JP2013519261A - ネットワーク通信リンク試験機器および試験方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リンク(1105、1110、1115)の一端でローカルな試験機器(1000)を接続し、リンクの他端でリモートな試験機器(1200)を接続する。ローカルな試験機器(1000)は試験トラフィックをリモートな試験機器(1200)へ送信し、リモートな試験機器(1200)は試験トラフィックを分析して、ローカルからリモート方向へのリンクの特性を判断する。分析が行われている間に、リモートな試験機器(1200)は、試験を妨害せずに暫定的な試験結果をローカルな試験機器(1000)に送信する。
【選択図】図1
Description
パケットベースのネットワークでは、情報の伝送は、複数の通信チャネルの時分割マルチプレクシングに基づいておらず、統計的マルチプレクシングパケットベースのトラフィックに基づいている。トラフィックデータを出所から宛先へと送るために、ネットワーク要素は、トラフィックデータが確実に送られるよう、通信プロトコルの複数の層に存在するスキームをアドレス指定することに依存している。各パケットは、特定のメッセージのパケットが別個のパスを通って宛先で再構成されることを可能にするアドレスを含むヘッダを有している。パケットベースのアーキテクチャへの移行は、複数のソースからのトラフィックデータがヘッダアドレスにより識別され、異なるタイムスロットを見ることにより特定できないことを意味する。
複数の特許出願がこの問題に取り組んできた。例えば、下記特許文献1(McBeath)は、特にソースおよび宛先アドレスのオーダーを逆転することにより、元のネットワーク機器にそれらを戻すことができるようにし、TDMベースのネットワークループバックで利用可能な同一の試験能力を有することを可能にする、遠端側での試験パケットのヘッダ情報の修正を開示している。
往路および復路の特性の間に差異を設けることができる機器が、Packet BlazerTM FTB-8510B イーサネット(登録商標)試験機器としてEXFO社により市販されている。
本発明の一局面によれば、通信ネットワークのリンク内で双方向の試験を行うための機器であって、前記リンクの一端への接続用のローカルな試験機器と、前記リンクの他端への接続用のリモートな試験機器とを備え、前記ローカルな試験機器は、前記リンクにより前記リモートな試験機器へ試験トラフィックを送信するよう作動可能であり、前記リモートな試験機器は、前記試験トラフィックを分析し、かつ、そうしながら、暫定的な試験結果を含む試験情報を前記リンクにより前記ローカルな試験機器へ送信するよう作動可能である、機器が提供される。
前記ローカルな試験機器は、前記ローカルな試験機器により送信され前記リモートな試験機器により受信されることになるローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる前記所定の試験手続きを規定する試験管理情報を含む試験情報を、前記リンクを介して前記リモートな試験機器へ送信するよう作動可能であり、
前記リモートな試験機器は、前記試験管理情報を受信し、前記ローカルな試験機器からの、続いて受信したローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる試験手続きを判断し、確認送信を前記ローカルな試験機器に送るために作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記確認送信を検知し、試験管理情報を有するヘッダを備えるさらなる試験情報およびローカルからリモート方向の前記リンクを試験するためのローカルからリモートへの試験トラフィックを前記リモートな試験機器へ送信するよう作動可能であり、
前記リモートな試験機器は、前記さらなる試験情報および試験トラフィックを受信し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックを前記所定の試験手続きに従って分析し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックの分析が進行している間に、前記受信したローカルからリモートへの試験トラフィックの前記分析に関連した試験情報を前記ローカルな試験機器へ送信し、前記試験情報は、少なくとも暫定的な試験結果を含んでおり、前記ローカルからリモート方向の前記リンクを試験するための、前記ローカルな試験機器による分析用のリモートからローカルへの試験トラフィックを送信するよう作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記リモートな試験機器から前記さらなる試験情報を受信すると、前記リモートからローカルへの試験トラフィックを抽出および分析して、前記ローカルからリモート方向の前記リンクの特性を判断し、前記暫定的な試験結果を前記リモートな試験機器から検知するためにさらに作動可能であり、
前記リンクの両方向について前記試験結果をまとめる、機器が提供される。
前記ローカルな試験機器で、前記ローカルな試験機器により送信され前記リモートな試験機器により受信されることになるローカルからリモートへの試験データに応じて実施されることになる前記所定の試験手続きを規定する試験情報を含む試験データを、前記リンクを介して前記リモートな試験機器へ送信するステップと、
