JP2013524380A - レストランマネジメントシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

【課題】 レストランマネジメントシステムおよび方法インターフェースが提供される。
【解決手段】 本発明によれば、様々なレストラン運営からのデータが処理のために回収されて記憶される。データは、レストランスタッフィング、効率、パフォーマンス、および品質の様々なカテゴリを示すメトリクスといった有用なメトリクスへと処理される。これらの有用なメトリクスは、人間が読取可能なチャート、グラフまたはレポートとして表示されうる。データはリアルタイムで処理できるので、マネジャがすぐに調整を行い、レストランの被雇用者またはクルーメンバーに不備について知らせ、迅速かつ有効な是正措置を取り、レストランパフォーマンスを向上させることができる。レストランのパフォーマンスを、個別でも組み合わされたグループとしても与えるレポートが生成されうる。
【選択図】 なし

Description

[0001] 本発明は、レストランマネジメント用のシステムおよび方法、より具体的にはレストランマネジメント用の自動システムおよび方法に関する。

[0002] レストラン全般、特にクイックサービスレストランは、１日につき複数のシフトを管理し、相当なスタッフィングとマネジメントを必要とする。実際に、現在では、クイックサービスレストランが２４時間営業で開店していることが一般的であり、これにより、例えば１日につき３回の８時間シフトまたは４回の６時間シフトが必要となる。

[0003] さらには、典型的なクイックサービスレストランは、通常は朝食および昼食および／または夕食から実質的に変るメニュを提供しており、これによりレストラン運営の複雑さが増加する。また、クイックサービスレストランは、一貫した高品質の食品が確実に顧客満足を最大とすることを支援するために一貫した手順および運営を使用することが重要である。

[0004] レストラン、特にクイックサービスレストランの運営におけるもう１つの重要な面は、効率のよいサービス（商品提供）である。したがって、サービス時間が短縮されること、また、１日を通して可能な限り一貫して速いことが重要である。

[0005] 通常は、クイックサービスレストランは、機器操作、食品調理、注文取りや支払いの受取りや顧客への注文品の受渡しを通常は含む顧客とのやりとりといった活動を行う責任のあるクルーメンバーを含む様々な人員を雇用する。通常は、シフトマネジャや他の監督人員が、特定のシフト中に雇用されてクイックサービスレストランが確実に効率的に運営するようにしている。

[0006] 例えばシフトマネジャまたは他の監督および幹部人員によって使用されてレストラン運営の質、サービスおよび効率を向上させるレストランマネジメントシステムおよび方法が必要である。

[0007] 本発明では、レストランマネジメント用のシステムおよび方法が提供される。本発明の広い側面では、様々なレストラン運営からのデータが処理のために回収されて記憶される。データは、レストランのスタッフィング、効率、パフォーマンスおよび品質の様々なカテゴリを示すメトリクスといった有用なマトリクスに処理される。有用なメトリクスは、人間が読取可能なチャート、グラフまたはレポートとして表示されうる。データは、リアルタイムで処理できるので、マネジャがすぐに調整を行い、レストランの被雇用者またはクルーメンバーに不備について伝え、迅速かつ有効な是正措置を取り、レストランパフォーマンスを向上させることができる。レストランマネジャは、レポートを使用して、レストラン運営のスタッフィングレベルおよびスケジューリング、効率、パフォーマンス、および品質を向上させることができる。より効率のよいレストラン運営は、採算性と顧客満足を向上させる。さらに、共通の所有権またはマネジメント下にある、または、地域全体に対して若しくは企業全体の規模で、レストランのグループといったような２以上のレストランについてデータを回収または処理することができる。レストランのパフォーマンスを、個別でも組み合わされたグループとしても与えるレポートが生成されうる。レポートは、レストランシフトマネジャから大きいレストランチェーンの最高位幹部レベルまで様々なレベルのマネジメントに利用可能である。

[0008] データは、例えば店舗販売時点情報管理（ＰＯＳ）デバイス、ドライブスルー検出器、顧客が注文を挿入可能なキオスクおよび注文ステーション（キオスクおよび注文ステーションは、ドライブスルーレーン内またはドライブスルーレーンにおいて、店内、店外、さらには店舗から離れた場所といったように所望どおりに置かれてよい）、レストラン作業完了デバイス、従業員によって操作される入力および信号伝達デバイスを含む所望どおりに様々なソースから、および、顧客入力から入手できる。

[0009] 回収されるデータの種類は、多数かつ様々な形態を取ってよく、特定のレストランまたはレストランのグループの運営に合わせられうる。このようなデータの例としては、例えば（１）種類、量、価格による食品製品の注文および／または売上といった注文データ、（２）顧客総数、（３）ドライブスルー設備を通る車両総数、（４）予定されるスタッフィングレベル、（５）実際のスタッフィングレベル、（６）必要なスタッフィング、（７）食品安全完了チェック、（８）機器予防保守作業、（９）フロントカウンタサービス時間、（１０）ドライブスルーサービス時間、（１１）注文時間の完了、および（１２）食品調理の完了から注文をまとめる時間が挙げられる。

[0010] レストランマネジメントシステムによって、上述したデータからもたらされる多くの有用なメトリクスが生成されうる。

[0011] 本発明の別の態様では、クイックサービスレストランはキーパフォーマンスインジケータを有することが見出されている。これらのパフォーマンスインジケータは、ターゲット値を有してよく、レストランの効率、パフォーマンスおよび採算性は、ターゲットパフォーマンスインジケータを満たすことで増加され、また、パフォーマンスインジケータが満たされない場合は、レストラン運営において調整を行うことによって、パフォーマンスインジケータが向上される。これらのキーパフォーマンスインジケータは、クイックサービスレストランの運営についての以下のメトリクスである。すなわち、（１）売上予測精度、（２）顧客または来客総数予測効率、（３）実際のレストランクルー時間対予定のレストランクルー時間、（４）実際のレストランクルー時間対必要なレストランクルー時間、（５）予測クルー時間またはスタッフ人員数が実際に必要な時間または人員数より多かったレストラン開店時間のパーセンテージ、時間通りに食品安全チェックが完了したパーセンテージ、（６）機器予防保守が時間通りに完了したパーセンテージ、（７）フロントカウンタ（ＦＣ）サービス時間（例えば（８）平均ＦＣサービス時間、平均サービス時間がターゲット時間を下回った、１時間を単位とした時間のパーセンテージ、（９）ターゲット時間を下回って商品提供を受けた顧客のパーセンテージ）、（１０）ドライブスルー（ＤＴ）サービス時間（例えば顧客の注文から顧客への注文品の提示までの平均時間、顧客がキャッシャ窓口に到着したまたはそこから離れたときから顧客への注文品の提示までの平均時間）、（１１）注文に応じるために準備が整った状態にある１つ以上の注文品目をクルーメンバーが与える時間、（１２）注文品目が、注文に応じるために準備が整った状態にある後、注文に応じる時間、（１３）所定期間内にシフトマネジャ（または他の指定人員）によって行われ、かつ、ターゲット回数および頻度と比較されるレストラン進行路検査の頻度および回数、および（１４）所定期間内で、予測車両数と比較される顧客車両総数（レストランでの総数またはドライブスルーの車両に限定された総数）である。上述したパラメータはすべて、事前に設定されたターゲット値と比較されうる。ターゲット値は、例えば効率のよいレストラン運営業務および手順に基づいて選択かつ決定されうる。メトリクスは、表、グラフまたは他の種類のレポートといった人間が読取可能な形式で表示されうる。１人または複数のシフトマネジャは、レポートを利用して、任意の不備を特定し、レストランのパフォーマンスを向上させうる。

[0012] 一実施形態では、レストランマネジメントシステムは、食品注文データを入手するための注文入力インターフェースと、店舗販売時点情報管理サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースと、作業完了入力デバイスとを有する。作業完了入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有する。作業完了入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する。

[0013] レストランマネジメントシステムはさらに、注文入力インターフェースおよびサービス入力インターフェースに接続されたコンピュータシステムを有する。コンピュータシステムは、注文入力インターフェースからの食品注文データ、サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および作業完了入力デバイスからのレストラン作業完了データを受信可能である。コンピュータシステムは、食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、およびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能なコンピュータプログラムコードを有する。

[0014] レストランマネジメントシステムはさらに、ともにコンピュータシステムによって動作可能である第１および第２コンピュータプログラムコードを有する。第１コンピュータプログラムコードは、レストランパフォーマンスデータ、作業完了データおよびスタッフィングレベルデータをメトリクスに変換可能である。第２コンピュータプログラムコードは、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを与えることが可能である。メトリクスはサービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む。

