに留意されたい。そうではないと特に述べられない限り、または議論から明白であるように、「処理」、「コンピューティング」、「計算」、「判定」、「表示」、または類似物などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリ内の物理的電子的量として表されたデータを操作し、コンピュータ・システムメモリもしくはレジスタまたは他のそのような情報ストレージ・デバイス、情報伝送デバイス、または情報表示デバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換する、コンピュータ・システムまたは類似する電子コンピューティング・デバイスのアクションおよびプロセスを指す。
また、開示される主題のソフトウェア実施される諸態様が、通常は、ある形のプログラム記憶媒体上で符号化され、またはあるタイプの伝送媒体を介して実施されることに留意されたい。プログラム記憶媒体は、磁気(たとえば、フロッピ・ディスクまたはハード・ドライブ)または光学(たとえば、コンパクト・ディスク読取り専用メモリすなわち「CD ROM」)とすることができ、読取り専用またはランダム・アクセスとすることができる。同様に、伝送媒体は、より対線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術分野で既知のある他の適切な伝送媒体とすることができる。開示される主題は、任意の所与の実施態様のこれらの態様によって限定はされない。
上で開示された特定の実施形態は、例示にすぎない。というのは、開示される主題を、本明細書の教示の利益を有する当業者に明白な、異なるが同等の形で変更し、実施することができるからである。さらに、下の特許請求の範囲に記載されたものと異なる、本明細書で示された構成または設計の詳細への限定は、意図されていない。したがって、上で開示された特定の実施形態を、変更しまたは修正することができ、すべてのそのような変形形態が、開示される主題の範囲内と考えられることは、明白である。したがって、本明細書で求められる保護は、下の特許請求の範囲に示されている。

Claims (11)

  1. モバイル・ユニットで、偏ったランダム選択を行うステップによってソース・セルからターゲット・セルにハンド・オフすべきかどうかを判定するステップであって、前記選択は、ソース・セル優先順位またはターゲット・セル優先順位のうちの少なくとも1つによって偏りを与えられ、前記ソース・セル優先順位および前記ターゲット・セル優先順位は、前記ソース・セルおよび前記ターゲット・セルのカバレージ・エリアの相対サイズに基づいて判定される、判定するステップ
    を含む方法。
  2. 前記モバイル・ユニットは、アイドル・モバイル・ユニットであり、前記偏ったランダム選択を行うステップは、前記アイドル・モバイル・ユニットによって決定されたランダム・サービング優先順位を、前記ソース・セル優先順位または前記ターゲット・セル優先順位のうちの少なくとも1つと比較するステップを含み、前記ソース・セル優先順位および前記ターゲット・セル優先順位は、前記ソース・セルおよび前記ターゲット・セルのサイズおよび装荷に基づいて判定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ソース・セル優先順位および前記ターゲット・セル優先順位は、前記モバイル・ユニットが、前記アイドル・モバイル・ユニットが前記ターゲット・セルに再分配されるパーセンテージに対応する確率で前記ターゲット・セルに再選択しまたはこれにハンド・オフするようにするためにセットされる、請求項2に記載の方法。
  4. ハンド・オフすべきかどうかを判定するステップは、前記モバイル・ユニットの速さに基づいてハンド・オフすべきかどうかを判定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. ハンド・オフすべきかどうかを判定するステップは、前記モバイル・ユニットの速さが少なくとも1つのしきい値を超える時により小さいセルからより大きいセルに前記モバイル・ユニットを優先的にハンド・オフするステップと、前記モバイル・ユニットの速さが前記少なくとも1つのしきい値未満である時により大きいセルからより小さいセルに前記モバイル・ユニットを優先的にハンド・オフするステップとを含む、請求項4に記載の方法。
  6. ハンド・オフすべきかどうかを判定するステップは、前記モバイル・ユニットと前記ソース・セルおよび前記ターゲット・セルとの間の最小リンク条件、前記モバイル・ユニットのサービスのグレード、装荷条件、および前記モバイル・ユニットの速さを含むランク付き判断基準に基づいてハンド・オフすべきかどうかを判定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ソース・セルから前記ターゲット・セルに前記モバイル・ユニットをハンド・オフするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 偏ったランダム選択を行うステップによってソース・セルからターゲット・セルにハンド・オフすべきかどうかを判定するためにモバイル・ユニットによって使用できるソース・セル優先順位またはターゲット・セル優先順位のうちの少なくとも1つを示す情報を前記ソース・セルから送信するステップであって、前記選択は、前記ソース・セル優先順位または前記ターゲット・セル優先順位のうちの少なくとも1つによって偏りを与えられ、前記ソース・セル優先順位および前記ターゲット・セル優先順位は、前記ソース・セルおよび前記ターゲット・セルのカバレージ・エリアの相対サイズに基づいて決定される、送信するステップ
    を含む方法。
  9. 前記モバイル・ユニットが、前記モバイル・ユニットの速さが少なくとも1つのしきい値を超える時により小さいセルからより大きいセルに優先的にハンド・オフし、前記モバイル・ユニットの速さが前記少なくとも1つのしきい値未満である時により大きいセルからより小さいセルに優先的にハンド・オフするようにするために、少なくとも1つのしきい値を前記ソース・セルからブロードキャストするステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ソース・セルから前記ターゲット・セルに前記モバイル・ユニットをハンド・オフするステップを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記ソース・セルおよび前記ターゲット・セルのうちの少なくとも1つの少なくとも1つの負荷に基づいて前記ソース・セル優先順位および前記ターゲット・セル優先順位を判定するステップであって、前記ソース・セル優先順位および前記ターゲット・セル優先順位は、アイドル・モバイル・ユニットが前記ターゲット・セルに再分配されるパーセンテージに対応する確率でアイドル・モバイル・ユニットが前記ターゲット・セルに再選択しまたはハンド・オフするようにするために判定される、判定するステップを含む、請求項8に記載の方法。
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