前記リモートな試験機器で、前記試験データを受信し、前記試験情報を検知し、前記ローカルな試験機器からの、続いて受信したローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる試験手続きを判断し、確認送信を前記ローカルな試験機器に送るステップと、
前記ローカルな試験機器で、前記確認送信を検知し、管理情報を有するヘッダを備えるさらなる試験データおよびローカルからリモート方向の前記リンクを試験するためのローカルからリモートへの試験トラフィックを前記リモートな試験機器へ送信するステップと、
前記リモートな試験機器で、前記さらなる試験データを受信し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックを前記所定の試験手続きに従って分析し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックの分析が進行している間に、前記受信したローカルからリモートへの試験トラフィックの前記分析に関連した情報を含むヘッダを備えるさらなる試験データを前記ローカルな試験機器へ送信し、前記試験情報は、少なくとも暫定的な試験結果を含んでおり、前記ローカルからリモート方向の前記リンクを試験するためのリモートからローカルへの試験トラフィックを送信するステップと、
前記ローカルな試験機器で、前記リモートな試験機器から前記さらなる試験データを受信し、前記リモートからローカルへの試験トラフィックを抽出および分析して、前記ローカルからリモート方向の前記リンクの特性を判断し、前記試験管理情報を前記リモートな試験機器から検知するステップと、
前記ローカルな試験機器で、すべての試験結果をまとめるステップとを含む、方法が提供される。
リモートな試験機器は、暫定的な試験結果とともに、その現在の状況を報告してもよい。
本発明の実施形態は、ネットワークリンクの双方向の試験を行い、両方向に独立して、かつ、実質的に同時に、結果を提供する。ネットワークはパケットベースのネットワークであってもよく、非対称であってもよいが、実施形態は他の種類のネットワークに適用することができる。ネットワークリンクは両方向に異なる物理的なパスを採用してもよい。本明細書中では、「双方向の試験」という用語は、試験機器が両方向に実質的に同時に試験中のネットワークリンクを適格化できることを意味する。通常、試験機器は適切なまたは標準の試験方法(例えばRFC 2544)を使用し、両方向に試験結果を提供することになる。
図1に示すように、「ローカル」な試験機器と呼ばれる第1試験機器1000および「リモート」な試験機器と呼ばれる第2試験機器1200が、本明細書中でパケットベースのネットワークとして示される試験中のネットワーク1100の通信リンク1105、1110、1115の両端に接続されている。便宜的に、通信リンクは3つの別個のパラレルパス、すなわち、ローカルからリモート方向のパス1105、リモートからローカル方向のパス1115、およびインバンド/インテスト通信チャネル1110として示されている。後ほど説明するように、通信チャネル1110は、機器1000および1200の間で送信されるパケット内にある。
送信機能に関し、ローカルな試験機器1000は、ローカルな生成エンジン1005、マルチプレクサ1010、送信(TX)ネットワークインターフェース1015および試験/通信マネジャ1025を備えている。ローカルな生成エンジン1005が試験トラフィックを生成し、試験トラフィックをマルチプレクサ1010が、試験/通信マネジャ1025からの試験/通信管理情報と組み合わせて、ローカルからリモート方向の通信リンク1105に沿った送信用に、送信(TX)ネットワークインターフェース1015へ、多重送信(マルチプレックス)したデータを供給する。
試験管理情報は、これが、要求される双方向の試験のその独自の部分を行えるようにし、かつ、試験がまだ行われており、試験が終わったときに最終的な試験結果が出る場合に、ローカルな試験機器にその独自の状態に関する情報だけでなく中間の試験結果をも通信できるようにする。
1. ローカルおよびリモートな試験機器の構成、
2. リモートな試験機器を発見するため、および、リモートな試験機器に接続するための方法論、
3. 試験構成および実行、
4. 中間の試験状態および結果、
5. 試験の完了。
<1. ローカルおよびリモートな試験機器の構成>
試験機器1000および1200を試験中のネットワークに接続するためには、それらのTXおよびRXインターフェース1015、1035、1205および1225それぞれを、ネットワークを通じて通信するよう構成する必要がある。特定の構成は、ネットワーク内で使用される技術に依存することになる。パケットベースのネットワークの場合、構成するための通常のパラメータは、IPアドレス4210および4220、送信制御プロトコル(TCP)またはユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポート4100および4110ならびにVLAN(ネットワーク実施態様に応じて、このパラメータは任意選択できる)である。試験機器の場合、物理的なポート特性ならびにMACアドレス4400および4410は、特定の用途を反映するよう修正することができる。物理的なインターフェースに関し、送信媒体(電気的または光学的)、送信モード(ハーフまたはフルデュプレックス)およびクロッキングモードが、構成可能なパラメータである。構成の細目は当業者にとって周知であるため、本明細書ではこれ以上詳細に説明しない。