[0015] 本発明の別の態様では、レストランマネジメントシステムは、食品注文データを入手するための注文入力インターフェースと、店舗販売時点情報管理サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースと、作業完了入力デバイスとを有する。作業完了入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有する。作業完了入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する。

[0016] レストランマネジメントシステムはさらに、注文入力インターフェースおよびサービス入力インターフェースに接続されたコンピュータシステムを有する。コンピュータシステムは、注文入力インターフェースからの食品注文データ、サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および作業完了入力デバイスからのレストラン作業完了データを受信可能である。コンピュータシステムは、食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、およびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能なコンピュータプログラムコードを有する。

[0017] レストランマネジメントシステムはさらに、コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルデータを受信することと、レストランパフォーマンスデータおよび作業完了データに少なくとも部分的に基づいて将来のスタッフィングレベルニーズを予想することとが可能である、第１コンピュータプログラムコードを有する。

[0018] レストランマネジメントシステムはさらに、それぞれコンピュータシステムによって動作可能である第２および第３コンピュータプログラムコードを有しうる。第２コンピュータプログラムコードは、レストランパフォーマンスデータ、作業完了データおよびスタッフィングレベルデータをメトリクスに変換可能である。第３コンピュータプログラムコードは、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを与えることが可能である。

[0019] 本発明の更に別の態様では、車両ドライブスルーサービスを有するレストラン用のレストランマネジメントシステムが提供される。ドライブスルーレストランマネジメントシステムは、ドライブスルー注文データを送信するための顧客注文入力デバイスを有する車両ドライブスルー注文ステーションを含む。

[0020] ドライブスルーレストランマネジメントシステムは、作業完了入力デバイスとコンピュータシステムを含む。作業完了入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイと、レストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースと、人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードと、レストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する。コンピュータシステムは、顧客注文入力デバイスおよびサービス入力インターフェースに接続され、ドライブスルー注文データ、車両データ、サービスデータおよびレストラン作業完了データを受信可能である。コンピュータシステムは、注文データ、車両データ、サービスデータおよびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能であるコンピュータプログラムコードを有する。

[0021] ドライブスルーレストランマネジメントシステムは、（１）コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベル入力を受信すること、または、スタッフィングレベルニーズを予想することが可能である、コンピュータプログラムコードと、（２）コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、注文データ、車両データ、サービスデータおよびレストラン作業完了データをメトリクスに変換可能であるコンピュータプログラムコードと、（３）コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを与えることが可能であるコンピュータプログラムコードとを有し、メトリクスはサービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む。

[0022] 本発明のさらに別の態様では、レストランマネジメント用のコンピュータ化システムを用いてレストランをマネジメントする方法が提供される。このレストランマネジメント用のコンピュータ化システムは上記の通りであってよく、かつ、食品注文データを入手するための注文入力インターフェースと、店舗販売時点情報管理サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースと、作業完了入力デバイスとを含みうる。作業完了入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有する。入力デバイスは、人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する。

[0023] レストランマネジメントシステムはさらに、注文入力インターフェースおよびサービス入力インターフェースに接続されたコンピュータシステムを有しうる。コンピュータシステムは、注文入力インターフェースからの食品注文データ、サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および作業完了入力デバイスからのレストラン作業完了データを受信可能である。コンピュータシステムは、食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、およびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能なコンピュータプログラムコードを有する。

[0024] レストランマネジメントシステムは、コンピュータシステムによって動作可能である第１および第２コンピュータプログラムコードを有する。第１コンピュータプログラムコードは、レストランパフォーマンスデータ、作業完了データおよびスタッフィングレベルデータをメトリクスに変換可能である。第２コンピュータプログラムコードは、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットを集約したレポートを与えることが可能である。メトリクスは、サービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む。

[0025] レストランマネジメント用のコンピュータ化システムを用いてレストランをマネジメントする方法は、（１）注文入力インターフェースからの食品注文データ、（２）サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および任意選択的に（３）作業完了入力デバイスからの作業完了データを入手することと、コンピュータシステムが、食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、および任意選択的な作業完了データから構成されるデータを受信することと、第１コンピュータプログラムコードを用いて、食品注文データ、店舗販売時点情報管理データおよび任意選択的な作業完了データをメトリクスに変換することと、コンピュータシステムによってレポートを生成することと、レポートを人間が読取可能な形式で出力することとを含む。レポートは、スタッフィングレベル、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットを集約し、メトリクスは、サービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む。

[0026] かかる方法はさらに、少なくとも１つのレストラン運営不備を特定することと、その不備を排除または縮小するようにレストラン運営に対して１つ以上の変更を行うことと、を含みうる。不備は、レストランマネジメントシステムによって自動的に判定されて、レストランマネジメントシステムによって生成されたレポート上で指摘されうる。例えばレストランシフトマネジャといったレストラン従業員によって是正行動が取られうる。是正行動とは、１つ以上の特定の運営シフトについてレストランマネジメントシステムによって判定されたメトリクスに基づいてスタッフィングを増加または減少すること、従業員の欠勤を減少すること、例えば顧客サービス時間を向上させる（短縮する）ことや従業員効率および反応時間を向上させるといった所定のターゲットを満たすために手順を変更することとでありうる。

[0027] 図１は、本発明のレストランマネジメントシステムの概略ブロック図である。 [0028] 図２は、本発明のレストランマネジメントシステムを組み込んだレストランの平面図である。 [0029] 図３は、本発明のレストランマネジメントシステムの一実施形態の様々な態様のフロー図である。 [0029] 図４は、本発明のレストランマネジメントシステムの一実施形態の様々な態様のフロー図である。 [0030] 本発明によるシステムにより出力されたサンプルレポートである。図５は、１日分のレストラン固有のレポートである。 [0030] 本発明によるシステムにより出力されたサンプルレポートである。図６は、１週間分のシフトマネジャ固有のレポートである。 [0030] 本発明によるシステムにより出力されたサンプルレポートである。図７は、１ヶ月に亘って複数のレストランを比較するレポートである。

[0031] 本発明のシステムおよび方法は、シフトまたはストアマネジャ、若しくは、監督者やコンサルタントまたは所望通りに誰であってもよい高いまたは異なる地位の人が、キーパフォーマンスインジケータの指示を入手することを可能にする。実際のパフォーマンスインジケータが満たされない場合、より効率のよい運営が達成されうるように是正行動を取りうる。

[0032] 本発明は、クイックサービスレストラン１０１における使用に特に適している。一実施形態では、本発明はレストランマネジメントシステムであり、図１にレストランマネジメントシステム１００としてブロック図形式で示される。図１は、概略ブロック図でレストランマネジメントシステム１００の構成要素を、レストランマネジメントシステム１００の構成要素間の接続を破線で示しつつ示す。図２は、レストランマネジメントシステム１００を有するレストラン１０１の平面図を示す。レストランマネジメントシステム１００は、注文入力インターフェース、サービス入力インターフェース、作業完了デバイス、車両検出器を有するドライブスルーレーン、およびコンピュータシステムを含む。注文入力インターフェースは、店舗販売時点情報管理（「ＰＯＳ」）デバイス１０４の一部である注文入力インターフェース１０２でありうる。デバイス１０４は、注文を入力するためのキーボード１０６、注文を見るために人間が読取可能なディスプレイ１０８、キャッシュドロア、および電子支払いプロセッサを有する。デバイス１０４は、レストラン１０１内の顧客からの注文を注文入力インターフェース１０２に入力する、レストラン１０１内のクルーパーソンまたは顧客アテンダントＡによって操作されうる。

[0033] 注文入力インターフェースは、図２に示されるようにレストラン１０１内にありうる、顧客により操作されるキオスク１１２の一部でありうる注文入力インターフェース１１０でありうる。キオスク１１２は、注文を表示するためおよび注文する品目を表示するための人間が読取可能なディスプレイ１１４を有する。ディスプレイ１１４は、品目が表示されるディスプレイ１１４に触ることによってディスプレイ１１４上に表示された品目を顧客が選択できるようにするタッチセンシティブでありうる。キオスク１１２は、通常、紙幣読取機、硬貨受取り機、および、クレジットカード／デビットカード読取機といった電子支払いプロセッサを介した支払いを受付可能である。

