JP2013515315A - 通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法 - Google Patents

通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法 Download PDF

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Abstract

ウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置は、プログラムサーバーでスクリプトプログラムを受信して、プラットフォームライブラリと共に実行させるスクリプト実行階層と;グラフィックユーザインターフェース、画面再配置、コンテキスト管理、端末機エンジン互換、通信、データ保存および管理、動的モジュール管理およびアニメーションと効果の内、いずれか一つ以上の機能をスクリプトプログラムに提供するプラットフォームライブラリと;プログラムマネージャーサーバーから提供されたインターフェース構成情報データファイルによって端末機のユーザインターフェースを構成するプログラムマネージャーと;プログラムマネージャーの要請によってインターフェース構成情報データファイルを提供するプログラムマネージャーサーバーと;スクリプトとプラットフォームライブラリを用いて作成されたスクリプトプログラムと;を含む。

Description

本発明は、通信網に連結された端末機に対し、ウェブ基盤のユーザインターフェースを具現するための通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法に関する。
従来の技術は、端末機オペレーティングシステム(OS:Operating Systems)にユーザインターフェース階層ソフトウェアを設置して、その上にプログラムマネージャーソフトウェアを設置して、このプログラムマネージャーが応用プログラムを起動させる機能を行うことによってユーザに端末機のユーザインターフェースを提供した。
ユーザインターフェースの構造は、通常的に階層的メニューやアイコンの方式から構成され、メニューの終端とアイコンは、該応用プログラムを実行させるリンクで構成され、これを選択すると該プログラムが実行されるように構成する。
また、ユーザの個人化欲求を支援するために何種類かテンプレートを予め端末機メモリーに提供して選択できるようにする端末機もある。また、一部の汎用OS端末機は、プログラムマネージャーの画面構造、アイコン、背景、イメージを色々修正することのできる機能を提供するものもある。
このような従来技術の問題点は、通信端末機の市販と共にプログラムマネージャーが端末機に固定され、ユーザの立場でユーザは、端末機が提供する以上の機能は使用できないということである。
従って、市販された端末機は、ユーザインターフェースが固定された状態であって、予め具現され制限された機能以外にはユーザインターフェースに多様性を与えることができなく、動的に様々に変化する画面構成ができなかった。
また、端末機開発会社の立場で市販端末機ごとにこのようなユーザインターフェースプログラムを各々移植、開発、試験および設置をしなければならないし、多数モデルの端末機に対し、類似な作業を繰り返し実行しなければならない。結果的に各々を個別的に維持および補修を実行しなければならない。
他の問題点は、既に市販された端末機のユーザインターフェースプログラムに欠陥が見つかっても、ユーザ端末機を回収して再設置する方法以外は、機能追加、改善および交替が事実上難しいということである。
従って、新規モデルに遥かに改善されたインターフェースが搭載されるとしても旧モデルのユーザは、既存のユーザインターフェースをそのまま使用しなければならない問題点がある。
最後に、通信事業者の観点から、端末機製造者や、端末機の市販年度によってそれぞれ事業者端末機等が異なるインターフェースを有するようになり、統一されたインターフェースの提供が難しく、既存の端末機のインターフェースの修正が不可能である。
韓国公開特許第10−2003−0060884号公報 韓国公開特許第10−2007−0012544号公報 韓国公開特許第10−2003−0070685号公報 韓国公開特許第10−2000−0012553号公報
本発明は、前記の問題点を解決するために創案されたものであって、通信端末機のユーザインターフェース全体がプログラムサーバーを介して制御されるウェブサイトで構成されて動的に様々に変化する画面の構成ができ、ユーザインターフェースを構成するスクリプトプログラムは、別途の設置をしないでサーバーからダウンロードできて通信端末機で直ちに実行でき、ポータルサイトのサービスを通信端末機の基本ユーザインターフェースとして使用することができ、スクリプトプログラムのみならず、通信端末機に設置された一般バイナリプログラムに対するマネージャー機能も一つのインターフェースで提供できる通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明によるウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置は、通信端末機に備えられ、プログラムサーバーからスクリプトプログラムを受信してプラットフォームライブラリと共に実行させるスクリプト実行階層と;通信端末機に備えられ、グラフィックユーザインターフェース、画面の再配置、コンテキスト管理、端末機エンジン互換、通信、データ保存および管理、動的モジュール管理およびアニメーションと効果の内、いずれか一つ以上の機能をスクリプトプログラムに提供するプラットフォームライブラリと;プログラムサーバーに備えられ、スクリプト実行階層によってURLと指定されて通信端末機にダウンロードされて実行され、プログラムマネージャーサーバーから提供されたインターフェース構成情報データファイルによって端末機のユーザインターフェースを構成するプログラムマネージャーと;プログラムサーバーに備えられ、ユーザごとに通信端末機のインターフェース構成情報を管理し、プログラムマネージャーの要請によってインターフェース構成情報データファイルを提供するプログラムマネージャーサーバーと;およびプログラムサーバーに備えられ、スクリプトとプラットフォームライブラリを用いて作成されたスクリプトプログラムと;を含めて構成される。
前記の目的を達成するために、本発明によるウェブ基盤ユーザインターフェース画面構成方法は、(a)通信端末機のスクリプト実行階層が実行され、URLによってプログラムサーバーのプログラムマネージャーがダウンロードされる段階と;(b)プログラムマネージャーサーバーがプログラムマネージャーの要請によって通信端末機に対応する顧客設定情報によってインターフェース構成情報データファイルを生成するが、顧客設定情報がない場合には基本テンプレートによって顧客設定情報を予め構成して、生成されたインターフェース構成情報データファイルをプログラムマネージャーに提供する段階と;(c)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して通信端末機にユーザインターフェースを構成する段階と;および(d)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルに含まれた動的実行情報を分析して"実行"状態であるプログラムのURLに接続して、該スクリプトプログラムをダウンロードして実行する段階と;を含めて構成される。
前記の目的を達成するために、本発明によるウェブ基盤ユーザインターフェースでのプログラム管理方法は、(a)ウェブ基盤ユーザインターフェースでユーザからプログラムを選択される段階と;(b)プログラムマネージャーがプログラムのリンク情報を通じてプログラムの種類を判別する段階と;(c)プログラムの種類がスクリプトプログラムであれば、プログラムのURLに接続して該スクリプトプログラムをダウンロードして実行するが、ユーザのプログラムの転換によって非活性化されたプログラムである場合には通信端末機の臨時保存所に保存されたスクリプトプログラムを直ちに実行する段階と;および(d)プログラム種類が一般バイナリプログラムであれば、オペレーティングシステムによって該プログラムを実行するが、スクリプト実行階層の一般プログラムマネージャーがオペレーティングシステムのシステム呼び出しを用いてプログラムの実行状態をプログラムマネージャーに提供することによってプログラムマネージャーが一般バイナリプログラムの状態を管理する段階と;を含めて構成される。
前記ウェブ基盤ユーザインターフェースでのプログラム管理方法において、前記(c)段階でスクリプトプログラムがコンテキスト管理機能を備えると、(c1)該スクリプトプログラムの実行の直後、プラットフォームライブラリが管理する該スクリプトプログラムのコンテキストをロードする段階と;および(c2)該スクリプトプログラムの実行結果による画面およびデータの変化を該スクリプトプログラムのコンテキストに保存する段階と;をさらに備えることを特徴とする。
前記の目的を達成するために、ウェブ基盤ユーザインターフェースにプログラム追加方法の一側面は、(a)プログラムマネージャーがユーザからプログラム追加機能を選択される段階と;(b)プログラムマネージャーによって設定プログラムが通信端末機にダウンロードされて実行され、設定プログラムがスクリプト使用階層の一般プログラムマネージャーから一般バイナリプログラムリストを提供され、プログラムマネージャーサーバーからユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを提供される段階と;(c)ユーザが追加するプログラムが通信端末機に設置された一般バイナリプログラムである場合、(c1)設定プログラムは一般プログラムマネージャーから該プログラムのプログラム情報を受信して該プログラムを追加する画面位置情報と共にプログラムマネージャーサーバーに伝達して登録を要請する段階と;(c2)プログラムマネージャーサーバーが顧客設定情報にプログラム情報と画面位置情報を登録して、変更された顧客設定情報によるインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャーに伝達する段階と;および(c3)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して登録されたプログラムのアイコンと情報を表示する段階と;を含めて構成される。
前記の目的を達成するために、ウェブ基盤ユーザインターフェースにプログラム追加方法の他の側面は、(a)プログラムマネージャーがユーザからプログラム追加機能を選択される段階と;(b)プログラムマネージャーによって設定プログラムが通信端末機にダウンロードされて実行され、設定プログラムがスクリプト使用階層の一般プログラムマネージャーからユーザが設置した一般プログラムリストを提供され、プログラムマネージャーサーバーからユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを提供される段階と;(c)ユーザが追加するプログラムがプログラムサーバーにあるスクリプトプログラムである場合、(c1)設定プログラムは該プログラムのプログラムIDと該プログラムを追加する画面位置情報と共にプログラムマネージャーサーバーに伝達して登録を要請する段階と;(c2)プログラムマネージャーサーバーが顧客設定情報にプログラムIDに対応するプログラム情報と画面位置情報を登録して、変更された顧客設定情報によるインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャーに伝達する段階と;および(c3)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して登録されたプログラムのアイコンと情報を表示する段階と;を含めて構成される。
前記の目的を達成するために、ウェブ基盤ユーザインターフェースにプログラム追加方法のまた他の側面は、(a)プログラムマネージャーがユーザからプログラム追加機能を選択される段階と;(b)プログラムマネージャーによって設定プログラムが通信端末機にダウンロードされて実行され、設定プログラムがスクリプト使用階層の一般プログラムマネージャーからユーザが設置した一般プログラムリストを提供され、プログラムマネージャーサーバーからユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを提供される段階と;(c)ユーザが追加するプログラムがプログラムサーバーにある一般バイナリプログラムである場合、(c1)設定プログラムは該プログラムのプログラムIDと該プログラムを追加する画面位置情報と共にプログラムマネージャーサーバーに伝達して登録を要請する段階と;(c2)プログラムマネージャーサーバーが顧客設定情報にプログラムIDに対応するプログラム情報と画面位置情報を登録する段階と;(c3)一般プログラムマネージャーが一般バイナリプログラムの設置ファイルをダウンロードして通信端末機に一般バイナリプログラムを設置する段階と;(c4)プログラムマネージャーサーバーが変更された顧客設定情報によるインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャーに伝達する段階と;および(c5)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して登録されたプログラムのアイコンと情報を表示する段階と;を含めて構成される。
前記の目的を達成するために、本発明によるウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置は、通信端末機に備えられ、OS機能の使用とスクリプトの実行を担当するプログラムマネージャー実行階層と;OSによって各システムの機能ごとのプロセスを実行するシステムプログラム実行階層と;通信端末機に備えられ、グラフィックユーザインターフェース、画面の再配置、コンテキスト管理、端末機エンジン互換、通信、データ保存および管理、動的モジュール管理およびアニメーションと効果とのうちにいずれか一つ以上の機能をスクリプトプログラムに提供するプラットフォームライブラリと;前記プラットフォームライブラリで端末機システムの機能を提供するためにインターフェースを提供するOS使用階層と;プログラムサーバーに備えられ、スクリプト実行階層によってURLと指定されて通信端末機にダウンロードされて実行され、プログラムマネージャーサーバーから提供されたインターフェース構成情報データファイルによって端末機のユーザインターフェースを構成する遠隔プログラムマネージャーパッケージと;プログラムサーバーに備えられ、ユーザごとに通信端末機のインターフェース構成情報を管理して、前記遠隔プログラムマネージャーパッケージの要請によってインターフェース構成情報データファイルを提供するマーケットサーバーと;およびプログラムサーバーに備えられ、スクリプトとプラットフォームライブラリを用いて作成されたスクリプトプログラムと;を含むことを特徴とする。