図2を参照して、各試験機器用の本方法論の第1ステップは、通信インターフェース2005、2105の構成である。構成の大半は手動で行われるが、いくつかの項目は、公知のやり方で試験機器からのデフォルトであってもよい。例えば、IPアドレスなどのパラメータはネットワーク(DHCPサーバ)により構成されてもよい。
<2. リモートな試験機器を発見するため、および、リモートな試験機器に接続するための方法論>
本方法論の次のステップは、ネットワーク(またはその一部)内の「フリー」のリモートな試験機器すべてを発見することである。ローカルな試験機器1000は「発見要求」2020を、ネットワークに接続されたすべてのリモートな機器へ送る。「フリー」状態のすべてのリモートな試験機器1200は、それらの構成パラメータとともに「発見応答」2120を返送する。次いで、ローカルな試験機器1000は、すべての「フリー」のリモートな試験機器のリストを作成し(2025)、試験を行うためにそこから選択する。次いで、リスト2030から特定のリモートな機器1200を選択する、または、リモートな機器1200のパラメータを手動で入力する(2035)ことにより、ユーザがローカルおよびリモートな試験機器の間の通信チャネル1110を起動する。
<3. 試験構成および実行>
ローカルおよびリモートな試験機器が接続されると、ユーザーは試験を行うことができる。ローカルな試験機器1000およびリモートな試験機器1200の両方のための試験パラメータは、図3の3005に示すように、ローカルな試験機器1000から構成されている。
ステップ3010、3105および3110において、リモートな試験構成がリモートな試験機器1200にダウンロードされて適用される。試験パラメータの適用は、リモートな試験/通信マネジャ(TCM)1220により行われる。TCM1220は、リモートな試験機器1200での、受信したデータの分析のためにリモートな分析エンジン1215を構成し、リモートな生成エンジン1235を、そのTXネットワークインターフェース1225を介してローカルな試験機器1000へ試験データを送るよう構成し、ローカルおよびリモートな試験機器の間で試験手続きを同期させることになる。この同期化は、RFC 2544の例に示すものなどの一連の試験を実行している間、ローカルおよびリモートな試験機器が同一の試験構成を使用するのに必要である。
<4. 中間の試験状態および結果>
再び図1を参照して、試験および通信マネジャ1025、1220は、ローカルな試験機器からリモートな試験機器へ情報を移送するために、インバンドインテスト通信チャネル1110を使用している。リモートな試験機器からローカルな試験機器への情報の移送のために、反対のパスもローカルおよびリモートな試験機器の間に存在している。
受信器(RX)ネットワークインターフェース1205で、情報はデマルチプレックスされ(1210)、管理情報が試験および通信マネジャ1220へ送られる。次いで、試験トラフィックはリモートな分析エンジン1215へ送られる。リモートな分析エンジン1215で、試験トラフィックは分析され、試験結果および状態が保存される。試験トラフィック情報の残りは、保存または試験で再使用される必要がないため、廃棄されてもよい。試験結果および状態はリモートな試験通信マネジャ1220に送られて、ローカルな試験機器1000の試験および通信マネジャ1025へ再通信される。再び、この管理情報が、リモートな生成エンジン1235により生成されている試験トラフィックによってマルチプレックスされ(1230)、送信ネットワークインターフェース1225へ送られる。
第2フィールドはバージョンフィールド5310である。バージョンフィールド5310はローカルおよびリモートな試験機器1000/1200が、使用されるソフトウェアの異なるバージョンが相互使用可能であることを確認できるようにする。次のフィールドはトラフィックID 5320である。このフィールドは、試験中のサービスごとの結果をそれぞれ分離する。制御情報フィールド5330は、構成ツールとしての試験管理ヘッダ、中間状態および結果移送フィールドまたは最終の試験結果および結果移送フィールドを使用する機構を提供する。情報フィールド5340はペイロードを制御情報フィールドに提供する。このフィールドは、試験機器の間で情報を論理的に移送するのに使用される。最後に、インバンド制御/長さフィールド5350は、構成または状態および試験結果のすべてが1つの情報フィールドにはめ込まれない場合に、情報フィールドを拡張するやり方を提供することになる。このフィールドは、リモートな試験機器での試験を開始または停止するためにも使用される。
<5. 試験の完了>
図3および図6に示すように、(手動で、または、試験構成で構成されたタイマから)試験が完了すると3025、6230、最終の試験結果および情報が、リモートな試験機器からローカルな試験機器へと返送される(3125、6330)。ローカルおよびリモートな分析エンジンからの結果はまとめられ(3030、6240)、表示される(3035、6250)。さらに、報告が、完全な試験情報、状態および結果を備えて作成されてもよい。
例えば、試験の一部のみが完了していて、リモートな試験機器が重要な試験要件を満たしていない(例えば、ビットエラー率が事前設定した水準をすでに越えている)ことを検知した場合に、ローカルな試験機器の操作者が試験を中止するか否かを決定することができるよう(すなわち、より完全な試験結果を待つことなく、おそらくは、実際の総ビットエラー率およびエラーの起きている箇所などの、より多くの量の情報を提供することなく)、この情報を暫定的な試験結果として(「実施中」とした試験状態とともに)返送することができる。