[0034] サービス入力インターフェースは、インターフェース１２０でありうる。インターフェース１２０は、通常、レストラン１０１の調理場または食品調理領域にありうる。インターフェース１２０は、調理場スタッフによって調理されるべき食品品目を表示するための食品調理ディスプレイ１２２と関連付けられる。インターフェース１２０は、信号伝達デバイスであり、例えば一般的に１０個未満のキーまたはボタンを有するキーボードまたは入力ボタンを通常有する「バンプバー」１２４と知られるものでありうる。バンプバー１２４は、通常、食品品目の調理または注文の一部が完了したことを示すための専用キーまたはボタンを有し、また、人間が操作可能な信号伝達デバイスである。

[0035] サービス入力インターフェースは、注文品が顧客に提供されたことを示すためのインターフェース１３０でありうる。インターフェース１３０はＰＯＳデバイス１０４の一部である。ＰＯＳ１０４デバイスは、注文の提供を示すための専用キーをキーボード１０６上に有しうる。インターフェース１３０は、通常は、ＰＯＳデバイス１０４に注文を入力した顧客アテンダントによって使用されうる。

[0036] サービス入力インターフェースは、キオスク１１２の隣にあるインターフェース１３４でありうる。インターフェース１３４は、専用キーボード１３６を有しうる。インターフェース１３４は、出すべき注文品を表示するための専用ディスプレイ１３８と共に使用されうる。インターフェース１３４およびディスプレイ１３８は、調理場で作られた食品を回収し、注文品をまとめ、１つ以上のキオスク１１２を介して発注した顧客に注文品を出すクルーパーソンまたは顧客アテンダントＡによって使用されうる。

[0037] レストランマネジメントシステム１００は、作業完了入力デバイス１５０をさらに含むことが好適である。デバイス１５０は、ディスプレイ１５２、入力インターフェース１５４、および、コード１５６および１５８を有する。ディスプレイ１５２は、どの作業が完了していてどの作業がまだ完了されていないのかを示す指示を有する作業を表示可能である。入力インターフェース１５４によって、ユーザは、保守作業、食品安全作業、従業員訓練作業または検査作業といったレストラン作業の完了を示すことができる。入力インターフェース１５４は、キー、および、ディスプレイ１５２が例えばタッチセンシティブである場合は、ディスプレイ１５２と共にタッチ読取機の両方を有しうる。コンピュータプログラムコード１５６は、ディスプレイ１５２上に完了すべきレストラン作業を示すことができる。コンピュータプログラムコード１５８は、入力インターフェース１５４を介する入力に基づいてレストラン作業完了データを生成するためのものである。デバイス１５０は、携帯型であることが好適である。デバイス１５０は、例えばポケットＰＣベースのまたはパームベースのＰＤＡを含む携帯情報端末（ＰＤＡ）でありうる。

[0038] レストランマネジメントシステム１００は、図２に示されるように、通常は、複数の車両Ｖ１〜Ｖ９を収容可能なドライブスルーレーン１７６を有するレストラン１０１においても使用されうる。通常、ドライブスルーレーン１７６は、１つ以上の注文ステーション１７８および１７８’を有しうる。注文ステーション１７８および１７８’は、それぞれ、メニュディスプレイ、スピーカー１８０、マイクロホン１８１、および任意選択的に注文を表示するためのディスプレイおよびカメラを有する。スピーカー１８０およびマイクロホン１８１によって、注文ステーション１７８にいる顧客（ここでは車両Ｖ５内）が、アテンダントのマイクロホン１８２およびスピーカー１８３を介してクルーパーソンまたは顧客アテンダントＢと会話できる。具体的には、スピーカー１８３は、マイクロホン１８１によって検出された音声による注文を再生することができる。通常は、マイクロホン１８２およびスピーカー１８３は、顧客アテンダントＢによって装着されるヘッドセットの一部である。カメラは、通常、レストラン内のモニタに接続され、それによりアテンダントＢは、モニタを見て、注文ステーション１７８における車両Ｖ５を特定することができる。アテンダントＢは、顧客から注文を取り、ドライブスルー注文入力インターフェース１８４を介して発注することができる。アテンダントＢは、図２に示されるようにレストラン１０１内でも、またはいくつかのレストランからのドライブスルー注文を対処しうる、レストラン１０１から離れた場所（図示せず）にいてもよい。

[0039] 或いは、または、更には、メニュディスプレイを有する注文ステーション１８６があってもよい。注文ステーション１８６は、レストランの中または外に置かれてよく、注文入力インターフェース１８８を有してもよく、また、キオスク１１２と同じまたは同様であってもよく、それにより顧客が顧客アテンダントの介入なく発注できるようにする。

[0040] 発注後、通常は、ドライブスルーの顧客は、支払い窓口といった支払いステーションまで運転して、注文に対して支払いをする。通常、支払い窓口には、注文ステーション１８６において前に顧客から注文を取った顧客アテンダントＢか、または、例えば支払い窓口におけるまたは支払い窓口の付近にいてよい別のアテンダントがいる。注文ステーション１８６は、支払い窓口と共に置かれてもよい。一般的に、注文入力インターフェース１８４は、支払い窓口の隣に置かれ、また、ＰＯＳデバイス１０４と同じであるかまたは同一でありうるＰＯＳデバイス１９０の一部である。ＰＯＳデバイス１０４および１９０は、任意の適切なタイプの店舗販売時点情報管理（ＰＯＳ）デバイスであってよく、また、通常は、当技術分野において周知であるように電子ＰＯＳデバイスであり、また、専用または遠隔コンピュータプロセッサを含みうる。ＰＯＳデバイス１９０は、ディスプレイ１９２を有する。ＰＯＳデバイス１０４および１９０はキーボードを有しうるが、キーボードの代わりにタッチセンシティブディスプレイを有しうる。その場合、タッチセンシティブディスプレイは、入力インターフェース１０２、１３０または１８４でありうる。

[0041] 注文に対して支払った後、通常はドライブスルーの顧客は、注文した食品が顧客に受け渡される食品受け渡し領域まで運転する。食品受け渡し領域は、受け渡し窓口の隣であってよい。食品受け渡し領域の近くには、ドライブスルーの顧客に注文の提供を示すためのサービス入力インターフェース１９４がありうる。サービス入力インターフェース１９４は、機能上および構造上、サービス入力インターフェース１２０または１３４と同じでありうる。例えばサービス入力インターフェース１９４は、ＰＯＳデバイス１９０の一部でありうる。

[0042] サービス入力インターフェース１２０、１３０、１３４および１９４は、注文品が顧客に提供されていること、または、食品品目、注文または注文の一部が押されたことを示すために、顧客アテンダントが押しうる専用バンプキーを有することが好適である。各サービス入力ディスプレイ１２２、１０８、１３８および１９２は、システムが使用されている際は、調理されるべきまたは提供されるべき注文または注文の一部を、少なくとも一部の時間の間、表示する。様々な注文または様々な注文の一部は同時に表示されうる。バンプキーを押すことによって、各サービス入力ディスプレイ上に表示された注文または注文の一部は調理されるかまたは提供されることを示し、サービス入力インターフェースにおいて注文または注文の一部のＰＯＳサービスデータを生成する。バンプキーを押すことによって、一般的に、関連付けられたディスプレイは調理されたまたは提供された注文または注文の一部をもはや表示しなくなり、代わりに調理されるべきまたは提供されるべき別の注文または注文の一部を表示する。マウスまたはトラックボールといった任意の好適な選択デバイスを、バンプキーに追加してまたはその代わりに用いてもよい。非専用キーがバンプキーであってもよい。この特許の目的として、キーはボタンを含む。

[0043] ドライブスルーの顧客に与えられる食品提供の速度を追跡するために、ドライブスルーレーン１７６は、ドライブスルーレーン１７６に対して所望の１つ以上の場所に、例えばドライブスルーレーン１７６の入口においてまたはその前を含む所望の１つ以上の場所に１つ以上の車両検出器を有しうる。ドライブスルーレーン１７６は、１つ以上の注文領域車両検出器２００、１つ以上の第１サービス待機領域車両検出器２０２、および１つ以上の第２サービス待機領域車両検出器２０４を有しうる。各注文ステーション１７８または１８６に隣接するまたはその上流における車両を検出するために１つの車両検出器２００がある。各キャッシャ窓口に隣接する車両を検出するための、各キャッシャ窓口用の１つの車両検出器２０２がある。また、食品受け渡し領域における車両を検出するための、各食品受け渡し領域用の１つの車両検出器２０４がある。車両検出器２００、２０２および２０４は、車両の存在を検出する。車両検出器２００、２０２および２０４は、例えば車両の存在を電磁気的に検出する地中ループ検出器、空気圧スイッチを有する空気ホース車両検出器または占有検出器を含む任意の適切な車両検出器でありうる。

