JP2014179705A - プロトコル試験方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
通信の規格準拠性を評価するためのプロトコルテストにおいて、試験対象装置が自発的にデータの準備や送信動作を開始する機能を実現する。
【解決手段】
デバイスシミュレータ装置は、試験対象装置で実行されるテスト内容及びテスト動作開始トリガを規定する所定のコマンドを生成して試験対象装置へ送信する。試験対象装置は受信したコマンドを判定して、コマンドがテストの動作開始トリガのコマンドの場合、プロトコルテスト内容に応じたデータを生成してテストを実行し、生成したデータを応答として試験対象装置へ送信する。デバイスシミュレータ装置は、応答として送信されたデータを確認して、必要に応じてデータ及び結果をGUIへ通知する。
【選択図】 図6
Description
該デバイスシミュレータ装置は、該試験対象装置で実行されるテスト内容及びテスト動作開始トリガを規定する所定のコマンドを生成して、該試験対象装置へ送信し、
該試験対象装置は、受信したコマンドを判定して、該コマンドがテストの動作開始トリガのコマンドの場合、プロトコルテスト内容に応じたデータを生成してテストを実行し、生成した該データを応答として該試験対象装置へ送信し、
該デバイスシミュレータ装置は、応答として送信された該データを確認する
ことを特徴とするプロトコル試験方法として構成される。
また、好ましい例において、該デバイスシミュレータ装置は、前記所定のコマンドとして、AnnounceコマンドのIE(Information Element)の中からVendor specific IEを試験コードとして定義したコマンドを生成し、
該試験対象装置は、Announceコマンドの該Vendor specific IEの試験コードを参照して、プロトコルテスト用搭載機能の動作開始トリガの判定を行う。
また、好ましい例において、該試験対象装置は、受信したAnnounceコマンドからテスト実行時のImplied−ACKデータの生成を行い、
該デバイスシミュレータ装置は該試験対象装置に対して該Implied−ACKで試験終了コード以外のデータを送信し、
該デバイスシミュレータ装置は事前のテスト準備にて通知されている複数回数分のImplied−ACK通信を行い、最後に終了コードに設定したデータを送信し、
該終了コードのデータを受信した該試験対象装置はImm−ACKを該デバイスシミュレータ装置へ返送する。
該デバイスシミュレータ装置は、該試験対象装置で実行されるテスト内容及びテスト動作開始トリガを規定する所定のコマンドを生成して、該試験対象装置へ送信手段を有し、
該試験対象装置は、受信したコマンドを判定する手段と、該判定手段によって判定された該コマンドがテストの動作開始トリガのコマンドの場合、プロトコルテスト内容に応じたデータを生成する手段と、該生成手段によって生成された該データを自動で該試験対象装置へ送信する手段を有し、
該デバイスシミュレータ装置は、該該試験対象装置より応答として送信された該データを確認する
ことを特徴とするプロトコル試験システムとして構成される。
図2は、一実施例におけるデバイスシミュレータを用いたプロトコルテストの機器の全体構成を示す。
プロトコルテストは、デバイスシミュレータ装置201と試験対象装置202の間の1対1の通信により規格の準拠性を評価する。GUI装置(以下単にGUIという)200よりユーザが任意のテストシナリオを選択すると、デバイスシミュレータ装置201に実施テスト内容の通知を行う。デバイスシミュレータ装置201はGUI200から通知されたテスト内容を設定した後、試験対象装置202との間でテストを実行する。デバイスシミュレータ装置201は、試験対象装置202から受信したフレームを解析して、試験対象装置の振る舞いが規格に準拠しているか否かの検証を行う。
ユーザがGUI200からデバイスシミュレータ装置201へ試験パラメータを指示すると(300)、デバイスシミュレータ装置は試験を実施するための試験パラメータの設定を行い(301)、GUIへパラメータの設定完了の通知を行う(302)。その後、GUIよりデバイスシミュレータ装置へテストシナリオ及び連続試験回数を指示すると(303)、デバイスシミュレータ装置は試験開始受付通知の送信を行う(304)。次に、デバイスシミュレータ装置は試験を実施するための環境準備(PNC起動等)を行い(305)、GUIへ準備完了の通知を行う(306)。ここまでの動作で試験前の準備が完了する。
(a)試験対象装置はプロトコルテスト用搭載機能の動作開始トリガの機能を有する。
(b)試験対象装置は動作開始トリガに伴うプロトコルテスト機能を有する。
本実施例では、コマンドタイプ(Command Type)が示すAnnounceコマンド400内のIE(Information Element)の中からVendor specific IE401を試験コードの定義用として用いる。デバイスシミュレータ装置201が、試験コードを定義したAnnounceコマンド400を生成して試験対象装置201へテスト内容の通知を行うと、試験対象装置202はプロトコルテスト用搭載機能の動作開始トリガを認識する。一例として、Vendor specific informationフィールド402を10Byteとし、9Byte分を「010101・・・」、残り1Byteをテスト番号の指定用として用いる。試験対象装置202は、受信したAnnounceコマンドで指定されたテスト番号と、予め定義したテスト内容と合致した場合にプロトコルテスト用搭載機能の動作開始トリガと判定する。
