JP2008263612A - 無線ネットワークにおいてネットワークを選択する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザのニーズに応じてユーザに最適なネットワークを選択する。
【解決手段】無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法であって、ネットワーク又はセル、及び移動端末の少なくとも一つの属性値に重みを割り当てるステップと、重みが割り当てられた属性重みベクトルと、対応するネットワーク又はセルの効用関数と、移動端末が収集したネットワーク又はセルの属性値及び自体の属性値とを、属性マトリクスに入力するステップと、属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算するステップと、取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含む。無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する装置をさらに含む。
【選択図】図2
【解決手段】無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法であって、ネットワーク又はセル、及び移動端末の少なくとも一つの属性値に重みを割り当てるステップと、重みが割り当てられた属性重みベクトルと、対応するネットワーク又はセルの効用関数と、移動端末が収集したネットワーク又はセルの属性値及び自体の属性値とを、属性マトリクスに入力するステップと、属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算するステップと、取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含む。無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する装置をさらに含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、無線ネットワーク環境においてネットワークを選択する方法及び装置に関し、特に、多属性意思決定(MADM:Multiple Attribute Decision Making)及び無線異種ネットワークの特徴に基づき、ユーザを中心としてネットワーク選択を行う方法及び装置に関する。
無線通信技術及びネットワークの急速な発展につれて、ユーザはいつでも、どこでも自分の希望している情報及びサービスをアクセスすることができる。将来の無線通信システムは、異なるアクセス技術を採用している複数の無線異種ネットワークと、ネットワーク中の基地局が複数のセルをカバーする同種ネットワークとからなる混合システムであり、これらの異なるアクセス技術は互いに補充している。
以下に、異種ネットワークの例を挙げて無線ネットワーク環境を説明する。図1は、異種無線ネットワーク環境の模式図を示す。異種無線ネットワーク環境では、1つの移動端末が多種の無線ネットワークによってカバーされることができる。図1に示すように、異種無線ネットワークにおける移動端末は、例えば、GSM,UMTS,WiMAX,CDMA及びWLAN等のネットワークによってカバーされている。これらの無線ネットワークは、ユビキタス(Ubiquitous)のカバレッジ・アクセスをユーザに提供する。これらのネットワークにおいて、ネットワークオペレータは便利且つ吸引力のあるサービスをユーザに提供すべきである。
将来の無線システムは、ユーザが異なるアクセス技術又は異なる技術の組合せを利用してサービス転送を実現することができるように、通常、多種の無線転送インタフェースを有する。したがって、将来の無線通信システムはユーザを中心とするものであり、ユーザのニーズに応じてユーザに満足できるサービスを提供しなければならない。このようなシステムにおいて、ユーザがニーズに応じて最適なネットワークを動的且つ柔軟に選択してサービスを転送することで、最適なアクセス方式を実現することができると言うことは、予見し得る。これは、ユーザがネットワークにアクセスすることだけでなく、ネットワークを介していつでも、どこでも最も満足できるサービスを受けることもできると言うことを意味している。上記の目的を達成するために、端末機器にインテリジェントのネットワーク選択方法を提供する必要があり、したがって、ユーザは個人のニーズ、サービス満足度及びネットワーク特性等の側面で良好な折衷を実現することができ、且つ、ユーザがネットワーク環境に拘わらず効果的なネットワーク選択を行うことができることを保証し、移動端末のユーザが最適なネットワークを選択してそのサービスを転送するようにする。
現在のネットワーク選択方法は、主に2種類の方式を採用している。一つは、ユーザにより手動でネットワークを選択する、即ち、異なる無線ネットワークの間で手動で切り替える。ユーザが人工の方式によってネットワークを選定しなければならないので、この方法は極めて煩雑である。もう一つのネットワーク選択方法は、自動選択方法である。このような方法は、ユーザのニーズを予め機器に入力して、機器がネットワーク環境に応じて最適なネットワークを自動で選択するものである。
自動選択方法は、さらに2種類に分けられる。一つは、多属性意思決定の理論に基づき設計された自動選択方法であり、もう一つは、ファジー論理に基づき設計された自動選択方法である。
ファジー論理に基づき設計されたネットワーク選択方法では、主にファジー意味を利用して最適な目標ネットワークを確定する。当該方法では、通信装置に意思決定ライブラリを設定する必要がある。通信機器がネットワークを選択する時に、ネットワークと対話してシステムの属性値を取得し、ネットワークの属性値についてファジー処理を行ってファジー意味のある結果に変換する必要がある。これらのファジー化の属性値は、ファジー意思決定ライブラリに入力され、例えば「IF THEN」のような意思決定方式によって各ネットワークの評価値を取得し、最大の評価値を有するネットワークを目標ネットワークとして選択される。
ファジー論理に基づく方法には、機器に必要な意思決定ライブラリが非常に大きいという欠陥がある。そして、属性の増加につれて、意思決定ライブラリの構造が複雑になってしまう。また、ユーザが自ら手動で意思決定ライブラリを配置しなければならず、ユーザの使用に不便をもたらす。