[0044] 注文入力インターフェース１０２、１１０、１８４および１８８は、コンピュータシステム２０８にも接続されるので、コンピュータシステム２０８は注文入力インターフェースから食品注文データを受信しうる。食品注文データは、注文された食品タイプ（例えばハンバーガーまたはチキンサンドイッチ）、注文した食品タイプの量（例えば１または２個のハンバーガー）、特殊指示（例えば「マヨネーズなし」）、注文入力インターフェースの識別子、注文番号といった注文を識別する識別子および「タイムスタンプ」を含みうる。注文入力インターフェースによって生成された食品注文データは、注文の識別子は含まないと考えられる。タイムスタンプは、第１の品目または調理場における調理を必要とする第１の品目を発注する際にキーを押すことによって生成される。タイムスタンプは、キーが押されて注文取りが完了したことが示されると生成されうる。

[0045] サービス入力インターフェース１２０、１３０、１３４および１９４は、コンピュータシステム２０８に接続されるので、コンピュータシステム２０８は、注文の提供または注文の一部の調理の完了を示す、サービス入力インターフェースからのサービスデータを受信しうる。ＰＯＳサービスデータには、（１）バンプキーが押されまたはサービス入力インターフェースを介して注文または注文の一部が完了したまたは提供されたことを示す別の動作が行われた具体的な時間を示す「タイムスタンプ」、または、（２）注文または注文の一部が完了したまたは提供されたことを示す指示を含みうる。ＰＯＳサービスデータは、注文番号といった注文を識別する識別子も含みうる。

[0046] 車両検出器２００、２０２および２０４といった車両検出器はコンピュータシステム２０８に接続されるので、コンピュータシステム２０８は、顧客の車両の存在を示す車両存在データを受信しうる。車両存在データは、車両の存在、車両の不在、車両の到着時刻、または車両の出発時刻を示しうる。車両検出器２００、２０２および２０４は、したがって、サービス入力インターフェースでもあり、また、時間入力インターフェースを有する。図示された実施形態は３つの車両センサを使用しうるが、所望される入力データに依存して任意の所望の数が使用しうることは理解されよう。例えばドライブスルー注文ステーション１７８または１８６といった所望の場所における車両の到着または出発を示すために、要望があれば、単一の車両センサを用いてもよい。顧客と接触するまたはその接触を終了するクルーパーソン／キャッシャが、例えばキャッシャ窓口および食品受け渡し窓口における各車両センサの代わりに用いられてもよい。

[0047] コンピュータシステム２０８は、プロセッサ２１０、第１コンピュータ、第２コンピュータ、および様々なコンピュータコードを有しうる。１つの好適な実施形態では、プロセッサ２１０は、注文入力インターフェース、サービス入力インターフェースおよび車両検出器から、直接、食品注文データ、サービスデータ、および車両存在データを受信する。注文入力インターフェース、サービス入力インターフェースおよび車両検出器は、食品注文データ、サービスデータおよび車両存在データを、それぞれ、インターフェースとプロセッサ２１０間で送信可能な任意の適切な接続によってプロセッサ２１０に接続されうる。

[0048] 別のデータソースは、顧客フィードバックデータである。顧客フィードバックデータは、任意の適切な方法で入手しうる。例としては、アンケートや、顧客満足調査（「ＣＳＳ」）といったフリーダイアル（１−８００）電話調査が含まれる。これらのデータは任意の適切な方法によってレストランマネジメントシステム１００に入力されうる。

[0049] プロセッサ２１０は、ディスプレイ１０８、１２２および１９２に、これらにプロセッサがなければ、直接接続されてよいので、ディスプレイは、例えば入力された注文または提供されている注文を表示する。プロセッサ２１０は、ディスプレイ１０８、１２２および１９２に間接的に接続されてもよい。プロセッサ２１０は、当業者に知られているように任意の適切なコンピュータプロセッサを含みうる。

[0050] コンピュータシステム２０８は、プロセッサ２１０または第１若しくは第２コンピュータによって動作可能なコンピュータプログラムコード２１２および２１４を有する。コード２１２および２１４は、ハードドライブ、ＥＰＲＯＭ、または、プロセッサ２１０に接続された他の媒体に記憶されうる。コード２１２は、注文をマネジメントすることができる。コード２１２の例示的な実施形態が図３に示される。ステップ２１６において、コード２１２は、注文入力インターフェースのうちのいずれか１つから食品タイプおよび量を含む食品注文データを受信する。ステップ２１８では、コード２１２は、表示された注文または注文の一部が調理されたことを示すサービスデータをサービス入力インターフェース１２０から受信するまで、調理場におけるディスプレイ１２２上に注文の一部または全部を表示させる。ステップ２２０では、コード２１２は、注文品が提供されたことを示すサービスデータをサービス入力インターフェースから受信するまで、サービス入力インターフェースに関連付けられたディスプレイ上に注文を表示させる。関連付けられたサービス入力インターフェースとは、ステップ２１６において注文入力インターフェースにおいて注文された食品を出すために用いられたものである。ステップ２１６の完了後、コード２１２は終了しなくてよいが、ステップ２１６に戻りうる。注文の追跡を支援するために、コード２１２は各注文に識別子を割り当てうる。

[0051] コード２１４は、食品注文データおよびサービスデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成することができる。コード２１４は、コード２１２とは別個であっても、コード２１２と混合されてもよい。コード２１４を、図４に関連して説明する。ステップ２２２では、コード２１２は、図３のステップ２１６において受信した注文に開始時刻を割り当てる。開始時刻は、注文ステーションのうちの１つ１７８または１８６における車両検出器２００からの車両存在データ、注文入力インターフェースのいずれかにおける注文の開始、または注文入力インターフェースのいずれかにおける注文の入力に基づいて割り当てられうる。

[0052] ステップ２２４では、コード２１４は、注文がドライブスルーの注文かどうかを判定する。注文がドライブスルーの注文か否かに応じて、コード２１４は（ドライブスルー注文については）ステップ２２６かまたは（店内注文については）ステップ２２８および２３０に進む。ステップ２２６では、コード２１４は支払い時刻を割り当てる。支払い時刻は、検出器２０２からのキャッシャ窓口における車両存在データに基づいて割り当てられるか、または、ＰＯＳデバイス１９０または自己発注ステーション１８６における支払いの提供に基づきうる。支払いの提供は、ＰＯＳデバイス１９０のキャッシュドロアを開く「提供」のキーを打つこと、または、貨幣またはクレジットカードを、注文ステーション１８６のインターフェース１８８の紙幣読取機またはクレジットカード読取機にそれぞれ入れることといったインターフェース１８４および１８８を介してなされた入力により示されうる。

[0053] ステップ２２８では、ステップ２１８が最初に発生したときに、プロセッサ２１０は、注文が初めてディスプレイ１２２上にあるときの時刻を表す初期調理場表示時刻を割り当てる。初期調理場表示時刻は、注文が初めて表示のために利用可能になったとき、すなわち、注文がレストランマネジメントシステム１００によって受け付けられたときの時刻に基づいて割り当てられうる。初期調理場表示時刻は、ＰＯＳデバイス１０４のキャッシュドロアを開く「提供」キーを打つこと、または、貨幣をキオスク１１２のインターフェース１１０の紙幣読取機に入れることといったインターフェース１０２および１１０を介する入力に基づきうる。ステップ２３０では、プロセッサ２１０は、注文の表示された部分の完了を示すサービスデータをインターフェース１２０から受信することに基づいて最終調理場表示時刻を割り当てる。ステップ２３２では、プロセッサ２１０は、サービス入力インターフェースから受信したサービスデータから、または、車両検出器２０４からの車両存在データからの注文の提供に対応するサービス時間を割り当てる。ステップ２２２、２２６、２２８、２３０および２３２において割り当てられた様々な時刻から、プロセッサ２１０は、当該注文に対するレストランパフォーマンスデータを生成する。レストランパフォーマンスデータは、注文の開始または受領から注文の提供までの総サービス時間データ、ドライブスルーレーン１７６における注文の開始または受領から支払いの提供までのサービス時間データ、調理場における注文調理時間を表すサービス時間データ、および注文の開始と受領間の注文時間データを含みうる。