前記の目的を達成するために、本発明によるウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法は、(a)通信端末機が起動されると、OSの機能によってプログラムマネージャー実行階層が実行される段階と;(b)一般プログラム管理者で設置されたアプリケーションの実行情報を分析してアイコンを抽出して保存する段階と;(c)前記通信端末機に既に設置されたプログラムマネージャーが存在する場合、該プログラムマネージャーを実行する段階と;および(d)前記通信端末機に既に設置されたプログラムマネージャーが存在しない場合、マーケットサーバーに接続して新しいプログラムマネージャーをダウンロードして実行する段階と;を含むことを特徴とする。
本発明は、通信端末機の各ユーザインターフェースソフトウェア階層を各端末機でのみ実行できるバイナリコードの形態で製作しないで、標準的スクリプトを用いてユーザインターフェースを構成できるユーザインターフェースソフトウェア階層を提供する。従って、このソフトウェアを搭載した端末機は、機種にかかわらず本発明のユーザインターフェースを駆動できるようになる。
本発明のプラットフォームライブラリは標準化されたウェブ基盤ジャバスクリプトで開発されたユーザインターフェースプラットフォームであって、ユーザグラフィックインターフェース、データ管理、OS機能、サーバー連動などの機能を提供して、スクリプトを用いてアプリケーションソフトウェアの開発を可能とする。
従って、プラットフォームライブラリを用いて開発されたスクリプトプログラムは別途の設置なしにサーバーからダウンロードされ、端末機で直ちに実行されることによって、いつでもプログラムを改善することができる。
また、本発明は、端末機のユーザインターフェース全体をこのようなスクリプトプログラムで製作したものである。従って、ユーザの端末機インターフェース構成とインターフェースを駆動するためのプログラム自体がサーバーからダウンロードされて端末機に設置される。
従って、本発明のプラットフォームライブラリは、ジャバスクリプトで具現されてHTML、CSSとジャバスクリプトと動作するため、技術的に記述すると通信端末機のユーザインターフェース全体がプログラムサーバーやローカル端末機、または、遠隔で伝送および実行されるウェブサイトで構成されるものである。
即ち、端末機のユーザインターフェース全体がウェブサイトで構成され、端末機の主要プログラムもウェブサイトで構成されるようになる。このように、ウェブサイト技術で開発されたプログラムを本発明の説明では'スクリプトプログラム'と称していて、本発明の用途によって、'プログラムマネージャー'、'ウィジェットスクリプト'、'アプリケーションスクリプト'、'システムスクリプト'と区分される。
従って、ユーザは、端末機のユーザインターフェースをまったく異なる形に個人化するか、プログラムマネージャーの機能自体を直ちに交替できるようになり、交替通信端末機、または、インターネットに接続されたパソコンを用いて自分の通信端末機の画面をそのまま再現することができ、連絡先、テキストメッセージ、写真などの個人情報を照会および修正できるようになる。
通信事業者の観点で、本発明を用いてユーザの端末機インターフェースおよび通信プログラムのデザイン、開発を動的管理することによって、事業者の全体の端末機のユーザインターフェースを一貫して保持できるようになる。
また、通信事業者は一般的に自社のポータルサイトを介して様々なサービスを提供するが、このようなポータルサイトのサービスは、ウェブ基盤であるため、本発明のプログラムマネージャーに連動してポータルサイトのサービスをユーザの通信端末機の基本ユーザインターフェースで使用できるようになる。即ち、事業者のポータルサイトがユーザ端末機のインターフェースの中心となる。
また、本発明の重要な特徴の一つは、本発明のプログラムマネージャーはウェブ技術で具現されたインターネットサイトや'スクリプトプログラム'のみならず、通信端末機に設置された'一般バイナリプログラム'に対するマネージャー機能もウェブ基盤で具現されたインターフェースを通じて統合的に提供するということである。
従って、プログラムマネージャーがプログラムサーバーと連動してウェブ技術で動作しているということをユーザは認識できずに全ての種類のプログラムを同一のプログラムマネージャーで管理できるようになる。また、'遠隔プログラムマネージャー'のようにサーバーを介して駆動された'プログラムマネージャー'も同一に適用される。
本発明の第1実施例によるウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置の全体モジュール構成と連動関係を示した図面である。 本発明の第1実施例によるスクリプト実行階層の内部構造を図示した図面である。 本発明の第1実施例による通信端末機が起動された後にユーザのインターフェースの画面を通信端末機のディスプレイに出力する手順を図示した図面である。 図3のS117段階の一部分であって、スクリプトプログラムをユーザインターフェース画面で動的に実行する手順を図示した図面である。 本発明の第1実施例によるプログラムマネージャーでスクリプトプログラムを実行する手順を図示した図面である。 本発明の第1実施例によるプログラムマネージャーでスクリプトプログラムを実行する手順であって、多くのスクリプトプログラムを同時に実行するために、端末機OSのプログラム管理政策をそのまま活用する方式を図示した図面である。 本発明の第1実施例によるプログラムマネージャーで一般バイナリプログラムを実行する手順を図示した図面である。 本発明の第1実施例による通信端末機に設置しておいた一般バイナリプログラムをユーザインターフェース画面に追加する手順を図示した図面である。 本発明の第1実施例によるプログラムサーバーにあるプログラムの内、スクリプトプログラムをユーザインターフェース画面に追加する手順を図示した図面である。 本発明の第1実施例によるプログラムサーバーにあるプログラムの内、一般バイナリプログラムをユーザインターフェース画面に追加する手順を図示した図面である。 本発明の第1実施例によるプラットフォームライブラリのコンテキスト管理機能を説明するための図面である。 本発明の第2実施例によるシステム構造および連動構成図である。 本発明の第2実施例によるプログラムマネージャー実行階層モジュール構成図である。 本発明の第2実施例によるシステムプログラム実行階層図である。 本発明の第2実施例によるプログラムマネージャーの実行手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるバイナリウィジェットの追加手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるバイナリプログラムの設置および登録の手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるバイナリウィジェットの状態修正処理の手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるスクリプトプログラムダウンロードの手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるウィジェットスクリプトの実行の手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるアプリケーションスクリプトの実行の手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるアプリケーションスクリプトの実行の手順を示した図面である。 本発明の第2実施例によるシステムスクリプトの実行の手順を示した図面である。
本発明を説明する前に、以下の説明で使用される用語を次のように定義する。
‐通信端末機:データ通信網に接続されている通信用端末機であって、専用OS、または、汎用OSを有していて、ウェブブラウザモジュールの実行ができる端末機である。ほとんどの移動通信用端末機がここに該当し、一部の有線通信端末機もこれに該当する。
‐HTML:Hyper‐Text Markup Language
‐CSS:Cascading Style Sheet
‐DOM:Document Object Model
‐HTTP:Hyper‐Text Transfer Protocol
‐ジャバスクリプト:ウェブ基盤ブラウザでほとんど提供されるスクリプト言語であって、DOMとCSSを通じてウェブサイトを制御できる。
‐ウェブブラウザ核心モジュール:本発明で定義した用語でウェブブラウザの核心機能となるHTML(Hypertext Markup Language)、CSS、DOM、ジャバスクリプトエンジン、HTTP通信モジュールを称する。
‐コンテキスト:プログラム/プロセスの実行状態情報を示す。実行が中止されたプログラムがこの情報を分析して元の実行状態に戻る。
‐テンプレート:一般的にスタイル、スキンと称され、インターフェースの形態を一括的に定義するための色合い、形態、イメージ、動画、音響ファイルの集合データを称する。
‐ユーザインターフェース画面:ユーザが通信端末機を使用するためのメニュー、プログラムアイコン、電話発信などシステムプログラム、設定プログラムなどで全部称する。
‐ユーザUX:UXは、User Experienceの略字であってユーザインターフェースと同一の意味で使われる。
‐ユーザUXモジュール:GUI(Graphic User Interface)の画面を構成するための各要素を示す。即ち、ウィンドウズ(登録商標)、リスト、入力コントロール、イメージビューアーなどの各要素を称する。
‐テキストメッセージ、テキストメッセージサービス:Short Message Service
‐一般バイナリプログラム:本発明で使用する用語であって端末機OSの機械語コード、または、ジャバVMコードでコンパイルされ実行される一般的プログラムを称する。
‐スクリプトプログラム:本発明で定義した用語でHTML、CSS、ジャバスクリプトを用いて構成されたサイトやプログラムを称していて、付加的にイメージ、動画、音響情報などが含まれる。
‐臨時保存所/キャッシュ/キャッシング/Caching:一般的なコンピューター技法として変更されずによく使用されるデータをより早い保存所に臨時で保存して使用する技法をいう。
‐バイナリアプリケーション、バイナリウィジェット:これはスクリプトで動作するプログラムと区分するためのものであって、OSと端末機CPUが実行する固有のコードで作成されたプログラム、即ち、Native programを称する。
‐ウィジェット:画面で空間を占めて、いつも表示されている小さいプログラム。
以下には添付図面を参照して本発明について詳しく説明する。
まず、図1ないし図11を参照して本発明の第1実施例による通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法を説明し、次に図12ないし図23を参照して本発明の第2実施例による通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法を説明する。
本発明の第1実施例ではスクリプト実行階層、プラットフォームライブラリ、プログラムマネージャーおよびプログラムマネージャーサーバーを基本構成にして、ウェブ基盤ユーザインターフェースを具現し、本発明の第2実施例ではプログラムマネージャー実行階層、システムプログラム実行階層、遠隔プログラムマネージャーパッケージおよびマーケットサーバーを基本構成として、ウェブ基盤ユーザインターフェースを具現する。
一方、本発明の第2実施例では同期化サーバーを追加し、通信端末機に設定される各種の設定情報とプログラムマネージャーマーケットサーバーで、ユーザごとに管理する設定情報がリアルタイムで同期化されるように具現する。
図1は、本発明の第1実施例によるウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置の全体モジュール構成と連動関係を示したものである。図1において影で表示された部分が本発明を構成するモジュールであって、点線で表示された部分はプログラムサーバー(3)のモジュールが通信端末機(1)に臨時に保存(Caching)できる場合を示したものである。
通信端末機(1)は、データ通信網に接続されている通信用端末機であって、専用OS、または、汎用OS(11)を有していてウェブブラウザモジュールの実行ができる端末機である。ほとんどの移動通信用端末機がここに該当して一部の有線通信端末機もこれに該当される。
スクリプト実行階層(13)は、通信とスクリプトの実行を担当する。現在の汎用技術標準でHTML、CSSとジャバスクリプトを用いるように開発されて、通信はHTTPを用いるため、標準ウェブブラウザ核心モジュールを含めている。
従って、プログラムサーバー(3)でスクリプトプログラム(32)を受信して、プラットフォームライブラリ(14)と共に実行させる機能を担当する。追加的に端末機OS(11)の機能を用いるためにOS使用階層(15)を追加で有していて、一般バイナリプログラム(12)管理のためのモジュールを有している。これについても図2で詳しく説明する。
プラットフォームライブラリ(14)は、スクリプトプログラムが一般プログラムのレベルで動作できる機能を提供するためのジャバスクリプトライブラリである。プラットフォームライブラリ(14)は、次のようなライブラリモジュールで構成されている。
‐グラフィックユーザUXモジュール:グラフィックユーザインターフェースの提供のためのウィンドウ、メニュー、リスト、ボタン、イメージアルバム、入力コントロールなどの機能を提供するモジュールである。
‐画面再配置エンジン:端末機の様々な画面規格の差を考えて画面にユーザインターフェースを再配置するエンジンである。
‐コンテキスト管理者:各スクリプトプログラム(32)の実行状態を保存し、プログラムの起動、再始動情報を管理するためのモジュールである。図11でより詳しく説明する。
‐端末機エンジン互換階層:各端末機の機能、規格の差、各ブラウザエンジンの規格の差を克服して同一のシステムインターフェースを提供するための階層である。
‐通信モジュール:様々な方式のサーバー/クライアント通信を提供するためのモジュールである。
‐データ保存/管理:データを端末機とサーバーに保存して読み込むためのモジュールである。
‐動的モジュール管理:プログラム、または、ライブラリを動的に設置、管理するためのモジュールである。
‐アニメーション/効果:各種アニメーションと効果を提供するためのモジュールである。