多属性意思決定論理に基づくネットワーク選択方法には、現在、3種類の方法がある。第1種は、効用関数に基づくネットワーク選択方法であり、第2種は、コスト関数に基づくネットワーク選択方法であり、第3種は伝統的な多属性意思決定方法である。
ここで、CSiはネットワークiの適応値を表し、Uiはネットワークが提供できる効用値を表し、且つユーザがネットワークiで感じるサービス品質を表し、Ciはネットワークiの価格を表す。効用関数に基づくネットワーク選択方法では、最大の適応値を有するネットワークが目標ネットワークとして選択される。
ここで、Ciはネットワークiのコスト値を表し、αi.jは属性jのネットワークiにおける値(例えば、ネットワークiの遅延)を表し、Wjはユーザが属性jに割り当てる重み値であり、ユーザの異なる属性に対する関心程度を表す。コスト関数に基づくネットワーク選択方法では、最小のコスト値を有するネットワークを目標ネットワークとして選択される。
伝統的な多属性意思決定方法は、マトリクスの形式で異なるネットワークの各属性値を表す。そして、異なるマトリクス処理方法によりマトリクスを計算することで、各ネットワークの評価値を取得する。その基本的な計算は、下記の式(3)に示すようになる。
ここで、Riはネットワークiの評価値を表し、αi.jは属性jのネットワークiにおける値(例えば、ネットワークiの遅延)を表し、Wjはユーザが属性jに割り当てる重み値であり、ユーザの異なる属性に対する関心程度を表し、fjはαi.jに対する処理関数であり、具体的なマトリクス処理方法により決定される。
伝統的な多属性意思決定方法において、最大の適応値を有するネットワークは目標ネットワークとして選択される。これから分かるように、効用関数やコスト関数に基づくネットワーク選択方法に対して、伝統的な多属性意思決定方法はより普通な形式を持っているので、効用関数やコスト関数に基づくネットワーク選択方法は、伝統的な多属性意思決定方法の特殊例に過ぎない。
上記のネットワーク選択方法によって移動端末は目標ネットワークを確定することができるが、いずれもいくらかの欠陥がある。効用関数に基づくネットワーク選択方法については、ネットワークの提供できるサービス品質及びネットワークの価格しか考慮しておらず、ネットワークの電力消費のような他の属性を考慮していないので、このような方法の拡張性や柔軟性が良くない。
また、コスト関数に基づく方法については、その実用性が悪く、このような方法はln(・)関数を利用してネットワークの属性値を処理する。しかしながら、2つのネットワークのある属性値がいずれも0である場合、例えば、2つのネットワークがいずれも無料である場合、このようなコスト関数に基づく方法は、2つのネットワークの他の属性における相違点を区別することができない。これは、このような場合に、2つのネットワークの他の属性値がどのような値を取るに拘わらず、2つのネットワークのコスト値がいずれも-∞であるからである。
伝統的な多属性意思決定方法は、主に3つの問題点がある。まず、ユーザの使用料金は増加される可能性があるが、ユーザのサービス品質に対する感じは顕著に増加しない。次に、このような方法は、ユーザの異なるネットワーク間の不均一分布を招来する可能性がある。これは、個別ユーザに対して、最大の適応値を有するネットワークが目標ネットワークとなるからである。このようにして、複数のユーザがネットワークを共通に選択する場合には、ユーザの異なるネットワーク間の不均一分布を招来してしまう可能性がある。最後、伝統的な多属性意思決定方法は、ネットワーク内に「ピンポン効果」を生じる可能性があると言う問題を考慮していない。つまり、ネットワークの適応値が微細な変動を発生した場合、従来の方法は、ユーザの異なるネットワーク間の大量な切り替えを招来し、したがって、ユーザのサービス品質の低下を招来してしまう。
本発明は、ネットワーク又はセルを選択するプロセスにおいて新規ネットワーク側属性値を導入し、ネットワーク又はセルのアクセスポイントの変更に閾値を設定し、端末が各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づき目標ネットワークをランダムに選択して、端末機器がユーザのニーズに応じてユーザに最適なネットワークを選択させることができるようにする、無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法であって、ネットワーク又はセル、及び移動端末の少なくとも一つの属性値に重みを割り当てるステップと、重みが割り当てられた属性重みベクトルと、対応するネットワークの効用関数と、移動端末が収集したネットワーク又はセルの属性値及び自体の属性値とを、属性マトリクスに入力するステップと、前記属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算するステップと、取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含む方法を提供する。
本発明の他の側面によると、無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法であって、移動端末のユーザが無線ネットワーク又はセル、及び移動端末の少なくも一つの属性値に割り当てられた重みと、移動端末のユーザのサービスニーズ情報とを受信するステップと、ネットワーク又はセルの状態情報及び端末機器の状態情報を取得して、無線ネットワーク及び移動端末自体の属性値を取得するステップと、割り当てられた属性重みベクトルと、無線ネットワーク又はセル、及び移動端末自体の属性値とを属性マトリクスに入力し、属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算するステップと、
取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含む方法を提供する。
取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含む方法を提供する。
