JP2013522922A - 均一な発光密度分布を有する有機発光デバイス - Google Patents

均一な発光密度分布を有する有機発光デバイス Download PDF

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Abstract

本発明の有機発光デバイス(100)は、所定の辺(404)で互いに接する第1の側面(400)および第2の側面を含む、光形成のための活性層(106)を有する。本発明の有機発光デバイスは、さらに、第1の導電型の電荷担体を前記活性層へ注入するための、前記第1の側面に沿って延在する第1のコンタクト端子と、第2の導電型の電荷担体を前記活性層へ注入するための、前記第2の側面に沿って延在する第2のコンタクト端子とを有している。前記第1の側面は前記所定の辺に接する第1の後退領域(700)を有しており、前記第1のコンタクト端子から当該後退領域への電荷担体の注入は完全に抑圧される。

Description

本発明は有機光電デバイスに関する。
有機発光デバイスOLED(organic light emitting device)は、電気エネルギから電磁放射を形成するルミネセンス光形成デバイスである。このデバイスは、電磁放射を形成する少なくとも1つの有機活性層を含む。活性層はアノードとカソードとの間に配置されている。入力電位が印加されると、アノードに電荷担体としての正孔が、カソードに電荷担体としての電子が注入され、注入された正孔および電子がそれぞれ(外部から印加された電場の影響のもとで)反対極性にチャージされた電極へ漂遊し、活性層内での再結合によって、エレクトロルミネセンス発光を生じる。
したがって、OLEDは、特に、大面積の光源として利用できるという利点を有する。ただし、このために、OLEDは、活性層の全体にわたって、できるだけ均一な輝度分布(発光密度分布)を有する必要がある。
本発明の基礎とする課題は、できるだけ均一な発光密度分布を形成できる有機発光デバイスを提供することである。
この課題は、請求項1記載の特徴を有する有機発光デバイスによって解決される。
本発明の有機発光デバイスの有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
基本的な有機発光デバイスを上方から見た図である。 図1の有機発光デバイスをA−A線で切断した断面図である。 図1の有機発光デバイスをB−B線で切断した断面図である。 図1の有機発光デバイスの金属コンタクト層のレベルの面部分を示す平面図である。 図1の有機発光デバイスの発光密度分布を示すグラフである。 第1の実施例の有機発光デバイスを上方から見た図である。 図6の有機発光デバイスの第1の面部分を示す平面図である。 図6の有機発光デバイスの発光密度分布を示すグラフである。 第2の実施例の有機発光デバイスを上方から見た図である。 図9の有機発光デバイスの第1の面部分を示す平面図である。 図9の有機発光デバイスの第1の面部分の別の形態を示す平面図である。 図9の有機発光デバイスの発光密度分布を示すグラフである。 第3の実施例の有機発光デバイスの第1の面部分を示す平面図である。 第4の実施例の有機発光デバイスの第1の面部分を示す平面図である。 第5の実施例の有機発光デバイスの第1の面部分を示す平面図である。
発明の実施の形態
種々の実施形態を通して、有機発光デバイスは、第1の側面および所定の辺に接する第2の側面を含む、光形成のための活性層と、第1の導電型の電荷担体を活性層へ注入するために、第1の側面に沿って延在する第1のコンタクト片と、第2の導電型の電荷担体を活性層へ注入するために、第2の側面に沿って延在する第2のコンタクト片とを有している。第1の側面は所定の辺に接する第1の後退領域を有しており、第1の後退領域における第1のコンタクト片からの電荷担体の注入は抑圧される。
これにより、有機発光デバイスのうち電荷担体の供給のためのコンタクト片に近接する領域において、活性層への電荷担体の注入が制限される。ここから、活性層への電荷担体流が制限され、通常であれば電荷担体密度がきわめて高くなるはずの領域において再結合が全体的に制限され、その結果、当該領域における発光密度が活性層の他の領域とほぼ同程度となる。こうして、特に均一な発光密度分布が達成される。本発明の有機発光デバイスは、有利には、均一に発光する大面積の光源として利用可能であり、このため特に、フラット型光源を必要とする分野に適する。
本発明の有利な実施形態によれば、第1のコンタクト片は第1の後退領域の外側でのみ第1の側面に電気的に接触する。これにより、第1の後退領域に沿った電荷担体注入の抑圧が達成される。
