JP2013515431A - 無線ネットワークにおいて実現可能な同時送信 - Google Patents

無線ネットワークにおいて実現可能な同時送信 Download PDF

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Abstract

無線ネットワークにおいて同時データ送信を可能にするための方法は、第1のノードから第1の信号をブロードキャストするステップと、第2のノードによって第1の信号を受信するステップと、第1の信号から生じた第2の信号を第2のノードにより送信するステップとを含む。第2の信号は、第1のノードによって受信される。第3の信号が、第3のノードから第1のノードに送信されるのと同時に第2の信号を送信する。第1のノードは、第2の信号および第3の信号を含む合成信号を受信する。次に第1のノードは、第1の信号を使用して合成信号から第3の信号を復号する。

Description

本発明は一般に、無線通信ネットワークに関し、より詳細にはそのようなネットワークにおいて同時送信を可能にするものに関する。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、アクセスポイント(AP)を介して2つまたはそれ以上のノードの無線接続を提供する。図1に概略的に示すように、WLAN100は、2つのノードであるN2 110およびN1 120と、アクセスポイント(AP)130と、中継ノード140とを含む。WLAN100の送信は、二方向、つまり、ノードがアクセスポイント130にデータを送信するアップリンク、または、アクセスポイント130がネットワーク100のすべてのノードにデータをブロードキャストするダウンリンクで行われる。一般に、ソースノードは送信側ノードであり、宛先ノードは要望される受信側ノードである。どのノードも、送信側ノードであればソースノードとして、受信側ノードであれば宛先ノードとして機能することができる。
例示的なWLAN100において、ノード110およびノード120は、互いに隠されているノードである。つまり、ノード110およびノード120の両方は、アクセスポイント130から送信されたデータを受信することができるが、あるノード(例えば、ノード110)は、別のノード(例えば、ノード120)によって送信されたデータを受信することができないので、ノード110およびノード120を、互いに干渉しないものとみなすことができる。WLAN100はさらに、アクセスポイント130と関連する中継ノード140を含む。中継ノード140は、ノード110とノード120との両方に使用可能な良好な通信チャネルを有するものとする。このように、中継ノード140は、ノード110およびノード120にデータを送受信することができる。
WLANにおけるデータの無線送信は、アップリンク送信とダウンリンク送信とを異なるタイムスロットに分割する必要がある、さまざまなIEEE802.11標準で定義される。従って、このような標準では、両方向に同時送信することができない。例えば、アクセスポイント130の送信機会(TXOP)中、アクセスポイント130は、データをノード110にブロードキャスト(ダウンリンク方向に)する。ここで、TXOPは、送信機と指定された受信機との間でメッセージを交換する機会として定義される。TXOPは、アクセスポイント130による送信だけでなく、指定された受信機からの期待応答(expected response)も含むことができる。アクセスポイント130によって送信されたデータは、中継ノード(RN)140およびノード120においても受信される。その後、ノード110のTXOP中、データフレームは、ノード110によってアップリンク方向でアクセスポイント130に送信される。ノード110およびノード120は、互いに隠れているノードであるので、ノード110からのアップリンクデータをノード120において受信することができない。当業者には周知のように、アップリンク送信とダウンリンク送信とを分離するスケジューリング方式は、WLAN100の少なともスループットを制限する。なぜなら、所定のノードのTXOP中、アクセスポイントとの通信は、アップリンク方向か、ダウンリンク方向のいずれかで行うことしかできず、両方向で行うことができないからである。
従って、上記の制限を減らす解決策を与えることが有利であろう。
本発明の、ある実施形態は、無線ネットワークにおいて同時データ送信を可能にする方法を含む。その方法は、第1のノードから第1の信号をブロードキャストするステップと、第2のノードが第1の信号を受信するステップと、第2のノードが、第1の信号から生じた第2の信号を送信するステップとを含む。第2の信号は、第1のノードによって受信される。第3の信号が第3のノードから第1のノードに送信されるのと同時に第2の信号を送信する。第1のノードは、第2の信号および第3の信号を含む合成信号を受信する。次に第1のノードは、第1の信号を使用して合成信号から第3の信号を復号する。