従って、プラットフォームライブラリ(14)を用いてスクリプトプログラムを開発して、このようなスクリプトプログラムは一般バイナリプログラムのレベルのユーザインターフェースと機能を提供する。また、本発明のプログラムマネージャー(33)もプラットフォームライブラリ(14)を用いて開発されたスクリプトプログラムである。
OS使用階層(15)は、プラットフォームライブラリ(14)で端末機システム機能、即ち、電話、テキストメッセージサービス、データ伝送、共有ファイル接近、個人データ接近、システム設定などにおける機能を提供するためのインターフェースを提供するためのモジュールであって、ジャバスクリプトを通じてスクリプト実行階層(13)で提供される。
具現方法は二つの方式が可能であるが、スクリプト実行階層(13)の拡張モジュールの形態で設置されてスクリプト実行階層(13)に含まれる方式と端末機OS(11)によっては、外部モジュールで分離してスクリプト実行階層(13)のジャバスクリプトエンジンで呼び出す方式ができる。
プログラムサーバー(3)は、技術的にはウェブサーバーの形態であって、通信端末機(1)のユーザインターフェースを構成するためのスクリプトプログラム(32)と各種サーバープログラム、そして関連データベースで構成されていて、通信事業者のポータルサーバー(5)と連動してユーザの端末機インターフェースをポータルサービス化する機能も提供する。
スクリプトプログラム(32)は、HTML、CSSとジャバスクリプトで構成されたサイトを称するための用語として本発明で定義する。広くは、HTMLのみを用いるHTMLサイトも含むことができ、一般的にはHTML、CSSとジャバスクリプトを用いてプラットフォームライブラリ(14)を用いて構成されたアプリケーションを称する。
プログラムサーバー(3)でスクリプトプログラム(32)の保存方式は、二つの方式があるが、HTML、CSSとジャバスクリプトファイルの形態で管理する方法とファイル等を読み込むためのURLのみを管理する方式を並行して用いる。プログラムマネージャー(33)は、付加的にプログラムアイコン、位置、タイトル、説明、カテゴリ、等級の付加的情報をユーザインターフェースのために管理する。
プログラムマネージャー(33)は、スクリプトプログラムの内の一つであって、端末機のユーザインターフェースを提供するためのプログラムである。通信端末機(1)が起動されてスクリプト実行階層(13)が実行されたら、初期URLがプログラムマネージャー(33)であって、従って、プログラムマネージャー(33)が実行される。
プログラムマネージャー(33)が実行されると、プログラムサーバー(3)のプログラムマネージャーサーバー(34)に接続してインターフェース構成情報データファイルを受信する。プログラムマネージャー(33)は、データファイルの情報を分析してメニュー、プログラムアイコン、端末機情報、画面構成を表示して端末機インターフェースを完成する。
プログラムマネージャー(33)は、スクリプトプログラム(32)と一般バイナリプログラム(36)を共に管理することができ、スクリプトプログラム(32)の動的実行も提供する。この手順に関して、図3、図4で詳しく記述する。
また、ユーザの選択によってプログラムを実行する機能(図5、図6、図7)とユーザが新しいプログラムを追加するか、メニューを設定する機能(図8、図9、図10)を提供する。
プログラムマネージャーサーバー(34)は、プログラムマネージャー(33)にユーザの端末機インターフェース構成情報を生成して伝送して、プログラムマネージャー(33)の要請によってユーザの端末機インターフェース構成情報を追加、修正、削除する機能を提供する。
プログラムマネージャーサーバー(34)は、ウェブサーバープログラムであって、テンプレート情報(341)、顧客設定情報(342)、ポータルサービス情報(343)データベースを管理/分析してインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャー(33)に提供する。インターフェース構成情報データファイルには画面構造、表示スタイル、メニュー構成および位置、プログラム情報および位置、ポータル推薦プログラム情報などが含まれている。
設定プログラム(35)は、スクリプトプログラムであってユーザインターフェースの設定機能画面を提供する。即ち、プログラムの追加、削除、設定、画面のスタイルの設定、メニューの設定機能を提供する。プログラムマネージャー(33)で設定機能を選択すると、プログラムマネージャー(33)は設定プログラム(35)でURLを転換して設定プログラム(35)が実行できるようにする。
設定プログラム(35)は、プログラムマネージャーサーバー(34)と連動して設定データを伝送すると、プログラムマネージャーサーバー(34)はユーザが修正した情報をデータベースに保存する。
一般バイナリプログラム(12、36)は、端末機OS(11)でバイナリの形態で動作する一般的プログラムを称する。一般バイナリプログラム(12、36)は、ユーザが通信端末機(1)に既に設置してプログラムマネージャー(33)に登録することもでき、または、プログラムマネージャー(33)を通じてプログラムサーバー(3)にあるものを通信端末機(1)にダウンロードして登録することができる。
このような手順は、プログラムマネージャー(33)が一般バイナリプログラム(12、36)も共に管理することによって、単一ユーザインターフェースを提供するためのものである。通信端末機(1)で登録の手順は図8に、プログラムサーバー(3)で登録の手順は図9、図10に記述されている。
システムスクリプトは、スクリプトプログラムの内、電話発信、テキストメッセージ伝送、個人情報管理のように端末機システムの主要機能を提供するスクリプトプログラムを称する。プログラムサーバー(3)はこのようなプログラムのためにシステムスクリプトサーバー(37)を提供する。
システムスクリプトサーバー(37)は、システムスクリプト等が顧客個人情報(371)をサーバーに同期化して保存できる機能を提供することによって、ユーザ情報のバックアップ機能と共にユーザがインターネット(7)を介してプログラムサーバー(3)に接続して自分の端末機ユーザ画面をそのまま見ながら、個人情報を照会し、一部の通信機能を用いることができるようにするためのものである。このような機能は、本発明が標準ウェブ技術で具現したために可能となったものであって、図1のc:インターフェースに表示されている。
本発明では、端末機のユーザインターフェース構成のための端末機の構成画面、アイコン、色合い、イメージ、映像、音響、プログラム構成における情報をテンプレート情報(341)と定義し、様々なテンプレートを提供する。
本発明では、テンプレートを無制限に提供することができ、持続的に新しいテンプレートを提供することができる。また、プログラムマネージャー(33)の機能改善に伴い、テンプレート機能も改善することができる。
本発明では全てのユーザの端末機のユーザインターフェース構成画面が顧客設定情報(342)としてプログラムサーバー(3)に保存される。顧客設定情報(342)にはユーザの画面構成、メニュー構造、使用プログラムアイコンおよび位置、色合い、音響および映像情報などが含まれる。また、このような機能によって本発明ではユーザが端末機を変えても新しい端末機で同一のユーザインターフェースを見ることができ、インターネットを介しても端末機画面を見ることができる。
ポータルサービス情報(343)は、b:ポータルサーバーインターフェースに関する情報である。通信事業者のポータルサーバー(5)は、プログラムサーバー(3)と連動してポータルサービス等をスクリプトプログラム(32)で提供することができ、また、ポータルサービスを、プログラムマネージャー(33)を通じてユーザの端末機画面に推薦/表示することができる機能を提供する。
従って、通信事業者は自社のポータルサービスと端末機のユーザインターフェースが融合された新しい端末機のユーザインターフェースを生成できるようになる。ポータルサービス情報(343)は、このように端末機のユーザインターフェースにポータルサービスを推薦/表示するためにポータルサイトで企画して提供した情報である。
ポータルサイトのプログラムが同一のレベルのユーザインターフェースを有するためには、本発明のプラットフォームライブラリ(14)で構成しなければならない。
通信インターフェースa:通信端末機(1)とプログラムサーバー(3)の連動は、通信端末機(1)のスクリプト実行階層(13)とプログラムサーバー(3)のウェブサーバー(31)が標準HTTPプロトコルに連動する。
ポータルサーバーインターフェースb:通信事業者のポータルサーバー(5)は、ポータルの各サービスサイトをプログラムサーバー(3)にスクリプトプログラムで登録して通信端末機(1)のユーザインターフェースにポータルサービス等が共に表示/構成されるようにする。
また、通信事業者のポータルサーバー(5)の企画によって推薦するスクリプトプログラムをポータルサービス情報(343)に登録することができる。従って、推薦サービスや新規サービスがユーザ端末機インターフェースに動的に表示される。ポータルサーバーインターフェースbは、このような連動のためのインターフェースである。
インターネットインターフェースc:インターネット(7)を介してプログラムサーバー(3)に接続するためのインターフェースである。本発明のプラットフォームライブラリ(14)は、パソコンのウェブブラウザでも同一に動作するため、パソコンでプログラムマネージャー(33)を起動させると、ユーザの通信端末機画面を同一にみて、システムスクリプトを通じてユーザの端末機情報を照会/修正したり、インターネット(7)を介する電話発信、テキストメッセージサービスと連動したりすることができる。
図2は、スクリプト実行階層(13)の構造を示したものである。スクリプト実行階層(13)は、一般的ウェブブラウザ核心モジュールであるHTML&CSSエンジン(131)、ジャバスクリプトエンジン(132)とHTTP通信モジュール(133)を有していて、本発明のために次のような三つのモジュール(実行プログラム(134)、OS使用階層(15)、一般プログラムマネージャー(135))をさらに含めて構成される。
実行プログラム(134)は、スクリプト実行階層(13)の他のモジュールを含めて実際駆動するプログラムである。ユーザインターフェースで動作するために、端末機OS(11)でユーザプログラムマネージャー、または、背景画面プログラムで動作できるように開発されたプログラムである。実行プログラム(134)の開発方式は、OSごとに異なって開発される。
OS使用階層(15)については、図1で説明したため、重複した説明は省略する。
一般プログラムマネージャー(135)は、一般バイナリプログラム(12)のプロセスを管理するためのモジュールである。即ち、端末機OSのプログラムを起動、管理、終了するための機能を提供することによって、スクリプトプログラムと一般バイナリプログラムとの間の同一のユーザインターフェースを提供する。
プラットフォームライブラリ(14)のコンテキスト管理者(141)は、一般プログラムマネージャー(135)と類似な機能でスクリプトプログラムの起動、再始動に関して実行情報を保存、管理するモジュールである。このモジュールは、スクリプトプログラムのコンテキスト(実行情報)を管理して、スクリプトプログラムが再始動される時に以前のコンテキストを読み込んで実行状態が復旧されるようにする。
図3は、通信端末機(1)が起動された後にユーザのインターフェースの画面を通信端末機(1)のディスプレイに出力する手順を示したものである。
通信端末機(1)が起動されると、OS機能によってスクリプト使用階層(13)が先に実行される。スクリプト使用階層(13)が実行されると、設定によってプログラムマネージャー(33)のURLに接続する(S101)。
すると、プログラムマネージャー(33)のソース、即ち、HTML、CSSとジャバスクリプト(およびその他のイメージ、動画など・・・)がプログラムサーバー(3)から通信端末機(1)にダウンロードされる(S103)。この時、プログラムマネージャー(33)ソースが変更されなかったら、一般的なキャッシング機能を用いてダウンロードしないで、通信端末機(1)に予め保存されたソースを用いることもできる。
プログラムマネージャー(33)は、HTML、または、ジャバスクリプトソースによってプラットフォームライブラリ(14)と共に実行される(S105)。プログラムマネージャー(33)が起動されると設定によってプログラムマネージャーサーバー(34)に接続する(S107)(この時もS103のようなキャッシング機能を用いることができる。)。
プログラムマネージャーサーバー(34)は、顧客設定情報がない場合(即ち、最初接続者の場合)(S109)、基本テンプレートを用いて顧客設定情報を構成する(S111)。このような基本テンプレートの画面設定は、通信事業者が設計したユーザインターフェース構造を基本として、ポータルサービスで追加したサービスが共に含まれる。
この後、プログラムマネージャーサーバー(34)は、顧客設定情報をプログラムマネージャー(33)が分析できるデータファイル(インターフェース構成情報データファイル)で構成して通信端末機(1)にダウンロードする(S113、S115)。
プログラムマネージャー(33)は、データファイルを分析して端末機画面にユーザインターフェースを具現する。即ち、画面分割構造、プログラムアイコン等、メニュー構造および情報、システム情報、画面スタイルイメージ、動画などが画面に表示される(S117)。
この時、本発明のプログラムマネージャー(33)は、プログラムのアイコンを表示する機能のみならず、スクリプトプログラム(32)を実行して実行結果自体を画面に表示する機能も提供する。このような機能を用いるスクリプトプログラムに対しては動的実行情報がデータファイルに含まれる。
従って、動的実行情報があれば、該スクリプトプログラムを動的にダウンロードしてユーザ背景画面で実行することができる。この手順は、図4によって説明される。この後、通信端末機(1)は、使用可能状態で保持される(S119)。
図4は、スクリプトプログラム(32)をユーザインターフェース画面で動的に実行する機能に対するものであって、図3のS117段階の一部分である。
端末機ユーザ画面の構成が終わった後に、データファイルに記述されたプログラム実行情報で動的実行情報が含まれていれば、該プログラムは"動的実行"ができるものであるため、プログラムマネージャー(33)は動的実行情報を分析する(S151)。動的実行情報にはプログラムURL、プログラム生成および実行情報、画面表示位置、大きさ、実行周期、実行状態(実行/中止)情報を有している。
本発明は、このようなプログラムを全て予めダウンロードして実行するか否かを決定する方式ではなく、実行が必要なプログラムのみを端末機ユーザ画面表示の後にダウンロードして実行する。これは、初期端末機画面構成を早くするためである。