本発明の有利な実施形態によれば、第1の後退領域における第1のコンタクト片からの電荷担体注入は完全に抑圧される。つまり、電荷担体注入は、他の端子領域から、例えば活性層の主表面を介して、もしくは、活性層を通る電荷担体流によって、行われる。このようにすれば、電荷担体流を特に強く制限できる。
本発明の有利な実施形態によれば、第1の後退領域に沿って第1のコンタクト片と活性層とのあいだに空隙が形成される。これにより、第1のコンタクト片と各側面の第1の後退領域とのあいだの電気的絶縁が特に良好に保たれるので、例えば、電荷担体注入を完全に抑圧したままこれを維持することができる。
本発明の有利な実施形態によれば、第2の側面が所定の辺に接する第2の後退領域を有し、この第2の後退領域における第2のコンタクト片からの電荷担体の注入が完全に抑圧される。このようにすれば、2つの電極すなわちカソードおよびアノードに対する側面の辺における電荷担体注入が抑圧される。当該措置により、電荷担体流の付加的なコントロールが可能となり、活性層を介した望ましくない電荷担体輸送を制限することができる。
本発明の有利な実施形態によれば、活性層は第1の主表面と第2の主表面とを有し、第1のコンタクト片を含む第1のコンタクト端子が第1の主表面を延在し、第2のコンタクト片を含む第2のコンタクト端子が第2の主表面を延在する。このようにすれば、電荷担体注入を、各コンタクト片を介してだけでなく、活性層の主表面を介しても行うことができる。
本発明の有利な実施形態によれば、第1のコンタクト端子は、導電率が第1の側面の中央から第1の後退領域へ向かって低下する導電率プロフィルを有している。これにより、コンタクト端子から出る電力線が電荷担体注入にさらに影響し、特に、第1の後退領域への移行部の電場に大きな勾配が生じることが回避され、有機発光デバイスの特に均一な発光像が得られる。
本発明の有利な実施形態によれば、第1のコンタクト端子は導電性酸化物、例えば錫酸化物を含む。この場合、第1のコンタクト端子は特には透明な電極である。
本発明の有利な実施形態によれば、第1のコンタクト端子は金属もしくは金属合金を含む。金属は特に良好な電気導体である。有利には、金属は、有機発光デバイスの放射方向の外側の領域に設けられている。金属は特に第1の側面の側方の第1のコンタクト片に設けられている。
本発明の有利な実施形態によれば、第1のコンタクト端子は第1の導電率を有し、第2のコンタクト端子は第2の導電率を有し、第1の導電率と第2の導電率とは最大で係数10だけ異なる。2つのコンタクト端子の導電率が同じオーダーにあれば、前述した技術的手段によって、特に均一な発光密度が達成される。第1の後退領域に加えて第2の後退領域が設けられると、この効果がいっそう高まる。そうでない場合でも、辺の近傍では、各後退領域の大きさによって、電荷担体注入の度合を制御できる。このため、導電率のオーダーが異なる場合にも、良好な発光密度の均一性が得られる。
本発明の有利な実施形態によれば、有機発光デバイスは透明なOLEDとして構成される。
本発明の有利な実施形態によれば、有機発光デバイスはボトムエミッション型OLEDとして構成される。
以下に、本発明の有機発光デバイスの種々の実施例を、図を参照しつつ、詳細に説明する。図中、参照番号の第1の桁はその要素が最初に登場した図番号を表す。なお、同一の要素ないし同様の機能を有する要素には全図を通して同じ参照番号を付してある。
図示の実施例の説明
図1には、有機発光デバイス100を上方から見た概略図が示されている。有機発光デバイス100は基板102を有する。基板102は、透明材料、例えば、ガラス、石英もしくはポリマーシートから成る。基板102上には平面状に透明なコンタクト層104が被着され、これが第1のコンタクト端子の一部となっている。透明なコンタクト層104は透明な導電性材料を含む。この材料は例えば透明な導電性酸化物TCO(transparent conductive oxide)であってよい。TCOは一般に金属酸化物であり、例えば、亜鉛酸化物、錫酸化物、カドミウム酸化物、チタン酸化物、インジウム酸化物もしくはインジウム錫酸化物ITOである。SnO,Inなどの2金属化合物のほか、ZnSnO,CdSnO,ZnSnO,MgIn,GaInO,ZnIn,InSn12などの3金属化合物、もしくは、種々の透明な導電性酸化物とTCOの群との混合物を用いることもできる。また、TCOは必ずしも化学量論的組成を有さなくてよく、高い導電率を達成するために、pドープもしくはnドープされていてもよい。
