JP2013514636A - 少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定するための装置 - Google Patents

少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定するための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの回路基板(14,16,18)を受容するために、少なくとも1つの回路基板(14,16,18)を受容要素(12)に固定するための装置であって、固定要素(20)を備えている装置に関する。固定要素(20)が、少なくとも1つの回路基板(14,16,18)に形成されている貫通穴(32)を少なくとも部分的に通過する。固定要素(20)が、固定要素(20)が回転運動することによって少なくとも1つの回路基板(14,16,18)の表面に固定可能とされる、第1の保持要素(36)を有している。

Description

本発明は、少なくとも1つの固定要素によって少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定するための装置に関する。
このタイプの受容要素は、トラフ状の運搬要素の形態に構成されている。例えば運搬要素内部では、1つ以上の回路基板が、受容要素に設けられている取付要素内に挿入されている。回路基板を受容要素内に固定するために、取付要素は、通常、回路基板の長手方向軸線の方向において延在している取付要素が挿入された回路基板を回路基板の2つの側部領域においてU状に囲むように形成されているので、側部領域が取付要素内部の溝内に案内される。このような受容要素に対する回路基板の固定は極めて不安定であるので、回路基板が受容要素内部において偶発的に且つ容易に滑動し、滑脱する場合さえある。
従って、本発明の目的は、少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定する改善された手法によって区別される、少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定するための装置を提供することである。
本発明では、当該目的は請求項1の特徴部分によって達成される。本発明の優位な構成は従属請求項において特定される。
本発明における、少なくとも1つの回路基板を少なくとも1つの回路基板を受容するための受容要素に固定するための装置は、固定要素を有している。本発明では、固定要素は、少なくとも1つの回路基板に形成された貫通穴を少なくとも部分的に通過する。固定要素は、固定要素が回転運動することによって少なくとも1つの回路基板の表面に固定可能な、第1の保持要素を有している。
固定要素は、好ましくは固定要素が固定された状態において貫通穴を貫通していると共に固定すべき回路基板から受容要素に至るまで延在している、細長いシャフトを有している。例えば貫通穴は、円若しくは四角のような丸みを帯びた形態若しくは角張った形態、又は代替的には長穴の形態とされる。第1の保持要素は、固定要素のシャフトに設けられている。固定要素が少なくとも1つの回路基板の表面に、第1の保持要素によって固定可能とされ、好ましくは固定要素が回転運動することによって係止可能とされる。この場合には、第1の保持要素は、受容要素の反対側に向いている回路基板の表面に固定可能とされるので、回路基板は、好ましくは受容要素と保持要素との間に係止された状態で保持可能とされ、これにより回路基板が所望の位置から滑動することを防止することができる。保持要素を係止することによって、回路基板が受容要素の所望の位置に固定される。この場合には、固定要素は、付加的な固定要素として機能すると共に、受容要素の取付要素の溝状の切欠に回路基板を固定することができる。受容要素が、回路基板が配置されるにすぎず溝内に案内されないセクションを取付要素に有しているように構成されている場合には、回路基板は、このような固定要素によって受容要素に実質的に固定されている。固定要素は、開位置と閉位置との間で回転可能とされる。開位置では、固定要素は、回路基板に形成された貫通穴を少なくとも部分的に通過し、回路基板は、不安定な状態とされる。開位置では、第1の保持要素が、回路基板の表面に固定されていない。閉位置では、第1の保持要素が、好ましくは90°の角度で開位置に対して回転されるので、保持要素は回路基板の表面に支持されている。閉位置では、固定要素が固定された状態で位置しており、回路基板は所望の位置に固定されている。結論として、本発明における固定装置によって、特に少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定及び急速固定することができる。固定要素は、特に防振保護の形態をした反捻転/反捻り保護として構成されている。