実行状態が"実行"と表示されていると(S153)、プログラムマネージャー(33)は、プログラムURLに接続して該スクリプトプログラム(32)をプログラムサーバー(3)からダウンロードして(S155)、"プログラム生成および実行情報"によってプログラムを生成して実行する(S157)。実行プログラムを"画面表示位置"に"大きさ"に合わせて出力して、"実行周期"情報があれば、端末機画面に表示されている中でも周期的に実行する。
図5ないし図7は、ユーザがユーザインターフェース画面、即ち、プログラムマネージャー(33)でプログラムを実行させる手順とプログラム管理方式を記述したものである。本発明でユーザは、スクリプトプログラム(32)と一般バイナリプログラム(12)を区分しないで実行させることができる。
まず、図5は、スクリプトプログラムの実行の手順について説明する。通信端末機(1)でユーザがプログラムを選択して実行すると(S201)、プログラムマネージャー(33)は、プログラムのLINK情報を通じてプログラムの種類を判別する(S203)。プログラム種類がスクリプトプログラムであれば、S207段階以下を実行して、そうでなければ、図7の過程を実行する(S205)。
プログラムマネージャー(33)がプログラムURLに接続してプログラムサーバー(3)のスクリプトプログラム(32)をダウンロードする(この時、一般的キャッシング機能の使用が可能である)(S207、S209)。
プログラムURLは、プログラムサーバー(3)のプログラムを示して、プログラムを構成するHTML、CSSとジャバスクリプトおよびイメージ、動画などの資源がダウンロードされる。以後、ダウンロードされたスクリプトプログラムのHTMLがロードされてプラットフォームライブラリ(14)と共に実行される(S211)。
一つのスクリプト実行階層(13)で多数のスクリプトプログラム(32)を実行できるようにするために、プラットフォームライブラリ(14)は、コンテキスト管理機能を提供し、スクリプトプログラム実行の直後にコンテキストをロードすると、プログラムは、以前実行の終了状態をそのまま保持して実行される(S213)。この段階は、図11(a)でより詳しく記述する。
以後、ユーザは、スクリプトプログラム(32)を一般プログラムのように用いることができる(S215)。ユーザの実行結果による画面およびデータの変化は、コンテキストに保存されるが、この段階は、図11(b)でより詳しく説明する(S217)。
ユーザのプログラム転換によって非活性化されたプログラムが活性化される場合には、通信端末機(1)の臨時保存所(キャッシュ)に保存されたスクリプトプログラムが直ちにロードされて実行される(S219、S221)。プログラム実行の後にコンテキスト管理によって以前画面状態が復旧される(S223)。この段階は、図11(a)に対応される。
図6は、図5と同じ目的であるが、多くのスクリプトプログラムを同時に実行するために、端末機OSのプログラム管理政策をそのまま活用する方式に対するものである。
通信端末機(1)でユーザがプログラムを選択して実行すると(S231)、プログラムマネージャー(33)は、プログラムのLINK情報を通じてプログラムの種類を判別する(S233)。プログラム種類がスクリプトプログラムであれば、S237段階以下を実行し、そうでなければ、図7の過程を実行する(S235)。
スクリプトプログラム(32)を実行するために、新しいスクリプト実行階層プロセスを実行する。即ち、プログラムマネージャー(33)を実行するスクリプト実行階層とは別に新しいスクリプト実行階層プロセスを生成し、新しいプロセスにプログラムURLを伝達する(S237)。
新しいスクリプト実行階層プロセスがプログラムURLに接続してプログラムサーバー(3)のスクリプトプログラム(32)をダウンロードする(この時、一般的キャッシング機能の使用が可能である)(S239、S241)。
プログラムURLは、プログラムサーバー(3)のプログラムを示し、プログラムを構成するHTML、CSSとジャバスクリプトおよびイメージ、動画などの資源がダウンロードされる。以後、ダウンロードされたスクリプトプログラムのHTMLがロードされてプラットフォームライブラリ(14)と共に実行される(S243)。
この時、新しいスクリプト実行階層プロセスの実行状態およびコンテキストは、端末機OS(11)の管理政策によって管理される。
図7は、プログラムマネージャー(33)で一般バイナリプログラム(12)を実行する手順に関する。
通信端末機(1)でユーザがプログラムを選択して実行すると(S261)、プログラムマネージャー(33)は、プログラムのLINK情報を通じてプログラムの種類を判別する(S263)。プログラム種類がスクリプトプログラムであれば、図5、または、図6の過程を実行し、そうでなければ、S267以下の過程を実行する(S265)。
スクリプト実行階層(13)に含まれた一般プログラムマネージャー(135)が該端末機OS(11)機能を用いてプログラムを実行する(S267)。この時、該プログラムの実行経路、または、固有IDを用いて実行する。
一般バイナリプログラム(12)の実行状態は、端末機OS(11)の政策によって管理される。一般プログラムマネージャー(135)は、端末機OS(11)のシステム呼び出しを用いてプログラム実行状態をプログラムマネージャー(33)に提供して、プログラムマネージャー(33)が一般バイナリプログラムとスクリプトプログラムを区分なく表示するようにする。
また、一般プログラムマネージャー(135)は、プログラム終了のような状態変更機能をプログラムマネージャー(33)に提供して、プログラムマネージャー(33)がプログラムの状態を変更できるようにする(S269)。従って、プログラムマネージャー(33)は、スクリプトプログラムと一般バイナリプログラムの実行状態および状態変化を統合管理する画面を提供することができる(S271)。
図8ないし図10は、プログラムマネージャー(33)を通じて新しいプログラムをユーザインターフェース画面に追加する手順を記述したものである。
図8は、プログラムマネージャー(33)を通じてユーザが通信端末機(1)に設置しておいた一般バイナリプログラム(12)をユーザインターフェース画面に追加する手順を記述したものである。
ユーザがプログラムをユーザインターフェースに追加するために、プログラムマネージャー(33)を通じて設定プログラム(35)を実行する(S301)。設定プログラム(35)は、スクリプトプログラムである。
設定プログラム(35)が、スクリプト実行階層(13)の一般プログラムマネージャー(135)を呼び出して端末機にユーザが設置した一般プログラムのリストを解明して、プログラムサーバー(3)のプログラムマネージャーサーバー(34)に接続してユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを受信して表示する(S303、S305、S307、S309)。
ユーザが通信端末機(1)に設置された一般バイナリプログラムを選択して追加すると(S311)、設定プログラム(35)は、スクリプト使用階層(13)の一般プログラムマネージャー(135)を呼び出して一般バイナリプログラムのプログラム情報を受信する(S313)。ここで、プログラム情報はプログラムの経路、または、固有ID、アイコン、実行環境と関連する情報である。
設定プログラム(35)は、受信されたプログラム情報とプログラムを追加する画面位置情報とを一緒にプログラムマネージャーサーバー(34)に伝送してプログラム登録を要請する(S315)。これでプログラムマネージャーサーバー(34)は、一般バイナリプログラムのプログラム情報をデータベースに登録して(S317)、顧客設定情報(342)にプログラム情報と位置情報を登録する(S319)。
プログラムマネージャーサーバー(34)が修正された顧客設定情報(342)に基づいてインターフェース構成情報データファイルを生成して、プログラムマネージャー(33)に伝送すると(S321)、プログラムマネージャー(33)は、ユーザが選択した画面位置に登録されたプログラムの実行アイコンを追加して表示する(S323)。
図9は、プログラムサーバー(3)にあるプログラムの内、スクリプトプログラム(32)をユーザインターフェース画面に追加する手順を示したものである。
ユーザがプログラムをユーザインターフェースに追加するためにプログラムマネージャー(33)を通じて設定プログラム(35)を実行する(S331)。設定プログラム(35)は、スクリプトプログラムである。
設定プログラム(35)がスクリプト実行階層(13)の一般プログラムマネージャー(135)を呼び出して端末機にユーザが設置した一般プログラムのリストを解明し、プログラムサーバー(3)のプログラムマネージャーサーバー(34)に接続してユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを受信して表示する(S333、S335、S337、S339)。
ユーザがプログラムサーバー(3)にあるプログラムを選択して追加すると(S341)、設定プログラム(35)は、プログラムIDと追加する位置情報とを一緒にプログラムマネージャーサーバー(34)に伝送してプログラム登録を要請する(S343)。
プログラムマネージャーサーバー(34)は、顧客設定情報(342)にプログラム情報と位置情報を登録する(S345)。登録されたプログラムがスクリプトプログラムであれば、S349段階以下の過程を行い、そうでなければ、図10による過程を行う(S347)。
プログラムマネージャーサーバー(34)が修正された顧客設定情報(342)に基づいてインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャー(33)に伝送すると(S349)、プログラムマネージャー(33)は、ユーザが選択した画面位置に登録されたプログラムの実行アイコンを追加して表示する(S351)。
図10は、プログラムサーバー(3)にあるプログラムの内、一般バイナリプログラム(36)をユーザインターフェース画面に追加する手順を示したものである。
ユーザがプログラムをユーザインターフェースに追加するためにプログラムマネージャー(33)を通じて設定プログラム(35)を実行する(S361)。設定プログラム(35)はスクリプトプログラムである。
設定プログラム(35)がスクリプト実行階層(13)の一般プログラムマネージャー(135)を呼び出して端末機にユーザが設置した一般プログラムのリストを解明し、プログラムサーバー(3)のプログラムマネージャーサーバー(34)に接続してユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを受信して表示する(S363、S365、S367、S369)。
ユーザがプログラムサーバー(3)にあるプログラムを選択して追加すると(S371)、設定プログラム(35)はプログラムIDと追加する位置情報とを一緒にプログラムマネージャーサーバー(34)に伝送してプログラム登録を要請する(S373)。プログラムマネージャーサーバー(34)は、顧客設定情報(342)にプログラム情報と位置情報を登録する(S375)。
登録されたプログラムがスクリプトプログラムであれば、図9による過程を行い、そうでなければ、以下の過程を行う(S377)。プログラムマネージャーサーバー(34)は、登録された一般バイナリプログラムの設置ファイルを通信端末機(1)にダウンロードして(S379)、通信端末機(1)の一般プログラムマネージャー(135)は、ダウンロードされたプログラム設置ファイルを実行して、通信端末機(1)に登録された一般バイナリプログラムを設置する(S381)。
以後、プログラムマネージャーサーバー(34)が修正された顧客設定情報(342)に基づいてインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャー(33)に伝送すると(S383)、プログラムマネージャー(33)はユーザが選択した画面位置に登録されたプログラムの実行アイコンを追加して表示する(S385)。
一方、本発明ではユーザがユーザインターフェース画面でプログラムを削除する機能も当然提供し、プログラムマネージャー(33)でプログラムアイコンを削除すると、削除プログラム情報がプログラムマネージャーサーバー(34)に伝送されて顧客設定情報(342)で該プログラムが削除され、プログラムマネージャー(33)はユーザインターフェース画面で該プログラムのアイコン、または、メニューを削除する。
また、本発明では、プログラム以外にユーザインターフェース画面の表示属性と形態を変える機能も提供する。即ち、これは画面の構造、色合い、イメージ、ボタン、動画および音響情報を設定するものである。本発明は、プログラムマネージャー(33)がスクリプトプログラムであるため、このような修正情報が全てプログラムサーバー(3)に伝送されて保存されることを特徴とする。
図11は、本発明の図5の実行手順で記述されたプラットフォームライブラリ(14)のコンテキスト管理機能に関する。コンテキストは、プログラムの現在実行状態を意味することであって、本発明ではスクリプトプログラムのコンテキストであるため、端末機OS(11)やスクリプト実行階層(13)で提供できる機能ではなく、プラットフォームライブラリ(14)の各ユーザUXモジュールがコンテキスト保存機能を全て提供してこそ、具現が可能である。
スクリプトプログラムにコンテキスト管理機能が必要である場合、プログラムソースにコンテキスト使用およびコンテキストID情報が設定され、この情報が設定されると、プラットフォームライブラリ(14)の全てのユーザUXモジュールは、コンテキスト保存関数を活性化させる。
図11(a)の部分は、コンテキストをロードしてプログラムの実行状態を復旧する手順である。
プログラムが実行、または、活性化する時(S401)、スクリプトプログラムがコンテキストを用いると設定されると、プラットフォームライブラリ(14)は、含まれたモジュールであるコンテキスト管理者(141)にコンテキストIDを伝達してコンテキストのロードを要請する(S403)。
コンテキスト管理者(141)は、コンテキストIDで保存されたコンテキストがあればロードし、分析してプラットフォームライブラリ(14)の各ユーザUXモジュールが解析できるコンテキスト情報でメモリーにロードする(S405)。
プログラムが実行されて表示される時、プログラムを構成している各ユーザUXモジュールは、該モジュールのコンテキスト情報によって画面を生成して表示する(S407)。従って、プログラムの以前実行状態が復旧される。
図11(b)の部分は、スクリプトプログラムが実行途中に実行画面の現在状態情報をコンテキストに保存する手順に関する。
ユーザによってプログラムが使用される時(S451)、プログラムにコンテキストIDが指定されていると、プラットフォームライブラリ(14)の各ユーザUXモジュールは、コンテキスト管理関数を通じて現在状態をコンテキスト情報としてメモリーに保存する(S453)。