本発明のさらに他の側面によると、無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する装置であって、対応する無線ネットワーク又はセルの状態情報を取得するネットワーク又はセル状態検出手段と、各ネットワーク又はセル、及び移動端末自体の属性値に重みを割り当て、ユーザのニーズ情報を取得するユーザニーズ配置手段と、移動端末の操作に関する情報を取得する端末機器検出手段と、無線ネットワーク及び移動端末自体の状態情報と、重みが割り当てられた属性重みベクトルとに基づき、属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算し、各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいてネットワーク又はセルを選択するネットワーク又はセル選択確定手段とを備える装置を提供する。
本発明によれば、効用(Utility)要因を利用してネットワーク又はセルの特性とユーザサービスニーズとの効果的な結合を実現し、ネットワーク又はセルを選択するプロセスにおいてユーザの異なるネットワーク又はセル間の均一分布を実現し、更にネットワーク又はセル間に存在可能な「ピンポン効果」(Ping-Pong effect)を効果的に抑制する。
本発明による無線ネットワーク又はセルにおいてネットワークを選択する方法及び装置は、効用関数を導入し、ユーザの不必要な料金支出を避け、端末機器がユーザのニーズに応じてユーザに最適なネットワークを自動的に選択させることができるようにし、無線異種ネットワーク及び無線同種ネットワークからなる混合ネットワークに適用することができる。無線異種ネットワークにおいて、その無線端末の選択対象はネットワークであり、無線同種ネットワークにおいて、その無線端末の選択対象はセルである。
以下の好ましい実施例と図面を結合した説明を通じて本発明の前記並びにその他の目的と特徴、メリットを更に明らかにする。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳しく説明する。本発明に対する理解を混淆しないため、説明において本発明に対し必要でない細部及び機能を省略する。
図2は、本発明の実施例によるネットワーク又はセル選択装置のブロック図を示す。図2に示すように、本実施例によるネットワーク又はセル選択装置は、インタフェース211、212、…、21Nと、ネットワーク又はセル状態検出ユニット22と、ユーザニーズ配置ユニット23と、端末機器状態検出ユニット24と、ネットワーク又はセル選択確定ユニット25とを含む。
ネットワーク選択又はセル装置は、ネットワーク又はセル選択をサポートしている移動端末に配置される。ネットワーク又はセル選択装置において、ネットワーク又はセル状態検出ユニット22は、異なる各無線インタフェース211、212、…、21Nを介して対応する無線ネットワーク又はセル内の状態情報をそれぞれ取得する。ユーザニーズ配置ユニット23は、ユーザ制御インタフェースによりユーザのニーズ情報を取得する。例えば、ユーザは、各属性値に対する重視程度(重み)及びユーザのサービスニーズ等の情報を制御インタフェースにより入力する。端末機器検出ユニット24は、端末機器の操作に関する情報を取得する。これらの情報は、例えば、各無線インタフェースの電力消費等を含む。
ネットワーク又はセル状態検出ユニット22、ユーザニーズ配置ユニット23及び端末又はセル機器検出ユニット24は、それぞれ取得した情報をネットワーク又はセル選択確定ユニット25に入力する。ネットワーク又はセル選択確定ユニット25は、これらの情報により属性マトリクスに対する処理を実行して、各ネットワーク又はセルの評価値を取得し、ネットワーク又はセルの評価値に基づいてネットワーク又はセルの選択を行う。最後、ネットワーク又はセル選択確定ユニット25は、選択の結果に基づいて対応する無線インタフェースをアクティブにする。
本発明による主な方法は、ネットワーク又はセル選択確定ユニットによって実現されるものである。
図3は、本発明によって無線ネットワークを選択するプロセスのフローチャートを示す。まず、ステップS301において、ユーザはそのニーズを配置して、端末にユーザのニーズを了解させる。係る配置は、(1)ユーザが各属性値に割り当てる重みと、(2)ユーザのサービスニーズとを含む。(1)において、当該属性値の重みはユーザの異なる属性に対する重視程度を反映し、ある属性の重みが高いほどユーザが当該属性を重視していることを表明する。(2)において、当該配置はサービスの効用関数により反映されるが、効用関数はユーザの異なるネットワーク又はセルの状態での対応するサービスの満足程度を体現し、効用関数はネットワーク又はセル側のある属性、例えば、ネットワーク又はセルの使用できる帯域幅等で決定される。注意すべきことは、ユーザが配置する内容及び配置対象はこれらに限定されず、他の配置対象を含んでもよいと言うことである。なお、ユーザ端末はネットワーク又はセルの属性値及び自体の属性値を収集して、対応するネットワーク又はセルに対し評価するのに使用する。。ステップS302において、ユーザが配置する属性重みベクトルと、ネットワークに対応する効用関数と、ユーザ端末が収集したネットワーク又はセルの属性値及び自体の属性値とを属性マトリクスに入力する。
次に、ステップS303において属性マトリクスを処理し、属性マトリクス中の効用関数に関する属性値を効用関数に代える。重みベクトル及び属性マトリクスを取得した後、対応するアルゴリズムにより属性マトリクスを処理する(処理方法は後述する)。その後、ステップS304において、属性マトリクス処理によって各予備ネットワーク又はセルの評価値を取得する。そして、ステップS305において、取得したネットワーク又はセルの評価値に基づき最終の目標ネットワーク又はセルを確定する。
属性マトリクス中の行が異なる予備ネットワーク又はセルを表し、属性マトリクスの列が異なる属性値を表す。これらの属性値は、ネットワーク又はセル側の属性値も含めば、端末側の属性値も含む。例えば、α13は属性値3のネットワーク又はセル1での値を表す。本発明は、属性マトリクス中の2番目の列に新規ネットワーク又はセル側属性値、即ちアクセス遅延(Access Delay)を導入している。「アクセス遅延」と言う属性値は、ユーザがネットワーク又はセル内で認証及び認可を行うためにかかる時間を表す。
本発明によれば、下記の3種類の計算方法を用いて属性マトリクスを処理することができる。
(1)単純平均重み付け法
(2)理想解近似順位付け法
(3)灰色関連度分析法
上記の3種類の計算方法は、個別に使用しなければならず、混合して使用してはいけない。以下、各種の異なるアルゴリズムをそれぞれ説明する。
(2)理想解近似順位付け法
(3)灰色関連度分析法