本発明の一の優位な構成では、第1の保持要素が、貫通穴の周囲面より大きな周囲面を有している。従って、この場合には、第1の保持要素は、貫通穴を貫通することができないが、固定要素のシャフトのみが貫通することができる大きさに構成されている。そうでなければ、固定要素が側面領域に設けられている場合に明らかなように、固定要素に設けられている要素が、貫通穴を通過することができる場合がある。固定要素が複数の回路基板を貫通している場合には、第1の支持要素が、固定要素が固定された状態において、好ましくは、受容要素内に最上段の回路基板として設けられている回路基板表面に支持され固定されるようになる。
固定要素が、好ましくは固定要素が回転運動することによって第2の回路基板の表面に固定可能とされる、第2の保持要素を有している。第1の保持要素に加えて第2の保持要素を設けることによって、2つの回路基板を固定すると同時に1つの固定要素を利用することができる。第1の保持要素は、好ましくは固定要素のシャフトの自由端に配置されている。第2の保持要素は、好ましくは第1の保持要素の下方においてシャフトに設けられているので、第2の保持要素によって、受容要素内において第1の回路基板の下方に設けられた第2の回路基板が、第2の保持要素によって固定可能とされる。この場合には、固定要素は、固定要素が回転運動することによって、第1の保持要素を第1の回路基板の表面に固定、好ましくは係止すること、及び、第2の保持要素を第2の回路基板の表面に固定、好ましくは係止することができる。
この場合には、第2の保持要素が、好ましくは貫通穴の周囲領域より小さな周囲面を有している。その結果として、固定要素を固定する場合に、固定要素が、第2の保持要素を第1の回路基板の貫通穴を貫通させることによって、上方から回路基板に、すなわち受容要素の反対側に向いている回路基板の側面に固定され、これにより第2の保持要素が、第1の回路基板の下方に配置されている第2の回路基板の表面に固定、好ましくは係止可能とされる。
第1の保持要素は、好ましくは約90°の角度で第2の保持要素に対してオフセットされた状態で固定要素に設けられている。固定要素が回路基板の貫通穴を通過する場合、この場合には、固定要素が、第2の保持要素が第1の回路基板の貫通穴を通過可能なように回転される。この場合には、第1の保持要素が、好ましくは第1の保持要素の長手方向軸線が長穴として構成されている貫通穴の長手方向軸線に対して直角に向いているように回転される。固定要素が、回路基板を固定するために所望の端位置に到達した場合には、そのときには、固定要素が約90°の角度で回転可能とされ、これにより第2の保持要素の長手方向軸線が、例えば長穴として構成されている貫通穴に対して直角に形成される。その結果として、貫通穴を介して固定要素から滑脱されなくなる。第1の保持要素の周囲面が、好ましくは貫通穴の周囲面より大きいので、第1の保持要素が、第1の保持要素が貫通穴を通じて滑脱せず、第1の保持要素の長手方向軸線が貫通穴の長手方向軸線に対して平行に配置されているように、固定要素が固定された状態において貫通穴に支持されている。
本発明のさらなる好ましい構成では、固定要素が、固定要素において互いに対して平行に向いている複数の第2の保持要素を有している。複数の第2の保持要素が、好ましくは1つの固定要素によって第1の回路基板の下方に設けられている複数の回路基板を固定するように機能する。この目的を達成するために、回路基板それぞれが、互いと位置合わせされた状態で回路基板それぞれに配置されている貫通穴を有している。第2の保持要素が固定要素において互いに対して平行に配置されているので、固定要素のシャフトに配置されている第2の保持要素が、第2の保持要素が回路基板の貫通穴を通過することができる、開位置と、第2の保持要素が回路基板それぞれの表面に支持されていると共に当該表面に固定された状態で係止されている、閉位置とを同時に有している。結果として同時に、第2の保持要素が固定要素において回転運動する。従って、同時に、受容要素内に設けられていると共に第1の回路基板の下方に配置されている、複数の回路基板が、受容要素の所望の位置に確実且つ急速に固定可能とされる。
さらに好ましくは、固定要素はラッチ要素を有している。ラッチ要素によって、固定要素は受容要素に固定可能とされる。ラッチ要素は、好ましくは第1の保持要素が配置されているシャフトの端部の反対側に位置する、固定要素のシャフトの端部に配置されている。ラッチ要素は、好ましくはラッチ用フックとして構成されている。ラッチ用フックによって、固定要素は、係止することによって、好ましくは受容要素に設けられたアンダーカット内に係止することによって、受容要素に固定可能とされる。ラッチ要素の近傍では、固定要素のシャフトが、好ましくは四角形に構成されている。好ましくは固定要素のシャフトにおける四角形の対角線の長さが、ラッチ要素を固定する領域における受容要素の幅の長さより大きいことによって、固定要素の捩じれの防止及び保護は達成される。従って、固定要素が回転する場合には、受容要素は、オーバーサイズの領域において弾性変形するので、捩じれの防止及び保護を実現することができる。好ましくは、受容要素が弾塑性材料から作られている。また、このような捩じれの防止及び保護の原理は、好ましくは保持要素が固定要素のシャフトに設けられている場合に適用される。