透明なコンタクト層104上には、電磁放射を形成することのできる活性層106が被着される。このために、活性層106はエレクトロルミネセンス材料を含む機能層を有する。例えば、有機エレクトロルミネセンス材料は、蛍光もしくは燐光の発光に適したポリマーを含む。これに代えて、有機エレクトロルミネセンス材料として、蛍光もしくは燐光による発光を生じる有機小分子を用いてもよい。また、活性層106は、機能層に加え、他の層、例えば電荷担体輸送層を有することもできる。
図2には、図1に示されている有機発光デバイスをA−A線に沿って切断した断面図が示されている。図2によれば、活性層106は透明なコンタクト層104の上方に被着されている。一般に、透明なコンタクト層104は、この透明なコンタクト層が載置される第1の主表面と、第2のコンタクト端子108によって覆われた第2の主表面とを有する。さらに、活性層106は図示の実施例では4つの側面を有しており、そのうち相互に対向する2つの短側面は第2のコンタクト端子108によって覆われている。第2のコンタクト端子108は2つの短側面において基板102へ突出しており、これによって、2つの短側面に沿った各コンタクト片を形成している。
対向する2つの長側面は、それぞれ、透明なコンタクト層104のうち活性層106の露出領域に接している。このことは図3から読み取れる。図3には、図1に示されている有機発光デバイスをB−B線に沿って切断した断面図が示されている。ここでは、基板102上に透明なコンタクト層104が被着されている。透明なコンタクト層104は、活性層106の第1の主表面によって覆われた大面積の被覆領域300と、例えば右方および左方の露出領域302とを有する。活性層106は第2のコンタクト端子108によって覆われている。
露出領域302上には金属コンタクト層110が被着されているので、透明なコンタクト層104と金属コンタクト層110とによって第1のコンタクト端子の第1のコンタクト片が形成されている。金属コンタクト層110は必ずしも透明なコンタクト層104上方に配置されていなくてもよい。基本的にはその使用は任意である。同様に、例えば、金属コンタクト層110が透明なコンタクト層104の下方に配置されていたり、また、透明なコンタクト層104によって包囲されていたりしてもよい。金属コンタクト層110は特に高い電荷担体伝導性を有するという利点を有する。以下に説明する、金属コンタクト層110を透明なコンタクト層104の上方に配置する実施例では、特に、積層体を簡単に製造できるという利点が得られる。
第1のコンタクト端子は、第1の導電型の電荷担体を活性層106へ注入するために用いられる。ここでの電荷担体は例えば正孔である。第1のコンタクト端子はこの場合アノードである。アノードは、ふつう、導電率(面積抵抗率)約15Ω/sqのITOを含む。第2のコンタクト端子108は、第2の導電型の電荷担体を活性層106へ注入するために用いられる。ここでの電荷担体は第1の導電型の電荷担体とは反対の極性を有するものであって、例えば電子である。第2のコンタクト端子108はこの場合カソードである。透明なカソードは、ふつう、導電率(面積抵抗率)約5Ω/sqを有する。
第1のコンタクト端子および第2のコンタクト端子108のコンタクト片の空間的配置について、図4に即して以下に詳細に説明する。図4には、図1に示されている有機発光デバイスを金属コンタクト層110のレベルで切断した断面図が示されている。基板102の上方に活性層106と第2のコンタクト端子108のコンタクト片とが示されている。活性層106は、第2のコンタクト端子108のコンタクト片に接する2つの短側面を有している。さらに、活性層106は、互いに向き合って金属コンタクト層110に接する2つの長側面も有している。金属コンタクト層110は、第1の長側面400に沿って延在し、第1の辺402から第2の辺404にいたるまでこの第1の長側面400に完全に接している。第2のコンタクト端子108は直接に第1の辺402および第2の辺404に接している。
第1のコンタクト端子および第2のコンタクト端子108のコンタクト片は、辺領域、例えば、第1の辺402および第2の辺404の領域では、相互に近傍に位置する。電圧が印加されると、この領域で、各コンタクト片間に生じる電場の電力線が収束する。このとき、電場Eと印加電圧Vとのあいだには、式
E=−gradV
が成り立つ。
活性層106は非オーム特性を有する。これは、活性層106に印加される電圧Vと機能層を通って流れる面電流j(x,y)とのあいだに線形の関係が生じないことを意味する。活性層106が例えばpn接合領域である場合、ダイオードの特性は
log(j(x,y))αV
に相当する。