上記の3種類の計算方法は、個別に使用しなければならず、混合して使用してはいけない。以下、各種の異なるアルゴリズムをそれぞれ説明する。
ここで、
は
が式(5)によって変換された値を、
は属性マトリクスi番目の行の最大値を、Iは受信信号強さのように取り得る値が大きいほどユーザが吸引されることを表す属性集合を、
はネットワークの価格のように数値が小さいほどユーザを吸引することを表す属性集合を、それぞれ表している。そして、下記の式(6)を利用して変換後の属性マトリクスを処理して、各ネットワーク又はセルの評価値を取得する。
ここで、Riはネットワークiに対する評価値を、wjはユーザが属性jに割り当てる重み値を、それぞれ表している。
そして、変換後の属性マトリクスから式(8)及び式(9)にそれぞれ示すような理想最適選択方案及び理想最悪選択方案を取得する。ここで、式(8)は理想最適選択方案を、式(9)は理想最悪選択方案をそれぞれ表している。
上記の式(12)及び(13)を式(11)に代入すると、変換した属性値を取得することができる。最後、上記の式(6)を利用してネットワーク又はセルの評価値を取得することができる。
上記の3種類のアルゴリズムによって、各ネットワークに対する評価値を計算することができる。移動端末はユーザの配置に基づき、異種無線ネットワークにおいて目標ネットワークを確定することができる。
図4は、本発明による異種無線ネットワークの例を挙げてネットワークを選択するプロセスにおいて目標ネットワークを確定する方法を示すフローチャートである。図4において、符号Iで表される大きいブロックに含まれるステップはユーザの異種無線ネットワーク内における均一分布を実現するプロセスに関し、符号IIで表される大きいブロックに含まれるステップはネットワーク内に存在している「ピンポン効果」を抑制することに関する。
以下、異種無線ネットワークにおいて目標ネットワークを確定するプロセスを説明する。まず、ステップS401において、上記の図3を参照して説明したプロセスに基づいてネットワーク全体の評価値を取得することができる。ステップS402において、目標ネットワークを選択するために、取得した各ネットワークの評価値を所定の閾値と比較し、ネットワーク予備リストから評価値が所定の閾値を下回る全てのネットワークを削除する。次に、ステップS403において、ネットワーク予備リスト内に残っているネットワークの評価値の総計を計算して、ネットワーク毎の選択確率区間を確定するのに使用する。その後、ステップS404において、計算した残りネットワークの評価値の総計に基づいて、これらの残りネットワークの中のネットワーク毎の選択確率区間を確定する。本発明では、ネットワークiの確率選択区間が下記の式(14)に示すようになる。
ここで、Aiはネットワークiの確率選択区間を表す。
そして、ステップS405において、目標ネットワークの選択のために、[0,1]の間に均一に分布された乱数Vを発生する。ステップS406において、乱数の位置するネットワーク選択確率区間を確定する。ステップS407において、端末が新規ネットワークを選択したか否かを判断する。発生した乱数V∈Aiとなると、ネットワークiを目標ネットワークとして選択する。端末がランダムに確定したネットワークが現在アクセスされているネットワークであれば、端末はネットワークアクセスポイントをさらに変更する必要がない。その反面、端末がランダムに確定したネットワークが新規ネットワークであれば、端末はブロックIIにおけるステップを実行し続ける。
そして、ステップS407において新規ネットワークを選択していないと判断した時、フローはステップS410に進み、端末は新規ネットワークにアクセスしないと確定する。一方、ステップS407において新規ネットワークを選択したと判断された時、フローはステップS408に進み、新規ネットワークにアクセスする条件(係る条件は後述)を満たすか否かを判断する。ステップS408において移動端末が新規ネットワークにアクセスする条件を満たしていないと判断されると、フローはステップS410に進み、当該移動端末は新規ネットワークにアクセスしない。これに反して、ステップS408において新規ネットワークにアクセスする条件を満たすと判断されると、移動端末はステップS409にて新規ネットワークにアクセスする。なお、上記方法は無線異種ネットワークに限定されない。選択対象がセルである場合、該方法は同様に無線同種ネットワークに適用されることができる。
図5a乃至5cは、無線異種ネットワークの例を挙げて、新規ネットワークにアクセスするのを満たすか否かを判断する他の方法を表す。なお、これらの他の方法は、個別に使用しなければならず、混合して使用してはならない。以下、図5a〜5cを参照して、新規ネットワークにアクセスするのを満たすか否かを判断する方法の異なるプロセスを説明する。
図5aは、既存(旧)ネットワークのサービス満足度と新規及び既存ネットワークの評価値とに基づいて新規ネットワークにアクセスする条件を満たすか否かを判断するフローチャートである。図5aに示すように、ステップS501aにおいて、現在位置しているネットワーク(既存ネットワーク)のサービス満足度がある所定の閾値より小さいかを判断する。ステップS501aにおける判断結果が否定であれば、フローはステップS504aに移行し、移動端末が新規ネットワークにアクセスしない。ステップS501aにおける判断結果が肯定であれば、フローはステップS502aに移行して、新規ネットワークの評価値が現在位置しているネットワークの評価値より大きいかを判断し、ステップS502aにおける判断結果が否定であれば、フローはステップS504aに移行し、移動端末は新規ネットワークにアクセスしない。ステップS502aにおける判断結果が肯定であれば、フローはステップS503aに進み、移動端末は新規ネットワークにアクセスする。
図5bは、新規及び既存ネットワークの評価値の比の値を利用して新規ネットワークにアクセスする条件を満たすか否かを判断するフローチャートである。図5bに示すように、ステップS501bにおいて、上記方法により計算した新規ネットワーク及び既存ネットワークの評価値を取得して、新規ネットワーク(既存ネットワーク)の評価値と既存ネットワークの評価値との比がある所定の閾値より小さいか否かを判断する。ステップS501bにおける判断結果が否定であれば、フローはステップS503bに移行し、移動端末は新規ネットワークアクセスしない。ステップS501bにおける判断結果が肯定であれば、フローはステップS502bに進み、移動端末は新規ネットワークにアクセスする。