本発明の、ある実施形態は、第1のネットワークデバイスをさらに含む。第1のネットワークデバイスは、第1の信号をブロードキャストする送信機であって、第1のネットワークデバイスの送信機会(TXOP)中にデータがブロードキャストされる、送信機と、第1のネットワークデバイスのTXOP中に合成信号を受信する受信機であって、合成信号は第2の信号および第3の信号を含み、第2の信号は第1の信号から生じかつ第2のネットワークデバイスによって送信され、第3の信号は第3のネットワークデバイスによって送信される、受信機とを含む。第1のネットワークデバイスは、第1の信号を使用して、合成信号から第3の信号を復号するプロセッサを含む。
本発明の、ある実施形態はまた、無線ネットワークにおける同時データ送信の方法も含む。この方法は、第1のネットワークデバイスの送信機会(TXOP)中に第1の信号をブロードキャストすること、および、第1のネットワークデバイスのTXOP中に合成信号を受信することを含み、合成信号は第2の信号および第3の信号を含み、第2の信号は第1の信号から生じかつ第2のネットワークデバイスによって送信され、第3の信号は第3のネットワークデバイスによって送信される。合成信号から第3の信号を復号することは、第1の信号を使用して第1のネットワークによって行われる。
本発明とみなされる主題は、本明細書の末尾の特許請求の範囲において詳細に示され、明確に特許請求される。本発明の上記および他の特徴と利点は、添付図面と併用される以下の詳細な説明によって明らかになるであろう。
例示的なWLANを示す図である。 本発明の態様に従って動作するWLANを示す図である。 本発明の態様に従って動作するWLANを示す図である。 本発明の態様に従って動作するWLANにおけるノードの順次動作を示す図である。 本発明の一実施形態に従って同時データ送信を行うための例示的方法を説明するフローチャートである。 本発明の態様に従って構築されたネットワークデバイスのブロック図である。
本発明によって開示される実施形態は、本明細書の革新的な教示の多数の有利な使用のうちのほんの例であることに留意されたい。
本発明の原理に従って、WLANにおいて複数のノードからの同時データ送信の方法が提供される。これは、2つの隠されたノードが互いに干渉しないプロパティと、中継ノードによって送信されるデータの知識(knowledge)をアクセスポイントが有するプロパティとを利用することによって実現される。アップリンク方向の複数ノードとダウンリンク方向の複数ノードとの間で同時送信を可能にすることにより、システムスループットが増大する。
一実施形態に従って、システムは、協調中継(cooperative relay)と、隠れノードプロパティと、アナログネットワークコーディングとを用いることによって形成される。
本発明の特定の原理に従って、仮想ダウンリンク送信(VDT)は、アクセスポイント130と1つの中継ノード140との間の協調によって達成される、ダウンリンク方向の送信として定義される。仮想アップリンク送信(VUT)は、アナログネットワークコーディングを介してソースノード(例えば、ノード110)と中継ノード140との間の協調によって実現される、アップリンク方向の送信である。標準レート送信(RRT)は、2つのノード、例えば、ノード110とアクセスポイント130との間のデータ送信であり、そのデータレートは、ノード110とアクセスポイント130との間のチャネル容量の範囲内である。
高レート送信(HRT)は、2つのノード、例えば、ノード120とアクセスポイント130との間のデータ送信として定義され、そのデータレートは2つのノードである、ノード120とアクセスポイント130との間のチャネル容量を越えるが、協調中継システム容量の範囲内である。協調中継システムは、例えば、ノード120と、アクセスポイント130と、中継ノード140とを含む。この場合、宛先ノード(例えば、ノード120)は、アクセスポイント130のみからの受信に基づく受信データを復号することができない。なぜなら、宛先ノード120は、中継ノード140から受信される付加データが必要だからである。
アナログネットワークコーディングは、事前情報に基づいて信号を復号する動作である。例えば、2つのノードが信号を同時に送信する時、パケットが衝突し得る。しかしながら、衝突の結果として生じる信号は通常、減衰シフト、位相シフト、およびタイムシフトが損失した後の、2つの衝突信号の和である。従って、受信機ノードが、自身が望んでいる信号と干渉するパケットの内容を認識している場合、受信機ノードは、認識している信号に相当する信号を取り消すことができる。