[0054] 第１コンピュータ２４０は、プロセッサ２１０に、また、プロセッサ２１０を介してインターフェース１０２、１１０、１２０、１３０および１３４に接続されるので、コンピュータ２４０は、食品注文データおよびレストランパフォーマンスデータを受信しうる。デバイス１５０はコンピュータ２４０に接続されるので、コンピュータ２４０は作業完了データを受信しうる。或いは、作業完了データは、コンピュータ２４０に手動で入力されてもよい。コンピュータ２４０は、ディスプレイ２４２、キーボード２４４、メモリおよび中央処理演算ユニットを有しうる。コンピュータ２４０は、プリンタ２４６に接続されうる。コンピュータ２４０は、上述したような接続をするための、ＵＳＢポート、パラレルポートおよびシリアルポート、および、イーサネット（登録商標）またはワイヤレスネットワーキング機能を有しうる。コンピュータ２４０は、コンピュータ可読媒体２５０を読み取るための媒体読取機２４８を有することが好適である。媒体読取機２４８は、例えばＣＤまたはＤＶＤドライブでありうる。コンピュータ可読記憶媒体２５０の例としては、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷ、フロッピー（登録商標）ディスク、ハードドライブ、フラッシュドライブ、マルチメディアカード、ＳＤカード、ＥＥＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＲＯＭ、および、外部電源を必要とすることなくデータの永続記憶が可能である他のコンピュータ可読有形記憶媒体が含まれる。媒体２５０には様々なプログラムコードが符号化されている。プログラムコードについては、ハードウェアを説明した後、より詳細に以下に説明する。コンピュータ２４０は、ハードドライブといった固定媒体読取機、および、ＣＤまたはＤＶＤドライブといった交換可能な媒体読取機を含むいくつかの媒体読取機を有することが好適である。

[0055] コンピュータ２４０は、レストラン１０１にでも遠隔地にでも置かれうる。コンピュータ２４０は、コンピュータ２５６に接続されうる。好適な実施形態では、コンピュータ２４０は、レストラン１０１に置かれ、インターネットによって、レストラン１０１から遠隔にあるコンピュータ２５６に接続される。コンピュータ２５６は、インターネットによって、第２、第３および第４のレストランにそれぞれ置かれる第２、第３および第４のコンピュータ２４０に接続されうる。コンピュータ２５６は、コンピュータ２４０と同じタイプのハードウェアを有しうる。

[0056] コンピュータ２４０は、スタッフィングスケジュール、従業員の打刻またはこれらの組み合わせを含むスタッフィングレベル入力を受信するための他のデバイスに直接的にまたは間接的に接続されうる。コンピュータ２４０は、プロセッサ２１０またはコンピュータ２５６からスタッフィングレベル入力を受信しうる。コンピュータ２４０は、従業員の「打刻」時計２０６からのスタッフィングレベル入力を受信しうる。従業員の勤務シフトの開始と終了における打刻といった打刻を記録するために任意の適切な打刻用時計が、時計２０６に用いられうる。時計２６０からのスタッフィングレベル入力は、プロセッサ２１０またはコンピュータ２４０または２５６に手動で、または、時計２６０とコンピュータ２４０または２５６間で情報を送信可能な任意の適切な接続によって自動的に入力されうる。

[0057] ディスプレイ１０８、１３８、１５２、１９２および２４２は人間が読取可能である。適切なタイプのディスプレイには、ＬＣＤ、ＬＥＤ、ＣＲＴ、プラズマおよびプロジェクションディスプレイが含まれる。

[0058] レストランマネジメントシステム１００内の接続は、特に入力インターフェース１８４がレストラン１０１から遠い場合には、インターネット接続を含みうる。接続される構成要素に応じて、適切な接続には、イーサネット（登録商標）、インターネット、赤外線、ワイヤレス、Ｗｉ−Ｆｉ、ＲＳ−２３２といったシリアル、ＵＳＢおよび当技術において知られている任意の他の適切な接続を含む。接続は、直接的であっても間接的であってもよい。接続は、有線接続において見られるように永久的若しくは物理的、また、常時接続である必要もなく、すなわち、接続は、必要に応じてワイヤレスで行ってよく、また、接続を介した通信が必要でないときには切断されてよい。

[0059] コンピュータシステム２０８は、プログラムコード２６４、２６６および２６８を有する。これらのコードのいずれか１つがプロセッサ２１０、コンピュータ２４０、第２コンピュータ２５６、またはこれら３つの組み合わせによって実行されてよく、また、コードは当業者によって容易に書かれうる。コード２６４は、スタッフィングレベル入力を受信すること、スタッフィングレベルのニーズを予想することまたはその両方が可能である。コード２６６は、データをメトリクスに変換できる。コード２６８は、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとをまとめたレポートを提供できる。メトリクスには、サービス時間、およびメンテナンスまたは食品安全メトリクスが含まれる。コード２６４、２６６、２６８は、互いから別個であっても相互に混合されていてもよい。コード２６４、２６６、および２６８の一部が、プロセッサ２１０、コンピュータ２４０またはコンピュータ２５６上で実行されてよく、その一方で他の部分が、プロセッサ２１０、コンピュータ２４０またはコンピュータ２５６の他の場所で実行されうる。

[0060] コード２６４は、予想コード２７０を有しうる。予想コード２７０は、売上予測、来客または注文の数、および自動車総数でありうる。予想は、５から、１５、３０、および１時間単位、または、１日未満の他の時間セグメントの時間増分で行われることが好適である。予想コード２７０は、スタッフィングのニーズも予測することができる。スタッフィングレベルニーズは、売上予測、来客総数、注文数および自動車総数から予測されうる。予想コード２７０は、ツアーバスの到着や近所の映画館での映画の終了等によってしばしば発注が急増するレストラン１０１であるかどうかといったレストラン１０１の売上特性を考慮に入れうる。コード２６４は、打刻時計２６０から直接的にまたは間接的にスタッフィングレベル入力を受信するためのコード２７２を有しうる。

[0061] 予測は、特定のレストランおよび／または同様のレストランの売上履歴データを用いて、プロセッサ２１０、コンピュータ２４０、コンピュータ２５６または別のコンピュータによって推定されうる。この予測には、曜日、時刻、月、季節、地元の学校が開校中であるか否かといった特定の条件または行事等が考慮されうる。この予測は、マネジャによって用意されるか、または、マネジャによって適切に調節されるコンピュータ予測に基づきうる。

[0062] コード２６６は、データをメトリクスに変換する。この特許の目的として、メトリックとは、メトリックが直接比較されうるターゲットがある尺度である。具体的には、１時間超の平均サービス時間にターゲットがあり、３０分超の平均サービス時間にはターゲットがない場合、１時間超の平均サービス時間は、メトリックであるが、３０分超の平均サービス時間は統計値に過ぎない。ターゲットは、最小値、最大値および範囲の形態を取りうる。ターゲットは店舗またはマネジャ固有であってよい。コード２６６は、例えばデータの平均値を求める、総計する、および比率計算することによって、メトリクスを計算しうる。コード２６６によってメトリクスに変換可能なデータには、食品注文データ、レストランパフォーマンスデータ、およびレストラン作業完了データが含まれる。コード２６６は、実際の売上高、来客数、注文数、および自動車総数から実際のスタッフィングレベルニーズを計算しうる。コード２６６は、分散または標準偏差といった変動性の尺度も計算しうる。

[0063] コード２６６は、部分的にコンピュータ２４０に常在し、部分的にコンピュータ２５６に常在しうる。好適な実施形態では、コンピュータ２５６は、第１、第２、第３、第４等のレストランのデータおよびメトリクスを含む、好適には関係データベースであるデータベースを有する。コンピュータ２４０は、プロセッサ２１０からデータを入手、即ち受信する。コンピュータ２４０は、コード２６６の一部を使用して、不連続の時間セグメント（例えば１時間毎のセグメント）につき、統計値、総計、およびメトリクスを計算することによってデータを集約しうる。集約されたデータは、通常、誰がシフトマネジャであるかに関する情報を含む。コンピュータ２４０は、集約されたデータをコンピュータ２５６に送信するためのコードを有しうる。コンピュータ２５６は、コード２６６の一部を有してよく、また、データのメトリクスへの変換を、定期的にまたは必要に応じて、完了しうる。

[0064] コード２６８は、コード２６６によって生成されたメトリクスに基づいて１つ以上のレポートと、コード２６６によって生成された予想または予測を生成する。コード１５６、１５８、２１２、２１４、２６４、２６６および２６８のプログラミングは、コンピュータ技術の当業者によって達成されうる。