図5cは、既存ネットワークのサービス満足度と新規及び既存ネットワークの評価値の比とを利用して、新規ネットワークにアクセスする条件を満たすか否かを判断するフローチャートである。図5cに示すように、ステップS501cにおいて、現在位置しているネットワーク(既存ネットワーク)のサービス満足度がある所定の閾値より小さいかを判断する。ステップS501cにおける判断結果が否定であれば、フローはステップS504cに移行し、移動端末は新規ネットワークにアクセスしない。ステップS501cにおける判断結果が肯定であれば、フローはステップS502cまで実行し、新規ネットワークの評価値と既存ネットワークの評価値との比が所定の閾値より大きいかを判断し、ステップS502cにおける判断結果が否定であれば、フローはステップS504cに移行し、移動端末は新規ネットワークアクセスしない。ステップS502cにおける判断結果が肯定であれば、フローはステップS503cまで実行し、移動端末は新規ネットワークにアクセスする。
図5b及び5cに示す方法において、現在のネットワーク及び新規ネットワークのサービス満足度によって現在のネットワーク及び新規ネットワークの評価値と比較しようとする閾値を確定すればよいが、他のネットワーク側や機器側の属性から当該閾値を決定しても良い。
図2に示すネットワーク選択確定ユニット25によって上記の図5a乃至5cを参照して説明した動作を実行しても良い。
同様に、上記方法は無線異種ネットワークに限定されない。選択対象がセルである場合にも、該方法は同様に無線同種ネットワークに適用されることができる。
図6a及び6bは、本発明の方法により異種無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する実現方式を示す模式図である。
図6aに示す実現方式において、移動端末をカバーしている各予備ネットワーク又はセルA,B,Cは、現在のネットワーク又はセル側属性値をブロードキャストチャネルを介して移動端末へブロードキャストする。移動端末は受信したネットワーク又はセル側属性値に基づいて、本発明の方法に従いネットワーク又はセルの評価値を計算し、目標ネットワーク又はセルを確定する。
図6bに示す実現方式において、移動端末の現在アクセスしているネットワーク又はセルを当該移動端末のエージェントとし、有線ネットワークを介して予備ネットワーク又はセルから予備ネットワーク又はセルの現在のネットワーク又はセル側属性値を取得する。全ての予備ネットワーク又はセルの属性値を取得した後、現在アクセスしているネットワーク又はセルは、移動端末が提供する重みベクトル及び特定サービスに対する効用関数に基づいて、予備ネットワーク又はセルの評価値の一部を計算する。そして、計算結果を移動端末に送信する。移動端末は、自体が計算したネットワーク又はセルの評価値の他の部分と現在アクセスしているネットワーク又はセルが計算したネットワーク又はセルの評価値の部分とを加算して最終のネットワーク又はセルの評価値を取得し、最後、本発明の方法に従い最終の目標ネットワーク又はセルを確定する。
以下、図6a及び6bを参照して移動端末がネットワーク又はセルを選択する実施例を説明する。
図6aに示す方式において、あるユーザの移動端末MがネットワークA及びネットワークBによって共通にカバーされており、且つ移動端末Mがまだ如何なるネットワークにもアクセスしていないとする。移動端末が1つのネットワークを選択して1セグメントのビデオデータを転送しようとする時、まず、移動端末Mはユーザが予め設定した1セットの属性重みを読み取る必要がある。これらの属性重みは、ユーザの異なる属性に対する重視程度を表明している。ユーザが関心を持っている属性値は、ネットワークが提供するサービス満足度(Utility)、ネットワークの価格(Price)、及び無線インタフェースの電力消費(Power)であるとしても良い。そして、移動端末Mは、ユーザが予めビデオサービスに設定した効用関数(U)を読み取る必要がある。効用関数は、ユーザのサービス満足度(Utility)を表す。効用関数は、ネットワークの使用可能帯域幅(Bandwidth)によって決定されるものとする。
移動端末Mは、ユーザの配置を読み取った後、ネットワークA及びネットワークBからブロードキャストされる帯域幅や価格のようなネットワーク側属性値をモニターし、自体の電力消費のような端末側属性値の収集を開始する。属性値の取得を完了した後、移動端末Mは属性マトリクスを作成する。そして、移動端末Mはユーザが設定した効用関数(U)に基づきネットワークA及びネットワークBが提供できるサービス満足度(Utility)を計算し、属性マトリクス内の使用可能帯域幅(Bandwidth)を当該パラメータに代える。次に、移動端末Mは、上記の計算方法によりネットワークAの評価値(RA)及びネットワークBの評価値(RB)を取得する。対応するネットワークの評価値を取得した後、移動端末Mは取得したネットワーク評価値に基づいて目標ネットワークの確定を開始する。
目標ネットワークを確定する時、移動端末Mは図4におけるブロックIに示すステップに従い目標ネットワークを確定する。移動端末Mが最後に確定した目標ネットワークはネットワークBであるとする。そして、移動端末Mは図4におけるブロックIIに示すステップに従いネットワークアクセスポイントの変更が必要であるか否かを判断する。本実施例において、移動端末Mはネットワークを選択する前に如何なるネットワークにもアクセスしていないため、端末は最後にネットワークBを選択してビデオを転送する。
上記の実施例において、移動端末はネットワークにアクセスしていない場合にアクセスしようとするネットワークを選択することについて説明する。また、上記の実施例において、ネットワークの属性値にはネットワークにアクセスする時のアクセス遅延を考慮していない。以下、ネットワークにアクセスした移動端末がネットワークアクセスポイントを変更し、アクセス遅延を考慮する実施例を説明する。