本発明の一の好ましい構成では、ラッチ要素は、約90°の角度で第1の保持要素に対してオフセットされた状態で固定要素に配置されており、これによりラッチ要素は、固定要素を固定している際に回路基板に形成された貫通穴を貫通可能とされ、貫通した後に固定要素が回転運動している際に、固定要素が受容要素のアンダーカット内部に係合可能なように回転可能とされる。その結果として、貫通穴を通過することができなくなる。
利用者が固定要素を容易に取り扱い可能とするために、固定要素は動作領域を有している。利用者は、ツールを利用することによって例えば手作業により動作領域を動作させることができる。固定要素は、動作領域を介して位置決めされており、特に固定要素は回転運動可能とされる。この場合には、動作領域は第1の保持要素に形成されており、動作領域はスロットの形態に形成されており、例えばスクリュードライバが、第1の保持要素のスロット内部に係合可能とされる。
さらに、本発明は、少なくとも1つの回路基板を受容するための受容要素と、少なくとも1つの回路基板を受容要素に固定するための上述の装置とに関する。
本発明については、添付図面を参照しつつ、好ましい実施例に基づいて以下に詳述する。
運搬レールに固定されている、本発明におけるモジュールユニットの概略図である。 複数の回路基板をモジュールユニットの受容要素に固定するための、複数の本発明における固定装置の概略図である。 回路基板に設けられている、本発明における固定装置のさらなる概略図である。
図1は、運搬レール10に固定されている、本発明におけるモジュールユニットを表わす。しかしながら、モジュールユニットを図1には表わさない固定用フランジに固定することもできる。モジュールユニットは、図2に表わすように、少なくとも1つの回路基板14,16,18を受容するためのトラフ状の受容要素12を有している。ここで、受容要素12は押出材から成形されている。受容要素12は、複数の挿入領域又は挿入区間を有している取付要素24それぞれによって、2つの長手方向側部において境界を成しているか、又は閉じられている。回路基板14,16,18は、受容要素12に固定するために、挿入領域又は挿入区間に挿入可能とされる。
図1に表わすモジュールユニットは、図2に表わすように重なり合うように受容要素12内に挿入されている、3つの回路基板14,16,18を有している。図1は、最上段の回路基板を構成している第2の回路基板14のみを表わし、第2の回路基板14は、受容要素12又はモジュールユニットをその上部で終端している。第2の回路基板14は、取付要素24に支持されており、3つの固定要素20によって受容要素12に固定されている。当該実施例では、固定要素20は、回路基板14,16,18の側方領域22において回路基板14,16,18の中央に設けられている。
回路基板14,16,18が受容要素12から滑脱することを防止するために、側面要素26それぞれが受容要素12の2つの横方向側部に設けられている。側面要素26は、受容要素12に押圧され、受容要素12に係止した状態で受容要素12に固定可能とされる。側面要素26は、側面要素26が第2の回路基板14を部分的に覆っており、これにより回路基板14が偶発的に受容要素12から脱落することを防止するように構成されている。
図2は、回路基板14,16,18を内蔵している受容要素12を表わす。図2では、回路基板14,16,18は、取付要素24に設けられているセクション28,30によって受容要素12内に保持されており、好ましくは、セクション28はU状に形成されており、セクション30はL状に形成されている。さらに、回路基板14,16,18は、固定要素20によって受容要素12に固定されている。固定要素20を取り付けるために、回路基板14,16,18は、図3では長穴として形成されている貫通穴32を有している。
固定要素20は、第1の保持要素36が配置されている細長いシャフト34を有している。シャフト34には、1つ以上の第2の保持要素38が付加的に配置されている場合がある。第1の保持要素36の周囲面は貫通穴32の周囲面より大きい。従って、第1の保持要素36は、貫通穴32を貫通することができない大きさであって、固定要素20のシャフト34のみが貫通することができる大きさに構成されている。そうでなければ、固定要素20が側面領域22に設けられている場合に明らかなように、固定要素20に設けられている要素が貫通穴32を通過可能とされる。固定要素20が複数の回路基板14,16,18を貫通している場合には、第1の支持要素36が、図2に表わすように固定要素20が固定された状態において、受容要素12内に最上段の回路基板14として設けられている回路基板14の表面を支えていることが望ましい。