プログラムの終了、または、プログラム転換によってプログラムが非活性化される状況になった時(S455)、プログラムのコンテキストIDが指定されていると、プラットフォームライブラリ(14)はプログラムの終了、または、非活性化の前にコンテキスト管理者(141)にコンテキスト保存を要請する(S457)。
すると、コンテキスト管理者(141)は、プラットフォームライブラリ(14)の各モジュールのコンテキスト情報を合わせてコンテキストを生成して保存する(S459)。
本発明の'スクリプト実行階層'が起動されて実行される方式は、端末機OSごとに異なることがあり、このようなバイナリプログラムを起動して端末機のユーザインターフェースを交替する方法が、公式的にOSで提供する方法であるか、私的に開発された方法を使用するか、本発明に記述された機能を行うと、本発明の変形の例と見るのが妥当である。
本発明で'OS使用階層'の開発方式は、端末機OSと用いるウェブブラウザの核心モジュールによって異なる場合がある。即ち、ウェブブラウザにプラグインでSWを設置することもできて、'スクリプト実行階層'が'ウェブブラウザ核心モジュール'を上位で制御して機能を提供することもできる。また、外部の分離されたモジュールを設置してそのモジュールに機能を要請して提供することもできる。このような開発方式は、全て本発明の変形の例に該当する。
本発明では、'通信事業者ポータル'は必ずしも'通信事業者'の'ポータルサービス'のみを称するだけでなく、有力な一般ポータル事業者等も当然該当されることができる。即ち、端末機OSの開放性程度によって、一般ポータル事業者、ゲーム事業者のようなインターネット事業者にも本発明のプラットフォームを事業に適用できる。
本発明の図1で記述された'テンプレート情報'(即ち、特定主題およびデザインスタイルを有して、辞書に定義されたユーザインターフェース画面、つまり、'画面構造'、'イメージ'、'背景画面で実行される動的スクリプトプログラム'、'システムスクリプト'、'動画'、'音響'などの情報集合)をユーザが選択して用いることと関連して、このようなテンプレートを広告と関する主題で構成して広告事業をすることも本発明に属することである。
特に、このような事業で本発明を用いると、ユーザがテンプレートを交代する時、端末機OS的にシステムモジュールの交替が全然なく、すぐ適用される長所があるため、ユーザが気軽く適用することができ、背景画面に動的に'スクリプトプログラム'を表示して動的に変わる関連情報を表示できる長所を有するようになる。
以上、本発明の第1実施例による装置および方法を説明して、次に図12ないし図23を参照して本発明の第2実施例による通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法を説明する。
本発明の第1実施例では、前述の通り、スクリプト実行階層、プラットフォームライブラリ、プログラムマネージャーおよびプログラムマネージャーサーバーを基本構成として、ウェブ基盤ユーザインターフェースを具現し、後術の本発明の第2実施例では、プログラムマネージャー実行階層、システムプログラム実行階層、遠隔プログラムマネージャーパッケージおよびマーケットサーバーを基本構成として、ウェブ基盤ユーザインターフェースを具現する。
一方、本発明の第2実施例では同期化サーバーを追加して、通信端末機に設定される各種の設定情報とプログラムマネージャーマーケットサーバーでユーザごとに管理する設定情報がリアルタイムで同期化できるように具現する。
図12は、本発明の第2実施例による全体モジュール構成の連動関係を示した図面である。本発明の具現のために、次のようなシステムおよびモジュールで構成されることができる。(この時、前記図12で'色のある部分'が本発明のモジュールであって、'点線'で示した部分は、ジャバスクリプトで具現されて動作するモジュールを示す。
一方、前述の第1実施例でと同一の名称に同一の機能を行うモジュールについては詳しい説明は省略する。
‐プログラムマネージャー実行階層(24):このSW階層は、OS機能の使用と'スクリプト'の実行を担当する。現在、本発明の具現は、汎用技術標準であるHTML、CSSとジャバスクリプトを用いるように開発されて、通信はHTTPを用いるため、本階層は'標準ウェブブラウザ核心モジュール'を含めている。
また、一般バイナリプログラムの管理機能、OS機能の使用およびOSとのイベント連動機能、OSのプログラムマネージャーで動作するための機能を有していて、設置された'プログラムマネージャースクリプト'と'システムスクリプト'および'アプリケーション&ウィジェットスクリプト'を管理して実行する機能を支援する。これについて詳しい説明は、図13の説明で後述する。
‐スクリプトおよび設定保存所(23):本発明は、ユーザが多重のユーザインターフェースを同時に使えるという長所を提供する。従って、これはこのような多数のユーザインターフェースプログラム(即ち、'プログラムマネージャー'スクリプト)を管理して、各'プログラムマネージャー'の実行情報および設定情報を管理するためのデータベースである。
また、'プログラムマネージャーマーケットサーバー'でダウンロードした'アプリケーションスクリプト'と'ウィジェットスクリプト'も保存して管理する。
‐アニメーション/効果:各種のアニメーションと効果を提供するためのモジュールである。
従って、本発明の第2実施例によってプラットフォームライブラリ(14)を用いて'スクリプトプログラム'を開発して、このような'スクリプトプログラム'は、'一般バイナリプログラム'レベルのユーザインターフェースと機能を提供する。
‐プログラムマネージャーライブラリ(21):通信端末機のユーザインターフェースを具現するためのアイコン管理画面、メニュー画面、ウィジェット画面、APP設置および管理、システム管理メニューおよびOS連動機能などを提供するジャバスクリプトライブラリである。前記ライブラリは、プラットフォームライブラリ(14)とOS使用階層(15)の上で動作し、プログラムマネージャースクリプト(20)を開発するための必要モジュールを全て提供するため、外部開発者もこれを用いて簡単にプログラムマネージャースクリプト(20)を開発して様々な通信端末機(1)画面を開発することができる。
‐OS使用階層(15):プラットフォームライブラリ(14)で端末機システム機能、即ち、アプリケーション管理機能、ウィジェット管理機能、OSイベント通報、電話/テキストメッセージサービス、データ伝送、共有ファイル接近、個人データ接近、システム設定などに対する機能を提供するためのインターフェースを提供するためのモジュールである。
このモジュールの機能は、スクリプト実行階層(13)で実行される'スクリプトプログラム'によって使用され、必要な機能が呼び出されるとスクリプト実行階層(13)がOS使用階層(15)に実行を要請して、その結果を'スクリプトプログラム'に提供する。
‐システムプログラム実行階層(22):このSW階層は、プログラムマネージャー実行階層(24)と類似な機能を有しているが、'スクリプトプログラム'を実行するための階層である。
従って、特定のシステム機能を実行するシステムプログラムの機能を実行するためのものである。このSW階層は、スクリプトで開発されたプログラムが特定のシステムプログラムで動作できる機能を提供する。
このようなプログラムがプログラムマネージャー実行階層(24)と分離された理由は、OSによって各システム機能を別途のプロセスで実行しなければならないためである。本発明のこのようなシステムプログラムが担当する機能は、画面ロックプログラム、電話発信プログラム、テキストメッセージプログラム、検索プログラムなどがある。
即ち、画面ロックプログラムの機能が具現された'システムスクリプト'をそのシステムプログラム実行階層(24)で実行させると、ウェブ基盤で構成された'システムスクリプト'がOSの画面ロックプログラムで動作するようになる。
‐システムスクリプト(19):HTML、CSSとジャバスクリプトで開発されたプログラムであって、該システムプログラム実行階層(22)で支援するシステム機能を呼び出して各機能のシステムプログラムで動作するようになる。
本発明では画面ロックプログラム、電話発信プログラム、テキストメッセージプログラム、検索プログラムなどがある。従って、ユーザは、システムプログラムを簡単に交替することができ、データ同期化によって、WEBを介しても端末機の情報接続が可能である。
‐プログラムマネージャースクリプト(20):端末機のユーザインターフェースを提供するためのスクリプトプログラムである。端末機が起動されてプログラムマネージャー実行階層(24)が実行されると、この階層の初期接続URLがプログラムマネージャースクリプト(20)である。即ち、従って、プログラムマネージャースクリプト(20)が実行される。
スクリプトおよび設定保存所(23)に登録されたプログラムマネージャースクリプト(20)の情報が端末機内部URLであれば、内部で実行され、外部URLであれば、外部サーバー、即ち、プログラムマネージャーマーケットサーバー(9)で、リアルタイムにソースコードがダウンロードされて実行される。
このプログラムが実行されると、プログラムの設定情報と現在端末機OSのシステムおよびアプリケーション設置の明細を分析してユーザインターフェースの画面を出力する。即ち、背景画面構造、メニュー、アイコン、フォルダー、ウィジェットなどを示して、端末機インターフェースの構成が完了される。プログラムマネージャースクリプト(20)の動作は、図15の説明で詳しく説明する。
‐ウィジェットスクリプト(17):ウィジェットで動作するように開発されたスクリプトプログラムである。プログラムマネージャースクリプト(20)は、このプログラムをロードして実行し、実行結果を画面にウィジェットで出力するようになる。
このスクリプトは、マーケットサーバー(91)で直接ダウンロードされることもでき、プログラムマネージャースクリプト(20)に含まれてダウンロードされることもできる。プログラムマネージャースクリプト(20)によってOSで実行されるバイナリウィジェットと区分のないユーザインターフェースで実行される。
‐アプリケーションスクリプト(18):アプリケーションで動作するように開発されたスクリプトプログラムである。ウィジェットスクリプト(17)のようにマーケットサーバー(91)で直接ダウンロードすることもでき、プログラムマネージャースクリプト(20)に含まれてダウンロードすることもできる。OSで実行されるバイナリアプリケーションと同一の方式とユーザインターフェースで実行される。
一方、プログラムマネージャーマーケットサーバー(9)は、本発明のために各種のスクリプトプログラムを管理して、ダウンロードする機能を行い、次のようなモジュールで構成されている。
‐マーケットサーバー(91):各スクリプトプログラムを選択して購買したり、ダウンロードしたりできる機能を提供するサーバーモジュールである。スクリプトプログラムは、必要なHTML、CSS、ジャバスクリプト、イメージ、ビデオ設定情報を一つのパッケージで括って管理され、ダウンロードされる。
プログラムマネージャーパッケージ(92)は、プログラムマネージャースクリプト(20)をダウンロードするためにパッケージで、該プログラムマネージャーで用いられる'アプリケーションスクリプトパッケージ'と'ウィジェットスクリプトパッケージ'が追加で含まれることもできる。
‐同期化サーバー(95):端末機に保存されたユーザ情報(96)とプログラムマネージャー情報(97)をサーバーに保存して同期化するためにサーバーである。プログラムマネージャー情報(97)は、端末機のスクリプトおよび設定保存所(23)に保存された'プログラムマネージャー'の設定情報および実行保存情報を同期化したものである。
従って、この情報を復旧することによって、ユーザが用いるユーザインターフェースの画面をそのまま復旧できるようになる。また、ユーザ情報(96)は、'システムスクリプト'のデータを同期化したものであって、先に言及した'システムスクリプト'の種類のように、ユーザの連絡先、電話記録、テキスト情報などが同期化される。
‐遠隔プログラムマネージャーパッケージ(98):これは'プログラムマネージャー'であって、この実行URLが遠隔サーバーのURLと指定されたパッケージである。このような構成を活用して'プログラムマネージャースクリプト'をサーバーで、リアルタイムに生成して画面を構成することができる。
従って、外部インターネットサービスと連動して外部サイト画面や情報をそのまま活用してユーザ端末機インターフェースを構成する複合的なインターフェースを構成する。
‐外部サービス連動:遠隔プログラムマネージャー(98)が外部サービスの情報およびサイトをそのまま活用して動作したり、生成されたりする場合、外部サイトと連動するためのインターフェースである。
このような連動を用いて外部サイトの画面をそのまま活用した端末機のユーザインターフェースの画面を構成することができ、または、外部サイトのサービスをアイコン化して端末機のアプリケーションと同一の方式で実行されるように統合されたユーザインターフェースを構成する。
図13は、プログラムマネージャー実行階層(24)の構造を示したものである。プログラムマネージャー実行階層(24)は、本発明のプログラムマネージャースクリプト(20)を駆動してユーザインターフェースを提供するためのものであって、ウェブブラウザ核心モジュールである'HTML&CSSエンジン'、'ジャバスクリプトエンジン'を含むスクリプト実行階層(13)とOSの機能制御のための機能、そして一般プログラムを管理するための機能などで構成されている。各構成モジュールは次のようである。
‐一般プログラムマネージャー(241):端末機に設置された一般バイナリプログラムのリストと情報をスクリプト実行階層(13)に提供する役目をして、スクリプト実行階層(13)の要請によって一般バイナリプログラムを実行、削除、設置およびアップデートする機能を行うモジュールである。
‐OSプログラムマネージャーI/F(Interface)(242):OSによって端末機で発生する一般バイナリプログラムの変動情報、即ち、設置、削除、アップデートの情報を受信するためのモジュールである。スクリプト実行階層(13)を通じて'プログラムマネージャー'によって実行されるこのような動作は、'プログラムマネージャー'が自分で把握できるが、本発明のプログラムマネージャー実行階層(24)が実行されずにいるか、端末機のメモリー不足によって暫く実行が中断された時、発生した情報の変化を検知するためのモジュールである。
この階層は、一般プログラムマネージャー(241)と連動して変更イベントを通報する。