本明細書に開示される同時送信方法は、2つの段階で行われる。図2Aは、2つの段階に分かれたメッセージ交換の第1段階を表してある。第1段階では、アクセスポイント(AP)130はブロードキャスト送信機であり、受信機側であるノードN1 120と中継ノード(RN)140とで協調中継システムを形成する。アクセスポイント130は、高レート送信(HRT)を使用して、ダウンリンクのデータ(信号S1)をノードN1 120および中継ノード140にブロードキャストして、ノードN1 120が自身の受信に基づいて復号することができないようにする。
図2Bは、同時送信方法の第2段階を示してある。第2段階では、中継ノード140は、先に受信した信号S1を増幅転送する。この増幅転送された信号は、S1’と指定される。信号S1’は、高レート送信(HRT)を使用してN1 120に送信され、ノードN1 120が2つの段階における自身の受信に基づいて復号できるようにする。2つの段階を合わせて、N1 120に対する仮想ダウンリンク送信(VDT)を形成する。中継ノード140は、各種の協調中継方式を使用することができる。一実施形態において、増幅−転送(A&F)協調中継方式が利用される。
第2段階において、アクセスポイント130は、ノードN2 110から信号、例えば、信号S2を受信するなどの、他のタスクを行うために使用可能であることに留意されたい。さらに、アクセスポイント130は、中継ノード140によって送信されたメッセージS1’も受信する。このように、アクセスポイント130において複数の同時送信が受信される。アクセスポイント130は、S1’とS2との混合信号からメッセージS2を復号することができる。なぜなら、アクセスポイント130はすでに、信号S1’の内容を認識しているからである。図2Bは、中継ノード140が信号S2を受信できることも示している。しかし、中継ノード140は、S1’を送信し、そして信号S2は、アクセスポイント130にアドレス指定されるので、中継ノード140における信号S2は、無視される。同様に、ノード110によって可能なS1’の受信も無視される。
図2Cは、無線ネットワークシステム100におけるノードの動作を2段階で表したタイムラインを示してある。ステージ1において、アクセスポイント(AP)130は、信号S1の高レートブロードキャスト送信を生成する。ノードN1 120とノードN2 110と中継ノード(RN)140とは、高レートブロードキャスト送信信号S1を受信する。ステージ2において、中継ノード140は、S1’をノードN1 120に送信する、プログラムされた自身の機能を実行して、ノードN1が最終的にS1を復号することができるようにする。しかし、同時に、ノードN2 110は、中継ノード140とノードN2 110との両方が同時に送信できるように前もって設定されたスケジュールに従って、標準レート信号S2をアクセスポイント130に送信する。従って、アクセスポイント130は、メッセージS1’とメッセージS2との両方を、同じチャネル上で同時に受信する。通常、2つの異なるノードからの2つの異なるメッセージのこのような同時衝突は、アクセスポイント130では復号不可能であろう。しかしながら、発明の態様に従って、アクセスポイント130は、前もってメッセージS1を送信し、かつ自身が増幅転送した信号S1’も認識しているので、アクセスポイント130は、2つの送信S1’とS2とを同時に受信することができ、かつ以下に示された教示を用いて信号S2を復号することができる。
本発明の別の態様において、ダウンリンクデータとアップリンクデータとの両方は、同じTXOPタイムインターバルで送信される。図2Cの例において、中継ノード140は、高レート信号S1’をノードN1 120に送信する。元の信号S1は、ダウンリンク送信されている。従って、S1’は、ノードN1 120への、ダウンリンク情報の連続分配(再送信)を表す。ステージ2の同じタイムインターバルでは、ノードN2 110は、標準アップリンクレートで信号S2のアップリンク送信をアクセスポイント130に送信する。アクセスポイント130における信号S1’と信号S2とのこのような明白な衝突は、アクセスポイント130によって意図的にスケジュールされる。図2Cに示したTXOPタイムインターバルの前に、アクセスポイント130は、通信時間を確立して、図2Aおよび図2Bのネットワークにおけるそれぞれのノードに使用されるメッセージで通信時間のタイムラインを送信している。従って、アクセスポイント130は、アップリンク送信とダウンリンク送信とを同じTXOPタイムインターバルで意図的にスケジュールする。図2Aから図2Cの具体的な例の付加的態様として、ノードN2 110からアクセスポイント130へのアップリンク(S2)送信は、標準レート送信であり、中継ノード140からのダウンリンク(S1’)送信は、高レート送信である。
図3は、発明の一実施形態に従って実装される、ダウンリンク方向とアップリンク方向との両方でアクセスポイントへの、ノードの同時データ送信を行う方法を説明した例示的なフローチャート200を示しているが、これに限定されない。この方法は、図2で示した無線ネットワーク100を参照して説明される。