[0065] 図５〜図７は、コード２６８によって出力されうるサンプルレポートの例である。これらのレポートの各々は、キーパフォーマンスインジケータの各々のターゲット値と、示された期間中に達成された実際の結果とを含む。図５は、１日分のレストラン固有のレポートである。図６は、例えば１週間、または５日間、或いは所望どおりの他の期間でありうる所望の期間についてのシフトマネジャパフォーマンスインジケータレポートである。図７は、あるグループ、即ち「パッチ」のレストランを個別に比較し、１ヶ月間に亘って組み合わせたレポートである。

[0066] 図５〜図７の各々は、参照を容易とするために、左側に行番号を、下部に沿って列番号を有する。図５〜図７は概して同様の行を有する。行１では、レポートの種類が特定される。行２では、関連の店舗またはマネジャが特定される。行３では、レポートの日付範囲が特定される。日毎の、週毎の、および月毎の範囲が示される。４半期、年間および他の時間範囲が可能である。行４および行５は、特定の日付、シフト、マネジャおよびレストランといった比較されるべき列を分類するために使用される。

[0067] 行７〜行９および行２４は、実際の数を予測数と比較するために使用される。行７は、実際の売上高と予測売上高との絶対および相対差を示すために使用される。売上予測精度は、当該シフトの総売上のパーセンテージとしての総売上分散である。図６では、午前４時から午前１１までの７時間についての総売上予測は不足した（−＄１９０）。パーセンテージを計算するためには、−＄１９０は、売上予測によって除算され、整数に丸められる（５％）。売上予測精度は、あるシフトでどれくらい予測が正確であったのかについての追加の視点を与えるのに役立つ。パーセンテージ分散が高いほど、レストランのクルー人員が不足している可能性がある。売上予測精度を監視して、レストランマネジャおよびスケジュールマネジャに問題を伝えるべきである。

[0068] 行８は、実際の来客数または注文数を、予測数と比較するために使用される。図５の行８の列３〜列８における最初の数は、実際の来客数または注文数と予測数との絶対差を示す。好適には、実際の数は、注文の総数に対するものであるが、実際の数はドライブスルーの注文を除外してもよい。２番目の数は、来客数または注文数が予測数の±１０（または所望に応じて他の値）内にある時間、または、１時間を単位とした時間のパーセンテージを示す。来客数予測効率は、あるシフトにつき来客数予測がどれくらい正確であるのかについてのインジケータである。パーセンテージが高いほどよい。来客数効率が、一貫して低い場合、これは、クルーのスケジューリングに問題があることを示しうる。

[0069] 図５および図７の行１０と、図６の行９は、実際のスタッフ（例えばレストランクルーメンバー）数またはスタッフ予測数が実際の必要量を超えた時間（通常は１時間を単位とした時間）のパーセンテージを示す。予測が正確であり、正しい数のクルーが手配された場合、残りの結果が分析される。予測がターゲットを満たさない、即ち、１日のうちの特定の部分で予測が低すぎるまたは過度に予測されている、即ちクルーが少なすぎるまたは多すぎることに気が付き始める場合、スケジュールマネジャおよびレストランマネジャに通知すべきである。

[0070] 行２４は、ドライブスルーレーンを介して食品を渡された車両の数と、例えば１時間といった特定の期間について予測された数との差を示すために使用される。

[0071] 図５および図７の行１１〜行１３と、図６の行１０〜行１３も、実際の労働効率と予測労働効率との比較に関する。図５および図６における行１２の列３〜列８における最初の数は、従業員が労働した実際の時間数と、予定されていた従業員の時間数との間の絶対差を示す。２番目の数は、従業員が労働した実際の時間数が、予定されていた従業員の時間数の１時間内にあった場合の時間、または、１時間を単位とした時間のパーセンテージを示す。図５および図６の行１３の列３〜列８における最初の数は、従業員が労働した実際の時間数と、必要な労働者の時間数との間の絶対差を示す。行１３の２番目の数は、従業員が労働した実際の時間数が、必要量以上であった場合の時間、または、１時間を単位とした時間のパーセンテージを示す。このデータは、所要労働力に必要な時間対予定された時間と、実際の時間対必要な時間とに基づいて、シフトマネジャといった責任のあるマネジャによってどれくらいよく労働のニーズが管理されたかを示す。

[0072] 実際の数、予測される数、および必要な数間の上記比較は、図５〜図７に示されたものに加えてまたはそれらの代わりに、実際の絶対数、予測される絶対数、または必要な絶対数を含んでもよい。

[0073] 図５〜図７におけるＱＳＣカテゴリ（行１４）より下の行は、品質、サービスおよび清潔さのパラメータに関する。より具体的には、これらのカテゴリは、指定された機器およびシフトターゲット（カウンタサービス時間、ドライブスルーサービス時間（顧客の発注から顧客への注文品の提示まで、顧客の支払いから顧客への注文品の提示まで））およびＫＶＳ（バンプバー）反応時間）に関するシフトマネジャのシフト責任（食品安全性、機器予防保守、レストラン進行路完了（レストラン全体の検査）、および、ＳＯＣ（ステーション観察チェックリスト）完了に分けられる。シフトマネジャの目標は、各シフトについて規定されたターゲットを満たすまたは超えることである。あるシフトにつきスタッフィングレベルが合理的に正確である（量を対処するのに十分なクルーがいる）場合、目的は、各キーパフォーマンスインジケータカテゴリに対して決められたターゲットに達することである。定められたターゲットが満たされない場合、シフトマネジャは、シフトに起きたことを評価し、是正行動を取る。

[0074] 図５〜図７の行１５、１６、２１および２２は、作業完了データに関する。行１５は、時間通りに完了した食品安全作業のパーセンテージを示すために使用される。行１６は、時間通りに完了した予防保守作業のパーセンテージを示すために使用される。行２１は、完了した全般検査の数を示すために使用される。図５および図６の行２１の列３〜列８における最初の数は、時間通りに完了した全般検査の数を表す。２番目の数は、時宜にかなって行われた必要検査のパーセンテージを表す。行２２は、時間通りに完了した従業員訓練セッションの完了を表すために使用される。

[0075] 図５〜図７の行１７〜行２０は、サービス時間の統計値およびメトリクスに関する。図５および図６の行１７〜行２０の列３〜列８における最初の数は、平均サービス時間である。２番目の数は、ある時間についての平均サービス時間がターゲットサービス時間内である、１時間を単位とする時間のパーセンテージを表す。２番目の数は、所与の１時間の平均サービス時間の可変性の感覚を間接的に与える。２番目の数に加えてまたはその代わりに、可変性の他の尺度も与えられうる。図５〜図６の行１７の列３〜列８における最初の数は、注文入力インターフェース１０２または１１０を介して発注した顧客に注文品が提供されるまでにかかる平均時間量である。図５〜図６の行１８の列３〜列８における最初の数は、注文入力インターフェース１８４または１８８を介して発注した顧客にドライブスルーの注文品が提供されるまでにかかる平均時間量を表す。図５〜図６の行１９の列３〜列８における最初の数は、注文に対する支払いが行われた後に注文品が提供されるまでにかかる平均時間量を表す。図５〜図６の行２０の列３〜列８における最初の数は、注文に呼応して、サンドイッチが調理されるまたは提供される準備がされるのにかかる平均時間量を表す。

[0076] 図５および図６に示されるレポートは、基本的に同一の形式を有する。列１は、各行の見出しを示す。列２はターゲット用である。列３〜列７は、行２〜行５に示される期間についてのデータ、統計値、およびメトリクスを示す。列８は、集約データ、統計値、およびメトリクスを示す集約列である。

[0077] 図７に示されるレポートの形式は、図５および図６のレポートに類似する。主要な例外は、図７は、例えば同じ人によって所有されるまたは同じパッチマネジャを有するレストランのグループであるレストラングループまたはパッチについて強制ランキングスコアを含む点である。列４、列６、列８、列１０および列１２は、行８〜行１０、行１２、行１３、行１５〜行２２および行２４に示されるメトリクス、統計値、およびデータについて、行４に示されるレストランのパフォーマンスのランキングスコアを示すためのものである。行２６は、ランキングスコアの合計を含む。列２７は、ランキングスコアの合計に基づいた全体のランキングを示す。レポートは、利用可能および／または所望される任意のデータを含んでよく、また、すべてのメトリクスおよびデータは、レポートにおいてランク付けされなくてもまたは或いは含まれなくてもよいことは理解されよう。

[0078] レポートは、例えば不足または特に良好な結果に注目させるための適切なインジケータを有しうる。インジケータは白黒または色つきのハイライト、フラグ、上下の矢印といった向きのインジケータでありうる。フラグは、シフトマネジャまたはレポートを使用する人の注目を、ターゲットを満たさないメトリクス、ターゲットより実質的に下にあるメトリクス、およびターゲットを実質的に超過するまたは所望される場合には逆もあるメトリクスに引き寄せるように様々な形式を取りうる。向きのインジケータを用いて、いくつか前の期間に対してメトリクスまたはランキングにおける著しい変化を示しうる。フラグや向きのインジケータは、様々な色または上下の矢印記号といった図式の印の使用によって示されうる。