‐OS使用階層(15):OSの機能、即ち、プロセスの実行サイクル制御、ファイルシステム使用、データベースシステム使用、連絡先、メッセージ保存箱、ウィジェットの実行管理、付加装備の使用など、一般的なブラウザが実行できない機能を提供するためのモジュールである。'プログラムマネージャー'がこのようなOS機能を用いるために、関連機能を、スクリプト実行階層(13)を通じて呼び出すとこのモジュールを通じて該機能が実行される。
‐OSイベント連動階層(243):OSで発生する様々な変化をイベントの形態で受信して、'プログラムマネージャー'が適切な動作を取ることができるように中継する機能を提供するモジュールである。このような機能としては、'プログラムマネージャー'のスタート、メモリー不足による'プログラムマネージャー'の再起動、画面方向の変化、ウィジェットの移動、端末機の動き、勾配の変化、特殊キーの入力などのようなイベントがある。
‐プログラムマネージャー管理者(244):端末機に設置された'プログラムマネージャー'等を管理するためのモジュールである。プログラムマネージャーマーケットサーバー(9)でダウンロードした'プログラムマネージャー'等の情報を管理し、ユーザが求める'プログラムマネージャー'を選択すると、該プログラムを起動して保存された'プログラムマネージャー情報'を通じて初期化する機能を提供する。
‐同期化クライアント(245):'プログラムマネージャー'の使用記録と設定情報をプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)の同期化サーバー(95)と同期化するためのモジュールである。このような機能を通じてユーザは、端末機の画面構造をそのままサーバーに保存することができ、また、本発明の'プログラムマネージャー'は、WEB環境でもそのまま動作するため、端末機の画面構造を、WEBを介してそのまま見ながら操作できる機能が具現される。
‐スクリプト実行階層(13):'プログラムマネージャー'を含むスクリプトプログラムを実行させる機能を行うモジュールである。
即ち、ジャバスクリプトを実行させて'プログラムマネージャー'と'システムスクリプト'が実行中、必要とするOS接近機能を提供する。ジャバスクリプトを実行させるために、HTMLエンジンとジャバスクリプトエンジンを用いて、各OS関連機能を用いるために、このためのジャバスクリプト拡張オブジェクトを提供し、該オブジェクトに呼び出しが発生する場合、先に記述された各該モジュールに機能の実行を要請して、結果をまたジャバスクリプト拡張オブジェクトを通じて、スクリプトプログラムで伝達する機能を行う。
また、OSで発生したイベントをジャバスクリプトイベントに変換して実行中である'プログラムマネージャー'に伝達する機能を提供する。
図14は、システムプログラム実行階層(22)の構造を示したものである。この階層は、スクリプト実行のためにプログラムマネージャー実行階層(24)と同一のモジュールを用いて、付加的に次のようなモジュールを有している。
‐OSシステムプログラムI/F(Interface)(221):該'システムスクリプト'がスクリプト状態では、OSで特殊な機能を行うシステムプログラムと認識されることができないため、システムプログラム実行階層(22)がOSでシステムプログラムと認識されるようにOSと連動機能を提供する。
例えば、電話発信機能を提供する'システムスクリプト'を実行するためのシステムプログラム実行階層(22)であれば、OSに電話発信プログラムで用いられるという情報を登録してOSによって電話発信プログラムで用いられる。
従って、ユーザが電話発信をすると、前記システムスクリプト実行階層(22)が実行されて、現在用いられる'システムスクリプト'が実行されて、電話発信機能を提供するようになる。実行手順と関連して、図22の説明で詳しく記述された。
‐システムプログラム機能階層(222):各システムプログラムが必要とする機能を提供する階層である。この階層で提供する機能は、スクリプト実行階層(13)にジャバスクリプトオブジェクトと登録され、従って、'システムスクリプト'はプラットフォームライブラリ(14)を呼び出してスクリプト実行階層(13)に登録された該オブジェクトを呼び出すようになり、スクリプト実行階層(13)は、'システムプログラム機能階層'の該機能を呼び出して実行結果を'システムスクリプト'に提供する。
このような方式で各'システムスクリプト'の固有動作が具現される。例えば、'電話発信'プログラムの場合、該システムプログラム機能階層(222)は、電話発信、連絡先などと関連した機能を提供する。
‐ユーザ情報(96):'システムスクリプト'が管理するユーザ情報であって'システムスクリプト'の機能によって、連絡先、テキスト保存箱、イメージ保存箱、電話記録、日程などの情報である。
このような情報をプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)の同期化サーバー(95)を介して同期化する理由は、ユーザ情報の保全と復旧の目的と共に、'システムスクリプト'をWEB環境でもそのまま動作させるためのものである。
本発明では'プログラムマネージャー'の同期化を通じてユーザの端末機のユーザインターフェースをそのままWEBで用いることができるのみならず、通信端末機の主要システム機能もそのまま用いることができるようになる。
本発明は、このような機能の具現のために、WEB通信機能自体を除いた追加的な開発を必要としない特徴を有している。
図15は、端末機が起動された後、ユーザのインターフェースの画面を端末機画面に出力する手順を示したものである。即ち、'プログラムマネージャー'が実行される手順を示すものである。
まず、端末機が起動されると、OSの機能によって、OSに登録されたプログラムマネージャーが検索され、既に登録された本発明のプログラムマネージャー実行階層(24)が実行(S1501)される。前記プログラムマネージャー実行階層(24)は、OSに登録しておいたOSプログラムマネージャーI/F(221)によってOSから起動される。
これは、プログラムマネージャー実行階層(24)によってOSに予め登録されたものであって、プログラムマネージャー実行階層(24)が最初にユーザによって実行される時、登録されたものである。
この時、一般プログラムマネージャー(241)は、設置されたAPPの実行情報を分析してICONを抽出して保存する。この時、OSイベント連動階層(243)をOSに登録してOSに発生するシステムイベントを受信できるようにする。
一方、通信端末機(1)に既に設置された'プログラムマネージャー'があれば(S1502)、S1513段階に進行して該'プログラムマネージャー'を実行する。その反面、設置された'プログラムマネージャー'がない場合、マーケットサーバー(91)に接続して新しいマネージャーをダウンロードするようにする。
前記マーケットサーバー(91)は、サーバーの'プログラムマネージャー'リストと端末機に設置されたリストを比べて、ダウンロード可能なリストを生成して、'アップデート'および'削除'が可能か否かを表示する。
このような端末機上の設置情報は、プログラムマネージャー実行階層(24)のプログラムマネージャー管理者(244)を通じて伝達され、通信端末機(1)に設置された'プログラムマネージャー'の固有IDとバージョン情報が全て伝達される。
次に、通信端末機(1)の設置情報を反映して各'プログラムマネージャー'に対して、'ダウンロード'、'アップデート'、'削除'が表示(S1503)され、ユーザの選択によってプログラムマネージャーパッケージ(92)がダウンロード(S1504)されて設置(S1505)が始まる。
前記プログラムマネージャーパッケージ(92)は、'プログラムマネージャー'を構成するプログラム、イメージ、音声、動画および設定情報と共に、'プログラムマネージャー'に付属するアプリケーションスクリプト(18)とウィジェットスクリプト(17)を括ったものである。
その後、前記設置されたプログラムマネージャーパッケージ(92)を分析して、実行情報とスクリプトファイル、イメージなどの関連資源を設置する。前記実行情報によって、'プログラムマネージャー'の実行URLが外部サーバーを示す場合(S1506)、この'プログラムマネージャー'は、'遠隔プログラムマネージャー(98)'であって、この場合にURLの該サーバーに接続してプログラム、イメージ、動画などの実行と必要な情報をダウンロード(S1507)する。
もし、該'プログラムマネージャー'の固有IDに該当する'プログラムマネージャー情報'が端末機に存在(S1508)する場合、そのまま使用(S1510)し、存在しなければ、固有IDに対して新しく保存スペースを生成(S1509)する。
一方、'プログラムマネージャー情報'がサーバーにある場合(S1511)、同期化サーバー(95)に接続して'設定および使用情報'を受信(S1512)して'プログラムマネージャー情報'と保存する。
次に、'プログラムマネージャー'の実行情報の'実行URL'を通じて'プログラムマネージャー'を実行(S1513)する。この時、実行された後、'プログラムマネージャー'はスクリプト実行階層(13)に'実行ロック'要請する。これは'プログラムマネージャー'の最初実行中に発生することのあるOSの干渉および制御を止めることをOS使用階層(15)に要請することを意味する。
次に、'プログラムマネージャー'は前記で生成されたAPP情報を'プログラムマネージャー情報'と比べて同期化を実行する。このような、毎回同期化する理由は、本発明の実施例によるプログラムマネージャー実行階層(24)が実行されなかったり、メモリーに降りている時でも、新しいAPP(バイナリプログラム)が設置されたりすることがあるためである。
一方、'プログラムマネージャー'は、以前に実行中であった他の'プログラムマネージャー'が生成したOS関連資源があれば、全部除去する。特に、画面のバイナリウィジェットを除去する。その後、プログラムマネージャー情報(97)に保存された画面およびICON配置情報によってアプリケーション実行のためのICONおよびメニューを表示してバイナリウィジェット(16)およびウィジェットスクリプト(17)を表示する。
最後に、全てのユーザインターフェースが画面に表示されて'実行ロック'を解除してユーザが使用できる実行待機状態となることによってユーザが通信端末機(1)を使用できるようになる。
図16は、該OSで動作するように開発されたウィジェットプログラム、即ち、バイナリウィジェット(16)を本発明の'プログラムマネージャー'が追加する手順を示したものである。
まず、ユーザがOSの機能を用いてバイナリウィジェット(16)を選択して追加(S1601)する。その後、バイナリウィジェット(16)が設置される情報を、一般プログラムマネージャー(241)を通じてOSで受信する。この時、一般プログラム管理者(241)は生成予定ウィジェットのウィジェットIDと実行情報、タイトル、ICON情報を分析(S1602)する。
その後、生成するウィジェット情報(即ち、ウィジェットID、ICON、実行情報、タイトル、種類)情報をスクリプトイベントで生成してスクリプト実行階層(13)に発信する。スクリプト実行階層(13)は、システムイベントを現在実行中である'プログラムマネージャー'に発信(S1603)する。
その後、実行中の'プログラムマネージャー'は、イベントを受信して、該プログラムの画面配置の方式と画面の余裕スペースを確認して、生成する位置と大きさを決定して、その情報をまたスクリプト実行階層(13)を通じて一般プログラムマネージャー(241)に通報(S1604)する。
一方、一般プログラムマネージャー(241)は受信された情報によってバイナリウィジェット(16)を画面に生成(S1605)して、生成結果を、スクリプト実行階層(13)を通じて'プログラムマネージャー'にイベントで通報する。
この時、'プログラムマネージャー'は生成結果が成功(S1606)であれば、該位置にバイナリウィジェット(16)を制御する'仮想ウィジェットスクリプト'を生成して、'仮想ウィジェットスクリプト'にバイナリウィジェット(16)関連情報を保存(S1608)する。これは'プログラムマネージャー'がバイナリウィジェット(16)を直接制御することができないため、'仮想ウィジェットスクリプト'を通じてバイナリウィジェット(16)を制御するためである。
即ち、'仮想ウィジェットスクリプト'はバイナリウィジェット(16)を制御する機能が具現されていて、これはスクリプトであるため、'プログラムマネージャー'が他のウィジェットと同一に直接制御する。その反面、'プログラムマネージャー'は生成結果が失敗(S1606)であれば、エラーを表示して該情報を削除(S1607)する。
この時、画面の構成情報が変更されたため、この情報を'プログラムマネージャー情報'に保存する。'プログラムマネージャー'は生成結果が成功(S1606)であれば、該位置にバイナリウィジェット(16)を制御する'仮想ウィジェットスクリプト'を生成し、'仮想ウィジェットスクリプト'にバイナリウィジェット(16)関連情報を保存(S1608)する。
また、'プログラムマネージャー'が同期化サーバー(95)と同期化するように設定された場合、修正された情報を、同期化サーバー(95)を通じてプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)に保存(S1609)する。
最後に、バイナリウィジェット(16)が出力されるページおよびスペースに画面を移動して、バイナリウィジェット(16)を表示(S1610)することによってバイナリウィジェット(16)が画面に出力(S1611)される。
図17は本発明の'プログラムマネージャー'がOSの'Native program'、即ち、バイナリプログラムを管理および実行できるように、一般バイナリプログラム(12)がOSに実行される時、'プログラムマネージャー'に登録される手順をしめしたものである。
まず、ユーザが'バイナリプログラム'をダウンロードして設置する。これは通常的に該OSのSWを購買して設置(S1701)する手順である。
この時、'バイナリプログラム'の設置情報を、一般プログラムマネージャー(241)を通じてOSで受信すると、'バイナリプログラム'パッケージを分析(S1702)して、各々実行できるモジュールの実行IDとICON情報を抽出してプログラムマネージャー実行階層(24)のDBに保存(S1703)する。
一方、一般プログラムマネージャー(241)は設置されたプログラムの各実行モジュール情報(即ち、ICON、実行情報、タイトル、種類)のリストをスクリプトイベントで生成してスクリプト実行階層(13)に発信(S1704)する。
この時、実行中の'プログラムマネージャー'は設置イベントを受信して、各実行情報を保存してユーザインターフェース画面に各実行情報を表示(S1705)する。通常的にICONで表示するが、表示方式と表示位置は、各'プログラムマネージャー'の具現された動作による。