本発明の実施形態において、同時送信方法を2段階に分けることができる。両方の段階とも、ネットワークにおけるノードの送信機会(TXOP)タイムインターバルの範囲内で行われる。発明の範囲を限定することなく、アクセスポイント130のTXOPタイムインターバル中に同時送信が行われる具体的な実施形態を参照して、同時送信方法が説明される。
ステップS210において、協調中継システムが構成される。協調中継システムは、例えば、ノードN1 120と、アクセスポイント130と、中継ノード140とを含む。ノードN1 120は、信号S1内の情報を復号するために、ダウンリンク信号S1とダウンリンク信号S1’との両方の受信を必要とする。中継ノード140は、受信したダウンリンク信号S1を増幅して、その信号を信号S1’として送信することによって、この要求に適応する。別のノードN2 110は、アップリンク信号S2をアクセスポイント130に送信することができる。アクセスポイント130が、アップリンク信号S2とダウンリンク信号S1’の同時送信を許可することによって、帯域幅の効率的な利用が可能になる。アクセスポイント130は、S1信号をブロードキャストする前に、協調中継システムの活動を構成してスケジュールすることによって、この同時送信に適応する。
ステップS220において、アクセスポイント130の送信機会(TXOP)中、アクセスポイント130は、HRTを使用してデータをダウンリンク方向の信号S1経由でブロードキャストする。つまり、そのデータを受信したノード120によって、データを復号することができない。ダウンリンク方向に送信されたデータは、中継ノード140およびノード110によっても受信されることに留意されたい。
第2段階のステップS230において、中継ノード140は、高レート送信を使用して信号S1’経由で受信したダウンリンクデータをノード120に転送することによって、ステップS220およびステップS230において受信したデータに基づいてノード120が情報を復号できるようになる。中継ノード140は、データをノード120に送信する際、協調中継技術を任意に使用することができる。その技術は、増幅転送技術、復号転送技術などを含むが、これらに限定されない。例えば、増幅転送技術を利用する場合、ステップS230を完了した後、ノード120において受信した信号(r1)は、以下のように表すことができる。
Figure 2013515431
Figure 2013515431
一例において、ノード1、ノード2、ノードAP、およびノードRNはそれぞれ、ノード120、ノード110、アクセスポイント130、中継ノード140を表すことができる。
信号r1は、2つのN1入力のベクトルである。第1のN1入力は、ステップS220におけるノード120によって受信された信号に相当する。第2のN1入力は、ステップS230におけるノード120によって受信された信号に相当する。
ステップS240において、ノード120は、無線信号の復号技術を任意に使用して、受信データ信号r1を復号する。その復号技術は、最小平均二乗誤差(MMSE)、ゼロフォーシングなどを含むことができるが、これらに限定しない。
アクセスポイント130のTXOPの第2段階中に、ステップS230と同時に発生するステップS235において、ノード110は、標準レート送信を使用して、信号S2経由でデータをアップリンク方向でアクセスポイント130に送信する。ノード110とノード120とは、互いに隠れノードであるので、ノード120においてこの送信による干渉がない。このように、信号S1’はステップS230経由で、そして信号S2はステップS235経由で、アクセスポイント130によって同時に受信される。
ステップS245において、アップリンクデータ(S2)は、アクセスポイント130によって復号される。ステップS245における復号に適応するために、アクセスポイント130は、ダウンリンクデータの事前知識と、アクセスポイント130から中継ノード140までのチャネルのチャネル状態情報(CSI)と、中継ノード140からアクセスポイント130までのチャネルと、ノード110からアクセスポイント130までのチャネルと、中継ノード140における利得行列とを利用する。例示的な実施形態に従って、アクセスポイント130における受信信号(rAP)を以下のように表すことができる。
Figure 2013515431
信号rAPから既知の信号S1(ステップS220におけるアクセスポイント130によって送信される)を減ずることによって、チャネル行列HAP,RNおよびHRN,APの既知数と利得行列Wの既知数とが与えられ、受信信号(rAP)から生じた等価信号(ZAP)を以下のように表すことができる。
Figure 2013515431