[0079] 本発明は、特定の実施形態に関して説明してきたが、当業者であれば理解できるように、本発明は、多数の変更、修正および再配置が可能であり、これらの変更、修正および再配置は、以下の特許請求の範囲の対象であることを意図していることは理解されよう。

Claims (47)

1. 食品注文データを入手するための注文入力インターフェースと、
   店舗販売時点情報管理サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースと、
   人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有し、前記人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する、作業完了入力デバイスと、
   前記注文入力インターフェースおよび前記サービス入力インターフェースに接続され、前記注文入力インターフェースからの食品注文データ、前記サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および前記作業完了入力デバイスからのレストラン作業完了データを受信可能であり、前記食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、およびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能なコンピュータプログラムコードを有する、コンピュータシステムと、
   前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、前記レストランパフォーマンスデータ、作業完了データおよびスタッフィングレベルデータをメトリクスに変換可能である第１コンピュータプログラムコードと、
   前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを与えることが可能である第２コンピュータプログラムコードであって、前記メトリクスはサービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む、第２コンピュータプログラムコードと、
   を含む、レストランマネジメントシステム。
2. 前記メトリクスは、シフトメトリクス、品質メトリクス、サービスメトリクス、清潔さメトリクスおよび利益メトリクスから構成される群から選択される、請求項１に記載のシステム。
3. 前記シフトメトリクスは、売上予測精度、顧客総数予測効率、予測される必要スタッフィング効率、予定されたレストランクルー時間と比較された実際のクルー時間、予定されたレストランクルー時間と比較された実際のクルー時間、必要なクルー時間と比較された実際のクルー時間から構成される群から選択される、請求項２に記載のシステム。
4. 前記品質メトリクスは、食品安全完了チェックおよび機器予防保守から構成される群から選択される、請求項２に記載のシステム。
5. 前記サービスメトリクスは、提供のために指定された時間制限内のフロントカウンタサービス時間のパーセンテージおよび／または数、注文品提示までの平均ドライブスルー注文時間、ドライブスルーの顧客に提示するための平均キャッシャ時間から構成される群から選択される、請求項２に記載のシステム。
6. 前記レストラン作業は、レストラン運営作業および食品安全作業から構成される群の少なくとも１つから選択される、請求項１に記載のシステム。
7. 前記作業完了入力デバイスは携帯型入力デバイスである、請求項１に記載のシステム。
8. リモートコンピュータを更に含み、前記第１および第２コンピュータプログラムコードは、前記コンピュータシステムおよび前記リモートコンピュータのうちの少なくとも選択された方の上で個別に実行可能である、請求項１に記載のシステム。
9. 前記食品注文データは、食品の価格、種類および量から構成される群から選択されるデータを含み、前記店舗販売時点情報管理サービスデータは、注文開始から注文完了までの経過時間、注文開始から注文品の提示までの経過時間、注文支払いから注文品の提示までの経過時間、および食品品目完了からレストランクルーメンバーによる食品品目調達までの経過時間から構成される群から選択されるデータを含む、請求項８に記載のシステム。
10. 前記レストランにおける店舗販売時点情報管理デバイスをさらに含み、前記店舗販売時点情報管理デバイスは、前記注文入力インターフェースと、前記注文された品目の前記種類、価格および量から構成される群から選択されるデータを含む顧客注文データを表示するための、人間が読取可能なディスプレイとを含む、請求項１に記載のシステム。
11. 前記コンピュータシステムに接続された、人間が読取可能なサービスディスプレイをさらに含み、前記サービスディスプレイは、提供されるべき注文を表示可能であり、前記ディスプレイは、前記サービス入力インターフェースから見ることができ、前記サービス入力インターフェースは、人間が操作可能な信号伝達デバイスである、請求項１に記載のシステム。
12. 前記人間によって操作可能な信号伝達デバイスを介して前記注文の提供または前記注文の調理の完了を示す情報を入力することによって、前記サービスディスプレイが前記提供されたまたは完了した注文をもはや表示しないようにする、請求項１１に記載のシステム。
13. 前記注文入力インターフェースは、車両ドライブスルー注文ステーションである、請求項１に記載のシステム。
14. 車両ドライブスルー注文ステーションにおける顧客からの顧客注文データを送信するためのデータ送信機を含む前記車両ドライブスルー注文ステーションと、
    前記注文入力インターフェースにいるレストラン被雇用者に前記顧客注文を表示するためのデータディスプレイデバイスと、
    をさらに含む、請求項１５に記載のシステム。
15. 前記データ送信機は、マイクロホンおよびキーパッドから構成される群から選択され、前記データディスプレイデバイスは、スピーカーおよび人間が読取可能なディスプレイから構成される群から選択される、請求項１４に記載のシステム。
16. 前記作業完了入力デバイスは、前記コンピュータにワイヤレスに接続される携帯型デバイスである、請求項１に記載のシステム。
17. 前記スタッフィングレベル入力は、スタッフィングスケジュール、従業員時間データ、およびそれらの組み合わせから選択される、請求項１に記載のシステム。
18. 食品注文データを入手するための注文入力インターフェースと、
    店舗販売時点情報管理サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースと、
    人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有し、前記人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する、作業完了入力デバイスと、
    前記注文入力インターフェースおよび前記サービス入力インターフェースに接続され、前記注文入力インターフェースからの食品注文データ、前記サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および前記作業完了入力デバイスからのレストラン作業完了データを受信可能であり、前記食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、およびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能なコンピュータプログラムコードを有する、コンピュータシステムと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルデータを受信することと、前記レストランパフォーマンスデータおよびスタッフィングレベルデータに少なくとも部分的に基づいて将来の将来スタッフィングレベルニーズを予想することとが可能である、第１コンピュータプログラムコードと、
    を含む、レストランマネジメントシステム。
19. 前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、前記レストランパフォーマンスデータ、作業完了データおよびスタッフィングレベルデータをメトリクスに変換可能である第２コンピュータプログラムコードと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを与えることが可能である第３コンピュータプログラムコードであって、前記メトリクスはサービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む、第３コンピュータプログラムコードと、
    をさらに含む、請求項１８に記載のシステム。
20. 前記レストラン作業は、レストラン運営作業および食品安全作業から構成される群の少なくとも１つから選択される、請求項１８に記載のシステム。
21. 前記作業完了入力デバイスは携帯型入力デバイスである、請求項１８に記載のシステム。
22. リモートコンピュータをさらに含み、前記第１、第２、および第３コンピュータプログラムコードは、前記コンピュータシステムおよび前記リモートコンピュータの少なくとも選択された方の上で個別に実行可能である、請求項１８に記載のシステム。
23. 前記食品注文データは、食品の価格、種類および量から構成される群から選択されるデータを含み、前記店舗販売時点情報管理サービスデータは、注文開始から注文完了までの経過時間、注文開始から注文品の提示までの経過時間、注文の支払いから注文品の提示までの経過時間、および食品品目完了からレストランクルーメンバーによる食品品目調達までの経過時間から構成される群から選択されるデータを含む、請求項１８に記載のシステム。
24. 前記レストランにおける店舗販売時点情報管理デバイスをさらに含み、前記店舗販売時点情報管理デバイスは、前記注文入力インターフェースと、前記注文された品目の前記種類、価格および量から構成される群から選択されるデータを含む顧客注文データを表示するための、人間が読取可能なディスプレイとを含む、請求項１８に記載のシステム。
25. 前記コンピュータシステムに接続された、人間が読取可能なサービスディスプレイをさらに含み、前記サービスディスプレイは、提供されるべき注文を表示可能であり、前記ディスプレイは、前記サービス入力インターフェースから見ることができ、前記サービス入力インターフェースは、人間が操作可能な信号伝達デバイスである、請求項１８に記載のシステム。
26. 前記人間によって操作可能な信号伝達デバイスを介して前記注文の提供または前記注文の調理の完了を示す情報を入力することによって、前記サービスディスプレイが前記提供されたまたは完了した注文をもはや表示しないようにする、請求項２５に記載のシステム。
27. 前記注文入力インターフェースは、車両ドライブスルー注文ステーションである、請求項１８に記載のシステム。