一方、ICON交替機能を用いる'プログラムマネージャー'の場合、ユーザの選択、または、実行情報によって表示ICONを他のICONで交替することもできる。もし、'プログラムマネージャー'が同期化サーバー(95)と同期化するように設定された場合、修正された情報を、同期化サーバー(95)を通じてプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)に保存(S1706)する。
前記'プログラムマネージャー'は該プログラムのICON、または、メニュー領域に該当する実行情報に追加されたバイナリプログラムの実行情報を指定(S1707)する。この時、前記情報はジャバスクリプトで具現される。
また、前記スクリプトはスクリプト実行階層(13)を通じて、一般プログラムマネージャー(241)に該プログラムの実行を要請するプログラムである。従って、ユーザが選択すると、一般プログラムマネージャー(241)を通じて該バイナリプログラムが実行(S1708)されることによってバイナリプログラムが使用可能状態(S1709、S1710)となる。
図18は、'バイナリウィジェット'の状態が変更される時、'プログラムマネージャー'でこれを管理する手順を示したものである。前記手順は、'プログラムマネージャー'が直接バイナリウィジェット(16)を動かす状況ではなく、'プログラムマネージャー'の制御圏外でバイナリウィジェット(16)が動く場合に対応するためである。
まず、ユーザが画面のバイナリウィジェット(16)の位置を変更(S1801)すると、一般プログラムマネージャー(241)がOSからバイナリウィジェット(16)の移動と関連されたイベントを受信(S1802)する。
その後、OSで用いる座標系とスクリプト実行階層(13)で用いる座標系間の座標変換を実行して結果位置を、スクリプト実行階層(13)を通じて現在実行中の'プログラムマネージャー'にイベントで伝送(S1803)する。即ち、ウィジェットIDおよび位置情報が伝送される。
この時、実行中の'プログラムマネージャー'はイベントを受信すると、該バイナリウィジェット(16)を制御する内部'仮想ウィジェットスクリプト'を変更された座標へ移動(S1804)する。一方、'仮想ウィジェットスクリプト'が配置できない領域に移動する場合(S1805)、移動中のウィジェットの表示状態を配置不可状態で表示する。
前記'プログラムマネージャー'は、バイナリウィジェット(16)の移動が終了されると、現在'仮想ウィジェットスクリプト'の位置を判別してウィジェットの配置ができる領域(S1805)であれば、'仮想ウィジェットスクリプト'の位置情報をDBに保存して移動を完了して、S1806以下の手順を実行する(この時、'プログラムマネージャー'の具現方式によって、位置を多少調整することもできる。このような場合、バイナリウィジェット(16)の位置をその位置に換えるように一般プログラムマネージャー(241)に要請する。)。その反面、配置できない領域であれば、S1809以下を実行する。
従って、前記'プログラムマネージャー'が同期化サーバー(95)と同期化するように設定された場合、修正された情報を、同期化サーバー(95)を通じてプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)に保存(S1807)する。その後、バイナリウィジェット(16)の移動が完了(S1808)されて該位置に表示される。
その反面、S1809では'仮想ウィジェットスクリプト'の位置を元に位置に復旧して一般プログラムマネージャー(241)を通じてOSにバイナリウィジェット(16)を元の位置に復旧することを要請(S1809)すると、バイナリウィジェット(16)の移動が取り消し(S1810)され、元の位置へ戻る。
図19は、本発明の'プログラムマネージャー'と同一の技術基盤で開発されたスクリプトプログラム、即ち、アプリケーションスクリプト(18)とウィジェットスクリプト(17)の設置手順を示したものである。
前述のウィジェットスクリプト(17)およびアプリケーションスクリプト(18)は'プログラムマネージャーパッケージ'に含まれて該'プログラムマネージャー'専用で用いられるようにダウンロード(S1901)され、後述の過程に従って設置されることができる。
まず、ユーザがプログラムマネージャー実行階層(24)の'アプリケーション追加'メニューを用いて、ウィジェットスクリプト(17)、または、アプリケーションスクリプト(18)の追加ダウンロードを試してみると、プログラムマネージャー実行階層(24)は、ウィジェットスクリプト(17)およびアプリケーションスクリプト(18)ダウンロードページURLに連結(S1902)する。即ち、マーケットサーバー(91)に連結する。
この時、マーケットサーバー(91)はサーバーの'スクリプトプログラム'リストと端末機に設置されたリストを比べて、ダウンロード可能リストを生成し、'アップデート'および'削除'が可能か否かを表示(S1903)する。このような端末機上の設置情報はプログラムマネージャー実行階層(24)のプログラムマネージャー管理者(244)を通じて伝達され、端末機に設置されたスクリプトプログラム等の固有IDとバージョン情報が全て伝達される。
その後、端末機の設置情報を反映して各スクリプトプログラムに対し、'ダウンロード'、'アップデート'、'削除'が表示され、ユーザの選択によってパッケージがダウンロードされて設置(S1904)が始まる。
次に、設置されたスクリプトプログラムの実行情報を分析してICONを抽出してプログラムマネージャー実行階層(24)のDBに保存(S1905)して、スクリプトプログラムを分析して実行スクリプトファイル、イメージなど関連資源を設置(S1906)する。
一方、アプリケーションスクリプト(18)の場合、ICON、または、メニューを'ユーザインターフェース画面'に出力してスクリプトの実行経路を連結する。ウィジェットスクリプト(17)の場合には、ユーザがウィジェットの追加機能を用いる時、リストに該ICONとタイトル情報が表示できるように情報が保存(S1907)される。
もし、'プログラムマネージャー'が同期化サーバー(95)と同期化するように設定された場合、修正された情報を、同期化サーバー(95)を通じてプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)に保存(S1908)する。
従って、アプリケーションスクリプト(18)は使用可能状態になって、ウィジェットスクリプト(17)は追加可能状態になる(S1909)。この時、前記アプリケーションスクリプト(18)の実行は図21で後述し、ウィジェットスクリプト(17)の追加および実行は、図20の説明で後述する。
図20は、ウィジェットスクリプト(17)が'プログラムマネージャー'で実行されて表示される手順を示したものである。
まず、ユーザがウィジェットスクリプト(17)、または、バイナリウィジェット(16)を画面に追加するためにプログラムマネージャー実行階層(24)の'ウィジェット追加'メニューを使用(S2001)すれば、プログラムマネージャー実行階層(24)がOS基本機能の代わりにメニューを表示(S2002)するようになり、一般プログラムマネージャー(241)は既存の一般バイナリプログラム(12)、バイナリウィジェット(16)追加に付加し、ウィジェットスクリプト(17)、アプリケーションスクリプト(18)追加機能を提供する。
この時、ユーザが選択したものがウィジェットスクリプト(17)である場合(S2003)、S2004段階以下を実行する。即ち、'プログラムマネージャー'管理者(244)のDBを照会してウィジェットスクリプト(17)の大きさおよび実行情報、設定情報を読み込む(S2004)。
一方、実行中の'プログラムマネージャー'はスクリプト実行階層(13)を通じてウィジェット追加イベントを受信して、画面配置方式と画面の余裕スペースを確認し、生成する位置と大きさを決定(S2005)する。
'プログラムマネージャー'はウィジェットを管理する'ウィジェットコンテナ'を生成して必要な画面スペースを割り当て、ウィジェットスクリプト(17)の実行スクリプトをリアルタイムでロードして実行する。実行されたウィジェットの結果画面を'ウィジェットコンテナ'に追加(S2006)する。
また、'プログラムマネージャー'はウィジェットスクリプト(17)の初期化機能を呼び出し、ウィジェットスクリプト(17)の設定情報によってウィジェットスクリプト(17)画面に更新周期を登録し、該情報によって、画面の更新を周期的に実行(S2007)する。
一方、'プログラムマネージャー'が同期化サーバー(95)と同期化するように設定された場合、修正された情報を、同期化サーバー(95)を通じてプログラムマネージャーマーケットサーバー(9)に保存(S2008)する。
最後に、ウィジェットスクリプト(17)の実行によるウィジェットが画面に表示(S2009)され、使用可能状態となる。
図21および図22は、アプリケーションスクリプト(18)が実行される手順を示したものである。
もし、ユーザが選択したアプリケーションがアプリケーションスクリプト(18)である場合、b)以下を実行する。即ち、実行中の'プログラムマネージャー'は、ICON、または、メニューに指定された実行情報によって該当するスクリプトを実行(S2101)する。即ち、スクリプトの実行URLに接続する。この時、スクリプトを実行させる方式はこのURLを実行させる実行プログラムによって、次のような三つの方法がある。
第一は、図21に図示されたようにプログラムマネージャー実行階層(24)の実行URLを変更(S2102)して、現在'プログラムマネージャー'の代わりにアプリケーションスクリプト(18)を実行する。この場合、図21のS2103段階以下を実行する。
第二は、OSの基本ブラウザを通じてURLに接続するようにする。この場合、図22のS2203段階以下を実行する。
第三は、本発明に含まれた専用システムプログラムを実行し、該プログラムがURLを実行するようにする。この場合、図23の手順を実行する。
即ち、第一の方法によって、'プログラムマネージャー'の実行コンテキストを保存(S2104)して実行するスクリプトのURLに転換(S2105)する(即ち、スクリプトが実行される。)。この時、プログラムマネージャー実行階層(24)の実行履歴を調べて(S2106)このスクリプトプログラムが以前に実行状態だったスクリプトであれば(S2107)、コンテキストを読み込んで実行状態を復旧(S2108)する。
その後、OSの基本ブラウザを通じてスクリプトURLに接続して(即ち、スクリプトが実行される)、実行が終了されると、ブラウザが終了しスクリプトが終了される。この時、実行コンテキストの管理は該ブラウザの実行方式による。最後に、アプリケーションスクリプト(18)が実行(S2109)され、ユーザが使用する。
第二の方法によって、アプリケーションスクリプトが実行(S2201)されると、OSの基本ブラウザを通じてURLに接続(S2202)し、該アプリケーションスクリプト(18)を実行(S2203)する。実行が終了されると(S2204)、ブラウザが終了(S2205)され、スクリプトが終了(S2206)される。最後に、アプリケーションスクリプト(18)が実行(S2207)されてユーザが使用する。
図23はシステムスクリプトプログラムが該システムプログラム実行階層(22)を通じて実行されて、端末機のシステムプログラム機能を具現する手順を示したものである。本発明は、'システムプログラム'がスクリプト化されて、該'システムプログラム'機能に対し、多数のプログラムを同時に用いたり他のUXを有するプログラムにすぐ交替したりすることができる。
もし、ユーザが選択したアプリケーションがシステムスクリプト(19)である場合(S230)、S2302以下を実行する。即ち、実行中の'プログラムマネージャー'はICONに指定された実行情報によって該当するスクリプトを実行(S2302)する。
この時、実行情報に実行するシステムプログラム実行階層(22)が指定されていると、システムプログラム実行階層(22)をまず実行(S2303)して、このプログラムにスクリプトのURLの実行を要請する。
このようにシステムプログラム実行階層(22)が実行されると、OSに該システム機能を実行するプログラムで登録(S2304)する。従って、追って、ユーザ、または、他のプログラムによって該機能を呼び出すと、前記システムプログラム実行階層(22)が実行される。
この時、前記システムプログラム実行階層(22)は、スクリプト実行階層(13)を通じてシステムスクリプト(19)のURLを実行(S2305)する。前記システムスクリプト(19)は以前に実行された実行コンテキストがあれば(S2306)、その情報で画面を初期化して実行状態を復旧(S2307)する。
一方、通信端末機(1)ではアプリケーションが実行(S2308)され、ユーザによって用いられる。ユーザが該システムスクリプト(19)の固有機能を用いる時、該機能はスクリプト実行階層(13)を通じてシステムプログラム機能階層(222)で実行される。
最後に、ユーザの同期化要請、または、スクリプトの設定によって、ユーザの情報をサーバーと同期化(S2309、S2310))して、システムプログラム実行階層(22)の同期化クライアント(224)は同期化サーバー(95)と連動して該プログラムが管理する情報を同期化する(このような情報は、連絡先、テキストメッセージ、ギャラリー(イメージファイル)、EMAILなどがある。)。
以上、本発明の第1および第2実施例による通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置およびその方法を詳しく説明した。以下、本発明の変形、または、応用例を説明する。
第一、本発明のスクリプト実行階層(13)が起動され、実行される方式は端末機OSごとに異なることがあり、このようなバイナリプログラムを起動して端末機のユーザインターフェースを交替する方法が、公式的にOSで提供する方法であるか、私的に開発された方法を用いるか、本発明に記述された機能を行うと、本発明の変形の例と見なすことが妥当である。
第二、本発明でOS使用階層(15)の開発方式は、端末機OSと用いるウェブブラウザの核心モジュールによって、異なる場合がある。即ち、ウェブブラウザにプラグインでSWを設置することもでき、スクリプト実行階層(13)が'ウェブブラウザ核心モジュール'を上位で制御しながら機能を提供することもできる。また、外部の分離されたモジュールを設置してそのモジュールに機能を要請して提供することもできる。このような開発方式は全て本発明の変形の例に該当する。
第三、本発明では、'通信事業者ポータル'は必ずしも'通信事業者'の'ポータルサービス'のみを称するではなく、有力な一般ポータル事業者等も当然該当される。即ち、端末機OSの開放性の程度によって、一般ポータル事業者、ゲーム事業者のようなインターネット事業者も、本発明のプラットフォームを事業に適用することができる。