第1の保持要素36が、固定要素20のシャフト34の自由端に配置されており、第2の保持要素38が、第1の保持要素36の下方においてシャフト34に設けられている。これにより、固定要素20が中央に配置されている場合に明らかなように、第2の保持要素38によって、第1の回路基板14の下方において受容要素12内に設けられている第2の回路基板16が、第2の保持要素38と共に固定可能とされる。この場合には、固定要素20が、固定要素20を回転運動させることによって、第1の保持要素36が第1の回路基板14の表面に係止可能なように、及び、第2の保持要素38が第2の回路基板16の表面に係止可能なように構成されている。
この場合には、第2の保持要素38の周囲面は貫通穴32の周囲面より小さい。その結果として、固定要素20を固定した場合に、第2の保持要素20を第1の回路基板14の貫通穴32に貫通させ、これにより、第1の回路基板14の下方に配置されている第2の回路基板16の表面に第2の保持要素38を係止することができるので、固定要素20が上方から回路基板14,16,18上に固定可能とされる。
この場合には、第1の保持要素38が、約90°の角度で第2の保持要素38に対してオフセットされた状態で固定要素20に設けられている。固定要素20を回路基板14,16,18に挿入する場合には、固定要素20を回転させることによって、第2の保持要素38を第1の回路基板14の貫通穴32に貫通させることができる。この場合には、好ましくは第1の保持要素38を回転させることによって、第1の保持要素38の長手方向軸線を、好ましくは長穴として形成されている貫通穴32の長手方向軸線に対して直角に向けることができる。固定要素20が回路基板14,16,18を固定するために所望の端位置に到達した場合には、その後に、固定要素20を約90°の角度で回転させることによって、第2の保持要素38の長手方向軸線が貫通穴32の長手方向軸線に対して直角に形成されるので、その結果として、長穴として形成されている貫通穴32を介した固定要素の滑脱が防止される。第1の保持要素36の周囲面が貫通穴32の周囲面より大きいので、固定要素20のこのような状態において、第1の保持要素36が貫通穴32で支持され、これにより、第1の保持要素36の長手方向軸線が貫通穴32の長手方向軸線に対して平行に配置され、第1の保持要素36が貫通穴32を通じて滑動することがない。
図示の複数の回路基板14,16,18が受容要素12内に配置されている場合には、図3に表わすように互いと上下に位置合わせされた状態で配置されている回路基板14,16,18それぞれが、固定要素20毎に1つの貫通穴32を有しているので、固定要素20は、当該固定要素のシャフト34によって、上下に配置されている貫通穴32を貫通可能とされる。この場合には、固定要素20が中央に配置されている場合のように、固定要素20それぞれが、回路基板14,16,18毎に第1の保持要素36及び第2の保持要素38を有している。この場合には、第1の保持要素36及び第2の保持要素38それぞれが、好ましくは互いから所定距離で離隔した状態でシャフト32に配置されている。当該所定距離は、好ましくは固定すべき回路基板14,16,18同士の間の距離に相当する。
固定要素20を受容要素12に固定する領域では、固定要素20は、ラッチ要素40を有している。ラッチ要素40は、受容要素12の近傍において、例えば受容要素12のベースプレート44に形成されたアンダーカット42内部に係止可能とされる。ラッチ要素40は、図3に表わすように、約90°の角度で第1の保持要素36に対してオフセットされた状態で固定要素20に配置されている。これにより、ラッチ要素40が、固定要素20を固定している際に回路基板14,16,18に形成された貫通穴32を貫通可能とされ、貫通した後に固定要素20が回転運動している際に、固定要素20を受容要素12のアンダーカット42内部に係合可能なように回転させると、その結果として、固定要素20を貫通穴32に貫通させることができなくなる。
図2に表わす典型的な実施例では、固定要素20が回路基板14,16,18の側面領域22に設けられており、固定要素20が、第1の保持要素36によって、第1の回路基板14を固定状態で係止しているにすぎない。第2の回路基板16及び第3の回路基板18が、取付要素24のU状セクション28を介して、受容要素12内において所定位置に保持されるが、第1の回路基板14のみが、その上部において第1の回路基板14を覆っていないL状セクション30に支持されるからである。対照的に、回路基板14,16,18の中央に設けられている固定要素20は、第1の回路基板14のための第1の保持要素36と、第2の回路基板16及び第3の回路基板18のための第2の保持要素38とを有しており、これにより3つの回路基板14,16,18すべてが、第1の保持要素36及び第2の保持要素38を介して受容要素12の中央に固定可能とされる。その結果として、回路基板からガタガタとした騒音が発生しなくなる。