28. 前記車両ドライブスルー注文ステーションは、前記注文ステーションにおける顧客からの顧客注文データを送信するためのデータ送信機と、
    前記注文入力インターフェースにいるレストラン被雇用者に前記顧客注文を表示するためのデータディスプレイデバイスと、
    を含む、請求項２７に記載のシステム
29. 前記データ送信機は、マイクロホンおよびキーパッドから構成される群から選択され、前記データディスプレイデバイスは、スピーカーおよび人間が読取可能なディスプレイから構成される群から選択される、請求項２８に記載のシステム。
30. 前記作業完了入力デバイスは、前記コンピュータにワイヤレスに接続される携帯型デバイスである、請求項１８に記載のシステム。
31. 前記スタッフィングレベル入力は、スタッフィングスケジュール、従業員時間データ、およびそれらの組み合わせから選択される、請求項１に記載のシステム。
32. 車両ドライブスルーサービスを有するレストラン用のレストランマネジメントシステムであって、
    ドライブスルー注文データを送信するための顧客注文入力デバイスを有する車両ドライブスルー注文ステーションと、
    サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースであって、少なくとも１つの車両検出器を含む、サービス入力インターフェースと、
    人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有し、前記人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する、作業完了入力デバイスと、
    前記顧客注文入力デバイス、車両検出器および前記サービス入力インターフェースに接続され、ドライブスルー注文データ、車両データ、サービスデータおよびレストラン作業完了データを受信可能であり、前記注文データ、前記車両データ、サービスデータおよび前記レストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能であるコンピュータプログラムコードを有する、コンピュータシステムと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベル入力を受信すること、または、スタッフィングレベルニーズを予想することが可能である、コンピュータプログラムコードと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、前記注文データ、前記車両データ、前記サービスデータおよび前記レストラン作業完了データをメトリクスに変換可能であるコンピュータプログラムコードと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを与えることが可能であり、前記メトリクスはサービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む、コンピュータプログラムコードと、
    を含む、システム。
33. 前記ドライブスルー注文データは、それぞれ、前記顧客によって注文が出された時間からの、前記注文の調理を完了するまでの経過時間および前記注文の提供までの経過時間から構成される群から選択される、請求項３２に記載のシステム。
34. 前記顧客注文入力デバイスは、食品の注文の入力のための注文入力インターフェースを有する顧客によって操作される注文ステーションと、注文した前記品目の価格または注文した前記品目を表示するためのディスプレイであり、前記注文入力インターフェースは前記コンピュータシステムに接続される、請求項３２に記載のシステム。
35. 前記顧客注文入力デバイスは、前記注文ステーションにおける顧客からの顧客注文データを送信するためのデータ送信機と、前記注文入力インターフェースにいるレストラン被雇用者に前記顧客の注文を表示するためのデータディスプレイデバイスとを含む、請求項３３に記載のシステム。
36. 前記データ送信機は、マイクロホンおよびキーパッドから構成される群から選択され、前記データディスプレイデバイスは、スピーカーおよび人間が読取可能なディスプレイから構成される群から選択される、請求項３５に記載のシステム。
37. レストランマネジメント用のコンピュータ化システムを用いてレストランをマネジメントする方法であって、レストランマネジメント用の前記コンピュータ化システムは、
    食品注文データを入手するための注文入力インターフェースと、
    店舗販売時点情報管理サービスデータを入手するためのサービス入力インターフェースと、
    人間が読取可能なディスプレイとレストラン作業の完了を示す人間からの入力を受信可能である入力インターフェースとを有し、前記人間が読取可能なディスプレイ上に完了されるべき作業を示すことができるプログラムコードとレストラン作業完了データを生成するためのプログラムコードとを有する、作業完了入力デバイスと、
    前記注文入力インターフェースおよび前記サービス入力インターフェースに接続され、前記注文入力インターフェースからの食品注文データ、前記サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および前記作業完了入力デバイスからのレストラン作業完了データを受信可能であり、前記食品注文データ、店舗販売時点情報管理サービスデータ、およびレストラン作業完了データから選択されるデータに基づいてレストランパフォーマンスデータを生成可能なコンピュータプログラムコードを有する、コンピュータシステムと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、前記レストランパフォーマンスデータ、作業完了データおよびスタッフィングレベルデータをメトリクスに変換可能である、第１コンピュータプログラムコードと、
    前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルと、メトリクスおよびメトリクス用のターゲットを集約したレポートを与えることが可能であり、前記メトリクスは、サービス時間および保守または食品安全メトリクスを含む、第２コンピュータプログラムコードと、
    を含み、前記方法は、
    （１）前記注文入力インターフェースからの食品注文データ、（２）前記サービス入力インターフェースからの店舗販売時点情報管理サービスデータ、および任意選択的に（３）前記作業完了入力デバイスからの前記作業完了データを入手することと、
    前記コンピュータシステムが、前記食品注文データ、前記店舗販売時点情報管理サービスデータ、および前記任意選択的な作業完了データから構成されるデータを受信することと、
    前記第１コンピュータプログラムコードを用いて、前記食品注文データ、前記店舗販売時点情報管理データおよび前記任意選択的な作業完了データをメトリクスに変換することと、
    前記第１コンピュータまたは第２コンピュータによって、スタッフィングレベルと、サービス時間および保守または食品安全メトリクスを含むメトリクスおよびメトリクス用のターゲットとを集約したレポートを生成することと、
    前記レポートを人間が読取可能な形式で出力することと、
    を含む、方法。
38. 顧客からの食品に対する注文を、前記注文入力インターフェースに入力することと、
    サービス入力インターフェースにおいて、前記注文について、前記注文された食品が調理されたまたは提供されたことを示すことと、
    前記入力から前記指示までに経過した時間量を測定することと、
    前記測定からのサービス時間を表すデータを生成することと、
    をさらに含む、請求項３７に記載の方法。
39. ドライブスルーレーンにおける車両を感知することと、
    前記車両への提供のために食品が調理されたことまたは前記車両に提供されたことを示すことと、
    前記車両の前記感知から前記指示までに経過した時間量を測定することと、
    前記測定からのサービス時間を表すデータを生成することと、
    をさらに含む、請求項３７に記載の方法。
40. ドライブスルーレーンにおける車両を感知すること、
    前記ドライブスルーレーンにおけるサービスエリアから車両の出発を検出することと、
    前記車両の前記感知から前記検出までに経過した時間量を測定することと、
    前記測定からのサービス時間を表すデータを生成すること、
    をさらに含む、請求項３７に記載の方法。
41. 提供されるべき注文の予測数を生成することをさらに含む、請求項３７に記載の方法。
42. 前記提供されるべき注文の予測数を生成することは、履歴傾向に基づく、請求項４１に記載の方法。
43. 前記コンピュータにおいてスタッフィングレベル入力を受信すること、または、前記コンピュータによってスタッフィングレベルニーズを予想することは、
    前記第１または第２コンピュータによって、提供されるべき食品の予測量から予測スタッフィングレベルニーズを予測することと、
    前記第１コンピュータによって、スタッフの労働時間データを受信することと、
    を含む、請求項４１に記載の方法。
44. 前記コンピュータにおいて、食品量データを受信することと、
    前記レポートによって、前記食品量データに基づく実際に注文された食品量と、前記提供されるべき食品の予測量との比較を与えることと、
    をさらに含む、請求項４１に記載の方法。
45. 前記コンピュータにおいて、食品量データを受信することと、
    前記［受信した］食品量データに基づいて、スタッフィングレベルメトリックを計算することと、
    前記レポートによって、実際のスタッフィングレベルと前記スタッフィングレベルメトリックの比較を与えることと、
    をさらに含む、請求項４１に記載の方法。
46. 前記コンピュータシステムによって動作可能であり、かつ、スタッフィングレベルデータを受信することと、前記レストランパフォーマンスデータおよび作業完了データに少なくとも部分的に基づいて将来のスタッフィングレベルニーズを予想することとが可能である、コンピュータプログラムスタッフィングコードを与えることと、
    前記食品注文データ、前記店舗販売時点情報管理データ、および前記レストラン作業完了が入手される期間についてのスタッフィングレベルを与えることと、
    前記コンピュータプログラムスタッフィングコードを使用して、前記食品注文データ、前記店舗販売時点情報管理データ、および前記レストラン作業完了データに基づいて前記期間についての前記スタッフィングレベル効率を判定することと、
    をさらに含む、請求項３７に記載の方法。
47. 前記コンピュータプログラムスタッフィングコードを使用して、将来のスタッフィングレベルニーズを判定することを、さらに含む、請求項４６に記載の方法。

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