Figure 2013515431
本明細書で開示された技術を、複数のアクセスポイント、多数の隠れノードの組、および2以上の中継ノードを含む、WLANに有利に適用することができることを当業者は認識されたい。中継ノード140を、専用中継ノードか、標準ノードのいずれかにして、中継ノードとして機能することができる。さらに、本発明の技術を、IEEE802.11WLAN標準の現在のバージョンまたは新しいバージョンに有利に用いることができる。
図4は、本発明の実施形態に従って構築されたネットワークデバイス400の例示的なブロック図である。ネットワークデバイス400は典型的には、RF回路415経由で1または複数のアンテナ440に結合された、送信変調器420および受信復調器410を含む。プロセッサ430は、メモリ435に結合されて、プログラム情報とデータ情報との両方にアクセスする。プロセッサ430は、送信機420に結合されて送信されるデータを送信する。プロセッサ430は、受信機410に結合されて復号のための復調データが入力される。送信機420は、高レート送信を使用してデータ(S1)をダウンリンク方向にブロードキャストする。そのデータは、ネットワークデバイス400のTXOP中に送信される。同じTXOP中に、受信機410は、アップリンク方向に送信されるデータを、信号S1’として中継ノード140から、そして信号S2としてノードN2 110から同時に受信する(図2Bを参照)。プロセッサ430は、ブロードキャストされたデータ(S1)の事前知識に基づいて混合信号(S1’とS2との混合)から新しいアップリンクデータ(S2)を復号する。本発明の実施形態に従って、ネットワークデバイス400はアクセスポイントになる。
上述した詳細な説明では、本発明が採用することができる多くの形態のうちいくつかを説明した。上述の詳細な説明は、本発明が採用することができる形態を選択して説明したものと理解して、本発明の定義を限定するものと理解しないことを意図とする。特許請求の範囲は唯一、本発明の範囲を定義することを意図とするすべての等価物を含む。
より詳細には、発明の原理は、ハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアの任意の組み合わせとして実装される。さらに、ソフトウェアは好適には、1あるいは複数のプログラム記憶ユニットまたはコンピュータ可読媒体デバイス上に明白に具体化される1あるいは複数のアプリケーションプログラムとして実装される。「マシン可読媒体」は、データを記憶する能力がある媒体であり、記憶デバイス、デジタル回路、アナログ回路、またはそれらを組み合わせた形にすることができる。アプリケーションプログラムは、適した任意のアーキテクチャを備えるマシンにアップロードされてもよいし、そのマシンによって実行されてもよい。好適には、そのマシンは、1または複数の中央処理ユニット(「CPU」)、メモリ、および入力/出力インタフェースなどのハードウェアを有する、コンピュータプラットフォームまたはプロセッサ上で実装される。コンピュータプラットフォームは、オペレーティングシステムおよびマイクロ命令コードを含んでもよい。本明細書で説明されたさまざまなプロセスおよび機能は、マイクロ命令コードの一部、アプリケーションプログラムの一部、または、それらの任意の組み合わせのいずれかにしてよく、そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されるか否かにかかわらず、CPUによって実行することができる。さらに、付加的なデータ記憶ユニットおよびプリントユニットなどの、他のさまざまな周辺機器をコンピュータプラットフォームに接続できる。
Figure 2013515431

Claims (15)

  1. 無線ネットワークにおける同時データ送信のための方法であって、
    第1のノードから第1の信号をブロードキャストするステップと、
    第2のノードにより前記第1の信号を受信するステップと、
    前記第1の信号から生じた第2の信号を前記第2のノードにより送信するステップであって、前記第2の信号は、前記第1のノードによって受信される、ステップと、
    第3のノードから第3の信号を前記第1のノードに送信するのと同時に前記第2の信号を送信するステップであって、前記第1のノードが前記第2の信号および前記第3の信号を含む合成信号を受信する、ステップと、