特に、遠隔プログラムマネージャー(98)方式を用いる場い、インターネット事業者のページとサービスをそのまま端末機のユーザインターフェースと結合させることができるようになる。
第四、本発明の'プログラムマネージャー'、特に遠隔プログラムマネージャー(98)を広告と関連した主題で構成して広告事業をすることも本発明に属することである。特に、このような事業で本発明を用いると、ユーザがテンプレートを交替する時、端末機OS的にシステムモジュールの交替がまったくなくても、すぐに適用される長所があるため、ユーザが気軽く適用することができ、背景画面に動的に'スクリプトプログラム'を表示して動的に変わる関連情報を表示することができる長所を有するようになる。
これまで、本発明について好ましい実施例等を中心に調べてみた。本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明が本発明の本質的特性から外れない範囲で変形された形態で具現できることを理解できるはずである。故に、開示された実施例等は限定的な観点ではなく、説明的観点で考慮されるべきである。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されていて、それと等しい範囲内にある全ての差異点は本発明に含まれると解析されるべきである。
1:通信端末機
3:プログラムサーバー
5:通信事業者のポータルサーバー
7:インターネット
9:プログラムマネージャーマーケットサーバー
11:端末機OS
12:一般バイナリプログラム
13:スクリプト実行階層
14:プラットフォームライブラリ
15:OS使用階層
16:バイナリウィジェット
17:ウィジェットスクリプト
18:アプリケーションスクリプト
19:システムスクリプト
20:プログラムマネージャースクリプト
21:プログラムマネージャーライブラリ
22:システムプログラム実行階層
23:スクリプトおよび設定保存所
31:ウェブサーバー
32:スクリプトプログラム
33:プログラムマネージャー
34:プログラムマネージャーサーバー
35:設定プログラム
36:一般バイナリプログラム
37:システムスクリプトサーバー
91:マーケットサーバー
92:プログラムマネージャーパッケージ
93:ウィジェットスクリプト
94:アプリケーションスクリプト
95:同期化サーバー
96:ユーザ情報 データベース
97:プログラムマネージャー情報
98:遠隔プログラムマネージャーパッケージ
131:HTML & CSSエンジン
132:ジャバスクリプトエンジン
133:HTTP通信モジュール
134:実行プログラム
135:一般プログラムマネージャー
136:HTMLおよびスクリプトエンジン
141:コンテキスト管理者
241:一般プログラムマネージャー
242:OSプログラムマネージャーI/F
243:OSイベント連動階層
244:プログラムマネージャー管理者
245:同期化クライアント
341:テンプレート情報
342:顧客設定情報
343:ポータルサービス情報
371:顧客個人情報

Claims (11)

  1. 通信端末機に備えられ、プログラムサーバーでスクリプトプログラムを受信してプラットフォームライブラリと共に実行させるスクリプト実行階層と;
    通信端末機に備えられ、グラフィックユーザインターフェース、画面再配置、コンテキスト管理、端末機エンジン互換、通信、データ保存および管理、動的モジュール管理およびアニメーションと効果の内、いずれか一つ以上の機能をスクリプトプログラムに提供するプラットフォームライブラリと;
    プログラムサーバーに備えられ、スクリプト実行階層によってURLと指定されて通信端末機にダウンロードされて実行され、プログラムマネージャーサーバーから提供されたインターフェース構成情報データファイルによって端末機のユーザインターフェースを構成するプログラムマネージャーと;
    プログラムサーバーに備えられ、ユーザごとに通信端末機のインターフェース構成情報を管理し、プログラムマネージャーの要請によってインターフェース構成情報データファイルを提供するプログラムマネージャーサーバーと;および
    プログラムサーバーに備えられ、スクリプトとプラットフォームライブラリを用いて作成されたスクリプトプログラムと;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置。
  2. (a)通信端末機のスクリプト実行階層が実行され、URLによってプログラムサーバーのプログラムマネージャーがダウンロードされる段階と;
    (b)プログラムマネージャーサーバーがプログラムマネージャーの要請によって通信端末機に対応する顧客設定情報によってインターフェース構成情報データファイルを生成するが、顧客設定情報がない場合は、基本テンプレートによって顧客設定情報を予め構成し、生成されたインターフェース構成情報データファイルをプログラムマネージャーに提供する段階と;
    (c)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して通信端末機にユーザインターフェースを構成する段階と;および
    (d)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルに含まれた動的実行情報を分析して"実行"状態であるプログラムのURLに接続して、該スクリプトプログラムをダウンロードして実行する段階と;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
  3. (a)ウェブ基盤ユーザインターフェースでユーザからプログラムを選択される段階と;
    (b)プログラムマネージャーがプログラムのリンク情報を通じてプログラムの種類を判別する段階と;
    (c)プログラムの種類がスクリプトプログラムであれば、プログラムのURLに接続して該スクリプトプログラムをダウンロードして実行するが、ユーザのプログラム転換によって非活性化されたプログラムである場合には通信端末機の臨時保存所に保存されたスクリプトプログラムを直ちに実行する段階と;および
    (d)プログラム種類が一般バイナリプログラムであれば、オペレーティングシステムによって該プログラムを実行するが、スクリプト実行階層の一般プログラムマネージャーがオペレーティングシステムのシステム呼び出しを用いてプログラムの実行状態をプログラムマネージャーに提供することによって、プログラムマネージャーが一般バイナリプログラムの状態を管理する段階と;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
  4. 前記(c)段階でスクリプトプログラムがコンテキスト管理機能を備えると、
    (c1)該スクリプトプログラムの実行の直後、プラットフォームライブラリが管理する該スクリプトプログラムのコンテキストをロードする段階と;および
    (c2)該スクリプトプログラムの実行結果による画面およびデータの変化を該スクリプトプログラムのコンテキストに保存する段階と;をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
  5. (a)プログラムマネージャーがユーザからプログラム追加機能を選択される段階と;
    (b)プログラムマネージャーによって設定プログラムが通信端末機にダウンロードされて実行され、設定プログラムがスクリプト使用階層の一般プログラムマネージャーから一般バイナリプログラムリストを提供され、プログラムマネージャーサーバーからユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを提供される段階と;
    (c)ユーザが追加するプログラムが通信端末機に設置された一般バイナリプログラムである場合、
    (c1)設定プログラムは、一般プログラムマネージャーから該プログラムのプログラム情報を受信して該プログラムを追加する画面位置情報と共にプログラムマネージャーサーバーに伝達して登録を要請する段階と;
    (c2)プログラムマネージャーサーバーが顧客設定情報にプログラム情報と画面位置情報を登録して、変更された顧客設定情報によるインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャーに伝達する段階と;および
    (c3)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して登録されたプログラムのアイコンと情報を示す段階と;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
  6. (a)プログラムマネージャーがユーザからプログラム追加機能を選択される段階と;
    (b)プログラムマネージャーによって設定プログラムが通信端末機にダウンロードされて実行され、設定プログラムがスクリプト使用階層の一般プログラムマネージャーからユーザが設置した一般プログラムリストを提供され、プログラムマネージャーサーバーからユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを提供される段階と;
    (c)ユーザが追加するプログラムがプログラムサーバーにあるスクリプトプログラムである場合、
    (c1)設定プログラムは、該プログラムのプログラムIDと該プログラムを追加する画面位置情報と共にプログラムマネージャーサーバーに伝達して登録を要請する段階と;
    (c2)プログラムマネージャーサーバーが顧客設定情報にプログラムIDに対応するプログラム情報と画面位置情報を登録して、変更された顧客設定情報によるインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャーに伝達する段階と;および
    (c3)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して登録されたプログラムのアイコンと情報を示す段階と;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
  7. (a)プログラムマネージャーがユーザからプログラム追加機能を選択される段階と;
    (b)プログラムマネージャーによって設定プログラムが通信端末機にダウンロードされて実行され、設定プログラムがスクリプト使用階層の一般プログラムマネージャーからユーザが設置した一般プログラムリストを提供され、プログラムマネージャーサーバーからユーザが使用できるスクリプトプログラムと一般バイナリプログラムリストを提供される段階と;
    (c)ユーザが追加するプログラムがプログラムサーバーにある一般バイナリプログラムである場合、
    (c1)設定プログラムは、該プログラムのプログラムIDと該プログラムを追加する画面位置情報と共にプログラムマネージャーサーバーに伝達して登録を要請する段階と;
    (c2)プログラムマネージャーサーバーが顧客設定情報にプログラムIDに対応するプログラム情報と画面位置情報を登録する段階と;
    (c3)一般プログラムマネージャーが一般バイナリプログラムの設置ファイルをダウンロードして、通信端末機に一般バイナリプログラムを設置する段階と;
    (c4)プログラムマネージャーサーバーが変更された顧客設定情報によるインターフェース構成情報データファイルを生成してプログラムマネージャーに伝達する段階と;および
    (c5)プログラムマネージャーがインターフェース構成情報データファイルを分析して登録されたプログラムのアイコンと情報を示す段階と;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
  8. 通信端末機に備えられ、OS機能の使用とスクリプト実行を担当するプログラムマネージャー実行階層と;
    OSによって各システムの機能ごとのプロセスを実行するシステムプログラム実行階層と;
    通信端末機に備えられ、グラフィックユーザインターフェース、画面再配置、コンテキスト管理、端末機エンジン互換、通信、データ保存および管理、動的モジュール管理およびアニメーションと効果の内、いずれか一つ以上の機能をスクリプトプログラムに提供するプラットフォームライブラリと;
    前記プラットフォームライブラリで端末機システムの機能を提供するためのインターフェースを提供するOS使用階層と;
    プログラムサーバーに備えられ、スクリプト実行階層によってURLと指定され、通信端末機にダウンロードされて実行され、プログラムマネージャーサーバーから提供されたインターフェース構成情報データファイルによって端末機のユーザインターフェースを構成する遠隔プログラムマネージャーパッケージと;
    プログラムサーバーに備えられ、ユーザごとに通信端末機のインターフェース構成情報を管理して、前記遠隔プログラムマネージャーパッケージの要請によってインターフェース構成情報データファイルを提供するマーケットサーバーと;および
    プログラムサーバーに備えられ、スクリプトとプラットフォームライブラリを用いて作成されたスクリプトプログラムと;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置。
  9. 前記OS使用階層の端末機システム機能は、
    アプリケーション管理機能、ウィジェット管理機能、OSイベント通報、電話/テキストメッセージサービス、データ伝送、共有ファイル接近、個人データ接近およびシステム設定の内、いずれか一つの機能を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置。
  10. 前記装置は、
    プログラムマネージャーマーケットサーバー内で通信端末機に保存されるユーザ情報とプログラムマネージャー情報を前記マーケットサーバーに同期化するための同期化サーバーと;をさらに含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現装置。
  11. (a)通信端末機が起動されると、OSの機能によってプログラムマネージャー実行階層が実行される段階と;
    (b)一般プログラム管理者で設置されたアプリケーションの実行情報を分析してアイコンを抽出して保存する段階と;
    (c)前記通信端末機に既に設置されたプログラムマネージャーが存在する場合、該プログラムマネージャーを実行する段階と;および
    (d)前記通信端末機に既に設置されたプログラムマネージャーが存在しない場合、マーケットサーバーに接続して新しいプログラムマネージャーをダウンロードして実行する段階と;を含む
    ことを特徴とする通信端末機のウェブ基盤ユーザインターフェース具現方法。
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