図3は、回路基板14,16,18の側面領域22に設けられている固定要素20の詳細図である。図3では、固定要素20のみが、第1の回路基板14を固定状態で支えている第1の保持要素36を有している。ラッチ要素40は、受容要素12のアンダーカット42内に係合可能とされ、第1の保持要素36に対して90°の角度でオフセットされた状態でシャフト34に配置されている。
特に固定要素20の回転運動を実現可能とするために、固定要素20は、スロットの形態で図示されている動作領域46を有している。この場合には、動作領域46は第1の保持要素36の頂部側に形成されているので、利用者は、例えばスクリュードライバを利用することによって、動作要素20を回転可能とするために、スロットの形態をした動作領域46内部に係合することができる。
10 運搬レール
12 受容要素
14 回路基板
16 回路基板
18 回路基板
20 固定要素
22 側面領域
24 取付要素
26 側面要素
28 セクション
30 セクション
32 貫通穴
34 シャフト
36 第1の支持要素
38 第2の保持要素
40 ラッチ要素
42 アンダーカット
44 ベースプレート
46 動作領域

Claims (10)

  1. 固定要素(20)を備えている少なくとも1つの回路基板(14,16,18)を受容するために、少なくとも1つの前記回路基板(14,16,18)を受容要素(12)に固定するための装置において、
    前記固定要素(20)が、少なくとも1つの前記回路基板(14,16,18)に形成されている貫通穴(32)を少なくとも部分的に通過し、
    前記固定要素(20)が、前記固定要素(20)を回転運動させることによって少なくとも1つの前記回路基板(14,16,18)の表面に固定可能とされる、第1の保持要素(36)を有していることを特徴とする装置。
  2. 前記第1の保持要素(36)の周囲面が、前記貫通穴(32)の周囲面より大きいことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記固定要素(20)が、前記固定要素(20)を回転運動させることによって第2の回路基板(16)の表面に固定可能とされる、第2の保持要素(38)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記第2の保持要素(38)の周囲面が、前記貫通穴(32)の周囲面より小さいことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1の保持要素(36)が、約90°の角度で前記第2の保持要素(38)に対してオフセットされている状態で、前記固定要素(20)に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の装置。
  6. 前記固定要素(20)が、複数の第2の保持要素(38)を有しており、
    複数の前記第2の保持要素(38)が、前記固定要素(20)上において互いに対して平行に向いていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記固定要素(20)が、ラッチ要素(40)を有しており、
    前記固定要素(20)が、前記ラッチ要素(40)によって前記受容要素(12)に固定可能とされることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記ラッチ要素(40)が、約90°の角度で前記第1の保持要素(36)に対してオフセットされた状態で、前記固定要素(20)に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記固定要素(20)が、動作領域(46)を有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 少なくとも1つの回路基板(14,16,18)を受容するための受容要素(12)と、
    少なくとも1つの前記回路基板(14,16,18)を前記受容要素(12)に固定するための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置と、
    を備えていることを特徴とするモジュールユニット。
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