有機ルミネセンスダイオードでは、活性層106は例えば電圧(電位)が印加されたときに発光する有機エレクトロルミネセンス材料を含む。有機エレクトロルミネセンス材料は、例えば、蛍光もしくは燐光を発光するポリマーであってもよいし、または、同様の有機小分子であってもよい。この場合、電荷担体の輸送はホッピングプロセスもしくはトンネルプロセスによって行われる。印加電圧Vと活性層106を通って流れる電流j(x,y)との関係は、電子チューブの電流電圧特性にしたがって、
j(x,y)αV2/3
と記述される。
電場密度が高いことにより、活性層106のうち第1の辺402および第2の辺404に近い領域では、活性層106の他の領域に比べ、高い面電流が発生する。面電流j(x,y)によって生じる活性層106の発光密度Lは面電流に直接に比例するので、
Lαj(x,y)
となる。このため、第1の辺402および第2の辺404の領域では、活性層106の他の領域に比べて高い発光密度が得られる。このようにして得られた発光像が図5に示されている。
図5には、図1から図4に示されている有機発光デバイスの発光密度分布のグラフが示されている。このグラフは発光密度分布のシミュレーションを基礎としている。
ここでは、有機発光デバイスの光出力面での発光密度分布[cd/m]がグレースケールの形式で示されている。横軸(X軸)は、第2のコンタクト端子108の各コンタクト片間の距離を左右への広がりによって表している。縦軸(Y軸)は、第1のコンタクト端子のコンタクト片に沿った広がりを表している(図3を参照)。シミュレーションによれば、発光密度は、コンタクト端子間の中央で、第1の辺402および第2の辺404の近傍よりも小さいことがわかる。この場合、発光密度は、活性層106の中央領域での約800cd/mから辺領域での約1500cd/mまで変化している。広がりおよび発光密度のスケールは当該シミュレーションに対して選定されたものであるので、例示に過ぎないことを理解されたい。ただし、発光密度が大きく変化していることは充分に見て取れる。
図6には、第1の実施例の有機発光デバイス600を上方から見た図が示されている。有機発光デバイス600は、第1のコンタクト端子および第2のコンタクト端子108の各コンタクト片が第1の辺402および第2の辺404の領域において活性層106の側面から後退されている点で、図1から図4の有機発光デバイス100と異なる。このことは特に図7からよくわかる。
図7には、第1の実施例の有機発光デバイス600を金属コンタクト層110のレベルで切断した断面図が示されている。基板102の上方に、活性層106と、この活性層106の短側面に設けられた第2のコンタクト端子108の領域とが存在している。活性層106の長側面には金属コンタクト層110が存在している。金属コンタクト層110は、第1の辺402と第2の辺404とのあいだの側面400をカバーしている。第2の辺404の領域には、金属コンタクト層110のない第1の後退領域700が存在している。第1の後退領域700では側面400が第1のコンタクト端子に電気的に接続されていない。このため、第1のコンタクト端子から後退領域700を介した活性層106への電荷担体注入は完全に阻止される。活性層106の当該の接触領域では、電荷担体注入は、一貫して、活性層106の下方に位置する透明なコンタクト層104を介して行われる。このことは図5から見て取れる。
第1の後退領域700の大きさは必要に応じて選定可能である。第1の後退領域700は側面400の2.5%より大きくすることができる。典型的には、第1の後退領域700の大きさは側面400の約10%であって、これにより、側面400が金属コンタクト層110の延長の約80%に接触することになる。
第1の後退領域700での電荷担体注入が抑圧されることにより、活性層106の第2の辺404に接する領域を通って流れる電荷担体流が制限される。この領域での高い発光密度が低減されるので、図1から図4に示されている有機発光デバイス100に比べて、均一な発光像が得られる。この効果を強めるために、第2のコンタクト端子108も第2の辺404から後退され、こうして、第2のコンタクト端子108からの電荷担体が側面を介して活性層106へ注入されない第2の後退領域702が形成される。同じ作用を有するさらなる領域を、活性層106の側面の全ての辺に設けることができる。これにより、注入される電荷担体流ひいては発光密度が全ての辺で局所的に制限され、全体として均一な発光像が得られる。このことは、第1の実施例の有機発光デバイスの発光密度分布を示した図8から明らかである。ここで、図8には図5と同様の発光像が示されており、ここでは、コンタクト片が第1の実施例に適合化されている点のみ異なる。より良い比較のために、以下の全ての発光密度分布のグラフでは、そのつど全発光面にわたって平均された1000cd/mの発光密度が得られるように、パラメータが選定されている。図8に示されている発光密度分布では、辺の近傍の発光密度が、ほぼ、有機発光デバイスの広い領域で得られるオーダー、すなわち、約900cd/mから1000cd/mの範囲にある。よって、全体として、図5よりも格段に均一な発光像が得られる。