簡略化のために、本実施形態の上記説明では論理接続を1つだけ使用した。しかし、ローカルな試験機器が複数のネットワークリンクを介して複数のリモートな試験機器への接続性を有していてもよいことを理解されたい。ゆえに、イーサネット(登録商標)技術を使用するネットワークでは、長距離にわたって互いに接続された複数のサイト(またはこの場合、試験機器)を有していてもよい。
本発明の実施形態を詳細に説明および例示したが、これが説明および例示のためのみであって、限定のためとみなすべきでないことを理解されたい。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって限定される。
Claims (18)
- 通信ネットワークのリンク内で双方向の試験を行うための機器であって、前記リンク(1105、1110、1115)の一端への接続用のローカルな試験機器(1000)と、前記リンクの他端への接続用のリモートな試験機器(1200)とを備え、
前記ローカルな試験機器は、前記リンクにより前記リモートな試験機器へ試験トラフィックを送信するよう作動可能であり、前記リモートな試験機器は、前記試験トラフィックを分析し、かつ、分析しながら、暫定的な試験結果を含む試験情報を前記リンクにより前記ローカルな試験機器へ送信するよう作動可能である、機器。 - 前記ローカルな試験機器は、前記リンクにより前記リモートな試験機器から前記ローカルな試験機器へ送られることになる試験トラフィックを規定する試験管理情報を、前記リモートな試験機器へ送信するよう作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記リモートな試験機器からの前記試験トラフィックを分析して前記リモートからローカル方向への前記リンクの特性を判断するよう作動可能である、請求項1に記載の機器。 - 前記リモートな試験機器は、前記試験トラフィックと同時に前記暫定的な試験結果を送信するよう作動可能である、請求項2に記載の機器。
- 前記暫定的な試験結果が、前記試験トラフィックがペイロードである送信ヘッダ中に含まれる、請求項3に記載の機器。
- 通信ネットワークのリンク内で双方向の試験を行うための機器であって、前記リンク(1105、1110、1115)のローカル端への接続用のローカルな試験機器(1000)と、前記リンクのリモート端への接続用のリモートな試験機器(1200)とを備え、
前記ローカルな試験機器および前記リモートな試験機器はそれぞれ、前記リンクを通じてインバンドの試験トラフィックを送信および受信し、かつ、所定の試験手続きに従って、受信した試験トラフィックを分析し試験結果を取得するよう作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記ローカルな試験機器により送信され前記リモートな試験機器により受信されることになるローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる前記所定の試験手続きを規定する試験管理情報を含む試験情報を、前記リンクを介して前記リモートな試験機器へ送信するよう作動可能であり、
前記リモートな試験機器は、前記試験管理情報を受信し、前記ローカルな試験機器からの、続いて受信したローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる試験手続きを判断し、確認送信を前記ローカルな試験機器に送るために作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記確認送信を検知し、試験管理情報を有するヘッダを備えるさらなる試験情報およびローカルからリモート方向の前記リンクを試験するためのローカルからリモートへの試験トラフィックを前記リモートな試験機器へ送信するよう作動可能であり、
前記リモートな試験機器は、前記さらなる試験情報および試験トラフィックを受信し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックを前記所定の試験手続きに従って分析し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックの分析が進行している間に、前記受信したローカルからリモートへの試験トラフィックの前記分析に関連した試験情報を前記ローカルな試験機器へ送信し、前記試験情報は、少なくとも暫定的な試験結果を含んでおり、前記ローカルからリモート方向の前記リンクを試験するための、前記ローカルな試験機器による分析用のリモートからローカルへの試験トラフィックを送信するよう作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記リモートな試験機器から前記さらなる試験情報を受信すると、前記リモートからローカルへの試験トラフィックを抽出および分析して、前記ローカルからリモート方向の前記リンクの特性を判断し、前記暫定的な試験結果を前記リモートな試験機器から検知するためにさらに作動可能であり、
前記リンクの両方向について前記試験結果をまとめることのできる、機器。 - 前記リモートな試験機器からの前記試験情報が、前記リモートな試験機器の現在の状態をも含んでいる、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の機器。