ユーザの移動端末MがネットワークA,ネットワークB,ネットワークCによって共通にカバーされており、移動端末Mが現在ネットワークCを介してビデオを転送しているとする。移動端末Mがアクセスしているネットワークを変更しようとする時、移動端末Mはまず、ユーザが予め設定した1セットの属性重みを読み取る必要があり、設定した属性重みは、ユーザの異なる属性に対する重視程度を表明している。ユーザが関心を持っている属性値は、ネットワークが提供するサービス満足度(Utility)、ネットワークの価格(Price)、及び無線インタフェースの電力消費(Power)であるとしても良い。さらに、ネットワークA,ネットワークB及びネットワークC内のアクセス遅延(Access Delay)に一つの重みが割り当てる必要がある。ユーザ自体がこの属性を関心していないが、移動端末MがネットワークCを介してビデオを転送している時、移動端末Mがネットワークアクセスポイントを頻繁に変更することによって転送が中断されないように保証しなければならない。このため、アクセス遅延の属性をネットワークの選択プロセスに導入する必要がある。移動端末Mは、さらにユーザがビデオサービスのために予め設定した効用関数(U)を読み取る必要がある。効用関数はユーザのサービス満足度(Utility)を表し、ネットワークの使用可能帯域幅(Bandwidth)によって効用関数が決定されるとしても良い。
移動端末Mは、ユーザの配置を読み取った後、各予備ネットワークからブロードキャストされる帯域幅や価格のようなネットワーク側属性値をモニターし、自体の端末側属性値の収集を開始する。属性値の取得を完了した後、移動端末Mは属性マトリクスを作成する。そして、ユーザが設定した効用関数(U)に基づきネットワークA,ネットワークB及びネットワークCが提供できるサービス満足度(Utility)を計算し、属性マトリクス内の使用可能帯域幅(Bandwidth)を当該パラメータに代える。そして、移動端末Mは、計算によってネットワークAの評価値(RA)、ネットワークBの評価値(RB)、及びネットワークCの評価値(RC)を取得する。対応するネットワークの評価値を取得した後、移動端末Mは取得したネットワーク評価値に基づいて目標ネットワークを確定する。
目標ネットワークを確定する時、移動端末Mは図4におけるブロックIに示すステップに従い目標ネットワークを確定する。最後に確定した目標ネットワークはネットワークBであるとしても良い。そして、移動端末Mは図4におけるブロックIIに示すステップに従いネットワークアクセスポイントの変更が必要であるか否かを判断する。端末Mが位置しているネットワークがネットワークCであるため、端末は最後にネットワークアクセスポイントを変更し、ネットワークBを介してビデオを転送する必要がある。
以下、図6bに示す実現方法における実施例を説明する。あるユーザの移動端末Mが1セグメントのビデオを転送する必要があり、当該ユーザの移動端末MがネットワークA,ネットワークB及びネットワークCによって共通にカバーされており、ネットワークAが移動端末Mの現在アクセスしてるネットワークであるとしても良い。ネットワークB及びネットワークCに関する属性値を取得して目標ネットワークの選択を行うため、移動端末MはネットワークAが自体のエージェントとなるようにネットワークAに要求を送信し、有線ネットワークを介してネットワークB及びネットワークCに対し対応する属性値を照会する。さらに、端末はネットワーク側属性値に関する重み値もネットワークAに伝達する。ネットワークAは、ネットワークB及びネットワークCから戻った属性値を受信した後、移動端末Mから送信した重み値を利用してネットワーク側属性値により決定されたネットワークの評価値の一部を計算する。次に、ネットワークAはこの部分の計算して得られた評価値を移動端末Mに送信する。移動端末Mは、ネットワークAが計算して得られたネットワークの評価値の一部と、自体が計算して得られた残り部分のネットワーク属性値とを利用して、各ネットワークの最終評価値を取得してネットワークの選択に使用する。
本発明によれば、異種無線ネットワークにおける選択プロセスにおいて、ネットワーク側属性及び移動端末側属性の種類や数量を制限しない。したがって、本発明はユーザの各種ニーズ及び各種の異種無線ネットワーク環境に適用されることができる。従来のネットワーク選択方法と比べると、より良好な柔軟性及び拡張性を有する。
同様に、無線同種ネットワークの場合、移動端末Mが一定のビデオを転送し、該端末がネットワークN中の複数のセルによってカバーされているとする。即ち、図6a及び6bに示すように、MがセルA,セルB,セルCによって同時にカバーされており、端末Mが現在セルCを介してビデオを転送しているとする。このような場合、移動端末Mは、まず、ユーザが予め設定した1セットの属性重みを読み取る必要があり、設定した属性重みは、ユーザの異なる属性に対する重視程度を表明している。ユーザが関心を持っている属性値は、セルが提供するサービス満足度(Utility)、セルの価格(Price)、及び無線インタフェースの電力消費(Power)であるとしても良い。さらに、セルA,セルB及びセルC内のアクセス遅延(Access Delay)に一つの重みが割り当てる必要がある。ユーザ自体がこの属性を関心していないが、移動端末MがセルCを介してビデオを転送している時、セルアクセスポイントを頻繁に変更することによって転送が中断されないように保証しなければならない。このため、この属性をセルの選択プロセスに導入する必要がある。移動端末Mは、さらにユーザがビデオサービスのために予め設定した効用関数(U)を読み取る必要がある。効用関数はユーザのサービス満足度(Utility)を表し、セルの使用可能帯域幅(Bandwidth)によって効用関数が決定されるとしても良い。
移動端末は、ユーザの配置を読み取った後、各予備セルからブロードキャストされるネットワーク側の属性値(Bandwidth及びPrice)をモニターし、自体の端末側属性値の収集を開始する。属性値の取得を完了した後、端末は属性マトリクスを作成する。そして、ユーザが設定した効用関数(U)に基づきセルA,セルB及びセルCが提供できるサービス満足度(Utility)を計算し、属性マトリクス内の使用可能帯域幅(Bandwidth)を当該パラメータに代える。そして、移動端末は、予め決定した計算方法(例えば、端末は、上記の単純平均重み付け法、理想解近似順位付け法、又は灰色関連度分析法を採用してもよい)によってセルAの評価値(RA)、セルBの評価値(RB)、及びセルCの評価値(RC)を取得する。セルの評価値を取得した後、端末は取得したセルの評価値に基づいて目標セルを確定する。