図9には、第2の実施例の有機発光デバイスを上方から見た図が示されている。ここで、第2の実施例の有機発光デバイス900は、第1のコンタクト端子のコンタクト片が特別な形状を有している点で、第1の実施例の有機発光デバイス600と異なる。つまり、有機発光デバイス900では、金属コンタクト層110が縁領域902において三角形の構造を有している。この場合、金属コンタクト層110は後退領域700へ近づくにつれて、活性層106の側面からますます後退していく。こうした構造は図10から特に良好に見て取れる。図10には、第2の実施例の有機発光デバイス900の断面図が示されている。ここから、第1のコンタクト端子のコンタクト片の縁領域902で、側面400から金属コンタクト層110までの距離が後退領域700に向かって増大することがわかる。つまり、中央から第2の辺へ向かって、コンタクト片の電荷担体の伝導率は低下し、相応に、電荷担体の注入度も低下する。
通常、後退領域700はコンタクト片の約40%の長さを超えて線形に延在するが、もちろん、これより大きくても小さくてもよい。他の構成として、例えば、コンタクト片の縁部が放物線状、凸状もしくは凹状のプロフィルを有していてもよい。重要なのは、コンタクト片の導電率が後退領域700に向かって低下することである。こうして、活性層106におけるコンタクト片の縁領域902での強い電場勾配を低減することができる。
金属コンタクト層110の幾何学的形状はこの場合どのようであってもよい。図11には、第2の実施例の有機発光デバイスの変形例が示されている。ここで、金属コンタクト層110は、後退領域700に対して平行に延在するが、この後退領域700では活性層106には接触しない。金属コンタクト層110と活性層106とのあいだに、後退領域700に沿って空隙が形成されているため、電気的絶縁が達成される。その結果、後退領域700では、金属コンタクト層110を介した電荷担体注入が完全に抑圧される。有機発光デバイスのいっそう均一な発光像を得るには、横方向で見てコンタクト片の中央から第2の辺404まで導電率を徐々に低下させ、有利には後退領域700で導電率をゼロとすることが重要である。このようにすれば、第2の実施例の有機発光デバイスの均一な発光像が図12に示されているように得られる。図12には、図8と比較可能な発光像が示されており、ここでは、第2の実施例にしたがってコンタクト片が適合化されている点のみ異なる。辺領域での発光密度は、有機発光デバイスの広い領域での約900cd/mから1000cd/mの発光密度とほぼ同じオーダーにある。また、コンタクト片でも特段の発光密度勾配は認識されない。全体として、図5または図8よりもいっそう均一な発光像が得られる。
図13には、第3の実施例の有機発光デバイスの断面図が示されている。第3の実施例の有機発光デバイス1300は、活性層106が面取りされた辺1302を有する。他の実施例との相違点として重要なのは、2つのコンタクト片が接する辺の近傍に後退領域が設けられることである。この後退領域において、コンタクト片を介した電荷担体の注入がほぼ完全に抑圧される。
図14には、第4の実施例の有機発光デバイス1400の断面図が示されている。有機発光デバイス1400では、活性層106の基本形状が他の実施例と異なるが、本発明の技術的手段にとって大きな差ではない。ここでは、三角形のほか、四角形やその他の適切な基本形状も可能である。
図15には、第5の実施例の有機発光デバイスの断面図が示されている。ここでの有機発光デバイス1500は、少なくとも1つの電極が活性層106の隣接する2つの側辺に沿って延在するコンタクト片を有する点で、他の実施例の有機発光デバイスと異なる。このため、金属コンタクト層110は、下方の側面400に沿って、第1の辺402と第2の辺404とのあいだに位置する。ここで、側面400には第1の辺402に接して第1の後退領域700が構成されており、第1の辺402には第2のコンタクト端子108の延在する左方の側面が接している。金属コンタクト層110も右方の側面に沿って延在する。活性層106は下方の側面400に接触しているし、金属コンタクト層110を介して第2のコンタクト端子108の右方の側面にも接触している。第2の辺404の角の領域には、有利には、第2の後退領域1502が設けられており、これにより、金属コンタクト層110と活性層106とのあいだの電気コンタクトが形成される。こうして、第2の辺404の近傍での高い電力線勾配が回避される。