- 前記ローカルな試験機器およびリモートな試験機器が、前記試験情報を含むヘッダおよび前記試験トラフィックを含むペイロードを備える送信を交換する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の機器。
- 前記送信がパケットを備える、請求項7に記載の機器。
- 前記暫定的な試験結果が、重要な要件がまだ満たされていないという指示を備える、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の機器。
- 通信ネットワークのリンク内で双方向の試験を行う方法であって、
前記リンク(1105、1110、1115)の一端に接続されたローカルな試験機器(1000)と、前記リンクの他端に接続されたリモートな試験機器(1200)とを使用し、
前記ローカルな試験機器は、前記リンクにより前記リモートな試験機器へ試験トラフィックを送信するために使用され、
前記リモートな試験機器は、前記試験トラフィックを分析し、かつ、分析しながら、暫定的な試験結果を含む試験情報を前記リンクにより前記ローカルな試験機器へ送信するために使用される、方法。 - 前記ローカルな試験機器は、前記リンクにより前記リモートな試験機器から前記ローカルな試験機器へ送られることになる試験トラフィックを規定する試験管理情報を、前記リモートな試験機器へ送信するよう作動可能であり、
前記ローカルな試験機器は、前記リモートな試験機器からの前記試験トラフィックを分析してリモートからローカル方向への前記リンクの特性を判断するよう作動可能である、請求項10に記載の方法。 - 前記リモートな試験機器は、前記試験トラフィックと同時に前記暫定的な試験結果を送信するために使用される、請求項11に記載の方法。
- 前記暫定的な試験結果が、前記試験トラフィックが対応するペイロードである送信ヘッダ中に含まれる、請求項12に記載の方法。
- 通信ネットワークのリンク内で双方向の試験を行うための方法であって、前記リンク(1105、1110、1115)のローカル端にあるローカルな試験機器(1000)と、前記リンクのリモート端にあるリモートな試験機器(1200)とを使用し、前記ローカルな試験機器および前記リモートな試験機器はそれぞれ、前記リンクを通じてインバンドの試験トラフィックを送信および受信し、かつ、所定の試験手続きに従って、受信した試験トラフィックを分析し試験結果を取得することが可能であり、
前記ローカルな試験機器で、前記ローカルな試験機器により送信され前記リモートな試験機器により受信されることになるローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる前記所定の試験手続きを規定する試験管理情報を含む試験情報を、前記リンクを介して前記リモートな試験機器へ送信するステップと、
前記リモートな試験機器で、前記試験管理情報を受信し、前記ローカルな試験機器からの、続いて受信したローカルからリモートへの試験トラフィックに応じて実施されることになる試験手続きを判断し、確認送信を前記ローカルな試験機器に送るステップと、
前記ローカルな試験機器で、前記確認送信を検知し、試験管理情報を有するヘッダを備えるさらなる試験情報およびローカルからリモート方向の前記リンクを試験するためのローカルからリモートへの試験トラフィックを前記リモートな試験機器へ送信するステップと、
前記リモートな試験機器で、前記さらなる試験情報および試験トラフィックを受信し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックを前記所定の試験手続きに従って分析し、前記ローカルからリモートへの試験トラフィックの分析が進行している間に、前記受信したローカルからリモートへの試験トラフィックの前記分析に関連した試験情報を前記ローカルな試験機器へ送信し、前記試験情報は、少なくとも暫定的な試験結果を含んでおり、前記ローカルからリモート方向の前記リンクを試験するために、前記ローカルな試験機器による分析のためのリモートからローカルへの試験トラフィックを送信するステップと、
前記ローカルな試験機器で、前記リモートな試験機器から前記さらなる試験情報を受信し、前記リモートからローカルへの試験トラフィックを抽出および分析して、前記ローカルからリモート方向の前記リンクの特性を判断し、前記暫定的な試験結果を前記リモートな試験機器から検知するステップと、
前記ローカルな試験機器で、すべての試験結果をまとめるステップとを含む、方法。 - 前記リモートな試験機器からの前記試験情報が、前記リモートな試験機器の現在の状態をも含んでいる、請求項10〜請求項14のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ローカルな試験機器およびリモートな試験機器が、前記試験情報を含むヘッダおよび前記試験トラフィックを含むペイロードを備える交換送信を送信するのに使用される、請求項10〜請求項15のいずれか1項に記載の方法。
- 前記送信がパケットを備える、請求項18に記載の方法。
- 前記暫定的な試験結果が、重要な要件がまだ満たされていないという指示を備える、請求項10〜請求項17のいずれか1項に記載の方法。
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