JP2013517044A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. インプラント手術の際に用いられるドリルであって、
   駆動装置に連結可能に胴体の上端に形成されている連結部と、
   前記胴体の下端に形成され、ドリリングのための切刃を有する切削部と、を備え、
   前記切削部の末端の外周縁は、前記切削部の末端面の中心よりも突出しており、
   前記切削部の末端には、中心が窪んだ凹部が形成され、ドリリング作業時、前記切削部の先端にボーンディスクを形成させ、粘膜の損傷を防止し、
   前記切削部の外周縁部は、ラウンド処理され、ドリリング作業時、前記切削部が粘膜に直接触れた場合も、粘膜の損傷を防止することを特徴とするインプラント手術用ドリル。
2. 前記切削部は、一つ以上の切刃を有し、それぞれの前記切刃は、先端の内側に一つ以上の傾斜面を有することを特徴とする請求項１に記載のインプラント手術用ドリル。
3. それぞれの前記切刃の側面は、一定の厚さのガイド部を有し、ドリリングの際に進入経路の揺れが生じないことを特徴とする請求項２に記載のインプラント手術用ドリル。
4. 前記切刃は、前記切刃の末端側に行くほど、リーディング方向側に湾曲するリーディングエッジ部を有することを特徴とする請求項２に記載のインプラント手術用ドリル。
5. 前記切刃間には、切削される骨のチップを容易に排出及び保管可能なチップポケット部が形成されることを特徴とする請求項１に記載のインプラント手術用ドリル。
6. 前記連結部と前記切削部との間における胴体の外周には、外側方向に突出した段部と、前記段部の基端からさらに外側方向に突出する止め部が形成され、ドリリングの深さを制限するためのストッパー部材が挟まれて固定されることを特徴とする請求項１に記載のインプラント手術用ドリル。
7. インプラント手術の際に用いられるドリルであって、前記ドリルの切刃は、ボーンディスクを形成可能に傾斜面が形成された末端形状を有すると共に、ドリリング作業時に生成する骨チップの一部が、前記傾斜面と前記ボーンディスクとの間の空間に排出されながら、上顎洞膜を挙上させることを特徴とするインプラント手術用ドリル。