    前記第1のノードにおいて、前記第1の信号を使用して前記合成信号から前記第3の信号を復号するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. ブロードキャストするステップは、アクセスポイントからのブロードキャスト送信を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第2のノードにより前記第1の信号を受信するステップは、中継ノードにより前記第1の信号を受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の信号から生じた第2の信号を送信するステップは、前記第1の信号を受信し、次に前記第1の信号を前記第2の信号として増幅して転送する中継ノードにより前記第2の信号を送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 第4のノードにより前記第1の信号を受信するステップと、
    前記第4のノードにより前記第2の信号を受信するステップと、
    前記第4のノードにより、前記受信された第1の信号および前記受信された第2の信号の情報を使用して前記第1の信号を復号するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第3のノードおよび前記第4のノードは、互いに隠されたノードである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のノードにより、前記第2のノードによる前記第2の信号と前記第3のノードによる前記第3の信号との同時送信をスケジュールするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 第1のネットワークデバイスであって、
    第1の信号をブロードキャストする送信機であって、前記データは、前記第1のネットワークデバイスの送信機会(TXOP)中にブロードキャストされる、送信機と、
    前記第1のネットワークデバイスの前記TXOP中に、合成信号を受信する受信機であって、前記合成信号は、第2の信号および第3の信号を含み、前記第2の信号は、前記第1の信号から生じかつ第2のネットワークデバイスによって送信され、前記第3の信号は、第3のネットワークデバイスによって送信される、受信機と、
    前記第1の信号を使用して前記合成信号から前記第3の信号を復号するプロセッサと、
    を含む、前記第1のネットワークデバイス。
  9. 前記復号は、アナログネットワーク復号を使用して行われる、請求項8に記載の第1のネットワークデバイス。
  10. 前記第1のネットワークデバイスはアクセスポイントである、請求項8に記載の第1のネットワークデバイス。
  11. 前記第2のネットワークデバイスは中継ノードである、請求項10に記載の第1のネットワークデバイス。
  12. コンピュータによって実行されるときに、
    2つの異なるノードから2つの異なる信号の2つの同時送信をスケジュールするステップと、
    第1のノードから第1の信号をブロードキャストするステップと、
    第2のノードにより前記第1の信号を受信するステップと、
    前記第2のノードにより、前記第1の信号から生じた第2の信号を送信するステップであって、前記第2の信号は、前記第1のノードによって受信される、ステップと、
    第3の信号を、第3のノードから前記第1のノードに送信するのと同時に前記第2の信号を送信するステップであって、前記第1のノードは、前記第2の信号および前記第3の信号を含む合成信号を受信する、ステップと、
    前記第1のノードにおいて、前記第1の信号を使用して前記合成信号から前記第3の信号を復号するステップと、
    を含む方法を実行する命令を記憶するコンピュータ可読媒体。
  13. 無線ネットワークにおいて第1のデバイスによって行われる方法であって、
    第1の信号をブロードキャストするステップと、
    合成信号を受信するステップであって、前記合成信号は、一斉に受信される第2の信号および第3の信号を含み、前記第2の信号は、前記無線ネットワークにおいて前記第1の信号から生じかつ第2のデバイスによって送信され、前記第3の信号は、前記無線ネットワークにおいて第3のデバイスによって送信される、ステップと、
    前記第1の信号を使用して前記合成信号から前記第3の信号を復号するステップと、
    を含む、前記方法。
  14. 前記復号するステップは、アナログネットワーク復号を使用して行われる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ブロードキャストのステップは、アクセスポイントから前記第1の信号をブロードキャストするステップを含み、
    前記合成信号を受信するステップは、前記アクセスポイントにおいて前記合成信号を受信するステップであって、前記第2の信号は、前記無線ネットワークの中継ノードの送信から受信され、かつ、前記第3の信号は、前記無線ネットワークの別個のノードの送信から受信される、ステップと、
    を含む、請求項13に記載の方法。
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