目標セルを確定する時、移動端末は図5におけるブロックIに示すステップに従い目標セルを確定し、図5において、予備ネットワークが本実施例における予備セルに相当し、最後に確定した目標セルがセルBであるとしても良い。そして、移動端末は図5におけるブロックIIに示すステップに従いセルアクセスポイントの変更が必要であるか否かを判断する。端末Mが位置しているセルがセルCであるため、端末は最後にセルアクセスポイントを変更して、セルBを介してビデオを転送する必要がある。
尚、本発明は、ユーザの不必要な支出を効果的に減少することができる。効用理論によると、ネットワーク帯域幅の増加が必ずユーザのサービスに対する満足度を増加させるとは言えないが、従来技術は、通常このような場合を考慮していない。したがって、ユーザに帯域幅の広いネットワーク又はセルを選択させても、ユーザのサービスに対する満足度は顕著に増加しない可能性もある。しかしながら、セルラーシステムについては、帯域幅の広いネットワーク又はセルは、通常、より高い価格を意味しており、このようにユーザの支出が増加されるが、サービスに対する満足度は顕著に増加しない可能性がある。
また、本発明の方法及び装置は、ネットワーク又はセル内のユーザがより均一に分布されるようにすることができる。これは、本発明の方法及び装置では、全ての移動端末が同時に同様なネットワーク又はセルを選択しないように、目標ネットワークの選択又はセルの選択段階に移動端末にランダム化選択の方法を採用させるからである。従来技術の方法において、全ての端末のいずれも評価値の最も高いネットワーク又はセルを選択するので、ユーザが各ネットワーク又はセル内に不均一に分布されると言う問題があり、したがって、ネットワーク又はセルの輻輳を招来し、さらにネットワーク又はセル性能の悪化を招来してしまう可能性がある。
本発明の方法及び装置は、ネットワーク又はセル内に存在可能な「ピンポン効果」を効果的に抑制できる。本発明によると、属性マトリクス内にネットワーク又はセルのアクセス遅延を導入し、移動端末が現在アクセスしているネットワーク又はセルは、他の予備ネットワーク又はセルに比べて、その評価値はある程度高まる。これは、現在アクセスしているネットワーク又はセルについて、そのアクセス遅延が0であり、他の予備ネットワーク又はセルのアクセス遅延がいずれも0より大きいからである。したがって、評価値を計算する時、現在アクセスしているネットワーク又はセルの評価値を高めて、端末が引き続き本来のネットワークに留まる可能性を増加させている。
さらに、本発明は、ネットワーク又はセルの選択の最後段階にネットワーク又はセルの選択のための閾値を導入した。つまり、移動端末がより良好なネットワーク又はセルを検出したとしても、新規ネットワーク又はセルの評価値が本来のネットワーク又はセルの評価値より必ず一定の閾値分高い場合のみ、端末が新規ネットワーク又はセルにアクセスできるようになるか、又は、本来のネットワーク又はセルが提供するサービス満足度が一定の閾値より低い場合のみ、端末が新規ネットワーク又はセルにアクセスするようになる。上記方法は、いずれも移動端末がネットワーク又はセル間の微小な差異によって頻繁に切り換える可能性をある程度減少させている。
ここまで、本発明について好ましい実施例を合わせて説明した。当業者であれば本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、様々な変更、交換及び追加を行ってもよいことが理解されるはずである。そこで、本発明の範囲は前記特定の実施例に限られるものと理解してはならず、添付した請求項の範囲によって限定されるものである。
Claims (26)
- 無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法であって、
ネットワーク又はセル、及び移動端末の少なくとも一つの属性値に重みを割り当てるステップと、
重みが割り当てられた属性重みベクトルと、対応するネットワークの効用関数と、移動端末が収集したネットワーク又はセルの属性値及び自体の属性値とを、属性マトリクスに入力するステップと、
前記属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算するステップと、
取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 属性マトリクスを処理するステップに、属性マトリクスにおける効用関数に関する属性値を効用関数に代えるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ネットワーク属性値が、ネットワークのアクセス遅延を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記効用関数が、異なるネットワーク又はセルの状態で移動端末のユーザのネットワーク又はセル中の対応するサービスに対する満足程度を表すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 取得した各ネットワーク又はセルの評価値を所定の閾値と比較して、評価値が所定の閾値より低いネットワーク又はセルをネットワーク又はセルの予備リストから削除するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- ネットワーク又はセルの予備リスト内の残りネットワーク又はセルの評価値の総計を計算して、各残りネットワーク又はセルの選択確率区間を確定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 範囲が0乃至1の間である、目標ネットワーク又はセルを選択するための、均一に分布された乱数Vを発生するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 乱数Vが位置しているネットワーク又はセルの確率選択区間Aを確定し、発生した乱数V∈Aiとなれば、ネットワークiを目標ネットワーク又はセルとして選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 移動端末が選択したネットワーク又はセルが新規ネットワーク又は新規セルである場合、新規ネットワーク又は新規セルにアクセスする条件を満たすか否かを判断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 