(2)複数回の通信後Imm−ACKを送信する機能
(3)送信データ :PN9
(4)生成データサイズ :1kByte
ここで、試験対象装置202において、上記のImplied−ACK送信用データの生成と送信を行う機能及び複数回の通信後Imm−ACKを送信する機能は、例えばハードウェア回路として構成される。もちろん、試験対象装置202が有するプロセッサでプロトコルテスト用のプログラムを実行することでこれらの機能を実現するようにしても良い。
受信待ちの状態にある試験対象装置202が、デバイスシミュレータ装置201から送信された送信データのフレームを受信すると(600)、データフレームの種別を解読する(601)。データフレームのCommand Typeの解読の結果、データフレームがAnnounceコマンドでなければ通常の受信処理を行う(602)。
まず、デバイスシミュレータ装置201は、試験対象装置202に対して動作開始トリガ(Announceコマンド)によりテスト内容の通知を行う(700)。試験対象装置202は、受信したAnnounceコマンドからテスト実行時のImplied−ACKデータの生成を行う。デバイスシミュレータ装置201は試験対象装置に対してImplied−ACKで試験終了コード以外のデータを送信する(701)。デバイスシミュレータ装置は事前のテスト準備にて通知されている複数回数分のImplied−ACK通信を行い(702)、最後に終了コードに設定したデータを送信する(703)。終了コードのデータを受信した試験対象装置はImm−ACKをデバイスシミュレータ装置へ返送する(704)。デバイスシミュレータ装置は、データを確認して、データ及び結果の通知をGUI200へ送信する。GUIは受信したデータ及び結果を表示する。これで一連の試験が終了する。
400:Announceフレームフォーマット
401:Vender specific IEフォーマット
402:Vender specific informationフィールド
500:Implied−ACKシーケンス試験時の終了コード
Claims (5)
- デバイスシミュレータ装置から試験対象装置へコマンド及びデータを送信して、試験対象装置から該コマンドに対する応答データを取得して通信の規格準拠性を評価するためのプロトコルテストを行うプロトコル試験方法であって、
該デバイスシミュレータ装置は、該試験対象装置で実行されるテスト内容及びテスト動作開始トリガを規定する所定のコマンドを生成して、該試験対象装置へ送信し、
該試験対象装置は、受信したコマンドを判定して、該コマンドがテストの動作開始トリガのコマンドの場合、プロトコルテスト内容に応じたデータを生成してテストを実行し、生成した該データを応答として該試験対象装置へ送信し、
該デバイスシミュレータ装置は、応答として送信された該データを確認する
ことを特徴とするプロトコル試験方法。 - 該試験対象装置は、テスト動作開始トリガを規定するコマンドと判定した場合、プロトコルテスト内容に応じたデータを生成して、該データを自動で該デバイスシミュレータ装置へ送信開始する
ことを特徴とする請求項1のプロトコル試験方法。 - 該デバイスシミュレータ装置は、前記所定のコマンドとして、AnnounceコマンドのIE(Information Element)の中からVendor specific IEを試験コードとして定義したコマンドを生成し、
該試験対象装置は、Announceコマンドの該Vendor specific IEの試験コードを参照して、プロトコルテスト用搭載機能の動作開始トリガの判定を行う
ことを特徴とする請求項1又は2のプロトコル試験方法。 - 該試験対象装置は、受信したAnnounceコマンドからテスト実行時のImplied−ACKデータの生成を行い、
該デバイスシミュレータ装置は該試験対象装置に対して該Implied−ACKで試験終了コード以外のデータを送信し、
該デバイスシミュレータ装置は事前のテスト準備にて通知されている複数回数分のImplied−ACK通信を行い、最後に終了コードに設定したデータを送信し、
該終了コードのデータを受信した該試験対象装置はImm−ACKを該デバイスシミュレータ装置へ返送する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項のプロトコル試験方法。 - デバイスシミュレータ装置から試験対象装置へコマンド及びデータを送信して、試験対象装置から該コマンドに対する応答データを取得して通信の規格準拠性を評価するためのプロトコルテストを行うプロトコル試験システムであって、
該デバイスシミュレータ装置は、該試験対象装置で実行されるテスト内容及びテスト動作開始トリガを規定する所定のコマンドを生成して、該試験対象装置へ送信手段を有し、
該試験対象装置は、受信したコマンドを判定する手段と、該判定手段によって判定された該コマンドがテストの動作開始トリガのコマンドの場合、プロトコルテスト内容に応じたデータを生成する手段と、該生成手段によって生成された該データを自動で該試験対象装置へ送信する手段を有し、
該デバイスシミュレータ装置は、該該試験対象装置より応答として送信された該データを確認する
ことを特徴とするプロトコル試験システム。
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- 2013-03-13 JP JP2013051014A patent/JP2014179705A/ja active Pending
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