結び
以上、本発明の基本的コンセプトを理解してもらうために、幾つかの実施例に則して、有機発光デバイスを説明した。ただし、本発明は上述した実施例に限定されるものではない。各実施例に関連する特徴ないし態様は、個別でも、また、任意に他の特徴ないし態様と組み合わせても、本発明の対象となる。同様に、各特徴ないし各態様は、全体の技術的教説によって各実施例が実現されるかぎり、各実施例から削除することも各実施例に追加することもできる。
100,600,900,1100,1300,1400,1500 有機発光デバイス、 102 基板、 104 透明なコンタクト層、 106 活性層、 108 第2のコンタクト端子、 110 金属コンタクト層、 300 被覆領域、 302 露出領域、 400 側面、 402 第1の辺、 404 第2の辺、 700,702,1502 後退領域、 902 縁領域、 1302 面取りされた辺

Claims (12)

  1. 有機発光デバイスであって、
    第1の側面(400)および所定の辺(404)に接する第2の側面を含む、光形成のための活性層(106)と、
    第1の導電型の電荷担体を前記活性層(106)へ注入するために、前記第1の側面に沿って延在する第1のコンタクト片と、
    第2の導電型の電荷担体を前記活性層(106)へ注入するために、前記第2の側面に沿って延在する第2のコンタクト片と
    を有しており、
    前記第1の側面(400)は前記所定の辺(404)に接する第1の後退領域(700)を有しており、該第1の後退領域(700)における前記第1のコンタクト片からの電荷担体の注入は抑圧される
    ことを特徴とする有機発光デバイス。
  2. 前記第1のコンタクト片は前記第1の後退領域(700)の外側でのみ前記第1の側面(400)に電気的に接触している、請求項1記載の有機発光デバイス。
  3. 前記第1の後退領域(700)における前記第1のコンタクト片からの電荷担体の注入は完全に抑圧される、請求項1または2記載の有機発光デバイス。
  4. 前記第1の後退領域(700)に沿って前記第1のコンタクト片と前記活性層(106)とのあいだに空隙が形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  5. 前記第2の側面は前記所定の辺(404)に接する第2の後退領域(702)を有しており、該第2の後退領域(702)における前記第2のコンタクト片からの電荷担体の注入は完全に抑圧される、請求項1から4までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  6. 前記活性層(106)は第1の主表面と第2の主表面とを有しており、前記第1のコンタクト片を含む第1のコンタクト端子が前記第1の主表面を延在しており、前記第2のコンタクト片を含む第2のコンタクト端子(108)が前記第2の主表面を延在している、請求項1から5までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  7. 前記第1のコンタクト端子は、導電率が前記第1の側面の中央から前記第1の後退領域(700)へ向かって低下する導電率プロフィルを有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  8. 前記第1のコンタクト端子は導電性酸化物、例えば錫酸化物を含む、請求項1から7までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  9. 前記第1のコンタクト端子は金属もしくは金属合金を含む、請求項1から8までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  10. 前記第1のコンタクト端子は第1の導電率を有しており、前記第2のコンタクト端子は第2の導電率を有しており、前記第1の導電率と前記第2の導電率とは最大で係数10だけ異なる、請求項1から9までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  11. 前記有機発光デバイスが透明なOLEDとして構成されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
  12. 前記有機発光デバイスがボトムエミッション型OLEDとして構成されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の有機発光デバイス。
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