移動端末の現在位置しているネットワーク又はセルに対するサービス満足度が所定の閾値より小さく、且つ新規ネットワーク又は新規セルの評価値が現在位置しているネットワーク又はセルの評価値より大きい場合、移動端末が新規ネットワーク又は新規セルにアクセスすることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 新規ネットワーク又は新規セルの評価値と移動端末が現在位置しているネットワーク又はセルの評価値との比が所定の閾値より大きい場合、移動端末が新規ネットワーク又は新規セルにアクセスすることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 移動端末の現在位置しているネットワーク又はセルに対するサービス満足度が所定の閾値より小さく、且つ新規ネットワーク又は新規セルの評価値と現在位置しているネットワーク又はセルの評価値との比が所定の閾値より大きい場合、移動端末が新規ネットワーク又は新規セルにアクセスすることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 移動端末をカバーしている各予備ネットワーク又はセルが、その現在のネットワーク又はセル側属性値を前記移動端末へブロードキャストすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 移動端末の現在アクセスしてるネットワーク又はセルを前記移動端末のエージェントとして予備ネットワーク又はセルから前記予備ネットワーク又はセルのネットワーク又はセル側属性値を取得し、前記予備ネットワーク又はセルのネットワーク又はセル属性値を取得した後、現在アクセスされているネットワーク又はセルが、移動端末から提供した重みベクトルと特定サービスに対する効用関数とに基づいて、予備ネットワーク又はセルの評価値の一部を計算し計算結果を移動端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 移動端末が、自体の計算したネットワーク又はセルの評価値の他の部分と、現在アクセスしているネットワーク又はセルの計算した前記予備ネットワーク又はセルの評価値の一部とを加算して、最終のネットワーク又はセルの評価値を取得し、最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 無線異種ネットワークにおいて、移動端末の選択対象がネットワークであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の方法。
- 無線同種ネットワークにおいて、移動端末の選択対象がセルであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の方法。
- 無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する方法であって、
移動端末のユーザが無線ネットワーク又はセル、及び移動端末の少なくも一つの属性値に割り当てられた重みと、移動端末のユーザのサービスニーズ情報とを受信するステップと、
ネットワーク又はセルの状態情報及び端末機器の状態情報を取得して、無線ネットワーク及び移動端末自体の属性値を取得するステップと、
割り当てられた属性重みベクトルと、無線ネットワーク又はセル、及び移動端末自体の属性値とを属性マトリクスに入力し、属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算するステップと、
取得した各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいて最終の目標ネットワーク又はセルを確定するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 移動端末の現在位置しているネットワーク又はセルに対するサービス満足度が所定の閾値より小さく、且つ新規ネットワーク又は新規セルの評価値が現在位置しているネットワーク又はセルの評価値より大きい場合、移動端末が新規ネットワーク又は新規セルにアクセスすることを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 新規ネットワーク又は新規セルの評価値と移動端末が現在位置しているネットワーク又はセルの評価値との比が所定の閾値より大きい場合、移動端末が新規ネットワーク又は新規セルにアクセスすることを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 移動端末の現在位置しているネットワーク又はセルに対するサービス満足度が所定の閾値より小さく、且つ新規ネットワーク又は新規セルの評価値と現在位置しているネットワーク又はセルの評価値との比が所定の閾値より大きい場合、移動端末が新規ネットワーク又は新規セルにアクセスすることを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 前記ネットワーク又はセルの属性値が、ネットワーク又はセルのアクセス遅延を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 無線異種ネットワークにおいて、移動端末の選択対象がネットワークであることを特徴とする請求項18乃至22のいずれか1項に記載の方法。
- 無線同種ネットワークにおいて、移動端末の選択対象がセルであることを特徴とする請求項18乃至22のいずれか1項に記載の方法。
- 無線ネットワークにおいてネットワーク又はセルを選択する装置であって、
対応する無線ネットワーク又はセルの状態情報を取得するネットワーク又はセル状態検出手段と、
各ネットワーク又はセル、及び移動端末自体の属性値に重みを割り当て、ユーザのニーズ情報を取得するユーザニーズ配置手段と、
移動端末の操作に関する情報を取得する端末機器検出手段と、
無線ネットワーク及び移動端末自体の状態情報と、重みが割り当てられた属性重みベクトルとに基づき、属性マトリクスを利用して各予備ネットワーク又はセルの評価値を計算し、各予備ネットワーク又はセルの評価値に基づいてネットワーク又はセルを選択するネットワーク又はセル選択確定手段とを備えることを特徴とする装置。 - 前記ネットワーク又はセル選択確定手段が、選択の結果に基づき対応する無線インタフェースをアクティブにして、対応する無線ネットワーク又はセルにアクセスすることを特徴とする請求項25に記載の装置。
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